JPH01175322A - アナログ−ディジタル変換器 - Google Patents

アナログ−ディジタル変換器

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JPH01175322A
JPH01175322A JP62326655A JP32665587A JPH01175322A JP H01175322 A JPH01175322 A JP H01175322A JP 62326655 A JP62326655 A JP 62326655A JP 32665587 A JP32665587 A JP 32665587A JP H01175322 A JPH01175322 A JP H01175322A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、データレベルに対し平衡な信号用のアナログ
−ディジタル変換器(ADC)であって、第1アナログ
信号を受信する入力端子と、1個以上の基準レベルを発
生する手段と、各基準レベルごとに設けられ前記第1ア
ナログ信号をその基準レベルと比較する比較器とを具え
る第1ADC段を具え、該第1ADC段は該第1ADC
段のディジタル出力のアナログ表現である第2アナログ
信号を出力端子に発生するディジタル−アナログ変換器
も具え、他に前記第1アナログ信号から前記第2アナロ
グ信号を減算して第3アナログ信号を形成する手段と、
前記第3アナログ信号を後続のADC段の入力端子に供
給する手段と、前記第1ADC段および後続のADC段
のディジタル出力を結合して、当該変換器のディジタル
出力を形成する手段とを具えて成るアナログ−ディジタ
ル変換器に関するものである。
斯る変換器は米国特許第4099173号に開示されて
おり、これには各々7個の基準レベルと7個の比較器を
有する2個の別個のADC段を有する2−ステップ又は
ハーフフラッシュADCが記載されている。
ハーフフラッシュADCは多投フラッシュ変換器のファ
ミリーの一部である。動作中、各ADC没は最終出力の
一部の最上位ピッ) (MSB)から−群の最下位ピッ
) (LSB)までの各別のビット群を発生し、このビ
ット群のアナログ値を入力値から減算して次段の入力と
なる残留信号を発生する。
ADCに関する公知の問題は、比較器内や基準回路網内
や入力信号自体等に直流オフセット信号が発生し得る点
にある。これらのオフセット誤差は変換精度を減少する
ため、オフセット補償することが望ましい。特にサブレ
ンジ変換器においてはオフセットの問題が重大になり得
る。その理由は、残留信号の形成に伴いオフセット誤差
が次段において増大した割合を示し得るためである。
ADC構成素子の手動トリミングが可能であるが、これ
は骨が折れるのみならず入力信号中に存在するオフセッ
トを補償することができず、またもっと重要なことはト
リミング後のエージングによる変動や動作中の例えば温
度変化による変動を補償することができない。
ハーフフラッシュADCの自動オフセット補償方法が例
えば米国特許第4410876号明細書から既知であり
、この補償方法では精密な基準信号を周期的に実際の入
力信号と置換し、変換し、次の数サンプルに亘って入力
に加えるべき誤差信号として蓄積する。この特許明細書
は特にビデオ信号用ADCに関連し、このキャリブレー
ションを行うのにブランギング期間を利用している。し
かし、一般の用途においてはこのような余分の変換を行
う時間は受は入れられない。
多くの用途においては変換すべき信号はある固定レベル
例えばアースに対し平衡(対称)であることが知られて
いる。換言すれば、信号は固定の平均値を有する。平衡
信号の既知の例には交番マーク反転(AIVII)及び
WAL2コードのようなディジクルデータ伝送用のライ
ンコードがある。
米国特許第4380005号明細書に、平衡入力信号の
一定の平均レベルを用いて連続オフセット補償を行うA
DCが開示されている。ディジタル出力の符号ビットか
ら帰還信号を取り出し、これを低域フィルタ処理し、入
力信号から減算する。
しかし、これに開示されているADCは本願で特許請求
しているものとは異なるタイプのもので、このADCで
は残留信号中の増大オフセットの問題が存在しないもの
である。
本発明の目的は既知のシステムの欠点の少なくとも数個
を緩和し得る自動補償付きADCを提供することにある
本発明は頭書に記載したタイプのADCにおいて、前記
第1ADC段は、更に、データレベルに対応する基準レ
ベルを有する比較器の出力の時間平均値を形成すること
により第1補償信号を発生する手段と、この第1補償信
号を前記比較器に供給する前に前記第1アナログ信号か
ら減算する手段と、第2補償信号を前記後続のADC段
の入力端子に供給する前に前記第3アナログ信号に加え
る手段と、前記第2補償信号を発生する手段とを具え、
この第2補償信号発生手段は第1ADC段の比較器と同
一の構成の追加の比較器を具え、その出力端子を負帰還
ループによりその反転入力端子に接続すると共にその非
反転入力端子をデータレベルに接続して成ることを特徴
とする。
上述のような第1補償信号を発生させ供給することによ
