JPH03170694A - 自動車用防錆鋼板およびその製造方法 - Google Patents

自動車用防錆鋼板およびその製造方法

Info

Publication number
JPH03170694A
JPH03170694A JP31024689A JP31024689A JPH03170694A JP H03170694 A JPH03170694 A JP H03170694A JP 31024689 A JP31024689 A JP 31024689A JP 31024689 A JP31024689 A JP 31024689A JP H03170694 A JPH03170694 A JP H03170694A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel sheet
roughness
plated steel
surface roughness
rust
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31024689A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Kawakami
宏 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP31024689A priority Critical patent/JPH03170694A/ja
Publication of JPH03170694A publication Critical patent/JPH03170694A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21BROLLING OF METAL
    • B21B1/00Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations
    • B21B1/22Metal-rolling methods or mills for making semi-finished products of solid or profiled cross-section; Sequence of operations in milling trains; Layout of rolling-mill plant, e.g. grouping of stands; Succession of passes or of sectional pass alternations for rolling plates, strips, bands or sheets of indefinite length
    • B21B1/227Surface roughening or texturing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
  • Electroplating Methods And Accessories (AREA)
  • Metal Rolling (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車用防錆鋼板およびその製造方法に関し、
さらに詳しくは、プレス加工時に星目の発生を抑制し、
かつ、塗装後の鮮映性に優れた自動車の外板パネル用の
防all板およびその製造方法に関するものである。
[従来技術コ 近年、自動車車体を長期間にわfこり使用することがで
きるように、長寿命化することを目的として防錆鋼板を
自動車車体に使用することか多くなってきている。
そして、この防錆屑板としては、電気亜鉛系めっき鋼板
、電気亜鉛系めっき鋼板の片面または両面にクロメート
処理と有機樹脂被覆処理した塗装鋼板および合金化溶融
亜鉛めっき鋼板等が使用されている。
これら防錆鋼板の中で人目に触れる、所謂、外板パネル
の用途に対しては、外観品質の点において特に厳しい要
求がある。例えば、塗装後の鮮映性は塗装条件が一定の
場合、めっき鋼板の表面粗度に影響されることが明らか
にされており、この表面粗度は、一般にRa= 1.5
μm以下のものが用いられている。
また、このプレス加工においては、圧延された平滑な表
面状態を損なわずに加工されることが重要視さt3てい
る。しかし、実際には、ポンチ面或いは素材面に付着し
た異物粒子、めっき皮膜の付着物或いはポンチ面の傷等
によってプレス後綱仮表面に微少な圧痕が生じ、所謂、
星目(ブツまたはピンプルとも言う)を発生することが
多い。
この対策として、プレス型の研摩、プレス型および素材
の洗浄、工場内の防塵、プレス油の清浄化等種々の対策
が実施されてきているが、星目の発生機構に関連する要
因が多岐にわたっているため、この欠陥を減少させるこ
とは極めて困難である。
しかして、星目の発生が多いとプレス型の表面手入れを
