JPH01169148A - 伝動ベルト - Google Patents

伝動ベルト

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JPH01169148A
JPH01169148A JP32745387A JP32745387A JPH01169148A JP H01169148 A JPH01169148 A JP H01169148A JP 32745387 A JP32745387 A JP 32745387A JP 32745387 A JP32745387 A JP 32745387A JP H01169148 A JPH01169148 A JP H01169148A
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transmission belt
pulley
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Kazuhiro Yamada
一浩 山田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は無段変速機のV溝プーリ間に掛は渡して用いる
伝動ベルトに関するものである。
(従来の技術) この種伝動ベルトは通常、多数のリンクプレートをピン
により順次連結して構成した無終端リンク連結体を具え
、この無終端リンク連結体に長手方向へ順次配してプー
リV溝と摩擦係合するV形ブロックを設けて構成する。
しかしてかかる伝動ベルトは、特定周波数での騒音レベ
ルが高くなり、その対策として従来特開昭59−226
730号公報に記載の如(、V形ブロックのプーリ軸線
方向幅を僅かに異ならせて2種類以上のV形ブロックを
用い、これらを無終端リンク連結体の長手方向にランダ
ムに配列して特定周波数の騒音レベルが特に高くなるこ
とのないようにする技術が提案された。
又本願出願人も先に実願昭62−92838号により、
リンクプレート間を連結するピンとしてロッカジヨイン
トピンを用い、ロッカジヨイントピンを構成する転動部
材の円筒面が曲率半径を異にする2種類以上のロッカジ
ヨイントピンをランダムに配列して特定周波数の騒音レ
ベルが特に高くなることのないようにする技術を提案済
である。
(発明が解決しようとする問題点) しかして、これらいずれの伝動ベルトにおいても、2種
類以上のVブロン2間や2種類以上のロッカジヨイント
ピン間でプーリ巻付き径が異なってトルク変動を生ずる
こととなり、特に伝動ベルトが車両用無段変速機の出力
プーリに最大走行径で巻付く停車直前に、上記プーリ巻
付き径の相違にともなうトルク変動が出力プーリ以後の
車輪駆動系と共振して増幅され、大きな振動を発生する
ことを確かめた。
(問題点を解決するための手段) 本発明はこの問題を解決するため2種類以上のV形ブロ
ック又は2種類以上のロッカジヨイントピンに関する特
殊な配列を提案するものである。
すなわち第1発明は、 多数のリンクプレートをピンにより順次連結した無終端
リンク連結体を具え、この無終端リンク連結体に長手方
向へ順次配してプーリV溝と摩擦係合する多数のV形ブ
ロックを設け、これらV形ブロックとしてプーリ軸線方
向幅が異なる2種類以上のV形ブロックを用いた伝動ベ
ルトにおいて、前記2種類以上のV形ブロックを、最大
走行径でプーリv溝に巻付く時伝動ベルト1回転当りの
トルク変動波形が2周期以上の変動を示すよう配列した
構成に特徴づけられ、 第2発明は、 同じ曲率半径の円筒面で互に接して転動可能な一対の転
動部材よりなるロッカジヨイントピンにより多数のリン
クプレートを順次連結して構成した無終端リンク連結体
を具え、この無終端リンク連結体に長手方向へ順次配し
てプーリ V溝と摩擦係合する多数のV形ブロックを設
け、ロッカジヨイントピンの転動部材円筒面に2種類以
上の曲率半径を設定した伝動ベルトにおいて、 前記2種類以上のロッカジヨイントピンを、最大走行径
でプーリ V溝に巻付(時伝動ベルト1回転当りのトル
ク変動波形が2周期以上の変動を示すように配列した構
成に特徴づけられる。
(作 用) 伝動ベルトの実用中、プーリ V溝に位置しているV形
ブロックはV溝プーリとの間で摩擦係合により動力の受
渡しを行うと共に、無終端リンク連結体との間でも動力