り第1ADC段におけるオフセットが補償されるが残留
信号(第3アナログ信号)に若干の・オフセット誤差が
生ずる。このオフセット誤差は主に、ADC比較器によ
り導入されたオフセットから成ることが証明でき、追加
の比較器と関連の帰還ループの使用により補償すること
ができる。
効果的なオフセット補償は精度を改善するのみならず、
技術の選択、生産のバラツキ、タイミング等に関する設
計者の多くの制約を緩和することもできる。負帰還ルー
プは追加の比較器の出力端子とその反転入力端子との間
に接続された低減フィルタを具えることができる。これ
によりラッチされた比較器出力の使用が可能になる。
基準レベルは少なくとも1つの主基準レベルに接続され
た抵抗チェインのタップに発生される電圧とすることが
できる。
前記ディジタル−アナログ変換器(DAC)の出力レベ
ルはこれと同一の第1ADC段の基準レベルから取り出
すことができる。このDACは第1ADC段の各基準レ
ベルにそれぞれ接続された1個以上のスイッチと、これ
らスイッチの1つを第1ADC段の比較器の出力に応答
して選択的に動作させる手段とで構成することができる
。この構成は例えば集積回路に簡単に実現することがで
き、個々の基準レベルセント間のミスマツチにより生ず
る誤差の惧れを除去することもできる。
各ADC段は第3アナログ信号を2″′倍(ここでmは
第1ADC段の出力のビット数に等しい数)に増幅して
後続ADC段の入力信号を発生ずる手段を具え、後続A
DC段は増幅された第3アナログ信号を第1ADC段と
同一の基準レベルと比較するようにすることができる。
後続ADC段は第1ADC段と同一の基準レベル及び/
又は比較器の使用を可能にするマルチプレクサ手段を用
いることができる。斯る直列構造は等価の並列構造より
も少ない構成素子を必要とするが、後述するパイプライ
ン動作には適さない。
3つ以上のADC段を有するADCは各ADC段に対し
独立に第1及び/又は第2補償信号を発生する手段を具
えることができる。
図面につき本発明を説明する。
第1a図は並列形(m+n)  ビットハーフフラッシ
ュADCの第1の既知の構造を示すブロック線図であり
、アナログ入力端子1は第1のmビットフラッシュA 
D C1即ちMSB変換器2の入力端子に接続され、減
算器3の第1入力端子(+)に接続される。MSB変換
器2のmビット出力端子4はmビットDAC5の入力端
子に接続される。DAC5の出力端子は減算器3の第2
入力端子(−)に接続される。減算器3の出力端子は第
2のフラッシュADC1即ちLSB変換器8の入力端子
に接続され、そのnビット出力端子9はMSB変換器2
のmビット出力端子4と結合されて(m十n) ビット
出力端子10を形成する。MSB変換器2は2個の基準
端子11a、 llbを有し、LSB変換器8は2個の
基準端子12a、 12bを有している。
第1b図の回路は第1a図の回路に類似するもので、相
違点は減算器3の出力端子7をLSB変換器8の入力端
子に接続しないで2′″の利得を有するスケーラ13の
入力端子に接続し、その出力端子14をLSB変換器8
の入力端子に接続しである点にある。
動作中、両回路ともアナログ入力信号VfHが入力端子
1及び従ってMSB変換器2の入力端子に供給され、こ
の変換器がその出力端子にディジタル出力のm個の最上
位ピッ) (MSB)を発生する。
DACはその出力端子6に前記MSBのアナログ表現V
DACを発生し、これが減算器3においてVINから減
算されてその出力端子7に残留信号VIM  VDAC
を発生する。この残留信号が、直接(第1a図)又はス
ケーラ13を経て(第1b図)、LSB変換器8の入力
端子に供給される。斯くしてLSB変換器の出力端子9
にディジクル出力ワードのn個の最下位ピッ) (LS
B)が発生され、出力端子10に全(m+n)  ビッ
トの出力ワードが得られる。
各変換器2,8には基準入力端子11a、 llb。
12a、 12bを経て変換すべきアナログ値のレベル
を定める1対の基準レベルが供給される。
各基準レベル対は特定の実施の要件に従って例えば1対
の電圧又は電流、或いは両者の組合せを用いることがで
きる。
第1a図において、残留信号V L S Bのレンジは
VINのレンジの2″′分の1であり、このため変換器
8の基準入力端子12a、 12bに供給する基準レベ
ルは変換器2の入力端子11a、 llbに供給される
基準レベルの21分の1にする必要がある。
第1b図では、スケーラ3が残留信号を増幅してVLS
B =2’ X(VIN  VDAC) にするため、
同一の基準レベルを両度換器2及び8に供給することが
できる。何れの場合にもスケーラ13又は減算器3内に
レベルシフタを組み込んで選択した基準レベルに適合さ
せるのが好適である。
第1C図のタイミング図は第1a及びIb図の並列構造
ADCが“パイプライン方式”として既知の技術を用い
てフルフラッシュ変換器と同一のサンプルレートでどの
ようにサンプルし得るかを示すものである。順次のサン
プル周期をT、 T+l、 T+2等で示しである。図
の上の2行は各サンプルのMSB変換が各サンプルの到
達時に行われることを示している。回路はLSB変換が
