JPH01173181A - クリッピング制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概　要〕 この発明は、マルチウィンドウ表示を行う表示装置にお
けるクリッピング制御方式に関し、マルチウィンドウの
クリッピング処理を高速に、しかも容易に行うことを目
的とし、 描画回路とフレームメモリを具備し、図形を表示する装
置に、図形のクリッピング領域を格納するクリッピング
用メモリと、前記描画回路の出力を前記クリッピング領
域でマスクしてフレームメモリに格納する書込みマスク
制御回路とを備え、クリッピング領域をマスクしてマル
チウィンドウをクリッピングするように構成する。

〔産業上の利用分野〕

この発明は、マルチウィンドウ表示を行う表示装置にお
けるクリッピング制御方式に関するものである。

図形を処理するのに、マルチウィンドウ表示の可能な表
示装置が広く用いられている。この表示装置で所要とす
るウィンドウに線分を描画しようとすると、所要ウィン
ドウを矩形領域に分割して線分を各矩形領域に描画する
。この時、各矩形領域と線分の交点座標を求めているが
、この交点座標を求めるために処理が複雑であり処理に
時間を要す。

したがって、マルチウィンドウのクリッピング処理を高
速に、しかも容易に行えるクリッピング制御方式が必要
とされている。

（従来の技術〕 従来は、第３図（ａ）に示すようなマルチウィンドウ＃
１．＃２．＃３をＣＲＴ　Ｂ上に表示する表示装置にお
いて、ウィンドウ＃２に第３図伽）に示す線分ＡＨを描
画する場合、まずウィンドウ＃２を点線で示すように分
割して矩形領域８−１．８−２．８−３を作製する。そ
して線分ＡＢを矩形領域８−１でクリッピングして、交
点Ｃの座標を求め、線分ＡＣを描画する０次に、線分Ａ
Ｂを矩形領域８−２でクリッピングして交点りの座標を
求めて線分ＣＤを描画する。

同様に線分Ａｎを矩形領域８−３でクリッピングして交
点Ｅの座標を求めて線分ＢＢを描画する。

以上のようにして線分へＢの描画を行う、この交点座標
を求める際に、除算計算を必要とし計算時間が長くなる
ばかりでなく、線分ＡＢが破線や一点鎖線の場合には、
矩形領域の境界での連続性を保証せねばならず処理が複
雑となり、描画性能にも影響する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記したように、従来のクリッピング制御方式は、処理
効率が悪く、しかも連続性保証の処理が複雑であるとい
う問題があった。

この発明は、上記した従来の状況から、マルチウィンド
ウのクリッピング処理を高速に、しかも容易に行えるク
リッピング制御方式を提供することを目的とするもので
ある。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明は第１図の原理図に示すように、描画回路４と
フレームメモリ６を具備し、図形を表示する表示装置に
、図形のクリッピング領域を格納するクリッピング用メ
モリ３と、クリッピング領域でマスクして描画回路４の
出力を、フレームメモリ６に格納する書込みマスク制御
回路５とを付設しである。

〔作　用〕

クリッピング領域は、クリッピング用メモリ３に格納さ
れており、このクリッピング用メモリ３の出力と、描画
回路４の出力とを書込みマスク制御回路５に入力して、
クリッピング領域でマスクした描画データをフレームメ
モリ６へ格納する。

したがって、構成は簡易なものとなり、演算処理を不要
としマルチウィンドウのクリッピング処理の高速処理化
が可能になる。

〔実施例〕

第２図は本発明の実施例を示すブロック図である。ｌは
制御プロセッサであり、表示装置を制御する。２は矩形
領域描画回路であり、所要とするウィンドウ以外のウィ
ンドウに対応する領域にオール°１°を書込む処理をす
る。３は矩形領域描画回路２の出力を格納するクリッピ
ング用メモリである。４は制御プロセッサｌの指示に基
づいて、描画を行う描画回路（ＯＤＡ回路）である。５
はＤＤ＾回路４の出力とクリッピング用メモリ３の出力
とを受ける書込みマスク制御回路である。６はフレーム
メモリ、７はＤ／Ａ変換器、８は図形を表示するＣＲＴ
である。

例えば、線分ＡＢをウィンドウ＃２に描画する場合、先
ず制御プロセッサ１はウィンドウ＃ｌと＃３を指定して
矩形領域描画回路２を作動してウィンドウ＃ｌと＃３に
対応する領域にオールＩＩＩを書込みクリ７ピング用メ
モリ３に格納する。

その後に、制御プロセッサｌは線分ＡＢを描画するため
にＯＤＡ回路４を起動する。　ＤＤ＾回路４から出力さ
れる描画データは書込みマスク制御回路５のアンド回路
５−１の一方端子に入力される。なお、アンド回路５−
１の他端子に、クリッピング用メモリ３からのオール゛
１゛のウィンドウ＃１．＃３のデータがインバータ５−
２を介して入力される。

従って、アンド回路５−１は、オール”１゛のウィンド
ウ＃１．＃３に対応する領域の場合、アンド回路５−１
は°０゛を出力し、ウィンドウ＃２に対応する場合にア
ンド回路５−１は”１°を出力する。

このアンド回路５−１の出力信号は、フレームメモリ６
の書込みマスク信号となり、１°の場合フレームメモリ
６に書込みを許可する。

上記した回路を更に簡易化するには、フレームメモリに
ＶＲＡＭを使用して、ＶＲＡＭの書込みマスク機能を利
用すると、書込みマスク制御回路が削減される。

〔発明の効果〕

以上の説明より明らかなように、この発明によれば、マ
ルチウィンドウのクリッピング処理が高速に処理でき、
しかも簡易な回路構成で可能になり、マルチライドウ処
理を取り扱う表示装置に適用するときわめて実用的な効
果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の原理図、 第２図は本発明の実施例を示すブロック図、第３図は従
来のマルチウィンドウのクリッピングを説明するための
図である。 図において、ｌは制御プロセッサ、３はクリッピング用
メモリ、５は書込みマスク制御回路、２ト発ｅ月＾＃理
Ｇり 第１１！１ 第２図 ！、ｎ　？ル千−寿νμ・つ哨７す、ｙｔ’＞７−＠　
＃ｔＱｌｉＴｋ　ｒｉＡ？（ｆＪ第３図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 描画回路（４）とフレームメモリ（６）を具備し、図形
   を表示する装置に、 図形のクリッピング領域を格納するクリッピング用メモ
   リ（３）と、 前記描画回路（４）の出力を前記クリッピング領域でマ
   スクしてフレームメモリ（６）に格納する書込みマスク
   制御回路（５２）とを備え、 クリッピング領域をマスクしてマルチウィンドウをクリ
   ッピングすることを特徴とするクリッピング制御方式。