JPH01169120A - ギアシャフト取付構造 - Google Patents
ギアシャフト取付構造Info
- Publication number
- JPH01169120A JPH01169120A JP62324969A JP32496987A JPH01169120A JP H01169120 A JPH01169120 A JP H01169120A JP 62324969 A JP62324969 A JP 62324969A JP 32496987 A JP32496987 A JP 32496987A JP H01169120 A JPH01169120 A JP H01169120A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circlip
- bearing
- gear
- case
- gear shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 11
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 5
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/067—Fixing them in a housing
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C19/00—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
- F16C19/02—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows
- F16C19/04—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly
- F16C19/06—Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing balls essentially of the same size in one or more circular rows for radial load mainly with a single row or balls
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/61—Toothed gear systems, e.g. support of pinion shafts
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C35/00—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers
- F16C35/04—Rigid support of bearing units; Housings, e.g. caps, covers in the case of ball or roller bearings
- F16C35/06—Mounting or dismounting of ball or roller bearings; Fixing them onto shaft or in housing
- F16C35/062—Dismounting of ball or roller bearings
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gears, Cams (AREA)
- Mounting Of Bearings Or Others (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
イ８８発明目的
（産業上の利用分野）
本発明は、ケース内にベアリングを介して回転自在に取
り付けられるギアシャフトの取付構造に関し、さらに詳
しくは、上記ベアリングがサークリップによりケースに
取り付けられる場合での取付構造に関する。
り付けられるギアシャフトの取付構造に関し、さらに詳
しくは、上記ベアリングがサークリップによりケースに
取り付けられる場合での取付構造に関する。
（従来の技術）
トランスミッションケース内等に配される各種シャフト
は、通常、ベアリングを介して゛ケースに対して回転自
在に支持される。このような構造の例として、例えば、
特公昭４８−１３０１５号に開示のものがある。
は、通常、ベアリングを介して゛ケースに対して回転自
在に支持される。このような構造の例として、例えば、
特公昭４８−１３０１５号に開示のものがある。
この場合において、シャフトがケース内で軸方向に移動
しては好ましくないので、シャフトの軸方向の移動を規
制する必要がある。このような軸方向の移動規制を行わ
せる場合、シャフトを回転自在に支持するベアリングを
シャフトに固定するとともに、ベアリングとケースとの
間にサークリップを配して、ケースに対するベアリング
の軸方向の移動を規制する方法がある。
しては好ましくないので、シャフトの軸方向の移動を規
制する必要がある。このような軸方向の移動規制を行わ
せる場合、シャフトを回転自在に支持するベアリングを
