JPH11161256A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JPH11161256A
JPH11161256A JP32255497A JP32255497A JPH11161256A JP H11161256 A JPH11161256 A JP H11161256A JP 32255497 A JP32255497 A JP 32255497A JP 32255497 A JP32255497 A JP 32255497A JP H11161256 A JPH11161256 A JP H11161256A
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JP
Japan
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display
window
address
virtual screen
screen width
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Pending
Application number
JP32255497A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Miura
幹夫 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
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Publication of JPH11161256A publication Critical patent/JPH11161256A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示メモリを有効に活用できるようにするこ
と、および最小限の回路規模で高速にマルチウィンドウ
表示を行なえるようにすること。 【解決手段】 画像表示装置の表示制御回路4に、仮想
画面幅レジスタ15と、仮想画面幅切換器16と、アド
レスカウンタ11と、各ウィンドウに対応するレイヤの
アドレスオフセット値と、各ウィンドウの表示位置およ
び大きさを示す座標値と、優先順位とをそれぞれ設定す
る複数のレジスタからなるウィンドウ属性レジスタ12
と、その設定値に基づいて表示動作に同期して各ウィン
ドウに対するアフドレスオフセット値を出力するオフセ
ット切換器13と、そのアフドレスオフセット値とアド
レスカウンタ11が出力する設定された仮想画面幅に応
じて変更された基本画面用のアドレスとを加算して、各
ウィンドウの表示アドレスを表示メモリであるVRAM
7に出力するオフセット加算器14とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ブラウン管ディ
スプレイ(CRT)や液晶ディスプレイ(LCD)等の
表示装置を用いてマルチウィンドウ表示を行なう画像表
示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】表示メモリであるVRAMに描画された
画像データを順次呼び出して、CRTやLCD等の表示
装置の表示画面に文字やパターンなどの画像情報(画像
データ)を表示させるグラフィックディスプレイ装置が
ある。このような画像表示装置は、パーソナルコンピュ
ータやワードプロセッサなどには不可欠であり、広く一
般に普及している。
【0003】このような画像表示装置において、表示内
容の切り換えや画面展開の方法として、画面内に矩形領
域のウインドウを設定して、表示メモリの全く別のレイ
ヤに描画された画像データ(他の文書や表,グラフな
ど、あるいは他のアプリケーションの画像データ等)を
表示する、いわゆるウィンドウ表示が一般的に使われて
いる。このような表示方式の応用で、複数のウィンドウ
を扱ういわゆるマルチウィンドウ表示が一般的になって
いる。
【0004】図3にその表示例を示す。表示示装置の表
示画面中に複数の矩形領域をウィンドウ1,ウィンドウ
2として設定し、その各ウィンドウ内に表示画面全域を
表示領域とする基本画面とは異なる画像データを表示さ
せる。このようなマルチウィンドウ表示を行なう方法と
して、実際にそのウィンドウ領域に別の画像を描画する
ソフト的な方法と、ハード的に表示アドレスを制御する
方法とがある。
【0005】ソフト的な方法では、各ウィンドウに表示
する画像データをそれぞれウィンドウに表示されない部
分も含めて異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画す
るVRAMの他に、最終的に表示すべき画面の画像デー
タを保持するフレームバッファを設け、あるウィンドウ
