JPH01180869A - シクロヘキサン誘導体,その製造法,それを有効成分とする除草剤およびそれを用いる除草方法 - Google Patents

シクロヘキサン誘導体,その製造法,それを有効成分とする除草剤およびそれを用いる除草方法

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JPH01180869A
JPH01180869A JP164888A JP164888A JPH01180869A JP H01180869 A JPH01180869 A JP H01180869A JP 164888 A JP164888 A JP 164888A JP 164888 A JP164888 A JP 164888A JP H01180869 A JPH01180869 A JP H01180869A
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Kenji Arai
健二 新井
Koichi Morita
耕一 森田
Nobuaki Mito
信彰 水戸
Naonori Hirata
直則 平田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は新規なシクロヘキサン誘導体、その製造法、そ
れを有効成分とする除草剤およびそれを用いる除草方法
に関するものである。
〈従来の技術〉 これまで、特開昭54−46749号公報、特開昭54
−115849号公報等にある種のシフロヘキサン誘導
体が、除草剤の有効成分として用い得ることが記載され
ている。
〈発明が解決しようとする線順〉 しかしながら、これらの化合物は、除草効力が不充分で
あったり、作物・雑草間の選択性に劣ったりすることか
ら必ずしも満足すべきものとは言い難い。
く線順を解決するための手段〉 本発明者らはこのような状況に鑑み、後れた除草剤を開
発すべく柿々検討を重ねた結果、下記の化合物が低薬量
で優れた除草効力を有し、かつ、作物に対して問題とな
るような薬害を示さないことを見出し本発明に至った。
即ち、本発明は、−殺伐(1) 〔式中、R゛は低級アルキル基を表わし、R′Lは低級
アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基また
はハロ低級アルケニル基を表わす。〕で示されるシクロ
ヘキサン誘導体(以下、本発明化合物と記す。)、その
製造法、それを有効成分とする除草剤およびそれを用い
る除草方法を提供するものである。
まず、本発明化合物の製造法について説明する。
本発明化合物は一般式[nl 0式中、R1は前記と向じ意味を表わす。〕で示される
アシルシクロヘキサン銹導体と一般式%式%(11) 〔式中、R2は前記と同じ意味を表わす。〕で示される
ヒドロキシルアミンまたはその無機酸塩とを反応させる
ことによって製造することができる。
該反応は通常、無溶媒または溶媒中、必要により塩基の
存在下で行い、反応温度の範囲は0〜100℃、反応時
間の範囲は0.5〜24時間であす、反応に供される試
剤の量は、−殺伐(Il〕で示されるアシルシクロヘキ
サン誘導体1当量に対して一般式[111)で示される
ヒドロキシルアミンまたはその無機酸塩は1〜1.5当
量、塩基は1〜1.5当量である。
反応に用いられる溶媒としては、例えばヘキサン、ヘプ
タン、リグロイン、石油エーテル等の脂肪族jfA 化
水素M 、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素類、クロロホルム、四塩化炭素、ジクロロエタン
、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化炭
化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル
、ジオキサン、テトラヒドロフラン、ジエチレングリコ
ールジメチルエーテル等のエーテル類、メタノール、エ
タノール、インプロパツール、t−ブタノール、オクタ
ツール、シクロヘキサノール、メチルセロソルブ、ジエ
チレングリコール、グリセリン等のアルコール類、酢酸
エチル、酢酸ブチル等のエステル類、ニトロエタン、ニ
トロベンゼン等のニトロ化合物、アセトニトリル、イソ
ブチロニトリル等のニトリル類、ピリジン、トリエチル
アミン、N。
N−ジエチルアニリン、トリブチルアミン、N−メチル
モルホリン等の第三級アミン類、ホルムアミド、N、N
−ジメチルホルムアミド、アセトアミド等の酸アミド類
、ジメチルスルホキシド、スルホラン等の硫黄化合物、
水等あるいは、それらの混合物があげられる。
塩基としては、例えばピリジン、トリエチルアミン、N
、N−ジエチルアニリン等の有機塩基、水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、
