JPH01172856A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH01172856A
JPH01172856A JP62331227A JP33122787A JPH01172856A JP H01172856 A JPH01172856 A JP H01172856A JP 62331227 A JP62331227 A JP 62331227A JP 33122787 A JP33122787 A JP 33122787A JP H01172856 A JPH01172856 A JP H01172856A
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Masayuki Kamegamori
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多色の現像剤を内蔵した複数の現像手段によっ
て、像担持体である感光体ドラム上に形成された潜像の
現像を行ない、電子写真法によってカラーコピーを得る
ようにした画像形成装置に関するものである。
〔発明の背景〕
電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの方法・
装置が提案されている。例えば特開昭61−10077
0号公報に開示されているように、感光体ドラム上に原
稿像の分解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の
都度転写ドラム上に転写して転写ドラム上に多色像を形
成したのち、記録紙上に転写してカラーコピーを得る方
法がある。この方法による装置は、感光体ドラムの他に
1枚分の画像をその周面上に転写できる大きさをもった
転写ドラムを設ける必要があり、装置は大型でかつ複雑
な構造となることは避けられない。
また例えば特開昭61−149972号公報に開示され
ているように、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応
じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転写材上に転写
して多色のカラーコピーを得る方法′である。この方法
にあっては多色の画像を精度よく重ねることは困難で、
良質のカラーコピーを得ることはできない。
また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜像形
成と、カラートナーによる現像を繰り返し、感光体ドラ
ム上で色粉体を重ねたのち転写してカラー画像を得る方
法がある。この多色画像形成の基本プロセスは本出願人
による特開昭60−75850号、同60−76766
号、同60−95456号、同60−95458号、同
60−158475号公報等によって開示されている。
このような重ね合せによってカラー画像を得るようにし
た多色画像形成装置にあっては、感光体ドラムの周縁に
色の異ったカラートナーを収納した複数の現像器が配置
してあり、一般には感光体ドラムを複数回回転させ、感
光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像を得るように
している。
この場合、感光体ドラムの長さは少くとも原稿の長さよ
りも長いことが必要で、例えば最大記録体が84判(3
64X 257)のときには、画像形成プロセス玉虫じ
る余裕分を見込むと、約130mm−径のドラムである
ことが必要となる。
また本出願人の研究によれば、特願昭60−29634
0号明細書に詳説するように、感光体ドラム上に書込み
手段によって書込まれた潜像は現像された像を重ねた上
転写がなされるので、画像形成中にはクリーニング手段
は感光体ドラム周面から離間していることが必要で、転
写工程ののちはじめてクリーニング手段は感光体ドラム
局面に摺接するが、その際感光体ドラムの回転に影響を
与え、この時点でまだ書込み手段による書込みが継続し
ていると重ね合わすべき画像にズレが生じ画質が低下す
ることから、感光体ドラム径は充分な余裕をもった大き
さと゛することが要請される。同様のことは現像につい
ても該当し、感光体ドラム周縁部に設けた複数の現像手
