JPH01180385A - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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JPH01180385A
JPH01180385A JP63003780A JP378088A JPH01180385A JP H01180385 A JPH01180385 A JP H01180385A JP 63003780 A JP63003780 A JP 63003780A JP 378088 A JP378088 A JP 378088A JP H01180385 A JPH01180385 A JP H01180385A
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JP63003780A
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Hisao Yaegashi
八重樫 尚雄
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Canon Inc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41MPRINTING, DUPLICATING, MARKING, OR COPYING PROCESSES; COLOUR PRINTING
    • B41M5/00Duplicating or marking methods; Sheet materials for use therein
    • B41M5/26Thermography ; Marking by high energetic means, e.g. laser otherwise than by burning, and characterised by the material used
    • B41M5/34Multicolour thermography
    • B41M5/345Multicolour thermography by thermal transfer of dyes or pigments

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、光エネルギー及び熱エネルギーにより画像形
成を行なう画像記録方法に関する。
(従来の技術) 従来、光重合や熱転写により画像を形成する方法は色々
知られている。光重合で版や画像を形成する方法として
、例えば特公昭37−18979号、特公昭38−96
72号に開示されているように、光重合性組成物を支持
体上に設け、像状に露光を行なって重合・未重合の像を
形成し、その結果書られる粘着性もしくは転写性の違い
を利用して別の支持体に転写する方法がある。
また、特公昭39−8436号に開示されているように
、支持体と被覆シートにはさまれた光重合性組成物を露
光した後に、支持体と被覆シートを分離させて画像を得
る方法がある。
更に、米国特許第4,399,209号では、光重合を
カラー化に応用した画像形成方法が開示されている。こ
の方法は、基紙上に塗布した発色層上に、それぞれ発色
層と反応してイエロー、マ讐ンタ、シアン3原色を呈す
ると共に、波長選択性を持つ光硬化性のマイクロカプセ
ルをランダムに設けた記録媒体に、前記3原色に対応し
たポジ像状の露光を順次行ない、露光終了後、前記記録
媒体を加圧して未硬化のマイクロカプセルを破壊して発
色層と反応させて発色させ、多色画像を得るものである
また、米国特許4,416,966号は、顕色剤が感光
マイクロカプセルと同一の支持体表面上に存在するセル
フコンテインド(Self−Contained)画像
形成システムを開示している。このシステムでは、記録
画像に応じて変換された主に紫外線光により露光した後
、画像形成シートを圧力ロールに通過させることにより
、マイクロカプセルは破壊1ノ、内相を造像的に放出す
る。その際、発色剤は、通常別個の層内に設けられる顕
色剤に移行し、そこで発色剤は反応して多色画像を形成
する。
一方、熱転写記録方法は近年情報産業の急速な発展に伴
い開発されたものであり、これは熱溶融性バインダー中
に着色剤を分散させてなる熱溶融性インクをリボン状の
支持体に塗布してなるインクリボンを用いて、記録紙に
記録を行なうものである。すなわち、上記インクリボン
をその熱転写性インク層が記録紙に接するように重ね合
