JPH01171129A - 光学ヘッド及びトラッキング方法 - Google Patents

光学ヘッド及びトラッキング方法

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JPH01171129A
JPH01171129A JP62327444A JP32744487A JPH01171129A JP H01171129 A JPH01171129 A JP H01171129A JP 62327444 A JP62327444 A JP 62327444A JP 32744487 A JP32744487 A JP 32744487A JP H01171129 A JPH01171129 A JP H01171129A
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light
optical
tracking
diffracted
optical head
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JP62327444A
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Masaaki Takagi
正明 高木
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Nidec Copal Corp
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Publication date
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    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/12Heads, e.g. forming of the optical beam spot or modulation of the optical beam
    • G11B7/135Means for guiding the beam from the source to the record carrier or from the record carrier to the detector
    • G11B7/1353Diffractive elements, e.g. holograms or gratings
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/08Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers
    • G11B7/09Disposition or mounting of heads or light sources relatively to record carriers with provision for moving the light beam or focus plane for the purpose of maintaining alignment of the light beam relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、反射率の変化によりデータを読み取る書込み
可能型の光ディスク装置の光学ヘッド及びそのトラッキ
ングサーボ方法に関する。
[従来の技術] 反射率の変化によりデータを読み取り、書き込み可能(
追記型)な光ディスクとして、所謂W。
RM (WRITE 0NCE 、READONLY 
MEMORY)若しくはDR,A W型と呼ばれるもの
があり、−膜内には、fo等の記録材料上にレーザ光を
照射してこの記録材料を蒸発させることによりピットを
形成して、このビットが形成された部分と、形成されて
いない部分との反射率の相違(反射強度の差)からデー
タを読み取るものである。また、特に最近、消去可能な
光ディスクとして開発されているのが相変化型の光ディ
スクであり、これは照射レーザ光のパワーの相違により
、記録材料の相状態を変化させ、この相状態の変化によ
り、変化していない部分と変化した部分との反射率の変
化をデータとして読み取るものである。この相変化型の
光ディスクは、相状態の変化が可逆的であることから、
