JPH0117711Y2 - - Google Patents

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JPH0117711Y2
JPH0117711Y2 JP20195684U JP20195684U JPH0117711Y2 JP H0117711 Y2 JPH0117711 Y2 JP H0117711Y2 JP 20195684 U JP20195684 U JP 20195684U JP 20195684 U JP20195684 U JP 20195684U JP H0117711 Y2 JPH0117711 Y2 JP H0117711Y2
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JP
Japan
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hook
support
shaft
tension band
hook body
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JP20195684U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は緊締具、例えば、自動車を船舶のフ
ロアに緊張バンドにて固定する際に用いる緊締具
などのフツクに関する。
(従来の技術) 従来、第5図に示す如く、自動車を船舶のフロ
アに緊張バンドを張架して固定する際に用いる緊
締具には第6図乃至第8図に示す構成のものが使
用されている。
この緊締具Bは鋼板を屈曲させて形成した枠体
21と、この枠体21に回動自在に軸支される回
動腕22と、同枠体21の一端に設けられるフツ
ク1′とから成るものであり、回動腕22を緊張
ベルトC側に回動することにより上記緊張ベルト
Cの端部をフツク1′側に引き込んで緊張せしめ、
且つ同回動腕22を枠体21内側に開設した長孔
23に沿つて緊張バンドC側へ移動して第6図に
示す如く回動不能にロツクせしめて緊締状態を保
つものである。
上記緊締具Bに取付けられるフツク1′は一枚
の鋼板を鉤型に切断して成るものであり、その軸
支側端部に軸孔1′aは開設して軸支部と成し、
この軸支部を枠体21フツク側端部に支持部21
aにて挟持すると共に支軸24を貫挿して回動自
在に支持するものである。
しかし、上記フツク1′は一枚ものの鋼板から
成るものであるから軸支部の板厚も薄くなり、支
軸24と接触する軸孔1′a内周面の面積も非常
に小さくなる。然るに、長期に渡つて使用すると
同孔1′aの内周面が摩耗してしまうことがあり、
また上記内周面の面圧強度も低くなるので大きな
荷重が加わると軸孔1′aが広がつてしまう問題
がある。
本考案は一枚の鋼板から成る緊締具用フツクの
軸支部分の強度問題を解決することが目的であ
る。
(技術的課題) 上述した軸支部分における強度の問題は支軸と
同支軸を受ける面である軸孔内周面との接触面積
が小さい為に生じたものである。
本考案の目的は一枚の鋼板から成る緊締具用フ
ツクの軸支部分の強度問題を解決することであ
り、その技術的課題は、上記緊締具用フツクの掛
止部の向きを回動方向に保つた上で、軸支部にお
ける支軸を受ける面の面積(支軸との接触面積)
を十分に保つことである。
(問題点を解決する為の技術的手段) 前述の問題点を解決する為に本考案が講ずる技
術的手段は、板材を鉤型に切断して形成したフツ
ク本体において、同本体の軸支側端部を折り曲げ
て所定幅の支持管部を設け、且つ同フツク本体に
おける軸支側端部と反対側の掛止部を上記支持管
の軸線方向を基準に90゜捩つて設けたものである。
(作用) フツク本体の軸支側端部を折り曲げて設けた所
定幅の支持管部内には支軸が嵌挿されて支持され
両者は広い接触面積にて接触する。また、フツク
本体の掛止部は上記支持管部の軸線方向を基準に
90゜捩つて設けられフツク本体の回動方向へ向け
られる。
(効果) 本考案は以上の如き構成であるから次に列記す
る効果を奏する。
支軸を嵌挿して支持する支持管部は所定幅を
有する管状に成すものであるから、同管の内周
面と支軸との接触面積を十分に大きくすること
ができ、従つて、支持管部内における接触面の
摩耗を押え、且つ同部の面圧強度を高めること
が出来る。
フツク本体の掛止部と同本体の軸支側端部に
設けた支持管部の軸線を基準に90゜捩つて設け
たものであるから、上記支持管部をフツク本体
の軸支側端部における板面に沿わせて設けても
掛止部の向きを回動方向と一致させることが出
来る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図乃至第4図に示す緊締具Aは、本考案を
実施したフツク1と、同フツク1を回動自在に支
持するバツクル枠2と、このバツクル枠2に設け
られる回動腕3とから成るものであり、上記フツ