わし、この両者を熱ヘツドとプラテンとの間へ搬送し、
インクリボンの支持体側から熱ヘツドによって画像信号
に応じたパルス状の熱を印加すると共に、両者を圧接し
て溶融したインクを記録紙に転写することにより、記録
紙上に熱印加に応じたインク像を記録するものである。
上記記録方法を使用する装置は小型軽量にして騒音がな
く、更に普通紙に記録を行なうことができるので、近年
広く使用されている。
以上に説明した従来の方法は、光重合を用いた画像形成
方法の場合、画像形成に用いる手段がい ゛ずれも主に
紫外線光、すなわち光エネルギーのみを記録媒体に照射
することで画像を形成するために、鮮明な画像形成を高
速で行なうには光に対して高感度の感光材料を用いるか
、または高いエネルギーの光を照射する必要があった。
しかしながら、光反応のみを利用した高感度の記録媒体
の場合、光来照射時の感度も高く、室温付近での保存安
定性の点て劣っている。また、高エネルギー光を得る装
置は大型であるため、画像形成装置として組み込んだ場
合、該装置が大型化すると共に装置コストも大となり実
用上望ましくない。
また、光重合を用いた画像形成方法÷高解像度の記録品
質を得るには露光用のポジフィルムを作成しなければな
らない。しかも、ポジフィルムは銀塩写真等の作成方法
で行なうため、作業工程が複雑となり、また装置が大型
化する等、時間と費用がかかるという問題があった。
更に、光エネルギーのみを用いて画像形成をする方法は
、プリンターなどのように外部からの信号に応じて画像
を出力する場合や、カラー複写機のようにカラー原稿か
らの画゛像読み取りをカラーイメージスキャナでデジタ
ル信号に変換後、画像情報を1己録媒体に付与する場合
には不適当である。すなわち、高エネルギー光を照射す
る場合には短波長、主に紫外光を用いる必要があるが、
紫外光のデジタル制御可能な光源は現在得られていない
。例えば、デジタル光源を得る方法としては、液晶シャ
タアレイやL E I)アレイなどの光ヘッドが考案さ
れているが、これらは小型化に適しているとしても、紫
外領域の波長では液晶分子の劣化が起こり、紫外光は安
定的に取り出しすらい。
また、特に、米国特許第4,399.209号や米国特
許4,416.966号に記載の画像形成方法に用いら
れている記録媒体は、顕色方法としてロイコ染料の発色
を利用しているために本質的に配膳画像の安定性に劣る
更に、マイクロカプセルを破壊して発色させる画像形成
方法では、露光後の加圧による現象を容易にするために
、マイクロカプセルの内包物は常温で液相である感光組
成物とする場合が多い。このため保存安定性に乏しく、
さらに得られた画像も未反応物が破壊されるため、モノ
マー臭があり実用的に望ましくない。
一方、熱転写記録方法では特に多色の°画像を得ようと
した場合、転写を繰り返して色を重ね合わす必要がある
。そのために複数の熱ベツドを設けたり、あるいi記録
紙に停止、逆送等複雑な動きをさせなければならず、色
ずれが避けられないばかりでなく、装置全体が大きく複
雑になってしまうなどの問題点がある。
そこで、本出願人は、熱エネルギーと光エネルギーとを
与えた時、反応が急激に進んで転写特性が不可逆に変化
する記録媒体を使用し、画信号に応じた前記特性の違い
による像を記録媒体上に形成し、この像を被記録体に転
写する画像形成方法を、特願昭61−128814号に
て提案した。
この方法によれば被記録体に複雑な動きをさせることな
く多色の高品位の画像が得られる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、この方法においても被転写体の表面特性
(例えば平滑性、記録媒体との接着性、熱伝導性など)
のばらつきが大きくなると、被転写体に対する記録画像
の転写率を十分に高くしようとした場合に、本来画像が
転写されるべきでない部分(被画像部)にまで画像が一
部転写される−1いわゆる「かぶり」が生じ、これが画
像部・被画像部のコントラストの低下を招く場合もあっ
た。そこで表面特性のばらつきの大きな被転写体に安定
した記録を行なう転写方法が求められていた。
(発明の目的) 本発明は上記技術の欠点を解消するためになされたもの
であり、表面特性のばらつきの大きな被転写体に対して
も、安定した高品位の記録を行なう画像記録方法を提供
することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の画像記録方法は、光エネルギー及び熱エネルギ
ーを付与することにより転写特性が変化する画像形成素
