JPH01178319A - ローラレベラ - Google Patents

ローラレベラ

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JPH01178319A
JPH01178319A JP75588A JP75588A JPH01178319A JP H01178319 A JPH01178319 A JP H01178319A JP 75588 A JP75588 A JP 75588A JP 75588 A JP75588 A JP 75588A JP H01178319 A JPH01178319 A JP H01178319A
Authority
JP
Japan
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roller
work
backup
strip
urethane rubber
Prior art date
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Pending
Application number
JP75588A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirohiko Oishi
大石 浩彦
Yukinari Ito
幸成 伊藤
Yoshio Arai
荒井 芳雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication of JPH01178319A publication Critical patent/JPH01178319A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ローラレベラに関する、特に写真感光材料(
28版)用として、゛アルミニウム帯板の疵故障を防止
するとともに、中間ローラ、バックアップローラの耐摩
耗性、耐腐食性の向上に有効なローラレベラに関するも
のである。
〔従来の技術〕
従来、銅板、ステンレス銅板、アルミ板等の金属帯板(
以後、帯板という)の形状不良を調整する装置の一つと
して、ローラレベリング装置がある。
ローラレベリング装置は帯板を上下より多数本の小径ロ
ーラにより互違いに挟み搬送させることにより、繰返し
曲げて帯板材料表皮部を塑性変形させ、帯板全体の内部
応力を低下、細分化させて、帯板を平坦化させ真直化さ
せるための設備である。
ローラレベリング装置では、ワークローラ材質としてロ
ーラ表面が硬質の金属ローラを使用しているので、帯板
がその表裏面に付着させてローラレベリング装置内に持
ち込む異物(金属粉、塵埃)や、調整中に発生する金属
剥離片がワークローラ表面に付着した場合、ワークロー
ラ表面に傷が発生し、ワークローラの押圧により帯板表
面に疵(ローラきず、押し傷、異物付着、かききず、す
りきず、絞りきず、耳じわ、光沢不良等)を発生させ帯
板の商品価値を損う。
また、ローラレベラでは、ワークローラ、中間ローラお
よびバックアップローラを使用する場合、その表面が硬
質の金属ローラを使用しているので、これらのローラ間
の回転接触により、ローラ表面に傷が発生する。特に、
中間ローラと該中間ローラを保持しているローラ面長の
短い多数本のバックアップローラの間で、バックアップ
ローラ端部と中間ローラとの回転接触により発生する傷
がワークローラに傷を発生させ、ワークローラの押圧に
より帯板表面に疵(ローラ疵、スリキズ、カキキズ、光
沢不良等)を発生させたり、長時間の休止により、ワー
クローラ、中間ローラ、バックアップローラ表面に錆が
発生し、帯板の疵故障となり、商品価値を損なう、特に
、写真感光材料(PS版)製造に用いるアルミニウム帯
板の面上の傷の発生は製品品質上重大な問題であるばか
りでなく、ローラの傷発生に伴う、ローラ交換は非常に
繁雑であり、また、高精度が必要であるためローラ交換
には多大な時間を要し、生産能率および作業員の負荷上
大きな問題であった。
従ってローラレベラにおいては上記問題点の対策として
、ワークローラの研掃のための装置(例えば実開昭61
−9122号、実開昭58−38318号、実開昭59
−99022号各公報参照)やワークローラの交換装置
(実開昭56−91620号公報参照)更にウェットレ