シャフトに固定するとともに、ベアリングとケースとの
間にサークリップを配して、ケースに対するベアリング
の軸方向の移動を規制する方法がある。
このようなサークリップを用いた構造の例を第６図に示
す、この構造においては、ギアとシャフトとが一体にな
ったギアシャフト１の左側部に、ボールベアリング２が
、圧入されるとともにスナップリング６により抜は止め
がなされて取り付けられており、この状態でボールベア
リング２がケース３に形成された保持孔３ａ内に挿入さ
れて、ギアシャフト１がケース３によりベアリング２を
介して回転自在に支持される。ここで、ベアリング２の
外周面に形成された第１サークリップ溝２ａと保持孔３
ａの内周面に形成された第２サークリップ溝３ｂとは、
ベアリング２が保持孔に完全に挿入された状態で対向し
、図示のように両溝２ａ、３ｂに架は渡ってサークリッ
プ４が配設されている。このため、このサークリップ４
によりベアリング２のケース３に対する軸方向の移動が
規制され、ひいてはギアシャフト１の軸方向に移動が規
制される。
す、この構造においては、ギアとシャフトとが一体にな
ったギアシャフト１の左側部に、ボールベアリング２が
、圧入されるとともにスナップリング６により抜は止め
がなされて取り付けられており、この状態でボールベア
リング２がケース３に形成された保持孔３ａ内に挿入さ
れて、ギアシャフト１がケース３によりベアリング２を
介して回転自在に支持される。ここで、ベアリング２の
外周面に形成された第１サークリップ溝２ａと保持孔３
ａの内周面に形成された第２サークリップ溝３ｂとは、
ベアリング２が保持孔に完全に挿入された状態で対向し
、図示のように両溝２ａ、３ｂに架は渡ってサークリッ
プ４が配設されている。このため、このサークリップ４
によりベアリング２のケース３に対する軸方向の移動が
規制され、ひいてはギアシャフト１の軸方向に移動が規
制される。
このサークリップ４を図示のように配設するためには、
第４図に示すようなサークリップツール５０の先端５１
．５１によりサークリップ４を押し拡げてサークリップ
４を第２サークリップ溝３ｂ内に入り込ませ、この状態
でベアリング２を保持孔３内に挿入させ、この後、サー
クリップ４を元に戻して図示のように両溝２ａ、３ｂに
架は渡した状態にする。このためには、サークリップ
・ツール５０の先端部５１によりサークリップ４を押し
拡げるための作業空間が必要であり、この例では、ケー
ス３の外方から作業空間７を形成するとともに、この作
業空間７をプラグ８により覆うようにしている。これは
、図示のようにギアシャフト１のギア１ａの外径がベア
リング２の外径より大きく、ケース３の内部からでは、
ギア１ａが邪魔になって、サークリップツール５０を用
いることができないためである。
第４図に示すようなサークリップツール５０の先端５１
．５１によりサークリップ４を押し拡げてサークリップ
４を第２サークリップ溝３ｂ内に入り込ませ、この状態
でベアリング２を保持孔３内に挿入させ、この後、サー
クリップ４を元に戻して図示のように両溝２ａ、３ｂに
架は渡した状態にする。このためには、サークリップ
・ツール５０の先端部５１によりサークリップ４を押し
拡げるための作業空間が必要であり、この例では、ケー
ス３の外方から作業空間７を形成するとともに、この作
業空間７をプラグ８により覆うようにしている。これは
、図示のようにギアシャフト１のギア１ａの外径がベア
リング２の外径より大きく、ケース３の内部からでは、
ギア１ａが邪魔になって、サークリップツール５０を用
いることができないためである。
（発明が解決しようとする問題）
ところが、上記のような構造を用いた場合には、作業空
間７を覆うためのプラグが必要であり、このためコスト
アップに繋がり、また、プラグ取付のためのボスを設け
る必要があり、ケース重量が増加するという問題がある
。
間７を覆うためのプラグが必要であり、このためコスト
アップに繋がり、また、プラグ取付のためのボスを設け
る必要があり、ケース重量が増加するという問題がある
。
本発明は、このようなことから、サークリップツールに
よるサークリップの取付け・取外しのための作業空間を
ケース内側に形成することができるような構造を提供す
ることを目的とする。
よるサークリップの取付け・取外しのための作業空間を
ケース内側に形成することができるような構造を提供す
ることを目的とする。
口０発明の構成
（問題を解決するための手段）
上記目的達成のための手段として、本発明のギアシャフ
ト取付構造は、ギアシャフトをその内部に回転自在に収
納支持する支持ケースに、ギアシャフトの側部に取り付
けられたベアリングを挿入させて保持する保持孔を形成
し、この保持孔に挿入された状態のベアリングを、ベア
リング外周に形成された第１サークリップ清と保持孔内
周面に形成された第２サークリップ溝とに架は渡して配
設したサークリップにより、保持孔内に固定保持させる
ようになっており、保持孔に、サークリップツールによ
るサークリップの取付け・取外しを行わせるための径方
向外方に拡がるとともに支持ケース内に開口した作業空
間を形成し、ギアシャフトのギアには作業空間と側方か
ら対向する作業孔を形成し、この作業孔を通ってサーク
リップツールの先端を作業空間内へ挿入させて、サーク
