JPH01173124A - 画像表示方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野〕 本発明は、画像表示方法に係り、さらに詳細には、複数
の表示プレーンを重ね合せて表示するに際し、各プレー
ンの表示情報をピクセル毎に選択表示するのに好適な表
示選択方法に関する。

〔従来の技術〕

画像表示装置において、マンマシン性を向上させる手段
として、ウィンドウ機能９重ね合せ機能等により、複数
の表示プレーンを同一画面上に分割または重ね合せて表
示することは従来からおこなわれている。

第５図は重ね合せ機能を基本とする従来形画像表示装置
の全体構成を示すブロック図であり、第５図において、
表示プレーン１，２は個別に描画され、読出し回路５に
より、ピクセル嘔位で読み出され１重ね合せ回路６によ
り、両表示ブレーン１．２の画像が重ね合わされて、出
力回路７を介し、表示装置８に出力される。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、重ね合せ機能を基本とする表示システムにおい
て、成る基本的な画面を表示中、その−部に長方形以外
の形状でウィンドウを開き、その中に別の画面を表示す
ること、または多数の小さなウィンドウを開き、その中
に別の両面を表示することは困難であった。

他方、ウィンドウ機能をハードウェアの表示プロセッサ
により、フレーム周期でリアルタイムで処理する方式に
おいては、ウィンドウを長方形以外の形状で開くこと、
複数のウィンドウを開くこと、さらにはウィンドウの下
にかくれている部分から表示されている部分にまたがっ
た図形を描画できるシステムが存在し、その例としては
、例えばインテル社１１ＬＳＩ８２７８６を挙げること
ができる。

しかし、先に述べた重ね合せ機能を基本とする表示装置
においては１重ね合せ動作をピクセル単位でハードウェ
ア演算によりおこなわしめる手法を取るため、優先順位
の低い画面の成る領域を優先度の高い画面で置換するた
めには、優先度の高い画面の島領域を、背景色ではない
色で満たさなければならず、ウィンドウ表示機能に制限
が付されてしまう、これをさらに詳述すると、重ね合せ
動作において、背景色と背景色以外の色（以下。

有効色と称する）とでは１画面の優先度にかかわらず、
有効色が出力され、有効色同士が画面間で重なった場合
は、優先度の高い画面の色が出力される。したがって、
如何に優先度の高い画面であっても、背景色の部分には
、下の画面の内容が表われてしまうため、前記の処理、
すなわち優先度の高い画面の該当領域を、背景色ではな
い色で満たさなければならない処置が必要となる。

しかして、前記したウィンドウ表示機能の制限を回避す
るためには、ウィンドウの下にかくすべき領域の内容を
別のメモリに転送し、島領域はクリアすること、また再
表示するためには、先に退避した領域の内容を再び元の
位にに転送する必要があるが、この方式によれば、ウィ
ンドウ切換速度の低下を招くという問題が新たに発生す
る。

本発明の目的は、複数の表示プレーンを規定された優先
順位にしたが、つてピクセル毎に判定し、最優先プレー
ンのピクセルを表示することによす重ね合せ表示をおこ
なう画像表示方法において、成る不定形領域にウィンド
ウを表示して、その不定形領、域の画像を一時的に不可
視とし、この不定、影領域に別な画像を表示することに
より、従来のように、ウィンドウの下にかくすべ、き領
域の内容を別のメモリに転送し、島領域をクリアにした
り。

また再表示するために、先に退避した領域の内容を再び
元の位置に転送するといった煩わしい操作を必要とせず
、画像表示装置の表示選択動作を高速でおこなうことの
できる画像表示方法を提供しようとするものである。

