JPH0118206Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0118206Y2 JPH0118206Y2 JP19534184U JP19534184U JPH0118206Y2 JP H0118206 Y2 JPH0118206 Y2 JP H0118206Y2 JP 19534184 U JP19534184 U JP 19534184U JP 19534184 U JP19534184 U JP 19534184U JP H0118206 Y2 JPH0118206 Y2 JP H0118206Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil
- electrode rod
- coil material
- spray
- spray gun
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この考案は、コイル材の両面にプレス成形用の
潤滑油を静電効果を用いて塗布するコイルルブリ
ケータに関する。
潤滑油を静電効果を用いて塗布するコイルルブリ
ケータに関する。
(従来技術)
缶詰用缶、蓋、レトルト食品用の袋材料(Al
箔とポリエチレン複合材のラミネートシート等)
等はコイル材として供給され、成形加工時にアン
コイラからプレスへと送出される。このアンコイ
ラとプレスとの間には成形加工用の潤滑材を塗布
するコイルルブリケータが配設される。
箔とポリエチレン複合材のラミネートシート等)
等はコイル材として供給され、成形加工時にアン
コイラからプレスへと送出される。このアンコイ
ラとプレスとの間には成形加工用の潤滑材を塗布
するコイルルブリケータが配設される。
この潤滑油の塗布量は、例えば上記のAl箔と
ポリエチレン複合材のラミネートシートの場合に
は、100cm2当り0.8±0.2mgと極めて小量のものを
一様に、バランスよく塗る必要がある。塗布装置
として一般に用いられるスプレイ方式やロールコ
ート方式では、このように少量の塗布量を安定し
て管理することが困難である。
ポリエチレン複合材のラミネートシートの場合に
は、100cm2当り0.8±0.2mgと極めて小量のものを
一様に、バランスよく塗る必要がある。塗布装置
として一般に用いられるスプレイ方式やロールコ
ート方式では、このように少量の塗布量を安定し
て管理することが困難である。
スプレイガン吐出口に高電圧電極を備え、吐出
される油の微粒子に電荷を与え、コイル材に静電
的に吸着させる静電塗布法は潤滑剤の損失も少な
く、一様に塗布出来る効果がある。しかし、スプ
レイガンから吐出される霧滴は比較的広い発散角
を持つて吐出されるので、完全にコイル材に吸着
されるようにするのは難しい。
される油の微粒子に電荷を与え、コイル材に静電
的に吸着させる静電塗布法は潤滑剤の損失も少な
く、一様に塗布出来る効果がある。しかし、スプ
レイガンから吐出される霧滴は比較的広い発散角
を持つて吐出されるので、完全にコイル材に吸着
されるようにするのは難しい。
(考案の目的)
この考案は、静電場の印加部分の簡単な改良に
よつて、吐出される霧滴を損失なく、一様に塗布
しうるコイルルブリケータを得ようとするもので
ある。
よつて、吐出される霧滴を損失なく、一様に塗布
しうるコイルルブリケータを得ようとするもので
ある。
(考案の構成)
図はこの考案のルブリケータの1実施例の正面
図である。
図である。
コイル材1は図示しないアンコイラからガイド
2送りローラ3を経て、ガイドローラ4によつて
垂直上方に送られ、再びガイドローラ5、送りロ
ーラ6によつてプレスへと送出される。
2送りローラ3を経て、ガイドローラ4によつて
垂直上方に送られ、再びガイドローラ5、送りロ
ーラ6によつてプレスへと送出される。
上記のコイル材の垂直移送部の両側に、潤滑
剤、例えばグリセリン脂肪酸エステルを噴霧する
スプレイガン7,7′が水平に対してθ=30゜程度
の仰角を持つように設けると共に、そのノズル近
傍に高電圧、例えばマイナス数+KVの電圧を印
加された主電極棒11,11′が配設されている。
剤、例えばグリセリン脂肪酸エステルを噴霧する
スプレイガン7,7′が水平に対してθ=30゜程度
の仰角を持つように設けると共に、そのノズル近
傍に高電圧、例えばマイナス数+KVの電圧を印
加された主電極棒11,11′が配設されている。
また、スプレイガンの軸がコイル材1と交叉す
る近傍に主電極11,11′と同電圧が印加され
た補助電極棒8,8′が設けられる。この補助電
極板8,8′は主電極11,11′から水平に対し
てψ=30゜〜90゜の角度を持つように配置される。
一方、機体フレーム9はアースされており、針車
等の接地部材10によつてコイル材は機体フレー
ム9と同電位に保たれる。
る近傍に主電極11,11′と同電圧が印加され
た補助電極棒8,8′が設けられる。この補助電
極板8,8′は主電極11,11′から水平に対し
てψ=30゜〜90゜の角度を持つように配置される。
一方、機体フレーム9はアースされており、針車
