JPH0116956Y2 - - Google Patents

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JPH0116956Y2
JPH0116956Y2 JP1983098072U JP9807283U JPH0116956Y2 JP H0116956 Y2 JPH0116956 Y2 JP H0116956Y2 JP 1983098072 U JP1983098072 U JP 1983098072U JP 9807283 U JP9807283 U JP 9807283U JP H0116956 Y2 JPH0116956 Y2 JP H0116956Y2
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turbulence
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fluid
pipe
layers
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JP1983098072U
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JPS606989U (ja
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  • Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、オイルクーラー、ヒーターコア等の
熱交換器を構成する流体導通管内に挿入して流体
を乱流させる乱流促進体に関するものである。
従来例の構成とその問題点 従来例の熱交換器に使用される乱流促進体は第
1図イの如く帯状板の長手方向に平行して波形状
部aと平担部bを交互にかつ隣合う波形状部aが
相反する方向に向けて形成した乱流促進体Aが知
られている。そしてこの乱流促進体Aは第1図ロ
で示すように熱交換器の構成要素である流体導通
管P内に挿入され波形状部aで流体に乱流を発生
させ熱交換器の性能を向上させるものである。
この乱流促進体Aは長手方向の自由度が大きい
為流体導通管Pに挿入する際第1図ロの如く流体
導通管Pの内壁との接触(B点)により蛇行状に
湾曲し挿入作業性が非常に悪いという欠点があつ
た。又流体導通管Pの流路として第1図ハの如く
U字型に曲がる部分P′(U字管)が存在する場合、
管内を流れる流体の推進力により乱流促進体Aが
押され長手方向に自由度の大きい乱流促進体Aが
U字管P′へ移動し熱交換される部分(直管部分)
に熱交換能力を向上させるべき乱流促進体Aが存
在しないことが発生し熱交換能力が減少するとい
う欠点もあつた。
考案の目的 そこで本考案は、流体導通管に乱流促進体を挿
入する作業を容易にし、又流体導通管流路にU字
型に曲がる部分が存在する場合、乱流促進体が管
内を流れる流体に押されU字管へ移動するのを防
止することを目的とする。
考案の構成 この目的を達成する為本考案は、波形状部と波
形状部の間に、長手方向にリブ加工を施す事で乱
流促進体の長手方向の自由度を小さくし、乱流促
進体が湾曲するのを防止するものである。
実施例の説明 以下本考案の実施例を添付図面に従い説明す
る。
第2図イ,ロ,ハは乱流促進体Tの斜視図、正
面図、平面図を示し、この乱流促進体Tは適宜長
さの帯状板をプレス加工して成るもので長手方向
に対し平行な3層T1,T2,T3を成す。この層の
うち両側の層T1,T3の長手方向に乱流部として
波形状部Eと平担部Fとを交互に形成している。
又層T1,T3の波形状部Eは短手方向において互
いに相反する方向に膨出加工をしてあり、略だ円
形状を呈し、波形状部Eと波形状部Eの間の層
T2には長手方向にリブ加工Gを施している。
そしてかかる乱流促進体Tは、第4図の如く流
体導通管H内に挿入配置され、波形状部Eで管内
を流れる流体に乱流効果を起こし熱交換能力を向
上せしめる。第3図は上記乱流促進体Tを使用し
たオイルクーラーでU字状に湾曲した湾曲部
H′を有する多数の流体導通管Hと、この管Hの
開口端H″をそれぞれ連通するヘツダーIと、管
Hと熱交換する多数のプレートフインJより構成
され、乱流促進体Tは流体導通管Hの湾曲部
H′を除く直管部分に挿入配置されている。
すなわち乱流促進体Tを流体導通管Hの開口端
H″より挿入する時、層T2の長手方向にリブ加工
Gを施してあるので長手方向の曲げ強度が大であ
り挿入時の乱流促進体Tの湾曲を防止でき挿入作
業が容易となり、かつ流体圧によつて乱流促進体
Tが管H内の湾曲部H′へ移動することがない。
尚、本実施例でリブGは中間の層T2に形成し
ているので両側の層T1,T3が比較的複雑な形状
をしているにもかゝわらず、リブの成形加工が容
易である。また層T1,T3の外側にリブ加工した
層を設けると、導通管Hの内径によつて波形状部
Eの幅寸法が制限され乱流促進効果が低下する
が、本実施例ではこのようなことがない。
考案の効果 以上の説明からも明らかな如く、本考案は熱交
換器の流体導通管内に挿入される乱流促進体にお
いて、長手方向に波形状部と平坦部が交互に形成
されかつ隣合う波形状部が相反する方向に向けて
膨出された一対の層と、該層の中間に長手方向に
リブを形成した層を有するので長手方向の曲げ強
度を向上させ乱流促進体の湾曲を防止でき、乱流
促進体の管内への挿入作業を容易にすると共に、
管流路にU字型に曲がる部分(U字管)が存在す
る場合でも乱流促進体が管内を流れる流体の推進
力により乱流促進体が押され移動することがなく
熱交換能力が減少するという欠点を防ぐ利点があ
る。
また、リブは中間の層のみに形成されるのでリ
ブ成形加工が容易である上に、波形状部の幅寸法
も比較的大きくとることができるので充分な乱流
促進効果が得られると言つた効果が得られるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の乱流促進体を示し、イはその斜
視図、ロはこの乱流促進体の流体導通管に挿入時
の模式断面図、ハはこの乱流促進体のU字管通過
時の模式断面図、第2図は本考案一実施例の乱流
促進体を示し、イはその斜視図、ロは正面図、ハ
は平面図、第3図は乱流促進体を使用するオイル
クーラーの斜視図、第4図は同オイルクーラーの
流体導通管内の乱流促進体の模式断面図を示す。 E……波形状部(乱流部)、F……平担部、G
……リブ加工、H……流体導通管、T……乱流促
進体、T2,T2,T3……層。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器の流体導通管内に挿入配置され、長手
    方向に波形状部と平担部が交互に形成されかつ隣
    合う波形状部が相反する方向に向けて膨出された
    一対の層と、該層の中間に同じく長手方向に延出
    するリブを形成した層を並設した熱交換器用乱流
    促進体。
JP9807283U 1983-06-24 1983-06-24 熱交換器用乱流促進体 Granted JPS606989U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9807283U JPS606989U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 熱交換器用乱流促進体

Applications Claiming Priority (1)

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JP9807283U JPS606989U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 熱交換器用乱流促進体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS606989U JPS606989U (ja) 1985-01-18
JPH0116956Y2 true JPH0116956Y2 (ja) 1989-05-17

Family

ID=30233010

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9807283U Granted JPS606989U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 熱交換器用乱流促進体

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JPS606989U (ja) 1985-01-18

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