JPH0117138Y2 - - Google Patents
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- JPH0117138Y2 JPH0117138Y2 JP13141382U JP13141382U JPH0117138Y2 JP H0117138 Y2 JPH0117138 Y2 JP H0117138Y2 JP 13141382 U JP13141382 U JP 13141382U JP 13141382 U JP13141382 U JP 13141382U JP H0117138 Y2 JPH0117138 Y2 JP H0117138Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- bodies
- weeding
- harvester
- rotating drums
- Prior art date
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Links
- 238000009333 weeding Methods 0.000 claims description 18
- 238000007790 scraping Methods 0.000 claims description 11
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 claims description 6
- 239000004459 forage Substances 0.000 claims description 2
- 240000008042 Zea mays Species 0.000 description 8
- 235000005824 Zea mays ssp. parviglumis Nutrition 0.000 description 8
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 description 8
- 235000005822 corn Nutrition 0.000 description 8
- 244000025254 Cannabis sativa Species 0.000 description 3
- 241000196324 Embryophyta Species 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 1
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 1
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は畑地に育成されたトウモロコシ或はコ
ウリヤン等の倒伏茎稈および直立茎稈の総てを掻
き寄せ掻き上げ切断作用と掻き寄せ押し下げ切断
作用とにより前傾斜状ならしめた後、これ等茎稈
を略水平状態としながら細断機へ連続状に供給し
て細断状の家蓄飼料を容易に得ることができる飼
料収穫機における掻き寄せ装置に関する。
ウリヤン等の倒伏茎稈および直立茎稈の総てを掻
き寄せ掻き上げ切断作用と掻き寄せ押し下げ切断
作用とにより前傾斜状ならしめた後、これ等茎稈
を略水平状態としながら細断機へ連続状に供給し
て細断状の家蓄飼料を容易に得ることができる飼
料収穫機における掻き寄せ装置に関する。
畑地に育成されたトウモロコシ或はコウリヤン
等の茎稈を細断機により細断して細断状の家蓄飼
料を連続して得るようにした飼料収穫機にあつて
は、機体の進行に伴ない分草誘導路内に分離導入
された倒伏状の茎稈は正確に細断機側へ掻き寄せ
ながら前傾斜状に掻き上げると同時に直立状の茎
稈は掻き寄せながら前傾斜状となるよう下向きに
押し下げるようにしないと、茎稈の根部を切断し
た際、全体が略水平状態となつて根部側より連続
して細断機に供給することができず、その結果、
同一寸法の細断片を連続に得ることができない、
従つて、分離導入した総ての茎稈は未収穫となら
ず、これを細断機へ供給させることが効率的な作
