JPH01168169A - 照明方式決定の支援装置 - Google Patents
照明方式決定の支援装置Info
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- JPH01168169A JPH01168169A JP62325961A JP32596187A JPH01168169A JP H01168169 A JPH01168169 A JP H01168169A JP 62325961 A JP62325961 A JP 62325961A JP 32596187 A JP32596187 A JP 32596187A JP H01168169 A JPH01168169 A JP H01168169A
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- Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
この発明は、撮像用照明方式に関するデータを格納する
知識ベース部と、照明方式に関する推奨案を導出する推
論部と、データや撮像条件を入力し推奨案を表示する入
出力部とを具備する装置であって、とくに知識ベース部
は拡散性差異条件と正反射条件とを備え、照明系と光学
系とに関する具体的データを含む推奨案を導出しうる照
明方式決定の支援装置に関する。
知識ベース部と、照明方式に関する推奨案を導出する推
論部と、データや撮像条件を入力し推奨案を表示する入
出力部とを具備する装置であって、とくに知識ベース部
は拡散性差異条件と正反射条件とを備え、照明系と光学
系とに関する具体的データを含む推奨案を導出しうる照
明方式決定の支援装置に関する。
従来装置の構成について、第1図を参照しながら説明す
る。この第1図は本発明の構成を示すブロック図である
が、従来装置の構成も共通に示す。 同図において、10は知識ベース部で、撮像用照明方法
についての知識、経験、ノウハウとしての撮像条件1選
定規則、結論、照明方式に関する諸データを格納してい
る。20は推論部で、入力される実際の撮像条件と前記
知識ベース部10からの前記諸データとに基づいて照明
方式に関する推奨案を導出する。この推論部20の、知
識ベース部10とのやりとりは推論制御に基づ(。3は
入出力部で、知識ベース部10に諸データが、また推論
部20に実際の撮像条件がそれぞれ入力され、かつ前記
推奨基が表示される。 知識ベース部10は本質的には記憶装置であり、その構
成は、第9図に示すように、大別すると描像条件部21
9選定規則部12.結論部13および照明方式部14か
らなる。 撮像条件部21は、検査項目と付帯条件との複数個の組
からなる。検査項目は、例えば凹み、打痕や汚れ、異物
、文字判別、取付方向など21項目に分類される。付帯
条件は、検査をおこなう際に検査の可否と照明方式とを
決定する上で必要となる各検査項目に特有な条件であり
、例えば凹部、打痕に対しては、滑面か粗面か;汚れに
対しては、表面にしわがあるか、文字3図柄部があるか
;異物に対しては、表面付着か含有か、異物は同質小片
か異物物体か、彫刻、模様部があるか;文字判別に対し
は、印字位置は確定しているか;取付方向に対しは、他
の部品の陰になっていないか□といったものである。 選定規則部12は、検査の可否判定や適切な照明方式を
選定する専門家の判断の仕方ないし判断則が記述された
ものである。 結論部13は、検査可能、照明実験の必要、および検査
不可能の3段階の水準に分かれ、「検査可能Jおよび「
照明実験の必要」の水準にはそれぞれ適切な複数個の推
奨照明法が記述される。 照明方式部14には、例えば落射照明や反射拡散照明、
直接白熱球2灯照明1円環状光源直接照明など約20種
類の照明方式がグラフィック表示可能な形で格納されて
いる。
る。この第1図は本発明の構成を示すブロック図である
が、従来装置の構成も共通に示す。 同図において、10は知識ベース部で、撮像用照明方法
についての知識、経験、ノウハウとしての撮像条件1選
定規則、結論、照明方式に関する諸データを格納してい
る。20は推論部で、入力される実際の撮像条件と前記
知識ベース部10からの前記諸データとに基づいて照明
方式に関する推奨案を導出する。この推論部20の、知
識ベース部10とのやりとりは推論制御に基づ(。3は
入出力部で、知識ベース部10に諸データが、また推論
部20に実際の撮像条件がそれぞれ入力され、かつ前記
推奨基が表示される。 知識ベース部10は本質的には記憶装置であり、その構
成は、第9図に示すように、大別すると描像条件部21
9選定規則部12.結論部13および照明方式部14か
らなる。 撮像条件部21は、検査項目と付帯条件との複数個の組