消去可能な特性を具備するものである。
さて、再生専用の光ディスク(所謂CDも含む)をも含
めた一般的な光ディスクのトラッキング方法には、 ■=3ビーム法と、 ■:プッシュブル(PUSH−PULL )法がある。
■の3ビーム法は主に再生専用の光ディスクのトラッキ
ングに採用されているもので、第9A図に示すように、
レーザ光ビームから例えば回折格子等を使って、副次光
(第9A図では、±1次光)を発生させ、第9B図に示
したトラッキング用ディテクタ300,302の出力の
差からトラックサーボ信号を生成して、トラッキングす
るものである。−・方、■のプッシュプル法(以下、p
p法と略す)は、案内溝からの反射溝と案内構外からの
反射光との干渉波からトラックサーボ信号を作るもので
、主に、書き込み可能な光ディスクのそれに採用されて
いる。
[発明が解決しようとする問題点コ このように、3ビーム法が再生専用光ディスクに採用さ
れ、PP法が書き込み可能光ディスクに採用されるのは
、次のような理由によるとされている。
光ディスクの記録面上にデータを書き込む時は回転して
いるディスク上でトラック(案内溝)に沿いながらピッ
トを形成するわけであるが、現在まさにレーザビームが
照射されている部分よりも後のトラック上には既にピッ
トが形成されているが、反対に前の部分にはピットは未
だ形成されていない。従って、照射前の部分からの反射
光強度と照射後のトラック部分からの反射光強度には差
が発生する。従って、3ビーム法によるトラッキングを
行なうと、読み取り時には、データ読み取りピットの前
後の領域からの+1次光と一1次光の反射率は同じであ
るからサーボ信号生成に問題が無いが、上述したように
、書き込み時にはデータ書き込みピットの前後からの反
射光強度の相違により、正常なトラツキソゲを行なうこ
とができない。電気的には、書き込み時にはディテクタ
200.202の出力にゲイン差(オフセット)を与え
て上記偏差をキャンセルすることもできるが、光ディス
クの種類によりデータ部の反射率が異なるために、ゲイ
ン差を与えても安定したトラッキングを得ることはでき
ない0以上の理由から、3ビーム法は主に、書込みを行
なわない再生専用の光ディスクに採用されている。
一方、PP法は前述したように案内溝からの干渉を利用
しているので、書き込みによるオフセットは生じないが
、アクチュエータのレンズがトラッキングのために変位
することにより、ディスクからの反射光束が横にシフト
し、結局オフセット量を与えることが必要となる。この
オフセットの制御は複雑であり、安価なCD等の再生専
用の光ディスクには不向きであり、結局、高精度を必要
とする光ディスクにこのPP法が主に採用されていると
いうわけである。
このように、代表的なトラッキング法である3ビーム法
もPP法も何等かの欠点を含むものであり、前者は書き
込み型(追記型)光ディスクには不向きであり、後者は
書き込み型光ディスクには向いているもののレンズシフ
トの問題が依然存在する。
そこで本発明は上記従来技術の欠点を解消するために提
案されたもので、書き込み型の光ディスクに安定したト
ラッキングを行なうことのできる光学ヘッド及びそのト
ラッキング方法を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決し目的を達成するため、本発明になる
光学ヘッドの構成は、追記型光ディスクに書かれたデー
タ情報を反射率変化によりデータ読み取りを行なう光デ
ィスク装置の光学ヘッドにおいて、平行光ビームを発生
する光ビーム発生部と、この平行光ビームの光路上に置
かれ、前記平行光ビームを回折する回折手段であって、
その回折光の断面分布が一直線上にない位置関係となる
ように、前記回折光を少なくとも3本発生させる回折手
段と、上記3本の回折光のうち、光ディスクの回転方向
について最も進んだか、または最も遅れた位置にある回
折光の光ディスクからの反射光をデータ読み取り若しく
は書ぎ込み用として受光する光検出素子と、残りの2本
の回折光の光ディスクからの反射光の反射光路上に設け
られ、この反射光をトラッキング用に受光するための2
つの光検出素子とを具備したことを特徴とする。
さらに本発明に係るトラッキング方法の構成は、追記型
光ディスクに書かれたデータ情報を反射率変化によりデ
ータ読み取りを行なう光ディスク装置の光学ヘッドのト
ラッキング方法において、−本の光ビームから、一直線