（問題点を解決するための手段〕 前記目的は、画像表示装置の表示ピクセルに対応するマ
スクプレーン上に表示イネーブル、ディセーブルのマス
ク情報を記録し１表示タイミングに同期を取って前記マ
スク情、報を取り出し１表示画像情報を有する被マスク
表示プレーンからの表示情報にピクセル単位でゲートを
かけることにより、被マスク表示プレーン中１表示イネ
ーブル信号と一致したピクセルの情報のみを選択し、他
表示プレーンとの優先順位を判定して重ね合せ表示をお
こなうことによって達成される。

〔作用〕

ここで１本発明の作用を、第１図にもとづいて説明する
と、第１図には、２つの表示プレーン１゜２を重ね合せ
表示する場合の例、が示されており、表示プレーン１お
よび２は、１ピクセル当り複数ビットを持った表示用メ
モリである。３および４は、１ピクセル当り１ビツトの
マスク情報（表示イネーブル／ディセーブルの情報）を
持ったマスクプレーンである０表示装置！８への出力は
、メモリ読出し回路５により、カラー情報毎のドツト列
として出力され、各ドツト列には、それと同期して出力
されるマスク情報により一率にゲートをかける。そして
、表示イネーブルとなったピクセルの情報は、そのまま
重ね合せ回路６に入力されるが２１表表示イネーブルな
ったピクセルの情報は、ゲートによりマスクされ、出力
がロジカル９になる０重ね合せ回路６においては１表示
ブレーン１のマスクされた情報と表示プレーン２のマス
クされた情報とによって優先度を判断し、優先度の高い
色情報を出力回路７に送り、出力回路７は、この色情報
をビデオ信号に変換して、表示袋！８に画像表示するも
のであって、マスク情報の書込みは、マスクプレーン３
および４にピクセル単位で書込み可能であるため、ピク
セル単位で任意のマスクパターンを作ることが可能であ
る。また、描画は、常に１および２の表示プレーンに対
しておこなうため、画像すべき画像がマスクによってか
くされているか否かに全く依存することなく、描画をお
こなうことができる。

〔実施例〕

以下、本発明を、第２図および第３図にもとづいて説明
すると、第３図には、計測制御システムにおけるＣＲＴ
を用いたプロセス監視画面の一例が示されている。

そして、第３図には、プロセス変数の時系列的変化をト
レンドグラフとして表わす画面が示されており、この画
面は、リアルタイムでプロセスの状態を表示するため、
時々刻々変化させる必要があるが、これに対し、必要に
応じてプロセス制御状態を任意を呼び出し、その詳細を
知ることができれば、非常に便利な使い方ができる。な
お、第３図の例では、２つの計器の状態を２個所に表示
し、これが見にくくなるのを防止するため、その計器の
枠内は、トレンドグラフの表示を禁止するものとし、ま
た両画面共、その表示内容はリアルタイムに変動する。

画像表示装置を示す第２図においては、ＣＲＴコントロ
ーラを２種（マスタ／スレーブ構成で）使用し、ＣＲＴ
コントローラ１０は、表示プレーン１およびマスクプレ
ーン３の描画および表示を制御する。また、ＣＲＴコン
トローラ１１は、表示プレーン２の描画および表示を制
御する。なお。

表示プレーンは１６色表示をおこなうため、４ビツト／
ピクセルの構成となっており、第３図に示す画像を表示
するには１表示プレーン１にトレンドデータ表示を、表
示プレーン２に計器表示をそれぞれ描画し、マスクプレ
ーン３には、第３図に示すように、計器の大きさのマス
クを２個所描画する（斜線部）、そして、トレンドデー
タの表示は１表示プレーン１から読み出され、読出し回
路（シフトレジスタ）５によって色情報毎にシリアル信
号となり、同じくシリアル信号によって出力されるマス
クプレーン３の情報とＡＮＤが取られ、計器部の画像が
取り除かれる。一方、計器画面は。

表示プレーン２に描画され、そのシフト出力は。

先の表示プレーン１と重ね合せ回路６によって重ね合わ
された後、出力回路７により１．実際のＲＧＢ信号に変
換されて、表示装置（ＣＲＴ）８に出力され、第３図に
符号１０４で示すような表示出力を得ることができる。