業を遂行する上において誠に重要であり、かかる
要件を備えていない時には実用に供し得ないもの
である。
等の茎稈を細断機により細断して細断状の家蓄飼
料を連続して得るようにした飼料収穫機にあつて
は、機体の進行に伴ない分草誘導路内に分離導入
された倒伏状の茎稈は正確に細断機側へ掻き寄せ
ながら前傾斜状に掻き上げると同時に直立状の茎
稈は掻き寄せながら前傾斜状となるよう下向きに
押し下げるようにしないと、茎稈の根部を切断し
た際、全体が略水平状態となつて根部側より連続
して細断機に供給することができず、その結果、
同一寸法の細断片を連続に得ることができない、
従つて、分離導入した総ての茎稈は未収穫となら
ず、これを細断機へ供給させることが効率的な作
業を遂行する上において誠に重要であり、かかる
要件を備えていない時には実用に供し得ないもの
である。
しかしながら、従前のこの種、飼料収穫機にあ
つては上記のような作業を正確に達成できる構成
となつていないため、収穫作業中において未収穫
の茎稈が多く発生して作業効率を低下させる許り
か、寸法の異なる細断片が多く得られる等の欠点
が生じ、これが改善を強く望まれているものであ
る。
つては上記のような作業を正確に達成できる構成
となつていないため、収穫作業中において未収穫
の茎稈が多く発生して作業効率を低下させる許り
か、寸法の異なる細断片が多く得られる等の欠点
が生じ、これが改善を強く望まれているものであ
る。
本考案は前記に鑑み、細断機と切断刃および左
右一対の供給ロールとを備えた収穫機本体の前部
に分草誘導路が形成されるよう左右一対の分草体
を併設し、上記左右一対の分草体上には収穫機の
進行方向に対し互いに内方へ向け回転される左右
の回転ドラムを軸架したものであつても、左右の
回転ドラムの下部周囲および上部周囲には基端装
着部が互いに反対位置となり、かつ回転ドラムの
回転方向と反対方向に向け上向きスパイラル状に
彎曲した掻き上げ体と、回転ドラムの回転方向と
反対方向に向け下向きスパイラル状に彎曲した押
し下げ体とを左右一対となるよう設けると共に、
前記左右一対の掻き上げ体と押し下げ体とは左右
の回転ドラムに対し互いにその基端装着部の位置
が反対となるようにして、収穫機本体の進行に伴
ない分草誘導路内に分離導入された茎稈が倒伏状
或は直立状のものであつても、これ等茎稈を一本
も残さず掻き寄せ掻き上げ切断作用と掻き寄せ押
し下げ切断作用とにより正確に前傾斜ならしめた
後、該茎稈を略水平状態としながら細断機へ根部
側より連続して供給し、同一寸法長さの家蓄飼料
用の細断片を容易に得ることができる飼料収穫機
における掻き寄せ装置を提供しようとしたもので
あつて、以下に本考案装置の構成を添附図面に示
された好適な一実施例について説明する。
右一対の供給ロールとを備えた収穫機本体の前部
に分草誘導路が形成されるよう左右一対の分草体
を併設し、上記左右一対の分草体上には収穫機の
進行方向に対し互いに内方へ向け回転される左右
の回転ドラムを軸架したものであつても、左右の
回転ドラムの下部周囲および上部周囲には基端装
着部が互いに反対位置となり、かつ回転ドラムの
回転方向と反対方向に向け上向きスパイラル状に
彎曲した掻き上げ体と、回転ドラムの回転方向と
反対方向に向け下向きスパイラル状に彎曲した押
し下げ体とを左右一対となるよう設けると共に、
前記左右一対の掻き上げ体と押し下げ体とは左右
の回転ドラムに対し互いにその基端装着部の位置
が反対となるようにして、収穫機本体の進行に伴
ない分草誘導路内に分離導入された茎稈が倒伏状
或は直立状のものであつても、これ等茎稈を一本
も残さず掻き寄せ掻き上げ切断作用と掻き寄せ押
し下げ切断作用とにより正確に前傾斜ならしめた
後、該茎稈を略水平状態としながら細断機へ根部
側より連続して供給し、同一寸法長さの家蓄飼料
用の細断片を容易に得ることができる飼料収穫機
における掻き寄せ装置を提供しようとしたもので
あつて、以下に本考案装置の構成を添附図面に示
された好適な一実施例について説明する。
図面において、1は前部に運転席2と原動機部
3とを備え、後方荷台4上に細断飼料を収容する
収容篭5を搭載せしめた自走式の農作業車であつ
て、該農作業車1の前部には油圧作動により自由
