JPH01167617A - 電磁流量計 - Google Patents

電磁流量計

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JPH01167617A
JPH01167617A JP32571087A JP32571087A JPH01167617A JP H01167617 A JPH01167617 A JP H01167617A JP 32571087 A JP32571087 A JP 32571087A JP 32571087 A JP32571087 A JP 32571087A JP H01167617 A JPH01167617 A JP H01167617A
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茂 後藤
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Norihiro Shukutani
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、磁場を被測定流体に印加しその流量を測定す
る電磁流量計に係り、特にその励磁方式とこれに伴なう
信号処理方式を改良した電磁流量計に関する。
〈従来の技術〉 工業用の電磁流量計は従来から商用電源を用いて励磁す
る商用周波の励磁方式が採用されてきた。
商用周波の励磁方式は、(イ)応答速度が早く低コスト
に出来る。(ロ)スラリ性の流体や低導電率の流体で発
生する流速と共に増加する低周波のランダムノイズ(以
下、フローノイズという)の影響を受けがたい、という
利点があるが、稼動状態で比較的に長期1例えば1日程
度の間、放置しておくとゼロ点が変動するという欠点が
ある。
このため、商用周波の1/2.あるいはこれ以下の低周
波で励磁する低周波励磁方式が採用されるようになった
。低周波励磁方式にすると周知のようにゼロ点の安定な
電磁流量計が得られる利点がある。しかし、励磁周波数
が低いのでフローノイズの周波数と近接し、このためフ
ローノイズの影響を受は易く、特に流速が大になるとこ
の影響が顕著になる。また、フローノイズの影響を軽減
するためにダンピングをかけると応答が遅くなる欠点を
有している。
そこで9例えば特願昭62−50809号(発明の名称
:電磁流量計)で提案されているように商用周波数のl
lI磁電流成分とこれより低い周波数の励磁電流成分を
励磁コイルに同時に流して複合磁場を形成し、これによ
って発生する各励磁電流に対応する周波数の信号電圧を
格別にアナログ/デジタル変換器によりデジタル信号に
変換してマイクロコンピュータに読み込みデジタル式に
信号処理をする複合励磁方式が提案されている。
以下、この従来のtra流量計について第4図〜第7図
を用いてその概要を説明する。
第4図はこの従来の電磁流量計の構成を示すブロック図
である。
10は電磁流量計の検出器の導管であり、絶縁性のライ
ニングがその内面に施されている。11a+11bは信
号電圧を検出するための電極である。12は励磁コイル
であり、これによって発生した磁場が被測定流体に印加
される。励磁コイル12には、励磁口R13から励磁電
流I、が供給されている。
励磁回路13は次のように構成されている。基準電圧E
1は増幅器Q1の非反転入力端(+)に印加され、その
出力端はトランジスタQ2のベースに接続されている。
トランジスタQ2のエミッタは抵抗Rfを介してコモン
COMに接続されると共に増幅器Q1の反転入力端(−
)に接続されている。コモンCOMとトランジスタQ2
のコレクタとの開には励磁電圧EsがスイッチSW2と
SW3の直列回路とこれに並列に接続されたスイッチS
W4とSWSの直列回路を介して印加される。励磁コイ
ル12はスイッチsw2、sw、の接続点とスイッチS
W、j 、SW、の接続点にそれぞれ接続される。タイ
ミング信号S2.S、、S4、S5はそれぞれスイッチ
SW2、SW3、SWa 、SW5の開閉を制御する。
一方、信号電圧は電極11a、llbで検出され、前置
増幅器14に出力される。前置増幅器14でコモンモー
ド電圧の除去とインピーダンス変換がなされその出力端
15に出力される。
出力端15における前置増幅器14の出力はアナログ/
デジタル変換器(A/D L ) 16とアナログ/デ
ジタル変換器(A/DB )17でそれぞれデジタル信
号に変換されてバス18を介してランダムアクセスメモ
リ(RAM)19に格納される。リードオンリーメモリ
