JPH11288345A - 画像表示装置 - Google Patents
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- JPH11288345A JPH11288345A JP9113998A JP9113998A JPH11288345A JP H11288345 A JPH11288345 A JP H11288345A JP 9113998 A JP9113998 A JP 9113998A JP 9113998 A JP9113998 A JP 9113998A JP H11288345 A JPH11288345 A JP H11288345A
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- window
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像表示装置において、各ウィンドウに対応
する表示メモリ上の各レイヤの仮想画面幅を変更せず
に、その各ウィンドウの表示画面上の主走査方向の幅を
変更できるようにする。 【解決手段】 画像表示装置の表示装置9にマルチウィ
ンドウを表示させる場合、表示制御回路4のウィンドウ
属性レジスタ13に各ウィンドウの属性を設定する。こ
のとき、その各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の
原点座標及び終点座標(主走査方向の幅を含む)とビデ
オRAM7(表示メモリ)上の各レイヤの仮想画面幅を
独立して設定することができる。
する表示メモリ上の各レイヤの仮想画面幅を変更せず
に、その各ウィンドウの表示画面上の主走査方向の幅を
変更できるようにする。 【解決手段】 画像表示装置の表示装置9にマルチウィ
ンドウを表示させる場合、表示制御回路4のウィンドウ
属性レジスタ13に各ウィンドウの属性を設定する。こ
のとき、その各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の
原点座標及び終点座標(主走査方向の幅を含む)とビデ
オRAM7(表示メモリ)上の各レイヤの仮想画面幅を
独立して設定することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブラウン管ディ
スプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)等の
表示装置を用いてマルチウィンドウ表示を行なう画像表
示装置に関する。
スプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)等の
表示装置を用いてマルチウィンドウ表示を行なう画像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示メモリであるビデオRAMに描画さ
れた画像データを順次呼び出して、CRTやLCD等の
表示装置の表示画面に文字やパターンなどの画像情報
(画像データ)を表示させるグラフィックディスプレイ
装置がある。このような画像表示装置は、パーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサなどには不可欠であり、
広く一般に普及している。
れた画像データを順次呼び出して、CRTやLCD等の
表示装置の表示画面に文字やパターンなどの画像情報
(画像データ)を表示させるグラフィックディスプレイ
装置がある。このような画像表示装置は、パーソナルコ
ンピュータやワードプロセッサなどには不可欠であり、
広く一般に普及している。
【0003】このような画像表示装置において、表示内
容の切り換えや画面展開の方法として、画面内に矩形領
域のウィンドウを設定して、表示メモリの全く別のレイ
ヤに描画された画像データ(他の文書や表,グラフな
ど、あるいは他のアプリケーションの画像データ等)を
表示する、いわゆるウィンドウ表示が一般的に使われて
いる。このような表示方式の応用で、複数のウィンドウ
を扱ういわゆるマルチウィンドウ表示が一般的になって
いる。
容の切り換えや画面展開の方法として、画面内に矩形領
域のウィンドウを設定して、表示メモリの全く別のレイ
ヤに描画された画像データ(他の文書や表,グラフな
ど、あるいは他のアプリケーションの画像データ等)を
表示する、いわゆるウィンドウ表示が一般的に使われて
いる。このような表示方式の応用で、複数のウィンドウ
を扱ういわゆるマルチウィンドウ表示が一般的になって
いる。
【0004】図3にその表示例を示す。表示装置の表示
