JPS6311464B2 - - Google Patents

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JPS6311464B2
JPS6311464B2 JP52142863A JP14286377A JPS6311464B2 JP S6311464 B2 JPS6311464 B2 JP S6311464B2 JP 52142863 A JP52142863 A JP 52142863A JP 14286377 A JP14286377 A JP 14286377A JP S6311464 B2 JPS6311464 B2 JP S6311464B2
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JP
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bevel pinion
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cam
release
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JP52142863A
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JPS5386870A (en
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Kato Miro Fuwan
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Indasutoria Esupanyoora De Manufuakutsurasu Esupeshiaresu SA Ie Eme E SA
Original Assignee
Indasutoria Esupanyoora De Manufuakutsurasu Esupeshiaresu SA Ie Eme E SA
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Publication date
Application filed by Indasutoria Esupanyoora De Manufuakutsurasu Esupeshiaresu SA Ie Eme E SA filed Critical Indasutoria Esupanyoora De Manufuakutsurasu Esupeshiaresu SA Ie Eme E SA
Publication of JPS5386870A publication Critical patent/JPS5386870A/ja
Publication of JPS6311464B2 publication Critical patent/JPS6311464B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D04BRAIDING; LACE-MAKING; KNITTING; TRIMMINGS; NON-WOVEN FABRICS
    • D04CBRAIDING OR MANUFACTURE OF LACE, INCLUDING BOBBIN-NET OR CARBONISED LACE; BRAIDING MACHINES; BRAID; LACE
    • D04C3/00Braiding or lacing machines

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はボビン駆動装置の動力伝達機構に係る
ものであり、さらに詳しくはジヤカード制御装置
を有するトーシヨンレース機、クリユーニーレー
ス機及びブレードレース機等において特に有効に
用いられるボビン駆動装置の動力伝達機構に関す
るものである。従来、ジヤカード型の装置におい
てはボビン又はボビン制御装置を各々の軸に対し
て180゜にわたつて移動することが往々にして必要
であつた。そのような角度上の移動はその装置に
より製造される製品の柄出しのために必要なこと
である。典型的なそのような装置において各々の
スピンドルを運行する各々の出力部材と連続的に
回転する駆動部材との間には軸方向に効果的なク