(ROM)20には所定の演算プログラムおよび初期デ
ータが格納されており、プロセッサ(CPU)21の制
御の基にROM20に格納された演算手順にしたがって
演算され、その結果はRAM19に格納される。
22はクロヅク発生器であり、ここで発生されたクロッ
クは分周器23で1 / nに分周されシステムクロッ
クShとしてCPU21とアナログ/デジタル変換器1
7に供給される。
CPU21はROM20に格納された演算プログラムに
従いバス18を介してタイミング信号量カポ−) (T
o>24に励磁電流1.の波形を決めるタイミングを出
力する。タイミング信号出力ボート24はこのタイミン
グに従い励磁電流を切換えるタイミング信号S2、S3
、S4、S5を出力する。
また、タイミング信号出力ボート24はCPU21の指
定するタイミングに従いタイミング信号S1をアナログ
/デジタル変換器16に出力し前1増幅器14の出力を
サンプルする。
一方、ROM20に格納された演算プログラムによりR
AM19に格納されたデータを用いてCPU21により
所定の演算が実行され、その演算の結果はRAM19に
格納されると共にバス18を介してデジタル/アナログ
変換器25を介して出力端26に流量出力として出力さ
れる。
次に、第5図に示すタイミング図、第6図に示すフロー
チャート図、第7図に示す演算図を用いて第4図に示す
実施例の動作を説明する。
第4図に示す分周器23の出力に得られるシステムクロ
ックShは第5図(a)に示す波形であり、これがCP
U21に供給されている。
第6図のステップ1において、CPU21はこのシステ
ムクロックShの割込タイミングく第5図(g))に同
期してROM20に格納された所定の演算プログラムに
よりバス18を介してタイミング信号出力ポート24に
励磁波形の切換タイミングを示すタイミング信号を出力
する。
ステップ2において、タイミング信号出力ポート24は
この切換タイミングを受け、タイミング信号S5 (第
5図(b))、S4(第5図(C))、S3(第5図(
a))、S2(第5図〈e))をそれぞれ励磁回路13
のスイッチsw、 、sw4、SW3、SW2に出力す
る。或いはタイミング信号S4をスイッチSW3、SW
4に同時に出力し、かつタイミング信号S2をスイッチ
SW2+SW5に同時に出力しても良い。励磁回路13
はこれ等のタイミング信号を受は第5図(f)に示す波
形の励磁電流Ifを励磁コイル12に出力する。この励
磁波形は第5図(h)(i)に示すようにタイミング番
号iがO〜15で1サイクルを構成してこれを繰り返す
波形であり、第5図ではnサイクルの部分を中心にして
示しである。この励磁波形は低周波の波形と高周波の波
形を乗算した乗算形の波形をしている。
次に、ステップ3に移行する。ステップ3〜ステツプ6
まではアナログ/デジタル変換器16.17からのデー
タの読み込みをする手順を示している。
ステップ3ではシステムクロックSh (第5図(a)
)に同期して各サイクル毎にアナログ/デジタル変換器
17から入力されるデータを第5図(j)に示すように
バス18を介してCPU21の制御の基にRAM19の
所定のデータ領域H2に格納する。
次に、ステップ4に移り、読み込んだタイミング番号i
が0か否かを判断し、0でなければステップ5に移行し
、0ならばステップ6に移行する。
ステップ5では、タイミング信号出力ポート24から出
力されたタイミング信号S1 (第5図(k))による
サンプルタイミングにより、アナログ/デジタル変換器
16から入力されるデータを第5図<1>に示すように
バス18を介してCPtJ21の制御の基にRAM19
の所定のデータ領域・・・、Lo  (n  1)、L
o  (n)、Lo  (n+1)、・・・に格納し、
ステップ6に移る。
ステップ6では読み込んだタイミング番号iが8か否か
を判断し8でなければステップ8に移行し、8ならばス
テップ7に移行する。
次に、ステップ6では、タイミング信号出力ポート24
から出力されたタイミング信号S1 (第5図(k))
によるサンプルタイミングにより、アナログ/デジタル
変換器16から入力されるデータを第5図(1)に示す
ようにバス18を介してCPtJ21の制御の基にRA
 M 19の所定のデータ領域−z L+  (n−1
)−L+  (n)−L+(n+1>、・・・に格納し
、ステップ8に移る。
ステップ8ではタイミング番号iが奇数か否かを判断し
、奇数ならばステップ9に移行し、奇数でないならばス
テップ11に移行する判断をする。
ステップ9は高周波の復調演算をする。復調演算に際し