体の分布層を基材上に有する記録媒体を用い、前記記録
媒体上に光エネルギー及び熱エネルギーを、それらのう
ち少なくともどちらか一方を画信号に対応させつつ、付
与することにより画像を形成する工程と、形成された画
像を中間転写媒体に転写する工程と、中間転写媒体上に
転写された画像を被記録体に転写する工程とを有する。
なお、本明細書にいう転写特性とは、画像形成素体が被
記録体に転写゛する性質をいうものであり、転写特性の
低下とは同じ被記録体へ転写しにくくなることをいう。
以下、図面に従って本発明をより詳細に説明する。
第1図は本発明に使用する記録媒体の模式断面を示した
ものであり、基材1b上に設けられた画像形成素体1a
からなっている。以下の説明においてはカラー記録用の
記録媒体として画像形成素体ICがそれぞれイエロー(
Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)のいずれか一種類
の着色成分を含有している場合について説明する。しか
し、各画像形成素体に含有される着色成分はイエロー(
Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)に限るものではな
く用途に応じてどのような色材を用いてもかまわない。
また、着色成分の種類は1種類でも、あるいは″複数種
類でもかまわない。画像形成素体1aの分布は−1ある
程度−様であれば規則正しく配列する必要はない。
画像形成素体1aは、含有する着色成分によって波長選
択性を有する。すなわち、イエローの着色成分を含有し
た、例えば画像形成素体1a−Yは、熱と波長λ1の光
が加えられた時、架橋が急激に進み硬化する。そして波
長λ1以外の光が加えられた時は架橋は進行しない。同
様にマゼンタの着色成分を含有した、例えば画像形成素
体1a−Mは、熱と波長λ2の光、シアンの着色成分を
含有した、例えば画像形成素体1a−Cは、熱と波長λ
3の光がそれぞれ加えられた時、架橋が急激に進み硬化
する。
第2図(a)〜(c)は本発明の記録媒体1に、記録信
号にしたがって変調された熱エネルギーを硬化させたい
画像形成素体の色調により選択された波長の光エネルギ
ーとともに付与して画像を形成する工程を示す図である
。ここでの「変調」とは画信号に応じてエネルギーの付
与する位置を変更することをいい、「ともに」とは光エ
ネルギーと熱エネルギーを同時に付与することを、また
は光エネルギーと熱エネルギーを別々に付与することを
いう、記録媒体1をサーマルヘッド20に重ねサーマル
ヘッド20の全熱部全域をカバーするように光を照射す
る。照射する光は、画像形成素体が反応する波長のもの
を順次照射する。例えば、画像形成素体がイエロー(Y
)、マゼンタ(M)、シアン(C)のいずれかの色調を
呈している場合、波長λ1、λ2、λ3の光を、順次照
射する。つまり、まず記録媒体1の画像形成素体1a側
から波長λ1の光を照射するとともに、例えばサーマル
ヘッド20の発熱抵抗体20a、20d、20eを発熱
させる。するとイエローを呈する画像形成素体1a−Y
のうち熱と波長λ1の光の両方が加えられた画像形成素
体(第2図(a)でハツチングのほどこされた部分。以
下、硬化した画像形成素体をハツチングで示す)が硬化
する。次に、第2図(b)に示すように画像形成素体1
aに波長λ2の光を照射するとともに、発熱抵抗体20
b、20d、20fを発熱させるとマゼンタの色を呈す
る画像形成素体1a−Mのうち熱と波長λ2の光の両方
が加えられた画像形成素体が硬化する。さらに、第2図
(C)に示すように画像形成素体1aに波長λ3の光を
照射するとともに、発熱抵抗体20c。
20d、20e、20fを発熱させるとシアンの色を呈
する画像形成素体1a−Cのうち熱と波長λ3の光の両
方が加えられた画像形成素体が硬化する。
ここでは、光をサーマルヘッドの全域に照射し、サーマ
ルヘッドの発熱抵抗体を選択的に発熱させて画像を形成
する方法を示したが、記録媒体のある部分を一様に加熱
して(第2図で示すサーマルヘッドでいうならば、全発
熱抵抗体を発熱させる場合)、光照射を選択的に行なう
ことによっても同様に多色の画像を形成することができ
る。
次に、第3図(a)に示すように、記録画像の形成され
た記録媒体1と中間転写媒体3とを画像形成素体が中間
転写媒体と接するように接面させて記録媒体1または中
間転写媒体3側か、ら加熱、加圧し、中間転写媒体3上
に記録画像を転写する。この際後述するような材料から
成る表面特性の均一な中間転写媒体を用いることにより