終了するのを待たずに新しいサンプルを取り出し、残留
信号VLSBを発生し蓄積すると共にサンプルTに対す
るMSBを蓄積する。MSB変換器2がサンプルT+1
に対するMSBを発生すると共にLSB変換器8がサン
プルTに対するLSBを発生し、変換を終了する。
これがためサンプルスループットレートは、各サンプル
の変換に2サンプル周期を要してもフルフラッシュ変換
器と実質的に同一になる。第1a及びIb図の変換器は
、物理的に別個のフラッシュADCが各変換段に設けら
れているため、並列型構造と呼ばれている。
第2a図は切換スイッチ21の第1接点端子211及び
減算器3の第1 (+)入力端子に接続された入力端子
1を有する直列構造のハーフフラッシュADCを示す。
切換スイッチ21のポール端子22はmビットフラッシ
ュADC2の入力端子に接続され、そのmビット出力端
子4はラッチ26の入力端子とDAC変換器5の入力端
子とに接続される。
DAC変換器5の出力端子は減算器3の第2(−)入力
端子に接続され、その出力端子7は2′″の利得を有す
るスケーラ13の入力端子に接続される。
スケーラ13の出力端子14は切換スイッチ21の第2
接点端子212に接続される。ラッチ26は2″′ ビ
ットの出力端子20を構成する2m個の出力端子を有し
ている。
動作は第1b図のものと、この直列構造ではスイッチ2
1を位置M及びLに交互に動作させて単一のΔDC変換
器によりMSB及びLSBを順次発生させる点を除いて
同様である。ラッチ26は各サンプルのMSBを、その
LSBが準備されるまで保持し、MSBとLSBの両方
を2mビット出力端子20に一緒に発生させるものであ
る。
第2b図のタイミング図は、直列型ハーフフラッジ3A
DCにおいては単一のADC2がMSB及びLSBの変
換を順次行う必要があるためにパイプライン動作が不可
能であり、従って第1C図のパイプライン方式よりも動
作が遅いことを示している。
本発明の構造の実施例として後述するADCは説明を簡
単とするために第1及び第2図のようなハーフフラッシ
ュ又は2−ステップ構造であるもとするが、本発明のオ
フセット補償方法は3以上のADC段を有する並列型又
は直列型のサブレンジADCに使用して等しく好適なも
のである。
斯る構造は従来公知であるが、3−ステップ変換器は例
えば第1b図につき述べた構成の第2ADC8を上述の
2−ステップADCにした構成にすることができる。実
際上、このようにしてn×mビット又はm、+m2+ 
−−−m 、、ビットを有する任意のn段変換器を構成
することができる。
最も極端な場合には変換時間の増大を犠牲にしてnピッ
)ADCをn個の1ビツト変換器を用いて実現すること
もできる。
第3図は3段以上の変換を行い得るようにした第2b図
の直列構造の変形例を示すものである。入力端子1を減
算器3の第1 (+)入力端子に直接接続する代わりに
第2切換スイツチ31の第1接続端子311に接続し、
この切換スイッチのボール端子32を減算器3の前記の
第1 (+)入力端子に接続する。スイッチ31の第2
接点端子312はスケーラ13の出力端子14に接続す
る。ラッチ26はnxmビット出力が得られるようにn
xm個の出力端子を有するラッチ36と置換する。
スイッチ31は残留信号を前段の変換に対するアナログ
人力から、即ち第2変換役に対してはVINから、後続
の変換段に対してはV L 5 Bから取り出させるも
のである。ラッチ36はn段の変換に亘り全nxmビッ
トの出力ワードをアキュムレートする。
斯る変換器は既知であり、これら変換器にも本発明のオ
フセット補償技術を適用することができる。この場合に
もm=lの極端な場合が存在する。
第4a図は本発明による10ビット並列型ハーフフラッ
シュADCのブロック図である。基本構造は第1b図の
ものと同一であり、m=n=5である。
基準チェインは基準端子11a及びllb間に直列に接
続された32個の等しい値の抵抗R1〜R32を具えて
いる。端子11a、抵抗R1−R32間の31個の点及
び端子11bにタップT1〜T33を設ける。比較器M
CI〜MC33のMSBアレーを設け、各比較器MCk
は対応するタップTkに接続された反転入力端子(−)
と、MSBデコーダ401の対応する入力端子に接続さ
れた相補出力端子Mk及び!、1kを有している。デコ
ーダ401 はラッチド5ビット出力端子、即ちMSB
出力端子4と、他の出力端子409及び410と、制御
ロジック407の出力端子CKMに接続されたクロック
入力端子408 とを有している。
アナログ出力端子1を単位利得人力バッファ402の非
反転入力端子(+)に接続し、その出力端子を比較器M
Cl−MC33の非反転入力端子(+)に接続する。基
準チェインR1〜R32、比較器MCI〜MC33及び
MSBデコーダ401 は相まつて第1b図のMSB変
換器2に相当する。バッファ出力端子403は2ffi
 (本例では32)の利得を有する増幅器404の第1
非反転入力端子(+)にも接続する。
端子405をバッファ402の反転入力端子(−)に接
続すると共に端子406を増幅器404の第2非反転入
力端子(十)に接続する。これら端子はオフセット補償
ループ510及び520の一部を構成し、これらループ