の表示内容を書き換える場合には、そのフレームバッフ
ァ上の書き換えるべきウィンドウの領域にVRAMの画
像データを転送して再描画する。表示装置には、このフ
レームバッファの画像データを出力して表示させる。
【0006】一方ハード的な方法は、上述のようなフレ
ームバッファは設けず、各ウィンドウに表示する画像デ
ータをウィンドウに表示されない部分も含めてVRAM
上の異なるレイヤに全て(1フレーム分)描画してお
き、ハード的に表示アドレスを切り換えてウィンドウ表
示に必要な画像データを読み出し、その画像データを表
示装置に表示させる。
【0007】ハード的に表示アドレスを切り換える方法
として、従来はウィンドウを開く前のベースとなる基本
画面用のアドレスカウンタとウィンドウ用のアドレスカ
ウンタとを別々に設けて、表示画面の領域毎にVRAM
から画像データを読み出すための表示アドレスを切り換
えていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の画像
表示装置においては、上記ソフト的な方法あるいはハー
ド的な方法のいずれによってマルチウィンドウ表示を行
なう場合でも、基本画面を表示する場合のVRAM上の
仮想画面幅を、そのまま各ウィンドウの仮想画面幅とし
て使用しているため、VRAMを有効に活用できなかっ
た。
【0009】また、ソフト的な方法でマルチウィンドウ
表示を行なう場合には、各ウィンドウ内の画面を書き換
える際にVRAMの当該ウィンドウに表示する部分を含
む画像データを書き換える他に、その書き換えた画像デ
ータの表示される部分(優先順位の高い他のウィンドウ
が重なっていない部分)のデータを上記フレームバッフ
ァに転送する必要があった。これが画面を変更する際の
描画速度を遅らせる要因となっていた。
【0010】一方、従来のハード的にアドレスを切り換
えてマルチウィンドウ表示を行なう方法では、画面上に
表示できるウィンドウの数がアドレスカウンタの数に制
限されてしまう。したがって、多数のウィンドウを表示
しようとすると、アドレスカウンタを構成する回路が膨
大な規模となってしまうという問題があった。
【0011】この発明はこのような従来の問題に鑑みて
なされたものであり、マルチウィンドウ表示を行なう画
像表示装置において、表示メモリ(VRAM)を有効に
活用できるようにすることを第1の目的とする。また、
最小限の回路規模で高速にマルチウィンドウ表示を行な
えるようにすることを第2の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明は、表示装置の
表示画面中に複数の矩形領域をウィンドウとして設定
し、その各ウィンドウ内に表示メモリ(VRAM)の異
なるレイヤに描画された画像データを表示させるマルチ
ウィンドウ表示を行なう画像表示装置において、上記第
1の目的を達成するため、各ウィンドウ毎に上記表示メ
モリ上の各レイヤの仮想画面幅を個別に設定する手段を
設けたものである。したがって、各ウィンドウの大きさ
に合わせて表示メモリ上の各レイヤの仮想画面幅を個別
に設定することができるので、表示メモリを有効に活用
することができる。
【0013】また、上記第2の目的を達成するため、上
述のようなマルチウィンドウ表示を行なう画像表示装置
の表示制御回路に、次のような仮想画面幅レジスタと、
仮想画面幅切換器と、アドレスカウンタと、ウィンドウ
属性レジスタと、オフセット切換器と、オフセット加算
器とを設ける。
【0014】仮想画面幅レジスタに、表示画面全体を表
示領域とする基本画面および各ウィンドウ毎に表示メモ
リ(VRAM)上の各レイヤの仮想画面幅を個別に設定す
る。それによって、仮想画面幅切換器が仮想画面幅レジ
スタに設定された仮想画面幅を表示動作に同期して切り
換えて出力し、アドレスカウンタがその出力される仮想
画面幅に応じた基本画面および各ウィンドウの表示アド
レスを出力する。
【0015】ウィンドウ属性レジスタは、各ウィンドウ
に対応するレイヤのアドレスオフセット値と、各ウィン
ドウの表示画面上の表示位置および大きさを示す座標値
と、各ウィンドウの優先順位とをそれぞれ設定する複数
のレジスタからなり、これらの各値が設定されると、オ
フセット切換器が、表示動作に同期してこのウィンドウ
属性レジスタの各レジスタに設定された値に基づいて、
各ウィンドウに対するアフドレスオフセット値を切り換
えて出力する。
【0016】そして、オフセット加算器が、上記アドレ
スカウンタが出力する表示アドレスと上記オフセット切
換器が出力するアフドレスオフセット値とを加算して、
基本画面および各ウィンドウの表示アドレスを上記表示
メモリに出力する。この表示アドレスによって、表示メ
モリ上の各レイヤにさまざまな仮想画面幅で分散して描
画されている各ウィンドウの表示データをピックアップ