、一般の紙などを被転写体とする場合に比べて、より穏
やかな条件(すなわちより低い転写温度や転写圧力)で
転写させることができる。したがって被転写部に不必要
な転写が起こることを少なくできる。またより穏やかな
条件で転写させることができるため、本来転写すべきで
ない画像形成素体が周囲の画像形成素体が転写するため
に一緒一に転写してしまうことも少なくなる。したがっ
て中間転写媒体3上に転写した記録画像は一般の紙など
を被転写体とする場合に比べて、より高品位の画像とな
る。次に、第3図(b)に示すように、記録画像の形成
された中間転写媒体3と被記録体4を中間転写媒体3上
の記録画像が接するように接面させて中間転写媒体3ま
たは被記録体4側から加熱、加圧し、被記録体4上に記
録画像を転写する□。この際には中間転写媒体上に不必
要な画像形成素体は転写していないため転写の際の条件
を強くしても(すなわち転写温度や転写圧力を高くして
も)不必要な画像形成素体は転写しない。したがって表
面特性のばらつきが大きい被転写体に対して記録画像の
転写率を十分に高くするために転写の際の条件を強くし
ても、カブリの発生などの画像の品位低下が生じること
はない。
本発明に用いる表面特性の均一な中間転写媒体としては
アルミニウム、ステンレスなどの金属、ポリエチレンテ
レフタレート、ポリイミドなどのポリマー、あるいは合
成紙などが用いられ、その形状としてはシート状、エン
ドレスフィルム状、ロール状などが挙げられる。
本発明の画像形成素体には少なくとも光重合開始剤、不
飽和二重結合を有するモノマー、オリゴマーまたはポリ
マーを含有し、必要に応じて結合剤(バインダー)、熱
重合防止剤、可塑剤、着色材、表面平滑剤などの添加剤
を含有させることができる。
本発明に用いられる光重合開始剤としては、カルボニル
化合物、ハロゲン化合物、アゾ化合物、有機イオウ化合
物などで、例えば、アセトフェノン、ベンゾフェノン、
クマリン、キサントン、チオキサントン、カルコン、ス
チリルスチリルケト。
ンなどの芳香族ケトン類及びその誘導体/、ベンジル、
アセナフレンキノン、カンファーキノンなどのジケトン
類及びその誘導体/、アントラキノンスルホニル、クロ
ライド、キノリンスルホニルクロライド、2,4.6−
トリス(トリクロロメチル) −3−)リアジンなどの
ハロゲン化合物/などが挙げられるが、本発明はこれに
限定されるものではない。
また、画像形成層を構成する画像形成素体紘含有する着
色材によって波長選択性を有する必要がある。つまり、
画像形成層がn種類の色の画像形成素体により構成され
でいる場合には、着色された色ごとに興なる波長の光、
即ちn種類の興なる波長で急激に反応速度が変化するよ
うな光重合開始剤の組合せで画像形成素体の分布層を構
成する。この様な光重合開始剤の組合せとして、例えば
以下の組合せを用いることができる。
などとトリハロメチル基を有するS−トリアジンとを併
用する光重合開始剤は、最高感度がおよそ430〜SQ
Onm付近にある。
などと3級アミン類とを併用する光重合開始剤は、最高
感度およそ370〜400nm付近にある。
などと3級アミン類とを併用する光重合開始剤は、最高
感度がおよそ300〜350nm付近にある。
以上のように、使用する光重合開始剤の最高感度波長域
を違えることにより、画像形成素体に波長選択性を持た
せることができる。従って、上記の光重合開始剤を使用
すれば、3色の色分離が可能となる。更にフルカラー記
録へと展開が可能となる。また本発明においては、紫外
線吸収剤など紫外から可視域に大きな吸収を持つ化合物
を光重合開始剤と併用することで光重合開始剤の感光波
長域を狭くし、光重合開始剤の分光性を上げることも可
能である。
本発明に用いられる不飽和二重結合を有する千ツマ−、
オリゴマー、ポリマーとしては、ポリイソシアネートと
(必要に応じてポリオール類と反応させておいてもよい
)不飽和二重結合を含むアルコール、アミン類の重付加
反応により合成されるウレタン結合を有するウレタンア
クリレート、ウレタンメタクリレート類、およびエポキ
シ樹脂とアクリル酸またはメタクリル酸とめ付加反応に
より合成されるエポキシアクリレート類、またはポリ−
エステルアクリレート類、スピンアクリラート類、ポリ
エーテルアクリレート類などがあげられるが、本発明は
これに限定されるものではない。
またポリマーとしては、他にも主鎖にポリアルキル、ポ
リエーテル、ポリエステル、ポリウレタンなどの骨類を
有し、側鎖にアクリル基、メタクリル基、シンナモイル
基、シンナミリデンアセチル基、フリルアクリロイル基
