JPH0117757Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0117757Y2
JPH0117757Y2 JP5008381U JP5008381U JPH0117757Y2 JP H0117757 Y2 JPH0117757 Y2 JP H0117757Y2 JP 5008381 U JP5008381 U JP 5008381U JP 5008381 U JP5008381 U JP 5008381U JP H0117757 Y2 JPH0117757 Y2 JP H0117757Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tourniquets
liquid transfer
transfer pipe
band body
annular band
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP5008381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57163088U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP5008381U priority Critical patent/JPH0117757Y2/ja
Publication of JPS57163088U publication Critical patent/JPS57163088U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0117757Y2 publication Critical patent/JPH0117757Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pipe Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はコンクリート製PC管等液体移送管の
継目に用いる漏水止めバンドに関する。
この種の液体移送管は主にコンクリートで成形
するため継目に漏水が起きた際ひび割れするおそ
れがある。そして漏水部をシールすることは管が
土中に埋つているので、外部から掘る作業は大規
模になり、高額の工事費を必要とし、ときには修
繕不可能な箇所も生じる。その補修を内容とする
従来例には実公昭53−44105号、特開昭54−
141420号、同55−119289号、英国特許第1200225
号等が存在する。
しかし従来のものはシール機能を発揮させるた
めに内側から管壁へシール部材を押当てる剛体部
材が、いずれも環状であるから狭い管内への搬入
が非常に困難でかつ管径とサイズが合わなければ
使いものにならない欠陥があつた。また、前記部
材を分割したものも特開昭52−144824号により公
知であるが、これは管内への単なる持ち込みの便
のため三分割したに過ぎず、サイズが合わなけれ
ば全く用をなさなくなる。そのため管径に対応し
た多種類のサイズを用意しなければならない。ま
た、分割各部の連結部材が管内へ大きく突出する
ため、流れを妨害し、また流れから受ける作用も
大きくなる。
本考案の目的は、前記従来の不便を除き狭い管
内への搬入、取扱いの問題を解消するとともに漏
水をより有効に止められしかも管径の大小にも或
程度の融通性をもつて対応することができるバン
ドを提供することにある。
図示実施例により説明すると、本考案の漏水止
めバンドは、液体移送管の内径に適合する外径
と、管接続端の所要部分を覆える幅を持つた部厚
いゴム製の環状バンド体1と、この環状バンド体
1の両端内面に当て、環状バンド体1を半径方向
外方に締付ける状態で接続される一対の金属製半
環状の止帯2a,2bと、両止帯2a,2bの端
部を連結する手段とから成る。
環状バンド体1には内周面に沿つて前記半環状
の止帯2a,2bのずれ止め突条13を突設し、
またその外周面にも液体移送管A1,A2の内面に
圧着する複数の水密突条3を円周方向に沿つて突
設し、その内バンド体1の両端部に位置する突条
3は先端をエツジ状3aに形成しかつその尖端外
径を他の突条3よりも稍大径として、移送管内面
に対する密着性、密封性を高めている。
半環状の止帯2a,2bは前記ずれ止め突条1
3間に配置され、夫々の端部が互いに重なつた状
態で連結されるように、金属板で成形されてい
る。両止帯2a,2bは一端に向つて厚さが漸次
薄くなるように形成されており、その薄層部4a
にめねじ5を数個ずつ2列開孔させ、更にめねじ
5列の奥と、他方の止帯の他端の非薄層部4b
に、ジヤツキ6の一時的装着のために受止鉤片7
が係合する引掛具8が内面に向けて突設されてい
る。連結手段として、段部9を有する連結板10
と止め具を備え、ジヤツキ6により両半環状止帯
2a,2bをバンド1の内面に押付けた後第2図
に示すように両半環状止帯2a,2bの重ね合せ
た薄層部4aと非薄層部4bに連結板10の段部
9を利用して重ね、連結板10に形成した長孔1
1を経ておねじ12をめねじ5にねじ込み、両止
帯を連結固定した後、ジヤツキ6を取外す。
本考案は以上のように内面からゴム製の環状バ
ンド体1を液体移送管の内面に当て、該環状バン
ド体1を一対の半環状止帯2a,2bにより外方
へ締付ける構成であるから、この分割された止帯
2a,2bの周長をめねじ5と長孔11で連続的
に調節しながら緊締作業を行ない、環状バンド体
1を取付けることができる。なお環状バンド体1
は中間部で変形可能であり、管継目に段差がある
場合でも効果的に漏水を封止できる。
バンド体1の外面円周方向に複数設けられた突
条3は管内面への密着性を高め、両端部のものを
先端エツジ状3aで稍大径に形成したので、真円
度が良くないPC管やコンクリートのため粗いも
のに対しても変形して密着性をさらに高める。
実際の施工工事では環状バンド体1を締付ける
止帯2a,2bが半環状に分割されているため、
狭い出入口から管内へ搬入し易く、しかも管内表
面に対し、略半周離れた位置でバンド体1を締付
けているため締付力がそれだけ均等になり、実公
昭53−44105号又特開昭54−141420号、同55−
119289号、英国特許第1200225号の単一リング状
押圧体の如く1箇所で突張るものよりも効果的に
漏水を止めることができる。しかも一対の止帯2
a,2bは夫々の端部が互いに重なつた状態で連
結される結果、半環状であるにも拘わらず装着状
態で止帯同士が離れたり、変形したりするおそれ
がない。これは止帯を3分割したときでも変わら
ない。
特に長孔11を通つてめねじ5に螺合するおね
じ12で緊締した連結手段は管内へ極く僅かしか
突出せず、ジヤツキによる連結作業で鈎片装着に
使用した引掛具8も小さくかつ流線方向へ沿つて
いるから、本考案のバンド装置を用いて漏水止め
を施工したあと、液体移送管の内面に残る凹凸は
必要最小限度にとどめられる。
従つて液体移送管内の流れに本考案の漏水止め
バンドが及ぼす影響も最小限度となり、また流れ
(もしある場合には混流する異物)から受ける外
力も極く少なくて済むから、施工後もスムーズな
流れが保たれ、本案バンドの漏水止め効果も安定
したものとなる。
このような漏水止め効果を発揮する本考案は、
特開昭52−144824号のもののように定まつた管径
のものにしか使用できないという訳ではなく、周
方向へ並んだ複数のめねじ5を含む連結手段によ
りサイズ調整に応じられ、また同規格管でも微妙
に相違する固体差に適応できるから、或る範囲で
の汎用性を有し、個々の管に対する最適の施工性
を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案に係る液体移送管の漏水止めバン
ドの一実施例を示したもので、第1図は分解斜視
図、第2図は組立てた縦断正面図、第3図は液体
移送管の継目部分に本案の漏水止めバンドを施し
た状態を示す断面図、第4図は第2図の要部の拡
大図、第5図は第3図の一部の拡大図である。 1……環状バンド体、2a,2b……止帯、3
……水密突条、5……めねじ、8……引掛具、9
……段部、11……孔、12……おねじ、13…
…受止め突条、A1,A2……液体移送管。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 液体移送管の内径に適合する外径と所要の幅
    を有するゴム製の環状バンド体1と、前記環状
    バンド体の内周面に接する直径と所要の幅を有
    する環状に組合される一対の金属製半環状の止
    帯2a,2bとを備えており、両止帯の一端部
    に周方向へ並んだ複数のめねじ5を形成し、そ
    のめねじ列の奥と、両止帯の他端部に半径方向
    内方へ突出した、ジヤツキを一時的に掛けるた
    めの引掛具8を夫々設け、一方の止帯の他端部
    に係合する段部9を有する連結板10に形成さ
    れた孔11から、他方の止帯のいずれかのめね
    じへ螺合させるおねじ12によつて両止帯を緊
    締した液体移送管の漏水止めバンド。 (2) 環状バンド体1は内周面に突設された、止帯
    2a,2bの係合が可能なずれ止め突条13
    と、外周面に突設された、液体移送管に圧着す
    る複数の水密突条3とを有する実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の液体移送管の漏水止めバ
    ンド。
JP5008381U 1981-04-07 1981-04-07 Expired JPH0117757Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5008381U JPH0117757Y2 (ja) 1981-04-07 1981-04-07