は図を明瞭とするために第4a図に示さないが、第5図
につき説明する。
タップT1〜T32の各々をタップ選択スイッチ81〜
S32の対応するスイッチの第1端子に接続する。
スイッチ81〜S32はANDゲートA1〜A32の出
力に応答して個別に動作する。各ANDゲートAkは対
応する比較器MCkの出力端子Mkに接続された第1入
力端子と、比較器M C(k+1)の出力端子M (k
+1) に接続された第2入力端子を有している。
全てのANDゲートの第3入力端子は制御ロジック40
7の出力端子TAPENに接続する。基準チェインR1
〜R32、スイッチ81〜S32及びANDゲートA1
〜A32は相まって第1b図のDAC5に相当する。
スイッチ81〜S32の第2端子を共通に接続してDA
C出力端子6を形成し、これを増幅器404の反転入力
端子(−)に接続する。
増幅器404は出力端子14をLSB比較器LC2〜L
C32の非反転入力端子(+)に接続する。これら比較
器の出力端子し2〜L32及びし2〜L32を、5ピツ
) LSB出力端子9及び制御ロジック407の出力端
子CKLに接続されたクロック入力端子412を有する
LSBデコーダ411の対応する入力端子に接続する。
各比較器LCk (k=2.3.4、−−−32)の反
転入力端子(−)を基準チェインの対応するタップTk
に接続する。LSB比較器し[2〜し[32、LSBデ
コーダ411及び基準チェインは相まって第1b図のL
SB比較器8に相当する。
マスククロツタ入力端子413を制御ロジック407の
入力端子に接続する。このロジックは既に述べた出力端
子CKM、 CKL及びTAPENに加えて出力端子R
EADY も具えている。
動作中、マスククロックφが端子413に供給され、制
御ロジック407はその出力端子CKM、 CKL。
TAPEN及びREADYに第4b図に示すようなりロ
ック信号を発生する。制御ロジック407はADCを構
成するのに使用された特定の回路技術に必要とされる任
意の他のタロツク信号も発生するようにすることができ
る。例えばスイッチドキャパシタ回路は多相及び/又は
相補クロック信号を必要とする。
サンプルホールド回路(図示せず)を用いて未知のアナ
ログ入力信号V I N (t)の順次のサンプルVI
N(T)、  v+N(T+1>等を入力端子1に供給
する。
この回路における信号のサンプリング特性は本発明のオ
フセット補償技術に不可欠の要件でなく、急速に変化す
る入力信号を変換するのに必要とされる実際のADCの
一般的な要件である。
固定の基準電圧、例えば零電圧に対し名目上対称である
基準電圧Vref(+)及びVraf (−)を基準端
子11a及びllbにそれぞれ供給して33個の等間隔
ノ基準電位VT(1) 〜VT(33)をタンプT1〜
T33から対応する比較器C)41〜CM33及びLC
2〜LC33の反転入力端子に供給させる。
第1及び第2オフセツト補償信号り。PF及びCo F
 Pをそれぞれ端子405及び406に供給する。
これら補償信号は第5図につき後述する手段により発生
される。今、これら補償信号は零ボルトであり、回路は
慣例のハーフフラッジ=ADCとして動作するものとす
る。
第1図につき先に簡単に述べたように、斯るADCはパ
イプライン動作により高いサンプルレートを用いること
ができる。例えばスイッチドキャパシタ回路素子を用い
る第4a図の回路の実施例はパイプライン動作用に構成
し得るが、斯る回路を説明するにはその変換プロセスを
本発明の説明に必要とされる以上に詳しく考慮する必要
があるため非パイプライン動作についてのみ説明する。
この目的のために、第4b図に制御ロジック407の対
応する出力端子に発生する信号TAPEN、 CKM。
CKL及びR[2ADYの状態をサンプル周期T、 T
+1等に関連して示す簡単な波形図を示しである。以下
の説明においては図中の符号A−Fを用いてタイミング
を示す。
瞬時Aにおいてアナログ入力サンプルV I )+ (
’r)が入力端子1に供給され、VIISBが入力バッ
ファ402の出力端子405に発生する。MSB比較比
較器MC−MC33がVMSBをタップ電圧VT(1)
 〜VT(33>と比較して瞬時Bまでに出力端子M1
〜M33及び1〜M33にラッチされた比較出力を発生
する。MSBSSデコーダ401M2〜M32及び14
2〜M32の信号を用いてMSBの5ビツト2進値D1
〜D5を発生する。
瞬時CにおいてCにMが高レベルになり、旧〜05をM
SB出力端子4にラッチさせてMSBの変換を終了する
同時に、比較器MCI及びMC33の出力は範囲外状態
VMSB < Vref ()及びVMSB > Vr
ef Hを示す。デコーダ401はこれらの出力を用い
て出力端子410に信号OFLを発生する。
また、タップ電圧VT(17)は理想的には端子11a
及びllbに供給される基準電圧間の中間の固定の基準
電圧、例えば零ボルトにあり、デコーダ401は比較器
MC17の出力を用いて、V I Nがこの固定基準電
圧より低いとき、例えば負のときに出力端子409に信
号5IGN = Qを発生する。以下の説明のために、
固定基準電圧は零ボルトであるものとする。
