JPH01172935A - 非線形光学素子 - Google Patents
非線形光学素子Info
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- JPH01172935A JPH01172935A JP33197387A JP33197387A JPH01172935A JP H01172935 A JPH01172935 A JP H01172935A JP 33197387 A JP33197387 A JP 33197387A JP 33197387 A JP33197387 A JP 33197387A JP H01172935 A JPH01172935 A JP H01172935A
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- optical waveguide
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Landscapes
- Optical Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、光波長変換用非線形光学素子に関するもので
ある。
ある。
従来の技術
有機物質の大きな非線形性を利用して、先導波路構造に
よって光波長を変換する素子の開発が行われている。従
来の有機材料を用いた非線形光学素子としては、例えば
電子情報通信学会論文誌、Vol、J70−CNo、2
(1987)、p。
よって光波長を変換する素子の開発が行われている。従
来の有機材料を用いた非線形光学素子としては、例えば
電子情報通信学会論文誌、Vol、J70−CNo、2
(1987)、p。
224に示されている。第3図はこの従来の非線形光学
素子の構成図を示すものであり、6は基板、7は傾斜付
きMNA (2−メチル−4−二トロアニリン)fil
膜導波路、8はカブラプリズムである。
素子の構成図を示すものであり、6は基板、7は傾斜付
きMNA (2−メチル−4−二トロアニリン)fil
膜導波路、8はカブラプリズムである。
傾斜付きMNAI結晶薄膜を導波路に用いて、Nd:
YAGレーザー光(波長1.064μtn)を基本波と
してMNA導波路に結合させ、基本波人力パワー10ワ
ツトで変換効率0.3%の第二高調波を□観測している
。
YAGレーザー光(波長1.064μtn)を基本波と
してMNA導波路に結合させ、基本波人力パワー10ワ
ツトで変換効率0.3%の第二高調波を□観測している
。
発明が解決しようとする問題点
有機結晶には、I、1Nbo3等の無機結晶と比べて大
きな非線形性を持つ化合物が存在し、代表的なものとし
てはMNA (2−メチル−4−ニトロアニリン)、D
AN(1−ジメチル−アミノ−2−7セトアミドー4−
二トロベンゼン)等がある。
きな非線形性を持つ化合物が存在し、代表的なものとし
てはMNA (2−メチル−4−ニトロアニリン)、D
AN(1−ジメチル−アミノ−2−7セトアミドー4−
二トロベンゼン)等がある。
これらの大きな非線形性をもった有機結晶を利用するこ
とによって変換効率の高い非線形光学素子の実現が期待
されている。
とによって変換効率の高い非線形光学素子の実現が期待
されている。
しかしながら、上記のような構成では、有機結晶が光導
波路も兼ね備えた構造なので、良質な有機結晶が得にく
い現状では、入射光の伝搬損失による低下もあいともな
って、第二高調波への変換効率が低いという問題点を有
していた。
波路も兼ね備えた構造なので、良質な有機結晶が得にく
い現状では、入射光の伝搬損失による低下もあいともな
って、第二高調波への変換効率が低いという問題点を有
していた。
本発明は、かかる点に鑑み、大きな非線形光学定数を有
する有機物質を利用した光波長変換素子において、変換
効率の高い素子を提供することを目的とする。
する有機物質を利用した光波長変換素子において、変換
効率の高い素子を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明は、基板上に薄膜光導波路を設け、その上に導波
路よりも屈折率の小さな有機非線形物質を薄膜化させ、
さらに、その有機薄膜の上に高調波波長域において屈折
率が等しいか、もしくは大きな無機結晶基板を設けた構
造である。薄膜光導波路の膜厚を制御することによって
位相整合をとり、また、良質な薄膜有機結晶を得ること
によって変換効率の高い高調波を発生させる。
路よりも屈折率の小さな有機非線形物質を薄膜化させ、
さらに、その有機薄膜の上に高調波波長域において屈折
率が等しいか、もしくは大きな無機結晶基板を設けた構
造である。薄膜光導波路の膜厚を制御することによって
位相整合をとり、また、良質な薄膜有機結晶を得ること