上にない少なくとも3本の回折光を生成し、上記3本の
回折光のうち、光ディスクの回転方向について最も進ん
だか、または最も遅れた位置にある回折光の光ディスク
からの反射光をデータ読み取り若しくは書き込み用のビ
ームとし、残りの2本の回折光の光ディスクからの反射
光をトラッキング用ビームとすることを特徴とする。
[作用] 上記構成の発明によれば、トラッキング用の信号を得る
ための回折光は、データ読み取り用及び書き込み用のた
めの回折光よりも、光ディスクの回転方向に対して最も
進んでいるか、最も遅れている位置に照射されるために
、書き込み時においても読み取り時においても、2本の
トラッキング用のビームの反射率は、既に書き込まれた
領域、または未だ書き込まれていない領域からの反射光
を共に受光してトラッキングすることになるので、光量
差に基づいたオフセットを生じない。
[実施例コ 以下に図面を参照して本発明の詳細な説明する。
く光学ヘッド〉 第1図は本発明の一実施例の光学ヘッド用アクチュエー
タが適用される光ディスク装置要部を示した一部断面側
面図である。図において光ディスク9は案内溝9gを同
心円状辷設けた円盤上に形成されており、不図示の回転
手段により駆動される回転軸20の矢印り方向の一定の
回転力が伝達されて回転を行なう一方、回転軸20に対
して不図示の脱着手段により脱着自在にされている。
光ヘツド組体200は不図示の平行駆動手段に固定され
ており、前述の光ディスク9の半径方向である矢印り方
向に8肋することで、光ディスク9の案内溝9gの任意
位置へのアクセスを可能にしている。
光ヘツド組体200は以下のように構成される。即ち、
1はレーザビームを発光する半導体レーザ、4は光ビー
ムを案内溝上に集光するための対物レンズ、8はレーザ
1からの入射光は通し、光ディスクからの反射光は反射
する偏光ビームスプリッタ(以下、PBSと略す)及び
ビーム整形プリズム等からなる光学ブロックであり、2
は反射光からフォーカス信号及びトラッキング信号を検
出するための例えばフォトダイオード等からなるディテ
クタである。半導体レーザ1から射出される破線で示さ
れた発振光を平行ビームにするためのコリメートレンズ
3が半導体レーザ1に対して所定距離を離されて配設さ
れており、このコリメートレンズ3の平行ビームの出口
側には回折格子7が設けられている。対物レンズ4はア
クチュエータ100の上面11上にレンズホルダー4a
を介して取りつけられている。
光学ブロック8は、レーザ1から近い順に、■二所謂真
円補正を行ないビーム整形を行なう整形プリズム8aと
、 ■:Pim光(電場のベクトルが入射面に平行)に対し
ては高効率で通過させ、S偏光(電場ベクトルが入射面
に直交)に対しては高効率で反射する偏光プリズム8b
と、 ■:P偏光とS偏光の位相を1/4波長だけシフトする
ための1/4波長板8Cからなる。
一方、ディテクタ2に向かう平行ビームは集光レンズ5
とシリンドリカルレンズ6を通過してディテクタ2の検
出面上で集光される。
このように構成される光学ヘッドは、半導体レーザ1か
ら射出される発振光は対物レンズ4により動作時は常に
光ディスク9の案内溝9gに集光させる必要があり、こ
の目的のために前述のアクチュエータ100は図中、矢
印Fで示された焦点方向と矢印Tで示されたトラック方
向にサーボ駆動されるようになっている。
第2図は前述した光学ヘッド用アクチュエータ100の
平面図、第3図はこの光学ヘッド用アクチュエータ10
0の立体分解図である。このアクチュエータ100は、
光学へラドアクチュエータである。第2図、第3図にお
いて光学ヘッド用アクチュエータ100は可動体100
aがヨーク体100bの支軸112に対して摺動自在/
回動自在に遊嵌されて組立/構成されている。
この光学ヘッド用アクチュエータ100の上面111は
略楕円形であり、この上面111の外縁からは外周壁1
11bが垂設されている。上面111は短径を半径RI
 X2、長径を11+12+半径R2+半径R3とし、
半径R1の円弧と前記半径R2の円弧とを結ぶ線分と、
前記半径R1の円弧と前記半径R3の円弧とを結ぶ線分
とを直線とする場合を示したが、この線分を大きい半径
の円弧としてもよい。
この場合にはフォーカスコイル125は大きい半径の円
弧で形成される外周壁111bに対して隙間無く設けら
れるようになる。またフォーカスコイル125の外面に
接着されて設けられる2対のトラックコイル126の接