に昇降調節ができる連結装置6を介して収穫機7
が装着されている。前記収穫機7は略水平状態の
もとに根部側より供給された茎稈を同一寸法長さ
に細断し、得られた細断片を跳ね上げ筒10を介
して収容篭5内へ投擲させる細断機9と該細断機
9の供給部前方位置に互いに内方に向け回転でき
るよう軸架された左右一対の供給ロール11,1
1と、該左右一対の供給ロール11,11の中間
下部位置に設けられた切断刃12とからなり、こ
れら細断機9、供給ロール11,11および切断
刃12はともに油圧モータ13の動力で回転され
るように収穫機本体8へそれぞれ装着されてい
る。
3とを備え、後方荷台4上に細断飼料を収容する
収容篭5を搭載せしめた自走式の農作業車であつ
て、該農作業車1の前部には油圧作動により自由
に昇降調節ができる連結装置6を介して収穫機7
が装着されている。前記収穫機7は略水平状態の
もとに根部側より供給された茎稈を同一寸法長さ
に細断し、得られた細断片を跳ね上げ筒10を介
して収容篭5内へ投擲させる細断機9と該細断機
9の供給部前方位置に互いに内方に向け回転でき
るよう軸架された左右一対の供給ロール11,1
1と、該左右一対の供給ロール11,11の中間
下部位置に設けられた切断刃12とからなり、こ
れら細断機9、供給ロール11,11および切断
刃12はともに油圧モータ13の動力で回転され
るように収穫機本体8へそれぞれ装着されてい
る。
収穫機本体8の下部前方側両側には左右一対の
分草体14,14が、該分草体14,14間に略
直線状の分草誘導路14′が形成されるように装
着されて、立毛茎稈を正確に分離導入せしめる。
上記左右一対の分草体14,14と、収穫機7の
上方位置より前方に向け張出した駆動筐体15と
の間に、収穫機7の進行方向に対し互いに内方へ
向け回転される左右一対の回転ドラム16,1
6′を茎稈通過間隔17をおいて対向状に軸架せ
しめる。
分草体14,14が、該分草体14,14間に略
直線状の分草誘導路14′が形成されるように装
着されて、立毛茎稈を正確に分離導入せしめる。
上記左右一対の分草体14,14と、収穫機7の
上方位置より前方に向け張出した駆動筐体15と
の間に、収穫機7の進行方向に対し互いに内方へ
向け回転される左右一対の回転ドラム16,1
6′を茎稈通過間隔17をおいて対向状に軸架せ
しめる。
前記左右の回転ドラム16および16′の下部
周囲および上部周囲には基端装着部が互いに反対
位置となり、かつ回転ドラム16および16′の
回転方向と反対方向に向け上向きスパイラル状に
彎曲した略半円状の掻き上げ体18および18′
と回転ドラム16および16′の回転方向と反対
方向に向け下向きスパイラル状に彎曲した略半円
状の押し下げ体20および20′とを左右一対と
なるよう設けると共に、前記左右一対の掻き上げ
体18および18′ならびに左右一対の押し下げ
体20および20′とは左右の回転ドラム16お
よび16′に対し互いにその基端装着部の位置が
反対となるよう形成せしめる。
周囲および上部周囲には基端装着部が互いに反対
位置となり、かつ回転ドラム16および16′の
回転方向と反対方向に向け上向きスパイラル状に
彎曲した略半円状の掻き上げ体18および18′
と回転ドラム16および16′の回転方向と反対
方向に向け下向きスパイラル状に彎曲した略半円
状の押し下げ体20および20′とを左右一対と
なるよう設けると共に、前記左右一対の掻き上げ
体18および18′ならびに左右一対の押し下げ
体20および20′とは左右の回転ドラム16お
よび16′に対し互いにその基端装着部の位置が
反対となるよう形成せしめる。
そして上記左右一対の掻き上げ体18および1
8′ならびに押し下げ体20および20′の基端部
を左右の回転ドラム16および16′の周面に装
着させる平板状の装着部材19および19′は共
にその外周面をスパイラル状に形成せしめてあ
る。
8′ならびに押し下げ体20および20′の基端部
を左右の回転ドラム16および16′の周面に装
着させる平板状の装着部材19および19′は共
にその外周面をスパイラル状に形成せしめてあ
る。
なお上述した左右一対の掻き上げ体18および
18′ならびに左右一対の押し下げ体20および
20′が共に画く回転軌跡は交叉されるようにな
つている。Aは収穫されるトウモロコシ或はコウ
リヤン等の茎稈である。
18′ならびに左右一対の押し下げ体20および
20′が共に画く回転軌跡は交叉されるようにな
つている。Aは収穫されるトウモロコシ或はコウ
リヤン等の茎稈である。
次に本考案の作用について説明する。
今、前部に収穫機7を装着した農作業車1をト
ウモロコシ或はコウリヤン等が育成された茎稈畑
に向け前進せしめると同時に細断機9、左右一対
の供給ロール11,11、切断刃12ならびに左
右一対の回転ドラム16および16′を油圧モー
タ13の動力で回転させる。
ウモロコシ或はコウリヤン等が育成された茎稈畑
に向け前進せしめると同時に細断機9、左右一対
の供給ロール11,11、切断刃12ならびに左
右一対の回転ドラム16および16′を油圧モー
タ13の動力で回転させる。
さすれば左右一対の分草体14,14により分
離された茎稈Aが次々と分草誘導路15内に導入
される。
離された茎稈Aが次々と分草誘導路15内に導入
される。
ところで分草誘導路15内に導入された茎稈A
が倒伏したものであつた時には、該倒伏茎稈Aは
左右の回転ドラム16および16′の下部に、そ
の回転軌跡22が互いに交叉する如く夫々装着さ
れ、しかも全体が回転ドラム16および16′の
回転方向と反対方向に向けスパイラル状に彎曲し
た略半円状の掻き上げ体18および18′の回転
作用で一本も残さず円滑に細断機9側に掻き寄せ
られると同時に強制的に掻き上げられて収穫機7
の進行方向に向け前傾斜状となつた後、根部を切
断刃12で切断される。そして根部を切断された
前傾斜状の茎稈Aは上向きスパイラル状を呈する
左右の掻き上げ体18および18′の回転作用で
地上に落下することなく受け止められると同時に
回転ドラム16および16′ならびに掻き上げ体
18および18′の回転による強制掻き寄せ作用
で略水平状態を呈しながら左右一対の供給ロール
11,11間へ根部側より供給され、次いで左右
一対の供給ロール11,11で次々と細断機9に
送られて同一寸法長さの細断片に細断された後、
跳ね上げ筒10を経て収納篭5内へ放擲され家蓄
飼料として使用する。
が倒伏したものであつた時には、該倒伏茎稈Aは
左右の回転ドラム16および16′の下部に、そ
の回転軌跡22が互いに交叉する如く夫々装着さ
れ、しかも全体が回転ドラム16および16′の
回転方向と反対方向に向けスパイラル状に彎曲し
た略半円状の掻き上げ体18および18′の回転
作用で一本も残さず円滑に細断機9側に掻き寄せ
られると同時に強制的に掻き上げられて収穫機7
の進行方向に向け前傾斜状となつた後、根部を切
断刃12で切断される。そして根部を切断された
前傾斜状の茎稈Aは上向きスパイラル状を呈する
左右の掻き上げ体18および18′の回転作用で
地上に落下することなく受け止められると同時に
回転ドラム16および16′ならびに掻き上げ体
18および18′の回転による強制掻き寄せ作用
で略水平状態を呈しながら左右一対の供給ロール
11,11間へ根部側より供給され、次いで左右
一対の供給ロール11,11で次々と細断機9に
送られて同一寸法長さの細断片に細断された後、
跳ね上げ筒10を経て収納篭5内へ放擲され家蓄
飼料として使用する。
一方分草誘導路15内に導入された茎稈Aが直
立状のものであつた時には、該直立茎稈Aは左右
の回転ドラム16および16′の上部に、その回
転軌跡23が互いに交叉する如く基端側に夫々装
着され、しかも全体が回転ドラム16および1
6′の回転方向と反対方向に向け下向きスパイラ
ル状に彎曲した略半円状の押し下げ体20および
20′の回転作用で一本も残さず円滑に細断機9
側に掻き寄せられると同時に茎稈Aの上部を強制
的に押し下げて全体を収穫機7の進行方向に向け
前傾斜せしめた後、根部を切断刃12で切断され
る。そして根部を切断された前傾斜状の茎稈Aは
前記と同様に、上向きスパイラル状を呈する左右
の掻き上げ体18および18′の回転作用で地上
に落下することなく受け止められると同時に回転
ドラム16および16′ならびに掻き上げ体18
および18′の回転作用で強制的に略水平状態を
呈しながら左右一対の供給ロール11,11間へ
根部側より供給され、次いで細断機9に送られて
同一寸法長さの細断片に細断された後、跳ね上げ
筒10を経て収容篭5内へ放擲収容されるもので
ある。
立状のものであつた時には、該直立茎稈Aは左右
の回転ドラム16および16′の上部に、その回
転軌跡23が互いに交叉する如く基端側に夫々装
着され、しかも全体が回転ドラム16および1
6′の回転方向と反対方向に向け下向きスパイラ
ル状に彎曲した略半円状の押し下げ体20および
20′の回転作用で一本も残さず円滑に細断機9
側に掻き寄せられると同時に茎稈Aの上部を強制
的に押し下げて全体を収穫機7の進行方向に向け
前傾斜せしめた後、根部を切断刃12で切断され
る。そして根部を切断された前傾斜状の茎稈Aは
前記と同様に、上向きスパイラル状を呈する左右
の掻き上げ体18および18′の回転作用で地上
に落下することなく受け止められると同時に回転
ドラム16および16′ならびに掻き上げ体18
および18′の回転作用で強制的に略水平状態を
呈しながら左右一対の供給ロール11,11間へ
根部側より供給され、次いで細断機9に送られて
同一寸法長さの細断片に細断された後、跳ね上げ
筒10を経て収容篭5内へ放擲収容されるもので
ある。
したがつて、畑に育成された茎稈が倒伏状或は
直立状の如何に係わらず、これらを総て略水平状
態ならしめ、細断片として家蓄飼料に提供でき
る。
直立状の如何に係わらず、これらを総て略水平状
態ならしめ、細断片として家蓄飼料に提供でき
る。
要するに本考案は、前記のような具体的構成を
具備せしめたから、収穫機7の進行に伴ない分草
誘導路15内に導入された茎稈Aが例え倒伏状の
ものであつても、該倒伏状茎稈Aを左右の回転ド
ラム16および16′の下部周囲に基端側を装着
した上向きスパイラル状に彎曲した左右一対の掻
き上げ体18および18′の回転作用で細断機9
側に掻き寄せながら強制的に掻き上げて前傾斜状
とした後、根部を切断して略水平状態ならしめる
と同時に略水平状態の茎稈Aを地上に落下させる
ことなく受け止め、根部側より供給ロール11,
11を介し細断機9に供給して同一寸法の細断片
に細断せしめることができる許りか、分草誘導路
15内に導入された茎稈Aが直立状の場合には、
該直立茎稈Aを左右の回転ドラム16および1
6′の上部周囲に基端側を装着された下向きスパ
イラル状に彎曲した押し下げ体20および20′
の回転作用で細断機9側に掻き寄せながら上部を
前傾斜状に押し下げて傾斜させ根部を切断し、略
水平状態ならしめると共に、略水平状態の茎稈A
は回転する一対の掻き上げ体18および18′の
受止め作用で地上に落下させることなく強制的に
供給ロール11,11を介し細断機9へ供給し
て、これを同一寸法長さの細断片に細断すること
ができるは勿論のこと一対の掻き上げ体18およ
び18′ならびに押し下げ体20および20′は共
にその回転軌跡が交叉するよう回転されるため回
転軌跡間に空間部をなくして分草誘導路15内に
導入した総ての茎稈Aを未収穫状態とすることな
く細断して収穫効率を高めることができる効果を
奏する。
具備せしめたから、収穫機7の進行に伴ない分草
誘導路15内に導入された茎稈Aが例え倒伏状の
ものであつても、該倒伏状茎稈Aを左右の回転ド
ラム16および16′の下部周囲に基端側を装着
した上向きスパイラル状に彎曲した左右一対の掻
き上げ体18および18′の回転作用で細断機9
側に掻き寄せながら強制的に掻き上げて前傾斜状
とした後、根部を切断して略水平状態ならしめる
と同時に略水平状態の茎稈Aを地上に落下させる
ことなく受け止め、根部側より供給ロール11,
11を介し細断機9に供給して同一寸法の細断片
に細断せしめることができる許りか、分草誘導路
15内に導入された茎稈Aが直立状の場合には、
該直立茎稈Aを左右の回転ドラム16および1
6′の上部周囲に基端側を装着された下向きスパ
イラル状に彎曲した押し下げ体20および20′
の回転作用で細断機9側に掻き寄せながら上部を
前傾斜状に押し下げて傾斜させ根部を切断し、略
水平状態ならしめると共に、略水平状態の茎稈A
は回転する一対の掻き上げ体18および18′の
受止め作用で地上に落下させることなく強制的に
供給ロール11,11を介し細断機9へ供給し
て、これを同一寸法長さの細断片に細断すること
ができるは勿論のこと一対の掻き上げ体18およ
び18′ならびに押し下げ体20および20′は共
にその回転軌跡が交叉するよう回転されるため回
転軌跡間に空間部をなくして分草誘導路15内に
導入した総ての茎稈Aを未収穫状態とすることな
く細断して収穫効率を高めることができる効果を
奏する。
図面は本考案装置の一実施例を示すものであつ
て、第1図は本考案装置を農作業車の前部に装着
した場合の一部切欠した作業状態の側面図、第2
図は同平面図、第3図は左右の回転ドラムの正面
斜視図である。 7……収穫機、8……収穫機本体、9……細断
機、11,11……一対の供給ロール、12……
切断刃、14,14……一対の分草体、14′…
…分草誘導路、16,16′……左右の回転ドラ
ム、18,18′……左右の掻き上げ体、19,
19′……装着部材、20,20′……左右の押し
下げ体。
て、第1図は本考案装置を農作業車の前部に装着
した場合の一部切欠した作業状態の側面図、第2
図は同平面図、第3図は左右の回転ドラムの正面
斜視図である。 7……収穫機、8……収穫機本体、9……細断
機、11,11……一対の供給ロール、12……
切断刃、14,14……一対の分草体、14′…
…分草誘導路、16,16′……左右の回転ドラ
ム、18,18′……左右の掻き上げ体、19,
19′……装着部材、20,20′……左右の押し
下げ体。
Claims (1)
- 細断機と切断刃および左右一対の供給ロールと
を備えた収穫機本体の前部に分草誘導路が形成さ
れるよう左右一対の分草体を併設し、上記左右一
対の分草体上には収穫機本体の進行方向に対し互
いに内方へ向け回転される左右の回転ドラムを軸
架したものにおいて、左右の回転ドラムの下部周
囲および上部周囲には基端装着部が互いに反対位
置となり、かつ回転ドラムの回転方向と反対方向
に向け上向きスパイラル状に彎曲した掻き上げ体
と、回転ドラムの回転方向と反対方向に向け下向
きスパイラル状に彎曲した押し下げ体とを左右一
対となるように設けると共に、前記左右一対の掻
き上げ体と押し下げ体とは左右の回転ドラムに対
し互いにその基端装着部の位置が反対となるよう
にした飼料収穫機における掻き寄せ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141382U JPS5934525U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 飼料収穫機における掻き寄せ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13141382U JPS5934525U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 飼料収穫機における掻き寄せ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5934525U JPS5934525U (ja) | 1984-03-03 |
JPH0117138Y2 true JPH0117138Y2 (ja) | 1989-05-18 |
Family
ID=30297098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13141382U Granted JPS5934525U (ja) | 1982-08-31 | 1982-08-31 | 飼料収穫機における掻き寄せ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5934525U (ja) |
-
1982
- 1982-08-31 JP JP13141382U patent/JPS5934525U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5934525U (ja) | 1984-03-03 |
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