等の接地部材10によつてコイル材は機体フレー
ム9と同電位に保たれる。
送りローラ3,6、ガイドローラ4,5によつ
て垂直に送られるコイル材1に対して、スプレイ
ガン7,7′は潤滑剤を斜め上方に、水平方向に
扇形に拡がるように噴霧すると、噴霧された潤滑
剤は主電極棒11,11′付近の負イオン化圏域
を通過することにより負の電価を帯びた細粒とな
る。このとき、潤滑剤粒は同符号の電荷を帯びる
ことにより、互に反発して微粒化状を保ち、コイ
ル材1面上に広く一様に拡散し、コイル材と霧滴
との静電力によつてコイル材上に吸着される。
て垂直に送られるコイル材1に対して、スプレイ
ガン7,7′は潤滑剤を斜め上方に、水平方向に
扇形に拡がるように噴霧すると、噴霧された潤滑
剤は主電極棒11,11′付近の負イオン化圏域
を通過することにより負の電価を帯びた細粒とな
る。このとき、潤滑剤粒は同符号の電荷を帯びる
ことにより、互に反発して微粒化状を保ち、コイ
ル材1面上に広く一様に拡散し、コイル材と霧滴
との静電力によつてコイル材上に吸着される。
ガンを斜方向に配置するのは、コイル材面上に
拡げ一様な塗膜を作るには有利であるが、ガン
7,7′から拡散する霧滴流のうち、コイル材に
衝突したものの、十分に吸着できずにはね返り散
逸する部分が生じてくる。この考案のルブリケー
タでは、この散逸部分を補助電極棒8,8′によ
つて更にコイル材1側に加速するので、散逸を抑
え、噴霧量を全量コイル材に塗布することが可能
となる。
拡げ一様な塗膜を作るには有利であるが、ガン
7,7′から拡散する霧滴流のうち、コイル材に
衝突したものの、十分に吸着できずにはね返り散
逸する部分が生じてくる。この考案のルブリケー
タでは、この散逸部分を補助電極棒8,8′によ
つて更にコイル材1側に加速するので、散逸を抑
え、噴霧量を全量コイル材に塗布することが可能
となる。
(考案の効果)
この考案は、スプレイガンからの霧滴を一様に
コイル材面上に拡散させ、しかも霧滴の散逸を主
電極棒と同電位に保つた補助電極棒を配置するだ
けで効果的に防止出来たものである。
コイル材面上に拡散させ、しかも霧滴の散逸を主
電極棒と同電位に保つた補助電極棒を配置するだ
けで効果的に防止出来たものである。
このため、噴霧全量が塗布されるので、ガンか
らの噴霧量を制御することで塗布量を正確に管理
することが可能となる。
らの噴霧量を制御することで塗布量を正確に管理
することが可能となる。
また、両ガン7,7′のそれぞれの噴霧量を別
別に制御することにより、塗布量をコイル材の表
裏について別々に設定することが可能となる。
別に制御することにより、塗布量をコイル材の表
裏について別々に設定することが可能となる。
図面はこの発明のルブリケータの1実施例の正
面図である。 1:コイル材、2:ガイド、3,6:送りロー
ラ、4,5:ガイドローラ、7:スプレーガン、
8:補助電極棒、9:機体フレーム、10:コイ
ル接地部材、11:主電極棒。
面図である。 1:コイル材、2:ガイド、3,6:送りロー
ラ、4,5:ガイドローラ、7:スプレーガン、
8:補助電極棒、9:機体フレーム、10:コイ
ル接地部材、11:主電極棒。
Claims (1)
- ガイドローラによつて垂直方向に移送されるコ
イル材の両面に、仰角を与えたスプレイガン及び
その噴霧ノズル近傍に高電圧を印加した主放電電
極棒とを配置すると共に、該スプレイガン軸とコ
イル材との交点附近に、上記主電極棒と同電位に
保つた補助電極棒を配置したことを特徴とするコ
イルルブリケータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19534184U JPH0118206Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19534184U JPH0118206Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61111560U JPS61111560U (ja) | 1986-07-15 |
JPH0118206Y2 true JPH0118206Y2 (ja) | 1989-05-26 |
Family
ID=30752858
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19534184U Expired JPH0118206Y2 (ja) | 1984-12-25 | 1984-12-25 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0118206Y2 (ja) |
-
1984
- 1984-12-25 JP JP19534184U patent/JPH0118206Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61111560U (ja) | 1986-07-15 |
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