そして１時々刻々のプロセスの変化にともなうＣＰＵ９
からの表示データの変更は１表示プレーン１および表示
プレーン２に対しておこなえばよく、重ね合せによるウ
ィンドウ表示をおこなった場合でも、ソフトウェアによ
って特別な処理をおこなう必要はない。

第４図は前記処理を、縦方向に表示信号の流れ、横方向
に計器を表示するまでのソフトウェア処理の流れをマト
リクス状に表示したものであり、第２図における表示プ
レーンｌとマスクプレーン３の内容とのＡＮＤを「表示
プレーン１のマスク出力」として図示しである。なお、
これは、第２図におけるＡＮＤ回路出力信号を仮に直接
表示させた場合に見えるであろうと思われる図であり、
実際に表示装置８に表示される図形は、第５図［表示画
面」の行に示されている図である。そして、第５図にお
いて、初期画面は、トレンドグラフの表示を表示プレー
ン１に、パラメータの表示を表示プレーン２におこなっ
ているものであって、ここで、計器を表示するため、マ
スクパターンをマスクプレーンに描画すると、トレンド
グラフ中の計器を表示するエリアは表示画面上から消去
され、次に１表示プレーン２の対応エリアに計器を描画
することにより、トレンドグラフと計器との重ね合せ表
示が表示面面１０４として得られるものであり、なお前
記実施例によれば、ＣＲＴコントローラ１０．１１を別
にしたことにより、表示画面の性質によって最適なＣＲ
Ｔコントローラを選択的に使用でき、またこの方式を拡
張すれば、１台のＣＲＴコントローラで生じる多重化の
制限が生じないため、多くの画面を多重化して１画面構
築の融通性を増すことができる。

（発明の効果〕 本発明は以上のごときであり、本発明によれば。

複数の表示プレーンを規定された優先順位にしたがって
ピクセル毎に判定し、最優先プレーンのピクセルを表示
することにより重ね合せ表示をおこなう画像表示方法に
おいて、成る不定形領域にウィンドウを表示して、その
不定形領域の画像を一時的に不可視とし、この不定形領
域に別な画像を表示するものであって、従来のように、
ウィンドウの下にかくすべき領域の内容を別のメモリに
転送し、当領域をクリアにしたり、また再表示するため
に、先に退避した領域の内容を再び元の位置に転送する
といった煩わしい操作を必要とせず。

画像表示装置の表示選択動作を高速でおこなうことがで
き１画像表示装置の使い勝手を向上させることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明方法の実施に用いて好適な画像表示装置
の全体構成を示すブロック図、第２図は第１図に示す画
像表示装置の一部詳細図、第３図は本発明方法による画
像作成の一例を示す図、第４図は本発明方法による画像
作成の流れをマトリクス状に表示した図、第５図は従来
形画像表示装置の全体構成を示すブロック図である。 １．２・・・表示プレーン、３，４・・・マスクプレー
ン、５・・・メモリ読出し回路、６・・・重ね合せ回路
、７・・・出力回路、８・・・表示装置。 躬牟図 １０’ｌ−

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、複数の表示プレーンを規定された優先順位にしたが
   つてピクセル毎に判定し、最優先プレーンのピクセルを
   表示することにより重ね合せ表示をおこなう画像表示方
   法において、画像表示装置の表示ピクセルに対応するマ
   スクプレーン上に表示イネーブル、デイセーブルのマス
   ク情報を記録し、表示タイミングに同期を取つて前記マ
   スク情報を取り出し、表示画像情報を有する被マスク表
   示プレーンからの表示情報にピクセル単位でゲートをか
   けることにより、被マスク表示プレーン中、表示イネー
   ブル信号と一致したピクセルの情報のみを選択し、他表
   示プレーンとの優先順位を判定して重ね合せ表示をおこ
   なうことを特徴とする画像表示方法。