頻繁に行なわなければならず、多くの時間と労力が必要
となってくる。また、星目がパネル面に多いめっきjI
ji板は、不良品となってしまいスクラップ化され、製
品歩留りが低下する。たとえ、星目の発生が少数である
場合でも、砥石によるめっき鋼板表面の研摩により平滑
化する必要があり、生産性を低下させる。
このように、めっきatiの星目の発生は上記に説明し
rこような問題を生じることから、自動車外板パネルの
プレス工程において重要G問題となっている。
この問題を解決するために、特開昭57−085989
号公報に、亜鉛系電気めっきfli板のめつき面の表面
粗度をRa= 1.5μm以上とすることによって、星
目の発生が抑制されることが開示されている。しかしな
がら、このめっき鋼板を自動車外板パネルに使用した場
合、めっき鋼板表面粗度が粗いために塗装後の鮮映性が
劣っており、要求される品質を満足させることがてきな
い。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は上記に説明したように、めっき鋼板に発生する
従来技術の種々の問題点に鑑み、本発明者が鋭意研究を
行ない、検討を重ねた結果、めっき鋼板の表面および裏
面の徂度を異なる岨度に制御することによって、プレス
加工時に星目が発生することを抑制し、かつ、塗装後の
鮮映性にも優れた自動車用防錆鋼板およびその製造方法
を開発したのである。
[問題点を解決するための手段: 本発明に係る自動車用防錆馴仮およびその製造方法は、 (1)めっき鋼板の表面粗度はRa= 0.6〜1.0
μmであり、また、めっき鋼板の裏面粗度はRa=1.
.5μm以上である表裏両面が異なった咀度であること
をあることを特徴とする自動車用防錆鋼板を第1の発明
とし、 (2)めっき鋼板の表面粗度がRa= 0.8〜1.0
μmとなるような表面粗度を有する上ロールとめつき鋼
板の裏面粗度がRa= 1.5μm以上となるような表
面粗度を有する下ロールとにより、表裏両面の粗度が異
なるように調質圧延を行なうことを特徴とする自動車用
防錆鋼板の製造方法を第2の発明とする2つの発明より
なるものである。
本発明に係る自動車用防錆鋼板およびその製造方法につ
いて、以下詳細に説明する。
即ち、自動車用防錆1N板に塗装後に鮮映性に優れたも
のとするためには、めっき鋼板の表面粗度Raが15μ
m以下であること、また、めっき鋼板の裏面@ 度R 
aが1.5μm以上であるとプレス時の星目発生率が抑
制さ杷る傾向にあることから、本発明に係る自動車用防
錆鋼板およびその製造方法においては、めっきM板の外
板パネルの表面粗変をRa= 0.6〜1.0μmとし
、また、該めっき鋼板の裏面粗度をRa= 1。5μm
以上として、めっき鋼板の表と裏の粗度を異なったもの
とすることによって、プレス加工時に星目の発生を抑制
し、かつ、塗装後の鮮映性に優れた自動車用防錆鋼板を
製造することが可能となった。
このめっき鋼板の表面粗度および裏面粗度は、最終的に
めっき鋼板の徂度を制御する工程における表裏両面の粗
度をいうものである。
即ち、例えば、冷間圧延鋼板を母材として用いた電気亜
鉛系めっき鋼板の場合には、冷間圧延段階における表裏
両面の粗度は問題ではなく、焼鈍後の調質圧延段階にお
いて表裏両面の咀度が問題となる。
また、鋼板に合金化溶融亜鉛めっき鋼仮またはその上に
、亜鉛一鉄合金電気めっきを行なった亜鉛一鉄二層合金
化溶融めっき鋼板の場合に;よ、合金化処理後の調質圧
延段階におけるめっき鋼仮表裏両面の粗度に適用する。
さらに、めっき鋼板の表裏両面の岨度の制御は、両面シ
ョットダルロール、両面レーザダルロール或いは片面ン
ヨットダルロール、片面レーザグルロール等何れのロー
ルを使用することかできる。
まfこ、めっき鋼板の表裏両面の粗度を異なるようにす
るためには、調質圧延時の上下ロールのロール粗度を制
御することによって行なう。
次に、本発明に係る自動車用防錆鋼板およびその製造方
法における、めっき鋼板の表裏両面の粗度と塗装後の鮮
映性との関係について説明する。
第1図はショットブラストによりダル目を付けfコ調質
圧延ロールを使用して、調質圧延を行なった電気Zn−
Ni合金めっき鋼板の場合を示しているが、めっき鋼板
の表裏両面の粗度Raが1.0μm以下であれば、塗装
後の鮮映性は優t3ためつき鋼板が製造できることがわ
かる。また、自動車用めっき鋼板の外板パネルの表裏両
面の粗度の下限値は、プレス成形性の観点、即ち、潤滑
油の保持効果およびめっき鋼板表面とプレス金型との直
接接触面積から考え一般に使用されているmKRa= 
0.6〃mとするのがよい。第I図において、互]は自
動車用外板パネルとして許容できるが、×は自動車用外
板パネルとしては許容できない。
第2図はめっき鋼板の表裏両面の粗度とプレス時の星目
発生数を示しているか、表裏両面の粗度が同一である電
気Zn−Ni合金めっき鋼板をフェンダーにプレスした
