JPH0116937B2 - - Google Patents

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JPH0116937B2
JPH0116937B2 JP13673584A JP13673584A JPH0116937B2 JP H0116937 B2 JPH0116937 B2 JP H0116937B2 JP 13673584 A JP13673584 A JP 13673584A JP 13673584 A JP13673584 A JP 13673584A JP H0116937 B2 JPH0116937 B2 JP H0116937B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wedge
drive shaft
cam
outer periphery
disk
Prior art date
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Expired
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JP13673584A
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English (en)
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JPS6119831A (ja
Inventor
Ritsu Tanaka
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は回転式ドビー機におけるクラツチに関
する。
〔従来の技術〕
回転式ドビー機は、複動式ドビー機に比較して
数倍の速度で開口制御が可能であるが、駆動軸と
ジヤツクレバー間のクラツチ機構が複雑で、クラ
ツチ入切のタイミングの微妙なとり方が必要で、
所望の高速回転が得られない(特開昭56−73136
号)。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、クラツチ入切の指令時期のタイミン
グをとり易くし、高速回転においてもクラツチ切
換を確実に行なうことを目的とする。
〔実施例〕
1は駆動軸で、切欠付円盤2をキー止め固定し
ている。切欠付円盤2には180゜変位して一対の切
欠3,4を設けてある。切欠付円盤2の外周には
ジヤツクレバー揺動カム5を摺動回転自在に嵌合
している。ジヤツクレバー揺動カム5の外周は円
形をなし、駆動軸1に対しては偏心した状態で支
持されている。ジヤツクレバー揺動カム5の外周
には往復動腕6の基部を摺動回転自在に嵌合しジ
ヤツクレバー揺動カム5の回転によりジヤツクレ
バー6を左右に往復動している。ジヤツクレバー
揺動カム5には切欠付円盤2を囲つて駆動軸1と
同軸心を有して弧状のC字形をなした突出部7を
形成し、突出部7に、楔支持円盤8の中心部長孔
9を嵌合している。楔支持円盤8の中心部長孔9
の長手方向軸線上にあつて、先端を中心部長孔9
内に突出させて楔10を設ける。楔10は切欠付
円盤2の切欠3又は4に対向し、該切欠3,4内
に先端を噛み合わせることができるように駆動軸
中心を向くよう位置させてある。楔10にはスラ
イドガイド11が取り付けられており、前記した
ジヤツクレバー揺動カム5のC字形をなした突出
部7の非連続の部分に設けられている案内溝12
に嵌合し、スライドガイド11は案内溝12内を
移動できるようになつている。
以上の如く構成されたクラツチ単体13は第2
図に展開図で示した如く複数単体が第1図に示す
支持部材14と共に重ね合わされた如き状態を呈
している。
クラツチ単体13の切替を行なうクラツチ切替
装置20は次のように構成されている。
21,22は揺動腕でそれぞれ軸23,24に
よつて揺動自在に支持され両揺動腕21,22は
連杆25で一体に連結されている。揺動腕21,
22の先端にはローラ26,27が設けられてお
り、クラツチ単体13の楔支持円盤8をその両側
から挾持している。28は、揺動腕21,22を
時計針方向に旋回するよう付勢するスプリングで
ある。29はカム30を支持するカム回転軸で、
該カム30と接するL字腕31とによつて選択装
置32を構成する。L字腕31の一端と揺動腕2
2の先端との間にスプリングロツド33を架け渡
す。前記選択装置32には、チエンにカム片を適
宜取り付けたもの、ペグ等を適宜植設したもの、
或は、電気的な記憶装置からの信号でスプリング
ロツドを引くようにしたもの等適宜手段で良い。
ジヤツクレバー6の端部は、軸34に枢支された
揺動腕35の中央部に枢支されている。揺動腕3