画面中に複数の矩形領域をウィンドウ1,ウィンドウ2
として設定し、その各ウィンドウ内に表示画面全域を表
示領域とする基本画面とは異なる画像データを表示させ
る。このようなマルチウィンドウ表示を行なう方法とし
て、実際にそのウィンドウ領域に別の画像を描画するソ
フト的な方法と、ハード的に表示アドレスを制御する方
法とがある。
画面中に複数の矩形領域をウィンドウ1,ウィンドウ2
として設定し、その各ウィンドウ内に表示画面全域を表
示領域とする基本画面とは異なる画像データを表示させ
る。このようなマルチウィンドウ表示を行なう方法とし
て、実際にそのウィンドウ領域に別の画像を描画するソ
フト的な方法と、ハード的に表示アドレスを制御する方
法とがある。
【0005】ソフト的な方法では、各ウィンドウに表示
する画像データをそれぞれウィンドウに表示されない部
分も含めて異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画す
るビデオRAMの他に、最終的に表示すべき画面の画像
データを保持するフレームバッファを設け、あるウィン
ドウの表示内容を書き換える場合には、そのフレームバ
ッファ上の書き換えるべきウィンドウの領域にビデオR
AMの画像データを転送して再描画する。表示装置に
は、このフレームバッファの画像データを出力して表示
させる。
する画像データをそれぞれウィンドウに表示されない部
分も含めて異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画す
るビデオRAMの他に、最終的に表示すべき画面の画像
データを保持するフレームバッファを設け、あるウィン
ドウの表示内容を書き換える場合には、そのフレームバ
ッファ上の書き換えるべきウィンドウの領域にビデオR
AMの画像データを転送して再描画する。表示装置に
は、このフレームバッファの画像データを出力して表示
させる。
【0006】一方、ハード的な方法は、上述のようなフ
レームバッファは設けず、各ウィンドウに表示する画像
データをウィンドウに表示されない部分も含めてビデオ
RAM上の異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画し
ておき、ハード的に表示アドレスを切り換えてウィンド
ウ表示に必要な画像データを読み出し、その画像データ
を表示装置に表示させる。
レームバッファは設けず、各ウィンドウに表示する画像
データをウィンドウに表示されない部分も含めてビデオ
RAM上の異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画し
ておき、ハード的に表示アドレスを切り換えてウィンド
ウ表示に必要な画像データを読み出し、その画像データ
を表示装置に表示させる。
【0007】ハード的に表示アドレスを切り換える方法
として、従来はウィンドウを開く前のベースとなる基本
画面用のアドレスカウンタと各ウィンドウ用のアドレス
カウンタとを別々に設けて、表示画面の領域毎にビデオ
RAMから画像データを読み出すための表示アドレスを
切り換えていた。
として、従来はウィンドウを開く前のベースとなる基本
画面用のアドレスカウンタと各ウィンドウ用のアドレス
カウンタとを別々に設けて、表示画面の領域毎にビデオ
RAMから画像データを読み出すための表示アドレスを
切り換えていた。
【0008】あるいは、表示画面の領域毎に基本となる
カウンタの出力値等に基づいて所定の演算を行ない、各
ウィンドウの表示アドレスを決定していた。演算によっ
て各ウィンドウの表示アドレスを決定する場合には、例
えば各ウィンドウの属性を次式に代入して演算を行な
い、その各ウィンドウの表示アドレス(ビデオRAM上
のアドレス)Awdを決定する。
カウンタの出力値等に基づいて所定の演算を行ない、各
ウィンドウの表示アドレスを決定していた。演算によっ
て各ウィンドウの表示アドレスを決定する場合には、例
えば各ウィンドウの属性を次式に代入して演算を行な
い、その各ウィンドウの表示アドレス(ビデオRAM上
のアドレス)Awdを決定する。
【0009】Awd=(Wm(Cy−Wsy)+(Cx−
Wsx))+Aws 但し、Cxは主走査カウンタの出力値を、Cyは副走査
カウンタの出力を、Awdは各ウィンドウの表示アドレ
スを、WmはビデオRAMの仮想画面幅(主走査方向の
書き込み可能な文字数)を、(Wsx,Wsy)は各ウ
ィンドウの表示画面上の表示位置の原点座標を、Aws
は各ウィンドウの原点データのビデオRAM上のアドレ
ス(各ウィンドウに対応するレイヤのアドレスオフセッ
ト値)をそれぞれ示す。
Wsx))+Aws 但し、Cxは主走査カウンタの出力値を、Cyは副走査