水素化ナトリウム等の無機塩基、ナトリウムメトキシド
、ナトリウムエトキシド等のアルカリ金属アルコキシド
等があげられる。
反応終了後の反応液は水にあけ、中性〜酸性にした後、
有機溶媒抽出および濃縮等の通常の後処理を行い目的の
本発明化合物を得ることができる。
また、必要によりクロマトグラフィー、再結晶等の操作
により精製することができる。
上記の製造法に準じて製造される本発明化合物のいくつ
かを第1表に示す。
第  1  表 一般式〔I〕で示される本発明化合物は、次に示す互変
異性構造が考えられる。
同様に、−殺伐El)で示されるアシルシクロヘキサン
誘導体も次のような互変異性構造をとると考えられる。
本発明化合物を製造する際の原料化合物である−殺伐(
II)で示されるアシルシクロヘキサン誘導体は、例え
ば次に示す経路により製造される。
」 *触媒としては例えば4−ジメチルアミノピリジンが用
いられる。
本発明化合物は、優れた除草効力を有し、かつ作物・雑
草間に優れた選択性を示す。すなわち本発明化合物は、
畑地の茎葉処理および土壌処理において、問題となる種
々の雑草、例えば、スベリヒエ、アオゲイトウ、ダイコ
ン、イチビ、イヌホオズキ、オオイヌノフグリ等の広葉
雑草、ヒエ、イヌビエ、エノコログサ、メヒシバ、スズ
メノカタビラ、ノスズメノテッポウ、エンバク、カラス
ムギ、セイバンモロコシ、シバムギ、ウマノチャヒキ等
のイネ科雑草およびツユクサ等のツユクサ科雑草、コゴ
メガヤツリ、ハマスゲ等のカヤツリグサ科雑草等に対し
て除草効力を有し、しかも本発明化合物は、トウモロコ
シ、コムギ、オオムギ、イネ、ダイズ、ワタ、テンサイ
等の主要作物に対して問題となるような薬害を示さない
また、本発明化合物は、水田の湛水処理において、問題
となる種々の雑草、例えば、タイヌビエ等のイネ科雑草
、アゼナ、キカシグサ、ミゾハコベ等の広葉雑草等に対
して除草効力を有し、しかもイネに対しては問題となる
ような薬害を示さない。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合は、
通常固体担体、液体担体、界面活性剤その他の製剤用補
助剤と混合して、乳剤、水和剤、懸濁剤、粒剤等に製剤
して用いる。
これらの製剤には有効成分として本発明化合物を、重量
比で0.1〜90チ、好ましくは0.2〜80チ含有す
る。
固体担体としては、カオリンクレー、アッタパルジャイ
トクレー、ベントナイト、酸性白土、パイロフィライト
、タルク、珪藻土、方解石、クルミ粉、原票、硫酸アン
モニウム、合成含水酸化珪素等の微粉末あるいは粒状物
があげられ、液体担体としては、キシレン、メチルナフ
タレン等の芳香族炭化水素類、イソプロパツール、エチ
レングリコール、セロソルブ等のアルコール類、アセト
ン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケトン類、大豆
油、綿実油等の植物油、ジメチルスルホキシド、N・N
−ジメチルホルムアミド、アセトニトリル、水等があげ
られる。
乳化、分散、湿層等のために用いられる界面活性剤とし
ては、アルキル硫酸エステル塩、アルキルスルホン酸塩
、アルキルアリールスルホン酸塩、ジアルキルスルホコ
ハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキルアリールエーテ
ルリン酸エステル塩等の陰イオン界面活性剤、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアル
キルアリールエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシ
プロピレンブロックコポリマー、ソルビタン脂肪酸エス
テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル等
の非イオン界面活性剤等があげられる。
その他の製剤用補助剤としては、リグニンスルホン酸塩
、アルギン酸塩、ポリビニルアルコール、アラビアガム
、CMC(カルボキシメチルセルロース) 、PAP 
(酸性リン酸イソプロピル)等があげられる。
本発明化合物は、通常製剤化して雑草の出芽前または出
芽後に土壌処理、茎葉処理または湛水処理する。土壌処
理には、土壌表面処理、土壌混和処理等があり、茎葉処
理には、植物体の上方からの処理のほか、作物に付着し
ないよう雑草に限って処理する局部処理等がある。
また他の除草剤と混合して用いることにより、除草効力
の増強を期待できる。さらに、殺虫剤、殺ダニ剤、殺線
虫剤、殺菌剤、植物生長調節剤、肥料、土壌改良剤等と
混合して用いることもできる。
分として用いることができる。
本発明化合物を除草剤の有効成分として用いる場合、そ
の処理鴬は、気象条件、製剤形態、処理時期、方法、場
所、対象雑草、対象作物等によっても異なるが、通常1
アールあたり0.05 P〜50V1好ましくは、0.