瞬時已において、クロックTAPENが高レベルになっ
てDAC5をエネ°−プルし、DAC5が次のように動
作する。アナログ信号V。、Bが隣接するタップ電圧V
T (k)及びVT(k+1>間にある場合、比較器M
CI〜MCkの出力M1〜Mkが状態パ1′″にセット
され、比較器M(:(k+1)〜MC33の出力M(k
+1)〜M33が状態″0′″にセットされる。VDA
Cの所要値は実際上VT(k)であり、ANDゲートA
kが隣接する比較器MCk及びMc(k+1)  の出
力Mk及びM(k+1)を用いてこれら比較器が異なる
出力を有することを検出してスイッチSkを閉じるため
、VIIAが所要のVT (k)になってDAC出力端
子6に現われる。
第1b図の減算器3及びスケーラ13の機能は増幅器4
04内に組込まれており、この増幅器がその出力端子1
4に残留信号VLSBを発生する。しかし、瞬時りにお
いてTAPENが0′″になり、V II A Cは最
早DAC出力端子6に現われなくなるため、増幅器40
4は瞬時りにVDACの値を差VMSB −V[lAC
が検出されるまで蓄積する手段を具えている。同様に、
補償信号C3FF−も例えばスイッチドキャパシタを用
いる実施例では連続的に得られないので、このC84,
を適当な瞬時に使用可能にする手段が設けられる。
VMSB  V[lACは単極性であるため、LSB変
換器8の双極性入力レンジのフルレンジを使用するよう
に増幅器404はアース電位ではなくVref(−)に
対して動作するものとする。これがため、く上述のよう
にC8FF = OVであるものとすると〉VLSB 
= 32X (V14SB  VDAC) ” Vre
r  ()になる(ここでVr、f (−) は負の値
を有する)。
LSB変換器8は、LSB比較器LCI又はLC33が
ない点を除いて!、IsB比較器2と同様に動作する。
これは、VMSBがレンジ内にある場合にはV LSB
のオーバフローは起こり得ないためである。しSSデコ
ーダ411 は5ピント2進LSB I直を信号06〜
010 として発生し、このLSB値は瞬時已において
クロックCKLが高レベルになるときにLSB出力端子
9にラッチされる。
瞬時Fにおいて、出力READYが高レベルになり、変
換が終了しlOビット出力信号01〜010を出力端子
4及び9から取り出すことができることが指示される。
このとき、既にサンプル7+lのMSB変換が瞬時へ1
において始まっている。
A1〜F1は次のサンプル周期’l’+1中の瞬時A−
Fに対応する瞬時である。
第4a図の回路の種々の部分に種々の理由により種々の
DCオフセットが存在するが、これらのDCオフセット
は人力オフセット誤差V+ と、比較器オフセット誤差
vc と、タップオフセット誤差vLとに分けることが
できる。第5図は第4a図の回路の一部分を示し、これ
らのオフセットをアナログ入力端子1、比較器MCI〜
MC33の非反転入力端子(+)及びタップT1〜T3
3にそれぞれ位置させた仮想の電圧源V、、VC及びV
、で表わしである。
オフセント補償電圧り。FF及びC6F、は第5図に示
す2つの負帰還ループ510及び520により発生され
、端子405及び406にそれぞれ供給する。
第1ループはMSBループ510で、MSB変換器2の
中点比較器MC17と、第1低域フイルタ511と、人
力バッファ402とを具えている。比較器MC17の出
力端子M17をフィルタ511の入力端子に接続し、本
例ではこの入力端子を制御ロジック407(第4a図)
の出力TAPεNが高レベルのときのみエネーブルする
。フィルタ511の出力端子を端子405に接続し、従
って入力バッファ402の反転入力端子(−)に接続す
る。
第2ループはLSBループ520で、比較器!、I C
34と第2低域フイルタ521とを具えている。比較器
MC34は522でアースに接続された非反転入力端子
(+)を有している。比較器M C34はMSBアレー
MCI〜MC33の比較器とできるだけ同一に設計して
できるだけ同一の比較器オフセット誤差を持つようにし
、これを522の位置に仮想の電圧源V。で示しである
比較器M C34の出力端子M34をフィルタ521の
入力端子に接続し、この入力端子を同様にTAPENが
高レベルのときのみエネーブルする。フィルタ521の
出力端子を端子406及び比較器MC34の反転入力端
子(−)にも接続する。
比較器出力M17とフィルタ511の入力端子との間の
接続(及び同様に比較器出力M34とフィルタ521の
入力端子との間の接続)によって、エネーブル信号TA
PENによりフィルタ511(521)は比較器出力M
17 (M34)の0及び1をサンプルすると共に時間
平均信号り。FF (COFF )を形成し、この信号
は比較器出力M17 (M34)のサンプルが1とDに
等しく分かれるときに零ボルトになる。フィルタ511
及び521の時定数は入力信号v l N (t)の性
質に従って選択するが、いずれにせよりンプル周期の多
数倍にする。
第4図につき述べた変換器の動作中、ループ510及び
520は入力信号VIN(t)が既知の基準レベル(例
えばv、s = Ov)に対し平衡であれば(もっと正
しく言うと平衡にするつもりであれば)、DCオフセッ