の受渡しを行って、所定の動力伝達を行うことができる
ところで、V形ブロックとしてプーリ軸線方向幅が異な
る2種類以上のV形ブロックを用いたり、無終端リンク
連結体のリンクプレート連結ピンとして転動部材円筒面
の曲率半径が異なる2種類以上のロッカジヨイントピン
を用いているため、特定周波数の騒音レベルが特に高く
なることはない。
又、上記2種類以上のV形ブロック又は2種類以上のロ
ッカジヨイントピンを、最大走行径でプーリV溝に巻付
く時伝動ベルト1回転当りのトルク変動波形が2周期以
上の変動を示すよう配列したため、2種類以上のV形ブ
ロック間又は2種類以上のロッカジヨイントピン間でプ
ーリ巻付き径が異なってトルク変動を生ずると錐も、無
段変速機搭載車の停車直前に、上記プーリ巻付き径の相
違にともなうトルク変動が車輪駆動系と共振して増幅さ
れ、大きな振動を発生するような事態を回避することが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。
第1図乃至第3図は本発明伝動ベルトの一実施例を示す
要部切欠平面図、要部縦断側面図、及び縦断正面図であ
る。
図中1は多数のピンを示し、これらピン1により多数の
リンクプレート2を順次連結して無終端リンク連結体3
,4を構成する。これら無終端りリンク連結体3.4を
横方向に包囲するV形ブロック6を順次リンク連結体3
.4の長手方向に隙間なく設ける。
これがため、各V形ブロック6にリンク連結体3.4が
貫通するための窓6aを形成するが、ピン1の両端をも
受容すべき窓6aは5 a /で示すように幅広とする
。又、各V形ブロック6には窓6a間を仕切る突起6b
を設け、これによりリンク連結体3゜4のピン方向相対
位置を不変に保つ。なおV形ブロック6の厚さbはピン
配列ピッチP。の整数分の1、好ましくはX以下として
、V形ブロック6間に隙間が発生しないようにすると共
に、ブレが生じないようV形ブロック6を打抜き可能に
するのが良い。
更に、V形ブロック6としてはプーリ軸線方向幅WがW
=30.0mm、 W=30.05 mm、 W=30
.1On++nのように異なる3種類のV形ブロックを
用い、これら3種類のV形ブロックを基本的にはリンク
連結体3.4の長手方向へランダムに配列するが、この
配列に当り以下のことを考慮する。
即ち、プーリV溝7に対し第3図の如くに摩擦係合する
伝動ベルトを第4図に示すように入出力プーリ8,9間
に掛は渡し、矢印方向へ動力伝達を行っている場合につ
き述べると、出力プーリトルクT。は To =T+ ’ Ra  T2 ’ Reで表わされ
る。ところでAWB、、IWcは伝動ベルトの走行につ
れ、異なる幅のV形ブロックがB。
0点に位置するため変化し、出力トルクR8もこれにと
もない変化してトルク変動を生ずる。
Toの変動は伝動ベルト1回転を基本周期としているた
め、基本周波数f、を次式により求めることができる。
f、−一 β R2・ω2 β 60I! 一方、車速Vs (km/h)はタイヤ半径をR5、タ
イヤ回転数をNt1ファイナルギヤ比を1.とすると、 ■、=2πRL ” NtX60X10−6で表わされ
るが、N t = N2/ 1 pだからN2 =!+
’Vs /2πRLX60X10−’が求まり、従って となる。ここで、出力プーリ以後における車輪駆動系の
共振周波数をf’、出力プーリのトルク変動1周期にお
ける変動うねり数をm(整数)とすると、fv′、mf
、の時出力プーリのトルク変動が車輪駆動系と共振して
大きな振動を発生する。
この時の車速V、を求めるに、 だから、 となる。この式から明らかなように、mを大きくすれば
するほど、他が固有の定数のため、共振車速V、が低く
なり、停車迄トルク変動が共振により大きな振動を生ず
ることはなくなる。
本発明はこの観点から、3種類のV形ブロック6を、最
大走行径(最低速変速比)で出力プーリ9に巻付く時伝
動ベルト1回転当りのトルク変動波形(m)が2周期以
上の変動を示すよう配列し、これにより停車直前にV形
ブロック幅Wの相違に基づくトルク変動が車輪駆動系と
共振することのないようにする。
図示例では、j’=720 mm、 ip =5.57
、RL=274 +nm、 R2=80mm (最低速
変速比)、rv=2.9)1zであることとして前記3
種類のV形ブロック幅W=30.0mm、 W=30.