からなる。検査項目は、例えば凹み、打痕や汚れ、異物
、文字判別、取付方向など21項目に分類される。付帯
条件は、検査をおこなう際に検査の可否と照明方式とを
決定する上で必要となる各検査項目に特有な条件であり
、例えば凹部、打痕に対しては、滑面か粗面か;汚れに
対しては、表面にしわがあるか、文字3図柄部があるか
;異物に対しては、表面付着か含有か、異物は同質小片
か異物物体か、彫刻、模様部があるか;文字判別に対し
は、印字位置は確定しているか;取付方向に対しは、他
の部品の陰になっていないか□といったものである。 選定規則部12は、検査の可否判定や適切な照明方式を
選定する専門家の判断の仕方ないし判断則が記述された
ものである。 結論部13は、検査可能、照明実験の必要、および検査
不可能の3段階の水準に分かれ、「検査可能Jおよび「
照明実験の必要」の水準にはそれぞれ適切な複数個の推
奨照明法が記述される。 照明方式部14には、例えば落射照明や反射拡散照明、
直接白熱球2灯照明1円環状光源直接照明など約20種
類の照明方式がグラフィック表示可能な形で格納されて
いる。
前記の目的を達成するために、本発明に係る、照明方式
の支援装置は、 撮像用照明方式の知識、経験、ノウハウに関するデータ
を格納する知識ベース部と、入力される撮像条件と前記
知識ベース部からの前記データとに基づき照明方式に関
する推奨基を導出する推論部と、前記知識ベース部に前
記データを、前記推論部に前記撮像条件をそれぞれ入力
し、かつ前記推奨基を表示する入出力部とを具備する装
置において、 前記知識ベース部は、任意の二つの対象物ごとに最大の
コントラストが得られる照明方向および撮像方向に関す
るデータを示す拡散性差異条件と、任意の対象物ごとに
最大の反射光強度が得られる照明方向および撮像方向に
関するデータを示す正反射条件とを備え、 前記推奨基には、照明系に関し相互の位置関係について
のデータと、光学系に関するデータとが含まれる。
の支援装置は、 撮像用照明方式の知識、経験、ノウハウに関するデータ
を格納する知識ベース部と、入力される撮像条件と前記
知識ベース部からの前記データとに基づき照明方式に関
する推奨基を導出する推論部と、前記知識ベース部に前
記データを、前記推論部に前記撮像条件をそれぞれ入力
し、かつ前記推奨基を表示する入出力部とを具備する装
置において、 前記知識ベース部は、任意の二つの対象物ごとに最大の
コントラストが得られる照明方向および撮像方向に関す
るデータを示す拡散性差異条件と、任意の対象物ごとに
最大の反射光強度が得られる照明方向および撮像方向に
関するデータを示す正反射条件とを備え、 前記推奨基には、照明系に関し相互の位置関係について
のデータと、光学系に関するデータとが含まれる。
知識ベース部が備える拡散性差異条件、正反射条件、照
明系、光学系の各推奨データ、およびその他の既存デー
タと、入出力部を介して入力される撮像条件とに基づき
、推論部が、描像用照明方式に関し、照明系、光学系に
ついてのデータを含む推奨基を導出する。
明系、光学系の各推奨データ、およびその他の既存デー
タと、入出力部を介して入力される撮像条件とに基づき
、推論部が、描像用照明方式に関し、照明系、光学系に
ついてのデータを含む推奨基を導出する。
本発明に係る実施例を示す照明方式決定の支援装置につ
いて、以下に図面を参照しながら説明する。 第1図はこの支援装置の構成を示すブロック図で、同図
におけるように、この支援装置は大網的には既に説明し
た従来例と同じで、従来例と異なるのは知識ベース部1
と推論部2との内容である。 この知識ベース部1は、その構成が第2図に示されるよ
うに、基本的には既に述べた従来例の第9図と同じで、
異なるのは、撮像条件部11に拡散性差異条件11aと
、正反射条件11bとが、また別に材質条件11c、形
状条件11d、検出精度条件11e、単体・複数体条件
11fなどが付加される点である。 拡散性差異条件11aは、任意の二つの対象物ごとに最
大のコントラストが得られる照明方向および撮像方向に
関するデータを示し、以下に第3図〜第5図を参照しな
がら説明する。第3図はカメラ、照明、対象物などの配
置を示す側面図、第4図は対象物と背景物とに関する、
照明方向に対するカメラへの入射光強度の特性図、第5
図は照明方向に対する入射光強度比の特性図である。 第3図において、31はカメラ、32は照明、Aは対象
物で、例えば有無を検査すべき付着物、Bは背景物で、
例えば対象物(付着物)Aが付着する部品である。カメ
ラ31の光軸は背景物Bの法線方向と一致している。こ
の光軸に対し、照明32の主方向は角度θをなす。Da
、Dbは、照明光の、それぞれ対象物A、背景物Bから
の反射光で、カメラ31の光軸方向の成分の強度である