リップの取付け・取外しをケース内側から行うことがで
きるようにしている。
ト取付構造は、ギアシャフトをその内部に回転自在に収
納支持する支持ケースに、ギアシャフトの側部に取り付
けられたベアリングを挿入させて保持する保持孔を形成
し、この保持孔に挿入された状態のベアリングを、ベア
リング外周に形成された第１サークリップ清と保持孔内
周面に形成された第２サークリップ溝とに架は渡して配
設したサークリップにより、保持孔内に固定保持させる
ようになっており、保持孔に、サークリップツールによ
るサークリップの取付け・取外しを行わせるための径方
向外方に拡がるとともに支持ケース内に開口した作業空
間を形成し、ギアシャフトのギアには作業空間と側方か
ら対向する作業孔を形成し、この作業孔を通ってサーク
リップツールの先端を作業空間内へ挿入させて、サーク
リップの取付け・取外しをケース内側から行うことがで
きるようにしている。
（実施例）
以下、図面を用いて本発明の好ましい実施例について説
明する。
明する。
第１図は本発明に係るギアシャフト構造を有したトラン
スミッションＴの断面を示し、このトランスミッション
Ｔは第１および第２ゲース４０゜４５内にトルクコンバ
ータ、変速ギア機構等を収納して構成されている。トラ
ンスミッションＴの図中左側には、図示しないエンジン
が取り付けられ、このエンジンの出力軸１１がドライブ
プレート１２を介して、トルクコンバータ１３のポンプ
１３ａに接続されている。このトルクコンバータ１３の
タービン１３ｃは変速機構入力軸１４に接続されており
、このため、エンジン出力は、ポンプ１３ａ、ステータ
１３ｂ、タービン１３ｃからなるトルクコンバータ１３
により変速されて入力軸１４に伝達される。
スミッションＴの断面を示し、このトランスミッション
Ｔは第１および第２ゲース４０゜４５内にトルクコンバ
ータ、変速ギア機構等を収納して構成されている。トラ
ンスミッションＴの図中左側には、図示しないエンジン
が取り付けられ、このエンジンの出力軸１１がドライブ
プレート１２を介して、トルクコンバータ１３のポンプ
１３ａに接続されている。このトルクコンバータ１３の
タービン１３ｃは変速機構入力軸１４に接続されており
、このため、エンジン出力は、ポンプ１３ａ、ステータ
１３ｂ、タービン１３ｃからなるトルクコンバータ１３
により変速されて入力軸１４に伝達される。
入力軸１４と、この入力軸１４の下方にこれと平行に配
された出力軸１８との間には、複数の変速ギア列が並列
に配されており、クラッチ作動により、変速ギア列を選
択することにより、所定の変速比（ギア比）を選択して
変速を行わせることができるようになっている。具体的
には、例えば、入力軸１４に固設されたドライブギア１
５が出力軸１８上に出力軸１８に対して回転自在に取り
付けられたドリブンギア１６と噛合しており、且つドリ
ブンギア１６と出力軸１８との間には、油圧作動クラッ
チ１７が配設されている。このため、油圧作動クラッチ
１７を係合させると、ドリブンギア１６と出力軸１８と
は一体に繋げられ、入力軸１４の回転は両ギア１５．１
６のギア比により定まる変速比により出力軸１８に伝達
される。なお、このような変速ギア列が複数個並列に配
されているのであるが、ここではその説明は省略する。
された出力軸１８との間には、複数の変速ギア列が並列
に配されており、クラッチ作動により、変速ギア列を選
択することにより、所定の変速比（ギア比）を選択して
変速を行わせることができるようになっている。具体的
には、例えば、入力軸１４に固設されたドライブギア１
５が出力軸１８上に出力軸１８に対して回転自在に取り
付けられたドリブンギア１６と噛合しており、且つドリ
ブンギア１６と出力軸１８との間には、油圧作動クラッ
チ１７が配設されている。このため、油圧作動クラッチ
１７を係合させると、ドリブンギア１６と出力軸１８と
は一体に繋げられ、入力軸１４の回転は両ギア１５．１
６のギア比により定まる変速比により出力軸１８に伝達
される。なお、このような変速ギア列が複数個並列に配
されているのであるが、ここではその説明は省略する。
出力軸１８には、アウトプットドライブギア１９が固設
されており、このアウトプットドライブギア１９は、出
力軸１８の下方にこれと平行に配されたギアシャフト２
０と一体に形成されたアウトプットドリブンギア２０ａ
と噛合している。このギアシャフト２０は、その両端に
おいてボールベアリング２１およびローラーベアリング
３０を介して第１および第２ケース４０．４５により回
転自在に支持されている。
されており、このアウトプットドライブギア１９は、出
力軸１８の下方にこれと平行に配されたギアシャフト２
０と一体に形成されたアウトプットドリブンギア２０ａ
と噛合している。このギアシャフト２０は、その両端に
おいてボールベアリング２１およびローラーベアリング
３０を介して第１および第２ケース４０．４５により回
転自在に支持されている。
ギアシャフト２０の内径部には、インターナルスプライ
ンが形成されており、外方から挿入されたドライブシャ
フト３１とスプライン３１ａによる係合がなされている
。このため、変速ギア機構により変速された出力軸１８
の回転は、アウトプットドライブギア１９を介してギア