によって変換効率の高い高調波を発生させる。
作用 ・
本発明は、前記した構成により基本波が光導波路に入射
すると先導波路に接する有機結晶薄膜からチェレンコフ
放射によって高調波が発生し、その高調波が有機結晶と
屈折率が等しいか、もしくは大きなW#機結晶基板を通
過して外部に出射される。
すると先導波路に接する有機結晶薄膜からチェレンコフ
放射によって高調波が発生し、その高調波が有機結晶と
屈折率が等しいか、もしくは大きなW#機結晶基板を通
過して外部に出射される。
実施例
第1図は本発明の第1の実施例における非線形光学素子
の構成図を示すものである。第1図において、1は5i
02基板、2はTa205光導波路(屈折率2.21)
、3は2に接して形成されたMNA薄膜(屈折率は、波
長1.06μmではl。
の構成図を示すものである。第1図において、1は5i
02基板、2はTa205光導波路(屈折率2.21)
、3は2に接して形成されたMNA薄膜(屈折率は、波
長1.06μmではl。
8、波長0.5371mでは2.2)、4は3に接して
設けられたLiNbO3基板(屈折率2.2)であるe
S s 02基板上に膜厚0. 3〜1. 071
tnのTa20si膜をスパッタ法で形成し、これとl
−1iNbo3結晶基板の間に3μmの間隔を設け、こ
の間隙に溶融MNAを毛細管現象によって吸い上げ同化
後、ゾーンメルティング法によって薄膜結晶を得た。T
a205光導波路の一端からNd: YAGレーザ光(
波長1.064μm)を基本波P1として結合させ、入
射光と反対面のLiNbO1基板面から出射される第二
高調波P2を測定した結果、Ta2’s光導波路2の長
さが10mm、膜厚0゜5 μm、 P+= 10W
とした時、P2=500〜600mWの第二高調波出力
が得られ、変換効率は5〜6%であった。以上のように
本実施例によれば、Ta2O+>光導波路と□これに接
して形成されたM N A ’fli膜を設けることに
より、変換効率の高い第二高調波を発生すること途でき
る。
設けられたLiNbO3基板(屈折率2.2)であるe
S s 02基板上に膜厚0. 3〜1. 071
tnのTa20si膜をスパッタ法で形成し、これとl
−1iNbo3結晶基板の間に3μmの間隔を設け、こ
の間隙に溶融MNAを毛細管現象によって吸い上げ同化
後、ゾーンメルティング法によって薄膜結晶を得た。T
a205光導波路の一端からNd: YAGレーザ光(
波長1.064μm)を基本波P1として結合させ、入
射光と反対面のLiNbO1基板面から出射される第二
高調波P2を測定した結果、Ta2’s光導波路2の長
さが10mm、膜厚0゜5 μm、 P+= 10W
とした時、P2=500〜600mWの第二高調波出力
が得られ、変換効率は5〜6%であった。以上のように
本実施例によれば、Ta2O+>光導波路と□これに接
して形成されたM N A ’fli膜を設けることに
より、変換効率の高い第二高調波を発生すること途でき
る。
第2図は本発明の第2の実施例を示す非線形光学素子の
構成図である。同図においてlは5i02基板、2はT
a2’s光導波路、3はMNA薄膜、4はLiNb0a
基板で、以トは第1図の構成と同様なものである。第1
図の構成と異なるのはTa205光導波路に屈折率変調
形グレーティングを基本波入射方向に平行に、例えば、
集束イオンビーム装置を用いたBiイオン注入法によっ
て、設けた点である。Nd: YAGレーザ光による基
本波が、Ta205光導波路のイオン注入によって得ら
れた高屈折率部分5に入射すると、光の閉じ込め効果に
よってパワー密度の高い基本波から第二高調波が発生し
た。第二高調波P2を測定した結果、′ra205光導
波路2における高屈折率部分5の幅が2゜Q It t
n、厚さが0.5μm、長さが10mmで、P L=
l OWとした時、P2=800mWの第二高調波が得
られた。
構成図である。同図においてlは5i02基板、2はT
a2’s光導波路、3はMNA薄膜、4はLiNb0a
基板で、以トは第1図の構成と同様なものである。第1
図の構成と異なるのはTa205光導波路に屈折率変調
形グレーティングを基本波入射方向に平行に、例えば、
集束イオンビーム装置を用いたBiイオン注入法によっ
て、設けた点である。Nd: YAGレーザ光による基
本波が、Ta205光導波路のイオン注入によって得ら
れた高屈折率部分5に入射すると、光の閉じ込め効果に
よってパワー密度の高い基本波から第二高調波が発生し
た。第二高調波P2を測定した結果、′ra205光導
波路2における高屈折率部分5の幅が2゜Q It t
n、厚さが0.5μm、長さが10mmで、P L=
l OWとした時、P2=800mWの第二高調波が得
られた。
以上のように、本実施例によれば、光導波路に屈折率変
調形グレーティングを設けることにより、パワー密度の