時の星目発生数を示す。この第2図からめっき鋼板の表
裏両面の粗度が粗い方が星目が少なく、特に、粗度Ra
=1.5μm以下の範囲においてめっき鋼板の表裏両面
の粗度の影響が顕著にでることがわかる。従って、めっ
き鋼板の裏面粗度Ra= 1.5μm以上とすることに
より星目の発生を少なくすることができる。
さらに、本発明に係る自動車用防錆鋼板およびその製造
方法において、めっき鋼板の表裏両面を粗面化すること
により星目発生率が低下する理由について説明する。
(1)めっき鋼板の表裏両面のm度が大きくなると、プ
レス油の塗油付着量(油の保持力)が増大し、潤滑性が
向上(耐摺動性が向上)し、焼付けを防止すると共に焼
付け等によって生じた鋼板上のめっき智の脱落粉を成形
品に付着して金型外へ持ち出し、金型への堆積が少なく
なり、星目の発生か低下する。
(11)めっき鋼板の表裏両面の粗度が大きくたると、
星目を生じる異物粒子の限界寸法が大きくなるため、結
果的に星目発生が減少する。
第3図にめっき鋼板面の粗度と星目との関係を示す模型
図であり、めっき鋼板面の粗度が大きい場合には(第3
図(a))、特に高い山のみが金型と接触して、金型と
めっき鋼板との間に隙間を生じ、めっき鋼板の粗度の小
さいもの(第3図(h))よりも寸浩の大きな異物を収
容することができるものと考えられる。そして、星目は
異物を支点として曲げ変形を受け、表面に凸部が残留し
た結果発生することから、上記(ii)を説明すること
ができる。
第3図において、Kは金型、!はめっき綱仮面、2は変
形量、3は異物粒子を示す。
従って、本発明に係る自動車用防錆鋼仮およびその製造
方法において、鮮映性が要求されないめっき鋼板の裏面
祖.度Ra= 1.5μm以上とし、鮮映性が要求さオ
;るめっき鋳仮の表面担度はブレス戎形性を考慮して粗
度Ra−0.6〜1.0μmと制御することがよいこと
かわかる。
第1表から本発明に係る自動車用防#?馴板およびその
製造方法によれば、塗装後の鮮映性に優れており、さら
に、星目の発生数も少なく、比較例に比して自動車用防
錆鋳板として極めて優れていることがわかる。
[発明の効果] 以上説明しγこように、本発明に係る自動車用防錆鋼板
およびその製造方法は上記の構成を有しているものであ
るから、めっき鋼板の表裏両面の粗度を制御することに
よって、プレス加工時の星目の発生を抑制し、かつ、塗
装後鮮映性にも優れた自動車用防錆鋼板を製造すること
ができ、従って、自動車外板パネルのプレス工程におい
て問題となる星目の手直し作業に要する時間が短縮され
、生産性の向上を期待することかできると同時に製品歩
留りの向上も期待することができるという効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はめっき鋼板面のm度と塗装後鮮映性との関係を
示す図、第2図はめっき鋼板面の粗度と星目数との関係
を示す図、第3図(a)はめっき鋼仮面の粗度が大きい
場合の鋼板表面と金型との間の関係を示す図、第3図(
b)はめつき鋼板面の粗度が小さい場合のI[表面と金
型との間の関係を示す図である。 士1 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)めっき鋼板の表面粗度はRa=0.6〜1.0μ
    mであり、また、めっき鋼板の裏面粗度はRa=1.5
    μm以上である表裏両面が異なった粗度であることを特
    徴とする自動車用防錆鋼板。
  2. (2)めっき鋼板の表面粗度がRa=0.6〜1.0μ
    mとなるような粗度を有する上ロールとめっき鋼板の裏
    面粗度がRa=1.5μm以上となるような粗度を有す
    る下ロールとにより、めっき鋼板の表裏両面の粗度が異
    なるように調質圧延を行なうことを特徴とする自動車用
    防錆鋼板の製造方法。
JP31024689A 1989-11-29 1989-11-29 自動車用防錆鋼板およびその製造方法 Pending JPH03170694A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31024689A JPH03170694A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 自動車用防錆鋼板およびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31024689A JPH03170694A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 自動車用防錆鋼板およびその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03170694A true JPH03170694A (ja) 1991-07-24