シャフト２０に伝達され、これがドライブシャフト３１
に出力される。なお、トランスミッションＴ内にオイル
を封入しておくため、ドライブシャフト３１と第１ケー
ス４０との間には、オイルシール３３が配され、このオ
イルシール３３の外側側面には、オイルシール３３のリ
ップ保護のためのガイドブレート３５が第１ケースに取
り付けられて配設されている。
ンが形成されており、外方から挿入されたドライブシャ
フト３１とスプライン３１ａによる係合がなされている
。このため、変速ギア機構により変速された出力軸１８
の回転は、アウトプットドライブギア１９を介してギア
シャフト２０に伝達され、これがドライブシャフト３１
に出力される。なお、トランスミッションＴ内にオイル
を封入しておくため、ドライブシャフト３１と第１ケー
ス４０との間には、オイルシール３３が配され、このオ
イルシール３３の外側側面には、オイルシール３３のリ
ップ保護のためのガイドブレート３５が第１ケースに取
り付けられて配設されている。
上記のトランスミッションＴにおけるギアシャフトの取
付構造を、第２図を用いて詳細に説明する。このギアシ
ャフト２０は、前述のようにその両端においてベアリン
グ２１．３０を介して回転自在にケース４０．４５に取
り付けられているのであるが、右側ローラーベアリング
３０は回転支持のみであり、ギアシャフト２０の軸方向
の位置規制は、左側のボールベアリング２１によりなさ
れる。
付構造を、第２図を用いて詳細に説明する。このギアシ
ャフト２０は、前述のようにその両端においてベアリン
グ２１．３０を介して回転自在にケース４０．４５に取
り付けられているのであるが、右側ローラーベアリング
３０は回転支持のみであり、ギアシャフト２０の軸方向
の位置規制は、左側のボールベアリング２１によりなさ
れる。
ボールベアリング２１は、ギアシャフト２０の左側部上
に圧入され、さらに、スナップリング２３により抜は止
めがなされており、ギアシャフト２０に固定されている
。このようにギアシャフト２０に固定された状態で、ベ
アリング２１は第１ケース４０に形成されたベアリング
保持孔４１内に挿入されている。このようにベアリング
２１が保持孔４１内に挿入された状態では、ベアリング
２１の外周面に形成された第１サークリップ溝２１ａと
、保持孔４１の内周面に形成された第２サークリップ溝
４２とが対向しており、両溝２１ａ、４２とに架は渡る
ようにリング状のサークリップ２２が配設されて、ベア
リング２１が第１ゲース４０に固定保持される。このた
め、ギアシャフト２０の軸方向の位置も決められる。
に圧入され、さらに、スナップリング２３により抜は止
めがなされており、ギアシャフト２０に固定されている
。このようにギアシャフト２０に固定された状態で、ベ
アリング２１は第１ケース４０に形成されたベアリング
保持孔４１内に挿入されている。このようにベアリング
２１が保持孔４１内に挿入された状態では、ベアリング
２１の外周面に形成された第１サークリップ溝２１ａと
、保持孔４１の内周面に形成された第２サークリップ溝
４２とが対向しており、両溝２１ａ、４２とに架は渡る
ようにリング状のサークリップ２２が配設されて、ベア
リング２１が第１ゲース４０に固定保持される。このた
め、ギアシャフト２０の軸方向の位置も決められる。
上記サークリップ２２は、図示のように両サークリップ
溝２１ａ、４２に架は渡されて配設されるものであるた
め、ベアリング２１を保持孔４１内に挿入した後、サー
クリップ２２の取付けを行うことはできない、このため
、サークリップ２２は、第３図（第２図の右側面図）に
示すようにリングが１箇所において切断されるとともに
、この切断部２２ａが外方に曲げられている。そして、
サークリップ２２の取付けに際しては、第４図に示すサ
ークリップツール５０の先端部５１．５１によりサーク
リップ２２の切断部２２ａを押し拡げ、第５図に示すよ
うにサークリップ２２を第２サークリップ溝４２内に入
り込ませる。
溝２１ａ、４２に架は渡されて配設されるものであるた
め、ベアリング２１を保持孔４１内に挿入した後、サー
クリップ２２の取付けを行うことはできない、このため
、サークリップ２２は、第３図（第２図の右側面図）に
示すようにリングが１箇所において切断されるとともに
、この切断部２２ａが外方に曲げられている。そして、
サークリップ２２の取付けに際しては、第４図に示すサ
ークリップツール５０の先端部５１．５１によりサーク
リップ２２の切断部２２ａを押し拡げ、第５図に示すよ
うにサークリップ２２を第２サークリップ溝４２内に入
り込ませる。
但し、サークリップツール５０の先端部５１によりサー
クリップ２２を押し拡げるための作業空間４３が必要で
あり、このため、保持孔４１の一部に径方向外方に拡が
るとともにケース内に開放された作業空間４３が形成さ
れており、さらに、ギアシャフト２０には、作業空間４
３と側方がら対向する部分に円周方向等間隔で複数の作
業孔２ｏｂが形成されている（第３図参照）。これによ
り、第２図に鎖線で示すように、サークリップツール５
０の先端部５１をケース内方から、作業孔２０ｂを通し
て作業空間４３内に挿入させて、サークリップ２２の取
付け・取外しを行うことができる。
クリップ２２を押し拡げるための作業空間４３が必要で