、ケイ皮酸エステルなどに代表される重合性、架橋性の
反応基を導入したものがあげられるが本発明はこれに限
定されるものではない。
また以上にあげた千ツマ−、オリゴマー、ポリマーは常
温で半固体もしくは固体状であることが望ましいが、液
状めものでも後述の結着剤と混合することで半固体もし
くは固体状を維持するものであれば構わない。
前述の不飽和二重結合を有する千ツマ−またはオリゴマ
ーまたはポリマーと光重合開始剤は結着剤と併用しても
よい。
バインダーとしては不飽和二重結合を有する七ツマ−、
オリゴマーまたはポリマーと相溶性のある有機高分子重
合体であればどのようなものを使用しても構わない。こ
の様な有機高分子重合体として、ポリメチルメタクリレ
ート、ポリエチルアクリレートなどのポリアクリル酸ア
ルキルエステル類、ポリメチルメタクリレート、ポリエ
チルメタクリレートなどのポリメタクリル酸アルキルエ
ステル類、またはメタクリル酸共重合体、アクリル酸共
重合体、マレイン酸共重合体/、または塩素化ポリエチ
レン、塩素化ポリプロピレンなどの塩素化ポリオレフィ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビ、ニサテン、ポリアク
リロニトリルまたはこれらの共重合体、更にポリビニル
アルキルエーテル。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン。
ボリア、ミド、ポリウレタン、塩素化ゴム、セルロース
誘導体、ボロビニルアルコール、ポリビニルピロリドン
などがあげられるが、本発明はこれらに限定されるもの
ではない。これらのバインダーは単一で用いてもよいし
、適当な比で2種以上混合して用いてもよい。またバイ
ンダーとして相溶、非相溶に限らずワックス類を用いて
も構わない。
着色剤は、光学的に認識できる画像を形成するのに含有
させる成分であり、各種顔料、染料が適宜用いられれる
。このような顔料、染料の例としては、カーボンブラッ
クや黄鉛、モリブデン赤、ベンガラ等の無機顔料、ハン
ザイエロー、ベンジンイエロー、ブリリアントカージン
6B、 レークレッドC1パーマネントレッドF5R,
フタロシアニンブルー、ビクトリアブルーレーク、ファ
ストスカイブルー等の有機顔料、ロイコ染料、フタロシ
アニン染料等の着色剤などがあげられる。
着色剤の量としては、バインダー、光重合開始剤、不飽
和二重結合を有する千ツマ−、オレフィン、ポリマーの
合計量に対し、0.1から30重量部が好ましい。
さらに本発明の画像形成素体に熱重合防止剤、可塑剤な
どの添加剤を必要に応じて加えてもよい。
本発明で利用する記録媒体に用いる支持体は従来より公
知のものが使用できる。例えば、ポリエステル、ポリエ
チレン、ポリ塩化ビニル、セルロース、ポリカーボネー
ト、ナイロン、ポリアミド、ポリイミドあるいは典具帖
紙、スピリットカーボン紙、オフセットマスター紙、ス
ピリットカーボン紙等の紙類、更には亜鉛、アルミニウ
ム等の金属類等があげられる。
本発明で利用する記録媒体は、画像形成素体を構成する
成分を混合溶融し、これら混合溶融したものを噴霧乾燥
法や乳化造粒法等によって微少な画像形成素体として基
材上に塗布することにより得ることができる。また感度
低下の防止、更には画像の解像性を向上させるために、
画像形成素体をマイクロカプセル化してもよい。
画像、形成素、体にマイクロカプセルを使用する場合に
は、コア部に上記説明した材料を含有させる。マイクロ
カプセルの壁材に用いられる材料として鯰、勇えば、ゼ
ラチンとアラビアゴム、エチルセルロース、ニトロセル
ロース等のセルロース系尿素ホルマリン、ナイロン、テ
トロン、ウリウレタン、ポリカーボネート、無水マレイ
ン酸系共重合体、塩化ビニリデン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレン、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレー
ト(PET)等のポリマー系が挙げられる。
本発明の記録媒体を構成する画像形成素体の粒径は1〜
20μが好ましく、特に3〜10μが好ましい、また、
マイクロカプセルの画像形成素体で構成されている場合
には、マイクロカプセルの平均粒径線1〜20μが好ま
しく、特に3〜10μが好ましい、また、マイクロカプ
セルの粒径分布は、数平均径に対して±50%以下が好
ましく、特に±20%以下が好ましい。マイクロカプセ
ルの壁材の厚さは、0.1〜2.0μが好ましく、特に
0.1〜0.、Sμが好ましい。