カウンタの出力を、Awdは各ウィンドウの表示アドレ
スを、WmはビデオRAMの仮想画面幅(主走査方向の
書き込み可能な文字数)を、(Wsx,Wsy)は各ウ
ィンドウの表示画面上の表示位置の原点座標を、Aws
は各ウィンドウの原点データのビデオRAM上のアドレ
ス(各ウィンドウに対応するレイヤのアドレスオフセッ
ト値)をそれぞれ示す。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像表示装置においては、上記ソフト的な方
法あるいはハード的な方法のいずれによってマルチウィ
ンドウ表示を行なう場合でも、基本画面を表示する場合
のビデオRAM上の仮想画面幅を、そのまま各ウィンド
ウの仮想画面幅として使用しているため、ビデオRAM
を有効に活用できなかった。
うな従来の画像表示装置においては、上記ソフト的な方
法あるいはハード的な方法のいずれによってマルチウィ
ンドウ表示を行なう場合でも、基本画面を表示する場合
のビデオRAM上の仮想画面幅を、そのまま各ウィンド
ウの仮想画面幅として使用しているため、ビデオRAM
を有効に活用できなかった。
【0011】また、従来用いられていたソフト的な方法
でマルチウィンドウ表示を行なう場合には、各ウィンド
ウ内の画面を書き換える際にビデオRAMの当該ウィン
ドウに表示する部分を含む画像データを書き換える他
に、その書き換えた画像データの表示される部分(優先
順位の高い他のウィンドウが重なっていない部分)のデ
ータを上記フレームバッファに転送する必要があった。
これが画面を変更する際の描画速度を遅らせる要因とな
っていた。
でマルチウィンドウ表示を行なう場合には、各ウィンド
ウ内の画面を書き換える際にビデオRAMの当該ウィン
ドウに表示する部分を含む画像データを書き換える他
に、その書き換えた画像データの表示される部分(優先
順位の高い他のウィンドウが重なっていない部分)のデ
ータを上記フレームバッファに転送する必要があった。
これが画面を変更する際の描画速度を遅らせる要因とな
っていた。
【0012】一方、従来用いられていたハード的な方法
のうち、各ウィンドウ用のアドレスカウンタの出力(表
示アドレス)を切り換えてマルチウィンドウ表示を行な
う方法では、画面上に表示できるウィンドウの数がアド
レスカウンタの数に制限されてしまう。したがって、多
数のウィンドウを表示しようとすると、アドレスカウン
タを構成する回路が膨大な規模となってしまうという問
題があった。
のうち、各ウィンドウ用のアドレスカウンタの出力(表
示アドレス)を切り換えてマルチウィンドウ表示を行な
う方法では、画面上に表示できるウィンドウの数がアド
レスカウンタの数に制限されてしまう。したがって、多
数のウィンドウを表示しようとすると、アドレスカウン
タを構成する回路が膨大な規模となってしまうという問
題があった。
【0013】演算によって各ウィンドウの表示アドレス
を決定してマルチウィンドウ表示を行なう方法では、ビ
デオRAMの仮想画面幅Wmを一定としているため、各
ウィンドウの主走査方向の幅が異なると、ビデオRAM
上にその各ウィンドウの画像データを配置した場合、ビ
デオRAMの利用効率が悪くなる。そこで、その問題を
解消するために、仮想画面幅を各ウィンドウ毎に設定す
る方法(Wmが各ウィンドウ毎に変わる)も考えられ
る。
を決定してマルチウィンドウ表示を行なう方法では、ビ
デオRAMの仮想画面幅Wmを一定としているため、各
ウィンドウの主走査方向の幅が異なると、ビデオRAM
上にその各ウィンドウの画像データを配置した場合、ビ
デオRAMの利用効率が悪くなる。そこで、その問題を
解消するために、仮想画面幅を各ウィンドウ毎に設定す
る方法(Wmが各ウィンドウ毎に変わる)も考えられ
る。
【0014】しかし、各ウィンドウ毎に設定する仮想画
面幅は当該ウィンドウの表示画面上の主走査方向の幅で
あるため、例えばウィンドウの表示画面上の主走査方向
の幅を変更する場合、そのウィンドウの仮想画面幅も変
わってしまい、ビデオRAM上の画像データを書き換え
る必要があった。
面幅は当該ウィンドウの表示画面上の主走査方向の幅で
あるため、例えばウィンドウの表示画面上の主走査方向
の幅を変更する場合、そのウィンドウの仮想画面幅も変
わってしまい、ビデオRAM上の画像データを書き換え
る必要があった。
【0015】この発明はこのような従来の問題に鑑みて
なされたものであり、マルチウィンドウ表示を行なう画
像表示装置において、各ウィンドウの仮想画面幅を変更
せずに、その各ウィンドウの表示画面上の主走査方向の
幅を変更できるようにすることを目的とする。
なされたものであり、マルチウィンドウ表示を行なう画