トを連続的に補償するよう動作する。
MSBループ510の動作は次の通りである。タップT
17は名目上は零ボルト (アース)であるが、基準電
圧Vraf (+)  と■ref(=)の非対称によ
りオフセット誤差しが生ずる。比較器オフセット誤差v
cは比較器の人力トランジスタの静的不整合から生じ、
またスイッチドキャパシタ構成の場合にはチャージボン
ピングから生じ得る。人力オフセット誤差V、は外部回
路又は人力バッファ31から導入されるものである。こ
れら誤差の全てが零の場合、入力信号vr、lは平衡し
ているため比較器出力M17は1とOを等しい確率で発
生する。この場合、低域フィルタ511の出力LOFF
はアース電位になる。有限の誤差電圧がある場合、この
ループは、LOFFが比較器M CI7の(+)入力端
子にその(−)入力端子に接続されたタップ電圧と同一
の平均電圧を発生させるときに安定する。
これらの入力端子の電圧V(−)及びν(+)はV(−
)=VT(17)+V、=  V、  (VT(17)
=0のため)V(+)−Vi LOFF+VC(平均の
VIN−〇のため)で与えられる。
ループはV (−) −V (+)で安定する。このた
め、Lopp = Vi”Vc−Vt      (1
)であり、入力バッファ402の出力は vxsB= VIN + v、 −L OFFで与えら
れるから、これに(1)を代入するとVMSB   =
   VIN   +  Vt   −VC−−−(2
)になる。
入力電圧vXNはタップ電圧と、 VT(k+1) > V IN > VT(k)の関係
を有する。
タップTkに接続されたMSB比較器は!、lckであ
り、その入力端子v (+) kに及びv (−) k
はv(+)l<  =  V  14sB  + Vc
であり、(2)を代入すると v(+)k = v rN+ v 、  −−−(3)
になり、且つ v(−)k = VT(k) + Vt   −−−(
4)である。
比較器MCkで行われる比較は v(+)k−v()k = V18VT(k)  −(
5)になる。
(5)式は理想的な変換において行われる比較を示し、
すなわち種々のオフセット電圧がMSB変換において補
償されることを示していること明らかである。
LSBを発生するためのアナログ残留信号はMSBのア
ナログ復元電圧を入力端子から減算することにより形成
される。実際のADCではこの減算に用いられる信号は
VMSB及びVDACであり、Vxsn = VTM+
V、VC−−−(2)入力)ら及び V DAC= V
T(k)−Vtである。
簡単な減算は誤差をLSB変換に伝播するため追加の補
償が必要になること明らかである。この補償は第2の負
帰還ループ、LSBループ520により行われる。
MSBループと同様に、比較器!、1c34の(−)入
力端子への平均入力が(+)入力端子の入力端子に等し
くなるときに安定に達する。斯くして C0FF  =  V、、     −−−(7)にな
る。
増幅器404により与えられるレベルシフトを含むしS
Bアレーに供給される電圧VLSBはVLSB = 3
2(V14sn+ C0FF VDAC)  l V、
−r() lにより与えられる。
これがため、(2)、(6)及び(7)式を代入すると
、VLSll = 32(V+N+Vt−Vc+Vc−
VT(k)−Vt)  l Vrer() l=  3
2(Vlll−VT(k))−l  vrer(−) 
 l    −−−(8)になる。
上述のLSB変換が同一のV、、 f (−)に対し行
われるものとすると、レベルシフトは実際上誤差源では
ないため、式(8)は上述の補償によってLSBアレー
で変換すべきアナログ残留信号がオフセット電圧誤差を
殆ど含まないものとなることを示している。他のオフセ
ット電圧がLSBアレー内に存在すること勿論であるが
、これらオフセット誤差はMSBアレー内の同様の誤差
の32分の1になるので通常無視することができる。
第6a図は直列型゛の10ビツトハーフフラツシユAD
Cの実施例のブロック図である。第4a図につき述べた
基準チェインR1〜R32、比較器MCI〜MC33及
びDAC5が存在する。MSBデコーダ401がデコー
ダ601 と置換され、このデコーダ610 は10ビ
ツト出力20と、第4a図の出力端子409及び410
 に対応する出力端子609及び610と、制御ロジッ
ク607の出力端子CKM及びCKLに接続された2個
のクロック入力端子608及び612を有している。制
御ロジック607 は第4a図の制御ロジック407 
と略々同様に動作するが、更に2つの他の出力SCA及
びSCAを発生する。
本例では別個のLSB変換器は存在しない。前述の例と
同様に、バッファ402、増幅器404及び端子1.4
05.406及び413が存在するが、本例ではバッフ
ァ402の出力端子403を比較器MCI〜J、l C
33の入力端子(+)に直接接続しないで第1スイツチ
62の第1端子に接続する点が相違する。同様にスケー
ラ404の出力端子をLSB変換器8の入力端子に接続
しないで、その代わりに第2スイツチ63の第1端子に
接続する。スイッチ62及び63の第24子を、比較器
