JPH01169632A - パイプライン型データ処理装置 - Google Patents

パイプライン型データ処理装置

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JPH01169632A
JPH01169632A JP32714887A JP32714887A JPH01169632A JP H01169632 A JPH01169632 A JP H01169632A JP 32714887 A JP32714887 A JP 32714887A JP 32714887 A JP32714887 A JP 32714887A JP H01169632 A JPH01169632 A JP H01169632A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、別々の記憶装置に蓄えられ、かつ予めデータ
の処理順序が決っているデータに対して、データ鄭動型
の処理を行うパイプライン型データ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のパイプライン型データ処理装置は、第7図に示す
ように記憶装置部(701,70’2)と処理装置部(
703)から構成されている。この従来のパイプライン
型データ処理装置の動作は、ノイマン型の中央集中型の
処理形態に従って、記憶装置に対するデータのアドレス
の管理を処理部に属する制御装置が集中的に行なうため
に、処理すべきデータの個数が多くなるに従ってアドレ
スの管理機構が大きくなり実装的に困難となるという問
題力(あ−た。この問題を解決する手段として、例えば
特願昭60’−42191,特願昭60−44、304
等に記載がない。これは記憶装置に対する71−レス管
理をバス上にアドレスト−”クンという命令を含んだデ
ータ列を乗せて記憶装置に送ることによって行っている
。また、複数のデータの同期処理を実現するために、プ
ロセッサ側にデータを一時的に蓄えるためのキュー機構
を設けることによって複数個のデータの同期処理を行な
っている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来技術は第7図に示すように、周辺装置の入出力バス
(704)のデータの速度はパイプライン処理部の入出
力バス(705,706)の処理速度が異なる場合には
、一つの記憶装置を入出力処理用の記憶装置、パイプラ
イン処理用の記憶装置の2つの用途に兼用して用いるこ
とができないという問題点があった。
また前記公報に記載された装置では、複数のオペランド
データを同時に処理する必要がある場合にも、実装的な
問題は生じないが、記憶装置部ではアドレスト−クンと
データトークンの区別をする必要があるために制御が複
雑になったり、同一のバス上にデータ情報とアIくレス
情報が時分割で流れるためにハス上に有効なデータが乗
っている比率(ハス使用効率)が上がらないために、プ
ロセッサの処理速度が上がらないという問題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために本発明では、複数のオペラ
ンドデータをそれぞれ異なる記憶装置に割り当てて記憶
し、記憶装置の内部で予め決められたアドレスを自動的
に生成する方式を採用する。
このような方式で問題となるのは、ホスト計算機が各記
憶装置内のアドレスの管理をしていないので、複数のオ
ペランドデータを同時に読みだして、プロセッサ装置の
動作クロックに従って正しいデータ処理を行うことが可
能であるかということである。これを解決するためには
、各入力記憶装置毎の動作タイミンクのずれ、及び各出
力記憶装置毎の動作タイミングのずれを吸収する必要が
ある。
このために、第2図に示すようにバッファメモリを全て
の記憶装置の内部に設け、バッファメモリに入力されて
いるデータの数に対応した2つの状態出力(フル、エン
プティー)をデータ処理システムの基本タイミングとな
る第1の動作クロックで同期をとった後、ワイアー1く
オア結合して共通信号線として出力する。一般にバッフ
ァメモリをデータが通過する時間は不定であるので、プ
ロセッサ装置が記憶装置から読みだされたデータの開始
を検出するために、制御装置が上記2つの状態出力を監
視することによって、意図する有効データがプロセッサ
装置に供給されるタイミングを示すフラグ信号を発生し
、プロセッサ装置が処理の対象となるデータと同期にと
られたフラグ信号を受け取るようにする。プロセッサ装
置では、フラグ信号に従ってデータ処理を行った後、処
理データと上記のフラグ信号出力の同期が保たれるよう
に、遅延回路によって前段の装置から入力されたフラグ
信号を自殺の処理時間分だけ遅らせて次段の装置に出力
する。書き込みに指定された出力記憶装置は、フラグ信
号に従ってプロセッサ装置の処理したデータを内部のバ
ッファメモリに書き込むように構成する。何らかの理由
により、いずれか1つの入力記憶装置のバッファメモリ
に入力されているデータの数がLL OI+に近くなっ
た場合には、プロセッサ装置の処理に必要な全てのオペ
ランドデータが揃えられないことになるので、その場合
には、第1の状態出力がオフとなるように記憶装置が制
御し、制御装置は、第1の状態出力がオフになったのを
検出することによって、プロセッサ装置に与える第2の
動作クロック信号を停止する。同時に、第2の状態出力
を強制的にオフにする。出力記憶装置は、第2の状態出
力がオフの場合には、データを内部のバッファメモリに
取り込まないように構成する。このため同一の処理デー
タを誤って出力記憶装置側に書き込まれることを防止で
きる。また、いずれか1つの出力記憶装置に於いて、主