ては、RAM19に格納されたデータHiを用い、第5
図(m)に示すタイミングでCPU21の制御の基にR
OM20に格納された第7図に示す高周波復調演算61
日の欄で示す演算式で演算をしてその結果をR’A M
 19に格納する。
この復調演算により、前記の特願昭62−50809号
に詳細に説明されているように、電極11a、11bに
発生する電気化学的な直流電圧は除去され、微分ノイズ
は一定値に保持され誤差要因とはならない、なお、第7
図においてAなる定数は、Tcを微分或いは積分の定数
、ΔTCを第6図(f)に示す演算周期とすればA=T
c / (TC+ΔTc )で示される。
次に、ステップ10に移る。ここでは、高周波側の高域
ろ波演算potを実行する。
ろ波演算に際しては、RAM19に格納されたデータe
Hjと前回のろ波演算結果とを用い、CPU21の制御
の基にROM20に格納された第7図に示す高域ろ波演
算FHjの欄で示す演算式で演算をしてその結果をRA
M19に格納する。
次にステップ11に移る。−ステップ11ではタイミン
グ番号1が0または8か否かを判断し、0または8なら
ばステップ12に移行し、0または8でないならばステ
ップ14に移行する判断をする。
ステップ12では、低周波の復調演算をする。
復調演算に際しては、RAM19に格納されたデータ・
・・、Lo  (n  1)、Lo  (n)、Lo 
 (n+1)、−Ll (n   1)、Lt  (n
)、L+(n+1)、・・・を用い、第5図(n)に示
すタイミングでCPU21の制御の基にROM20に格
納された第7図に示す低周波復調演算eLjの欄で示す
演算式で演算をしてその結果をRAM19に格納する。
なお、第7図において、定数Bは、B=ΔT/(ΔT+
T )で示される。
ステップ13では、低周波側の低域−波演算FL7を実
行する。
P波演算に際しては、RAM19に格納されなブーツe
Lo、eLilと前回のろ波演算結果とを用い、CPt
J21の制御の基にROM20に格納された第7図に示
す低域ろ波演算FLjの欄で示す演算式で演算をしてそ
の結果をRAM19に格納する。
ステップ14ではタイミング番号iが奇数か否かを判断
し、奇数ならばステップ15に移行し、奇数でないなら
ばステップ16に移行する判断をする。
ステップ15は加算演算を実行する。RAMl9に格納
された高域−波演算の結果FHjと低域P波演算の結果
FLj とを用い、CPtJ21の制御の基にROM2
0に格納された第7図に示す加算演算eAの欄で示す演
算式で演算をしてその結果をRA M 19に格納し、
ステップ17に移行する。
ステップ17では、次の割り込みのタイミングまで待機
し、次の割り込みのタイミングが来たらステップ1から
ステップ17までのフローを再び実行する。
以上のようにして、電極11a、11bで検出した低周
波と高周波の2周波を含む信号電圧は、マイクロコンピ
ュータを用いて低周波側と高周波側とに分けられて読み
込まれ、低周波側は低周波で復調してその出力を低域ろ
波器を介して、高周波側は高周波で復調してその出力を
高域ろ波器を介してそれぞれ出力し、低域ろ波器と高域
ろ波器の各出力を加算合成して出力することにより、ゼ
ロ点が安定でフローノイズに対しても強く、かつ応答の
良い流量出力が得られる。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、この提案においては高周波側と低周波側
にそれぞれアナログ/デジタル変換器を各々持つ構成と
なっており、コストの上昇の要因となる。特に、応答の
速いアナログ/デジタル変換器を用いようとするとこの
傾向を強めるという問題がある。
く問題点を解決するための手段〉 この発明は、以上の問題点を解決するために、矩形波状
の第1周波数を持つ磁場とこれより低い矩形波状の第2
周波数を持つ磁場の2つの異なった周波数を有する複合
磁場を供給する励磁手段と、この励磁手段により励磁さ
れ流量に対応して発生する信号電圧をデジタル信号に変
換する1台のアナログ/デジタル変換手段と、マイクロ
プロセッサの制御により第1周波数に関連するタイミン
グでデジタル信号が読み込まれ第1信号として格納され
るメモリと、このメモリに格納された第1信号のうち第
2周波数に基づく矩形状の波形の切替直前の所定範囲に
おけるメモリに格納された第1信号をマイクロプロセッ
サの制御により加算して第2信号として出力する加算手
段と、第1信号を第1周波数に基づくタイミングでマイ
クロプロセッサの制御により復調演算して出力する第1
復調手段と、この第1復調手段の出力をマイクロプロセ