段が同時に現像バイアスを印加しながら現像を行うとき
は、単独の現像手段によって現像を行う個所との間に差
異が生じ好ましくない。そして之等の条件から像担持体
ドラムの大きさが決定され、前述の如く大径ドラムが必
要となってくる。
感光体ドラム上にカラー画像を重ねるようにしI;多色
画像形成装置にあっては、現像手段についても従来の磁
気ブラシを像担持体に接触させて現像を行うようにした
現像手段を用いることはできない。本出願人は特開昭5
7−147652号公報等によって開示された非接触現
像法を用いて像担持体上にトナー像を重ねるようにした
多色画像形成装置を実施することを可能とした。
一般の複写機については特公昭58−54392号公報
に開示されているように、感光体ドラム・現像器・クリ
ーナを一体的に支持部材に取付け、各ユニットの交換や
補修等を容易にする提案がなされている。
一方、各現像器に対しては各特定色のトナーを収納した
それぞれの補給ホッパが設けられるが、これ等の補給ホ
ッパを装置本体内に設置するとスペースの関係から現像
器との接続機構に大きな制約が生じまたは補給ホッパに
対しトナーを補充するために装置本体に現像剤カートリ
・ノジを挿入する開口部を設ける必要もあって装置の構
成上ならびに取扱操作の点ではなはだ不都合である。
そのため各補給ホッパを前述した支持部埜に設置して現
像器を支持部材に装着した場合、自動的に補給ホッパと
接続出来る構成とし、現像器と補給ホッパとを一体とし
た上で装置本体に格納する形式が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
補給ホッパを支持部材に設置する場合、その容積を充分
大きく出来ることとか接続機構のレイアウト、また現像
剤カートリッジの取付は操作等のあらゆる点から見てそ
の設置場合は支持部材の前面が最も合理的である。
その結果各特定色のトナーを収納した補給ホ・ソバが支
持部材の前面の左右方向に並列して設置されることとな
りまた装置本体の奥行をコンパクトに構成する目的から
各補給ホッパの容器は前後方向に薄く左右方向に稍々長
い角型の容器とされる例が多い。
従って容器の形状からトナー補給口の開閉蓋の操作方向
は左右方向にとらざるを得ずそのため隣接する他の補給
ホッパの容器が障害物となるケースが生じて来る。
なお、特にトナーの補充に際して補給ホッパを手前側に
一定角度前傾させる形式の画像形成装置では開閉蓋の操
作方向を前後方向とするのは不可能である。
本発明はこの点を解決して改良した結果、左右方向に並
列して配置した各補給ホッパに対しても現像剤カートリ
ッジを取付けた上隣接する他の補給ホッパによって妨げ
られることなく補給口を開閉操作出来て容易にトナーの
補充を行うことの出来る画像形成装置の提供を目的とし
たものである。
〔発明の構成〕
上記目的は、感光ドラム周縁部にそれぞれにトナー補給
器をもった複数の現像装置を設けた画像形成装置におい
て、該トナー補給器の上面は側方に開蓋を可能とする補
給口とし、互に段差を設けて配設したことを特徴とする
画像形成装置によって達成される。
〔実施例〕
本発明の一実施例を第1図ないし第7図に示す。
第1図は多色画像形成装置の主要構成を示したものでA
は画像読取り系、Bはレーザ書込み系の各ユニット、ま
たCは画像形成部、Dは給紙部であり、次のプロセスに
よりカラー画像が形成されるようになっている。
前記読取り系Aにおいて11は原稿台で、該原稿台11
に収められた原稿は水平方向にスライドするキャリッジ
12に取付られたノ曳ロゲンランブ13によって照明さ
れる。可動ミラーユニット15にはミラー16および1
7が取付られていて、同じく水平方向にスライドして、
前記キャリッジ12に取付られているミラー14との組
合せで原稿の光像をレンズ読取り部20へと導出する。
前記キャリッジ12と前記可動ミラーユニット15はス
テッピングモータに接続するワイヤ (何れも図示せず
)を介して駆動され、それぞれVおよび1/2Vの速度
にて同方向スライドされるものである。
前記レンズ読取り部20はレンズ21、プリズム22、
第1読取り基板24、レッドチャンネル(以下R−ah
という)CCD25、第2読取り基板26、シアンチャ
ンネル(以下C−ahという)CCD27から構成され
る。
前記ミラー14.16および17により伝達された原稿