像表示装置において、各ウィンドウの仮想画面幅を変更
せずに、その各ウィンドウの表示画面上の主走査方向の
幅を変更できるようにすることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、表示装置の表示画面中に複数の矩形領域
をウィンドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示
メモリ(ビデオRAM)の異なるレイヤに描画された画
像データを表示させるマルチウィンドウ表示を行なう画
像表示装置において、各ウィンドウ毎に前記表示画面上
の主走査方向の幅と前記表示メモリ上の各レイヤの仮想
画面幅を独立して設定する手段を設けたものである。
達成するため、表示装置の表示画面中に複数の矩形領域
をウィンドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示
メモリ(ビデオRAM)の異なるレイヤに描画された画
像データを表示させるマルチウィンドウ表示を行なう画
像表示装置において、各ウィンドウ毎に前記表示画面上
の主走査方向の幅と前記表示メモリ上の各レイヤの仮想
画面幅を独立して設定する手段を設けたものである。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を具体的に説明する。まず、この発明による画
像表示装置の全体構成とその動作を図2によって説明す
る。
実施形態を具体的に説明する。まず、この発明による画
像表示装置の全体構成とその動作を図2によって説明す
る。
【0018】CPU1は、表示部のみならず装置全体の
制御を行なう中央処理装置であり、ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2に格納されたプログラムを実行する。
ROM2内には、CPU1が実行するプログラムの他に
グラフィック表示のためのグラフィックパターンデータ
が格納されている。CPU1とROM2とマルチプレク
サ6は、アドレスバス(A0〜15)で接続されてい
る。
制御を行なう中央処理装置であり、ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2に格納されたプログラムを実行する。
ROM2内には、CPU1が実行するプログラムの他に
グラフィック表示のためのグラフィックパターンデータ
が格納されている。CPU1とROM2とマルチプレク
サ6は、アドレスバス(A0〜15)で接続されてい
る。
【0019】一方、表示制御回路4は、タイミングジェ
ネレータ3の発生するタイミング信号に従ってCPU1
とは非同期にサイクリックな(規則正しい)表示動作を
繰り返す機能を持っている。この規則正しい画面表示を
するために、表示メモリであるビデオRAM7へのアク
セスは、表示制御回路4に優先権がある。CPU1が表
示データの書き換えや、読み出しを行なう際は、表示制
御回路4が非アクセス状態のタイミングに行なうよう
に、タイミングジェネレータ3がマルチプレクサ6を制
御している。
ネレータ3の発生するタイミング信号に従ってCPU1
とは非同期にサイクリックな(規則正しい)表示動作を
繰り返す機能を持っている。この規則正しい画面表示を
するために、表示メモリであるビデオRAM7へのアク
セスは、表示制御回路4に優先権がある。CPU1が表
示データの書き換えや、読み出しを行なう際は、表示制
御回路4が非アクセス状態のタイミングに行なうよう
に、タイミングジェネレータ3がマルチプレクサ6を制
御している。
【0020】この表示制御回路4は、主に表示アドレス
(GA0〜14)を発生する表示アドレスジェネレータ
からなっている。CPU1は、まず表示制御回路4の内
部の各レジスタに、ビデオRAM7上の表示開始アドレ
ス(スタートアドレス)や、表示画面の水平方向(主走
査方向)の表示可能な文字数(水平表示画面幅)、ビデ
オRAM7の主走査方向の書き込み可能な文字数(基本
画面の仮想画面幅)等を、データバス(D0〜15)を
通してそれぞれ設定する。それらの設定値は、タイミン
グジェネレータ3にも送られ、それらの設定値に従って
タイミングジェネレータ3が表示のための各種同期信号
を発生する。
(GA0〜14)を発生する表示アドレスジェネレータ
からなっている。CPU1は、まず表示制御回路4の内
部の各レジスタに、ビデオRAM7上の表示開始アドレ
ス(スタートアドレス)や、表示画面の水平方向(主走
査方向)の表示可能な文字数(水平表示画面幅)、ビデ
オRAM7の主走査方向の書き込み可能な文字数(基本
画面の仮想画面幅)等を、データバス(D0〜15)を