記憶への書き込み処理が間に合わない場合には、バッフ
ァメモリに入力されているデータの数が総容量に近くな
るので、データの数がLL OI+に近くなった場合と
同様に第2の状態出力がオフとなるように制御し、制御
装置は、第2の状態出力がオフになったのを検出するこ
とによって第1の状態出力を強制的にオフとし、プロセ
ッサ装置に与える第の動作クロック信号を停止する。ま
た、記憶装置は、第1の状態出力がオフの場合には、デ
ータをバッファメモリから読みださないように構成する
。この結果、主記憶への書き込みが間に合わないために
プロセッサ装置の処理が停止しているにも拘らず、余分
なデータがバッファメモリから読みだされることを禁止
できる。
〔作用〕
以上の手段を用いることによって、記憶装置内のデータ
に対するアドレスをホスト計算機が逐一指定することな
く、入力記憶装置間での同期がとられたデータの読みた
しが可能になる。また、主記憶デバイスが異なっている
複数の記憶装置間、あるいは主記憶デバイスが同じでも
装置内部の動作速度、動作位相の異なる複数の記憶装置
間で、データ処理システムの動作タイミングの基本とな
る第1の動作クロック信号だけに同期したデータの読み
だし動作、プロセッサ装置が処理したデータの複数の出
力記憶装置に対する非同期書き込み動作を実現すること
が可能になる。
また、上記2本の状態信号線、フラグ信号、第1゜、第
2の動作クロック信号がデータバス制御信号として必要
なだけで、アドレスバスを省略することが可能であるの
でパスラインの実装が容易になる。この結果、複数の記
憶装置を使用した効率の良い小型のパイプライン型のデ
ータ処理装置を容易に実現できる。
〔実施例〕
以下に、本発明の1実施例を図によって詳細に説明する
第1図に、7つの記憶装置、パイプライン的に接続され
た4つのプロセッサ装置、パイプライン動作を制御する
制御装置から構成されるデータ処理装置のブロック図を
示す。
101〜103は、データを記憶して、パイプラインプ
ロセッサ装置にデータを供給する入力記憶装置群である
104〜107は、パイプラインプロセッサ装置からデ
ータを受け取って、データを記憶する出力記憶装置群で
ある。
110は、パイプラインプロセッサ装置が正しいデータ
処理を行うための動作シーケンスを管理する制御装置で
ある。
111〜114は、パイプライン的に接続されたプロセ
ッサ装置である。入力記憶装置と制御装置は、3本の外
部入力データバス12」〜]−23によって接続され、
出力記憶装置とパイプラインプロセッサ装置は、4本の
出力バス131〜134によって接続されている。制御
袋W110は、入力記憶装置群から同期をとって読みだ
された外部入力データバス121〜1231の有効デー
タに同期をとって、適切なタイミングでフラグ信号14
3を発生し、データに付加して「トークン」というデー
タ形式にして、次段のパイプラインプロセッサ装置に送
る。パイプラインプロセッサ装置は、前段のプロセッサ
装置、または制御装置の出力したデータとフラグ信号を
入力として受け取って予め設定されたデータ処理とフラ
グ信号の遅延処理を行って、適宜処理データと遅延を受
けたフラグ信号をr外部量カド−クンバスJとして4本
の出力バス]−31〜134を通して複数の出力記憶装
置へ転送する。出力記憶装置aは、予め設定された出力
バスを選択して、フラグ信号を参照することによって処
理データを入力する。以降、遅延を受けたフラグ信号と
処理データを持った出方バスと記憶装置を接続するバス
のことを外部出カドークンバスと呼ぶことにする。
141は、G OR(Group 0utput Re
ady)信号であり、値がrr l uの場合に全ての
入力記憶装置がデータを出力する準備が整っていること
を示す。
142は、G I R(Group工nput Rea
dy)信号であり、値がrr 111の場合に全ての出
力記憶装置がデータを入力する準備が整っていることを
示す。
144は、制御装置110から全ての記憶装置に供給さ
れる動作クロック信号M CL K (MemoryC
locりである。
145は、制御装置から全てのパイプラインプロセッサ
装置に供給される動作クロック信号PCL K (Pr
ocessor C]、ock)である。MCLK信号
は、PCLK信号と周期、位相は同じであるが、入力記
憶装置に対する読みだし処理の開始と共に常時発振する
点で、パイプライン処理が有効な時だけ発振するPCL
K信号と異なる。
本実施例では、第1図に示したシステム構成で、最大3
つのオペランドデータを入力記憶装置(主記憶を構成す
るデバイス、内部の動作周波数は異なっていても良い)
から同時に読みだしてパイプラインプロセッサ装置で処
理を行い、最大4つのプロセッサ装置から出力されるデ
ータを複数の出力記憶装置(主記憶を構成するデバイス
、内部の動作周波数は異なっていても良い)に非同期的
に書き込むパイプライン型のデータ処理を有限状態機械
制御のもとで行うことを説明する。
第2図は、記憶装置の内部のブロック図を示した図であ
る。
201は、主記憶であり、例えば磁気ディスクメモリ、
半導体メモリなどから構成される。
202は、バッファメモリである。バッファメモリとし
ては、例えばMMI社のFIFOメモυli′6741
3.jlを使用すれば良い。バッファメモリ202と外
部データバス212との間には、装置の内部動作と外部
バス動作とのタイミング調整を行うためのレジスタ回路
204を設ける。外部データバス213は、第1図に示
した外部データバス12」〜123のうちのいずれか1
つのデータバスを示す。
203は、バッファメモリ202と外部データハスとの
間でのデータの入出力動作を制御するための組合せ論理