マイクロカプセル化の方法としては従来公知の方法がい
ずれも適用でき、例えば、単純コアセルベージジン法、
コンプレックスコアセルベージジン法、界面重合法、1
n−situ重合法、界面沈殿法、相分離法、スプレー
ドライング法、気中懸濁被覆法、メカノケミカル法など
が用いられる。
本発明に利用する記録媒体に用いる支持体としては、ポ
リエステル、ポリカーボネート、トリアセチルセルロー
ス、ナイロン、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレー
ト、アルミニウム等の金属等を用いることができ、これ
らはフィルム状、板状、ドラム状、球状等であってよい
基材上に画像形成素体の分布層を形成する方法としては
、画像形成素体をポリビニルアルコール(PVA)や、
ポリアクリルアミド、ラテックス等の粘着剤と一緒に混
合して基材上に塗布する方法や、エポキシ系接着剤、ウ
レタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接
着剤、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの接着剤を基
材上に塗布した上に画像形成素体をふりかけるなどして
固着させる方法がある。    、 (実施例) 以下、実施例に従い本発明を更に詳しく説明する。
第3表 第1表、第2表に示す成分を、個々に下記の方法に従っ
て、マイクロカプセル化した。
すなわち、まず、各々の組成体10gを先ず塩化メチレ
ン20重量部に混合したものを、カチオン又はノニオン
等HLB値の少なくとも10以上の界面活性剤とゼラチ
ン1gとを溶解した水200 mAに混合し、60℃加
温下ホモミキサーによってa、ooo〜10.00Or
pmで撹拌して乳化し、平均粒径26−の油滴を得た。
更に80℃下で撹拌を30分間続は塩化メチレンを留去
することにより平均粒径を15μにした。これにアラビ
アゴム1gを溶かした水20−を加え、ゆっくり冷却し
なからN840H(アンモニア)水を添加しpH11以
上にすることによってマイクロカプセルスラリーを得、
グルタルアルデヒド20%水溶液1.1膳1をゆっくり
加えてカプセル壁を硬化させた。
その後ヌッチェ濾過器で固液分離し、真空乾燥器で35
℃、10時間乾燥してマイクロカプセル状の画像形成素
体、計3種を得た。
こうしてできた画像形成素体の粒径はは舅8〜12μm
の範囲に入うていた。第1表に示す画像形成素体中の光
重合開始剤は、第4図に示す吸光特性に於てグラフAの
帯域の光を吸収して反応を開始し、第2表で示す画像形
成素体中の光重合開始剤はグラフBの帯域の光を吸収し
て反応を開始し、第3表で示す画像形成素体中の光重合
開始剤はグラフCの帯域の光を吸収して反応を開始する
なあ、各画像形成素体の色はマゼンタ、シアン、イエロ
ーであった。上記3種類の画像形成素体を等量ずつ混合
したものを用い、以下に示す方法によって記録媒体を作
製しな。まず基材として厚さ6μmのPETフィルムを
用い、このPETフィルム上に日本合成化学工業社製の
ポリエステル系接着剤ポリエスタ−LP−220のトル
エン溶液を、乾燥後の厚みが約1μmとなるよう塗布し
た。接着剤が乾燥したPETフィルムのPETフィルム
側を、約110℃に加熱したポットプレートに密着させ
、接着剤上に、前記のようにして得られた3種類の画像
形成素体を過剰量ふりかけた後、PETフィルムをホッ
トプレートから引きはがした。そして、接着剤と未接触
の画像形成素体をエアーガンで除去した後、画像形成素
体の設けられたPETフィルムを、互いに1にgf/c
rn’で圧接した2木のローラ間に通した。ローラの表
面温度は110℃に保持しておいた。
こうして得られた記録媒体を巻回して第5図に示す装置
にPETフィルム側が加熱面となるよう組み込んだ。
本実施例では光源としてピーク波長が335nmである
■東芝製20W健康線用蛍光ランプFL20SE21と
、ピーク波長が390nmである■東芝製20蛍光灯F
L10A70E3922と、ピーク波長が450nmで
ある■東芝製20W蛍光灯FL10A70B23とを用
いた。
サーマルヘッド20は発熱時の通電パルスは0.5w/
dotをDuty33.3%で20m5ecの時間印加
した。
第5図の装置において、11は転写記録媒体1の供給ロ
ール、112は転写記録媒体1の巻取ロール、また32
は本装置を駆動制御する制御部である。
この装置を用い以下の如く画像を形成した。まず、シア
ンの画信号に対応してサーマルヘッド20に通電を行う