ッサの制御により高域−被演算する高域−波手段と、第
2信号を第2周波数に基づくタイミングでマイクロプロ
セッサの制御により復調演算して出力する第2復調手段
と、この第2復調手段の出力をマイクロプロセッサの制
御により低域ろ波する低域ろ波手段と、高域ろ波手段と
低域ろ波手段との各出力をマイクロプロセッサの制御に
より加算的に合成する合成手段とを具備するようにした
ものである。
く作 用〉 流量に対応して発生する信号電圧を1台のアナログ/デ
ジタル変換手段でデジタル信号に変換して第1周波数に
関連するタイミングでこのデジタル信号が読み込まれて
メモリに第1信号として格納され、この第1信号のうち
第2周波数に基づく矩形状の波形の切替直前の所定範囲
におけるメモリに格納された第1信号をマイクロプロセ
ッサの制御により加算して第2信号としてメモリに格納
する。この様にしてメモリに格納された第1信号と第2
信号とを用いて、マイクロプロセッサにより第1復調演
算、第2復調演算、低域ろ被演算、高域−波演亘1合成
演亘を実行して流量出力を出す。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例について図面に基づき説明する。
なお、第4図〜第7図に示す実施例と同一の機能を持つ
部分については適宜にその説明を省略する。
第1図は本発明の1実施例の構成を示すブロック図であ
る。
v!IJ磁回路13から低周波と高周波の2つの周波数
を持つ複合周波数を持つ励磁電流I、が励磁コイル12
に印加され、これにより電極11a、11aに複合周波
数の成分を持つ信号電圧が発生する。この信号電圧は前
置増幅器14で増幅され、その出力はアナログ/デジタ
ル変換器27に入力されてデジタル信号に変換される。
このアナログ/デジタル変換器27にはクロック発生器
22のタロツクを分周器23で分周したシステムクロッ
クShが入力され、これに同期して各サイクル毎にアナ
ログ/デジタル変換器27からデジタル信号が入力され
るようになっている。
その他のハードの構成は第4図に示す構成とほぼ同一で
ある。
次に、第2図に示すタイミング図、第3図に示すフロー
チャート図を用いて第1図に示す実施例の動作を説明す
る。
第1図に示す分周器23の出力に得られるシステムクロ
ックShは第2図<a)に示す波形であり、これがCP
U21に供給されている。
第3図のステップ1において、CPU21はこのシステ
ムクロックShの割込タイミング(第2図(g))に同
期してROM20に格納された所定の演算プログラムに
よりバス18を介してタイミング信号出力ボート24に
励磁波形の切換タイミングを示すタイミング信号を出力
する。
ステップ2において、タイミング信号比カポ−24はこ
の切換タイミングを受け、タイミング信号55−(第2
図(b))、S4(第2図(C))、83 (第2図(
d))、S2(第2図(e))をそれぞれ励磁回路13
のスイッチSW5、SW4、SW、+ SW2に出力す
るか−或いはタイミング信号S4をスイッチSW3 、
swaに同時に出力し、かつタイミング信号S2をスイ
ッチSW2、SW5に同時に出力する。励磁回路13は
これ等°)タイミング信号を受は第2図(f>に示す波
形の励磁電流1.を励磁コイル12に出力する。この励
?a電流Ifの波形は第2図(h)(i)に示すように
タイミング番号iがO〜15で1サイクルを構成してこ
れを繰り返す波形でり、低周波の波形と高周波の波形を
乗算した乗算形の波形である。
次に、ステップ3に移行する。ステップ3〜ステツプ6
までは本実施例の特徴を示すアナログ/デジタル変換器
27からのデータの読み込みの手順を示している。
ステップ3ではシステムクロックSh (第2図(a)
)に同期して各サイクル毎にアナログ/デジタル変換器
27から入力されるデータを第2図(j)に示すように
バス18を介してCPU21の制御の基にRAM19の
所定のデータ領域Htに格納する。
次に、ステップ4に移り、読み込んだタイミング番号i
が4〜7の範囲にあるかが否かを判断し、この範囲にな
ければステップ6に移行し、この範囲にあるならばステ
ップ5に移行する。
ステップ5では、第2図(k)に示す加算演算タイミン
グ1のタイミング(タイミング番号iが4〜7)でRA
M19の所定のデータ領域Hiに読み込まれた各データ
をCPU21の制御の基に読み出して加算する加算演算
1を実行してRAM19の所定のデータ領域・・・、L
o(n  1)、L。(n)、Lo  (n+1)、・
・・に格納する。
次に、ステップ6に移り、読み込んだタイミング番号i