回路である。外部出力データバス212」二のデータは
、M CL K信号144の立ち上がりで一旦しシスタ
回路204にラッチされ、シフトイン信号209に従っ
て、バッファメモリ202に書き込まれる。外部出力デ
ータバス212は、第1図に示した出力バス」−31〜
134のうちのいずれか1つの出力バスを示す。逆に、
主記憶からバッファメモリ202に書き込まれたデータ
は、シフl−アウト信号210に従って読みだされ、レ
ジスタ回路204でタイミング調整を受けて外部入力デ
ータハス213に出力される。
バッファメモリ202は、その内部状態を出力するため
の手段として以下に述べる4種類の信号を有する。
205は、IR(工nput Ready)信号であり
、値が“1″の場合にバッファメモリ202の入力段に
データを入力する余地があることを示す。
206は、FULL信号であり、値が1111+の場合
にバッファメモリ202に入力されているデータの数が
ある上限値以上であることを示す。
207は、OR(Output Ready)信号であ
り、値がrr 1 uの場合にバッファメモリ202の
出力段に有効なデータが存在することを示す。
208は、EMPTY信号であり、値が“1”の場合に
バッファメモリ202に入力されているデータ数がある
下限値以下であることを示す。
バッファメモリ202から主記憶201への書き込み、
または主記憶201からバッファメモリ202への書き
込みは、図には示していない順序回路によって実現され
る。その実現方法は、主記憶が磁気ディスクメモリか半
導体メモリかで構成されているかによって異なったもの
となる。読みだしの場合には、入力記憶装置内部の順序
回路がブロック単位で主記憶201の内容を読みだして
バッファメモリ202に書き込む。次のブロックを読み
だすかどうかは、バッファメモリ202に入力されてい
るデータの数によって順序回路が決定する。バッファメ
モリ202に入力されているデータの数がある上限値以
上ならば、FULL信号206の値がII I IIと
なり、記憶装置の内部の順序回路によって次のブロック
を読みださないように制御する。書き込みの場合には、
出力記憶装置内部の順序回路がブロック単位でバッファ
メモリ202の内容を読みだして主記憶201に書き込
む。次のブロックを書き込むかどうかは、バッファメモ
リ202に入力されているデータの数によって順序回路
が決定する。バッファメモリ202に入力されているデ
ータの数がある下限値以下ならば、EMPTY信号20
8の値が1′1”となり、記憶装置の内部の順序回路に
よって次のブロックを書き込まないように制御する。
217は、フラグ信号出力であり、プロセッサ装置から
出力される。
第3図は、組合せ論理回路203の詳細な構成を示した
回路図である。
まず初期状態では、全ての記憶装置のバッファメモリ2
02が空になるように設定するために、EMPTY信号
208、及びIR信号205の値は“1”であり、FU
LL信号206、及びOR信号207の値はrho”で
ある。
スタート信号312は、制御装置110が入力記憶装置
に対してデータの読みだしの開始を要求し、その結果読
みだされたデータが適当な数、人力記憶装置のバッファ
メモリ202に入力された後、値がLL I IIに立
ち上がるように制御された信号である。
アンド回路301に於いて、OR信号207とエンプテ
ィー信号208の反転信号とスタート信号312の値が
すべて“1”の場合に、MCLK信号144によってフ
リップフロップ回路305のQ出力を“1″とし、オー
プンコレクタ、またはオープントレイン形式の出力を持
つナンド回路310によって、読みだしく入力)に指定
されたことを示す信号出力とアンドをとって、正論理信
号であるGOR信号141を“1″にドライブする。こ
の信号は全ての記憶装置にワイヤードオア接続される。
このため、少なくとも1つの入力記憶装置がデータを出
力する標準が整わずGOR信号141を“1′″にドラ
イブしていない場合には、結果的にGOR信号141の
値は“0”となり、プロセッサ装置での演算に必要なオ
ペランドデータ全部が揃っていないことを示すことにな
る。この時点では、制御装置1]0は、プロセッサ装置
が誤ってデータ処理を開始することがないように、GO
R信号141の値を監視してフラグ信号143の値がI
I O+1になるように、またPCLK信号145が発
振しないように制御する。入力記憶装置側でもGOR信
号141の値を参照することによってデータを外部入力
データバス213に読みだすか否かを決めるように構成
する。GOR信号141の値が“1”になった時にプロ
セッサ装置の演算に必要なオペランドデータがすべて揃
ったことになり、制御装置110がフラグ信号143の
値を最初のPCLK信号145の立ち上がりと共に“1
”にして、データ処理を開始することをプロセッサ装置
に通知する。なお、GOR信号141の立ち下がり、立
ち上がりは常にM CL K信号144の立ち上がりに
同期するように記憶装置側のフリップフロップ回路で制
御しているので、タイミング的に不安定となることはな
い。
309は、同期微分回路であり、M CL K信号14
4を内部の基準クロックである○CL K(Origi
nal C1ock)信号315で同期微分することに
よって、MCLK信号144の1周期時間に1発のパル
ス信号を有する微分クロック信号314を出力する。こ
の回路の存在によって、各記憶装置間で○CLK信号3
15の周波数、位相が異なっていても必ずMCLK信号
]−44に同期したデータの読みたしが可能になる。こ
の時、厳密には、微分クロック信号314は、最大OC
L K信号315の1周期時間分のずれが生じることに
なるが、MCLK信号144の周期が○CLK信号31
5の周期よりも十分長いようにすれば、レジスタ回路2
04によってタイミングのずれは吸収されるので問題と
はならない。
次に、データをバッファメモリ202から読みだすタイ
ミングを決めるシフトアウト信号210、及びデータを
バッファメモリ2o2に書き込むためのシフトイン信号
209を作成する具体的な回路について説明する。まず
、バッファメモリ202からデータを読みだす場合の動
作について説明する。
ナンド回路303′に於いて、フリップフロップ回路3
05のQ出力とOR信号207と微分クロック信号31
4の値がすべて1111+の場合に、0CLK信号31
5をクロック入力とするフリップフロップ回路307の
Q出力を非同期的にII I IIに立ちあげ、ナンド
回路303に於いて、GOR信号141の値がLL I
 II、微分クロック信号314の値が“0″の場合に
立ち下がるシフトアウト信号210を得る。このように
すれば、GOR信号14」の値が110”の場合には、
シフトアウト信号210の値は# I IIに保持され
たままになり、次に読みだすべきデータをバッファメモ
リ202から読みだす状態で休止することになるので、
G−Z〇− OR信号141がu I I+復帰した後にも正しいデ
ータ出力が可能である。
制御装置110では、入力記憶装置から読みだされた有
効データとN I IIの値を持つフラグ信号143が
同期してプロセッサ装置側に出力されるようにタイミン
グ調整を行って、次段のパイプラインプロセッサ装置に
出力する。パイプラインプロセッサ装置は、入力データ
の処理を行うと共に前段から入力されたフラグ信号を自
装置のデータ処理に要する時間分遅延させて次段のパイ
プラインプロセッサ装置、または出力記憶装置外部出カ
ドークンバス上のフラグ信号217として転送する。
次に、バッファメモリ202にデータを書き込む場合の
動作について説明する。
ナンド回路304′に於いて、フリッププロップ回路3
06のQ出力とGIR信号142とフラグ信号217を
フリップフロップ回路316によってMCLK信号14
4をクロック入力としてラッチした信号と微分クロック
信号314の値がすべて]”の場合に、○CLK信号3
15をクロック入力とするフリップフロップ回路308
のQ出力を非同期的に“′1″′に立ちあげ、ナンド回
路304に於いて、IR信号205の値が“1″。
微分クロック信号314の値がLL OIIの場合に立
ち下がるシフトイン信号209を得る。このようにすれ
ば、GIR信号142の値がII OIIの場合には、
シフ1−イン信号209の値は“O”Lm保持されるの
で、次に書き込むべきデータはIR信号205の値がI
I I IIであってもバッファメモリ202の入力段
に書き込むことが不可能な状態で休止する。この結果、
GIR信号142の値がII I 11に復帰した後に
も連続した正しいデータの書き込みが可能になる。
アンド回路302に於いて、IR信号205とフル信号
206の反転信号の値がrr 1 nの場合に、フリッ
プフロップ回路306のQ出力をM CL K信号」−
44をクロック入力として“1″にし、オープンコレク
タ、またはオープンドレイン形式の出力を持つナンド回
路311゜によって、フリップフロップ回路306のQ
出力と書き込み(出力)に指定されたことを示す信号と
のアンドをとって正論理信号であるGIR信号142を
ドライブする。他の出力記憶装置も同様にGTR信号1
42をドライブする。このため、少なくとも1つの出力
記憶装置データを入力することができなくなりGIR信
号142をII I IIにドライブしていない場合に
は、パイプライン処理を行うことができない。従って、
出力記憶装置側はGIR信号142の値を参照し、GI
R信号142の値が“1”の場合にデータを外部量カド
ークンバス212から取り込むように構成する。なお、
301’ 、302′のオア回路によって、自装置の予
めホストR」算機によって指定されたデータ処理の完了
を示すエンド信号313とオアをとり、自装置の内部動
作が終了した状態では、必ずGOR信号141、または
GIR信号142の値がII i IIにドライブされ
るように設定する。このようにすれば、全データの読み
たしが終了した後であっても、PCLK信号145が発
振するように制御され、パイプラインの遅延時間のため
にパイプライン処理が終了していない期間でも正しい処
理が実行される。
以上の回路手段によれば、パイプライン処理が途中で乱
されることがあっても、ある時間が経過して処理が再開
された時には、正しいデータの読みだし書き込みが可能
になる。
第4図は、制御装置110の内部ブロック図を示したも
のである。401〜4−03は、MCLK信号]44に
同期して入力記憶装置から読みだされた3つの個別デー
タをp c L K信号145をクロック入力として記
憶して次段のプロセッサ装置に送るタイミング合わせ用
のレジスタ回路である。
404は、MCLK信号144の2倍の周波数を持つM
 CL K、 X 2倍号415をクロッグ入力として
、プロセッサ装置に対する動作クロック信号であるPC
LK信号145を作成するフリップフロップ回路である
。後で説明するフリップフロップ回路406、またはフ
リップフロップ回路407のQ出力の値が“OIIの場
合には、アンドオア回路408と連動して、フリップフ
ロップ回路404のQ出力がフィードバックされてII
 OIIのレベルを保持し、プロセッサ装置の動作は停
止するように構成されている。それ以外の場合には、M
CLK信号と同一の周期、位相を持つように発振CLK
信号と同一の周期、位相を持つように発振する。
414は、アンド回路であり、フリップフロップ回路4
06のQ出力(Qco□)とフリップフロップ回路4.
07のQ出力(QG工R)が共にu I IIの場合に
限って、P CLK信号145が発振し、フラッグ信号
143の値がrr I IIになるように制御する。
405は、PCLK信号145をクロック入力としてア
ンド回路414の出力を記憶してフラグ信号143を作
成するフリップフロップ回路である。最初にQ。OR信
号431とQ c x R信号432の値が共に“1″
になった時に、最初のPCLK信号145の立ち上がり
でフラグ信号143の値が1”になる。
406は、MCLK信号144をクロック入力として、
410のアンドオア論理回路と連続して、GOR信号1
41とGIR信号142の値が共に1101+の場合に
は、QGOR信号431をフィードバックして値を保持
し、GIR信号142の値がII I IIの場合、ま
たはQ。ORの値がLL OIIの場合には、GOR信
号141の値をクロック遅れて記憶するフリップフロッ
プ回路である。
407は、MCLK信号144をクロック入力として、
411のアンドオア論理回路と連動して、GOR信号1
41とGIR信号142の値が共にO′″の場合には、
Qcエヨ信号432をフィールドバックして値を保持し
、GOR信号141の値が“1″の場合、またはQGx
□の値がLL OIIの場合には、GIR信号142の
値を1クロツク遅れて記憶するフリップフロップ回路で
ある。
416は、2人力ナンド回路であり、Q c OR信号
431、Q c x R信号432の値が共にII O
IIの場合に、特殊な状態としてII OIIを出力す
る。
それ以外の場合にはrr I IIを出力する。
このようにすれば、時間的に最初に値がrr OIIと
なったG OR信号141、またはGIR信号142の
値は、対応する該フリップフロップ回路に記憶されるが
、もう一方のフリップフロップ回路のQ出力は保持され
る。また、GOR信号141とGIR信号142の値が
同時に“0″になった場合には、フリップフロップ回路
は両方ともに外部該信号の値を記憶する。
412は、オープンコレクタ、またはオープンドレイン
形式の出力を持つナンド回路であり、Q c o a信
号431の値がLL OIIでかつナンド回路416の
出力が“1”の場合にGIR信号142の値を強制的に
0″′とする。
413は、オープンコレクタ、またはオープントレイン
形式の出力を持つナンド回路であり、Qc工□信号43
2の値がii Onでかつナンド回路416の出力が“
1”の場合にGOR信号141の値を強制的にII O
+1とする。
このため、GOR信号141、またはGIR信号142
のいずれかの信号の値がO′″になっている期間には、
もう一方の信号の値も強制的にLr OIIとなり、記
憶装置から外部入力データパスへの読みだし動作、外部
比カドークンバスからの記憶装置への書き込み動作は停
止する。また、フラグ信号143の値は常に“1″に保
たれたままPCLK信号145が停止し、プロセッサ装
置の処理も中断される。
このように、時間的に最初に値が“0”となったGOR
信号141、またはGIR信号142の値がある時間経
過すると再び“1″となるように記憶装置内の順序回路
を構成すれば、必すプロセッサ装置の処理もある時間が
経過すると再開する。
以上説明したハードウェア構成を前提とした場合のデー
タ処理装置の状態遷移図を第5A図に示す。入力は、G
OR信号141、GIR信号142の2ビツトであり、
内部状態は、Q c OR信号431、QcxR信号4
32、フラグ信号143の値で決定される7つの状態で
ある。なお、状態を示す記号の括弧内の添え字はフラグ
信号143の値を示し、右下の添え字は(QGORIQ
 c x R)を2ピントの数と考えた場合の値を示し
ている。また、遷移入力は(GOR,GIR)によって
示されている。
501は、データ処理を開始する前の初期状態5o(0
)を示す。処理を開始するに先だって、制御装置上のフ
リップフロップ回路405,406゜407、及びすべ
ての記憶装置上のフリップフロップ回路305,306
,307,308はリセット信号417によってリセッ
トされている。また、すべての記憶装置上のバッファメ
モリ2o2もリセッ1−されて空状態になっている。
この状態に於いて、ホスト計算機からデータ処理を開始
する命令が出されるとMCLK信号144が発振し始め
るが、初期状態では全ての記憶装置内のバッファメモリ
202は空になるように設定されているので、直ちにG
OR信号141の値は110”、GIR信号142の値
はII I IIとなる。
の結果、直ちに502に示す状態81′。ゝに遷移する
。この状態では、Q c OR信号431の値が”o”
、QG□3信号432の値がLL I IIであるので
、制御装置110内の回路412によってGIRn信号
142値は強制的にrr O++となる。ある任意の時
間が経過して全ての入力記憶装置がデータを出力する準
備が整った時、GOR信号141の値がII I ++
になって、503に示す状態33(01に遷移する。な
お、状態81′O)に於いては、GIRXn信号142
は強制的にLL OIIとなっているので、遷移先の状
態は状態S%0)、 53(0)の2つの状態に限定さ
れる。この状態では、フラグ信号143の値はまだO′
″てあり、PCLK信号145も発生していない。状態