して、表示装置の表示画面に表示させることにより、マ
ルチウィンドウ表示を行なうことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を具体的に説明する。まず、この発明による画
像表示装置の全体構成とその動作を図2によって説明す
る。
【0018】CPU1は、表示部のみならず装置全体の
制御を行なう中央処理装置であり、ROM(リード・オ
ンリ・メモリ)2に格納されたプログラムを実行する。
ROM2内にはCPU1が実行するプログラムの他にグ
ラフィック表示のためのグラフィックパターンデータが
格納されている。CPU1とROM2とマルチプレクサ
6は、アドレスバス(A0〜15)で接続されている。
【0019】一方、表示制御回路4は、タイミングジェ
ネレータ3の発生するタイミング信号に従ってCPU1
とは非同期にサイクリックな(規則正しい)表示動作を
繰り返す機能を持っている。この規則正しい画面表示を
するために、表示メモリであるVRAM7へのアクセス
は、表示制御回路4に優先権がある。CPU1が表示デ
ータの書き換えや、読み出しを行なう際は、表示制御回
路4が非アクセス状態のタイミングに行なうように、タ
イミングジェネレータ3がマルチプレクサ6を制御して
いる。
【0020】この表示制御回路4は、主に表示アドレス
(GA0〜14)を発生する表示アドレスジェネレータ
からなっている。CPU1は、まず表示制御回路4の内
部の各レジスタに、VRAM7上の表示開始アドレス
(スタートアドレス)や、表示画面の水平方向の表示文
字数(水平表示画面幅)、VRAM7の水平方向の書き
込み文字数(水平仮想画面幅)等を、データバス(D0
〜15)を通してそれぞれ設定する。それらの設定値
は、タイミングジェネレータ3にも送られ、それらの設
定値に従ってタイミングジェネレータ3が表示のための
各種同期信号を発生する。
【0021】CPU1は、ROM2のプログラムに従っ
て表示すべき各画像データのグラフィックデータをVR
AM7内の各レイヤの所定のアドレスに転送して1フレ
ーム分ずつ描画する。表示制御回路4は、タイミングジ
ェネレータ3が発生するフレーム同期信号に従って、グ
ラフィック用表示アドレスバス10上に表示アドレス
(GA0〜14)を出力する。
【0022】そのアドレスに従った画像データがVRA
M7から読み出されて、ラッチ回路8を経由して表示装
置9に転送される。マルチプレクサ6は、CPU1と表
示制御回路4からのVRAM7へのアクセスを選択す
る。そして、バスドライバ5はデータバスの制御を行な
う。
【0023】次に、表示制御回路4におけるこの発明に
係る部分について図1によって説明する。図1は、表示
制御回路4の表示アドレスジェネレータを構成する部分
と、VRAM7及び表示装置9との関係を示すブロック
図である。このブロック図には図示していないが、表示
制御回路4にはVRAM7上の表示開始アドレス(基本
画面のスタートアドレス)や、表示装置9の水平方向の
表示文字数(水平表示画面幅)などを、図2のCPU1
が設定するレジスタを含んでいる。
【0024】この表示制御回路4は、一つのアドレスカ
ウンタ11と、仮想画面幅レジスタ15と、仮想画面幅
切換器16と、ウィンドウ属性レジスタ12と、オフセ
ット切換器13と、オフセット加算器14とによって表
示アドレスジェネレータを構成している。
【0025】仮想画面幅レジスタ15は、複数のレジス
タからなり、図2に示したCPU1によって、図3に示
した表示画面全体を表示領域とする基本画面および各ウ
ィンドウ毎に、表示メモリであるVRAM7上の各レイ
ヤの仮想画面幅(水平方向の書き込み文字数)がその各
レジスタに個別に設定される。
【0026】仮想画面幅切換器16は、仮想画面幅レジ
スタ15に設定された各仮想画面幅を、図2に示したタ
イミングジェネレータ3からのタイミング信号による表
示動作に同期して、表示画素位置に応じて切り換えて出
力する。アドレスカウンタ11は、仮想画面幅切換器1
6から出力される仮想画面幅に応じた表示アドレスを出
力する。
【0027】すなわち、基本画面を表示する際には、仮
想画面幅レジスタ15に設定された基本画面用の仮想画
面幅が、仮想画面幅切換器16から出力されてアドレス
カウンタ11に設定され、アドレスカウンタ11は基本
画面用の表示アドレスを出力する。
【0028】また、いずれかのウィンドウに表示する際
には、仮想画面幅レジスタ15に設定された該ウィンド
ウ用の仮想画面幅が、仮想画面幅切換器16から出力さ
れてアドレスカウンタ11に設定され、アドレスカウン
タ11は基本画面用の表示アドレスをその仮想画面幅に
応じて変更したアドレスを出力する。
【0029】ウィンドウ属性レジスタ12は、各ウィン
ドウに対応するレイヤのアドレスオフセット値を格納す
