JPH0789246B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0789246B2
JPH0789246B2 JP62331227A JP33122787A JPH0789246B2 JP H0789246 B2 JPH0789246 B2 JP H0789246B2 JP 62331227 A JP62331227 A JP 62331227A JP 33122787 A JP33122787 A JP 33122787A JP H0789246 B2 JPH0789246 B2 JP H0789246B2
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昌之 亀ケ森
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は多色の現像剤を内蔵した複数の現像手段によっ
て、像担持体である感光体ドラム上に形成された潜像の
現像を行ない、電子写真法によってカラーコピーを得る
ようにした画像形成装置に関するものである。
〔発明の背景〕
電子写真法を用いてカラー画像を得るには多くの方法・
装置が提案されている。例えば特開昭61−100770号公報
に開示されているように、感光体ドラム上に原稿像の分
解色数に応じた潜像形成と現像を行い、現像の都度転写
ドラム上に転写して転写ドラム上に多色像を形成したの
ち、記録紙上に転写してカラーコピーを得る方法があ
る。この方法による装置は、感光体ドラムの他の1枚分
の画像をその周面上に転写できる大きさをもった転写ド
ラムを設ける必要があり、装置は大型でかつ複雑な構造
となることを避けられない。
また例えば特開昭61−149972号公報に開示されているよ
うに、感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜像
形成と現像を行い、現像の都度転写材上に転写して多色
のカラーコピーを得る方法である。この方法にあっては
多色の画像を精度よく重ねることは困難で、良質のカラ
ーコピーを得ることはできない。
また感光体ドラム上に原稿像の分解色数に応じた潜像形
成と、カラートナーによる現像を繰り返し、感光体ドラ
ム上に色粉体を重ねたのち転写してカラー画像を得る方
法がある。この多色画像形成の基本プロセスは本出願人
による特開昭60−75850号、同60−76766号、同60−9545
6号、同60−95458号、同60−158475号公報等によって開
示されている。
このような重ね合せによってカラー画像を得るようにし
た多色画像形成装置にあっては、感光体ドラムの周縁に
色の異ったカラートナーを収納した複数の現像器が配置
してあり、一般には感光体ドラムを複数回回転させ、感
光体ドラム上の潜像を現像してカラー画像を得るように
している。
この場合、感光体ドラムの長さは少くとも原稿の長さよ
りも長いことが必要で、例えば最大記録体がB4判(364
×257)のときには、画像形成プロセス上生じる余裕分
を見込むと、約130mmφ径のドラムであることが必要と
なる。
また本出願人の研究によれば、特願昭60−296340号明細
書に詳説するように、感光体ドラム上に書込み手段によ
って書込まれた潜像は現像された像を重ねた上転写がな
されるので、画像形成中にはクリーニング手段は感光体
ドラム周面から離間していることが必要で、転写工程の
のちはじめてクリーニング手段は感光体ドラム周面に摺
接するが、その際感光体ドラムの回転に影響を与え、こ
の時点でまだ書込み手段による書込みが継続していると
重ね合わすべき画像にズレが生じ画質が低下することか
ら、感光体ドラム径は充分な余裕をもった大きさとする
ことが要請される。同様のことは現像についても該当
し、感光体ドラム周縁部に設けた複数の現像手段が同時
に現像バイアスを印加しならが現像を行うときは、単独
の現像手段によって現像を行う個所との間に差異が生じ
好ましくない。そして之等の条件から像担持体ドラムの
大きさが決定され、前述の如く大径ドラムが必要となっ
ている。
感光体ドラム上にカラー画像を重ねるようにした多色画