83′。ゝに於いて、入力記憶装置のバッファメモリ2
02の初期制御か良くないためにGOR信号14」の値
がII O++になった場合には、状態3%O)に逆戻
りする。依然としてGOR信号141の値が“1”の場
合には504に示す状態53(1)に遷移す幣。なお、
状態83′。ゝに於いては、フラグ信号143の値がI
I O++で、P CL K信号145は発振していな
いので、出力記憶装置の動作は停止したままである。
このため、必ずG工R信号142の値は1′″を保持す
る。このため遷移先の状態は状態S、40)。
83′1ゝの2つの状態に限定される。
状態5331ゝに於いて、フラグ信号143の値は1″
′であり、パイプラインプロセッサ装置では、PCLK
信号145に従ってデータ処理を行う。
この状態で少なくとも1つの出力記憶装置のGIRXn
信号142がn O++になった場合には、505に示
す状態82′1ゝに遷移する。この状態では、qcon
信号431の値が”1” + QC; Xn信号432
の値が“0″であるので、制御装置110によってGO
R信号141の値は、強制的に0″′となって、入力記
憶装置からの読みだしを禁止する。ある任意の時間が経
過して、GIRXn信号142がLL I ++に戻る
と遷移する前の状態53(1,1に復帰する。なお、状
態82′1ゝに於いては、GOR信号141の値は強制
的にL(O++となっているので、遷移先の状態は状態
52(1)、状態5341)の2つの状態に限定される
状態53(1)に於いて、少なくとも1つの入力記憶装
置のGOR信号141の値が110″′になった場合に
は、506に示す状態81′1ゝに遷移する。
この状態では、QGOR信号431の値がLL Q +
+。
3l− Qc19信号432の値がLL I ++であるので、
GIr信号142の値は制御装置110によって強制的
にu Ouとなって、出力記憶装置への書き込みを禁止
する。ある任意の時間が経過して、G○R信号141の
値がrr I ++に戻ると遷移する前の状態S3゜)
に復帰する。なお、状態81′1ゝに於いても、GIR
Xn信号142は強制的にu O++となっているので
、遷移先の状態は、状態51(1ゝ。
状態53(1)の2つの状態に限定される。
状態83′1ゝに於いて、GOR信号141とGIR信
号]42の値が同時にrr O++になった場合には、
507に示す状態S。′1)に遷移する。この状態では
、Q c o n信号431、及びQ c x n信号
432の値が共に“Onとなるが、制御装置110のナ
ンド回路416のためにGOR信号141、及びGIR
Xn信号142は強制的に1′0”とはならない。先に
GOR信号141の値がII 1 +1になった場合に
は、QGOR信号431の値がu 1 ++となって状
態52(1)に遷移する。また、先にGIRXn信号1
42がII I ++になった場合には、Qaxn信号
432の値が“1″となって状態81゜)に遷移する。
GOR信号141、及びGIRXn信号142が同時に
rr 1 ++になった場合には、状態33(1)に復
帰する。
以上の説明から、入力記憶装置の場態を示すGOR信号
141、出力記憶装置の状態を示すGIRXn信号14
2からなる2ピッ1−の入力によって、データ処理シー
ケンスが上記の7つの状態間を遷移するように制御装置
内の順序回路を制御することによって、プロセッサ装置
のパイプライン処理がデッドロック状態に陥ることなく
実行可能であることが示された。状態83′1ゝに留ま
る時間が長く続くほどバス占有率が100%に近くなる
ので、効率の良いデータ処理システムであると言えるが
、そのためには記憶装置のバッファメモリ202の容量
とそれを制御する順序回路の構成が六−動作を反映する
典型的な信号、及びデータのタイミング図を示す。状態
53(1)から状態S、′1ゝに遷移する時には、PC
LK信号145は有効であるので、プロセッサ装置の動
作は、状態S、41)に遷移した直後には実行される。
これに対応して、その時読みだされたデータは、401
〜4、03のレジスタ回路に記憶する。また、状態S、
(1)に遷移した時にプロセッサ装置の出力段に記憶さ
れたデータは、状態S1′1ゝから状態53(1)に遷
移する時に記憶装置に書き込まれるので、データに不連
続性が生じることはない。
第6図に、データ処理の例として簡単な検索処理を行う
場合のパイプラインプロセッサ装置の構成を示す。
601は、表形式のデータベースであり、5つの項目[
A]〜[E]から構成されている。
602は、[A]の項目のデータのみを記憶した記憶装
置であり第1図の記憶装置161に相当する。603は
、[B]の項目のデータのみを記憶した記憶装置であり
第1図の記憶装置102に相当する。604は、[E]
の項目のデータのみを記憶した記憶装置であり第1図の
記憶袋fi&103に相当する。今の例では、各記憶装
置の1語長は各項目のルコート長よりも大きいものとし
て説明する。1語長がレコード長よりも小さい場合には
、複数の記憶装置にまたがって記憶するものとする。
検索処理の条件は、[A]の項目のレコードデータが′
1′でかつ[B]の項目のレコードデータが′A′であ
る[E]項目のレコードデータを探索して、なおかつそ
の個数を求めることであるとする。