る複数のレジスタと、各ウィンドウの表示画面上の表示
位置および大きさを示す座標値を設定するレジスタと、
各ウィンドウの優先順位を設定するレジスタとからな
る。オフセット切換器13は、表示動作に同期してウィ
ンドウ属性レジスタ12の各レジスタに設定された値に
基づいて、各ウィンドウに対するアフドレスオフセット
値を切り換えて出力する。
【0030】オフセット加算器14は、アドレスカウン
タ11が出力するアドレスとオフセット切換器13が出
力するアフドレスオフセット値とを加算して、基本画面
および各ウィンドウの表示アドレス(16ビット)を表
示メモリであるVRAM7に出力する。その表示アドレ
スによって、VRAM7から読み出された画像データを
LCD等の表示装置9に転送して表示させる。
【0031】表示画面を構成する際にマルチウィンドウ
表示を行なうためには、表示画面上の各画素において、
最も優先順位の高い(図3に示す例では、ウィンドウ2
はウィンドウ1より優先順位が高い)ウィンドウの画像
データを表示しなければならない。この表示すべき画素
(注目点)の画像データが存在するVRAM7上のレイ
ヤにおけるアドレス値と、基本画面の対応する注目点の
画像データが存在するレイヤにおけるアドレス値との差
を、アドレスオフセットと称する。
【0032】アドレスカウンタ11から出力されるアド
レスは、図3に示す基本画面の画像データが描画された
レイヤのアドレス値あるいはその仮想画面幅を変更した
アドレス値を示す。つまり、図2に示したCPU1によ
って表示開始アドレスや、表示装置9の水平方向の表示
文字数が設定され、図1の仮想画面幅レジスタ15に基
本画面および各ウィンドウに対するVRAM7の水平方
向の書き込み文字数(仮想画面幅)が設定されると、ア
ドレスカウンタ11はタイミングジェネレータ3からの
フレーム同期信号にしたがって、基本画面を表示するた
めのアドレスあるいはその仮想画面幅を変更したアドレ
スを出力する。
【0033】基本画面を表示する領域では、アドレスオ
フセットはないので、オフセット切換器13から出力さ
れるアドレスオフセット値は「0」であり、オフセット
加算器14は、アドレスカウンタ11から出力される基
本画面を表示するためのアドレスをそのままVRAM7
へ出力する。
【0034】図2に示したCPU1によって、ウィンド
ウ属性レジスタ12の各レジスタに、各ウィンドウに表
示する画像データが描画されたレイヤのアドレスオフセ
ット値と、各ウィンドウの画面上の表示位置(座標値)
と大きさ(座標値)と、各ウィンドウの優先順位とが設
定されると、表示動作に同期して、オフセット切換器1
3により表示画素に対するアドレスオフセット値が出力
される。
【0035】また、いずれかのウィンドウに画像を表示
する際には、前述のようにアドレスカウンタ11から基
本画面を表示するためのアドレスをそのウィンドウ用に
設定された仮想画面幅に変更したアドレスを出力する。
そこで、オフセット加算器14は、アドレスカウンタ1
1から出力されるアドレス値と、オフセット切換器13
から出力されるアドレスオフセット値とを加算して、表
示装置9の表示画素に表示すべき画像データが存在する
VRAM7上のアドレスを得て、それを表示アドレスと
してVRAM7に出力する。
【0036】このようにして、表示制御回路4から表示
動作に同期してVRAM7の各レイヤに描画されている
画像データを読み出すための表示アドレスが出力され、
VRAM7上の各レイヤに異なる仮想画面幅で分散して
描画されている各ウィンドウの表示データがピックアッ
プされ、表示装置9に転送されて表示される。このよう
にして、最終的なマルチウィンドウ画面が得られる。表
示装置10としては、CRT,LCDあるいはその他の
文字及び図形等の2次元表示が可能な表示装置であれば
よい。
【0037】この画像表示装置によれば、各ウィンドウ
の大きさに合わせてVRAM7上の各レイヤの仮想画面
幅を個別に設定することができるので、各レイヤの仮想
画面幅をウィンドウの大きさに応じた必要最小限に設定
して、VRAM7のメモリ領域を有効に活用することが
できる。
【0038】また、画面上で2種類以上の画像を表示領
域を分割して表示するマルチウィンドウ表示において、
VRAM7上に各ウィンドウ用に設けたレイヤの画像の
状況と、各ウィンドウの大きさ,表示位置,表示される
部分(レイヤの画像中の)、および他のウィンドウとの
重なりの関係などを、切り離して表示できるので、ウィ
ンドウ内の表示データは、ウィンドウの表示状態に関係
なく変更できる。
【0039】例えば、各ウィンドウの上下関係を変更す
るには、ウィンドウ属性レジスタ12に設定した優先順
位のデータを変更すればよく、VRAM7上のレイヤの
画像データの内容は変更する必要がない。