5の先端にはヘルドフレーム36を上下動するワ
イヤー37を固定する。
上記クラツチ単体13は各単体13がそれぞれ
別個にヘルドフレーム36を上下動する。第1図
に示す状態は、ヘルドフレーム36を上下動して
いる状態で、このとき選択装置32のカム30の
小径部とL字腕31のカムフオロワーとが対向す
る位置になつている。このとき、揺動腕21,2
2は、スプリング28の弾発力に引かれて時計針
方向に旋回するよう付勢され、先端のローラ2
6,27で挾持された状態の楔支持円盤8は、第
1図2点鎖線で示す状態となつている。尚、上記
スプリング28の弾発力による揺動腕21,22
の時計針方向の旋回時に、揺動腕21,22の時
計針方向の旋回量は、後述する楔支持円盤8の楔
10と切欠付円盤2の切欠3,4との関係で定め
られるため、L字腕31のローラと選択装置32
のカム30の小径部とは必ずしも接触はしない。
上記揺動腕21,22の時計針方向の旋回により
楔支持円盤8は、第1図左方向に付勢された状態
となり、そのため楔支持円盤8と一体の楔10は
後述する作用によつて切欠付円盤2の切欠4と噛
み合うことになる。切欠付円盤2は駆動軸1と一
体に回転しているため、駆動軸1の回転につれ楔
支持円盤8も回転するが、楔支持円盤8と一体の
楔10には、その背面にスライドガイド11が設
けられ、スライドガイド11はカム5の案内溝1
2に嵌合しているから、楔支持円盤8の回転によ
りカム5も回転することになる。カム5の回転に
よつてジヤツクレバー6は左右往復動し、揺動腕
35、ワイヤー37を介してヘルドフレーム36
を昇降する。
次に、ヘルドフレーム36の昇降を停止しよう
とするときには、楔10が支持部材14の円形内
縁45の凹陥部46,47との間の任意の位置に
あるときに選択装置32を作動させ、第1図に示
す選択装置であれば、L字腕31とカム30の大
径部と接触させ、L字腕31を反時計針方向に旋
回しスプリングロツド33を介して揺動腕22,
21をそれぞれ軸24,23を中心に反時計針方
向に旋回するように付勢する。しかし、例えば楔
10が第4図に示すX線上に位置したときに揺動
腕21を反時計針方向に旋回しようとしても楔1
0の台形先端部48は、切欠4に嵌合し、また楔
10の円弧状端部49は円形内縁45に接してい
るために楔10は左右方向に移動できず従つて楔
支持円盤8も左右方向に移動できない。そのため
にスプリングロツド33は伸張された状態を保つ
て揺動腕22,21を反時計針方向に旋回する方
向に付勢した状態を保ち、駆動軸1の回転につれ
て楔10が、凹陥部47に対向する位置に来る
と、前記付勢力によつて楔支持円盤8は、中心部
長孔9の駆動軸1に対する位置をずらせ、かつ楔
10の円弧状端部49が凹陥部47に嵌合し、楔
10の台形先端部48は切欠4から外れる。その
ため駆動軸1の回転力が楔10を介してカム5に
伝わるのが遮断され、カム5は回転を停止し、従
つて、往復動腕6の往復動が停止し、ヘルドフレ
ーム36は昇降を停止する。
第1図において、楔10が、凹陥部47と嵌合
して停止したときはヘルドフレーム36は下降
し、楔10が凹陥部46と嵌合して停止したとき
はヘルドフレーム36は上昇してそれぞれ停止す
ることになる。
次に、ヘルドフレーム36の昇降を再開すると
きは、静止状態にある楔10に対して切欠付円盤
の切欠3,4が回転方向で180゜手前に位置したと
き以後の任意のときに選択装置32を作動し揺動
腕22,21を時計針方向に旋回するように付勢
すれば、駆動軸1の回転につれ切欠付円盤2が回
転し、楔10の台形先端部48が切欠3,4に対
向したときに楔10の台形先端部48が切欠3,
4内に進出し、切欠付円盤2とジヤツクレバー揺
動カム5とが一体となり駆動軸1の回転につれて
ジヤツクレバー揺動カム5が回転しジヤツクレバ
ー6を往復動しヘルドフレームを昇降することに
なる。
尚、上記実施例にあつては、選択装置32にカ
ムを用いているが、カムにかえて、チエンにペグ
を植えたもの、紋紙等の機械的記憶部材を用いて
も、或はコンピユータに記憶させた電気的記憶部
材を用いてもいずれであつても差し支えない。
〔作用〕
本発明装置では、ヘルドフレームの昇降動を行
なうときは、楔10の台形先端部49を、駆動軸
1と一体に回転している切欠付円盤2に180゜変位
して設けた2つの切欠のいずれかに噛み合わせ、
駆動軸1の回転をカム5に伝え、駆動軸1の回転
伝達を断つときは、切欠付円盤2の切欠3,4か
ら楔10の台形先端部49を脱出させる。この切
欠3,4への楔10の台形先端部48の進出或は
退去の動作は、支持部材14の凹陥部47と楔1
0とが対向したときであるが、楔10が進出或は
退去するように揺動腕22,23で楔支持円盤を
付勢するタイミングは、楔10が、支持部材14