の光像は前記レンズ21により集束され、プリズム22
内に設けられたダイクロイックミラーによりR−ah像
とC−ah像とに分離され、第1読取り基板24上に設
けられたR −ch CCD25および第2読取り基板
26上に設けられたC −ch CCD27の受光面に
それぞれ結像される。
前記R−ah CCD25およびC−ah CCD27
から出力された画像信号は、信号処理部において信号処
理される。信号処理部において、トナーの色に応じ色分
離された色信号が出力され、露光手段である前記レーザ
書込み系ユニットBに入力される。
レーザ書込み系ユニットBにおいては半導体レーザ(図
示せず)で発生されたレーザビームは駆動モータ31に
より回転されるポリゴンミラー32により回転走査され
、Fθレンズ33を経てミラー34により光路を曲げら
れて、予め帯電手段たる帯電器35によって電荷を印加
された像担持体30の周面上に投射され輝線を形成する
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセン
サによって検知され、第1の色信号によるビームの変調
が開始され、変調されたビームが前記像担持体30の周
面上を走査する。従ってレーザビームによる主走査と像
担持体30の回転による副走査により像担持体30の周
面上に第1の色に対応する潜像が形成されて行く。この
潜像は現像手段の内例えば赤色トナー(顕像媒体)の装
填された現像器36により現像されて、ドラム表面にト
ナー像が形成される。得られたトナー像はドラム面に保
持されたまま像担持体30の周面より引き離されている
清掃手段たるクリーニング装置39の下を通過し、つぎ
のコピーサイクルに入る。
すなわち、前記像担持体30は前記帯電器35により再
び帯電され、次いで信号処理部から出力された第2の色
信号が前記書込み系ユニットBに入力゛され、前述した
第1の色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込み
が行なわれ潜像が形成される。潜像は第2の色として例
えば青色のトナーを装填した現像器37によって現像さ
れる。
この青色のトナー像はすでに形成されている前述の赤色
のトナー像の存在下に形成される。
38は黒色トナーを有する現像器で、信号処理部で発生
される制御信号に基づいてドラム表面に黒色のトナー像
を形成する。これら各現像器36.37゜38のスリー
ブには交流および直流のバイアスが印加され、2成分現
像剤によるジャンピング現像が行なわれ、接地された像
担持体30には非接触で現像が行われるようになってい
る。
かくして像担持体30の周面上に形成されたカラー画像
は転写手段として設けられた転写極40において、前記
給紙部りより給紙ベルト4L給送ローラ42により送ら
れてきた記録媒体たる記録紙に転写される。トナー像を
転写された記録紙は分離極43によりドラム表面から分
離されて、搬送ベルト44を介して定着装置45に搬入
され画像の定着、を行う。
一方、記録紙をドラム周面より分離した像担持体30に
は、前記クリーニング装置39のブレード39Aが接触
して残留したトナーの除去を行い、その終了をまりで再
びドラム周面より引き離され、新たなカラー画像形成の
プロセスに入る。
次に前述した各主要構成部分のレイアウトについて説明
すると第1図に示す如く、前記画像読取り系Aは独立し
た専用の国体lに収容され後述する本体2の上部に載置
して取付られている。
前記本体2には、前記書込み系B、画像形成部C1給紙
部り等からなる画像記録系が組込まれ国体lに接続する
可撓性のケーブル群を介して、前記画像読取り系Aから
の色信号を受けるようになっている。
前記本体2においては、略中央に像担持体30が位置し
その右周面に面して前記各現像器36.37.38がそ
れぞれ水平状態で配置され、一方左周面には前記帯電器
35と前記クリーニング装置39が配置されている。
前記像担持体30.各現像器36.37.38それにク
リーニング装置39は何れも本体2に固定した前後−対
の基板に直接取付けられることなく、本体2に対し挿脱
可能に組込まれた支持部材3に軸受支持あるいは着脱可
能に取付けられている。
前記支持部材3は第3図に示す如くステー等を介して互
に固定して一体とされた相似形の3枚のハ4ル3 A 
