JPH01172753A - 一体型多層分析要素 - Google Patents

一体型多層分析要素

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JPH01172753A
JPH01172753A JP33001687A JP33001687A JPH01172753A JP H01172753 A JPH01172753 A JP H01172753A JP 33001687 A JP33001687 A JP 33001687A JP 33001687 A JP33001687 A JP 33001687A JP H01172753 A JPH01172753 A JP H01172753A
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/50Chemical analysis of biological material, e.g. blood, urine; Testing involving biospecific ligand binding methods; Immunological testing
    • G01N33/52Use of compounds or compositions for colorimetric, spectrophotometric or fluorometric investigation, e.g. use of reagent paper and including single- and multilayer analytical elements
    • G01N33/525Multi-layer analytical elements

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は水性液体試料中のアナライト分析用の改良され
た一体型多層分析要素に関し、ざらに詳しくは生物体液
9例えば血液(全血、血漿、血清)、髄液、リンパiα
、唾i夜、尿等の水性液体試料中のアナライト定量分析
用の乾式操作可能で臨床診断に特に有用な改良された一
体型多層分析要素に関するものである。
[従来の技術] 乾式操作の乾式分析要素の1形態として、透明支持体の
上に呈色反応試薬と親水性ポリマーバインダーを含む吸
水性の試薬層と最外層に多孔性展開層(以下、展開層と
いうことがある)を設けた一体型多層分析要素(以下、
多層分析要素ということがある)が多数提案されている
。多層分析要素の展開層はその上側(透明支持体から遠
い側)表面に点着供給された水性液体試料(例、血i1
(全血、血漿。
血清)、リンパ液、唾液、Ny夜、膣液、尿等の生物体
液;飲料水、酒類;河川水:工場排水等)を液体試料中
に含有されている成分を実質的に偏在させろことなしに
横力向く展開層に沿う平面方向)に拡げ単位面積当り実
質的に一定容量の割合で親水性ポリマーバインダーを含
む吸水性の試薬層又は親水性ポリマーバインダーを含む
吸水性層に供給する作用くメータリング作用)をする層
である。
多孔性展開層としては、特開昭55−164356.特
開昭57−66359等に記載の織物布地展開層、特開
昭60−222769等に記載の編物布地展開層、特開
昭57−148250に記載の有機ポリマー繊維バルブ
含有抄造紙展開層、特開昭57−125847等に記載
の繊維と親水性ポリマーの分散)αを塗布して形成した
展開層等の繊維質多孔性展開層;特公昭53−21G?
?、米国特許3992158等に記載のメンブランフィ
ルタ−層(プラッシュポリマー層)等、特開昭55−9
0859に記載のポリマーミクロビーズがポリマー接着
剤で点接触状に接着されてなる連続微空隙含有等方的多
孔性層(三次元格子状粒状構造物層)のような非繊維等
方的多孔性展開層等がある。
乾式操作の乾式分析要素の別の1形態として、光反射性
又は不透明支持体の上に呈色反応試薬と吸水して溶解又
はゾル化する親水性ポリマーバインダーを含む試薬層と
その上に多孔性検出層を設けた多層分析要素が特開昭6
0−14141等に記載されている。この形態の多層分
析要素の多孔性検出層としては、前記の展開層と同様の
素材を用いることができる。以下では、特にことわらな
い限り展開層についての記述には多孔性検出層を含める
ものとする。
これらの展開層のうちで織物布地又は絹物布地からなる
展開層(布展開層)は、)α体試料として血液を用いる
場合に全血、血漿、血清のいずれをも良好に展開するこ
とができ、かつ多層分析要素の製造の容易さ、要素の堅
固さ等の種々の観点で優れた展開層である。
展開層は水性液体試料中の水を実質的に吸収保持しない
で実質的に単に展開することが好ましい。
従って、布展開層に用いる繊維は疎水性有機ポリマー繊
維が好ましい。しかし、疎水性有機ポリマー繊維からな
る布を特開昭55−164356又は特開昭61−22
2769に記載のように親水性の試薬層の上に薄いゼラ
チン接着層を介して接着ラミネートした多層分析要素に
おいては、展開層の接着力が弱くて下側の試薬層又は接
着層との接着が一様になりに<<、そのために展開精度
が良くなく、充分な分析精度が得られないことが判明し
た。
二の問題を解決するために、特開昭57−66359に
記載のグロー放電処理やコロナ放電処理を施した布地又
は特公昭59−11709に記載のグロー放電プラズマ
処理を施した布地を展開層として用いたところ、接着力
は強くなり、展開層と下側の試薬層又は接@層との接着
は一様になり、展開精度は良くなったが、試薬成分との
望ましくない相互作用が生じるという新たな問題が発生
した。すなわち。
グロー放電処理、コロナ放電処理、又はプラズマ照射処
理を施した布展開層と接触している試薬層の部分で。
(+)試薬成分中にジアゾニウム塩が含まれる場合にジ
アゾニウム塩の分解が生して、保存期間の経過につれて
分析精度が劣化した。
(2)試薬成分中にテトラゾリウム塩が含まれる場合に
テトラゾリウム塩が還元されてホルマザン色素が生成し
、バックグラウンドのヘースライン(基準背景光学濃度
)の不規則な上昇によるバラツキが生じて、1呆存朋間
の経過につれて分析精度が劣化した。
このような試薬成分との望ましくない相互作用とそれに
起因する保存期間の経過、こつれての分析精度の劣化が