610は、第1図はプロセッサ装置#1,620は、第
1図のプロセッサ装置#2.630は、第1図のプロセ
ッサ装置#3に相当する。記憶装置603〜604内の
データを先頭レコー1くから読みだして、それぞれAバ
ス、Bバス、Cバスに出力する。
初段のプロセッサ装置610内の比較器611に於いて
、Aバス上のデータと′1′を比較して、一致していた
らtr 1 ++、不一致ならばII OITを次段の
プロセッサ装置620のAバスに出力する。
Bバス、Cバス、Fバス上のデータは、それぞれ比較処
理に要する時間に相当する遅延時間を持つ遅れ回路61
2,613,614を通して次段のプロセッサ装置のB
ハス、Cバス、Fバスに出力する。
次段のプロセッサ装置620内の比較器621は、Bバ
ス上のデータとIA′を比較して、一致していたらu 
1 u、不一致ならば“0″を出力し、アンド回路62
5に於いて、比較処理に要する時間に相当する遅延時間
を持つ遅れ回路626でAバス上のデータを遅延させた
信号とアンドをとって、次段のプロセッサ装置630の
Aバスに出力する。Bハス、Cバス、Fバス上のデータ
は、それぞれ比較処理に要する時間に相当する遅延時間
を持つ遅れ回路622,623,624を通して次段の
プロセッサ装置のBバス、Cバス、Fバスに出力する。
次段のプロセッサ装置630のカウンタ回路631は、
Fバス上のフラグ信号が1′″の値を持つ場合に、カウ
ント動作可能な状態になり、Aバス上のデータが1′″
の値を持つ場合に、PCL=36− に信号]45に従ってカウントアツプする。この結果、
検索条件にマツチするデータの数を計数すると同時に、
遅れ回路632の出力データとアンド回路635に於い
てパルス状に変形されたフラグ信号を共に出力記憶装置
605に送る。この結果、出力記憶装置605には、検
索データが順番に書き込まれ、カウンタ回路631には
、検索されたデータの個数が記録される。
なお、以」二の実施例では、主記憶は半導体メモリ等の
1次記憶でも磁気ディスク等の2次記憶でも良い。半導
体メモリでは、ブロック長は並列に読み書きするメモリ
チップのバンク数となり、磁気ディスクでは、ブロック
長は1セクタ、または11−ラックのレコード数とすれ
ば良い。
以上の説明から、本実施例に示した手段を用いることに
より内部で互いに独立に動作を行なう任意複数の入力記
憶装置からデータを同時にとって読み出すための手段、
及び内部で互いに独立に動作を行う任意の複数の出力記
憶装置に対する非同期書き込み処理を並行して行うこと
が可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、従来のディジタル信号を記憶する装置
に新たにバッファメモリを付加することにより、従来よ
りも効率の良いパイプライン処理を行うことが可能であ
る。また、ア1くレスを外部から明示的に指定する必要
がないために実装が簡素化できる。この結果、任意の連
続ブロックデータに対するパイプライン処理が、本来フ
ロック転送が困難なデバイスを主記憶として持つ記憶装
置を用いながら、本実施例に示したように複数の記憶装
置間で読みだし動作に関する同期動作、書き込み動作に
関する非同期動作がハードウェアレベルで制御可能であ
る。例えば、ダイナミック型のメモリ素子を主記憶とし
て備えた記憶装置に対して、本発明の手法を適用するこ
とによって、従来不可能であった任意の動作幻波数によ
るデータの連続パイプライン処理が可能である。このよ
うに記憶装置の内部を独立した動作クロック信号によっ
て動作させることが可能であるので、外部から記憶装置
に共通な動作クロックを供給する場合と比較すると、実
装的に高速処理が可能であり、タイミング的にも有利で
ある。また、実施例で示したように複数の磁気ディスク
装置に、関係するデータを分割記憶しておき、複数セク
タ、複数トラックにまたがるデータに対して任意のキー
ワードによるデータの検索処理を行う方式をとることに
より、1個の磁気ディスクにデータをまとめて記憶する
方式と比較すると、前者のシステムがデータを分離する
処理が不要となるので効率の良い検索が可能である。ま
た、個々の磁気ディスク装置の回転変動、回転待ちを考
慮することなくデータ処理を行うことができるので、高
速処理が可能である。また、異なる主記憶デバイスによ
って構成される記憶装置を混在して使用することも可能
であり、例えば、磁気ディスク装置、光ティスフ装置、
バブルメモリ装置、さらには仮想的な記憶装置として扱
うことのできる、映像入力装置、デイスプレィ装置、デ
ータ通信装置なども混在して用いることができることは
もちろんである。
さらに、実施例では触れなかったが、制御装置によって
2本の状態出力線をある時間強制的にオフにすれば、記
憶装置の動作を任意に制御することが可能となるので、
記憶装置のバッファメモリの容量を記憶装置内部の1処
理単位であるブロック長よりも十分大きな値に設定すれ
ば、1ステツプ毎の動作を実現することも可能になる。
このため、本発明を用いれば、装置全体の動作の調整が
容易になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.複数の記憶装置と複数のプロセッサ装置と制御装置
    から構成されるデータ処理装置に於いて、プロセッサ装