ベリング方法として洗浄液を調整工程中に供給し、きず
発生の軽減をはかる方法(特開昭51−117157号
公報参照)等が研究され開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、定期的なワークローラの研掃。
交換を行うことは作業能率の大幅な低下をもたらしてお
り、又洗浄液を調整工程中に供給し、きず発生を軽減す
るウェットレベリング方法は、材料表面に塗布層等が存
在する帯板特に写真感光材料(PS版)用支持体等を調
整する場合洗浄液が塗布層に影響を及ぼし、商品品質上
の価値を損う等の問題点があった。
本発明の目的は、上記問題点に対し、ワークローラの研
掃、交換による作業能率の大幅な低下を軽減し、洗浄液
使用による商品品質の価値を損うことなく、帯板表裏面
に発生する疵を防止するローラレベラを提供することで
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の上記目的は金属帯板を多数本のワークローラに
より調質する、ワークローラ、又はワークローラ、中間
ローラおよびバックアップローラより成るローラレベラ
において、該ワークローラの表面を、ウレタンゴム又は
ウレタンゴムに類似したゴム材質で被覆したものを用い
、該中間ローラおよび該バックアップローラに硬度差を
もたせるとともに、該中間ローラおよび該バックアップ
ローラに耐摩耗性、耐腐食性の表面処理を施したものを
用いることを特徴とするローラレベラによって達成され
る。
本発明におけるウレタンゴムとは、ポリエステルまたは
ポリエーテルとイソシアナートとの反応により生成した
主鎖をもつゴムをいう、その性質として、耐磨耗性等の
強度に優れ、弾性を有し、用途としてソリッドタイヤ、
ゴムローラ、パフキング、履物の底、バンパー等に使用
されるものである。
本発明におけるウレタンゴムに類似したゴム質材料とは
、上記ウレタンゴムの特性に近い性質をもった材料で、
例えば天然ゴム、スチレン−ブタジェンゴム等を主成分
とするものである。
〔作  用〕
本発明はワークローラの表面がウレタンゴム。
又はウレタンゴムに848したゴム質材料で被覆したも
のを用いることにより、帯板がローラレベラ内に持ち込
んだ異物(金属粉、塵埃)等がワークローラの押圧によ
り帯板表面におさえられる時に、異物がワークローラ表
面のゴム質によって緩衝され、又ゴム質の中に食い込む
ことによって、帯板に疵をつけることなく、帯板に塑性
変形を与えて送り出す、又ゴム質の弾性により異物が弾
かれ除去されることもあり、従来のワークローラ表面が
硬質であるため、異物が帯板に喰い込んでそれが多数本
のワークローラ表面に連続的に傷をつける等の度合を著
しく軽減するのである。
さらに、中間ローラとバックアップローラとの硬度差を
つけることにより、中間ローラとバンクアップローラと
の回転接触によるローラの傷付きは、どちらか一方に集
中させることができる。例えば中間ローラの硬度をバッ
クアップローラの硬度よりも高くすれば中間ローラは傷
付きにくくなり、中間ローラの傷がワークローラへの傷
付きを軽減できる。これにより、ワークローラの傷付き
が軽減される。
又、中間ローラとバックアップローラに表面処理、例え
ばl−Crメツキをすることにより、中間ローラ、バッ
クアップローラの錆付きが防止され、帯板への錆付着お
よび錆に起因した帯板の疵故障が防止される。
〔実 施 例〕
本発明の1実施例を図を用いて説明する。但し、本発明
は本実施例に限られるものではない。
第1図は本発明のウレタンゴムを施したワークローラの
1実施例の斜視図、第2図はワークローラ、中間ローラ
およびバックアップローラより成るローラレベラの1実
施例の側面図、第3図はワークローラ、中間ローラおよ
びバックアップローラより成るローラレベラの1実施例
の正面図である。
本実施例ではローラレベラのワークローラを非駆動とし
た。
ワークローラを非駆動にするということは、従来のワー
クローラの駆動!I9構を取り去り、帯板の駆動を別の
駆動機構に頼り、帯板の搬送に伴ってワークローラが回
転するようにしたことをいう。
第1図において帯板1は上下より多数本のワークローラ
3によって、互い違いに挟まれ搬送され、繰返し曲げに
よって帯板材料表皮部に塑性変形を受け、帯板全体の内