ラツチ機構が設けられている。当該クラツチ機構
はジヤカード制御装置に接続された制御棒又はケ
ーブルによつて作動される。制御棒が作動される
ときはいつも上記クラツチ機構は180゜にわたつて
各々の出力部材を効果的に回転させる。
上記従来の装置は比較的ぎこちなく作動し、し
ばしば作動不良を起こす。典型的な障害は一旦ク
ラツチが固定されるとその状態を保ち吊り下げら
れた状態即ち容易にクラツチを解除できなくなる
ことである。別の障害は出力部材が静止状態にあ
るときに、確実に支持されておらず、従つて、製
品の柄出しに悪影響を及ぼすことがある。
本発明の目的は上記従来の欠陥を解決するもの
で、製品の柄出しに悪影響を及ぼさず、簡易な構
成で堅牢で、作動が非常に正確であり、且つ長時
間の使用に耐え得ると共に低価格のボビン駆動装
置の動力伝達機構を提供するものである。
本発明は3個の主要部品とその切替え装置で達
成され、第1主要部品は本例の場合スパイダー・
ベベル・ピニオンを備えたスピンドル・ラツク部
材即ちシンカーを有しており、第2主要部品は内
部に一組のアイドラー・ベベル・ピニオンを備え
てあり、第3主要部品は本発明の実施例の場合ス
パイダー・ベベル・ピニオンを備えると共に駆動
装置に係する駆動ギアを有する。上記第1、第2
主要部品には切欠き又は突出部が各々設けられて
おり、それらは上記切替装置として、共通揺動回
転軸に装置された二叉状作動部材と協働する。上
記3個の主要部品に設けた貫通孔には固定軸が挿
入され、これらの主要部品は当該軸により緩く回
転し、前記揺動回転軸は更に非ラツク運動の位置
に到る当該主要部品の戻り運動を確実にする安全
装置の保持体である。また当該揺動回転軸には当
該戻りに対する引張り装置及びボビン機械に連絡
するジヤカード制御装置を介して上記機構を4駆
動する別の駆動装置が接続している。
前記スピンドルの180゜までの回転を定めるラツ
ク運動用に設計された第1主要部品は、通常のシ
ンカー、対角線的に対向する2個の切欠きを備え
たカム、及び端部に個々のスパイダー・ベベル・
ピニオンが取付けられたネツクが付加的に備えて
あり、この装置は支持される固定軸上でその自由
回転運動を行なうよう固定軸貫通孔が設けてあ
る。
アイドラー・ベベル・ピニオンを保持する第2
主要部品は筒状体で形成され、当該筒状体はその
一方の外端部に複数の突出部を有し且つ、当該筒
状体の内側には、上記固定軸挿入用貫通孔を設け
た支持体に回転可能に取り付けたアイドラー・ベ
ベル・ピニオンが装着されている。
駆動用の第3主要部品はスパイダー・ベベル・
ピニオンを保持する円筒状の駆動ギヤを含み、当
該スパイダー・ベベル・ピニオンと駆動ギアの間
には解放カムが設けられ、この第3主要部品も固
定軸挿入用貫通孔を設けてある。
上記第1主要部品のカム及び第2主要部品の突
出部と各々協働する第1及び第2の2つの分岐部
を備えたアンカー即ち作動部材は、上記固定軸と
平行する揺動回転軸上に装着される。当該2つの
分岐部は上記第1主要部品のカムの切欠き及び第
2主要部品の突出部に係合する目的の為、異なつ
たレベルに設けられている。上記揺動回転軸には
駆動爪が設けられており当該駆動爪は一方向から
の引張り装置に接続すると共に他方向からのジヤ
カード制御装置に連接された制御棒に接続してい
る。
上記揺動回転軸には解放爪が装着されており上
記第3主要部品のスパイダー・ベベル・ピニオン
と駆動ギアとの間の解放カムに当接するよう配設
されている。
通常はばねの形態になつている引張り装置及び
ジヤカード制御装置と係合した駆動棒が接続して
いる揺動回転軸の2〜3度の揺動運動により、上
記作動部材の第1分岐部が第1主要部品のカムの
切欠きに係合する場合、いつでもスピンドルのラ
ツク運動(racking motion)が停止される。ま
たジヤカード制御装置による制御棒に基づく作動
により揺動回転軸が作動すると上記第1分岐部と
カムとの係合が解除されシンカーが回動する。こ
のとき上記第2分岐部と第2主要部品の突出部が
係合する。
ジヤカード制御装置と組合つた制御棒に対向し
て設計された引張り装置即ち駆動ばねのための支
持点を定める腕駆動爪が上記揺動回転軸にリンク
結合され、かくして第1分岐部が第1主要部品を
その作動段階から停止段階まで自動的に戻すよう
設計されている。前記制御棒によつて保持段階の
スピンドルのボビン駆動装置を回転段階に向かつ
て移動せしめるよう設けられた、前記揺動回転軸