。第4図において、横軸に角度θを、縦軸に反射光強度
Da、 Dbをとる。また、第5図において、横軸に角
度θを、縦軸にDa、Dbの大きい方を分母に、小さい
方を分子に置いた比率、例えばDb/Da(Db <D
a)をとる。 したがって、対象物A、背景物Bについて、撮像したと
き最大のコントラストが得られる、つまりもっとも顕著
に画像表現される照明方向は、第5図における角度θC
で示され、このことが、拡散性差異条件11aの一例で
ある。 正反射条件11bは、任意の対象物ごとに最大の反射光
強度が得られる照明方向および撮像方向に関するデータ
ないし記述であって、当然ながら対象物の形状によって
異なる。 また、材質条件11cは、各材質と、その色1表面状態
に関する情報で、例えば表面状態では、粗い、やや粗い
、滑らか、光沢性などである。形状条件lidは、対象
物が立体の場合には、方形体。 円柱2円環など約十種類に類型化され、さらに面形状(
ねじ面、歯車面など)、縁形状(面取り。 丸みなど)に関する記述である。検出精度条件lieは
、ユーザがどの程度までの精度で検出したいかについて
の記述である。単体・複数対条件11fは、対象物が連
続体か、個体か、また個体であれば検査部分が複数箇所
かどうか等の、検査領域を決定するための条件が記述さ
れる。 なお、選定規則部12.結論部13.照明方式部14は
、従来例におけるのと全く同じである。 推論部2は、従来例におけるのとは異った内容の推奨案
を出力する。すなわち、この推奨案は、照明系、光学系
に関するデータを含んでいて、具体的には以下に説明す
る。 この支援装置の推論動作について、第6図のフローチャ
ートを参照しながら説明する。この例の場合は、石油缶
の把手の有無検査で、この検査目的に適切な照明方式の
推奨案が求められる。 動作に先立って、まずユーザに対し、どのような検査を
したいかの質問が選択方式でなされ、「有無検査」が選
ばれる。ステップS1で、「対象物の形状1寸法」につ
いての質問がなされ、これに対しステップS2で、把手
にもっとも近い形状として「平板」とともに、縦、横、
高さの各寸法a、b、cが入力される0次のステップS
3で、「面取りはしであるか」との質問がなされ、ステ
ップS4で、「NO」との応答がなされると、ステップ
S5で、[正反射条件による判別は難しい」との第1の
判断(推奨)がなされる。 ステップS6で、対象物としての把手と、背景物として
の石油缶とについて、拡散性差異条件に基づく質問がな
される。すなわち、把手9石油缶の材質1色2表面状態
について質問される。これに対し、ステップS7で、把
手については、「材質は鉄、色は白、表面状態は塗装面
で滑らか」、石油缶については、例えば「材質は鉄、色
は鉄の金属光沢、表面状態は滑らか」、と応答入力され
る。そこで、ステップS8で、最大のコントラストが得
られる照明方向、例えば第3図における角度θCが特定
され提示される。 次に、ステップS9で、付帯条件として「把手が他の部
品によって遮られることはないが」と質問される。ステ
ップSIOで、rNOJと応答される。ステップSll
で、「把手は複数個がどうがJとの質問がなされ、ステ
ップS12でrNo、と応答され、質問応答はすべて終
わる。なお、この場合は有無検査であるから、検出精度
についての質問はなされない。 そして、ステップS13において、推奨案として次の内
容が提示されて終了する。すなわち、検査の可否判定は
「検査可能」、照明実験の要・不要は「要」、照明方式
の推奨案は「白熱灯4灯照明」、また、照明系アドバイ
スは・・・・・・(省略)、光学系アドバイスは・・・
・・・(省略)。なお、照明系アドバイスは、カメラ、
対象物、光源の各位置関係(方面、距離など)に関し、
また光学系アドバイスは、カメラの焦点距離、接写リン
グの仕様、カメラの台数などに関し、それぞれ具体的デ
ータを付けた形でなされ、したがって、これらのデータ
に基づき実際に、照明系の設計や光学系の選択が可能と
なる。 さて、推論部2から導出され、入出力部3の表示器、例
えばCRTデイスプレーによってグラフィック表示され
る照明方式の二つの推奨案について、第7図、第8図を
参照しながら説明する。 第7図は反射拡散照明方式を示し、検査の対象物30A
が背景物30Bの表面に付着しており、これと対向して
上方に撮像カメラ31、右側方に光源32、左側方に反
射拡散板33がそれぞれ配置される。光源32からの光
は、矢印で示したように反射拡散板33、対象物30A
、背景物30Bの表面をへて撮像カメラ31に入射する
。 第8図は円環状蛍光灯直接照明方式を示し、対象物40
の上表面40aが撮像面で、これと対向して撮像カメラ
41イク設置される。円環状蛍光灯42は、撮像カメラ