部応力は低下、細分化され、帯板1は平坦化、真直化さ
れる。
ローラレベラ2のワークローラ3は第1図に示すような
直径36mmの芯金に外径50wIになるようにウレタ
ンゴムが施されたものを使用し、中間ローラ4およびバ
ックアップローラ5は、表面にr−Crメツキが施され
、それぞれ直径50ra。
80mmとなるように表面仕上を行っている。l−Cr
メツキのメツキ厚さとしては、ローラレベラと中間ロー
ラおよびバックアップローラとして10〜100μmが
好ましい。
又、中間ローラとバックアップローラの母材として、高
炭素クロム軸受は鋼を用い、それぞれのローラ表面硬さ
に硬度差をもたせた。硬度差をもたせる方法としては種
々の方法が考えられるが、ここでは、ローラ表面に高周
波焼入れを施した。
しかしながら、硬度差をもたせる方法としてはこれに限
られるものではなく、要するに、他の方法でも中間ロー
ラとバックアップローラ母材表面に硬度差がありさえす
ればよい。
本実施例では、中間ローラの硬度をHs85±3°、バ
ックアップローラ硬度をHs75±3゜とした。本実施
例のように、中間ローラ硬度〉ノイックアップローラ硬
度とすることにより、両者の回転接触による中間ローラ
の傷付きは軽減され、ワークローラの傷付きが軽減され
る。
ローラレベラのワークローラのゴム硬度とじては、JT
S硬さで80〜95゛程度が望ましい。中間ローラ硬度
としてはHs−80〜90°バツクアツプロ一ラ硬度と
してはHs70〜80°程度が好ましい。
第   1   表 第   2   表 上記第1表、第2表に各ローラのローラ径1表面材質、
ローラ硬度を示す。
上記ローラレベラを使用することにより、PS版支持体
アルミニウム上の疵故障発生率は従来2.0%であった
ものが、1.0%になり品質も向上し、歩留りが向上し
た。又、ローラの研掃交換率は従来の20%になり生産
能率が向上した。
なおローラレベラは本実施例ばかりでなく、ワークロー
ラとバックアップローラから構成される、4段型ローラ
レベラにおいても同様な方法により同等の効果かえられ
る。また、ワークローラが駆動式のものについても同様
である。
〔発明の効果〕
本発明の金属帯板を多数本のワークローラにより調質す
る、ワークローラ、又はワークローラ。
中間ローラおよびバックアップローラより成るローラレ
ベラにおいて、該ワークローラの表面を、ウレタンゴム
又はウレタンゴムに類似したゴム材質で被覆したものを
用い、咳中間ローラおよび該バックアップローラに硬度
差をもたせるとともに、該中間ローラおよび該バックア
ップローラに耐摩耗性、耐腐食性の表面処理を施したも
のを用いることを特徴とするローラレベラにより、帯板
表面に発生する品質故障が減少するとともに、ワークロ
ーラ、中間ローラ、およびバックアップローラの研掃、
交換頻度が減少した。特に写真感光材料(23版)用支
持体アルミニウム帯板に対して、本発明による歩留りの
向上5生産能率の向上環の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わるワークローラの斜視図、第2図
はローラレベラの1実施例の側面図、第3図は第2図の
正面図である。 1・・・帯板     2・・・ローラレベラ3・・・
ワークローラ 4・・・中間ローラ5・・・バックアッ
プローラ 6・・・ウレタンゴム 7・・・芯金 第2図 第  3  図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属帯板を多数本のワークローラにより調質する、ワー
    クローラ、又はワークローラ、中間ローラおよびバック
    アップローラより成るローラレベラにおいて、該ワーク
    ローラの表面を、ウレタンゴム又はウレタンゴムに類似
    したゴム材質で被覆したものを用い、該中間ローラおよ
    び該バックアップローラに硬度差をもたせるとともに、
    該中間ローラおよび該バックアップローラに耐摩耗性、
    耐腐食性の表面処理を施したものを用いることを特徴と
    するローラレベラ。
JP75588A 1988-01-07 1988-01-07 ローラレベラ Pending JPH01178319A (ja)

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