排除され、なおかつ接着力の強い疎水性有機ポリマー繊
維からなる布展開層の開発が望まれていた。
[発明の目的] 本発明の目的は試薬組成物を劣化させる原因となる試薬
組成物との望ましくない相互反応性が低くかつ親水性バ
インダーポリマーとの接着力が強い、布地からなる改良
された多孔性展開層を有する一体型多層分析要素を提供
することである。
本発明目的は簡便な乾式操作で水性液体試料中のアナラ
イトを高精度で正確に定量分析できる改良された一体型
多層分析要素を提供することである。
本発明他の目的は無希釈又は低希釈率の血液試料(全血
、血漿、血清)を用いて血液試料中のアナライトを高精
度で正確に定量分析できる改良された一体型多層分析要
素を提供することである。
本発明他の目的は酵素含有試薬組成物を含有する展開層
において、試薬組成物中の成分、特に酵素を良好に採持
できる展開層を有する一体型多層分析要素を提供するこ
とである。
本発明他の目的は不透明で白色の背景を与えうろ布地展
開層を有する一体型多層分析要素を提供することである
本発明池の目的は、展開層を長尺状の布地を積層接着す
る工程を含む多層分析要素の連続製造工程において繊維
屑、繊維埃の発生又は放出の少ない一体型多層分析要素
を提供することである。
本発明他の目的は、諸種の形態の一体型多層分析要素に
適用可能な布地展開層を提供することである。
[発明の構成コ 本発明は。
■アナライトに対応して検出可能な変化をしうる指示薬
朝成物が層中に含有されている試薬層及び繊維貿の布地
からなる多孔性展開層がこの順に積層一体化されてなる
一体型多層分析要素において。
前記布地が表面に微細凹凸が設けられた繊維を含む糸か
らなる布地であることを特徴とする一体型多層分析要素
、tLびに。
■親水性ポリマーを含む水吸収性の層及びm維質の布地
からなる層であってアナライトに対応して検出可能な変
化をしうる指示薬別成物が層中に含有されている多孔性
展開層がこの順に積層一体化されてなる一体型多層分析
要素において、前記布地が表面に微細凹凸が設けられた
繊維を含む糸からなる布地であることを特徴とする一体
型多層分析要素、である。
[発明の構成の詳細な説明] 本発明の一体型多層分析要素(以下、多層分析要素とい
うことがある)の特徴は、多層分析要素内の布地からな
る多孔性展開層(以下、展開層ということがある)とし
て表面に微細凹凸が設けられたf&維を含む糸からなる
布地く編物布地及び織物布地を包含する)を用いる点で
ある。
本発明の多層分析要素は、布地からなる展開層又は多孔
性検出層を有しているので、支持体はなくとも多層分析
要素として機能することができる。
一般的には光透過性(透明)水不透過性支持体、又は光
反射性又は光不透過性(不透明)水不透過性支持体の上
に試薬層、展開層をこの順に設けた形態。
又は前記の支持体の上に吸水層、試薬組成物含有層間層
をこの順に設けた形態が好ましい。
本発明の多層分析要素の光透過く透明)注水不透過性支
持体としては従来公知の多層分析要素に用いられている
透明な水不透過性支持体を用いることができる。その具
体例としてポリエチレンテレフタレート、ビスフェノー
ルへのポリカルボネート。
ポリスチレン、セルロースエステル(例、セルロースジ
アセテート、セルローストリアセテート、セルロースア
セテートピロビオネート等)等のポリマーからなる厚さ
約50−から約11.好ましくは約80−から約300
tJTlの範囲の透明な9例えば波長的200nmから
約900nmの範囲内の少なくとも一部の波長範囲の電
磁輻射線を透過させる平滑な表面を有するフィルム状(
シート状)又は平板状の支持体を用いることができる。
支持体の表面には必要に応じて公知の下塗層又は接着層
を設けて支持体の上に設けられる吸水層又は試薬層等と
支持体との接着を強固にすることができる。支持体には
二酸化チタン微粒子[酸バリウム微粒子等を少量分散含
有させて半透明ないしは牛乳白色にして光学的性能を調
節することができる。
光反射性又は光不透過性(不透明)水不透過性支持体と
しては、前記の透明ポリマー支持体に不透明になる程度
の量の二酸化チタン微粒子、硫酸バリウム微粒子等を分
散含有させたもの、前記の透明ポリマー支持体に用いら
れるのと同様なポリマ−を含浸又は表面にコーティング
した紙、セラミックスシート、乳白色ガラスシート等を
用いることができる。これらのうちで前記の透明ポリマ
ー支持体に不透明になる程度の量の二酸化チタン微粒子
、硫酸バリウム微粒子を分散含有させた支持体が好まし
い。光反射性又は不透明水不透過性支持体の厚さも約5
0umから約Inm、好ましくは約8OLIITIから
約300umの範囲である。
本発明の多層分析要素においては支持体と後述する試薬
組成物を層の中に含有する試薬層との間。
又は支持体と後述する試薬組成物を層の中に含有する多
孔性展開層との間に、親水性ポリマーを含む層である吸
水層又は検出層を設けることができる。
吸水層は水を吸収して膨潤する親水性ポリマーを主成分
とする層で、吸水層の界面に到達又は浸透した水性液体
試料の水を吸収できる層であり。
全血試料を用いる場合には水性)α体成分である血清の
試薬層への浸透を促進する作用を有する。吸水層は検出
可能物質を検出するための輻射線を透過させる(透明)
ことが好ましい。吸水層に用いられる親水性ポリマーは
水吸収時の膨潤率が30℃で約150%から約2000
%、好ましくは約250%から約1500%の範囲のポ
リマーである。親水性ポリマーの例として特開昭59−
171864 、特開昭60−115859等に記載の
酸処理ゼラチン、脱イオンゼラチン等のゼラチン、フタ
ル化ゼラチン、ヒドロキシアクリレートグラフトゼラチ
ン等のゼラチン誘導体、特開昭59−171864.特
開昭60−115859等に記載の7ガロース、プルラ
ン、プルラン誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニル
アルコール、ポリビニルピロリドン、特願昭60−17
1134に記載のメタリルアルコール二元又は三元コポ
リマー等がある。これらの親水性ポリマーは単独で、あ
るいは2種以上を組合せて用いることができる。吸水層
には一般的にはゼラチン又はゼラチン誘導体、ポリアク
リルアミド、ポリビニルアルコールを用いるのが好まし
い。
吸水層の乾燥時の厚さは約31Jmから約1100u、