4工の光軸と同軸に配置され、撮像面40aからの反射
光は撮像カメラ41に入射する。 以上のように、照明方式の推奨案はグラフィック表示さ
れるから、その内容が直観的で分かりゃすい利点がある
。
いて、以下に図面を参照しながら説明する。 第1図はこの支援装置の構成を示すブロック図で、同図
におけるように、この支援装置は大網的には既に説明し
た従来例と同じで、従来例と異なるのは知識ベース部1
と推論部2との内容である。 この知識ベース部1は、その構成が第2図に示されるよ
うに、基本的には既に述べた従来例の第9図と同じで、
異なるのは、撮像条件部11に拡散性差異条件11aと
、正反射条件11bとが、また別に材質条件11c、形
状条件11d、検出精度条件11e、単体・複数体条件
11fなどが付加される点である。 拡散性差異条件11aは、任意の二つの対象物ごとに最
大のコントラストが得られる照明方向および撮像方向に
関するデータを示し、以下に第3図〜第5図を参照しな
がら説明する。第3図はカメラ、照明、対象物などの配
置を示す側面図、第4図は対象物と背景物とに関する、
照明方向に対するカメラへの入射光強度の特性図、第5
図は照明方向に対する入射光強度比の特性図である。 第3図において、31はカメラ、32は照明、Aは対象
物で、例えば有無を検査すべき付着物、Bは背景物で、
例えば対象物(付着物)Aが付着する部品である。カメ
ラ31の光軸は背景物Bの法線方向と一致している。こ
の光軸に対し、照明32の主方向は角度θをなす。Da
、Dbは、照明光の、それぞれ対象物A、背景物Bから
の反射光で、カメラ31の光軸方向の成分の強度である
。第4図において、横軸に角度θを、縦軸に反射光強度
Da、 Dbをとる。また、第5図において、横軸に角
度θを、縦軸にDa、Dbの大きい方を分母に、小さい
方を分子に置いた比率、例えばDb/Da(Db <D
a)をとる。 したがって、対象物A、背景物Bについて、撮像したと
き最大のコントラストが得られる、つまりもっとも顕著
に画像表現される照明方向は、第5図における角度θC
で示され、このことが、拡散性差異条件11aの一例で
ある。 正反射条件11bは、任意の対象物ごとに最大の反射光
強度が得られる照明方向および撮像方向に関するデータ
ないし記述であって、当然ながら対象物の形状によって
異なる。 また、材質条件11cは、各材質と、その色1表面状態
に関する情報で、例えば表面状態では、粗い、やや粗い
、滑らか、光沢性などである。形状条件lidは、対象
物が立体の場合には、方形体。 円柱2円環など約十種類に類型化され、さらに面形状(
ねじ面、歯車面など)、縁形状(面取り。 丸みなど)に関する記述である。検出精度条件lieは
、ユーザがどの程度までの精度で検出したいかについて
の記述である。単体・複数対条件11fは、対象物が連
続体か、個体か、また個体であれば検査部分が複数箇所
かどうか等の、検査領域を決定するための条件が記述さ
れる。 なお、選定規則部12.結論部13.照明方式部14は
、従来例におけるのと全く同じである。 推論部2は、従来例におけるのとは異った内容の推奨案
を出力する。すなわち、この推奨案は、照明系、光学系
に関するデータを含んでいて、具体的には以下に説明す
る。 この支援装置の推論動作について、第6図のフローチャ
ートを参照しながら説明する。この例の場合は、石油缶
の把手の有無検査で、この検査目的に適切な照明方式の
推奨案が求められる。 動作に先立って、まずユーザに対し、どのような検査を
したいかの質問が選択方式でなされ、「有無検査」が選
ばれる。ステップS1で、「対象物の形状1寸法」につ
いての質問がなされ、これに対しステップS2で、把手
にもっとも近い形状として「平板」とともに、縦、横、
高さの各寸法a、b、cが入力される0次のステップS
3で、「面取りはしであるか」との質問がなされ、ステ
ップS4で、「NO」との応答がなされると、ステップ
S5で、[正反射条件による判別は難しい」との第1の
判断(推奨)がなされる。 ステップS6で、対象物としての把手と、背景物として
の石油缶とについて、拡散性差異条件に基づく質問がな
される。すなわち、把手9石油缶の材質1色2表面状態
について質問される。これに対し、ステップS7で、把
手については、「材質は鉄、色は白、表面状態は塗装面
で滑らか」、石油缶については、例えば「材質は鉄、色
は鉄の金属光沢、表面状態は滑らか」、と応答入力され
る。そこで、ステップS8で、最大のコントラストが得
られる照明方向、例えば第3図における角度θCが特定
され提示される。 次に、ステップS9で、付帯条件として「把手が他の部
品によって遮られることはないが」と質問される。ステ
ップSIOで、rNOJと応答される。ステップSll