1.+ C1〜1.I C33の非反転入力端子り+)
に接続されたi、ISB変換器2の入力端子に共通に接
続する。スイッチ62及び63は制御ロジック607 
の出力SCA及びSCAの高論理レベルに応答して電気
的に閉じる。
第5図につき述べた補償帰還ループ510及び520が
存在し、端子405及び406にそれぞれ接続される。
動作は第4図の並列型変換器と同様であり、同一の変換
器2をMSB変換とLSB変換の両方に使用する点が相
違するだけである。第6b図の波形図は、追加の信号S
CA及びSCAが制御ロジック607により他の信号T
APEN、 CKM、 CKL及びREADY に関連
して互に重なり合わない相補信号対として発生されるこ
とを示している。符号A−F及びLはサンプル周期Tに
おける変換の主なステフプを識別するためのものである
MSB変換は、並列型変換器の場合と同様、瞬時Aにお
いて始まる。このときSCAが低レベルになってスイッ
チ63を開くとともにSCAが高レベルになってスイッ
チ62を閉じる。これによりV。、Bが比較器MCl−
MC33の入力端子(十)に供給される。
並列型変換器と同様に、これら比較器はそれらの出力を
ラッチし、瞬時已においてTAPENが高レベルになっ
てDAC5がエネーブルされると共に、比較器出力14
17及び1434のサンプルが低域フィルタ511及び
521(図示せず)の入力端子に供給される。
瞬時CにおいてCKMが高レベルになってMSB出力信
号01〜D5がデコーダ601の10ビツト出力端子2
0の上位の5ビツト端子にラッチされる。オーバフロー
信号OFL及び符号信号5IGNも出力端子610及び
609にそれぞれラッチされる。
瞬時りにおいて、残留信号V L S Bを検出するた
めに増幅器404が現在のVDACの値を蓄積する。
その理由はこの瞬時にTAPENが低レベルになってD
ACが不作動にされるためである。これより前の瞬時り
においてSCAが高レベルになってスイッチ62を開き
、VMSBを比較器入力端子から切離すとともに、SC
Aが高レベルになってスイッチ62を閉じてVLSBが
しSB変変換−スケーラ404の出力端子14から比較
器に供給されるようにする。
TAPENはLSB変換中低レベルのままであるた約、
フィルタ511及び521 は比較器出力M17及びM
B2から人力を取り出さないため、LSB変換が補イ賞
ループ510及び520を妨害することはない。VLS
Bは平衡信号にすることもできるが、LSB変換に存在
するオフセットはMSB変換に存在するオフセットと一
般に等しくなく、その32分の1の大きさである。
瞬時已において、LSB信号信号−6〜010コーダ6
01内に準備され、CKL = 1 によりこれら信号
が出力端子20の下位の5ビツト端子にラッチされる。
瞬時Fにおいて、出力READYが高レベルになって出
力端子20が入力サンプルV+v(T)の値を表わす1
0ビツト2進信号D1〜010を出力することを指示す
る。
その間に瞬時A1においてSCA及びSACが次の入力
サンプルV、V(T+1)のMSB変換のために元の状
態にもどっている。
3段以上の変換を用いる場合には、3個以上のフラッジ
5ADC段を具えた並列構造においても同一のフラッシ
ュADC段を3回以上用いる直列モードにおいても各段
を補償するのに個別の!、+ S Bループが必要とさ
れる。並列構造においては、いくつかの比較器アレーが
それぞれ異なるオフセット電圧vcを発生するものと予
想される場合、例えば各段が別個の集積回路を具える場
合にはLSBループも別々にする必要がある。
斯る変換器においては、制(卸ロジックが各段に対する
別々のエネーブル信号を発生し、これら信号を用いて別
々のフィルタ入力をエネーブルすることができ、また直
列構造の場合には各組のスイッチを動在させて各ループ
を順次投入することができる。
MSBループ型の単一ループをLSB変換に用いてLS
B変換のオフセットを補償することもできること勿論で
あるが、LSB変換において残留信号を形成する必要が
ないときは誤差が増幅されないと共に次段に供給されな
いた必に問題は生じない。
以上の説明に基づいて当業者であれば種々の変更が可能
であり、本発明は上述の実施例にのみ限定されるもので
はない。これらの変更には、アナログ−ディジタル変換
器やその構成部品の設計や使用に関する他の既知の特徴
を含むことができる。
【図面の簡単な説明】
第1a図は並列型(m+n)  ビットハーフフラッシ
ュADCの第1の既知の構造を示すブッロク図、第1b
図は並列型(m+n)  ビットハーフフラッシュAD
Cの第2の既知の構造を示すブロック図、第1C図は第
1a及び1b図のADCのタイミング図、第2a図は直
列型(m + n )  ビットハーフフラッシュAD
Cの既知の構造を示すブロック図、第2b図は第2a図
のADCのタイミング図、第3図はn段直列型すブレン
ジADCの既知の構造を示すブロック図、 第4a図は本発明による並列型10ビツトハーフフラツ
シユADCのブロック図、 第4b図は第4a図のADC内に生ずる種々の信号の波
形図、 第5図は第4a図のADC内のオフセット補償信号の発
生回路を示す図、 第6a図は本発明による直列型10ビントハーフフラッ