【0040】また、各ウィンドウの表示位置と大きさを
変更するには、同様にウィンドウ属性レジスタ12に設
定したウィンドウの対角の2つの座標値を変更すればよ
い。さらに、ウィンドウ内の表示をスクロールする場合
は、ウィンドウ属性レジスタ12のアドレスオフセット
値を変更すればよい。したがって、マルチウィンドウ画
面の表示状態を変更するあらゆる手段を迅速に行なうこ
とができる。
【0041】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、各ウィンドウの大きさに合わせて表示メモリ上の
各レイヤの仮想画面幅を個別に設定することができるの
で、表示メモリのメモリ領域を有効に活用することがで
きる。
【0042】また、請求項2の発明によれば、上記のそ
効果に加えて、ハード的に表示メモリへの表示アドレス
を切り換えてマルチウィンドウ表示を行なうので、表示
する画像データをフレームバッファに転送する必要がな
く、表示内容の変更を迅速に行なうことができる。且
つ、表示アドレスを発生させるためのアドレスカウンタ
は、ウィンドウの数が増えても一つだけで済むので、最
小限の回路規模でマルチウィンドウ表示を行なうことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2における表示制御回路4のこの発明に係る
部分とVRAM7および表示装置9との関係を示すブロ
ック図である。
【図2】この発明による画像表示装置の一実施例の構成
を示すブロック図である。
【図3】表示画面のウィンドウ表示の一例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1:CPU 2:ROM 3:タイミングジェネレータ 4:表示制御回路 5:バスドライバ 6:マルチプレクチサ 7:VRAM(表示メモリ) 8:ラッチ 9:表示装置 10:表示アドレスバス 11:アドレスカウンタ 12:ウィンドウ属性レジスタ 13:オフセット切換器 14:オフセット加算器 15:仮想画面幅レジスタ 16:仮想画面幅切換器

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の表示画面中に複数の矩形領域
    をウィンドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示
    メモリの異なるレイヤに描画された画像データを表示さ
    せるマルチウィンドウ表示を行なう画像表示装置におい
    て、 各ウィンドウ毎に前記表示メモリ上の各レイヤの仮想画
    面幅を個別に設定する手段を設けたことを特徴とする画
    像表示装置。
  2. 【請求項2】 表示装置の表示画面中に複数の矩形領域
    をウィンドウとして設定し、その各ウィンドウ内に表示
    メモリの異なるレイヤに描画された画像データを表示さ
    せるマルチウィンドウ表示を行なう表示制御回路を備え
    た画像表示装置であって、 前記表示制御回路に、 前記表示画面全体を表示領域とする基本画面および各ウ
    ィンドウ毎に前記表示メモリ上の各レイヤの仮想画面幅
    を個別に設定する仮想画面幅レジスタと、 該仮想画面幅レジスタに設定された各仮想画面幅を表示
    動作に同期して切り換えて出力する仮想画面幅切換器
    と、 該仮想画面幅切換器から出力される仮想画面幅に応じた
    表示アドレスを出力するアドレスカウンタと、 前記各ウィンドウに対応するレイヤのアドレスオフセッ
    ト値と、各ウィンドウの前記表示画面上の表示位置およ
    び大きさを示す座標値と、各ウィンドウの優先順位とを
    それぞれ設定する複数のレジスタからなるウィンドウ属
    性レジスタと、 表示動作に同期して前記ウィンドウ属性レジスタの各レ
    ジスタに設定された値に基づいて、前記各ウィンドウに
    対するアフドレスオフセット値を切り換えて出力するオ
    フセット切換器と、 前記アドレスカウンタが出力する表示アドレスと前記オ
    フセット切換器が出力するアフドレスオフセット値とを
    加算して、基本画面および各ウィンドウの表示アドレス
    を前記表示メモリに出力するオフセット加算器と、 を設けたことを特徴とする画像表示装置。
JP32255497A 1997-11-25 1997-11-25 画像表示装置 Pending JPH11161256A (ja)

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JP32255497A JPH11161256A (ja) 1997-11-25 1997-11-25 画像表示装置

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