17〜10ノであり、乳剤、水和剤、懸濁剤等は、通常
その所定量を1アールあたり1リツトル〜10リツトル
の(必要ならば、展右剤等の補助剤を添加した)水で希
釈して処理し、粉剤等は、通常なんら希釈することなく
そのまま処理する。
展着剤としては、前記の界面活性剤のほか、ポリオキシ
エチレン樹脂酸(エステル)、リグニンスルホン酸塩、
アビエチン酸塩、ジナフチルメタンジスルホン酸塩、パ
ラフィン等があげられる。
〈発明の効果〉 本発明化合物は、畑地の土壌処理および茎葉処理、さら
に水田の湛水処理において問題となる種々の雑草に対し
て優れた除草効力を有し、主要作物と雑草間の優れた選
択性を示すことから除草剤の有効成分として種々の用途
に用いることができる。
〈実施例〉 以下、本発明を製造例、製剤例および試験例により、さ
らに詳しく説明するが、本発明はこれらの実施例に限定
されるものではない。
まず、本発明化合物の製造例を示す。
製造例1 〔本発明化合物(1)の製造〕2−アセチル
−5−[2−(4−ジフルオロメチルフェニルチオ)エ
チルクシクロヘキサン−1,8−ジオン0.859と〇
−エチルヒドロキシルアミン塩酸塩0.129とを1e
ntのメタノールに溶かし、水酸化ナトリウム0.05
9−を加え、室温で8時間攪拌した。次に、反応液を水
にあけ、希塩酸を加えて酸性にした後クロロホルムで抽
出した。減圧下にクロロホルムを除去して得た残渣を薄
層クロマトグラフィー(展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサ
ン−に3)にて処理し、2−(1−エトキシアミノエチ
リデン)−5−(2−(4−ジフルオロメチルフェニル
チオ)エチルコシクロヘキサン−1,3−ジオン0.1
2 Pを得た。
’H−NMR(CDC/3) δ(ppm)  14.65(IH,brs)  7.
86(4H,s)6.58(IH,t)  4.11(
2I(、Q)2.99 (2H、t)  2.86 (
8B 、 s)2.6〜1.5 (7H,m)   1
.81 (8H,t)製造例2 〔本発明化合物(4)
の製造〕2−プロピオニル−5−(2−(4−ジフルオ
ロメチルフェニルチオ)エチルクシクロヘキサン−1,
8−ジオン0.859と〇−エチルヒドロキシルアミン
塩酸塩0.12 Fとを10−のメタノールに溶かし、
水酸化ナトリウム0.05 Fを加え、室温で2時間攪
拌した。次に、反応液を水にあけ、希塩酸を加えて酸性
にした後ジクロロメタンで抽出した。減圧下にジクロロ
メタンを除去して得た残渣を薄層クロマトグラフィー(
展開溶媒;酢酸エチル:ヘキサン=1:8)にて処理し
、2−(1−エトキシアミノプロピリデン)−5−[2
−(4−ジフルオロメチルフェニルチオ)エチルクシク
ロヘキサン−1,8−ジオンo182を得た。
’H−NMR(CDC7g ) δ(1)1)m)  14.77 (IH,brs) 
7.85 (4H,s)6.58(IH,t)  4.