シュ灯Cのブロック図、 第6b図は第6a図のADC内に生ずる種々の信号の波
形図である。 1・・・アナログ入力端子 2・・・第1  (MSB)八DC3・・・減算器5・
・・DAC8・・・第2 (LSB)ADClo・・・
ディジクル出力端子 13・・・スケーラ     21. 131・・・切
換スイッチ26、 36・・・ラッチ 20、30・・・ディジタル出力端子 401・・・MSBデコーダ  402・・・人力バッ
ファ404・・・増幅器(スケーラ) 405、406・・・補償信号入力端子407・・・制
御ロジック  411・・・LSBデコーダR1〜R3
2・・・基準チェイン T1〜T33・・・タップ 14C1〜MC33,LC2〜LC32・・・比較器A
1〜A32・・・ANDゲート 81〜S32・・・スイッチ 510、520・・・オフセント補償ループ511・・
・低域フィルタ  M[:34・・・比較器521・・
・低域フィルタ  601・・・デコーダ607・・・
制御ロジック 特許出願人   エヌ・べ−・フィリップス・フルーイ
ランペンファブリケン

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データレベルに対し平衡な信号用のアナログ−ディ
    ジタル変換器(ADC)であって、第1アナログ信号を
    受信する入力端子と、1個以上の基準レベルを発生する
    手段と、各基準レベルごとに設けられ前記第1アナログ
    信号をその基準レベルと比較する比較器とを具える第1
    ADC段を具え、該第1ADC段は該第1ADC段のデ
    ィジタル出力のアナログ表現である第2アナログ信号を
    出力端子に発生するディジタル−アナログ変換器も具え
    、他に前記第1アナログ信号から前記第2アナログ信号
    を減算して第3アナログ信号を形成する手段と、前記第
    3アナログ信号を後続のADC段の入力端子に供給する
    手段と、前記第1ADC段および後続のADC段のディ
    ジタル出力を結合して、当該変換器のディジタル出力を
    形成する手段とを具えて成るアナログ−ディジタル変換
    器において、前記第1ADC段は、更に、データレベル
    に対応する基準レベルを有する比較器の出力の時間平均
    値を形成することにより第1補償信号を発生する手段と
    、この第1補償信号を前記比較器に供給する前に前記第
    1アナログ信号から減算する手段と、第2補償信号を前
    記後続のADC段の入力端子に供給する前に前記第3ア
    ナログ信号に加える手段と、前記第2補償信号を発生す
    る手段とを具え、この第2補償信号発生手段は第1AD
    C段の比較器と同一の構成の追加の比較器を具え、その
    出力端子を負帰還ループによりその反転入力端子に接続
    すると共にその非反転入力端子をデータレベルに接続し
    て成ることを特徴とするアナログ−ディジタル変換器。 2、前記負帰還ループは前記追加の比較器の出力端子と
    その反転入力端子との間に接続された低域フィルタを具
    えていることを特徴とする特許請求の範囲1記載のアナ
    ログ−デイジタル変換器。 3、前記基準レベルは少なくとも1個の主基準レベルに
    接続された抵抗チェインのタップに発生される電圧であ
    ることを特徴とする特許請求の範囲1又は2記載のアナ
    ログ−ディジタル変換器。 4、前記ディジタル−アナログ変換器(DAC)の出力
    レベルはこのレベルと同一の前記第1ADC段の基準レ
    ベルから取り出すことを特徴とする特許請求の範囲1〜
    3の何れかに記載のアナログ−ディジタル変換器。 5、前記DACは前記第1ADC段の各基準レベルにそ
    れぞれ接続された1個以上のスイッチと、これらスイッ
    チの1つを前記第1ADC段の比較器の出力に応答して
    選択的に動作させる手段とを具えていることを特徴とす
    る特許請求の範囲1記載のアナログ−ディジタル変換器
    。 6、前記第3アナログ信号を2^m倍(ここでmは前記
    第1ADC段の出力のビット数に等しい数値)に増幅し
    て前記後続のADC段の入力信号を発生する手段を具え
    、前記後続の ADC段はこの増幅された第3アナログ信号を前記第1
    ADC段と同一の基準レベルと比較するようにしてある
    ことを特徴とする特許請求の範囲1〜5の何れかに記載
    のアナログ−ディジタル変換器。 7、前記後続のADC段はマルチプレクサ手段を用いて
    前記第1ADC段と同一の基準レベル及び/又は比較器
    を使用できるようにしてあることを特徴とする特許請求
    の範囲1〜6の何れかに記載のアナログ−ディジタル変
    換器。 8、3個以上のADC段を具え、各ADC段に対し独立
    に第1及び第2補償信号を発生して補償を与える手段を
    具えていることを特徴とする特許請求の範囲1〜7の何
    れかに記載のアナログ−ディジタル変換器。
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