あり、このため、保持孔４１の一部に径方向外方に拡が
るとともにケース内に開放された作業空間４３が形成さ
れており、さらに、ギアシャフト２０には、作業空間４
３と側方がら対向する部分に円周方向等間隔で複数の作
業孔２ｏｂが形成されている（第３図参照）。これによ
り、第２図に鎖線で示すように、サークリップツール５
０の先端部５１をケース内方から、作業孔２０ｂを通し
て作業空間４３内に挿入させて、サークリップ２２の取
付け・取外しを行うことができる。
このようにしてサークリップツール５ｏによりサークリ
ップ２２の切断部２２ａを押し拡げた後、第５図の矢印
で示すように、ギアシャフト２０とともにベアリング２
１を保持孔４１内に挿入する。ベアリング２１が保持孔
４１内に完全に挿入されると、第２サークリップ渭４２
は第１サークリップ渭２１ａと対向するなめ、サークリ
ップツール５０による切断部２２ａの押し拡げを解除す
れば、サークリップ２２はそれ自身のスプリング力によ
り径方向に縮小して内周側が第１サークリップ渭２１ａ
に入り込み、第２図に示すように、両溝２１ａ、４２に
架は渡って位置する。
ップ２２の切断部２２ａを押し拡げた後、第５図の矢印
で示すように、ギアシャフト２０とともにベアリング２
１を保持孔４１内に挿入する。ベアリング２１が保持孔
４１内に完全に挿入されると、第２サークリップ渭４２
は第１サークリップ渭２１ａと対向するなめ、サークリ
ップツール５０による切断部２２ａの押し拡げを解除す
れば、サークリップ２２はそれ自身のスプリング力によ
り径方向に縮小して内周側が第１サークリップ渭２１ａ
に入り込み、第２図に示すように、両溝２１ａ、４２に
架は渡って位置する。
以上のようにしてサークリップ２２の取付けを行うこと
ができるのであるが、このように取付なサークリップ２
２を取り外すには、上記と逆の操作をすればよい。
ができるのであるが、このように取付なサークリップ２
２を取り外すには、上記と逆の操作をすればよい。
ハ１発明の詳細
な説明したように、本発明によれば、支持ケースに形成
された保持孔に挿入された状態のベアリングを、ベアリ
ング外周に形成された第１サークリップ溝と保持孔内周
面に形成された第２サークリップ溝とに架は渡して配設
したサークリップにより、保持孔内に固定保持させるよ
うになっており、保持孔に、サークリップツールによる
サークリップの取付け・取外しを行わせるための径方向
外方に拡がるとともに支持ケース内に開口した作業空間
を形成し、ギアシャフトのギアには作業空間と側方から
対向する作業孔を形成しているので、この作業孔を通っ
てサークリップツールの先端を作業空間内へ挿入させて
、サークリップの取付け・取外しをケース内側から行う
ことができる。このため、従来におけるように作業空間
をケース外方に開放させて形成した場合に必要とされた
作業空間を塞ぐためのプラグが不要となり、その構造が
簡単となる。
された保持孔に挿入された状態のベアリングを、ベアリ
ング外周に形成された第１サークリップ溝と保持孔内周
面に形成された第２サークリップ溝とに架は渡して配設
したサークリップにより、保持孔内に固定保持させるよ
うになっており、保持孔に、サークリップツールによる
サークリップの取付け・取外しを行わせるための径方向
外方に拡がるとともに支持ケース内に開口した作業空間
を形成し、ギアシャフトのギアには作業空間と側方から
対向する作業孔を形成しているので、この作業孔を通っ
てサークリップツールの先端を作業空間内へ挿入させて
、サークリップの取付け・取外しをケース内側から行う
ことができる。このため、従来におけるように作業空間
をケース外方に開放させて形成した場合に必要とされた
作業空間を塞ぐためのプラグが不要となり、その構造が
簡単となる。
第１図は本発明に係るギアシャフト取付構造を有したト
ランスミッションの断面図、 第２図は上記ギアシャフト取付構造を示す断面図、 第３図は第２図のギアシャフトを示す側面図、第４図は
サークリップツールを示す正面図、第５図は上記取付構
造でのベアリング取付部を拡大して示す断面図、 第６図は従来のギアシャフト取付構造を示す断面図であ
る。 １３・・・トルクコンバータ １７・・・クラッチ２０
・・・ギアシャフト ２０ｂ・・・作業孔２１・・・
ベアリング ２２・・・サークリップ４０・・・第
１ケース ４１・・・保持孔４３・・・作業空間
ランスミッションの断面図、 第２図は上記ギアシャフト取付構造を示す断面図、 第３図は第２図のギアシャフトを示す側面図、第４図は
サークリップツールを示す正面図、第５図は上記取付構
造でのベアリング取付部を拡大して示す断面図、 第６図は従来のギアシャフト取付構造を示す断面図であ
る。 １３・・・トルクコンバータ １７・・・クラッチ２０
・・・ギアシャフト ２０ｂ・・・作業孔２１・・・
ベアリング ２２・・・サークリップ４０・・・第
１ケース ４１・・・保持孔４３・・・作業空間
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １）回転シャフトおよびギアが一体に形成されたギアシ
ャフトと、該ギアシャフトの側部に取り付けられた前記
ギアの外径より小さな外径のベアリングと、該ベアリン
グを取り付けた状態で前記ギアシャフトを収容させ、前