像形成装置にあっては、現像手段についても従来の磁気
ブラシを像担持体に接触させて現像を行うようにした現
像手段を用いることはできない。本出願人は特開昭57−
147652号公報等によって開示された非接触現像法を用い
て像担持体上にトナー像を重ねるようにした多色画像形
成装置を実施することを可能とした。
一般に複写機については特公昭58−54392号公報に開示
されているように、感光体ドラム・現像器・クリーナー
を一体的に支持部材に取付け、各ユニットの交換や補修
等を容易にする提案がなされている。
一方、各現像器に対しては各特定色のトナーを収納した
それぞれの補給ホッパが設けられるが、これ等の補給ホ
ッパを装置本体内に設置するとスペースの関係から現像
器との接続機構に大きな制御が生じまたは補給ホッパに
対しトナーを補充するために装置本体に現像剤カートリ
ッジを挿入する開口部を設ける必要もあって装置の構成
上ならびに取扱操作の点ではなはだ不都合である。
そのため各補給ホッパを前述した支持部材に設置して現
像器を支持部材に装着した場合、自動的に補給ホッパと
接続出来る構成とし、現像器と補給ホッパとを一体とし
た上で装置本体に格納する形式が提案されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
補給ホッパを支持部材に設置する場合、その容積を充分
大きく出来ることとか接続機構のレイアウト、また現像
剤カートリッジの取付け操作等のあらゆる点から見てそ
の設置場合は支持部材の前面が最も合理的である。
その結果各特性色のトナーを収納した補給ホッパが支持
部材の前面の左右方向に並列して設置されることとなり
また装置本体の奥行をコンパクトに構成する目的から各
補給ホッパの容器は前後方向に薄く左右方向に稍々長い
角型の容器とされる例が多い。
従って容器の形状からトナー補給口の開閉蓋の操作方向
は左右方向にとらざるを得ずそのため隣接する他の補給
ホッパの容器が障害物となるケースが生じて来る。
なお、特にトナーの補充に際して補給ホッパを手前側に
一定角度前傾させる形式の画像形成装置では開閉蓋の操
作方向を前後方向とするとは不可能である。
本発明はこの点を解決して改良した結果、左右方向に並
列して配置した各補給ホッパに対しても現像剤カートリ
ッジを取付けた上隣接する他の補給ホッパによって妨げ
られることなく補給口を開閉操作出来て容易にトナーの
補充を行うことの出来る画像形成装置の提供を目的とし
たものである。
〔発明の構成〕
上記目的は、感光体ドラムの周縁部に複数の現像装置を
設け、前記感光体ドラム上に複数のトナー像を重ね合わ
せて画像形成する画像形成装置において、前記感光体ド
ラムは前後方向のパネルによって支持されたカートリッ
ジを構成して前記感光体ドラムの軸方向の挿脱を可能と
し、前記複数の現像装置は前記前後方向のパネルの間を
ほぼ水平方向に挿脱を可能とし、前記複数の現像装置に
トナー補給を行う複数のトナー補給器は前記前方向のパ
ネルに並列して固設されていて、前記トナー補給器の上
面は側方に開蓋を可能とする補給口とし、互に段差を設
けて配設した、ことを特徴とする画像形成装置によって
達成される。
〔実施例〕 本発明の一実施例の第1図ないし第7図に示す。
第1図は多色画像形成装置の主要構成を示したものでA
は画像読取り系、Bはレーザ書込み系の各ユニット、ま
たCは画像形成部、Dは給紙部であり、次のプロセスに
よりカラー画像が形成されるようになっている。
前記読取り系Aにおいて11は原稿台で、該原稿台11に収
められた原稿は水平方向にスライドするキャリッジ12に
取付けられたハロゲンランプ13によって照明される。可
動ミラーユニット15にはミラー16および17が取付けられ
ていて、同じく水平方向にスライドして、前記キャリッ
ジ12に取付けられているミラー14との組合せで原稿の光
像をレンズに読取り部20へと導出する。
前記キャリッジ12と前記可動ミラーユニット15はステッ
ピングモータに接続するワイヤ(何れも図示せず)を介
して駆動され、それぞれVおよび1/2Vの速度にて同方向
スライドされるものである。
