JPH01172002A - 車輌における前輪の輪距調整装置 - Google Patents

車輌における前輪の輪距調整装置

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JPH01172002A
JPH01172002A JP33060987A JP33060987A JPH01172002A JP H01172002 A JPH01172002 A JP H01172002A JP 33060987 A JP33060987 A JP 33060987A JP 33060987 A JP33060987 A JP 33060987A JP H01172002 A JPH01172002 A JP H01172002A
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Japan
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cylinder
piston
telescopic
front wheel
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Takashi Hasegawa
崇 長谷川
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Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車輌における前輪の軸距調整装置に関する。
(従来の技術) トラクタにおいては、実願昭60−7704号で示すよ
うに、前車軸が伸縮自在とされ、パワーステアリング装
置のパワーシリンダが前車軸に平行に配設され、パワー
シリンダの左右両側部が各前輪の操向アームとタイロッ
ドを介して連動連結されたものがある。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、上記従来のものでは、前車軸を容易に伸縮さ
せるための油圧シリンダ等が備えられていなかったので
、前輪の軸距調整には大変な労力を要すると共に、前輪
の軸距調整時には、左右の各タイロッドの伸縮調整もす
る必要があって、前輪の軸距調整は大変面倒なものとな
っていた。
そこで、上記の問題を少しでも解決するために、前車軸
を伸縮させる油圧シリンダを備えることも考えられるが
、パワーステアリング装置との関係を何ら考慮しないで
、油圧シリンダを備えたのでは、前輪の軸距調整時には
、依然として、左右の各タイロッドの伸縮調整をする必
要がある。
本発明は、上記問題を解決できる車輌における前輪の軸
距調整装置を提供することを目的とする。
(問題点を解決するだめの手段) 上記問題点を解決するために、本発明が採用した手段は
、前車軸11が伸縮自在とされ、パワーステアリング装
置のパワーシリンダ24が前車軸11に平行に配設され
、パワーシリンダ24の左右両側部が各前輪の操向アー
ム37と連動連結されたものにおいて、 パワーシリンダ24は、操向アーム37と連動連結され
て前車軸11を伸縮させる左右一対の伸縮用シリンダ2
8を、その左右両側部に有する点にある。
(作 用) 前輪の軸距調整時には、パワーシリンダ24の左右各側
部の伸縮用油圧シリンダ2日が伸縮せしめられて、前車
軸11が伸縮し、前輪の軸距が調整される。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面に基き説明すれば、1は
前車軸ケースで、中央部の固定ケース2と、固定ケース
2の左右両側部に左右方向に摺動自在に内嵌された左右
一対の可動ケース3とを有する。
固定ケース2の後部には、軸受ケース4及び車軸カバー
5が固定され、固定ケース2の前部と車軸カバー5には
、センタピン部6,7が形成され、前車軸ケース1はト
ラクタの前車軸フレームにセンタピン部6,7、ブラケ
ット5L52を介して左右揺動自在に支持されている。
軸受ケース4には、トラクタのミッションと連動するベ
ベルピニオン軸8が支持され、固定ケース2内のデフ装
W9と連動している。
11は左右一対の前車軸で、デフ装置9から左右外側方
に延設され、前輪と伝動ギヤ機構12及び前輪ハブ軸3
1を介して連動連結されている。
前車軸11は、車体側の基部軸15と、前輪側の先端部
軸16とを有して、これら両軸15.16が軸心方向に
相対摺動自在にスプライン結合され、これにより、前車
軸11は伸縮自在とされている。
18は伝動ケースで、可動ケース3の外側端部に取付け
られ、この伝動ケース18に、前輪ハブ軸13を支持す
る前輪ケース19がキングピン20廻りに回動自在に備
えられている。
伝動ケース18と前輪ケース19には、上下に対向する
固定板21 、22が固設され、これら固定板2L22
に固定ピン23が挿脱自在に挿通されることにより、前
輪が前後方向に配置された状態で、前輪ケース19が伝
動ケース18に固定される。
24はパワーステアリング装置のパワーシリンダで、固
定ケース2に固定されて、軸受ケース4の下方で左右方
向に配設されている。
第2図にも示すように、パワーシリンダ24は、固定ケ
ース2に固定される筒状シリンダ筒26と、シリンダ筒
26内に軸心方向に摺動自在に嵌合されたピストン27
と、ピストン27から左右両側方に延設されたピストン
ロッド兼用の伸縮用油圧シリンダ28とを有し、パワー
シリンダ24内に油圧ポンプ30から切換弁31を介し
て作動油が供給されることで、ピストン27及び油圧シ
リンダ28は軸心方向に摺動する。
油圧シリンダ28は、前車軸11を伸縮させるもので、
ピストン27に固設された円筒状シリンダ筒33と、シ
リンダ筒33内に軸心方向に摺動自在に嵌合されたピス
トン34と、ピストン34から外側方に延設されたピス
トンロッド35とを有する。
第3図に示すように、各ピストンロッド35は、伸縮調
整自在なタイロッド36と、操向アーム37を介して、
前輪ケース19に連動連結され、操向アーム37は前輪
ケース19に固定されている。
又、第2図に示すように、各ピストンロッド35はシリ
ンダ筒26.33よりも常時外側方に突出しており、そ
の外側端部から、シリンダ筒33内の各油室に作動油を
供給するための油路3B、39が軸心方向に形成されて
いる。
ところで、シリンダ筒33には、第4図及び第5図に示
すような一対の配管部材40が備えられている。
配管部材40は、シリンダ筒33に固定されるハウジン
グ41と、ハウジング41に左右方向に摺動自在に備え
られた一対の延長管42とを有する。
ハウジング41には、延長管42が挿入される一対の挿
入孔43と、各挿入孔43に作動油を供給するための供
給口44が形成されている。
各延長管42は、各ピストンロッド35の油路38,3
9に着脱自在に接続されている。
第5図は、伸縮用油圧シリンダ28の油圧回路で、各油
圧シリンダ28に、油圧ポンプ30から、6ポ一ト3位
置切換弁46、シンクロナイズシリンダ47、配管部材
40等を介して作動油が供給される。
シンクロナイズシリンダ47は、各伸縮用油圧シリンダ
28を等速で等量伸縮させるためのもので、一対のシリ
ンダ筒48と、各シリンダ筒48に摺動自在に内嵌され
た一対のピストン49と、両ピストン49に挿通された
ピストンロッド50とを有する。
そして、切換弁46のシリンダ側ポートの一方が各伸縮
用油圧シリンダ28のシリンダ筒33の一方の油室と接
続され、他方が、シンクロナイズシリンダ47の各シリ
ンダ筒48の一方の油室と接続されている。
又、各伸縮用油圧シリンダ28のシリンダ筒33の他方
の油室と、シンクロナイズシリンダ47の各シリンダ筒
48の他方の油室とが接続されている。
上記のように構成した実施例によれば、通常は、固定板
21 、22から固定ピン23が抜かれて、前輪ケース
19は伝動ケース18に対してキングピン20廻りに回
動自在とされている。
この状態で、ステアリングハンドルを回動操作すれば、
切換弁31が制御されて、パワーシリンダ24が作動せ
しめられ、ピストン27及び伸縮用油圧シリンダ28が
軸心方向に摺動し、タイロッド36、操向アーム37、
前輪ケース19を介して、各前輪がキングピン20廻り
に操向せしめられる。
そして、前輪の軸距を調整する際には、まず、前輪を前
後方向に向けた状態で、固定板21.22に固定ピン2
3を挿入して、前輪ケース19を伝動ケース18に固定
する。
次に、切換弁46を操作して、シンクロナイズシリンダ
47を介して、各伸縮用油圧シリンダ28に作動油を供
給して、各油圧シリンダ28を等速で等量伸縮させる。
これにより、タイロッド36、操向アーム37、前輪ケ
ース19等を介して、前輪が左右方向の力を受けて、前
輪が前車軸11を伸縮させ乍ら左右方向に移動して、前
輪の軸距が調整せしめられる。
そして、前輪の軸距の調整作業が終了すれば、固定板2
L22から固定ピン23を抜いて、前輪ケース19の伝
動ケース18に対する固定を解除する。
尚、前輪の操向時や前輪の軸距調整時には、各伸縮用油
圧シリンダ28のピストンロッド35も軸心方向に移動
するが、この移動に対応して、配管部材40の延長管4
2も左右方向に摺動する。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば、パワーシリンダ
は、操向アームと連動連結されて前車軸を伸縮させる左
右一対の伸縮用シリンダを、その左右両側部に有するの
で、前輪の軸距調整に大変な労力を要しないと共に、従
来のように、軸距調整時に、タイロッド等を伸縮調整し
たりする必要もなく、前輪の軸距調整を容易に行える。
本発明は上記利点を有し、実益大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は展開断面図、
第2図はパワーシリンダの断面図、第3図はパワーシリ
ンダ等の一部平面図、第4図は作動油配管部材の断面図
、第5図は第4図のA−A線矢視断面図、第6図は油圧
回路図である。 11・・・前車軸、24・・・パワーシリンダ、28・
・・伸縮用油圧シリンダ、37・・・操向アーム。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前車軸11が伸縮自在とされ、パワーステアリン
    グ装置のパワーシリンダ24が前車軸11に平行に配設
    され、パワーシリンダ24の左右両側部が各前輪の操向
    アーム37と連動連結されたものにおいて、 パワーシリンダ24は、操向アーム37と連動連結され
    て前車軸11を伸縮させる左右一対の伸縮用シリンダ2
    8を、その左右両側部に有することを特徴とする車輌に
    おける前輪の輪距調整装置。
JP62330609A 1987-12-26 1987-12-26 車輌における前輪の輪距調整装置 Expired - Lifetime JPH0717122B2 (ja)

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JPH0717122B2 JPH0717122B2 (ja) 1995-03-01

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03182805A (ja) * 1989-12-13 1991-08-08 Kubota Corp 車輌の輪距調節装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6167071U (ja) * 1984-10-08 1986-05-08
JPS6243803U (ja) * 1985-09-02 1987-03-17

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