で、「把手は複数個がどうがJとの質問がなされ、ステ
ップS12でrNo、と応答され、質問応答はすべて終
わる。なお、この場合は有無検査であるから、検出精度
についての質問はなされない。 そして、ステップS13において、推奨案として次の内
容が提示されて終了する。すなわち、検査の可否判定は
「検査可能」、照明実験の要・不要は「要」、照明方式
の推奨案は「白熱灯4灯照明」、また、照明系アドバイ
スは・・・・・・(省略)、光学系アドバイスは・・・
・・・(省略)。なお、照明系アドバイスは、カメラ、
対象物、光源の各位置関係(方面、距離など)に関し、
また光学系アドバイスは、カメラの焦点距離、接写リン
グの仕様、カメラの台数などに関し、それぞれ具体的デ
ータを付けた形でなされ、したがって、これらのデータ
に基づき実際に、照明系の設計や光学系の選択が可能と
なる。 さて、推論部2から導出され、入出力部3の表示器、例
えばCRTデイスプレーによってグラフィック表示され
る照明方式の二つの推奨案について、第7図、第8図を
参照しながら説明する。 第7図は反射拡散照明方式を示し、検査の対象物30A
が背景物30Bの表面に付着しており、これと対向して
上方に撮像カメラ31、右側方に光源32、左側方に反
射拡散板33がそれぞれ配置される。光源32からの光
は、矢印で示したように反射拡散板33、対象物30A
、背景物30Bの表面をへて撮像カメラ31に入射する
。 第8図は円環状蛍光灯直接照明方式を示し、対象物40
の上表面40aが撮像面で、これと対向して撮像カメラ
41イク設置される。円環状蛍光灯42は、撮像カメラ
4工の光軸と同軸に配置され、撮像面40aからの反射
光は撮像カメラ41に入射する。 以上のように、照明方式の推奨案はグラフィック表示さ
れるから、その内容が直観的で分かりゃすい利点がある
。
以上説明したように、この発明においては、知識ベース
部が備える拡散性差異条件、正反射条件、照明系、光学
系の各推奨データ、およびその他の既存データと、入出
力部を介して入力される撮像条件とに基づき、推論部が
、撮像用照明方式に関し、照明系、光学系についてのデ
ータを含む推奨案を導出する。 したがって、この発明によれば、従来の技術に比べて次
のようなすぐれた効果がある。検査の可否、照明実験の
要・不要の判定とともに、「検査可能」、「照明実験要
」の場合に、カメラ、対象物、光源間の相互の位置関係
を含む照明系に関する推奨案と、対物レンズの焦点距離
、接写リングの仕様、カメラ台数を含む光学系に関する
推奨案とが、導出され提案される。したがって、照明系
。 光学系のより具体的な設計が可能となり、ひいては適切
な照明方式を決定することができる。
部が備える拡散性差異条件、正反射条件、照明系、光学
系の各推奨データ、およびその他の既存データと、入出
力部を介して入力される撮像条件とに基づき、推論部が
、撮像用照明方式に関し、照明系、光学系についてのデ
ータを含む推奨案を導出する。 したがって、この発明によれば、従来の技術に比べて次
のようなすぐれた効果がある。検査の可否、照明実験の
要・不要の判定とともに、「検査可能」、「照明実験要
」の場合に、カメラ、対象物、光源間の相互の位置関係
を含む照明系に関する推奨案と、対物レンズの焦点距離
、接写リングの仕様、カメラ台数を含む光学系に関する
推奨案とが、導出され提案される。したがって、照明系
。 光学系のより具体的な設計が可能となり、ひいては適切
な照明方式を決定することができる。
第1図は本発明に係る実施例の構成を示すブロック図、
第2図は知識ベース部の構成図、
第3図は拡散性差異条件算出についての説明図でカメラ
、照明、対象物などの配置を示す側面図、第4図は対象
物と背景物とに関する、照明方向に対するカメラへの入
射光強度の特性図、第5図は照明方向に対する入射光強
度比の特性図、第6図は推論動作を例示するフローチャ
ート、第7図は一推奨案のグラフインク表示の説明図、
第8図は別の推奨案のグラフィック表示の説明図、第9
図は従来例における知識ベース部の構成図である。 符号説明 1:知識ベース部、2:推論部、3:入出力部、ll:
撮像条件部、lla :拡散性差異条件、11b=正
反射条件、12:選定規則部、呻
、照明、対象物などの配置を示す側面図、第4図は対象
物と背景物とに関する、照明方向に対するカメラへの入
射光強度の特性図、第5図は照明方向に対する入射光強
度比の特性図、第6図は推論動作を例示するフローチャ
ート、第7図は一推奨案のグラフインク表示の説明図、
第8図は別の推奨案のグラフィック表示の説明図、第9
図は従来例における知識ベース部の構成図である。 符号説明 1:知識ベース部、2:推論部、3:入出力部、ll:
撮像条件部、lla :拡散性差異条件、11b=正