好ましくは約5LJmから約30umの範囲、被覆量で
は約38/m2から約1008/m2.好ましくは約5
g/n2から約308/m2の範囲である。
検出層は後述する試薬層で生成した検出可能物質に対し
て浸透性で、検出可能物質を受容又は捕捉することがで
きる層である。諸種の輻射線測定技術による検出可能物
質の検出のために検出層と試薬層との間に、輻射線反射
及び/又は遮蔽層を設けることができる。検出層は検出
可能物質を検出するための輻射線を透過させ(透明)、
検出可能物質に対して浸透性で、検出可能物質を受容又
は捕捉するために9分析操作時に供給される水性液体試
料中の水により膨潤可能な親水性ポリマーバインダーを
含み、さらに検出可能物質を受容又は捕捉して固定する
成分を含有する層である。検出可能物質を固定する成分
としては9例えば検出可能成分が色素である場合には、
ゼラチンハロゲン化銀カラー写真感光材料に用いられる
画像色素媒染剤に代表される媒染剤、ポリマー媒染剤を
用いることができる。水により膨潤可能な親水性ポリマ
ーバインダーとしては、前述の吸水層に用いられるのと
同様のポリマーを用いることができる。
検出層の乾燥時の厚さは約31JTlから約1100u
、好ましくは約5umから約30LITlの範囲、被覆
量では約3g/I!12から約1003/m2.好まし
くは約5g/m2から約30g/I2の範囲である。
吸水層、検出層には後述するpH緩衝剤、塩基性ポリマ
ー、酸性ポリマーのいずれかを含有させて、要素使用時
(分析操作実施時)の要素内のpH値を所望の範囲に維
持調節することができる。
試薬層は水性液体試料中の測定対象成分(アナライト)
と反応して検出可能な変化を生じさせる少なくとも1種
の化学成分、生化学成分又は免疫化学成分を含む試薬組
成物が親水性ポリマーバインダー中に実質的に一様に分
散されている吸水性又は水浸透性の層、又は前記の試薬
組成物が含有される微多孔性で水浸透性の層である。検
出可能な変化とは、主として光学的測定方法により検出
できる変化を意味し1例えば2色変化9発色(呈色)、
蛍光発生、紫外線領域における吸収波長の変化、混濁発
生等である。
試薬層に含有される試薬組成物は水性液体試料中のアナ
ライトとこの成分を分析するするために選択した生化学
反応又は比学反応によって決り。
遍択した反応が2種以上の試薬成分が関与する反応の場
合にはそれらの試薬成分を含む試薬組成物を一つの試薬
層に混合して含有させることもてきるし、必要に応して
試薬組成物を2層以上の別個の層に分けて含有させるこ
ともてきる。試薬層に含有させる試薬組成物としては、
前記の諸特許明細書に記載の少なくともIV−1の酵素
を含む試薬組成物やその池の公知の分析試薬組成物又は
臨床診断試薬組成物がある。
試薬層に含有させる酵素を少なくとも1種含む試薬組成
物の例として、米国特許3992158.特開昭54−
213793.特開昭55−1t34356.特開昭5
9−20853 。
特開昭59−46854 、特開昭59−54962 
、特公昭55−25840等に記載のグルコースオキシ
ダーゼとペルオキシダーゼを含むグルコース分析用改良
トライングー(Trinder)試薬組成物:特公昭5
6−45599 、特開昭59−193352 、特願
昭(il −302325,特願昭62−94137等
に記載のコレステロールオキシダーゼ、ペルオキシダー
ゼと必要゛により配合されるコレステロールエステラー
ゼを含むコレステロール分析用試薬組成物;特開昭52
−3488.特開昭58−77661 。
特開昭56−704130等に記載のウレアーセを含む
尿素窒素(BUN)分析用試薬組成物:特開昭53−2
4893等に記載の リボプロティンリパーゼ、グリセ
ロールキナーセ、α−グリセロール−3−燐酸オキシダ
ーゼ、ペルオキシダーゼを含む トリグリセリド又はグ
リセロール分析用試薬組成物:特開昭54−15119
3、特開昭[30−78580に記載のビリルビン特異
的酸化酵素とペルオキシダーゼを含むビリルピン分析用
試薬組成物;特開昭53−26188.特開昭59−1
93352等に記載のウリカーゼ(尿酸オキシダーゼ)
とペルオキシダーゼを含む尿酸分析用試薬組成物:特開
昭55−124499.特開昭58−86457等に記
載のペルオキシダーゼを含む過酸化水素検出用呈色試薬
組成物等がある。
呈色試薬組成物中の特定の複数成分各々を別異の2層以
上の複数層に分前して含有保持させるのが好ましい例と
して、電子伝達剤9色素前駆体。
酸化型補酵素、前記酸化型補酵素を還元型補酵素に変え
うる酵素又は酵素基質を主要成分とする。
酵素活性又は蛋白結合低分子アナライトを還元型補酵素
を介して測定するための呈色試薬組成物がある。この場
合、電子伝達剤と色素前駆体とを別異の2層に分離して
(池の成分はこれら2成分のいずれか一方とともに、あ
るいは適宜に別異の層に分離して)含有保持させること
が好ましい。
電子伝達剤9色素前駆体、酸化型補酵素、前記酸化型補
酵素を還元型補酵素に変えうる酵素又は酵素基質を主要
成分とする呈色試薬組成物の例として、rClinic
a Chimica ActaJu、210(1965
)、特開昭59−44658 、特開昭59−8809
7に記載のラクテートデヒドロゲナーゼ活性測定用呈色
試薬組成物;rcI 1nica Chimica A
ctaJ2jl、431(+970)、特開昭50−4
4894 、特開昭57−208998 、特開昭59
−44658.特開昭59−88097に記載の7スバ
ルテ一トアミノトランスフエラーゼ活性測定用呈色試薬
組成物、アラニンアミノトランスフェラーゼ活性測定用
呈色試薬組成物;特公昭46−9988に記載のクレア
チンキナーゼ活性測定用呈色試薬組成物:特開昭49−
11395、特開昭59−44658.特開昭59−8
8097に記載のクレアチンホスホキナーゼ活性測定用
呈色試薬組成物;米国特許3791933に記載のテス
トステロン活性測定用呈色試薬組成物およびアンドロス
テロン活性測定用呈色試薬組成物;特公昭56−396
37に記載のアミラーゼ活性測定用呈色試薬組成物:特
公昭53−21677に記載のグリセロール分析用呈色
試薬組成物;特開昭50−126494 、特開昭53
−24893 、特公昭56−38199に記載のトリ
グリセリド分析用呈色試薬組成物等がある。