05 mm、 W=30.10 mmを設定したが、こ
の場合共振車速VsはV、=4.62 − km/h となる。そして、出力プーリのトルり変
動が第8図の如くに発生し、m=11程度であることか
ら、Vs =0.42 km/hになってほとんどトル
ク変動の共振にともなう振動を感じなくすることができ
ることを確かめた。
なお、図示例の如くV形ブロック6間に隙間が生じない
ようにする場合、以下の利点が得られる。
即ちV形ブロック6間に隙間がある場合、ブロック6間
の衝突により騒音や振動が大きくなるだけ=なく、第6
図に示す如く外力gがV形ブロック6に作用した時V形
ブロックが傾いてしまう。この時、力の釣合式はx−f
l +y (f+f+ )〉0により求まる力f1だけ
V形ブロックにかかる力の上下方向成分が増してf+f
+の上下方向力がV形ブロックに作用するようになる。
しかして、V形ブロック6間に隙間が存在しない図示例
では、ブロック6間の衝突にともなう騒音や振動の問題
を生じないのはもとより、第5図に示す外力gによって
も隣りのV形ブロックに支えられて傾(ことがなく、従
ってV形ブロックにはプーリからの上下方向力fが作用
するのみでV形ブロックの耐久性を向上させることがで
きる。
なお上述の例では、3種類のV形ブロック6の配列を工
夫して所期の目的を達成することとしたが、第7図の如
くV形ブロック6は全て同じとし、ピン1として、同じ
曲率半径の円筒面で転動し合う一対の転動部材1a、 
lbよりなるロッカジヨイントピン1を用い、これらロ
ッカジヨイントピンの転動部材円筒面に2種類以上の曲
率半径rl+r2+r3を設定して、これら3種類のロ
ッカジヨイントピンをランダムに配列した伝動ベルトの
場合も、前述した例と同様の考え方に基づき3種類のロ
ッカジヨイントピンを、最大走行径でプーリv溝7に巻
付く時伝動ベルト1回転当りのトルク変動波形が2周期
以上の変動を示すよう配列することで、同様の目的を達
成することができる。
(発明の効果) かくして本発明伝動ベルトは上述の如く、2種類以上の
V形ブロック又は2種類以上のロッカジヨイントピンを
、最大走行径でプーリV溝に巻付く時伝動ベルト1回転
当りのトルク変動波形が2周期以上の変動を示すよう配
列したから、V形ブロックの種類やロッカジヨイントの
種類が異なることによって生ずるトルク変動が車輪駆動
系と共振する車速を極く低車速とすることができ、この
共振にともなう振動をほとんど感じなくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明伝動ベルトの一実施例を示す要部横断平
面図、 第2図及び第3図は夫々間じくその要部縦断側面図及び
縦断正面図、 第4図は伝動ベルトのプーリ巻掛は状態図、第5図及び
第6図は夫々V形ブロックが非傾動状態と傾動状態の説
明図、 第7図は本発明伝動ベルトの他の例を示し、同図(a)
はその要部横断平面図、(b)は縦断正面図、(C) 
は要部縦断側面図、 第8図は本発明伝動ベルトを用いた場合の出力プーリの
トルク変動波形図である。 1・・・ピン(ロッカジヨイントピン)la、  lb
・・・転動部材   2・・・リンクプレート3.4・
・・無終端リンク連結体 6・・・V形ブロック   7・・・プーリV溝訃・・
大力プーリ    9・・・出力プーリ特許出願人  
日産自動車株式会社 第3図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、多数のリンクプレートをピンにより順次連結した無
    終端リンク連結体を具え、この無終端リンク連結体に長
    手方向へ順次配してピーリV溝と摩擦係合する多数のV
    形ブロックを設け、これらV形ブロックとしてプーリ軸
    線方向幅が異なる2種類以上のV形ブロックを用いた伝
    動ベルトにおいて、 前記2種類以上のV形ブロックを、最大走行径でプーリ
    V形に巻付く時伝動ベルト1回転当りのトルク変動波形
    が2周期以上の変動を示すよう配列したことを特徴とす
    る伝動ベルト。 2、同じ曲率半径の円筒面で互に接して転動可能な一対
    の転動部材よりなるロッカジョイントピンにより多数の
    リンクプレートを順次連結して構成した無終端リンク連
    結体を具え、この無終端リンク連結体に長手方向へ順次
    配してプーリV溝と摩擦係合する多数のV形ブロックを
    設け、ロッカジョイントピンの転動部材円筒面に2種類
    以上の曲率半径を設定した伝動ベルトにおいて、 前記2種類以上のロッカジョイントピンを、最大走行径
    でプーリV溝に巻付く時伝動ベルト1回転当りのトルク
    変動波形が2周期以上の変動を示すよう配列したことを
    特徴とする伝動ベルト。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61130644A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 ボーグ・ワーナー・コーポレーシヨン 無端の伝動チエーンベルト

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61130644A (ja) * 1984-11-29 1986-06-18 ボーグ・ワーナー・コーポレーシヨン 無端の伝動チエーンベルト

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