通してそれぞれ設定する。それらの設定値は、タイミン
グジェネレータ3にも送られ、それらの設定値に従って
タイミングジェネレータ3が表示のための各種同期信号
を発生する。
【0021】CPU1は、ROM2のプログラムに従っ
て表示すべき各画像データのグラフィックデータをビデ
オRAM7内の各レイヤの所定のアドレスに転送して1
フレーム分ずつ描画する。表示制御回路4は、タイミン
グジェネレータ3が発生するフレーム同期信号に従っ
て、グラフィック用表示アドレスバス10上に表示アド
レス(GA0〜14)を出力する。
て表示すべき各画像データのグラフィックデータをビデ
オRAM7内の各レイヤの所定のアドレスに転送して1
フレーム分ずつ描画する。表示制御回路4は、タイミン
グジェネレータ3が発生するフレーム同期信号に従っ
て、グラフィック用表示アドレスバス10上に表示アド
レス(GA0〜14)を出力する。
【0022】そのアドレスに従った画像データがビデオ
RAM7から読み出されて、ラッチ回路8を経由して表
示装置9に転送される。マルチプレクサ6は、CPU1
と表示制御回路4からのビデオRAM7へのアクセスを
選択する。そして、バスドライバ5はデータバスの制御
を行なう。なお、表示装置9としては、CRT,LCD
あるいはその他の文字及び図形等の2次元表示が可能な
表示装置であればよい。
RAM7から読み出されて、ラッチ回路8を経由して表
示装置9に転送される。マルチプレクサ6は、CPU1
と表示制御回路4からのビデオRAM7へのアクセスを
選択する。そして、バスドライバ5はデータバスの制御
を行なう。なお、表示装置9としては、CRT,LCD
あるいはその他の文字及び図形等の2次元表示が可能な
表示装置であればよい。
【0023】次に、表示制御回路4におけるこの発明に
係る部分について説明する。図1は、表示制御回路4の
表示アドレスジェネレータを構成する部分と、ビデオR
AM7及び表示装置9との関係を示すブロック図であ
る。
係る部分について説明する。図1は、表示制御回路4の
表示アドレスジェネレータを構成する部分と、ビデオR
AM7及び表示装置9との関係を示すブロック図であ
る。
【0024】このブロック図には図示していないが、表
示制御回路4にはビデオRAM7上の表示開始アドレス
(基本画面のスタートアドレス),基本画面の主走査方
向の表示可能な文字数(水平表示画面幅),図3に示し
た表示画面全体を表示領域とする基本画面のビデオRA
M7上のレイヤの仮想画面幅(主走査方向の書き込み可
能な文字数)などを、図2のCPU1が設定するレジス
タを含んでいる。
示制御回路4にはビデオRAM7上の表示開始アドレス
(基本画面のスタートアドレス),基本画面の主走査方
向の表示可能な文字数(水平表示画面幅),図3に示し
た表示画面全体を表示領域とする基本画面のビデオRA
M7上のレイヤの仮想画面幅(主走査方向の書き込み可
能な文字数)などを、図2のCPU1が設定するレジス
タを含んでいる。
【0025】この表示制御回路4は、主走査カウンタ1
1と、副走査カウンタ12と、ウィンドウ属性レジスタ
13と、優先順位レジスタ14と、有効レイヤコントロ
ーラ15と、ウィンドウ属性切換器16と、アドレス演
算器17とによって表示アドレスジェネレータを構成し
ている。主走査カウンタ11及び副走査カウンタ12は
基本画面を表示する際に使用するカウンタであり、主走
査カウンタ11は主走査方向の表示位置を、副走査カウ
ンタ12は副走査方向の表示位置をそれぞれ指定する。
1と、副走査カウンタ12と、ウィンドウ属性レジスタ
13と、優先順位レジスタ14と、有効レイヤコントロ
ーラ15と、ウィンドウ属性切換器16と、アドレス演
算器17とによって表示アドレスジェネレータを構成し
ている。主走査カウンタ11及び副走査カウンタ12は
基本画面を表示する際に使用するカウンタであり、主走
査カウンタ11は主走査方向の表示位置を、副走査カウ
ンタ12は副走査方向の表示位置をそれぞれ指定する。
【0026】ウィンドウ属性レジスタ13は、各ウィン
ドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標(Wsxn,
Wsyn)及び終点座標(Wexn,Weyn)を設定
する複数のレジスタと、各ウィンドウ毎にビデオRAM
7上の各レイヤの仮想画面幅Wmnを設定する複数のレ
ジスタと、各ウィンドウに対応するレイヤのアドレスオ
フセット値(各ウィンドウの原点データのビデオRAM
7上のアドレス)Awsnを設定する複数のレジスタと
からなる。
ドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標(Wsxn,