13 B 、3 Cから構成されていて本体2に対しそ
れぞれ複数個のポールとレールから構成される左右一対
のガイド部材4により容易に取出し、取付出来るように
なっている。
すなわち、前記支持部材3の左右側縁にはレール4A、
一方該レール4Aに対応する本体2の位置にはレール4
Cがそれぞれ固定されていてそれぞれが複数個のポール
を介してレール4Bに係合することによりスライド可能
な対偶を形成している。
また前記パネル3Aと3Bの背面の上方側縁近くにはそ
れぞれ左右一対の基準ピンPが取付られていて、本体2
が固定する前後の基板より派生した吊下げ部Qに対し該
吊下げ部Qの備える穴に係合することによって懸架され
、その状態にて支持部材3に取付られた前記像担持体3
0、各現像器36゜37.38それにクリーニング装置
39の本体2に対する関係位置の設定がなされるように
なっている。
従って前記支持部材3はパネル3A前面の把手(図示せ
ず)を引くとポールの転動作用により前記レール4Bを
中継部材として本体2の前方に大きく引き出されまた、
前記把手を押込むことにより前記基準ピンPが前記吊下
り部Qの穴に係合して前記支持部材3が再び懸架状態と
なって本体2内に格納される。
このように前記支持部材3を本体2の基板に対して懸架
状態にて保持させる構造とすることにより、本体2に取
付られるモータ等から前記像担持体30、各現像器ある
いはクリーニング装置に伝達される振動やショックが大
幅に緩和、吸収されて、かりに若干伝達されるとしても
各機材が−様な振動、ショックを受けることになるので
例えば複数現像器と感光体ドラムとは相対的に−様な状
態にて保持されているので画像形成上大きな支障を来た
すことがない。
特に支持部材3に像担持体30とクリーニング装置39
を一体的に保持することにより重ね合せ現像画像形成の
クリーニング装置に行なわれねばならぬブレード39A
1クリーニングブレード残トナー処理のための第2クリ
ーニングローラ39B等の接離時、又は圧接時の微妙な
圧着の仕方、圧接状態、加重条件等への振動・衝撃等の
悪影響が大幅に緩和・吸収される。これらの効果はパネ
ル3A、3B上の基準ビンPと本体に嵌合する吊下げ部
Qの穴とが相互に入れ替って組み合わされたもの等にお
いても同様の事が云える。又パネル板は前後に2枚で構
成されておれば良く、本実施例の如く3枚構成とするこ
とは必ずしも必要でない。
前記像担持体30は前述したような重ね合せ式による画
像形成プロセスをとる場合、最大記録体である84判あ
るいはA3判の1頁分に若干の余裕を加えた長さの周面
長が必要であってその外径寸法を最低でも130Imm
ないし150dmm程度の大きさを要し、本実施例では
150dm+mの感光体ドラムを用いた。
一方各現像器36.37.38に関しては詳細を後述す
る如く、画像性能を低下させる事なく現像スリーブの外
径寸法を201mmに迄小さくして各現像器の厚み(高
さ)を40mn+程度以下に充分に押えることが出来る
ようになった結果、カラ一対応として3ないし4個の複
数の現像器すなわち本実施例では現像器36.37.3
8を前記像担持体30の外径寸法の範囲に相当するスペ
ース内に更に水平状態にて集積して配置することが出来
るようになっている。
従って前記支持部材3は、本体2に直接取付は固定され
る部材特に上部のレーザ書込み系B1下部の転写極40
.分離極43を始めとする搬送系の各部材のレイアウト
に影響を与えることのないようその上下の高さを像担持
体30を覆うに足る最小寸法に限定したとしても、前記
クリーニング装置39は云う迄もなく複数個の各現像器
36,37.38のすべてを装着、収容することが充分
に可能になっていてそれによって記録紙の搬送路をほぼ
直線状に構成することが出来てジャム防止にも効果があ
り、またジャムを発生したとしてもその処理が容易とな
っている。
前記各現像器36.37.38には次のような構成のも
のが使用される。
本実施例では現像器36,37.38は何れも同一構造
の現像器が用いられている。第2図の現像器37の断面
図によって説明を行う。
370はハウジング、371は現像スリーブ、372は
磁気ロール、373は現像剤層形成板、374は供給ロ
ーラ、375は現像剤層剥ぎ取り板、376A 、37
6Bは攪拌スクリュー、377は攪拌スクリュー376
Aと376Bとの間に設けられた攪拌仕切り板である。
厚さ約40mmのハウジング370内にある現像スリー
ブ371は外径20mm−のステンレスによる円筒で、
表面は3μmブラスト処理がなされている。そして時計
方向に200〜300rpmをもって回転し、現像剤を
矢示方向に搬送し、現像領域へと搬送する。
磁気ロール372はSN極を交互に設けた12極のうち
1極を除いた形の磁石体で、現像スリーブ371の内側
に固定した形で現像が行われる。但し本実施例では磁気
ロール372は固定しているが、回転する形式であって
も差支えない。固定した磁気ロール372のうち1極の
磁極を除いた個所は反発磁界となっていて、当該個所の
現像スリーブ371には現像剤層剥ぎ取り板375があ
って、現像領域を通過して現像をおえた現像剤を剥ぎ取
るような作用をする。
供給ローラ374は、現像スリーブ371とは非接触に
時計方向に回転するスポンジローラで、攪拌スクリュー
376A 、376Bの回転によって攪拌され、新しい
トナ、−が供給されて同じく攪拌された現像剤を速やか
にムラなく現像スリーブ371に供給する。
新しい現像剤は現像スリーブ371に付着搬送され、そ
の下流側に位置した現像剤層形成板373によって、付
着・搬送される現像剤層厚の規制がなされる。
現像剤層形成板373は一端が固定されていた弾性薄板
で、O,1mm厚のリン青銅板と0.5mm厚のウレタ
ンゴムとを貼り合せたものが用いられ、現像スリーブ3
71周面に軽い押圧力をもって摺接し、規制されて薄層
となった現像剤を現像スリーブ371は現像領域へと搬
送する。現像スリーブ371上の現像剤量は6〜811
19/C■2程度に制限される。
現像領域における現像ギャップは0.5mmに保持され
て、非接触現像が行われる。
ここで現像スリーブ371に印加される現像バイアスは
、−500Vの直流バイアスに700ra+s Vで4
KHzの交流バイアスを重畳した形のものである。
現像領域において、上記条件を満たすとき、像担持体上
の潜像面に向けて現像スリーブ371上の薄層現像層か
らトナーを効果的に供給するようになる。前記現像剤層
は前記したように極めて薄層(10μm1〜450μm
)なものとされるので、像担持体と現像スリーブ371
とのギャップ、即ち現像間隙を上記のように例えば50
0μ■まで狭くして非接触現像が十分可能となる。この
ように現像間隙を狭くすると現像領域の電界が大きくな
るので、現像スリーブ371に印加する現像バイアス電
圧が小さくても十分な現像が達成され、現像バイアスの
リーク放電等も軽減される利点がある。さらには現像し
て得られる画像の解像力その他画質が全般的に向上する
。現像間隙の許容幅は本現像方式の場合500±300
μmであり、好ましくは500±150/J mである
。実用上諸制限が多く更に狭いバラツキが望まれる。例
えば本実施例のカラー複写機では500±50μmが非
常に好ましくこれを維持する必要がある。本実施例の一
体構造はこの点においても有利である。
以上説明した極めて薄い現像剤層による現像方法は、例
えば小径スリーブの現像装置において顕著な効果が発揮
される。即ち従来、例えば30a+m程度以下の小径ス
リーブにより非接触現像を行う場合、現像剤層の層厚規
制がやりにくいためl ma+程度の現像間隙が必要で
あった、このため高圧の交流バイアスが必要とされ、ま
た現像して得られる画像の解像力、階調再現性及び全体
的な画質が低下し、特に文字などの細部が十分再現され
ない、あるいは現像器の電気的絶縁のため、材質や寸法
設定等の特別の考慮を必要とするといった弊害があった
これに対して上記の現像装置による現像方法によれば極
めて薄い現像剤層を形成して現像するようにしているの
で、現像間隙を小さくすることができ、電界が十分大き
くなるので現像される画像の解像力、階調再現性その他
の画質が格段に向上したものとなる。又、小径スリーブ
が可能なため、高価な現像装置が小型となりコストダウ
ンとなる外、多くの現像装置が必要なカラー電子□写真
等において作像機器の配列が容易となり、装置全体がコ
ンパクト化される利点がある。
さらに上記説明を行った現像方法における別の効果とし
ては、小粒径(5μll−100μm)のキャリアやト
ナーを用いた場合にも飛散を少なく抑えられることが挙
げられる。即ち従来小粒径のキャリアとトナーから成る
現像剤を用いて現像すると、前記キャリア及び/又はト
ナーが飛散して装置内に汚染するとか、カラートナーを
収容する現像装置に異色のトナーが混入して画像のカラ
ーバランスが乱れるとか、かぶりが発生する等の問題が
あったが、上記説明の現像方法によれば前記諸問題が大
幅に軽減される。
又、別の効果としては、現像方法が非接触現像とされ、
トナーのみが潜像面に向かって選択的に飛翔して現像さ
れるので、特に有機感光層を有する像形成体を使用して
反転現像をする場合に発生しがちな潜像面へのトナーの
かぶりやキャリア付着が防止される。又潜像面を摺擦し
ないので像形成体表面を損傷したり、刷き目を形成した
りすることがなく、解像力及び階調再現性が良好であり
、十分な量のトナーを潜像面に付着させることができる
。さらに又トナー像が形成された像形成体上に重ねて現
像することができるので本発明の多色画像形成装置にお
ける多色現像に好適である。
また前記各現像器36.37.38は支持部材3に対し
、次に記すような装着機構により簡易に着脱出来るよう
組込まれている。
以下現像器37の場合について説明すると、現像器37
の背面部には圧縮バネを外嵌した上下一対のガイドピン
51が固定把手50Aと保持片52の間に架設されてい
て、前記各ガイドピン51に対し摺動可能に嵌合した可
動把手50Bを右方向に付勢している。
前記可動把手50Bは上下に設けた一対のボス部50C
により前記ガイドピン51に嵌合、支持されるものであ
るが、下方のボス部50Aには捩りバネ53によって反
時計方向に付勢された抑圧レバー54が軸着されている
一方、前記支持部材3には現像器37を搭載する案内板
37Aが固定されていて、前記押圧レバー54に対応す
るその側端部には「かぎ状」の切欠60が設けられてい
る。
前記現像器37が前記支持部材3に装着されている状態
では前記押圧レバー54は前記切欠60の直線部61に
当接して僅か時計方向に押え込まれる関係にありその反
力によって現像器37を像担持体30の方向に押圧して
像担持面と現像スリーブの間隔(Dsd)を規定の値に
保つ構成(例えば感光体ドラムに対し現像スリーブと同
心円上に設けたコロを突当てて間隙を保つ等の構造(図
示せず))になっている。
一方現像器37を支持部材3より取外すには前記可動把
手50Bを圧縮バネの作用に抗して左方向にスライドさ
せると押圧レバー54は勾配部62に至って反時計方向
に戻り出しその過程において突起54Aを可動把手50
Bに当接せしめて停止する。
従って前記ボス部50Cが前記固定把手50Aに突き当
った位置で固定把手50Aと可動把手50Bとを握持し
て引くと前記押圧レバー54が前記切欠60の開口部よ
り脱出して現像器37を支持部材3から取出し分離する
ことが出来る。
また支持部材3に対し装着するに当っては、現像器37
の前端部を前記案内板37Aにのせ、現像器37の底面
に取付けたピン37Bを前記パネル3Aに設けた溝3A
−2に係合するよう押込むと、圧縮バネの作用により前
記ガイドピン51の右端に位置していた可動把手50B
上の前記押圧片54は勾配部63に当接しその傾斜角に
よって可動把手50Bと共に前記ガイドピン51上を左
方向にスライドする。
前記押圧レバー54が切欠60の開口部に至って現像器
37がさらに押込まれると前記可動把手50Bは圧縮バ
ネの作用により右方向にスライドし前記押圧レバー54
が前記勾配部62に摺接して時計方向に僅か回動された
状態にて前記直線部61に至り前述した現像器37の付
勢状態を得る。なお現像器36゜38に関しても同様の
装着機構により支持部材3に対し着脱されるようになっ
ている。
さらに前記支持部材3に対する各現像器36,37゜3
8の装着に当っては、長さ・深さ・幅の各寸法或は相対
的位置の各諸元と、溝・穴・切欠等とダボ・レール等の
突起の組合せによる機構要素の単数ないし複数個の組合
せと前記諸元の選択による嵌合機構により誤って他種の
現像器を装着することのないフールプルーフ機構がとら
れている。
例えば前記ピン37Bと溝3A−2の係合する水平方向
の位置は現像器の種別によって変えられていて誤って他
種の現像器を装着することがないよう構成されている。
一方、前記各現像器36,37.38にトナーを補給す
るため用意されるトナー補給器たる各補給ホッパ86.