酵素を含まない試薬組成物の例として米国特許3310
382、特開昭54−101398.特開昭61−29
2063 。
特開昭59−51356に記載の総蛋白定量用改良ビウ
レット試薬組成物;rclinical Chemis
tryJ]i、1006−1008(1969)、rc
Iinica Chimica ActaJ31,87
−96(1971)、特開昭62−137564等に記
載のアルブミン定量用ブロムフェノールブルー含有試薬
組成物;特開昭54−29700に記載のカルシウム定
量用アルセナゾ■含有試薬組成物;金井泉、金井正光編
著「臨床検査法提要」第27版(金属出版、1975年
)■−77〜■−80頁、特願昭61−168091等
に記載のカルシウム定量用O−クレソールフタレインコ
ンブレクソン含有試薬組成物;特開昭60−23506
3 、特開昭61−71363に記載のビリルビン定量
用ジアゾニウム塩含有試薬組成物等がある。
吸水性又は水浸透性の試薬層に用いられる親水性ポリマ
ーとしては、前述の吸水層に用いられるのと同様な親水
性ポリマーがある。試薬層には一般的にはゼラチン又は
ゼラチン誘導体、ポリアクリルアミド、ポリビニルアル
コール等を用いるのが好ましい。親水性ポリマー中に試
薬組成物が含有されている試薬層の乾燥時の厚さは約5
−から約50μm、好ましくは約71.1r11から約
30…の範囲、被覆量で約5g/m2から約503/m
2.好ましくは約781112から約30g/m2の範
囲である。試薬層は実質的に透明であることが好ましい
微多孔性で水浸透性の試薬層は後述する布地展開層と同
様の布地、特開昭57−148250に記載の有機ポリ
マー繊維バルブ含有抄造紙、特開昭57−125847
等に記載の繊維と親水性ポリマーの分散液を塗布して形
成した多孔性層等の繊&i質多孔性N:特公昭53−2
1677、米国特許3992158等に記載のメンブラ
ンフィルタ−層(プラッシュポリマーN)、ポリマーミ
クロビーズ等の微粒子が親水性ポリマーバインダーで点
接触状に接着されてなる連続微空隙含有等方的多孔性層
、特開昭55−90859に記載のポリマーミクロビー
ズが水で膨潤しないポリマー接着剤で点接触状に接着さ
れてなる連続微空隙含有等方的多孔性N(三次元格子状
粒状構造物層)等の非繊維等方的多孔性層等の微多孔性
層に試薬組成物を含有させた層又は固体微粒子と親水性
ポリマーバインダーから構成される微多孔性構造体に試
薬組成物を含有させた層である。微多孔性試薬層の乾燥
時の層厚は約7umから約2504nn、好ましくは約
10umから約250−の範囲である。微多孔性試薬層
の上に布地展開層を設ける場合には9両層の問は特開昭
61−4959 、特開昭62−138756等に記載
の多孔性接着によるのが好ましい。
本発明の多層分析要素の1態様として、布地展開層に前
述の試薬組成物を含有させ、展開層の下に(必要に応じ
て接着層を介して)吸水層又は検出層を設けた構成の多
層分析要素がある。別の1態様として、試薬層のポリマ
ーバインダーとして。
水性液体試料の溶媒に溶解又はゾル化するポリマー、例
えはポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カ
ルボキシメチルセルロース、アルギン酸ナトリウム、非
硬化ゼラチン、寒天等を用いて試薬層を構成し、その上
に直接布地を多孔性検出層として積層接着した構成の多
層分析要素がある。
いずれの型の試薬層にも後述するpH緩衝剤、公知の酸
性ポリマー、塩基性ポリマーを含有させて分析操作時の
pHを調節することできる。
本発明の多層分析要素には水性液体試料を点着しての分
析操作実施時の環境pH値を約2.0から約12.0の
範囲の所望の値に緩衝できる公知のpH緩衝剤から適宜
選択して含有させることが好ましい。
pH緩衝剤は多孔性展開層、試薬層、吸水層、又は後述
する接着層等のいずれか少なくとも1層に含有させろ。
それらの層のうちで、試薬層及び/又は吸水層に含有さ
せるのが好ましい。
用いうる緩衝剤として日本化学全編「化学便覧基礎編」
(東京、丸善■、 1966年発行)1312−132
0頁;R,M、C,DaWSOn等1irData f
or Biochemical Re−5earch」
第2版(Oxford at the C1arend
on Press。
1969年発行)476−508頁; rBioche
mistryJ5,467−477頁(1966年) 
: rAnalytical Biochemistr
yJJu!+300−310頁(1980年)等に記載
のpu緩衝剤組成物がある。
pH緩衝剤の具体例として、トリス(ヒドロキシメチル
)アミノメタン(Tris)を含む緩衝剤:燐酸塩を含
む緩衝剤;FM酸塩を含む緩衝剤;炭酸塩を含む緩衝剤
;グリシンを含む緩衝剤;  N、N−ビス(2−ヒド
ロキシエチル)グリシン(8icine) : 4−(
2−ヒドロキシエチル)1−ピペラジンプロパンスルホ
ン酸(HEPPS) 、 Na塩又はに塩等;4−(2
−ヒドロキシエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン
酸(HEPES)、Na塩又はに塩等;3−[[2−ヒ
ドロキシ−1,1−ビス(ヒドロキシメチル)エチルコ
アミノコー1−プロパンスルホン酸(TAPS)、 N
a塩又はに塩等;β−ヒドロキシ−4−(2−ヒドロキ
シエチル)−1−ピペラジンプロパンスルホン酸()I
EPPSO)、 Na塩又はに塩等;3−(シクロへキ
シルアミノ)1−プロパンスルホンWti(CAPS)
、Na塩又はに塩等:及びこれらのいずれかと必要によ
り組合せられる酸、アルカリ又は塩がある。
吸水層、検出層、試薬層等に用いられる親水性ポリマー
は架橋剤を用いて適宜に架橋硬化された中間層とするこ
とができる。架橋剤の例として、セラチンに対する1、
2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)エタン、ビ
ス(ビニルスルホニルメチル)エーテル等の公知のビニ
ルスルホン系架橋剤、アルデヒド等、メタリルアルコー
ルコポリマーに対するアルデヒド、2個のグリシジル基
含有エポキシ化合物等がある。
試薬層の上には展開層を強固に接着一体化する目的で脱
イオンゼラチン、ポリビニルアルコール等の吸水層に用