Family

ID=18002936

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31024689A Pending JPH03170694A (ja) 1989-11-29 1989-11-29 自動車用防錆鋼板およびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03170694A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344004A (ja) * 1993-06-03 1994-12-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 自動車用合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法
WO2022091480A1 (ja) * 2020-10-28 2022-05-05 Jfeスチール株式会社 熱間プレス部材および熱間プレス用鋼板ならびに熱間プレス部材の製造方法
JP2022071515A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 Jfeスチール株式会社 熱間プレス部材および熱間プレス用鋼板ならびに熱間プレス部材の製造方法

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06344004A (ja) * 1993-06-03 1994-12-20 Sumitomo Metal Ind Ltd 自動車用合金化溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法
WO2022091480A1 (ja) * 2020-10-28 2022-05-05 Jfeスチール株式会社 熱間プレス部材および熱間プレス用鋼板ならびに熱間プレス部材の製造方法
JPWO2022091480A1 (ja) * 2020-10-28 2022-05-05
JP2022071515A (ja) * 2020-10-28 2022-05-16 Jfeスチール株式会社 熱間プレス部材および熱間プレス用鋼板ならびに熱間プレス部材の製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3354359B1 (en) Method for manufacturing plated steel sheet having excellent clarity of image after coating
JP2718627B2 (ja) 摺動性と塗装鮮映性に優れた亜鉛系めっき鋼板
JPH03170694A (ja) 自動車用防錆鋼板およびその製造方法
JPH0765226B2 (ja) 圧延用のCrメッキロールの製造方法
JPH02185959A (ja) 鮮映性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法
JP3476495B2 (ja) プレス加工用薄鋼板
KR102281203B1 (ko) 프레스 성형성 및 도장 선영성이 우수한 도금강판용 조질압연 롤 및 이를 이용한 도금강판의 제조방법
JPH012705A (ja) 耐型かじり性の良好な、冷延鋼板とその製法
JPH0784675B2 (ja) プレス成形性および塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板
JPS5944398B2 (ja) プレス加工時に星目を発生しにくい亜鉛系電気めつき鋼板
JP2509489B2 (ja) プレス成形性の優れた鋼板
JPH01242765A (ja) 合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法
JPS613898A (ja) プレス加工時に星目を発生しにくい電気亜鉛めつき鋼板の製造方法
JPH02179302A (ja) 鮮映性とプレス成形性に優れた鋼板およびその製造方法
JPS6333592A (ja) プレス成形性、耐型かじり性もしくは塗装後鮮映性に優れるめつき鋼板
JP2004276064A (ja) プレス成形性の良好な金属板
JP2530972B2 (ja) 塗装鮮映性及びプレス成形性の優れた鋼帯
JPH06210304A (ja) 塗装鮮映性と耐疵性に優れた加工用アルミニウム圧延板および加工用アルミニウム合金圧延板
JP2004148386A (ja) 耐疵付き性に優れたアルミニウム合金板
JPH05192701A (ja) 耐型かじり性の優れた金属薄板及びその製造に用いる圧延ロール
JPH0195803A (ja) 鋼板の調質圧延方法
JPS5943997B2 (ja) プレス加工時に星目を発生しにくい亜鉛系電気めつき鋼板
JPS61205129A (ja) 塗装後光沢を有する電気鍍金鋼板
JPH08257601A (ja) 表面性状の優れたステンレス冷延鋼帯の製造方法
JP3276322B2 (ja) ティンフリー鋼帯の製造方法およびその装置