87.88は支持部材3の正面を構成する前記パネル3
Aに直接固定される第3図に示す如き形状のホッパ取付
板85に取付は保持されている。
前記各補給ホッパ86.87.88はそれぞれ赤、青、
黒色の各トナーを収容し第1図に示すように装置本体の
正面より見て左方向に低くなるようそれぞれの特定した
位置に所定の段差を設けて前記ホッパ取付板85に固定
されている。
以下、現像器37に対する補給ホッパ87の接続、分離
および補給口の繋合、離脱の構造について説明する。。
前記補給ホッパ87はその底部にモータMにより歯車系
列Gを介して回転駆動される搬送スクリューを内蔵する
トナー搬送(187Aを備えていて該トナー搬送部87
Aの端部に設けたトナー補給部9oより前記現像器37
に対し青色のトナーの補給を行う構造をとっている。
第3図は支持部材3に対して、装着状態にある前記ホッ
パ取付板85を展開して示したもので、該ホッパ取付板
85は前記補給ホッパ87とさらに図示しない補給ホッ
パ86゛および88を取付は保持した上で複数個のスペ
ーサSを挟み止ネジによって何れの現像器をも装着して
いない状態の前記支持部材3に対して予め取付は固定さ
れている。
この状態から支持部材3に対し現像器37を前述した手
順によって装着すると現像器37の側面部に突設したト
ナー補給部70がパネル3Aの切欠より突出して前記補
給ホッパ87のトナー補給部90に係合して双方の補給
口の繋合がなされる構造になっている。
前記各補給ホッパは容器本体の上面に現像剤カートリッ
ジを取付けるトナー補給口を備えていてそれぞれ特定色
のトナーの補充が受けられるようになっている。
第4図は前記補給ホッパ87とそれに対応する特定色す
なわち青色のトナーを収容する現像剤カートリッジ18
7との接続構成を展開して示したものである。
前記補給ホッパ87の容器本体の上面には中央にトナー
補給口87−2を開口し、その周囲の三方に段部87−
4を形成した枠状の接合部材87−1が固定されていて
該接合部材87−1の一面を貫通するスリット87−3
Aを経て外部より挿入された薄板状のシャッタ板87−
5が前記段部87−4の下方に形成した三方のスリット
87−3 Bに差込まれて前゛記トナー補給口87−2
を遮蔽している。
前記シャッタ板87−5はスリット87−3 Aの外部
に突出した取手87−6を介して左方向すなわち第1図
において補給ホッパ88側にスライドされるものである
が前述した如く各補給ホッパが左方向に低く段差を設け
て配置されていることから前記シャッタ板87−5の引
出しによるトナー補給口87−2の開放は障害物がない
ばかりでなく操作も容易に行われることとなる。なお、
シャッタ板87−5は引出し時にピン87−8を前記接
合部材87−1の内側面に当接させて抜は止めとされる
一方前記現像剤カートリッジ187の容器本体の下面に
は中央にトナー補給口187−2を開口し、前記接合部
材87−1の段部87−4に嵌合する輪郭を備えた接合
部材187−1が固定されていて前記補給ホッパ87の
場合と同様に接合部材187−1の右側面を貫通するス
リット(図示せず)を経て外部より挿入された薄板状の
シャッタ板187−5が前記接合部材187−1の内側
に形成した三方のスリット187−3に差込まれて前記
トナー補給口187−2を遮蔽している。
現像剤カートリッジ187側の接合部材187−1を補
給ホッパ87側の接合部材87−1の段部87−4に嵌
合させると現像剤カートリッジ187側のシャッタ板1
87−5の立下り部187−6が補給ホッパ87側のシ
ャッタ板87−5の長穴87−7に係合し同時に前記接
合部材187−1内面の板バネ187−4に固定されて
その先端を接合部材187−1の下面に突出させた押圧
ピン187−8が前記段部87−4との当接により押し
込まれる。
その結果前記シャッタ板187−5の長穴187−7に
係合して該シャツタ板187−5を係止している前記板
バネ187−4のストップピン187−9が上方に退避
して長穴187−7から外れ前記シャッタ板187−5
の係止を解除する。
従って補給ホッパ87の前記シャッタ板87−5を取手
87−6によって右方向に引出してトナー補給口87−
2を開口すると同時に現像剤カートリッジ187の前記