前記レンズ読取り部20はレンズ21、プリズム22、第1読
取り基板24、レッドチャンネル(以下R−chという)CC
D25、第2読取り基板26、シアンチャンネル(以下C−c
hという)CCD27から構成される。
前記ミラー14,16および17により伝達された原稿の光像
は前記レンズ21により集束され、プリズム22内に設けら
れたダイクロイックミラーによりR−ch像とC−ch像と
に分離され、第1読取り基板24上に設けられたR−ch C
CD25および第2読取り基板26上に設けられたC−ch CCD
27の受光面にそれぞれ結像される。
前記R−ch CCD25およびC−ch CCD27から出力された画
像信号は、信号処理部において信号処理される。信号処
理部において、トナーの色に応じ色分離された色信号が
出力され、露光手段である前記レーザ書込み系ユニット
Bに入力される。
レーザ書込み系ユニットBにおいては半導体レーザ(図
示せず)で発生されたレーザビームは駆動モータ31によ
り回転されるポリゴンミラー32により回転走査され、F
θレンズ33を経てミラー34により光路を曲げられて、予
め帯電手段たる帯電器35によって電荷を印加された感光
体ドラムである像担持体30の周面上に投射され輝線を形
成する。
一方では走査が開始されるとビームがインデックスセン
サによって検知され、第1の色信号によるビームの変調
が開始され、変調されたビームが前記像担持体30の周面
上を走査する。従ってレーザビームによる主走査と像担
持体30の回転による副走査により像担持体30の周面上に
第1の色に対応する潜像が形成されて行く。この潜像は
現像手段の内例えば赤色トナー(顕像媒体)の装填され
た現像器36により現像されて、ドラム表面にトナー像が
形成される。得られたトナー像はドラム面に保持された
まま像担持体30の周面より引き離されている清掃手段た
るクリーニング装置39の下を通過し、つぎのコピーサイ
クルに入る。
すなわち、前記像担持体30は前記帯電器35により再び帯
電され、次いで信号処理部から出力された第2の色信号
が前記書込み系ユニットBに入力され、前述した第1の
色信号の場合と同様にしてドラム表面への書込みが行な
われ潜像が形成される。潜像は第2の色として例えば青
色のトナーを装填した現像器37によって現像される。
この青色のトナー像はすでに形成されている前述の赤色
のトナー像の存在下に形成される。
38は黒色トナーを有する現像器で、信号処理部で発生さ
れる制御信号に基づいてドラム表面に黒色ドラム像を形
成する。これら各現像器36,37,38のスリーブには交流お
よび直流のバイアスが印加され、2成分現像剤によるジ
ャンピング現像が行なわれ、接地された像担持体30には
非接触で現像が行われるようになっている。
かくして像担持体30の周面上に形成されたカラー画像は
転写手段として設けられた転写極40において、前記給紙
部Dより給紙ベルト41、給送ローラ42により送られてき
た記録媒体たる記録紙に転写される。トナー像を転写さ
れた記録紙は分離極43によりドラム表面から分離され
て、搬送ベルト44を介して定着装置45に搬入され画像の
定着を行う。
一方、記録紙をドラム周面より分離した像担持体30に
は、前記クリーニング装置39のブレード39Aが接触して
残留したトナーの除去を行い、その終了をまって再びド
ラム周面より引き離され、新たなカラー画像形成のプロ
セスに入る。
次に前述した各主要構成部分のレイアウトについて説明
すると第1図に示す如く、前記画像読取り系Aは独立し
た専用の匡体1に収容され後述する本体2の上部に載置
して取付けられている。
前記本体2には、前記書込み系B、画像形成部C、給紙
部D等からなる画像記録系が組込まれ匡体1に接続する
可撓性のケーブル群を介して、前記画像読取り系Aから
の色信号を受けるようになっている。
前記本体2においては、略中央に像担持体30が位置しそ
の右周面に面して前記各現像器36,37,38がそれぞれ水平
状態で配置され、一方左周面には前記帯電器35と前記ク
リーニング装置39が配置されている。
前記像担持体30、各現像器36,37,38それにクリーニング