に装着された解放爪により、駆動ギアとそのスパ
イダー・ベベル・ピニオンの間に位置する解放カ
ムを介して行なわれる解放作用によつて前記戻り
作動が補助される。
本明細書を一層良く理解するため添附の図面を
参照するが、当該図には本発明の機構の実施例が
一例として示してある。
本明細書で説明する機構は第1主要部品1、第
2主要部品2及び第3主要部品3の3個を含み、
第1主要部品1は端部にスパイダー・ベベル・ピ
ニオン8を有している円筒状延在部7及び他端部
にシンカー4を装着すると共に対向する切欠き6
を備えたカム即ち円板状カム5を上記シンカー4
と間隔をあけて装着した管状体により構成されて
いる。シンカー4はボビン10を保持するスピン
ドル脚部50の二重突片体9(第12図、第13
図)と協働するものであり、当該二重突片体9は
前記シンカー4に設けた弧状切欠き11に係合す
る。第1主要部品1は機械の固定支持板14に固
定した固定軸13の上で緩やかな回転運動を行な
えるよう貫通孔12を介して当該固定軸13の上
部に装着されている。
第2主要部品2も管状体から構成され、当該管
状体の内部には空洞部15が設けられており該空
洞部15の上方部分は上記円筒状延在部7の収容
及び回転のためのものであり、当該空洞部の下方
部分は大径であり、この大径の下方空洞部には、
上記固定軸13挿入用貫通孔19を設けた中央ス
タンド即ちブロツク18が装着されている。当該
中央スタンド18には、当該中央スタンド18に
支持された軸の上で回転する2個のアイドラー・
ベベル・ピニオン17が備えてある。また、第2
主要部品の上部縮径外周面には対向する4個の突
出部16が設けてある。
第3主要部品3は上部にスパイダー・ベベル・
ピニオン20と、下部に円筒状駆動ギア21を備
えると共に当該ピニオン20とギア21の間には
解放カム22が設けてある。当該第3主要部品の
中央には貫通孔23が設けてあり支持用の軸13
が挿入される。
第1主要部品1のカム5の切欠き6と第2主要
部品2の突出部16の両者がどのように形成され
るかについては第1図から明らかに理解され、
又、第3主要部品3のトリガーとしての機能を果
たす解放カム22についても以後説明する。
第2図、第4図及び第5図からシンカー4が機
械表面の上部固定支持板23′と同一面の状態に
あり、以上説明した部品が全て前記表面の下側に
表われることが理解されよう。
本発明の機構には固定軸13と平行に別の揺動
回転軸24が備えてあり、当該揺動回転軸24は
上記固定支持板14及び機械表面の上部固定支持
板23′に固定されている。当該揺動軸24の上
部には上段の第1分岐部26及び下段の第2分岐
部27を有する二叉状アンカー即ち作動部材25
が装着されている。両分岐部26及び27は高さ
が異なつており即ち揺動回転軸24の軸線方向に
て異なる位置にあり、第1分岐部26は第1主要
部品1の円板状カム5の切欠き6に、また第2分
岐部27は第2主要部品2の突出部16に係合可
能になつている。この揺動回転軸24には、第3
主要部品3の解放カム22に係合する解放爪8が
挿着されている。最後に、前記揺動回転軸24の
下部には端部駆動爪29が装着されており、当該
端部駆動爪29は片側で駆動ばね30にリンク結
合され、一方、他方の側で、ヤーンを交差させる
異なつたラツク運動中のボビン10によるレース
の形成時にパターンの自動変更を行なう目的でジ
ヤカード制御装置32に接続し駆動される制御棒
31にリンク結合してある。
円筒状の駆動ギア21は全体的な機械即ちトー
シヨンレース機等の主要駆動装置(図示しない)
により駆動され、反時計方向に常時回転する。第
1図にはアンカー即ち作動部材25と解放爪28
がその機能を果たす個所が矢印で示してあり、
又、制御棒31からの駆動ばね30の駆動運動及
び抑止運動、及び当該制御棒により同時に端部駆
動爪29に与えられる回転運動も矢印により示し
てある。
第2図、第4図及び第5図は作動位置に位置し
ている本発明の動力伝達機構が示してある。作動
部材25の第1分岐部26は第1主要部品1の円
板状カム5のリム、従つてその弧状切欠き6と協
働する(分岐部26の第1の停止位置)。第1分
岐部26より低いレベルにある第2分岐部27は
第2主要部品の突出部16間に位置できると共に
当該突出部16の外面に沿つて作動する。解放爪
28は円筒状ギア21の上に残置された状態にあ
り、従つて、解放カム22と協働し、同様にし