シャッタ板187−5も右方向に引出されてトナー補給
口187−2を開口し、収容するトナーを落下して補給
ホッパ87に補充する。
補充を終了したあと前記シャッタ板87−5を押込みト
ナー補給口87−2を再び遮蔽すると同時に前記シャッ
タ板187−5も押込まれてトナー補給口187−2を
遮蔽した状態とし、補給ホッパ87との接合を分離する
ことによって再び前記ストップピン187−9が前記長
穴187−7に係合してトナー補給口187−2の不用
意な開口を防止する。
なお、本実施例では補給ホッパ87に対する現像剤カー
トリッジ187の接合構造に関して説明したが前記各補
給ホッパ86及び88に対しても同様の接合構造により
特定した現像剤カートリッジがそれぞれ選択して接合さ
れるようになっている。
〔発明の効果〕
本発明は、画像記録系における像担持体、各現像手段並
びに清掃手段をも含めた主要構成部材を装置本体より独
立した支持部材にユニット化して組込むことによって極
めて簡易な操作により前記の各主要構成部材を装置本体
に対して着脱することを可能とするに併せて前記各現像
手段に接続される各補給ホッパを、組込みの容易な前記
支持部材の前面に配置した上さらに前記各補給ホッパに
対する現像剤の補充に当っても現像剤カートリッジとの
接合ならびに補充の操作に便なるレイアウトをもって配
列したものであってその結果、通常の清掃、点検の他、
現像剤の補充操作をも極めて容易に行うことの出来る画
像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置の断面図、第2図は前記
装置に用いられる現像器の断面図、第3図は前記装置の
要部斜視図、第4図は前記装置における補給ホッパと現
像剤カートリッジの接続構造を示す展開斜視図。 3・・・支持部材     30・・・像担持体36.
37.38・・・現像器   85・・・ホッパ取付板
86.87.88・・・補給ホッパ 187・・・現像剤カートリッジ 87−1.187−1・・・接合部材 87−2.187−2・・・トナー補給口87−5.1
87−5・・・シャツタ板第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 感光ドラム周縁部にそれぞれにトナー補給器をもった複
    数の現像装置を設けた画像形成装置において、該トナー
    補給器の上面は側方に開蓋を可能とする補給口とし、互
    に段差を設けて配設したことを特徴とする画像形成装置
JP62331227A 1987-12-17 1987-12-26 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0789246B2 (ja)

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JP62331227A JPH0789246B2 (ja) 1987-12-26 1987-12-26 画像形成装置
US07/283,607 US4954844A (en) 1987-12-17 1988-12-13 Multicolor image developing device
EP88120928A EP0320921B1 (en) 1987-12-17 1988-12-14 Multicolor image developing device
DE3853621T DE3853621T2 (de) 1987-12-17 1988-12-14 Entwicklungsvorrichtung für mehrfarbige Bilder.

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03132671A (ja) * 1989-10-18 1991-06-06 Konica Corp カラー画像形成装置

Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60229045A (ja) * 1984-04-27 1985-11-14 Toshiba Corp 現像装置

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