記ベアリングを介して前記ギアシャフトを回転自在に支
持する支持ケースとからなるギアシャフト取付構造にお
いて、前記支持ケースには前記ベアリングを挿入させて
保持する保持孔が形成され、該保持孔に挿入された前記
ベアリングは、該ベアリングの外周に形成された第１サ
ークリップ溝と前記保持孔の内周面に形成された該第１
サークリップ溝に対向する第２サークリップ溝とに架け
渡されて配設されたサークリップにより、前記保持孔内
に固定保持され、 前記保持孔には、サークリップツールによる前記サーク
リップの取付け・取外しを行わせるための径方向外方に
拡がるとともに前記支持ケース内に開口した作業空間が
形成され、前記ギアには該作業空間と側方から対向する
作業孔が形成され、該作業孔を通ってサークリップツー
ルの先端を前記作業空間内へ挿入させることができるよ
うにしたことを特徴とするギヤシャフト取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62324969A JPH01169120A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ギアシャフト取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62324969A JPH01169120A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ギアシャフト取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01169120A true JPH01169120A (ja) | 1989-07-04 |
| JPH0557450B2 JPH0557450B2 (ja) | 1993-08-24 |
Family
ID=18171649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62324969A Granted JPH01169120A (ja) | 1987-12-22 | 1987-12-22 | ギアシャフト取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01169120A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1270974A3 (en) * | 2001-06-27 | 2004-11-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Mounting structure for rolling bearing |
| FR2919573A1 (fr) * | 2007-08-01 | 2009-02-06 | Valeo Embrayages | Agencement pour la fixation d'un dispositif modulaire d'embrayage sur un arbre mene |
| JP2011169430A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Honda Motor Co Ltd | 動力伝達装置の軸支持構造 |
| JP2012159094A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Isuzu Motors Ltd | 変速機の回転軸支持構造 |
| US20190170191A1 (en) * | 2017-12-05 | 2019-06-06 | Jtekt Corporation | Bearing housing and rolling bearing device |
| FR3083274A1 (fr) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | Valeo Embrayages | Moyeu de transmission de couple et systeme de transmission pour vehicule automobile |
| DE102020212895B3 (de) | 2020-10-09 | 2021-08-26 | Vitesco Technologies Germany Gmbh | Anordnung einer Welle mit einem Zahnrad und einem Lager sowie einem Werkzeug |
-
1987
- 1987-12-22 JP JP62324969A patent/JPH01169120A/ja active Granted
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1270974A3 (en) * | 2001-06-27 | 2004-11-17 | Koyo Seiko Co., Ltd. | Mounting structure for rolling bearing |