装置39は何れも本体2に固定した前後一対の基板に直接
取付けられることなく、本体2に対し挿脱可能に組込ま
れた支持部材3に軸受支持あるいは着脱可能に取付けら
れている。
前記支持部材3は第3図に示す如くステー等を介して互
に固定して一体とされた相似形の3枚のパネル3A,3B,3C
から構成されていて本体2に対しそれぞれ複数個のボー
ルとレールから構成される左右一対のガイド部材4によ
り容易に取出し、取付出来るようになっている。
すなわち、前記支持部材3の左右側縁にはレール4A、一
方該レール4Aに対応する本体2の位置にはレール4Cがそ
れぞれ固定されていてそれぞれが複数個のボールを介し
てレール4Bに係合することによりスライド可能な対隅を
形成している。
また前記パネル3Aと3Bの背面の上方側縁近くにはそれぞ
れ左右一対の基準ピンPが取付られていて、本体2が固
定する前後の基板より派生して吊下げ部Qに対し該吊り
下げ部Qの備える穴に係合することによって懸架され、
その状態にて支持部材3に取付けられた前記像担持体3
0、各現像器36,37,38それにクリーニング装置39の本体
2に対する関係位置の設定がなされるようになってい
る。
従って前記支持部材3はパネル3A前面の把手(図示せ
ず)を引くとボールの転動作用により前記レール4Bを中
継部材として本体2の前方に大きく引き出されまた、前
記把手を押込むことにより前記基準ピンPが前記吊下り
部Qを穴に係合して前記支持部材3が再び懸架状態とな
って本体2内に格納される。
このように前記支持部材3を本体2の基板に対して懸架
状態にて保持させる構造とすることにより、本体2に取
付けられるモータ等から前記像担持体30、各現像器ある
いはクリーニング装置に伝達される振動やショックが大
幅に緩和、吸収されて、かりに若干伝達されるとしても
各機材が一様な振動、ショックを受けることになるので
例えば複数現像器と感光体ドラムとは相対的に一様な状
態にて保持されているので画像形成上に大きな支障を来
たすことがない。
特に支持部材3に像担持体30とクリーニング装置39を一
体的に保持することにより重ね合せ現像画像形成のクリ
ーニング装置に行なわれねばならぬブレード39A、クリ
ーニングブレード残トナー処理のための第2クリーニン
グローラ39B等の接離時、又は圧接時の微妙な圧着の仕
方、圧接状態、加重条件等への振動・衝撃等の悪影響が
大幅に緩和・吸収される。これらの効果はパネル3A,3B
上の基準ピンPと本体に嵌合する吊下げ部Qの穴とが相
互に入れ替って組み合わされたもの等においても同様の
事が云える。又パネル板は前後に2枚で構成されておれ
ば良く、本実施例の如く3枚構成とすることは必ずしも
必要でない。
前記像担持体30は前述したような重ね合せ式による画像
形成プロセスをとる場合、最大記録体であるB4判あるい
はA3判の1頁分に若干の余裕を加えた長さの周面長が必
要であってその外径寸法を最低でも130φmmないし150φ
mm程度の大きさを要し、本実施例では150φmmの感光体
ドラムを用いた。
一方各現像器36,37,38に関しては詳細を後述する如く、
画像性能を低下させる事なく現像スリーブの外径寸法を
20φmmに迄小さくして各現像器の厚み(高さ)を40mm程
度以下に充分に押えることが出来るようになった結果、
カラー対応として3ないし4個の複数の現像器すなわち
本実施例では現像器36,37,38の前記像担持体30の外径寸
法の範囲に相当するスペース内に更に水平状態にて集積
して配置することが出来るようになっている。
従って前記支持部材3は、本体2に直接取付け固定され
る部材特に上部のレーザ書込み系B、下部の転写極40、
分離極42を始めとする搬送系の各部材のレイアウトに影
響を与えることのないようその上下の高さを像担持体30
を覆うに足る最小寸法に限定したとしても、前記クリー
ニング装置39に云う迄もなく複数個の各現像器36,37,38
のすべてを装着、収容することが充分に可能になってい
てそれによって記録紙の搬送路をほぼ直線状に構成する
ことが出来てジャム防止にも効果があり、またジャムを
発生したとしてもその処理が容易となっている。
前記各現像器36,37,38には次のような構成のものが使用
される。
本実施例では現像器36,37,38は何れも同一構造の現像器
が用いられている。第2図の現像器37の断面図によって
説明を行う。
370はハウジング、371は現像スリーブ、372は磁気ロー
ル、373は現像剤層形成板、374は供給ローラ、375は現
像剤層剥ぎ取り板、376A,376Bは撹拌スクリュー、377は
撹拌スクリュー376Aと376Bとの間に設けられた撹拌仕切
り板である。
厚さ約40mmのハウジング370内にある現像スリーブ371は
外径20mmφのステンレスによる円筒で、表面は3μmブ
ラスト処理がなされている。そして時計方向に200〜300
rpmをもって回転し、現像剤を矢示方向に搬送し、現像
領域へと搬送する。
磁気ロール372はSN極を交互に設けた12極のうち1極を
除いた形の磁気体で、現像スリーブ371の内側に固定し
た形で現像が行われる。但し本実施例では磁気ロール37
2は固定しているが、回転する形式であっても差支えな
い。固定した磁気ロール372のうち1極の磁極を除いた
個所は反発磁界となっていて、当該個所に現像スリーブ
371には現像剤層剥ぎ取り板375があって、現像領域を通
過して現像をおさえた現像剤を剥ぎ取るような作用をす
る。
供給ローラ374は、現像スリーブ371とは非接触に時計方
向に回転するスポンジローラで、撹拌スクリュー376A,3
76Bの回転によって撹拌され、新しいトナーが供給され
て同じく撹拌された現像剤を速やかにムラなく現像スリ
ーブ371に供給する。
新しい現像剤は現状スリーブ371に付着搬送され、その
下流側に位置した現像剤層形成板373によって、付着・
搬送される現像剤層厚の規制がなされる。
現像剤層形成板373は一端が固定されていた弾性薄板
で、0.1mm厚さのリン青銅板と0.5mm厚のウレタンゴムと
を貼り合せたものが用いられ、現像スリーブ371周面に
軽い押圧力をもって摺接し、規制されて薄層となった現
像剤を現像スリーブ371は現像領域へと搬送する。現像
スリーブ371上の現像剤量は6〜8mg/cm2程度に制限され
る。
現像領域における現像ギャップは0.5mmに保持されて、
非接触現像が行われる。
ここで現像スリーブ371に印加される現像バイアスは、
−500Vの直流バイアスに700rmsVで4KHzの交流バイアス
を重畳した形のものである。
現像領域において、上記条件を満たすとき、像担持体上
の潜像面に向けて現像スリーブ371上の薄層現像層から
トナーを効果的に供給するようになる。前記現像剤層は
前記したように極めて薄層(10μm〜450μm)なもの
とされるので、像担持体と現像スリーブ371とのギャッ
プ、即ち現像間隙を上記のように例えば500μmまで狭
くして非接触現像が十分可能となる。このように現像間
隔を狭くすると現像領域の電界が大きくなるので、現像
スリーブ371に印加する現像バイアス電圧が小さくても
十分な現像が達成され、現像バイアスのリーク放電等も
軽減される利点がある。さらには現像して得られる画像
の解像力その他画質が全般的に向上する。現像間隙の許
容幅は本現像方式の場合500±300μmであり、好ましく
は500±150μmである。実用上諸制限が多く更に狭いバ
ラツキの望まれる。例えば本実施例のカラー複写機では
500±50μmが非常に好ましくこれを維持する必要があ
る。本実施例の一体構造はこの点においても有利であ
る。
以上説明した極めて薄い現像剤層による現像方法は、例
えば小径スリーブの現像装置において顕著な効果が発揮
される。即ち従来、例えば30mm程度以下の小径スリーブ
により非接触現像を行う場合、現像剤層の層厚規制がや
りにくいため1mm程度の現像間隙が必要であった、この
ため高圧の交流バイアスが必要とされ、また現像して得
られる画像の解像力、階調再現性及び全体的な画質が低
下し、特に文字などの細部に十分再現されない、あるい
は現像器の電気的絶縁とため、材質や寸法設定等の特別
な考慮を必要とするといった弊害があった。
これに対して上記の現像装置による現像方法によれば極
めて薄い現状剤層を形成して現像するようにしているの
で、現像間隙を小さくすることができ、電界が十分大き
くなるので現像される画像の解像力、階調再現性その他
の画質が格段に向上したものとなる。又、小径スリーブ
が可能なため、高価な現像装置が小型となりコストダウ
ンとなる外、多くの現像装置が必要なカラー電子写真等
において作像機器の配列が容易となり、装置全体がコン
パクト化される利点がある。
さらに上記説明を行った現像方法における別の効果とし
ては、小粒径(5μm〜100μm)のキャリアやトナー
を用いた場合にも飛散を少なく抑えられることが挙げら
れる。即ち従来小粒径のキャリアとトナーから成る現像
剤を用いて現像すると、前記キャリア及び/又はトナー
が飛散して装置内に汚染するとか、カラートナーを収容
する現像装置に異色のトナーが混入して画像のカラーバ
ランスが乱れるとか、かぶりが発生する等の問題があっ
たが、上記説明の現像方法によれば前記諸問題が大幅に
軽減される。
又、別の効果としては、現像方法が非接触現像とされ、
トナーのみが潜像面に向かって選択的に飛翔して現像さ
れるので、特に有機感光層を有する像形成体を使用して
反転現像をする場合に発生しがちな潜像面へのトナーの
かぶりやキャリア付着が防止される。又潜像面を摺擦し
ないので像形成体表面の損傷したり、刷き目を形成した
りすることがなく、解像力及び階調再現性が良好であ
り、十分な量のトナーを潜像面に付着させることができ
る。さらに又トナー像が形成された像形成体上に重ねて
現像することができるので本発明の多色画像形成装置に
おける多色現像に好適である。
また前記各現像器36,37,38は支持部材3に対し、次に記
すような装着機構により簡単に着脱出来るよう組込まれ
ている。
以下現像器37の場合について説明すると、現像器37の背
面部には圧縮バネを外嵌した上下一対のガイドピン51が
固定把手50Aと保持片52の間に架設されていて、前記各
ガイドピン51に対し摺動可能に嵌合した可動把手50Bを
右方向に付勢している。
前記可能把手50Bは上下に設けた一対のボス部50Cにより
前記ガイドピン51に嵌合、支持されるものであるが、下
方のボス部50Aには捩りバネ53によって反時計方向に付
勢された押圧レバー54が軸着されている。
一方、前記支持部材3には現像器37を搭載する案内板37
Aが固定されていて、前記押圧レバー54に対応するその
側端部には「かぎ状」の切欠60が設けられている。
前記現像器37が前記支持部材3に装着されている状態で
は前記押圧レバー54は前記切欠60の直線部61に当接して
僅か時計方向に押え込まれる関係にありその反力によっ
て現像器37を像担持体30の方向に押圧して像担持面と現
像スリーブの間隔(Dsd)を規定の値に保つ構成(例え
ば感光体ドラムに対し現像スリーブと同心円上に設けた
コロを突当てて間隔を保つ等の構造(図示せず))にな
っている。
一方現像器37を支持部材3より取外すには前記可動把手
50Bに圧縮バネの作用に抗して左方向にスライドさせる
と押圧レバー54は勾配部62に至って反時計方向に戻り出
しその過程において突起54Aを可動把手50Bに当接せしめ
て停止する。
従って前記ボス部50Cが前記固定把手50Aに突き当った位
置で固定把手50Aと可動把手50Bとを把持して引くと前記
押圧レバー54が前記切欠60の開口部より脱出して現像器
37を支持部材3から取出して分離することが出来る。
また支持部材3に対し装着するに当っては、現像器37の
前端部を前記案内板37Aにのせ、現像器37の底面に取付
けたピン37Bを前記パネル3Aに設けた溝3A−2に係合す
るように押込むと、圧縮バネの作用により前記ガイドピ
ン51の右端に位置していた可動把手50B上の前面押圧片5
4は勾配部63に当接しその傾斜角によって可動把手50Bと
共に前記ガイドピン51上を左方向にスライドする。
前記押圧レバー54が切欠60の開口部に至っては現像器37
がさらに押込まれると前記可動把手50Bは圧縮バネの作
用により右方向にスライドし前記押圧レバー54が前記勾
配部62に摺接して時計方向に僅か回動された状態にて前
記直線部61に至り前述した現像器37の付勢状態を得る。
なお現像器36,38に関しても同様の装着機構により支持
部材3に対し着脱されるようになっている。
さらに前記支持部材3に対する各現像器36,37,38の装着
に当っては、長さ・深さ・幅の各寸法或は相対的位置の
各緒元と、溝・穴・切欠等とダボ・レール等の突起の組
合せによる機構要素の単数ないし複数個の組合せと前記
諸元の選択による嵌合機構により誤って他種の現像器を
装着することのないフールプルーフ機構がとられてい
る。
例えば前記ピン37Bと溝3A−2の係合する水平方向の位
置は現像器の種別によって変られていて誤って他種の現
像器を装着することがないよう構成されている。
一方、前記各現像器36,37,38にトナーを補給するため用
意されるトナー補給器たる各補給ホッパ86,87,88は支持
部材3の正面を構成する前記パネル3Aに直接固定される
第3図に示す如き形状のホッパ取付板85に取付け保持さ
れている。
前記各補給ホッパ86,87,88はそれぞれ赤、青、黒色の各
トナーを収容し第1図に示すように装置本体の正面より
見て左方向に低くなるようそれぞれの特定した位置に所
定の段差を設けて前記ホッパ取付板85に固定されてい
る。
以下、現像器37に対する補給ホッパ87の接続、分離およ
び補給口の繁合、離脱の構造について説明する。
前記補給ホッパ87はその底部にモータMにより歯車系列
Gを介して回転駆動される搬送スクリューを内蔵するト
ナー搬送部87Aを備えていて該トナー搬送部87Aの端部に
設けたトナー補給部90より前記現像器37に対し青色のト
ナーの補給を行う構造をとっている。
第3図は支持部材3に対して、装着状態にある前記ホッ
パ取付板85を展開して示したもので、該ホッパ取付板85
は前記補給ホッパ87とさらに図示しない補給ホッパ86お
よび88を取付け保持した上で複数個のスペーサSを挟み
止ネジによって何れの現像器をも装着していない状態の
前記支持部材3に対して予め取付け固定されている。
この状態から支持部材3に対し現像器37を前述した手順
によって装着すると現像器37の側面部に突設したトナー
補給部70がパネル3Aの切欠より突出して前記補給ホッパ
ー87のトナー補給部90に係合して双方の補給口の繁合が
なされる構造になっている。
前記各補給ホッパは容器本体の上面に現像剤カートリッ
ジを取付けるトナー補給口を備えていてそれぞれ特定色
のトナーの補充が受けられるようになっている。
第4図は前記補給ホッパ87とそれに対応する特定色すな
わち青色のトナーを収容する現像剤カートリッジ187と
の接続構成を展開して示したものである。
前記補給ホッパ87の容器本体の上面には中央にトナー補
給口87−2を開口し、その周囲の三方に段部87−4を形
成した枠状の接合部材87−1が固定されていて該接合部
材87−1の一面を貫通するスリット87−3Aを経て外部よ
り挿入された薄板状のシャッタ板87−5が前記段部87−
4の下方に形成した三方のスリット87−3Bに差込まれて
前記トナー補給口87−2を遮蔽している。
前記シャッタ板87−5はスリット87−3Aの外部に突出し
た取手87−6を介して左方向すなわち第1図において補
給ホッパ88側にスライドされるものであるが前述した如
く各補給ホッパが左方向に低く段差を設けて配置されて
いることから前記シャッタ板87−5の引出しによるトナ
ー補給口87−2の開放は障害物がないばかりでなく操作
も容易に行われることとなる。なお、シャッタ板87−5
は引出し時にピン87−8を前記接合部材87−1の内側面
に当接させて抜け止めとされる。
一方前記現像剤カートリッジ187の容器本体の下面には
中央にトナー補給口187−2を開口し、前記接合部材87
−1の段部87−4に嵌合する輪郭を備えた結合部材187
−1が固定されていて前記補給ホッパ87の場合の同様に
接合部材187−1の右側面を貫通するスリット(図示せ
ず)を経て外部より挿入された薄板状のシャッタ板187
−5が前記接合部材187−1の内側に形成した三方のス
リット187−3に差込まれて前記トナー補給口187−2を
遮蔽している。
現像剤カートリッジ187側の接合部材187−1を補給ホッ
パ87側の接合部材87−1の段部87−4に嵌合させると現
像剤カートリッジ187側のシャッタ板187−の立下り部18
7−6が補給ホッパ87側のシャッタ板87−5の長穴87−
7に係合し同時に前記接合部材187−1内面の板バネ187
−4に固定されてその先端を接合部材187−1の下面に
突出させた押圧ピン187−8が前記段部87−4との当接
により押し込まれる。
その結果前記シャッタ板187−5の長穴187−7に係合し
て該シャッタ板187−5を係止している前記板バネ187−
4のストップピン187−9が上方に退避して長穴187−7
から外れ前記シャッタ板187−5の係止を解除する。
従って補給ホッパ87の前記シャッタ板87−5を取手87−
6によって右方向に引出してトナー補給口87−2を開口
すると同時に現像剤カートリッジ187の前記シャッタ板1
87−5も右方向に引出されてトナー補給口187−2を開
口し、収容するトナーを落下して補給ホッパ87に補充す
る。
補充を終了したあと前記シャッタ板87−5を押込みトナ
ー補給口87−2を再び遮蔽すると同時に前記シャッタ板
187−5も押込まれてトナー補給口187−2を遮蔽した状
態とし、補給ホッパ87との接合を分離することによって
再び前記ストップピン187−9が前記長穴187−7に係合
してトナー補給口187−2の不用意な開口を防止する。
なお、本実施例では補給ホッパ87に対する現像剤カート
リッジ187の接合構造に関して説明したが前記各補給ホ
ッパ86及び88に対しても同様の接合構造により特定した
現像剤カートリッジがそれぞれ選択して接合されるよう
になっている。
〔発明の効果〕
本発明は、画像記録系における像担持体、各現像手段並
びに清掃手段をも含めた主要構成部材を装置本体より独
立した支持部材にユニット化して組込むことによって極
めて簡易な操作により前記の各主要構成部材を装置本体
に対して着脱することを可能とするに併せて前記各現像
手段に接続される各補給ホッパを、組込みの容易な前記
支持部材の前面に配置した上さらに前記各補給ホッパに
対する現像剤の補充に当っても現像剤カートリッジとの
接合ならびに補充の操作に便なるレイアウトをもって配
列したものであってその結果、通常の清掃、点検の他、
現像剤の補充装置をも極めて容易に行うことの出来る画
像形成装置が提供されることとなった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の画像形成装置の断面図、第2図は前記
装置に用いられる現像器の断面図、第3図は前記装置の
要部斜視図、第4図は前記装置における補給ホッパと現
像剤カートリッジの接続構造を示す展開斜視図。 3……支持部材、30……像担持体 36,37,38……現像器、85……ホッパ取付板 86,87,88……補給ホッパ 187……現像剤カートリッジ 87−1,187−1……接合部材 87−2,187−2……トナー補給口 87−5,187−5……シャッタ板

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】感光体ドラムの周縁部に複数の現像装置を
    設け、前記感光体ドラム上に複数のトナー象を重ね合わ
    せて画像形成する画像形成装置において、 前記感光体ドラムは前後方向のパネルによって支持され
    たカートリッジを構成して前記感光体ドラムの軸方向の
    挿脱を可能とし、 前記複数の現像装置は前記前後方向のパネルの間をほぼ
    水平方向に挿脱を可能とし、 前記複数の現像装置にトナー補給を行う複数のトナー補
    給器は前記前方向のパネルに並列して固設されていて、 前記トナー補給器の上面は側方に開蓋を可能とする補給
    口とし、互に段差を設けて配設した、 ことを特徴とする画像形成装置。
JP62331227A 1987-12-17 1987-12-26 画像形成装置 Expired - Lifetime JPH0789246B2 (ja)

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