て、当該カムの外面に沿つて摺動することが出来
る。
各部品がすでに調節された状態にあつて、スパ
イダー・ベベル・ピニオン8と20を強制的にア
イドラー・ベベル・ピニオン17と係合させる
と、この機構に対する極めて重要な差動装置が形
成される。
一般に、本発明の機械的作動は以下の通りであ
る。
スピンドルの非ラツク運動状態の段階 この段階(第4図)の場合、駆動ばね30の駆
動作用はこの時点では制御棒31で反発を受けず
且つこの時点ではジヤカード制御装置32から作
動させることが出来ないので、作動部材25は円
板状カム5のリムに対して押圧された際その第1
分岐部26が両側の切欠き6のいずれかに係合す
る位置にあり、停止作用を与えると第1主要部品
1全てを係止した状態、即ちボビン10を保持し
ているスピンドル脚部の二重突片体9の変化がな
い位置に保持する。
駆動ギアの一定回転(第1図、第4図及び第5
図の矢印参照)は自然にそのスパイダー・ベベ
ル・ピニオン20に伝えられる。スパイダー・ベ
ベル・ピニオン20はアイドラー・ベベル・ピニ
オン17と係合して同じ差動効果により他方のス
パイダー・ピニオンが保持された状態にある時第
2主要部品2を当該駆動ギア21と同じ方向に回
転させる。中間の第2主要部品2の回転は、駆動
ばね30により強制される揺動回転軸24の作用
により第2分岐部7が突出部16から離れた状態
にあるため、第2分岐部の影響は受けず、即ち周
縁方向の自由回転が行なわれる。
スピンドルのラツク運動が行なわれる段階 この段階(第5図)においては、ジヤカード制
御装置32がその制御棒31に与える駆動作用の
ため、揺動回転軸24の自動回転が(端部駆動爪
29を介して強制され)行なわれ、かくして作動
部材25の第1分岐部26が円板状カム5の切欠
き6から分離され、当該カム5のリムとのみ自由
摩擦する状態にとどまる。また、他方の第2分岐
部27が進行しており、突出部16の間隙のいず
れか1つに挿入され、当該突出部16に係合し、
第2主要部品2を保持する。スパイダー・ベベ
ル・ピニオン20からの駆動作用はアイドラー・
ベベル・ピニオン17に向つて続けられるが、ア
イドラー・ベベル・ピニオン17はその第2主要
部品2の停止作用が原因で移送することが出来な
いので、これらのアイドラー・ベベル・ピニオン
17はシンカー4を、スパイダー・ベベル・ピニ
オン8を介して駆動ギア21の回転方向と反対の
方向へ回転させる。その結果、スピンドル脚部5
0の直径方向で対向する二重突片体9のラツク運
動R(第14図参照)によつてスピンドルの位置
が変化する。これはレースの作成にあたつてヤー
ンの交差を得る目的で探し求められているもので
ある。
制御棒31の駆動作用が停止すると、駆動ばね
30の作用により、第4図に示された段階への上
記主要部品の戻り運動(シンカー4の運動の停
止)が行われ、ばねの応力又はその他の理由に基
づく本機構への損傷は防止される。解放カム22
は解放爪28に当接する場合、爪28に突き当た
ることにより爪を所定の方向へ強制し、かくして
前前駆動ばね30により各主要部品がラツク段階
(第5図)からスピンドル停止段階即ち保持段階
(第4図)に向かうのを確保する。前述の各部材
の位置については第6図乃至第8図(保持段階)
及び第9図乃至第11図(ラツク段階)に明瞭に
示してある。これらの図では切欠き6内に第1分
岐部26が係合する状態が理解され(一方、第2
主要部品2を自由回転させる状態にあり)、同時
にカム22が戻り用の爪28に作用しない状態も
理解されよう。同様にして、ジヤカード制御装置
の駆動の効果による、すでに説明した位置の変化
に起因して第1分岐部26が切欠き6から分離さ
れる一方、他方の第2分岐部27が第2主要部品
2の切欠きの一つに係合され、当該第2主要部品
は保持される。差動作用によつて第1主要部品1
は180゜の回転が完了する迄円筒状ギア21と反対
方向に回転し、この回転中駆動ばね30は第1分
岐部26をカム5に押付ける。駆動ばね30の圧
力及び解放爪28との解放カム22の作用により
回転中切欠き6が第1分岐部26の個所に至る
と、第1分岐部26は当該切欠き6に係合し、全
ての機構はその元の位置へ戻る。
第12図にはジヤカード制御装置と組合つた全
ての制御棒31が前述の戻り運動を開始させるよ
う作動する状態が極めて明瞭に示してあり、又、
駆動ばね30の作動方法についても第12図から
理解出来る。
駆動用の円筒状ギア21は第2主要部品2の2