Wsyn)及び終点座標(Wexn,Weyn)を設定
する複数のレジスタと、各ウィンドウ毎にビデオRAM
7上の各レイヤの仮想画面幅Wmnを設定する複数のレ
ジスタと、各ウィンドウに対応するレイヤのアドレスオ
フセット値(各ウィンドウの原点データのビデオRAM
7上のアドレス)Awsnを設定する複数のレジスタと
からなる。
【0027】優先順位レジスタ14は、各ウィンドウの
優先順位を設定する複数のレジスタからなる。有効レイ
ヤコントローラ15は、主走査カウンタ11,副走査カ
ウンタ12,ウィンドウ属性レジスタ13,及び優先順
位レジスタ14の各出力値に基づいて唯一のレイヤの有
効信号を出力する。
優先順位を設定する複数のレジスタからなる。有効レイ
ヤコントローラ15は、主走査カウンタ11,副走査カ
ウンタ12,ウィンドウ属性レジスタ13,及び優先順
位レジスタ14の各出力値に基づいて唯一のレイヤの有
効信号を出力する。
【0028】ウィンドウ属性切換器16は、有効レイヤ
コントローラ15からの有効信号により、ウィンドウ属
性レジスタ13から表示すべきウィンドウの属性を選択
し、アドレス演算器17に出力する。アドレス演算器1
7は、主走査カウンタ11,副走査カウンタ12,及び
ウィンドウ属性切換器16の各出力値などに基づいて表
示アドレスを出力する。
コントローラ15からの有効信号により、ウィンドウ属
性レジスタ13から表示すべきウィンドウの属性を選択
し、アドレス演算器17に出力する。アドレス演算器1
7は、主走査カウンタ11,副走査カウンタ12,及び
ウィンドウ属性切換器16の各出力値などに基づいて表
示アドレスを出力する。
【0029】このように構成された画像表示装置におい
て、表示装置9に基本画面を表示する際には、図2のC
PU1によって基本画面のスタートアドレス,水平表示
画面幅,基本画面用の仮想画面幅などが設定され、アド
レス演算器17がそれらと主走査カウンタ11及び副走
査カウンタ12の各出力値に基づいて基本画面用の表示
アドレスを算出して出力する。
て、表示装置9に基本画面を表示する際には、図2のC
PU1によって基本画面のスタートアドレス,水平表示
画面幅,基本画面用の仮想画面幅などが設定され、アド
レス演算器17がそれらと主走査カウンタ11及び副走
査カウンタ12の各出力値に基づいて基本画面用の表示
アドレスを算出して出力する。
【0030】一方、表示装置9に各ウィンドウを表示す
る際には、CPU1により、ウィンドウ属性レジスタ1
3に、表示すべき各ウィンドウの属性が設定される。つ
まり、各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座
標(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wexn,W
eyn)とビデオRAM7上の各レイヤの仮想画面幅W
mnが独立して設定されると共に、各ウィンドウに対応
するレイヤのアドレスオフセット値Awsnが設定され
る。また、優先順位レジスタ14に各ウィンドウの優先
順位が設定される。
る際には、CPU1により、ウィンドウ属性レジスタ1
3に、表示すべき各ウィンドウの属性が設定される。つ
まり、各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座
標(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wexn,W
eyn)とビデオRAM7上の各レイヤの仮想画面幅W
mnが独立して設定されると共に、各ウィンドウに対応
するレイヤのアドレスオフセット値Awsnが設定され
る。また、優先順位レジスタ14に各ウィンドウの優先
順位が設定される。
【0031】それによって、有効レイヤコントローラ1
5は、主走査カウンタ11,副走査カウンタ12の各出
力値,ウィンドウ属性レジスタ13に設定された各ウィ
ンドウに対応するビデオRAM7上の各レイヤの仮想画
面幅Wmn,各ウィンドウの表示画面上の表示位置の原
点座標(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wex
n,Weyn),優先順位レジスタ14に設定された各
ウィンドウの優先順位に基づいて、唯一のレイヤの有効
信号を出力する。
5は、主走査カウンタ11,副走査カウンタ12の各出
力値,ウィンドウ属性レジスタ13に設定された各ウィ
ンドウに対応するビデオRAM7上の各レイヤの仮想画
面幅Wmn,各ウィンドウの表示画面上の表示位置の原
点座標(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wex