高い基本波から第二高調波を発生することができる。
調形グレーティングを設けることにより、パワー密度の
高い基本波から第二高調波を発生することができる。
なお、第1の実施例において光導波路はTa205とし
たが、先導波路はNb2O5,5i3Na、TeO2と
してもよく、さらに第1の実施例において非線形有機結
晶はMNAとしたが、非線形有機結晶はDAN、URE
Aとしてもよい。
たが、先導波路はNb2O5,5i3Na、TeO2と
してもよく、さらに第1の実施例において非線形有機結
晶はMNAとしたが、非線形有機結晶はDAN、URE
Aとしてもよい。
発明の詳細
な説明したように、本発明によれば大きな非線形性を有
する有機結晶から変換効率の高い高調波を得ることがで
きた。さらに、透過波長域がより短波長側にある非線形
有機物質を用いれば、半導体レーザとの組合せによって
波長0.35〜0゜457x mのコヒーレント光を高
効率で発振する小型デバイスも可能となり、その実用的
効果は大きい。
する有機結晶から変換効率の高い高調波を得ることがで
きた。さらに、透過波長域がより短波長側にある非線形
有機物質を用いれば、半導体レーザとの組合せによって
波長0.35〜0゜457x mのコヒーレント光を高
効率で発振する小型デバイスも可能となり、その実用的
効果は大きい。
第1図は本発明における一実施例の光波長変換用非線形
光学素子の構成斜視図、第2図は本発明の他の実施例の
光波長変換用非線形光学素子の構成斜視図、第3図は非
線形有機材料を用いた従来の光波長変換用非線形光学素
子の斜視図である。 1・・・・SiO2基板、2・・・・Ta205光導波
路、3・・・・MNA薄膜、4・・・・L!NbO3基
板、5・・・・高屈折率部分。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名/−、56
02基放 ?−−20s 9e−膚渭蕗 3−MNA薄黒 P2−一第二島訓深 iE2 図 j 鳥屈vr弊部分
光学素子の構成斜視図、第2図は本発明の他の実施例の
光波長変換用非線形光学素子の構成斜視図、第3図は非
線形有機材料を用いた従来の光波長変換用非線形光学素
子の斜視図である。 1・・・・SiO2基板、2・・・・Ta205光導波
路、3・・・・MNA薄膜、4・・・・L!NbO3基
板、5・・・・高屈折率部分。 代理人の氏名 弁理士 中尾敏男 はか1名/−、56
02基放 ?−−20s 9e−膚渭蕗 3−MNA薄黒 P2−一第二島訓深 iE2 図 j 鳥屈vr弊部分
Claims (2)
- (1)薄膜光導波路に、これよりも屈折率が小さく、か
つ大きな非線形光学定数を有する有機物質からなる薄膜
を重ね、前記薄膜の上に屈折率が有機物質と高調波波長
λにおいて等しいかあるいは大きな無機質単結晶基板を
構成することによって、前記光導波路の一端に基本波を
入射し、無機質単結晶基板から高調波(波長λ)を取り
出すことを特徴とする非線形光学素子。 - (2)薄膜光導波路に屈折率変調形グレーティングを基
本波入射方向に平行に設けることを特徴とする特許請求
の範囲第1項記載の非線形光学素子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33197387A JPH01172935A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 非線形光学素子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33197387A JPH01172935A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 非線形光学素子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172935A true JPH01172935A (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=18249717
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33197387A Pending JPH01172935A (ja) | 1987-12-28 | 1987-12-28 | 非線形光学素子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01172935A (ja) |
-
1987
- 1987-12-28 JP JP33197387A patent/JPH01172935A/ja active Pending
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