倍の速度で回転し、即ち、シンカー4と前記円筒
状ギア21を180゜回転させることに注意すべきで
ある。このとき、アイドラー・ベベル・ピニオン
保持具は90゜回転する。この点に関して、上記の
通り第2主要部品2には4個の突出部16が形成
してある。
第13図は第12図におけるシンカー4とボビ
ン10の二重突片体9の係合状態を示しており、
2個のシンカー4の弧状切欠き11内にスピンド
ル脚部50の案内部材52が移動自在に装着され
ている。第14図は第12図に示す状態を詳細に
図示したものであり、複数のシンカー4の間に移
動自在に装着された二重突片体9及びスピンドル
脚部50の案内部材52の停止即ち保持段階及び
移動即ち回転を始めた状態を示している。
第1図に示す第1分岐部26及び第2分岐部2
7を有する作動部材25は第1及び第2停止位置
の間を往復移動する。上記第1停止位置は作動部
材25の第1分岐部26が第1主要部品1のカム
5の切欠き6に係合し、解放爪28が第3主要部
品3のカム22に係合せず且つ、第2主要部品2
が自由に回転する位置である。信号が発生したと
き制御棒31により作動部材25を作動せしめ
て、当該作動部材25は第2停止位置に到達す
る。上記第2停止位置は、作動部材25の第1分
岐部26が上記第1停止位置から離れ、第2分岐
部27が第2主要部品2の突出部16に係合し当
該第2主要部品2の回転を阻止し且つ、解放爪2
8が第3主要部品3の解放カム22に係合する位
置である。
第1主要部品1が180度回転すると同時に第3
主要部品3は360度回転し、当該第3主要部品3
の解放カム22がその360度の回転の終りの部分
で解放爪28を介して作動部材25を上記最初の
第1停止位置に旋転せしめる。
第14図に示す第1主要部品1のシンカー4が
180度回転すると、スピンドル脚部50が休止位
置50aから50bで示す位置に移動する。当該
スピンドル脚部50上にはボビンが装着される。
第13図には上記スピンドル脚部50が詳細に
図示されており、案内部材52は第1主要部品の
シンカー4の弧状切欠き11に沿つて当該スピン
ドル脚部50を180度回転せしめ案内する。
以上説明して来た如く設計してある機構により
得られる利点は一般に以下の通りである。
a 作動部材25の2〜3度の一回の回転で十分
にその2つの分岐部が、係止されるべき第1主
要部品のカムの切欠き6及び第2主要部品の突
出部16に対して非同期的に作動出来ることに
基づく高い機械的信頼性があること。上記切欠
き6の直径方向の位置で常時ボビン駆動装置に
180゜の回転を行なわせ得る。
b スパイダー・ベベル・ピニオン及びアイドラ
ー・ベベル・ピニオンを基にした差動装置の使
用により、保持段階において、駆動ギア及び本
体を保持するアイドラー・ベベル・ピニオンの
みが回転し、一方、ラツク運動段階において、
アイドラー・ベベル・ピニオン保持具が停止状
態にとどまりスパイダー・ベベル・ピニオンと
スピンドル即ちボビン駆動装置が反対に回転す
ることが確実にされる。
c 駆動ギアにリンク結合された解放カム22を
介して同じ揺動回転軸24の上に設けられる補
助解放装置によつて補助されるばね負荷型装置
によりボビンのラツク運動位置からボビン保持
位置への移送時に何ら不適切な係止作用があり
得ないこと。
d この実施態様においては、各主要部品は正確
な時点にのみ作動するが、当該主要部品に対し
て使用される装置は常時作動部品と整合してい
るので任意の保持及び始動を行なう目的で軸方
向に変位される部品が何ら使用されていない。
e 任意の適当な材料で作成された堅牢な部材が
使用され、プラスチツクの高強度及び無音特性
のためプラスチツクを有利に使用することが出
来る。更に、円形状部品又は円筒状部品と揺動
装置の間の接線方向の接触が相当削減されるの
で摩擦が最小になつていることに注意すべきで
ある。
本明細書では本発明の好適態様と考えられるも
のを説明したきたが、特許請求の範囲に記載した
本発明の精神及び範囲を逸脱することなく種々の
変化と変更を当業者には行い得ることは理解され
るべきである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の機構を最も明瞭にする、機
構を構成する全部品の斜視図、第2図は、前記機
構の部品を組立てた前記機構の半断面立面図、第
3図は、第2図の―線における横断面図、第
4図及び第5図は、前記機構の運動について説明