    置のデータ演算に必要な複数の個別データを供給する記
    憶装置群に共通な状態信号を出力する第1の手段と、プ
    ロセッサ装置から複数の個別データを受け取る複数の記
    憶装置に共通な状態信号を出力する第2の手段をすべて
    の記憶装置、及び制御装置が有し、上記2つの手段を記
    憶装置及び制御装置が参照して有限状態間を遷移しなが
    ら処理を行うことを特徴とするパイプライン型データ処
    理装置。
  2. 2.特許請求の範囲第1項記載の装置に於いて、主記憶
    とバッファメモリの2階層の記憶構成をとり、バッファ
    メモリに入力されているデータの数が一定の下限値以上
    の場合に、第1の状態信号をオンに駆動する第1の手段
    を有し、バッファメモリに入力されているデータ数が一
    定の上限値以下の場合に、第2の状態信号をオンに駆動
    する第2の手段を有することを特徴とするパイプライン
    型データ処理装置。
  3. 3.特許請求範囲第2項記載の装置に於いて、プロセッ
    サ装置にデータを供給する記憶装置(入力記憶装置)は
    、第1の状態信号がオンの場合に、制御装置が供給する
    第1の動作クロック信号に従って内部のバッファメモリ
    からデータを読みだしてデータ処理回路(制御装置)側
    に送ることを特徴とするパイプライン型データ処理装置
  4. 4.特許請求範囲第2項記載の装置に於いて、主記憶と
    バッファメモリの2階層の記憶構成をとり、プロセッサ
    装置からデータを受け取る記憶装置(出力記憶装置)は
    第1のフラグ信号と第2の状態信号が共にオンの場合に
    、制御装置が供給する第1の動作クロック信号に従って
    プロセッサ装置の処理したデータを内部のバッファメモ
    リに取り込むことを特徴とするパイプライン型データ処
    理装置。
  5. 5.特許請求範囲第2項記載の装置 に於いて、第1の状態 信号がすべての記憶装置と制御装置にワイアードオア形
    式で接続され、第2の状態信号も同様にすべての記憶装
    置と制御装置にワイアードオア形式で接続されて、全て
    の記憶装置と制御装置が該状態信号をオンに駆動した場
    合のみ状態信号がオンになることを特徴とするパイプラ
    イン型データ処理装置。
  6. 6.特許請求範囲第1項記載の装置に於いて、レジスタ
    を設けた入力記憶装置から読みだしたデータを第2の動
    作クロック信号によってラッチし、フラグ信号と同一の
    タイミングでパイプラインプロセッサ装置に送ること、
    及び第1の状態信号、及び第2の状態信号が共にオンに
    なった時に、第2の動作クロック信号を発生すると共に
    第1のフラグ信号をオンにしてプロセッサ装置に送り、
    第1のフラグ信号がオンになった後、第1の状態信号が
    オフになった場合には、第2の状態信号をオフし、第2
    の状態信号がオフになった場合には、第1の状態信号を
    オフにし、かつプロセッサ装置に与える第2の動作クロ
    ック信号を停止することにより記憶装置の状態の如何に
    拘らずフラグ信号をレベル信号とするように制御するこ
    とを特徴とするパイプライン型データ処理装置。
  7. 7.特許請求範囲第1項記載の装置に於い て、制御装置が出力した第1のフラグ信号がオンの場合
    に第2の動作クロック信号に従って、予め設定されたデ
    ータ処理を行い、プロセッサ装置の演算時間に相当する
    時間分、前段の制御装置、またはプロセッサ装置から入
    力されるフラグ信号を遅延させて次段のプロセッサ装置
    、または書込みに指定された記憶装置に送ることを特徴
    とするパイプライン型データ処理装置。
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DE3842517A DE3842517A1 (de) 1987-12-17 1988-12-16 Pipeline-datenverarbeitungssystem
US07/285,752 US5043883A (en) 1987-12-17 1988-12-16 Pipe-lined data processor system of synchronous type having memory devices with buffer memory and input/output data control

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62103772A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 Toshiba Corp 二次元幾何学図形間の演算方法

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JPS62103772A (ja) * 1985-10-30 1987-05-14 Toshiba Corp 二次元幾何学図形間の演算方法

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