着位置はヨーク体100bの磁束範囲にの両端近くにト
ラックコイル126の中心がくるように配設される。ま
た、上面111の中心部分からは軸受体111aが外周
壁111bと同じ側に垂設されている。
ここで、対物レンズ4は上面111の長径側の一端に設
けられるので、この対物レンズ4に相当する重量を長径
側の他端に設けることで後述する支軸112に対する重
量バランスを保つようにしているが、本実施例では上面
111の肉厚を大きくすることで重量バランスを保つよ
うにしている。
一方、ヨーク体100bの中心には支@112が設けて
あり、前述した軸受体111aを遊嵌/支持するように
している。ヨーク体100bの両端部にはヨーク片11
4が垂設されており、このヨーク片114に対向する位
置に配設されている磁石113とで図中にで示された範
囲の磁界を形成している。
そしてフォーカスコイル125にはフォーカスコイル駆
動回路150が接続され、トラックコイル126にはト
ラックコイル駆動回路160が接続されており夫々が不
図示のサーボ回路により制御されるようにしている。
以上説明した光学ヘッド用アクチュエータ100の動作
について説明すると、可動体100aのフォーカスコイ
ル125にフォーカスコイル駆動回路150から所定の
電流が流されると、フレミングの法則によりヨーク体1
00bの支軸112の軸線方向に沿って可動体100a
が摺動する。
またトラックコイル126にトラックコイル駆動回路1
60から所定の電流が流されると、フレミングの法則に
よりヨーク体100bの支軸112の回りを可動体10
0aは回動するようになるが、図中半径R1で示された
範囲内のトラックコイル126に図中にで示された範囲
の閉磁界が作用することになるので回動/摺動のいずれ
も十分なトルクが得られることになる。
〈トラッキング方法〉 以上、主にアクチュエータ100の構成についてフォー
カス方向のトルク、トラック方向のトルクが十分となる
ような観点から説明したが、次にこの光学ヘッドを用い
たトラッキング方法について説明する。尚、後述の説明
の過程から必然的に明らかになることであるが、この実
施例のトラッキング方法は、第2図、第3図に示したア
クチュエータを採用したときのみ実現されるというもの
ではなく、一定の条件さえ備えれば、従来の構成のアク
チュエータにも適用できることをここに明記する。
このトラッキング方法は、レーザビーム上に置かれた光
学素子の配置に特徴があり、従って、その配置を明らか
にするために、先ず、レーザ光の光路から説明する。
■ 半導体レーザ1から発信されたレーザ光は第1図の紙面
に平行なP偏光であり、コリメートレンズ3により平行
ビームにされる。このときの平行ビームの断面の発光分
布は、第4図に示すように、偏光方向に垂直な方向(第
1図で、Z方向)が長袖となっており、約2.5:1〜
3:1の楕円形状をしている。この形状は半導体レーザ
の発光面の形状によるところが大きい。平行ビームは回
折格子7に入射すると、第5図に示すように、Z軸方向
に副次光を発生させる。回折格子7からの0次光及び副
次光は、ビーム整形プリズム8aに入射角72度で入射
する。入射ビームは屈折角約39度で屈折し、偏光プリ
ズム8bに入射する。この入射ビームはP偏光であるの
で、そのまま通過して、1/4波長板8Cにより、円偏
光になる。この円偏光の入射ビームは対物レンズ4によ
り光ディスク面上に集光され、そこで反射する。
反射光は対物レンズ4により平行ビームとされた後に、
再び、1/4波長板8Cにより、今度はS (IN光に
されて偏光プリズム8bに入射する。S偏光は偏光プリ
ズムにより反射されるので、集光レンズ5.シリンドリ
カルレンズ6により、6分割ディテクタ2上に集光され
る。この6分割ディテクタ2の受光面の形状は第7B図
に示した通りである。
改良3ビーム法 対物レンズ4を制御して、ビームが光ディスク上に集光
する(フォーカスサーボ)のは、所謂非点収差法によっ
ており、即ち、集光レンズ5とシリンドリカルレンズ6
により収差を与えられ、上記六分割ディテクタの受光素
子301出力の(A+D) −(B+C) を焦点誤差信号とするものである。この原理は周知であ
り説明の必要はない。
そこで、この実施例に特有のトラッキング方法を第1図
及び第5図を用いて説明する。このトラッキングはr改
良3ビーム法J方法というべきもので、光路上に巧みに
配置された光学素子により生成された0次光と、+1.