いられるのと同様な親水性ポリマーからなる公知の接着
層を設けることができる。
接着層の乾燥時の厚さは約0.51mから約5LIIT
lの範囲である。
本発明の特徴をなす布地展開層に用いられる表面に微細
凹凸が設けられた繊維を含む糸からなる布地(編物布地
及び織物布地を包含する)は、布地の少なくとも1方の
表面に位置する個々の繊維の少なくとも布地の外面に現
われた部分の表面に繊維軸に対して直角な外周方向に高
低差(凹凸の深さ)約0.05Lffn〜約約3.01
m、好ましくは約0.21Jrr1〜約Q、74nnの
微細凹凸が1 urn 2当り約1個〜約200個の密
度で形成されている布地である。微細凹凸が布地を構成
する全ての繊維の表面に前記の高低差と密度で形成され
ている布地も用いることができる。
また、前記の高低差の微細凹凸内部にさらに高低差約5
0nm〜約200nmの超微細凹凸が形成されている繊
維を含む糸からなる布地も用いることができる。繊維に
微細凹凸を形成する方法として、有機ポリマー繊維、又
はそれから作成した編物布地又は織物布地をアルカリ水
溶液中で加熱するアルカリエツチング法(アルカリ減量
法)、特公昭59−24233に記載の有機ポリマー繊
維、又はシリカゾル。
二酸化チタン等の微粒子含有有機ポリマー繊維。
又はそれから作成した編物布地又は織物布地をアルカリ
水溶液中で加熱するアルカリエツチング法(アルカリ減
量法)等の公知の方法に従って実施することができる。
織物布地としては、諸種の構造の布地を用いることがで
きる。織物布地のうちでは平織物(例、ブロード布地、
ボブリン布地)が好ましい。織物布地を構成する糸とし
ては、撚りのあるフィラメント糸(長繊維糸)、撚りの
ないフィラメント糸、紡績糸いずれも用いることができ
る。織物布地の糸の太さは綿紡績糸番手で表して約2O
5から約150S、好ましくは約4O5から約1205
相当の範囲、又は絹糸デニールで表して約35Dから約
3000.好ましくは約450から約130Dの範囲、
織物布地の厚さは約50umから約500¥Hn、好ま
しくは約120−から約350−の範囲。
織物布地の空隙率は約40%から約90%、好ましくは
約50%から約85%の範囲である。
編物布地としては、諸種の構造の布地を用いることがで
きる。編物布地のうちでは経(たて)メリヤス編布・地
、緯(よこ)メリヤス編布地が好ましい。
経メリヤス編布地としては一重アトラス編布地。
トリコット編布地、ダブルトリコット編布地、ミラニー
ズ編布地、ラッシェル編布地等、緯メリヤス編布地とし
ては手編布地、バール編布地、ゴム編布地9両面編布地
、インターロック編布地等を用いることができる。メリ
ヤス編布地のうちではトリコット編布地、ラッシェル編
布地、ミラニーズ編布地、ダブルトリコット編布地、イ
ンターロック編布地が好ましい。編物布地を構成する糸
としては、撚りのあるフィラメント糸(長繊維糸)、撚
りのないフィラメント糸、紡績糸いずれも用いることが
できる。編物布地の糸の太さは綿紡績糸番手で表して約
405から約1505.好ましくは約605から約12
05相当の範囲、又は絹糸デニールで表して約350か
ら約1300.好ましくは約450から約900の範囲
編物布地の編成工程時のゲージ数としては約20h)ら
約50の範囲9編物布地の厚さは約1001.ffI+
から約60OL+111.好ましくは約150IJrl
+から約4001ff+の範囲。
編物布地の空隙率は約40%から約90%、好ましくは
約50%から約85%の範囲である。
織物布地9編物布地を構成する糸としては、再生セルロ
ースの繊維からなる糸;セルロースジアセテート、セル
ローストリアセテート等の半合成有機ポリマーの繊維か
らなる糸:ボリアミド(諸種のナイロン類)、アセター
ル化ポリビニルアルコール、ポリエチレンテレフタレー
ト等の有機合成ポリマーの繊維からなる糸;再生セルロ
ース、半合成有機ポリマー又は合成有機ポリマー繊維と
天然繊等維く例、綿、絹、羊毛)との混合繊維からなる
糸を用いることができる。これらの繊維のうちではポリ
エチレンテレフタレートの繊維からなる糸を用いて製造
した織物布地1編物布地が好ましい。
アルカリエツチング処理により微細凹凸が設けられたI
ali維を含む糸、又は布地は水洗して残留しているア
ルカリ成分を充分に除去するのが一般に好ましい。布地
は水洗等の脱脂処理により少なくとも糸製造時又は布製
造時に供給又は付着した油脂類を実質的に除去する。布
地には特開昭55−164356、特開昭57−663
59.特開昭57−148250等に記載の界面活性剤
、好ましくはノニオン性界面活性剤水溶液の含浸処理、
塗布又はスプレィ処理。
特願昭61−164570等に記載の親水性ポリマー水
溶液の含浸処理、塗布又はスプレィ処理、特開昭60−
222770に記載の親水性セルロース誘導体とHLB
値10以上のノニオン性界面活性剤の水溶液の含浸処理
、塗布又はスプレィ処理、及びこれらの2種以上の処理
を糾合せて処理することができる。これらのいずれかの
処理により下側の層との接着の強化、メータリング作用
、又はヘマトクリヅト値対応のメータリング作用等をコ
ントロールすることができる。
展開層より下側の層にpH緩衝剤組成物、多孔性展開層
に試薬組成物とともに親水性ポリマー、ノニオン性界面
活性剤を含有させる方法として、特願昭61−1645
70 、特願昭61−16809+等に記載のようにp
H緩衝剤組成物を含有する層をpH緩衝剤組成物と親水
性バインダーポリマーを含む水溶液から塗布乾燥して設
け、その後展間層を積層し、最後に試薬組成物とともに
親水性ポリマー、ノニオン性界面活性剤をエタノール、
プロパツール、ブタノール、イソプロピルアルコール等
の有機溶媒に溶解又は分散させて展開層の上から塗布又
は噴霧し乾燥させて展開層に含有させる方法がある。
展開層、試薬層、吸水層、検出層、接着層等には界面活
性剤、好ましくはノニオン性界面活性剤を含有させるこ
とができる。ノニオン性界面活性剤の例として、p−オ
クチルフェノキシポリエトキシエタノール、p−ノニル
フェノキシポリエトキシエタノール、1〕−ノニルフェ
ノキシポリグリシドール、ポリオキシエチレンオレイル
エーテル、ポリオキシエチレンソルビタンモノラウレー
ト、オクチルグルコシド等がある。ノニオン性界面活性
剤を試薬層。