n,Weyn),優先順位レジスタ14に設定された各
ウィンドウの優先順位に基づいて、唯一のレイヤの有効
信号を出力する。
【0032】ウィンドウ属性切換器16は、有効レイヤ
コントローラ15からのレイヤの有効信号により、ウィ
ンドウ属性レジスタ13から表示すべきウィンドウの属
性を選択し、それをアドレス演算器17に出力する。ア
ドレス演算器17は、主走査カウンタ11,副走査カウ
ンタ12の各出力値とウィンドウ属性切換器16によっ
て選択された表示すべきウィンドウの属性を次式に代入
して演算を行ない、そのウィンドウの表示アドレス(ビ
デオRAM7上のアドレス)Awdnを決定して、表示
メモリであるビデオRAM7に出力する。
コントローラ15からのレイヤの有効信号により、ウィ
ンドウ属性レジスタ13から表示すべきウィンドウの属
性を選択し、それをアドレス演算器17に出力する。ア
ドレス演算器17は、主走査カウンタ11,副走査カウ
ンタ12の各出力値とウィンドウ属性切換器16によっ
て選択された表示すべきウィンドウの属性を次式に代入
して演算を行ない、そのウィンドウの表示アドレス(ビ
デオRAM7上のアドレス)Awdnを決定して、表示
メモリであるビデオRAM7に出力する。
【0033】Awdn=(Wmn(Cy−Wsyn)+
(Cx−Wsxn))+Awsn 但し、Cxは主走査カウンタ11の出力値を、Cyは副
走査カウンタ12の出力を、Awdnはn番目のウィン
ドウの表示アドレスを、Wmnはn番目のウィンドウに
対応するビデオRAM7上のレイヤの仮想画面幅を、
(Wsxn,Wsyn)はn番目のウィンドウの表示画
面上の表示位置の原点座標を、Awsnはn番目のウィ
ンドウに対応するレイヤのアドレスオフセット値をそれ
ぞれ示す。
(Cx−Wsxn))+Awsn 但し、Cxは主走査カウンタ11の出力値を、Cyは副
走査カウンタ12の出力を、Awdnはn番目のウィン
ドウの表示アドレスを、Wmnはn番目のウィンドウに
対応するビデオRAM7上のレイヤの仮想画面幅を、
(Wsxn,Wsyn)はn番目のウィンドウの表示画
面上の表示位置の原点座標を、Awsnはn番目のウィ
ンドウに対応するレイヤのアドレスオフセット値をそれ
ぞれ示す。
【0034】上述した表示制御回路4内の各部はそれぞ
れ、タイミングジェネレータ3が発生するフレーム同期
信号に従って(表示動作に同期して)動作を行ない、そ
れによってアドレス演算器17から表示アドレスが出力
されるため、その表示アドレスによってビデオRAM7
から画像データが読み出され、LCD等の表示装置9に
転送されて表示される。
れ、タイミングジェネレータ3が発生するフレーム同期
信号に従って(表示動作に同期して)動作を行ない、そ
れによってアドレス演算器17から表示アドレスが出力
されるため、その表示アドレスによってビデオRAM7
から画像データが読み出され、LCD等の表示装置9に
転送されて表示される。
【0035】このようにして、表示制御回路4から表示
動作に同期してビデオRAM7の各レイヤに描画されて
いる画像データを読み出すための表示アドレスが出力さ
れ、ビデオRAM7上の各レイヤに分散して描画されて
いる各ウィンドウの画像データがピックアップされ、表
示装置9に転送されて表示される。よって、最終的なマ
ルチウィンドウ画面が得られる。
動作に同期してビデオRAM7の各レイヤに描画されて
いる画像データを読み出すための表示アドレスが出力さ
れ、ビデオRAM7上の各レイヤに分散して描画されて
いる各ウィンドウの画像データがピックアップされ、表
示装置9に転送されて表示される。よって、最終的なマ
ルチウィンドウ画面が得られる。
【0036】ところで、各ウィンドウの表示形状を変更
するには、ウィンドウ属性レジスタ13に設定されてい
る各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標
(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wexn,We
yn)を変更すればよい。ビデオRAM7上の表示デー
タ(画像データ)及びアドレスを変更する必要はない。
するには、ウィンドウ属性レジスタ13に設定されてい
る各ウィンドウ毎に表示画面上の表示位置の原点座標
(Wsxn,Wsyn)及び終点座標(Wexn,We
yn)を変更すればよい。ビデオRAM7上の表示デー
タ(画像データ)及びアドレスを変更する必要はない。
【0037】また、各ウィンドウの上下関係を変更する
には、優先順位レジスタ14に設定した各ウィンドウの