する各主要部品の外部立面図、第6乃至第8図
は、スピンドルとラツクの係合が行なわれない段
階にある各主要部品の状態の説明図、第9図乃至
第11図は、前記ラツクとの係合が行なわれる段
階を示す各主要部品の状態を示す説明図、第12
図は、本発明の機構に、対応するボビン装置を装
着する状態の概略説明図、第13図は第12図に
おけるシンカーとボビンの二重突片体を係合する
状態を示す拡大立面図、第14図は第12図に図
示する、複数のシンカー間に装着した二重突片体
及びスピンドル脚部の案内部材の保持段階及び移
動状態を示す拡大説明図である。 符号の説明、1…第1主要部品、2…第2主要
部品、3…第3主要部品、4…シンカー、5…円
板状カム、6…切欠き、7…延在部、8…スパイ
ダー・ベベル・ピニオン、9…二重突片体、10
…ボビン、11…弧状切欠き、12…貫通孔、1
3…固定軸、14…固定支持板、15…空洞部、
16…突出部、17…アイドラー・ベベル・ピニ
オン、18…中央スタンド即ちブロツク、19…
貫通孔、20…スパイダー・ベベル・ピニオン、
21…駆動ギア、22…解放カム、23…貫通
孔、23′…上部固定支持板、24…揺動回転軸、
25…作動部材、26…第1分岐部、27…第2
分岐部、28…解放爪、29…端部駆動爪、30
…駆動ばね、31…制御棒、32…ジヤカード制
御装置、50…スピンドル脚部、50a…休止位
置、50b…移動位置、52…案内部材。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ボビン駆動装置を運行するシンカー、カム及
    びスパイダー・ベベル・ピニオンから構成される
    第1主要部品と、 外面に突出部を設けると共に内部にアイドラ
    ー・ベベル・ピニオンを有する第2主要部品と、 駆動ギア、スパイダー・ベベル・ピニオン及び
    当該ギア及びピニオンの間に解放カムを有する第
    3主要部品と、 上記3個の主要部品の貫通孔に挿入し当該各々
    の主要部品を回転可能に装着した固定軸と、 上記固定軸に平行な揺動回転軸に、複数の分岐
    部を有する作動部材、解放爪及び駆動爪が装着さ
    れ、当該分岐部は上記第1主要部品のカム及び第
    2主要部品の突出体に各々係合可能であり、上記
    解放爪は第3主要部品の解放カムに当接可能であ
    り、また駆動爪は制御棒に連接されていることを
    特徴とするボビン駆動装置の動力伝達機構。 2 ボビン駆動装置が180゜の回転を行うよう、上
    記第1主要部品がシンカーと、直径方向で対向す
    る2個の切欠きを備えたカムを有すると共に上記
    スパイダー・ベベル・ピニオンを端部に備えられ
    た延在部を有することを特徴とする特許請求の範
    囲第1項に記載のボビン駆動装置の動力伝達機
    構。 3 アイドラー・ベベル・ピニオンを保持する上
    記第2主要部品が管状体で形成され、管状体の外
    部上方に複数の上記突出部を有し、当該管状体内
    部には固定軸挿入用貫通孔を有し且つ上記アイド
    ラー・ベベル・ピニオンを回転可能に装着した中
    央スタンドを装着しており第1主要部品のスパイ
    ダー・ベベル・ピニオンは第2主要部品のアイド
    ラー・ベベル・ピニオンの上部に係合すると共に
    第3主要部品のスパイダー・ベベル・ピニオンは
    上記アイドラー・ベベル・ピニオンの下方に係合
    していることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載のボビン駆動装置の動力伝達機構。 4 上記第3主要部品はスパイダー・ベベル・ピ
    ニオンが解放カムを介して駆動ギアーの上方に保
    持されていることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項に記載のボビン駆動装置の動力伝達機構。 5 上記作動部材には2個の分岐部が設けられて
    おり、その一方の分岐部が第1主要部品のカムの
    切欠きに係合離脱可能であり、他方の分岐部が第
    2主要部品の突出部に係合し、当該各分岐部が揺
    動回転軸の軸線方向に沿つた異なる位置において
    それぞれ上記切欠き及び突出部に係合する状態に
    あり、上記揺動回転軸の駆動爪はジヤカード制御
    装置に接続されている制御棒に接続すると共に当