吸水層又は検出層に含有させることにより分析操作時に
水性液体試料中の水が試薬層、吸水層又は検出層に実質
的に一様に吸収されやすくなり、また展開層との液体接
触が迅速にかつ実質的に一様になる。ノニオン性界面活
性剤を展開層に含有させることにより水性液体試料の展
開作用(メータリング作用)がより良好になる。ノニオ
ン性界面活性剤の展開層における含有量は展開層1m2
当り約100B〜約3.0g、好ましくは約200mg
 〜約2.0gの範囲である。
本発明の多層分析要素は前述の諸特許明細書に記載の公
知の方法により調製することができる。
本発明の多層分析要素は一辺約15mmから約3011
I11の正方形又はほぼ同サイズの円形等の小片に裁断
し、特公昭57−28331.実開昭56−14245
4.特開昭57−63452.実開昭58−32350
 、特表昭58−501144等に記載のスライド枠に
収めて化学分析スライドとして用いることが、製造、包
装、輸送、保存、測定操作等諸種の観点で好ましい。使
用目的によっては。
長いテープ状でカセット又はマカジンに収めて用いるこ
と、又は小片を開口のあるカードに貼付又は収めて用い
ることなともできる。
光反射性又は不透明支持体の上に試薬組成物と吸水して
溶解又はゾル化する親水性ポリマーバインダーを含む試
薬層とその上に多孔性検出層を設けた多層分析要素の場
合には、特開昭60−14141に記載のように試薬層
と多孔性検出層より大きいサイズの支持体を用いるか、
又は多層分析要素の支持体を把手をかねろ細長の支持板
(ホルダー)の上に接着固定して用いるのが好ましい。
本発明の多層分析要素は前述の諸特許明細書等に記載の
操作により液体試料中のアナライトの分析を実施できる
。例えば、約5μLから約30μL、好ましくは8LI
Lから15μLの範囲の全血、血漿、血清、尿等の水性
液体試料中を展開層に点着し、1分から10分の範囲で
、約20°Cから約40°Cの範囲の実質的に一定の温
度で、好ましくは37℃近傍の実質的に一定の温度でイ
ンクヘーションし、要素内の発色又は変色を可視光の吸
収極大波長又はその近傍の波長の光を用いて透明支持体
側から反射測光し、予め作成した検量線を用いて比色測
定法の原理により液体試料中のアナライトの含有量を求
めることができる。点着する液体拭材の量、インクヘー
ション時間及び温度を一定にすることによりアナライト
の定量分析を高精度で実施できる。光反射性又は不透明
支持体を用いる態様においては、要素内の発色又は変色
等を展開層又は多孔性検出層側から反射測光する。測定
操作は特開昭60−125543 。
特開昭60−220862.特開昭61−294367
、特開昭58−161867等に記載の化学分析装置に
より極めて容易な操作で高精度の定量分析を実施できる
皿工I亘 実施例1 [展開層用布地!1′雄の微細凹凸形成処理]特公昭5
9−24233に記載の方法で製造された約10nm〜
約20nmの範囲の粒子径のシリカゾルを含むポリエチ
レンテレフタレート(PET)繊維で製造された下記の
2種類の布地を用意した。
■50D(デニール)相当のPETフィラメント糸から
なる厚さ約1401fflの平織布地 ■50D相当のPETフィラメント糸を40ゲージで編
んだ厚さ約250−のインターロック編物布地アルカリ
エツチング処理条件 4%水酸化ナトリウム水溶液95℃、20分上記の2種
類の布地を上記アルカリエツチング処理液に上記の時間
の間浸漬して処理し、ついで水で充分に洗浄して水酸化
ナトリウムを除去し。
乾燥した。乾燥後秤量したところ、この処理による布の
減量は約10%であった。乾燥後の布を顕微鏡観察した
ところ、布地を構成しているフィラメント糸の繊維の表
面に微細凹凸が多数形成されており、その高部(山)か
ら低部(谷)までの深さは約0 、311ITI 〜約
0.511mの範囲であった。
実施例2 厚さ18011171の無色透明PETフィルム(支持
体)の上に下記の成分被覆量になるようにして吸水層を
ゼラチン水溶液を用いて塗布し乾燥して設けた。ついて
45℃で3日静置して硬化させた。
吸水層の成分組成(被覆量) 脱イオンゼラチン          273/m2ノ
ニルフエノキシボリエトキシエタノール(オキシエチレ
ン単位平均10含有)  260mg/m21.2−ヒ
ス(ビニルスルホニル− アセトアミド)エタン       130mg/m2
硬化した吸水層の上に下記の組成の被覆量になるように
して接着層を水溶液を用いて塗布し乾燥して設けた。
接着層の成分組成(被覆量) 脱イオンゼラチン          4.0g/m2
ノニルフエノキシボリエトキシエタノール(オキシエチ
レン単位平均IO含有)81T1g/m2ついで接着層
の表面に水をほぼ一様に供給して湿潤させ、その上に実
施例1の処理で表面に微細凹凸を形成したPET繊維か
らなる太さ500相当のフィラメント箔製で厚さ約14
0url10平織布地をほぼ一様に軽く圧力をかけてラ
ミネートして展開層を設けて(試薬組成物を含まない)
一体型多層分析要素を調製した。
比較例IA シリカゾル微粒子を含まないPETフィラメント系製の
実施例1と同種類の平織物布地を用い、繊維の表面に微
細凹凸形成処理をしなかったほかは実施例2と同様にし
て従来技術による一体型多層分析要素を調製した。
比較例1B シリカゾル微粒子を含まないPETフィラメント糸製の
実施例1と同種類の平織物布地を用い、電気エネルギー
1.6に%J/m2 ! flit素濃度0.ITor
の条件で約30秒グロー放電処理したほかは実施例2と
同様にして従来技術による一体型多層分析要素を調製し
た。
性能評価試験1 得られた3、1の多層分析要素をそれぞれ15mm幅に
裁断し、接着層と展開層の間の180’剥離力を測定し
たところ、下記の結果が得られた。
■工i亘 性能評価試験lの結果は本発明の多層分析要素において
は、多孔性展開層と接着層との接着力が適当な値である
ことを示している。なお、比較例1Bの要素においても
、同じく接着力が適当な値である。
性能評価試験2 3.3’−(3,3’−ジメトキシ−4,4′−ビフェ
ニニレン)ビス[2,5−ビス(p−ニトロフェニル)
−2H−テトラゾリウム・クロリド1.0”/V%メタ
ノール溶液を調製した。この溶)αを前記3f!の各要
素の展開層の上から200mL/m2の割合で塗布し5
0°Cで15分乾燥した後。