の両凹陥部46,47の間に位置するほぼ180゜の
範囲のいずれでも良い。
〔効果〕 本発明装置は上記した如く、楔支持円盤8に支
持された楔10を、駆動軸1と一体の切欠付円盤
2の切欠に噛み合せ、或は離脱することにより、
往復動腕6を左右動するカム5に駆動軸の回転を
伝達し、或は伝達を断つようにしているが、上記
楔10の噛み合せ或は離脱させるための付勢のタ
イミングは、駆動軸が半回転する180゜の間のいず
れでも良い。従つて、上記クラツチのオン、オフ
の作動開始のタイミング巾は大きくとることがで
き、タイミングミスによるヘルドフレームの誤作
動をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は概略正面図、第2図は第1図−線
で切断した状態の展開図、第3図は第1図−
線で切断した状態の展開図、第4図は楔支持円盤
を取り去つた状態のクラツチ部分の正面図、第5
図は、第4図−線の断面図、第6図はジヤツ
クレバーの正面図、第7図は第6図−線断面
図、第8図は楔支持円盤の正面図、第9図は第8
図−線断面図、第10図は楔の正面図、第1
1図はジヤツクレバー揺動カムの正面図、第12
図は第11図XII−XII線断面図、第13図は切欠付
円盤の正面図、第14図は第13図−線
断面図、第15図は第4図−断面図であ
る。 1……駆動軸、2……切欠付円盤、3,4……
切欠、5……ジヤツクレバー揺動カム、8……楔
支持円盤、9……中心部長孔、10……楔、14
……支持部材、45……円形内縁、47,48…
…凹陥部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 外周縁に切欠を有し駆動軸と一体に設けられ
    た切欠付円盤の外周に、ジヤツクレバー揺動カム
    を偏心させて支持し、支持部材に設けた、駆動軸
    と同一の中心を有し、適所に凹陥部を形成した円
    形内縁と、切欠付円盤中の外周との間に、駆動軸
    の中心方向に向く楔を楔支持円盤と一体にかつ前
    記ジヤツクレバー揺動カムと係合させて設け、楔
    支持円盤は、外周縁が前記駆動軸と同一中心の円
    弧状をなし、中心部に設けた中心部長孔に駆動軸
    が挿通され、前記、外周縁にクラツチ切替装置の
    一対の揺動腕を両側より当接して設けてなる回転
    式ドビー機におけるクラツチ。
JP13673584A 1984-07-02 1984-07-02 回転式ドビ−機におけるクラツチ Granted JPS6119831A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13673584A JPS6119831A (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転式ドビ−機におけるクラツチ

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JP13673584A JPS6119831A (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転式ドビ−機におけるクラツチ

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JPS6119831A JPS6119831A (ja) 1986-01-28
JPH0116937B2 true JPH0116937B2 (ja) 1989-03-28

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ID=15182278

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JP13673584A Granted JPS6119831A (ja) 1984-07-02 1984-07-02 回転式ドビ−機におけるクラツチ

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR920002749Y1 (ko) * 1989-09-23 1992-04-30 현대전자산업 주식회사 워드 프로세서의 액정 표시판 경사각도 조절장치
KR920004386B1 (ko) * 1989-10-16 1992-06-04 현대전자산업 주식회사 랩톱컴퓨터의 액정표시겸 키보드커버 개폐 및 각도조정장치

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JPS6119831A (ja) 1986-01-28

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