10(2H,Q)2.97(2H,t)  2.94(
2H,Q)2.6−1.5(7H,m)  1.81(
8H,t)1.18 (8H,t) 次に、上記の製造法に準じて製造された本発明化合物の
いくつかを第2表に示す。
第  2  表 次に製剤例を示す。なお、本発明化合物は第2表の化合
物番号で示す。部は重量部である。
製剤例1 本発明化合物(1) 50部、リグニンスルホン酸力ル
シウム8部、ラウリル硫酸ナトリウム2部および合成含
水酸化珪素46部をよ(粉砕混合して水和剤を得る。
製剤例2 本発明化合物(1)〜(6)の各々10部、ポリオキシ
エチレンスチリルフェニルエーテル14部、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸カルシウム6部、キシレメ観およびシ
クロへキサノン40部をよく混合して乳剤を得る。
製剤例8 本発明化合物(1)2部、合成含水酸化珪素1部、リグ
ニンスルホン酸カルシウム2部、ベントナイト80部お
よびカオリンクレー65部をよく粉砕混合し、水を加え
てよ(練り合せた後、造粒乾燥して粒剤を得る。
製剤例4 本発明化合物(1) 25部、ポリオキシエチレンソル
ビタンモノオレエート3部、CMC8部、水69部を混
合し、粒度が5ミクロン以下になるまで湿式粉砕して懸
濁剤を得る。
次に、本発明化合物が除草剤の有効成分として有用であ
ることを試験例で示す。なお、本発明化合物は、第2表
の化合物番号で示し、比較対照に用いた化合物は第8表
の化合物記号で示す。
第  8  表 また、除草効力および薬害の評価は、調査時の供試植物
(雑草および作物)の出芽および生育の状態が無処理の
それと比較して全くないしほとんど違い亥ないものを「
0」とし、供試植物が完全枯死または出芽若しくは生首
が完全に抑制されているものを「+4」として、0〜5
の6段階に区分し0.1.2.3.4.5で示す。
試験例1 畑地土壌表面処理試験 直径101、深さl0Q11の円筒型プラスチックポッ
トに畑地土壌を詰め、ヒエ、エンバクを播擁し覆土した
。製剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量
を1アールあたり10リツトル相当の水で希釈し、小型
噴霧器で土壌表面に処理した。処理後20日間温室内で
肯成し、除草効力を調査した。その結果を第4表に示す
第  4  表 試験例2 畑地茎葉処理試験 直径10ai1深さ10cmの円筒型プラスチックポッ
トに畑地土壌を詰め、ヒエ、エンバク、ダイコン、イチ
ビを播種し、温室内で10日間育成した。その後、製剤
例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1ア
ールあたり10リツトル相当の展着剤を含む水で希釈し
、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉処理した。処理後
20日間温室内で育成し、除草効力を調査した。その結
果を第5表に示す。
第  5  表 試験例8 水田湛水処理試験 直径8CIl、深さ12CI+の円筒型プラスチックポ
ットに水田土壌を詰め、タイヌビエの種子を1〜2】の
深さに混ぜ込んだ。湛水して水田状態にした後、温室内
で育成した。6日後(タイヌビエの発生初期)に製剤例
2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を5ミリ
リツトルの水で希釈し、水面に処理した。処理後20日
間温室内で育成し、除草効力および薬害を調査した。そ
の結果を第6表に示す。
第  6  表 試験例4 畑地土壌処理試験 面積88 X 28 cm2、深さ11011のバット
に畑地土壌を詰め、コムギ、カラスムギ、ノスズメノテ
ッポウを播種し、1〜21の厚さに覆土した。製剤例2
に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を1アール
あたり10リツトル相当の水で希釈し、小型噴靭器で土
壌表面に処理した。処理後20日間温室内で育成し、除
草効力を調査した。その結果を第7表に示す。
第  7  表 試験例5 畑地茎葉処理試験 面積88 X 28 cx2、深さ1laaのバットに
畑地土壌を詰め、トウモロコシ、セイバンモロコシ、エ
ノコログサ、エンバクを播種し、18日間育成した。そ
の後、製剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所
定量を展着剤を含む1アールあたり10リツトル相当の
水で希釈し、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉部全面