+2次光(若しくは、−1,−2次光)とを利用し、0
次光をデータ読み取り及びフォーカスサーボ用に使い、
+1.+2次光(若しくは、−1,−2次光)をトラッ
キング用に利用するというものである。
第5図の(a)は、紙面垂直方向をY軸として、回折格
子7により一本の平行レーザビームが複数本の副次光に
回折される様子を示す。これらの0次光及び副次光は整
形プリズム8aに入射する。このプリズム8aには2つ
の重要な働きがある。第1は、略楕円形状のレーザビー
ムを略円形形状に整形する作用と、第2は、副次光分布
を0次光の光軸に垂直な面で第6図のような分布にする
作用である。上記第1の作用は、低出力の半導体レーザ
の光ビームを有効に利用するために行なうもので、従来
から行なわれているものである。
しかしながら、従来の整形プリズムは回折格子の前に置
かれてでいたが、この実施例のように、整形プリズム8
bの前段に回折格子を置くものはなかった。全く目的が
違うからである。
0次光の入射角をθ、屈折角をφ、回折格子の屈折率を
nとすると、 であるから、ビーム径のひろがりは、 となる。この実施例では、レーザビームの断面形状が第
5図のように約2.5:1〜3:1であり、プリズム8
aのガラス(BK7)の屈折率が1.5であれば、0次
光の整形プリズム8aに対する入射角θは72度になる
。このようにして、整形プリズム8aの屈折後のビーム
径は約1=1に整形されている。この整形により、半導
体レーザ1からの出力は無駄にされることなく、データ
読み取り/書き込み、そしてトラッキング用にと利用さ
れる。
ところで、副次光の整形プリズム8aに対する入射角は
0次光の入射角以上に大きくなる。その結果、副次光の
屈折角も大きくなり、それ故、整形プリズム8aからの
ビームの発散形状は第6図に示したように湾曲したもの
となる。そこで、第7A図に示すように、案内溝の中央
を0次光に合せ、かつ+1次光と+2次光とで案内溝を
挟むようにするような位置関係におくのである。即ち、
第1図における回折格子7の格子の向きと、案内溝の向
きとを、第7A図のようなビームと案内溝の位置関係が
得られるように、修正するのである。この修正は第5図
の(C)のように、回折格子7の格子の向きを、案内溝
の向きに対して光ディスク面に垂直な軸の周りに第7A
図のような修正角度で若干回転させることにより得られ
る。
例として、プリズム8aのガラス(BK7)の屈折率が
1.5.0次光の整形プリズム8aに対する入射角θは
72度、0次光と1次光の分離角を0.5度、0次光と
2次光の分離角を1度とし、対物レンズ4の焦点距離を
4mn+とすると、0次光に対する、1次光、2次光の
トラッキング方向(ディスク半径方向)のズレは夫々、
約0.1μm、0.5μmとなる。
正常にトラッキングされていれば、0次光は案内溝上に
照射され、+1次光と+2次光とは案内溝から均等な距
離離れた位置に照射される。0次光、+1次光、+2次
光からの反射光を、第7B図に示すような6分割ディテ
クタ2で受光する。
そして、受光素子E、Fからの信号をE、Fとすれば、
トラッキング誤差信号は、 E −α F で表わされる。ここで、αは1次光と2次光の光量比で
ある。このような補正をするのも、一般に次数が上がる
ほど光量が落ちるからである。尚、回折格子の開口数を
変えたり、格子の断面形状を変えることにより、1次光
と2次光の光量比を“1″にすることも可能であるから
、1次光と2次光との光量比から正確なトラッキングが
可能となる。光量比αが“1”でなくとも、上記αは1
次光と2次光の光量比であるから、トラッキング動作に
よっては変化せず、オフセット要因にはならないという
ことは銘記すべきである。
K直里二皇遇 第7A図において、上記実施例に関して、光ディスク上
へのデータ書き込み時におけるトラッキング検出動作を
説明する。0次光を書き込みビームとし、光ディスク回
転方向を紙面で左から右とすると、1次光と2次光のビ
ームは全て光ディスクの既書き込み領域に照射される。
即ち、従来技術では、特に書込み時において、1次光と
2次光のビームからの反射光の光量に差があったものが