中心波長540nmの可視光で要素内の着色(バックグ
ラウンド発色)の光学濃度1直をPET支持体側から反
射測光したところ、下記の結果が得られた。
性能評(i!!i試験2の結果から本発明の多層分析要
素においては、多孔性展開層内に含浸保持させたテトラ
ゾリウム塩の加熱乾燥時の発色によるバックグラウンド
発色は少ないことが明らかである。
なお、比較例IAの要素においても、同じくバックグラ
ウンド発色は少ない。
性能評価試験3 下記組成のジアゾニウム塩水溶液を調製した。
p−スルホベンゼンジアゾニウム・ p−)ルエンスルホン酸塩  4.0gスルホサリチル
酸         4.0g水          
            10100Oこの水溶液を実
施例1.比較例IA、1B各多層分析要素の展開層の上
から180mL/m2の割合で塗布し35°Cて60分
乾燥して、ジアゾニウム塩を展開層に含浸保持させた。
ついで15mm X 15mmの正方形の多層分析要素
の1片を5mLの水に室温(約25°C)で展開層に充
分に吸着されていないジアゾニウム塩がほぼ水に溶出し
終るまて(約5分)浸漬してジアゾニウム塩を水中に溶
出させた。多層分析要素を取りだした後の水にクロモト
ロープ酸5.0%水溶液を注いで水中に存在しているジ
アゾニウム塩と反応させて発色させ、比色法でジアゾニ
ウム塩の含有量を測定し、展開層へのジアゾニウム塩の
含浸含有量から差し引いて、展開層中のジアゾニウム塩
の残存量とし、残存率を計算したところ、下記の結果が
得られた。
性能評価試験3の結果は本発明 多層分析要素において
は、多孔性展開層内に含浸保持させたジアゾニウム塩の
展開層内での吸着力が大きいことを示している。なお、
比較例IAの要素においてもジアゾニウム塩の展開層内
での吸着力が同程度に大きい。
性能評価試験1〜3の結果を総合すると9本発明のPE
T繊維の表面に微細凹凸を形成した平織布地を展開層と
した多層分析要素は展開層が接着層に適当な強さで接着
しており、テトラゾリウム塩やジアゾニウム塩を展開層
内で分解させずにかつ強固に吸着保持できるすぐれた展
開層を有する多層分析要素であることが明らかになった
実施例3 実施例1の処理で表面に微細凹凸を形成したPET繊維
からなる太さ50D相当のフィラメント糸40ゲージ編
成、厚さ約2501jIT+のインターロック編物布地
を多孔性展開層に用いたほかは実施例2と同様にして(
試薬組成物を含まない)一体型多層分析要素を調製した
比較例2A シリカゾル微粒子を含まないpET繊&tt製の実施例
1■と同種類のインターロック編物布地を用い。
繊維の表面に微細凹凸形成処理をしなかったほかは実施
例2と同様にして従来技術による一体型多層分析要素を
調製した。
比較例2B シリカゾル微粒子を含まないPET繊維製の実施例1■
と同種類のインターロック編物布地を用い。
電気エネルギー1.6にシ/m2.酸素濃度0.1To
rの条件で約30秒グロー放電処理したほかは実施例2
と同様にして従来技術による一体型多層分析要素を調製
した。
実施例2と同様の性能評価試験を実施したところ、実施
例2と同様の結果が得られた。
実施例4 [ビリルビン定量分析用一体型多層分析要素]厚さ18
0umの無色透明PETフィルム(支持体)の上に下記
の成分被覆量になるようにして吸水層をゼラチン水溶液
を用いて塗布し乾燥して設けた。
吸水層の成分組成(被覆ff1) 脱イオンゼラチン         20g/m2ノニ
ルフェノキシポリエトキシエタノール(オキシエチレン
単位平均10含有)  200mg/+n2ついで乾燥
した吸水層の表面に水をほぼ一様に供給して湿潤させ、
その上に実施例1の処理で表面に微細凹凸を形成したP
ET繊維からなる太さ50D相当のフィラメント糸製の
厚さ約250umのインターロック編物布地をほぼ一様
に軽く圧力をかけてラミネートして展開層を設けた。
下記組成のジアゾニウム塩水溶)夜を調製した。
p−スルホベンゼンジアゾニウム中 p−トルエンスルホン酸塩   4゜0gダイフィリン
(CAS Registry N![479−18−5
])50g ポリ(2−アクリルアミド−2−メチルプロパン−スル
ホン酸)            10gオクチルフェ
ノキシポリエトキシエタノール(オキシエチレン単位平
均IO含有)  500mg水           
            1200mLこの水溶液を前
記の展開層の上から100mL/m2の割合で塗布し3
5℃で60分乾燥して、ジアゾニウム塩含有試薬組成物
を展開層に含浸保持させて、ビリルビン定量分析用一体
型多層分析要素を調製した。
比較例3A シリカゾル微粒子を含まないPET繊維製の50D相当
フイラメンj・糸を40ゲージで編み、繊維の表面に微
細凹凸形成処理をしなかった厚さ約250−のインター
ロック編物布地を用いたほかは実施例4と同様にして従
来技術による一体型多層分析要素を調製した。
比較例3B シリカゾル微粒子を含まないPET繊維製の500相当
フイラメント糸を40ゲージで編んだ厚さ約250明の
インターロック編物布地に、電気エネルギー1.6kW
/m2.93素濃度0.1Torの条件で約30秒グロ
ー放電処理したものを用いたほかは実施例4と同様にし
て従来技術による一体型多層分析要素を調製した。
比較例3C 特公昭59−24233に記載の方法で製造された約1
0nmから約20nmの範囲の粒子径のシリカゾル含有
PET繊&I製500相当の長フィラメント糸を40ゲ
ージで編んだ厚さ約250μsのインターロック編物布
地に、電気エネルギー1 、6W/m2.酸素濃度0−
ITorの条件で約30秒グロー放電処理したものを用
いたほかは実施例4と同様にして従来技術による一体型
多層分析要素を調製した。
性能評価試験1 得られた4種の多層分析要素をそれぞれ15mm幅に裁
断し、接着層と展開層の間の180°剥離力を測定した
ところ、下記の結果が得られた。
性能評価試験lの結果から本発明の多層分析要素におい
ては、多孔性展開層と接着層との接着力が適当な値であ
ることが明らかである。なお、比較例3B及び3Cにお
いても、多孔性展開層と接着層との接着力が適当な値で
ある。
性能評価試験2 得られた4種の多層分析要素それぞれについて中心波長
540r+mの可視光で要素内の着色(バックグラウン
ド発色)の光学濃度値をPET支持体側から反射測光し