優先順位を変更すればよく、ビデオRAM7上のレイヤ
の画像データの内容は変更する必要がない。なお、図3
に示す例では、ウィンドウ2はウィンドウ1より優先順
位が高い。
には、優先順位レジスタ14に設定した各ウィンドウの
優先順位を変更すればよく、ビデオRAM7上のレイヤ
の画像データの内容は変更する必要がない。なお、図3
に示す例では、ウィンドウ2はウィンドウ1より優先順
位が高い。
【0038】さらに、ウィンドウ内の表示をスクロール
する場合は、ウィンドウ属性レジスタ13のアドレスオ
フセット値Awsnを変更すればよく、ビデオRAM7
に描画した表示データは修正する必要がない。したがっ
て、マルチウィンドウ画面の表示状態を変更するあらゆ
る手段を迅速に行なうことができる。
する場合は、ウィンドウ属性レジスタ13のアドレスオ
フセット値Awsnを変更すればよく、ビデオRAM7
に描画した表示データは修正する必要がない。したがっ
て、マルチウィンドウ画面の表示状態を変更するあらゆ
る手段を迅速に行なうことができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像表示装置によれば、各ウィンドウの表示画面上の主走
査方向の幅をその各ウィンドウに対応する表示メモリ上
の各レイヤの仮想画面幅に関係なく設定し、表示メモリ
上の表示データを変更することなく、ウィンドウの表示
形状を任意に設定することができる。
像表示装置によれば、各ウィンドウの表示画面上の主走
査方向の幅をその各ウィンドウに対応する表示メモリ上
の各レイヤの仮想画面幅に関係なく設定し、表示メモリ
上の表示データを変更することなく、ウィンドウの表示
形状を任意に設定することができる。
【図1】図2における表示制御回路4のこの発明に係る
部分とビデオRAM7および表示装置9との関係を示す
ブロック図である。
部分とビデオRAM7および表示装置9との関係を示す
ブロック図である。
【図2】この発明による画像表示装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図3】表示画面のウィンドウ表示の一例を示す図であ
る。
る。
1:CPU 2:ROM 3:タイミングジェネレータ 4:表示制御回路 5:バスドライバ 6:マルチプレクサ 7:ビデオRAM(表示メモリ) 8:ラッチ 9:表示装置 10:表示アドレスバス 11:主走査カウンタ 12:副走査カウンタ 13:ウィンドウ属性レジスタ 14:優先順位レジスタ 15:有効レイヤコントローラ 16:ウィンドウ属性切換器 17:アドレス演算器
Claims (1)
- 【請求項1】 表示装置の表示画面中に複数の矩形領域
をウィンドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示
メモリの異なるレイヤに描画された画像データを表示さ
せるマルチウィンドウ表示を行なう画像表示装置であっ
て、 各ウィンドウ毎に前記表示画面上の主走査方向の幅と前
記表示メモリ上の各レイヤの仮想画面幅を独立して設定
する手段を設けたことを特徴とする画像表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9113998A JPH11288345A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 画像表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9113998A JPH11288345A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 画像表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11288345A true JPH11288345A (ja) | 1999-10-19 |
Family
ID=14018203
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9113998A Pending JPH11288345A (ja) | 1998-04-03 | 1998-04-03 | 画像表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11288345A (ja) |
-
1998
- 1998-04-03 JP JP9113998A patent/JPH11288345A/ja active Pending
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