に均一に処理した。
このとき雑草および作物の生育状況は草種により異なる
が、1〜2葉期で、草丈は7〜150Iであった。処理
20日後に除草効力を調査した。その結果を第8表に示
す。なお、本試験は、全期間を通して温室内で行った。
第  8  表 試験例6 畑地茎葉処理試験 面積88X2Bcm”、深さ11Cxのバットに畑地土
壌を詰め、ダイズ、ワタ、イヌビエ、セイバンモロコシ
、エノコログサを播種し、18日間育成した。その後、
製剤例2に準じて供試化合物を乳剤にし、その所定量を
展着剤を含む1アールあたり10リツトル相当の水で希
釈し、小型噴霧器で植物体の上方から茎葉部全面に均一
に処理した。
このとき雑草および作物の生育状況は草種により異なる
が、子葉展開期〜8葉期で、草丈は7〜151であった
。処理20日後に除草効力を調査した。
その結果を第9表に示す。なお、本試験は、全期間を通
して温室内で行った。
第  9  表 試験例7 水田湛水処理試験 115000a  ワグネルポットに水田土壌を詰め、
タイヌビエの種子を1〜2cmの深さに混ぜ込んだ。
湛水して水田状態にした後8葉期のイネを移植し、温室
内で育成した。4日後に、製剤例2に準じて供試化合物
を乳剤にし、その所定量を10ミリリツトルの水で希釈
し水面に処理し、その水深を41とした。処理後20日
間温室内で育成し、除草効力および薬害を調査した。そ
の結果を第1θ表に示す。なお、処理の翌日から2日間
は、1日あたり81の水深に相当する意の漏水をおこな
った。
第10表 (27完)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は低級アルキル基を表わし、R^2は低
    級アルキル基、低級アルケニル基、低級アルキニル基ま
    たはハロ低級アルケニル基を表わす。〕で示されるシク
    ロヘキサン誘導体。
  2. (2)一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、R^1は低級アルキル基を表わす。〕で示され
    るアシルシクロヘキサン誘導体と、一般式 NH_2OR^2 〔式中、R^2は低級アルキル基、低級アルケニル基、
    低級アルキニル基またはハロ低級アルケニル基を表わす
    。〕 で示されるヒドロキシルアミンまたはその無機酸塩とを
    反応させることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載
    のシクロヘキサン誘導体の製造法。
  3. (3)特許請求の範囲第1項記載のシクロヘキサン誘導
    体を有効成分として含有することを特徴とする除草剤。
  4. (4)特許請求の範囲第1項記載のシクロヘキサン誘導
    体を用いる除草方法。
JP164888A 1988-01-07 1988-01-07 シクロヘキサン誘導体,その製造法,それを有効成分とする除草剤およびそれを用いる除草方法 Pending JPH01180869A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5403812A (en) * 1990-10-19 1995-04-04 Basf Aktiengesellschaft Unsaturated cyclohexenone oxime ethers and herbicidal compositions thereof
WO2012029594A1 (ja) 2010-09-03 2012-03-08 株式会社神戸製鋼所 熱交換器用アルミニウム合金フィン材およびその製造方法

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US5403812A (en) * 1990-10-19 1995-04-04 Basf Aktiengesellschaft Unsaturated cyclohexenone oxime ethers and herbicidal compositions thereof
US5407896A (en) * 1990-10-19 1995-04-18 Basf Aktiengesellschaft Unsaturated cyclohexenone oxime ethers and herbicidal compositions thereof
WO2012029594A1 (ja) 2010-09-03 2012-03-08 株式会社神戸製鋼所 熱交換器用アルミニウム合金フィン材およびその製造方法

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