たところ、下記の結果が得られた。
性能評価試験2の結果から本発明の多層分析要素におい
ては、多孔性展開層内に含浸深持させた試薬組成物中の
ジアゾニウム塩の加熱乾燥時の分解によるバックグラウ
ンド発色が少ないことが明らかである。なお、比較例3
Aにおいてもバックグラウンド発色は同程度に少ない。
性能評価試験3[感度及び繰り返し再現性]得られた4
種の多層分析要素各10個について異なるビリルビン含
有量の管理血清をl0uLずつ展開層に点着し、37°
Cで5分インクベーションした後。
中心波長540nmの可視光で要素内の呈色の光学1度
値をPET支持体側から反射測光したところ、光学濃度
値の平均値及び繰り返し再現性(変動係数、Cv値)を
求めたところ下記の結果が得られた。
性能評価試験3の結果から本発明の多層分析要素におい
ては、バックグラウンド発色が少なく、かつ検量線の勾
配が大きいことが明らかである。また、精度を表わす繰
り返し再現性(CVI直)もビリルビン含有量全範囲で
従来技術の要素に比べて小さい。特にビリルビン含有量
4.3mg/dL〜17.2mg/dLの範囲ではCV
I直が極めて小さいのは9本発明の多層分析要素の測定
精度が優れていることを表わしている。
性能評価試験4 得られた4種の多層分析要素それぞれを幅15mmの長
尺物に裁断し、捲芯に布展開層がPET支持体に接触す
る状態で捲いた。この状態で35℃で7日放置した後捲
きほぐし、 PET支持体表面の汚れぐあいを観察した
ところ、下記の結果が得られた。
性能評価試験4の結果から本発明の多層分析要素におい
ては、布展開層から繊維屑、繊維埃等の放出が見られな
いので、製造工程における多層分析要素の取り扱いが容
易であることが明らかである。
なお、比較例3C要素においても、展開層から繊維屑。
繊維埃等の放出が見られない。
性能評価試験1〜4の結果を総合すると9本発明のPE
T!!Iの表面に微細凹凸を形成したインターロック編
物布地を展開層とした多層分析要素は。
展開層がゼラチンを主成分とする吸水層に適当な強さで
接着しており、ジアゾニウム塩を展開層内で分解させず
に吸着保持でき、バックグラウンド発色が少ない、繰り
返し再現性が良好で高い分析精度を有している。布展開
層から繊維屑、!If!It埃等の放出が見られないす
ぐれた展開層を有する多層分析要素であることがが明ら
かになった。
実施例5 [ビリルビン定量分析用多層分析要素コ特開昭60−1
4141実施例2に準じて多層分析要素を調製した。
厚さ180LJITlの白色PETフィルム(支持体)
の上に下記の成分被覆量になるようにして試薬層を水溶
液を用いて塗布し乾燥して設けた。
試薬層の成分被覆量 p−スルホベンゼンジアゾニウムφ p−)ルエンスルホン酸塩  340mg/m2ダイフ
ィリン            12.5g/m2スル
ホサリチル酸          1.0g/m2オク
チルフェノキシポリエトキシエタノール(オキシエチレ
ン単位平均IO含有)  50mg/m2カルボキシメ
チルセルロース    30g1m2ついで乾燥した試
薬層の表面に水をほぼ一様に供給して湿潤させ、その上
に実施例1の処理で表面に微細凹凸を形成したPET繊
維からなる太さ500相当のフィラメント糸製の厚さ約
140umの平織布地をほぼ一様に軽く圧力をかけてラ
ミネートして多孔性検出層を設けてビリルビン定量分析
用多層分析要素を調製した。
得られた多層分析要素を5mm X 10mmの長方形
のチップに裁断し、 5mmX70mmのPET製ホル
ダーの先端部に両面粘着接着テープを用いて貼着固定し
てビリルヒン定量分析用具を完成した。この用具各10
個について異なるビリルビン含有量の管理血清を10μ
Lずつ多孔性検出層に点着し、37℃で3分インクヘー
ションした後、中心波長540nmの可視光で多孔性検
出層の呈色の光学濃度値を多孔性検出層側から反射測光
し、光学濃度値の平均値及び繰り返し再現性(変動係数
、Cv値)を求めたところ、実施例4性能評価試験3に
やや劣るものの、測定精度はすぐれていた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)アナライトに対応して検出可能な変化をしうる指
    示薬組成物が層中に含有されている試薬層及び繊維質の
    布地からなる多孔性展開層がこの順に積層一体化されて
    なる一体型多層分析要素において、前記布地が表面に微
    細凹凸が設けられた繊維を含む糸からなる布地であるこ
    とを特徴とする一体型多層分析要素。 (2)前記糸が長繊維からなる糸であり、前記布地が織
    物布地又は編物布地である特許請求の範囲1に記載の分
    析要素。 (3)前記糸が紡績糸であり、前記布地が織物布地又は
    編物布地である特許請求の範囲1に記載の分析要素。 (4)前記試薬層が光透過性水不透過性支持体の上に設
    けられている特許請求の範囲1ないし3のいずれかに記
    載の分析要素。 (5)前記試薬層が光反射性又は光不透過性で水不透過
    性の支持体の上に設けられている特許請求の範囲1ない
    し3のいずれかに記載の分析要素。 (6)親水性ポリマーを含む水吸収性の層及び繊維質の
    布地からなる層であってアナライトに対応して検出可能
    な変化をしうる指示薬組成物が層中に含有されている多
    孔性展開層がこの順に積層一体化されてなる一体型多層
    分析要素において、前記布地が表面に微細凹凸が設けら
    れた繊維を含む糸からなる布地であることを特徴とする
    一体型多層分析要素。(7)前記糸が長繊維からなる糸
    であり、前記布地が織物布地又は編物布地である特許請
    求の範囲6に記載の分析要素。 (8)前記糸が紡績糸であり、前記布地が織物布地又は
    編物布地である特許請求の範囲6に記載の分析要素。 (9)前記試薬層が光透過性水不透過性支持体の上に設
    けられている特許請求の範囲5ないし8のいずれかに記
    載の分析要素。 (10)前記試薬層が光反射性又は光不透過性で水不透
    過性の支持体の上に設けられている特許請求の範囲5な
    いし8のいずれかに記載の分析要素。
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