反射条件、12:選定規則部、呻
Claims (1)
- 1)撮像用照明方式の知識、経験、ノウハウに関するデ
ータを格納する知識ベース部と、入力される撮像条件と
前記知識ベース部からの前記データとに基づき照明方式
に関する推奨案を導出する推論部と、前記知識ベース部
に前記データを、前記推論部に前記撮像条件をそれぞれ
入力し、かつ前記推奨案を表示する入出力部とを具備す
る装置において、前記知識ベース部は、任意の二つの対
象物ごとに最大のコントラストが得られる照明方向およ
び撮像方向に関するデータを示す拡散性差異条件と、任
意の対象物ごとに最大の反射光強度が得られる照明方向
および撮像方向に関するデータを示す正反射条件とを備
え、前記推奨案には、照明系に関し相互の位置関係につ
いてのデータと、光学系に関するデータとが含まれるこ
とを特徴とする照明方式決定の支援装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32596187A JPH0720208B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 照明方式決定の支援装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32596187A JPH0720208B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 照明方式決定の支援装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01168169A true JPH01168169A (ja) | 1989-07-03 |
JPH0720208B2 JPH0720208B2 (ja) | 1995-03-06 |
Family
ID=18182530
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32596187A Expired - Lifetime JPH0720208B2 (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 照明方式決定の支援装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0720208B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07220058A (ja) * | 1991-07-12 | 1995-08-18 | Omron Corp | 照明条件設定支援装置および方法 |
JP2017046021A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社Jvcケンウッド | 水中撮影装置、水中撮影装置の制御方法、水中撮影装置の制御プログラム |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32596187A patent/JPH0720208B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07220058A (ja) * | 1991-07-12 | 1995-08-18 | Omron Corp | 照明条件設定支援装置および方法 |
JP2017046021A (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社Jvcケンウッド | 水中撮影装置、水中撮影装置の制御方法、水中撮影装置の制御プログラム |
WO2017033498A1 (ja) * | 2015-08-24 | 2017-03-02 | 株式会社Jvcケンウッド | 水中撮影装置、水中撮影装置の制御方法、水中撮影装置の制御プログラム |
US10594947B2 (en) | 2015-08-24 | 2020-03-17 | JVC Kenwood Corporation | Underwater imaging apparatus, method for controlling an underwater imaging apparatus, and program for controlling an underwater imaging apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0720208B2 (ja) | 1995-03-06 |
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