、この実施例では、1次光と2次光のビームは同じ既書
込み領域に照射されるので、反射光の光量差がなくなっ
ている。これが正確なトラッキングを実現できる要因に
なっている。即ち、本実施例の改良3ビーム法によれば
従来の3ビーム法におけるようなオフセットは必要ない
ことになる。
1皿週 以上のことから容易に解るように、未書き込み領域に2
つのトラッキングビームが在るときは、書き込み時と読
み取り時の反射率に差はあるものの、2つのトラッキン
グ用のビームの反射光に差はないから、従来技術の様な
オフセットは生じない、即ち、本発明は、トラッキング
用のビームを未書込み領域に2本まとめて照射した場合
も適用できる。
尚、上記実施例においては、ビーム整形のためのプリズ
ム8aを、第7A図のように副次光を湾曲するように屈
折させるために利用していた。プリズムを上述の2つの
用途に共用することにより、光学ヘッドの小型化が図れ
るからである。しかし、この方法以外でも、ビーム断面
分布が湾曲した副次光を得ることも可能である。
即ち、回折格子やプリズムをいくつか組合せて、第7A
図のような分布の副次光ビームを得ることも可能である
。例えば、回折格子の代りに、多重反射を行なう「くさ
び」状のプリズムを利用することも可能である。また、
第8A図のように回折格子を2枚組合せ、第8B図のよ
うな副次光分布を得ることも可能である。即ち、第8図
において、紙面水平に置かれた方の回折格子により、横
方向に発散した副次光を得る。そして、これらの0次光
とその各副次光とからの副次光を、上記回折格子に対し
て斜めに置いた方の回折格子で得るのである。そして、
これらの複数の副次光の中から、第7A図のような関係
にあるものを選ぶのである。
要は、1つのレーザビームから、任意の光学系により0
次光と2つ以上の副次光を発生させ、この0次光をデー
タ読み取り、書き込みのためのメインビームとし、上記
副次光のなかから、前記0次光に対して一直線上に並ば
ない位置関係にある2つの副次光を選択し、この2つの
副次光をトラッキング用信号検出のためのビームとする
のである。このようにすることにより、書き込み時にお
いても、従来の3ビーム法のようなトラッキング検出信
号に対してオフセット量を与えることは必要でなくなり
、また、従来のPP方のようなトラッキング追随の結果
発生レンズシフトをキャンセルする必要もなくなる。
また、データ用の回折光及びトラッキング用の回折光は
それぞれ、上記実施例のように、0次光、1次光、2次
光と限定する必要はない。前述したように、開口数を制
御すれば、所望のパワーのビームが得られるからである
特に、回折格子の後に設けた整形プリズムを、副次光の
発散にも共用すれば、光学ヘッドの小型化が図れ、光学
系の簡素化により、温度や振動の環境変化の悪影響を受
けにくくなる。
[発明の効果] 以上説明したように本発明になる光学ヘッド及びトラッ
キング方法によれば、トラッキング用の信号を得るため
の回折光は、データ読み取り用及び書き込み用のための
回折光よりも、光ディスクの回転方向に対して最も進ん
だ(又は、最も遅れた)位置に照射されるために、書き
込み時においても、読み取り時においても、2つのトラ
ッキング信号は、データが既に書き込まれた領域(又は
、未だ書き込まれていない領域)からの反射光を受光し
てトラッキングすることになるので、従来のようなオフ
セット信号を与える必要もなくなり、簡単な構成で正確
なトラッキングが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の光学ヘッドの一部断面図と
、 第2図は第1図の光学ヘッド用アクチュエータの一部透
視平面図1 、第3図は第1図光学ヘッドのアクチュエータ部分の立
体分解図、 第4図は半導体レーザからの発光ビームの断面形状を示
す図、 第5図はコリメートレンズを出た光ビームが光ディスク
に照射されるまでの光路を示した図、第6図は整形プリ
ズムにより屈折された回折光の分布を示す図、 第7A図は0次光、+1次光、+2次光と、光ディスク
回転方向及び、書き込み領域との位置関係を説明する図
、 第7B図は実施例に使用される六分割ディテクタの構成