    該制御棒と対向状態に引張り装置にも接続してお
    り、作動部材が当該引張り装置により片側から駆
    動され他方の側からは上記制御棒によつて駆動さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載のボビン駆動装置の動力伝達機構。 6 上記作動部材の分岐部は二叉形状であり、上
    記解放爪は第3主要部品の解放カム上に位置し所
    定の時点で駆動されることを特徴とする特許請求
    の範囲第4項に記載のボビン駆動装置の動力伝達
    機構。 7 揺動回転軸の揺動角度は、上記引張り装置に
    依存しており、且つジヤカード制御装置に駆動さ
    れる制御棒の揺動は、組合つた作動部材の一方の
    分岐部が第1主要部品のカムの切欠きの1つに係
    合した際ボビン駆動装置が保持される一方、第2
    主要部品は第3主要部品と同一方向に且つアイド
    ラー・ベベル・ピニオン及びスパイダー・ベベ
    ル・ピニオンで形成された差動装置の作用により
    回転し、また揺動回転軸の反対方向への回動によ
    り第1主要部品と係合している分岐部の係合が解
    除され非作動状態になり、他の分岐部がアイドラ
    ー・ベベル・ピニオンを保持する第2主要部品の
    保持を行なうことを特徴とする特許請求の範囲第
    5項又は第6項に記載のボビン駆動装置の動力伝
    達機構。 8 駆動ばねを有する引張り装置及びジヤカード
    制御装置に結合された制御棒に対する支持点を定
    める上記駆動爪に前記揺動回転軸がリンク結合さ
    れ、引張り装置がボビン駆動装置のその作動段階
    からその停止段階までの自動的な戻り運動を生ぜ
    しめ、該引張り装置による上記戻り運動が、当該
    揺動回転軸に装着した解放爪を打つた時点で駆動
    ギア及びそのスパイダー・ベベル・ピニオンの間
    に装着した解放カムにより行なわれ、前記揺動回
    転軸が前記制御棒によつて保持段階から回転段階
    までボビン駆動装置を通過させるようにしたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第5項、第6項又は
    第7項に記載のボビン駆動装置の動力伝達機構。
JP14286377A 1977-01-08 1977-11-30 Mechanism for rack movement Granted JPS5386870A (en)

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ES454896A ES454896A1 (es) 1977-01-08 1977-01-08 Mecanismo para el movimiento de traslacion de los husos en maquinas de bolillos.

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Publication Number Publication Date
JPS5386870A JPS5386870A (en) 1978-07-31
JPS6311464B2 true JPS6311464B2 (ja) 1988-03-14

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JP14286377A Granted JPS5386870A (en) 1977-01-08 1977-11-30 Mechanism for rack movement

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DE (1) DE2758125C2 (ja)
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ES454896A1 (es) 1978-01-01
DE2758125A1 (de) 1978-07-13
DE2758125C2 (de) 1982-12-16
JPS5386870A (en) 1978-07-31
US4232769A (en) 1980-11-11

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