が12〜15の範囲にあるかか否かを判断し、この範囲
になければステップ8に移行し、この範囲にあるならば
ステップ7に移行する。
ステップ7では、第2図(りに示す加算演算タイミング
2のタイミング(タイミング番号iが12〜15)でR
AM19の所定のデータ領域H□に読み込まれた各デー
タをCPU21の制御の基に読み出して加算する加算演
算2を実行してRAM19の所定のデータ領域・・・、
Ll (n  1)、Ll (n)、Lt  (n+1
>、・”に格納し、ステップ8に移る。
この後の第3図に示す各ステップでの判断、演算、およ
び処理については第5図(m)、<n>に示す演算タイ
ミング、第6図に示す処理フロー、第7図に示す演算図
に示す演算と同一である。
なお、低周波側の信号をサンプルして演算するステップ
5、ステップ7の加算演x1.2はLo  (n)=H
a  (n)+Hs  (n)L+  (n)=H+ 
2  <n>+Ht a  (n)により算出しても良
い。
また、今までの実施例では低周波と高周波の励磁電流の
波形を乗算的に合成した場合について説明したが、これ
に限ることはなく、例えば特願昭62−124878号
の明細書に記載されているように加算的に合成した場合
にも同様に適用することが出来る。
〈発明の効果〉 以上、実施例と共に具体的に説明したように本発明によ
れば、低周波と高周波の2つの波形が複合された信号電
圧を1つのアナログ/デジタル変換器により高周波のタ
イミングでデジタル信号に変換しこの結果から低周波の
信号を分離して所定の演算をするようにしたので、コス
トを低減することができ、特に高速のアナログ/デジタ
ル変換器を用いる場合に効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例の構成を示すブロック図、第
2図は第1図に示す実施例の動作を説明する波形図、第
3図は第1図に示す実施例の信号処理の手順を示すフロ
ーチャート図、第4図は従来の電磁流量計の構成を示す
ブロック図、第5図は第4図に示す電磁流量計の動作を
説明する波形図、第6図は第4図に示す電磁流量計の信
号処理の手順を示すフローチャート図、第7図は第6図
に示すフローチャートにおける演算手順を示す演算図で
ある。 10・・・導管、12・・・励磁コイル、13・・・励
磁回路、18・・・バス、19・・・ランダムアクセス
メモリ。 20・・・リードオンリメモリ、21・・・マイクロプ
ロセッサ、22・・・クロック発生器、24・・・タイ
ミング信号出力ボート、27・・・アナログ/デジタル
変換器。 ′jA6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 矩形波状の第1周波数を持つ磁場とこれより低い矩形波
    状の第2周波数を持つ磁場の2つの異なった周波数を有
    する複合磁場を供給する励磁手段と、この励磁手段によ
    り励磁され流量に対応して発生する信号電圧をデジタル
    信号に変換する1台のアナログ/デジタル変換手段と、
    マイクロプロセッサの制御により前記第1周波数に関連
    するタイミングで前記デジタル信号が読み込まれ第1信
    号として格納されるメモリと、このメモリに格納された
    前記第1信号のうち前記第2周波数に基づく矩形状の波
    形の切替直前の所定範囲における前記メモリに格納され
    た前記第1信号を前記マイクロプロセッサの制御により
    加算して第2信号として出力する加算手段と、前記第1
    信号を前記第1周波数に基づくタイミングで前記マイク
    ロプロセッサの制御により復調演算して出力する第1復
    調手段と、この第1復調手段の出力を前記マイクロプロ
    セッサの制御により高域ろ波演算する高域ろ波手段と、
    前記第2信号を前記第2周波数に基づくタイミングで前
    記マイクロプロセッサの制御により復調演算して出力す
    る第2復調手段と、この第2復調手段の出力を前記マイ
    クロプロセッサの制御により低域ろ波する低域ろ波手段
    と、前記高域ろ波手段と前記低域ろ波手段との各出力を
    前記マイクロプロセッサの制御により加算的に合成する
    合成手段とを具備することを特徴とする電磁流量計。
JP32571087A 1987-12-23 1987-12-23 電磁流量計 Granted JPH01167617A (ja)

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