| FR2919573A1 (fr) * | 2007-08-01 | 2009-02-06 | Valeo Embrayages | Agencement pour la fixation d'un dispositif modulaire d'embrayage sur un arbre mene |
| JP2011169430A (ja) * | 2010-02-19 | 2011-09-01 | Honda Motor Co Ltd | 動力伝達装置の軸支持構造 |
| JP2012159094A (ja) * | 2011-01-28 | 2012-08-23 | Isuzu Motors Ltd | 変速機の回転軸支持構造 |
| US20190170191A1 (en) * | 2017-12-05 | 2019-06-06 | Jtekt Corporation | Bearing housing and rolling bearing device |
| JP2019100472A (ja) * | 2017-12-05 | 2019-06-24 | 株式会社ジェイテクト | 軸受用ハウジング及び転がり軸受装置 |
| US10550888B2 (en) * | 2017-12-05 | 2020-02-04 | Jtekt Corporation | Bearing housing and rolling bearing device |
| FR3083274A1 (fr) * | 2018-06-27 | 2020-01-03 | Valeo Embrayages | Moyeu de transmission de couple et systeme de transmission pour vehicule automobile |
| DE102020212895B3 (de) | 2020-10-09 | 2021-08-26 | Vitesco Technologies Germany Gmbh | Anordnung einer Welle mit einem Zahnrad und einem Lager sowie einem Werkzeug |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0557450B2 (ja) | 1993-08-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100901608B1 (ko) | 유체 작동 가능한 듀얼 클러치를 구비한 자동차용 기어 변속기 | |
| US20050206134A1 (en) | Motor module for a hybrid electro-mechanical transmission | |
| JP4259521B2 (ja) | 車両用自動変速機 | |
| EP1748181A2 (en) | Startup torque transmitting mechanism of an internal combustion engine | |
| JPH01169120A (ja) | ギアシャフト取付構造 | |
| JP2002098165A (ja) | 発進クラッチ | |
| JP3393697B2 (ja) | 遊星歯車装置におけるピニオンシャフトの潤滑構造 | |
| US6360861B1 (en) | Clutch having a damper spring | |
| JP2006275258A (ja) | スプロケット | |
| JP4045610B2 (ja) | 自動変速機の潤滑装置 | |
| JP2004347030A (ja) | 自動変速機 | |
| JPH07269577A (ja) | 軸受保持構造および軸の支持方法 | |
| US6024197A (en) | Support structure for clutch hub | |
| JP3731713B2 (ja) | 自動変速機の遊星歯車機構 | |
| US5649456A (en) | Transmission gear support structure | |
| JPH0251645A (ja) | 自動変速機におけるスラストワッシャ装着装置 | |
| JPH0218458B2 (ja) | ||
| KR100254206B1 (ko) | 자동변속기 | |
| JPH0517489Y2 (ja) | ||
| EP1239190B1 (en) | Transmission unit | |
| JP3655955B2 (ja) | 自動車用トランスファ装置 | |
| US5848950A (en) | Differential gear capable of deriving differential restriction force by frictional resistance with rotations of pinion and side gears | |
| JPS6148028B2 (ja) | ||
| JPH01169177A (ja) | オイルシール取付部構造 | |
| JP3512666B2 (ja) | 車両用自動変速機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |