JPH01175945A - 抗ビリルビンモノクローナル抗体固定担体およびその製造方法 - Google Patents

抗ビリルビンモノクローナル抗体固定担体およびその製造方法

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JPH01175945A JP33539987A JP33539987A JPH01175945A JP H01175945 A JPH01175945 A JP H01175945A JP 33539987 A JP33539987 A JP 33539987A JP 33539987 A JP33539987 A JP 33539987A JP H01175945 A JPH01175945 A JP H01175945A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、抗体固定担体、その製造方法およびその用
途に関するものであり、更に詳細には、血液または血清
から有害物質を選択的に除去することができるモノクロ
ーナル抗体を固定化した抗体固定担体、その製造方法お
よびそれを1fll流循環経路に配置して血液または血
清からそのイI害物質を選択的に除去するための用途に
関するものである。
健常人は、体内の老廃物質を静脈流により循環2させ、
その循環経路にある腎臓により吸収して、腎臓から体外
に排泄されるシステムが有効に作用している。しかし、
何らかの障害によりこの排泄システムが正常に作用しな
い患者は、かかる体内の老廃物質を人為的に除去してや
る必要がある。
かかるシステムとして腎臓透析が行なわれている。しか
し、このような腎l1)′d1析システムによっても容
易には除去できない有害物質があり、かかる有害物質を
簡便にかつ有効に除去できるシステムが未だに131発
されていないのが現状である。また、肝臓切除や肝臓移
植後、肝臓の解毒・排泄機能が回復するまでの人工肝臓
においても、ビリルビンを始めとするfT¥!F物質の
除去は非常に困難でかつ厄介な問題である。
かかる現状に鑑みて、この発明者らは、1ull液また
はその血清内の有害物質に対して特異性を有する抗体、
殊にモノクローナル抗体を使用すればかかる有害物質を
有効にかつ簡便に除去できるシステムが開発できるので
はないかと鋭意努力した結果、かかるモノクローナル抗
体を抗体固定1)H1体に固定化して得られた抗体固定
担体な利用すれば、そのような有害物質を(i効に除去
することができ、患者にとってその占痛を除去もしくは
著しく軽減できる換めて有効な排泄システムが開発でき
ることが判明して、この発明を完成した。
以ド、この発明の詳細な説明する。なお、この発明に係
る抗体固定担体を利1)1シた排泄システムを使用する
ことができる血液または1)1)清中の有害物質として
は、ビリルビン類、胆汁酸、トキシン等の毒素、または
薬剤等があるが、以下において具体的に説明する場合に
は、とリルビンな例に挙げて説明するが、特記ない限り
その他の有1!F物質にも同様に適用できるものと理解
すべきである。
また、単に「ビリルビン」という用語を使用した場合に
は、特記ない限り、遊離のビリルビンを始め、その各種
異性体、グルクロン、酸等とのモノ、ジ抱合体、分解代
謝物等をも包含するものと理解すべきである。
この発明に係る抗体固定担体は、モノクローナル抗体を
抗体固定用担体に固定化させて得ることができる。この
発明に使用できるモノクローナル抗体は、血液または1
fll清中の所望するイ1害物質を選択特異的に認識で
き、か9つ、抗体固定用担体に固定化されて血流循環経
路に配置された場合に、血液または血清等に対し如何な
る悪影響をも及ぼすことなく、その有’i!f¥M質を
除去できるモノクローナル抗体を固定化することができ
ると共に、固定化された抗体固定用担体に対しても何等
悪影臂を及ぼすものでなければいずれも使用することが
できる。
かかるモノクローナル抗体としては、例えば、ビリルビ
ンを特異的に認識できるものが挙げられる。かかるモノ
クローナル抗体は、例えば、とリルビンな牛血清アルブ
ミンと酸無水物法により共有結合させて得たアルブミン
結合ビリルビンを抗原とし、それでマウスを免疫し、そ
の牌msm胞とマウス骨髄細胞とをポリエチレングリコ
ール法にて細胞融合しIIAT選択培地で培養して作成
した。
かかるモノクローナル抗体は、当然のことながら、血清
成分であって、人体に必要なヘムタンパク、つまりビリ
ルビンはヘムタンパクの代謝産物、に対しては反応しな
い特性を有している。
なお、この発明に使用するモノクローナル抗体は、遊離
ビリルビンばかりでなく、ビリルビンの各種異性体、抱
合体、分解代謝物等に共通の部位を認識できるものがよ
い、これにより、1種のモノクローナル抗体を使用する
だけで3種ビリルビンを除去できることができ、礪めて
効率よくビリルビンを除去できることになる。しかし、
各種ビリルビンに対して選択特異性を有するモノクロー
ナル抗体をも使用できるのは当然である。
この発明において使用される抗体固定用担体としては、
モノクローナル抗体を固定化することができ、そのモノ
クローナル抗体に対して何ら悪い作用を及ぼさず、かつ
、血流循環経路に配置された場合に、血液やtill清
に対して、特に血液内のIru球等の有用成分に対して
何等悪影響を及ぼさないものであればいずれもこの発明
の目的に適したものである。かかる担体としては、マト
リックス構造を有するものが好ましい0例えば、セルロ
ース、デキストラン、アガロース、ポリアクリルアミド
なと、特にアフィニティークロマトグラフィー川の担体
として使用されているものが好ましいが、高速液体クロ
マトグラフィー川樹脂等も使用することができる。
かかる担体にリガンドとしてのモノクローナル抗体を固
定化するには、常法に従って行なうことができる。この
リガンドと担体とは、例えば、アミド基、暁黄結合、ト
レシル結合等を介してカップリングしていることが好ま
しい。
例えば、その固定化法を、アガロースを例にして、その
概略を説明すると次のようになる。アガロースを抗体固
定用担体として使用するには、アガロースは先ず活性化
されなければならない、この活性化法にしても、従来の
方法を使用することができ、例えば、縮合剤、ハロゲン
化シアン、過ヨウ素酸、架橋試薬、エポキシド等を使用
して、アガロースを活性化することができる0例えば、
All型アガロース、C1l型アガロース等のようにア
ミノ基、カルボキシル基を何するマトリックスの場合に
は、カルボジイミド等の縮合剤などを使用してリガンド
としてのモノクローナル抗体なアミド基を介して固定化
することができる。またエポキシ活性化アガロース等の
ようにエポキシ基を有するマトリックスの場合には、S
結合を介してリガンドとしてのモノクローナル抗体がカ
ップリングされる。更に、スクシンイミド基等を有する
活性化CHアガロースのようなマトリックスの場合には
、アミド基を介してリガンドとしてのモノクローナル抗
体が固定化されることができる。更にまた、トレシル活
性化型マトリックスの場合には、例えば、そのトリフル
オロメチル基と、リガンドとしてのモノクローナル抗体
のアミノ基とがカップリングして固定化をすることもで
きる。
(効果) 上記のようにして1)られたこの発明による抗体固定担
体は、例えば、既仔の腎臓透析システムの1部としてそ
のシステム内に組み込んで配置することもでき、また腎
臓透析が必要でない患者に対しては、例えば腎臓透析シ
ステムのような透析システムとしても利用できる。また
肝臓切除や肝臓移植などによって肝臓の機能が弱ってい
る患者に対して、肝臓の機能が回復するまで取り付けら
れる人工肝臓などにも組み込んで使用でき、治療上から
も纒めて有用である。
以上説明したように、この発明にかかる抗体固定担体は
、血液または狸清中からイi害物質だけを選択特異的に
排除でき、患者の苦痛を簡単にかつ効率的に排除または
緩和できる礪めて有用なものである。
(実施例) 以下、実施例によってこの発明を説明する。
実施例1 (抗原の調製) ウシ血清アルブミンIOBをジオキサン2. Owlに
溶解してウシ血清アルブミン(BSA)溶液を得た。
これとは別に、ビリルビンlhgをジメチルスルホキシ
ド1. Owlに溶解し、トリーn−ブチルアミン3.
0μlとイソブチルクロロホルメート26口μlによっ
て活性化した。これに8.1N水酸化チトリウム50μ
mを添加した後、この溶液を、flQ述したようにして
得たウシ血清アルブミン溶液に滴加した。この溶液のp
HをIN塩酸または水酸化ナトリウムで約9.5に調整
した後、この混合液を4℃で12時間撹拌してカップリ
ングを終rした。この反応液からセファデックスG−2
5を使用したゲル濾過により結合ビリルビン−BSA 
(ビリルビン8モル/タンパク1モル)・を得た。
(モノクローナル抗体のXR製) 1−で(すた結合ビリルビン−USAを同量のフロイン
ト・アジュバントで乳化した乳化液100μ1(50μ
g)をBALII/cマウスに腹腔内注射をして免疫し
た。細胞融合する4日前から、マウスに1日当たり 2
00μl、 400μ!、400μ+、 400μlを
それぞれ追加注射した。この免疫したマウスのll1)
!臓細胞とマウス骨髄細胞(P3−X63八g−旧)と
をポリエチレフグリコール法にて細胞融合を行なった。
細胞融合した細胞をHA T培地で培養して選択した後
、ビリルビンに特異的なモノクローナル抗体を産生した
バイプリドーマを常法により処理して所望のモノクロー
ナル抗体を得た。
(固定化処理) 前述のようにして得たモノクローナル抗体のうちビリル
ビンと高い結合特性(Ko =1.33 x 10−’
藺)を示したクローンを用いてイムノグロブリン[Ig
G)を大川精製し、活性化したC N ll r−セフ
ァ℃】−スに固定化した(なお、固定化量は、乾燥セフ
ァロース1g当たり 20−gであった)。
なお、この固定化は次のようにして行なった。
Ig乾燥mmのCNBr−セファロースをガラスフィル
ター上で洗浄と膨潤とを繰り返した。このようにして膨
潤させたゲルを、カップリングする抗体3+Hを溶解し
たカップリングバッファー(0,514NaC1を含む
0.1M Na1lCO* (pH8,3)溶液)で洗
浄した。この溶液をゲル懸濁液と混合し、4℃で1夜撹
拌した。このようにして得たゲルを1Mエタノールアミ
ン(pH8,(1)に移し、残りの活性基をブロックし
た0次いで、カップリングバッファー、NaC1(0,
5M1を含む0.1M酢酸バッファー(pH4,O)で
洗浄し、更にカップリングバッファーで洗浄して、過剰
の吸着抗体を洗い流した0次いで、このカップリングバ
ッファーを洗い流して固定化処理を完了した。なお、対
照として、ヒト血清アルブミン(IISAI とマウス
γ−グロブリン (M(iG)を同川づつ固定化したセ
ファロースをそれぞれへへ婦した。
この3種のタンパク固定化セファロースと、未処理のセ
ファロースをそれぞれ21づつカラムに充填し、これに
ビリルビン値5 +H/diに調整したヒトti1)清
くトレーサーとして約5 x lO’dpmの”II−
とリルビンな添加)を各1+ml添加しリン酸媛術液で
流出させた。その結果、IgG−セファロースのカラム
には添加mの61.3%に当たる 17.5μg(セフ
ァロースIg当たり)のビリルビンが吸着された。この
主は、I S A−セファロースのカラムの3.5倍、
その他のカラムの数十倍であった。
更に、モニターした中で、総タンパクrt、GOT(1
^、GPT値、フィブリノーゲン値は全てのカラムにお
いてその通過njI後での変化は認められなかった。
実施例2 (ビリルビン抗原の製造) 未抱合ビリルビンtucn) txαIhgをジメチル
スルホキサイド1.0鵬lに溶解し、この溶液に、結晶
が生じないことが確実になった後、ト’)−n−ブチル
アミン 3.0μlおよびイソブチルクロロホルメート
2.(1μmを添加した。
別に、ウシ1fll清アルブミンl105eをu、 0
24M Na0Ilに溶解し、この溶液にジオキサン2
.0+*lを添加し、この混合液を10.0OOGで5
分間遠心分離して、不溶物質を除去した。
次いで、上で得たビリルビン溶液にNa01)50JA
1を添加した後、別に作成したアルブミン溶液に直に°
滴加した。この混合液をN a OllまたはllCl
でpHが9.5になるように調整し、次いでこの溶液を
4℃で一夜撹拌した。
得られた結合物は、セファデックスG−25にょるゲル
濾過によって精製した。
未結合ビリルビンを450nmによる吸収、アルブミン
をプロテインアッセーは調べた結果、得られた結合物に
は、アルブミン1モルに対して、ビリルビン8モルが結
合していることを確認した。
(モノクローナル抗体の製造) このようにして得たビリルビン抗原を開用のフロイント
完全アジュバントで乳化した乳化液100μm (60
μg)をBALII/ cマウスに腹腔内注射をして免
疫した。細胞融合する4日前から、マウスに1日当たり
 200μI、400μm、400μm、 400μl
をそれぞれ追加注射した。
この免疫したマウスのYR臓細胞とマウス骨髄細胞tl
)3−X63−八g8−01) とをlOO12(If
f臓細胞対骨髄細胞)の割合で混合して、45%ポリエ
チレングリコール6000を用いて37℃で8分間処理
して細胞融合を行なった。このように処理した細胞をヒ
ボキサンチンーチミヂン(IIT)培地に懸濁し、組織
培養プレートウェルに注入した後、5%COtインキュ
ベーター中において37℃で培養した。24時間後、ハ
イブリドーマを選択するために、この培地を1) A 
’r培地に変えると、2〜3M!間後にコロニーの発生
が目視できた。このようにして得られたコロニーの上澄
液を除去してELISA法で所望のモノクローナル抗体
が産生しているかを調べた。
次に、この方法でモノクローナル抗体産生が陽性であっ
た:】ロニーをマウス牌臓細nと共に更に培養した。
(スクリーニング) UCII−1ts八 (リン酸緩衝生理食塩水(PBS
) 100μm中1μm)の抗原溶液をポリスチレンプ
レートウェルに入れて、4℃で一夜放置した後、そのウ
ェルをPBSで3回洗浄して吸着していない抗原を除去
し、次いで1%ゼラチン(PBS)溶液を注入して室温
で1時間放置した。続いて、0.05%ツイーン20を
含有するPBSで3回洗浄して未結合タンパクを除去し
た0次に、抗体を含有する上清液をlO倍川用1%II
 S A −P 8 Sで希釈し、アリコートlOμm
をウェルに添加した。このウェルを37℃で30分間培
養して、0.05%ツイーン20を含有するI) B 
Sで3回洗浄した後、ウサギ抗マウス IgG(Fab
’)*−ウレアーゼ・コンジュゲート(予め0゜25%
USA−PBSで100倍に希釈したもの)を添加した
。このウェルを37℃で30分間培養して、0.05%
ツイーン20を含有するPBSで3回洗浄した後、基質
溶液!00μlを各ウェルに添加して、室温で:30分
間放1αして、El、lS八へ−ダー(東洋囲器製)を
使用して5900鴎の吸収を測定した。この測定の結果
、64個のクローンが、キャリヤータンパクには結合し
てなく、v c tsに結合した特異的な抗体を産生じ
ていることが判明した。
このようにして得たクローンのうち、CompeLi−
tive 5aLuraLion Analysisに
よって、UCB抗原に対して最も高い反応性を示した1
6個のクローンを選択した。これらのクローンのサブク
ラスを常法により調べた結果、IgG1が7個、IgG
2aが3個、IgG2bが4個、1gG3がHLrgG
&Iが1個であることを確認した。
(固定化処理) Lで得たモノクローナル抗体を、実施例1と実ττ的に
同様に処理して、アガロースマトリックスにカップリン
グさせた。
このマトリックスを用いて、実施例1と同様に処理した
ところ、実施例1のマトリックス同様血清中のビリルビ
ン類を同様に除去すると共に、その他の値には悪影響を
及ぼさないことが確認された。
実施例3 (抗原の製造法) ビリルビンを5%p−ヒドロキシベンズアルデヒドを含
有するクロロホルム(tang/ml)に溶解し、この
溶液にp−トルエンスルホン酸の結晶数個を添加した。
この混合液を暗所で約8時間rJ!装置したところ、ビ
リルビンのエキソ−ビニル基にホルミルフェノキシ基が
結合したビリルビン誘導体が得られた。
得られたビリルビン誘導体は、次いで子牛+01清アル
ブミンと、水酸化カリウムでpH9に調整した0、 3
3Mリン酸水素二カリウムの存在下で反応させて、ビリ
ルビン誘導体とアルブミンとが結合したシッフ塩基を生
成した。
次いで、このシッフ塩基を水素化はう素ナトリウムを用
いて室温で撹拌した後、還元して対応したシッフ塩が還
元された化合物が得られた。
この抗原を使用して上記と同様に処理して、モノクロー
ナル抗体を製造した。
このようにして得られた抗体を下記のように処理して、
アガロースマトリックスにカップリングさせた。つまり
、この抗体を水に溶解してpHを4.5に調整して、リ
ガンド溶液を調製した。他方、ω−カルボキシルへキシ
ルアミノ−アガロースゲル乾燥用爪1gを0.5MNa
C1200+mlで洗浄して、アガロースマトリックス
をJAI製した。更に、l−エチル−3−(3−ジメチ
ルアミノプロピル)カルボジイミド塩酸塩10gを水に
溶解してpH4,5に7A整し、この溶液を」二足のリ
ガンド溶液と混合した後、室温で1夜撹拌した0反応終
了後、過剰のリガンド、未反屋カルボジイミドならびに
副生物を水で洗い流した。
このようにしてカップリングさせたモノクローナル抗体
を使用して血清中のとクルビン類の除去効果を調べた結
果、上記の実施例と同様に良好な結果が得られた。
特許出願人 有限会社バイチクリサーチ(ほか1名)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)血液または血清から有害物質を選択的に除去する
    ことができるモノクローナル抗体を抗体固定用担体に固
    定化したことを特徴とする抗体固定担体。
  2. (2)前記モノクローナル抗体が血液または血清中の有
    害物質を特異的に認識できるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項に記載の抗体固定担体。
  3. (3)前記有害物質がビリルビン、胆汁酸類、毒素また
    は薬剤であることを特徴とする特許請求の範囲第(2)
    項に記載の抗体固定担体。
  4. (4)前記モノクローナル抗体がビリルビンに対して特
    異性を有することを特徴とする特許請求の範囲第(1)
    項に記載の抗体固定担体。
  5. (5)前記抗体固定用担体がモノクローナル抗体を固定
    することができるものであることを特徴とする特許請求
    の範囲第(1)項に記載の抗体固定担体。
  6. (6)モノクローナル抗体を活性化した抗体固定用担体
    に固定化して抗体固定担体を得ることを特徴とする抗体
    固定担体の製造方法。
  7. (7)血液または血清から有害物質を選択的に除去する
    ことができるモノクローナル抗体を抗体固定用担体に固
    定化した抗体固定担体を血流循環経路に配置して、血液
    または血清から前記有害物質を選択的に除去することを
    特徴とする抗体固定担体の用途。
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