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5008381U JPH0117757Y2 (ja) 1981-04-07 1981-04-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57163088U JPS57163088U (ja) 1982-10-14
JPH0117757Y2 true JPH0117757Y2 (ja) 1989-05-23

Family

ID=29846799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5008381U Expired JPH0117757Y2 (ja) 1981-04-07 1981-04-07

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0117757Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS57163088U (ja) 1982-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5941576A (en) Connector and coupling means
US4417754A (en) Pipe joint for preventing separation
US5351999A (en) Pipe coupling arrangement
JPS6125957B2 (ja)
US5730476A (en) Conduit coupling
JPH0117757Y2 (ja)
JPH02163592A (ja) 管継手
JPS646474Y2 (ja)
JP2549744Y2 (ja) 管継手
JP3020864U (ja) 柔軟管の継手構造
JPH047430Y2 (ja)
JPH0488288A (ja) 分岐パイプ継手
JPH0262498A (ja) 管継手
JPS5832067Y2 (ja) 内面被覆鋼管と管継手との接続部
JP3014671U (ja) 液体移送管の漏水止め装置
JPS5828626Y2 (ja) 消防用ホ−スの結合装置
JPH04175595A (ja) 管継手
JPH0338551Y2 (ja)
KR980008810U (ko) 복합형 파이프 연결밸브
JPH0212379Y2 (ja)
JPS5832068Y2 (ja) 管継手
JPH0134792Y2 (ja)
JPS6336228Y2 (ja)
JPH0710155Y2 (ja) 配管用の継手装置
JPH074981U (ja) 袋ナット