を示す図、 第8A図、第8B図は回折光を得るための他の実施例の
構成を示す図、 第9A図、第9B図は従来技術の欠点を説明する図であ
る。 図中、1・・・半導体レーザ、2・・・六分割ディテク
タ、3・・・コリメートレンズ、4・・・対物レンズ、
5・・・集光レンズ、6・・・シリンドリカルレンズ、
8・・・光学ブロック、8a・・・整形プリズム、8b
・・・偏光プリズム、8C・・・1/4波長板、9・・
・光ディスク、20・・・回転軸、100・・・光学ヘ
ッド用アクチュエータ、100a・・・可動体、100
b・・・ヨーク体、111 ・・・上面、111 a 
・・・軸受体、111b・・・外周壁、112・・・支
軸、113・・・磁石、114・・−ヨーク片、125
・・・フォーカスコイル、126・・・トラックコイル
、150・・・フォーカスコイル駆動回路、160・・
・トラックコイル駆動回路、300・・・焦点用受光素
子、301,302・・・トラッキング用受光素子、K
・・・磁束密度の高い範囲、R1;R2,R3・・・半
径、Wl ;W2 ;W3・・・トラツタ方向の巾であ
る。 +50 第4図 第6図 第7A図 第78図

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)追記型光ディスクに書かれたデータ情報を反射率
    変化によりデータ読み取りを行なう光ディスク装置の光
    学ヘッドにおいて、 平行光ビームを発生する光ビーム発生部と、この平行光
    ビームの光路上に置かれ、前記平行光ビームを回折する
    回折手段であつて、その回折光の断面分布が一直線上に
    ない位置関係となるように、前記回折光を少なくとも3
    本発生させる回折手段と、 上記3本の回折光のうち、光ディスクの回転方向につい
    て最も進んだか、または最も遅れた位置にある回折光の
    光ディスクからの反射光をデータ読み取り若しくは書き
    込み用として受光する光検出素子と、 残りの2本の回折光の光ディスクからの反射光の反射光
    路上に設けられ、この反射光をトラッキング用に受光す
    るための2つの光検出素子とを具備したことを特徴とす
    る光学ヘッド。
  2. (2)前記回折手段は、前記平行光ビームの光軸に対し
    て垂直に置かれた回折格子と、この回折格子からの回折
    光が斜めに入射するプリズムとからなり、 上記プリズムの屈折光が光ディスク面に垂直に照射され
    る事を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の光学ヘ
    ッド。
  3. (3)前記データ読み取り若しくは書き込み用の回折光
    は0次光である事を特徴とする特許請求の範囲第1項に
    記載の光学ヘッド。
  4. (4)前記光ディスクの回転方向に遅れた位置にある2
    本の回折光は1次光、2次光である事を特徴とする特許
    請求の範囲第1項に記載の光学ヘッド。
  5. (5)追記型光ディスクに書かれたデータ情報を反射率
    変化によりデータ読み取りを行なう光ディスク装置の光
    学ヘッドのトラッキング方法において、 光学ヘッド一本の光ビームから、一直線上にない少なく
    とも3本の回折光を生成し、 上記3本の回折光のうち、光ディスクの回転方向につい
    て最も進んだか、または最も遅れた位置にある回折光の
    光ディスクからの反射光をデータ読み取り若しくは書き
    込み用のビームとし、残りの2本の回折光の光ディスク
    からの反射光をトラッキング用ビームとすることを特徴
    とする光学ヘッドのトラッキング方法。
  6. (6)上記最も進んだか、または最も遅れた位置にある
    回折光は光ディスク上の案内溝上に照射され、残りの2
    本の回折光の照射位置は前記案内溝から略等距離にある
    事を特徴とする特許請求の範囲第5項に記載の光学ヘッ
    ドのトラッキング方法。
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