と同時に、蛍光灯21を−様に照射した。第6図のタイ
ミングチャートに示すように照射時間は30m5ecと
した。照射終了後、10m5ec経通してから第6図に
示すようにマゼンタの画信号に対応してサーマルヘッド
20への通電と、蛍光灯2zからの−様な光照射を行っ
た。この時の通電時間及び照射時間は、シアンの場合と
同じとした。更にイエローの画信号についても同様に行
い120m5ac/JLineの繰り返し周期に同期し
て記録媒体10を図示しないステッピングそ一ターと転
写ロール25で搬送した。そして記録媒体1はカセット
30より給紙ローラ29及び搬送ローラ33によりガイ
ド対28中を送り出された中間転写媒体である0)iP
用PETシート24と重ね合わせて転写ローラ25及び
圧力ローラ26の圧接部に送られた。この際転写ローラ
25はアルミローラより成り内蔵されたヒータ34によ
り表面温度が120℃になるよう加熱制御されていた。
また圧力ローラ26はアルミローラにシリコンゴムを被
覆したものが用いられた。転写ローラ25および圧力口
、う。
26の圧接力は25 K g f / c rfとした
前記2本のローラ25,26間に記録媒体1と0’HP
用PETシート24が重ね合わされて通過すると、記録
媒体1上の多色画像はOHP用PETシート24上に転
写され、排紙トレイ31に排出された。
こうして得られたOHP用PETシート24上の多色画
像が色スレが無く、しかも彩度が高く鮮明な高品位な画
像であった。このOHP用PETシート24を低平滑度
の紙(バンクボンド紙)に重ね合わせ、表面温度を12
0℃にした転写ローラ25および圧力ローラ26の圧送
部に通したところ、バンクボンド紙上に鮮明な多色画像
が90%以上の高い転写率で転写した。この画像の最大
光学濃度は約1.5であった。
比較例 実施例において中間転写媒体を用いず、その代わりにバ
ンクボンド紙に直接画像を転写させたところ、転写ロー
ラの表面温度120℃の場合、最大光学濃度0.4〜0
.6の、ヌケの多い不鮮明な記録しか得られなかつた。
転写ローラの表面温度を140℃に上げたところ、非画
像部のかぶりが多くなったにもかかわらず最大光学濃度
は0.5〜0.8とあまり向上しなかった。
(発明の効果) 以上説明した本発明の画像記録方法によれば、表面特性
のばらつきの大きな被記録体に対しても安定して高品位
の記録を行なうことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いる記録媒体の一例を模式的に示す
断面図、第2図は本発明における画像形成工程を示す図
、第3図は本発明における画像転写工程を示す図、第4
図は本発明に用いた記録媒体の光重合開始剤の吸光特性
を示す図、第5図は本発明の画像記録方法を実施する装
置の一例の模式図、第6図は本発明の画像記録方法を実
施するためのタイミングチャートの一例である。 1・・・・・・・・・・記録媒体 1a・・・・・・・・画像形成素体 1b・・・・・・・・基材 3・・・・・・・・・・中間転写媒体 4・・・・・・・・・・被記録体 20・・・・・・・・サーマルヘッド 20aNf・・サーマルヘッドの発熱抵抗体21〜23
・・蛍光灯 24・・・・・・・・中間転写媒体 25・・・・・・・・転写ローラ 26Φ・・・・・・・圧力ローラ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光エネルギー及び熱エネルギーを付与することにより転
    写特性が変化する画像形成素体の分布層を基材上に有す
    る記録媒体を用い、前記記録媒体上に光エネルギー及び
    熱エネルギーを、それらのうち少なくともどちらか一方
    を画信号に対応させつつ、付与することにより画像を形
    成する工程と、形成された画像を中間転写媒体に転写す
    る工程と、中間転写媒体上に転写された画像を被記録体
    に転写する工程とを有することを特徴とする画像記録方
    法。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58162355A (ja) * 1982-03-23 1983-09-27 Ricoh Co Ltd 熱転写記録装置
JPS61174195A (ja) * 1985-01-25 1986-08-05 Nec Corp 分子線結晶成長用分子線源

Patent Citations (2)

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