ク1を用いると共に緊張バンドCの引き込み機構
と回動腕3のロツク機構とを別個に設けることに
よつて構造の簡素化を狙つたものである。
フツク1は鋼板を鉤型に切断して一端に掛止部
1aを設け、且つ他端側の軸支部には支軸2aを
嵌挿する支持管部1bを設ける。この支持管部1
bはフツク1の他端部を掛止部1a側へ折り曲げ
て、その折返し部分を管状に成したものであり、
その内径は支軸2aの径より幾分大径に形成せし
める。
また、上記掛止部1aは支持管部1bの軸線を
基準に90゜捩つて設け、これによつて同部1aの
向きを回動方向と一致させる。
上記フツク1を支持するバツクル枠2は鋼製の
丸棒を略コ型に屈曲させて形成し、開放側の端部
を内方へ折り曲げて回動腕3の支持軸2b,2b
とし、且つ開放側と反対側の一辺を支軸2aと成
すものであり、該支軸2aに前記したフツク1の
支持管部1bを回動自在に嵌着する。
支持軸2b,2bに支持される回動腕3は断面
コ型に形成し、支持軸2b,2bより幾分回動端
側へずれた位置に緊張バンドCの先端を固定する
固定部3bを設け、且つ支持軸2b,2bより緊
張バンドCの緊張方向へ所定長さ偏位した位置に
上記した緊張バンドCを支持する引き込み部3a
を設ける。緊張バンドCは、その端部を固定部3
bに固定し、前記引き込み部3aに宛がつて緊張
方向へ延出させ、且つ同バンドCの他端側にはフ
ツク1と同様なフツク1′を取付ける。
また回動腕3の回動側端部には同腕3を回動位
置において上記バンドCに掛止する掛止部4を設
け回動腕3の逆回動を抑止する。
緊張バンドCを自動車のフロアの掛止部間に緊
締させるには、緊張バンドC両端のフツク1,
1″を上記両掛止部に掛止した後に回動腕3を緊
張バンドC側へ回動して緊張バンドCの固定端部
をフツク1側に引き込んで同バンドCを緊締す
る。次いで、掛止部1aを上記緊張バンドCに掛
止して回動腕3をロツクせしめる。第4図 上述したフツク1は一枚の鋼板から成るもので
ありながら、その軸支部の強度は十分なものであ
り、且又、緊締具A構造の簡素化にも寄与し得る
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のフツクを用いた緊締具を示す
一部切欠正面図、第2図は同緊締具の回動前の状
態を示す一部切欠正面図、第3図は第1図の側面
図、第4図は第3図の−線断面図、第5図は
使用状態図、第6図は従来の緊締具を示す一部切
欠正面図、第7図は同側面図、第8図は同緊締具
の回動前の状態を示す一部切欠正面図である。 図中、A……緊締具、B……緊締具(従来品)、
C……緊張バンド、1……フツク、1a……掛止
部、1b……支持管部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 板材を鉤型に切断して形成したフツク本体にお
    いて、同本体の軸支側端部を折り曲げて所定幅の
    支持管部を設け、且つ同フツク本体における軸支
    側端部と反対側の掛止部を上記支持管の軸線方向
    を基準に90゜捩つて設けた緊締具用フツク。
JP20195684U 1984-12-29 1984-12-29 Expired JPH0117711Y2 (ja)

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JP20195684U JPH0117711Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JP20195684U JPH0117711Y2 (ja) 1984-12-29 1984-12-29

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JPS61115794U JPS61115794U (ja) 1986-07-22
JPH0117711Y2 true JPH0117711Y2 (ja) 1989-05-23

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022085162A1 (ja) * 2020-10-22 2022-04-28 アヴィエラン株式会社 固縛装置及びその固縛装置を用いた固縛方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022085162A1 (ja) * 2020-10-22 2022-04-28 アヴィエラン株式会社 固縛装置及びその固縛装置を用いた固縛方法
JPWO2022085162A1 (ja) * 2020-10-22 2022-04-28

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JPS61115794U (ja) 1986-07-22

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