JPH0116649Y2 - - Google Patents

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JPH0116649Y2
JPH0116649Y2 JP1984040885U JP4088584U JPH0116649Y2 JP H0116649 Y2 JPH0116649 Y2 JP H0116649Y2 JP 1984040885 U JP1984040885 U JP 1984040885U JP 4088584 U JP4088584 U JP 4088584U JP H0116649 Y2 JPH0116649 Y2 JP H0116649Y2
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speed increasing
pump
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port
actuators
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、走行用のドライブモータの外に、
複数のアクチエータを備え、それらアクチエータ
を1つのメインポンプで動作させるとともに、増
速用ポンプを別に設けた油圧回路に関する。
(従来の油圧回路) この種の回路として、例えば、高所作業用車両
に用いられている回路が従来から知られている。
この高所作業用車両は、メインポンプを接続し
た一方の回路系統に、走行用のドライブモータを
設けるとともに、リストシリンダやスイングモー
タ等を接続し、これらアクチエータを上記メイン
ポンプで動作させる。
そして、走行中において、スピード・アツプを
必要とするときに、増速用ソレノイド弁を切換え
て、この増速用ポンプの吐出油を、上記メインポ
ンプに合流させるようにしている。
この従来の回路では、上記ドライブモータ以外
の複数のアクチエータを同時に動作させるとき
と、それらアクチエータを単独で動作させるとき
とで、操作感が相違する欠点があつた。なぜな
ら、メインポンプの容量が一定なので、2つのア
クチエータを同時に動作させると、それら各アク
チエータに対する供給流量が減少し、単独動作時
よりもその作動速度が遅くなるからである。
(本考案の目的) この考案は、ドライブモータ以外の2つのアク
チエータを同時に動作させるとき、増速用ポンプ
の吐出側を、メインポンプの吐出側に、自動的に
合流させ、単独動作の場合と操作感が異ならない
ようにした自走式車両の油圧回路の提供を目的に
する。
(本考案の実施例) 第1図は、この考案の実施例を示す高所作業用
車両の回路図で、メインポンプmPに接続した一
方の回路系統には、4つの切換弁1〜4をタンデ
ムに接続している。
そして、切換弁1にはリフトシリンダ5、切換
弁2にはスイングモータ6、切換弁3にはテレス
コープシリンダ7、切換弁4には一対のドライブ
モータ8,9を、それぞれ接続している。
なお、これらリフトシリンダ5、スイングモー
タ6及びテレスコープシリンダ7は、例えば当該
車両に設けたゴンドラ等の高さを調整したりある
いは旋回させるためのものである。
さらに、上記切換弁4とドライブモータ8,9
との間には、ブレーキバルブ10と等量分流弁1
1とを接続している。
上記のようにした各切換弁の一端には、電磁弁
12〜15を設けるとともに、これら電磁弁を、
パイロツト用ポンプ16に接続している。
そして、上記各切換弁1〜4は、そのポートの
構成をすべて同一にしているので、それら各切換
弁は、同一符号を持つて説明する。
しかして、これら各切換弁1〜4は、上流側に
タンクポート17、供給ポート18及び中立ポー
ト19を形成し、下流側にアクチエータポート2
0,21及び中立ポート22を形成している。
そして、上記中立ポート19と22とは、当該
切換弁の切換位置に関係なく常時連通する構成に
しているが、その他の各ポートは、この切換弁の
切換位置に応じて、連通したり、その連通が遮断
されたりする。
つまり、切換弁が図示の中立位置にあるとき
は、上記両アクチエータポート20,21がタン
クポート17に連通するので、このアクチエータ
ポート20,21に連通したアクチエータがタン
ク通路23を介して、タンクTに連通する。
そして、切換弁を左側ポジシヨンにセツトする
と、一方のアクチエータポート20がタンクポー
ト17に連通し、他方のアクチエータポート21
が供給ポート18に連通する一方、当該切換弁を
右側ポジシヨンにセツトすると、一方のアクチエ
ータポート20が供給ポート18に連通し、他方
のアクチエータポート21がタンクポート17に
連通する。
これら切換弁1〜4の供給ポート18に接続し
た供給通路24〜27には、流量制御弁28〜3
1を設けている。そして、最上流の切換弁1に接
続した流量制御弁28の流入側は、上記メインポ
ンプmPに接続するとともに、この流量制御弁の
余剰流ポート側を、切換弁1の中立ポート19に
接続している。
さらに、上記切換弁1以外の切換弁に接続した
流量制御弁29〜31の流入側は、それら各切換
弁の上流側において隣接する切換弁の中立ポート
22に接続する一方、余剰流ポートをその下流側
に位置する当該切換弁の中立ポート19に接続し
ている。
したがつて、上流側の流量制御弁の設定流量を
超えた余剰流量が、下流側の流量制御弁に流入す
ることになる。
一方、サブポンプsPに接続した他方の回路系
統には、分流弁33を接続するとともに、この分
流弁33の制御流ポート33aを、下流側に位置
する方向制御弁34に接続するとともに、分流弁
33の余剰流ポート33bを増速用ソレノイド弁
35に接続している。
上記増速用ソレノイド弁35は、この余剰流ポ
ート33bをタンクTに連通させる図示のノーマ
ル位置と、余剰流ポート33bを前記メインポン
プmPの吐出側に連通させる切換位置との2位置
に切換え可能にしている。
また、制御流ポート33a側に接続した方向制
御弁34は、通常図示の中立位置を保持してい
る。この中立位置において、制御流ポート33a
からの圧油は、中立流路36を経由して、上記余
剰流ポート33b側に合流する。したがつて、方
向制御弁34を図示の中立位置に保持するととも
に、上記増速用ソレノイド弁35を図示のノーマ
ル位置にセツトしておくと、サブポンプsPの吐
出量全量がタンクTに戻る。
そして、この方向制御弁34を図示の状態から
左右いずれかに切換えると、この方向制御弁34
に接続した一対の流路37,38のうち、一方が
タンクTに連通し、他方が制御流ポート33aに
連通するようにしている。
さらに、上記流路37,38の下流側には、パ
イロツト切換弁37を接続している。このパイロ
ツト切換弁39のパイロツト室39aに電磁切換
弁40を接続しているが、この電磁切換弁40
は、非励磁状態において、図示の位置を保持し、
上記パイロツト室39aをタンクTに連通させ、
当該切換弁39を図示の右側位置に保持する。ま
た、この切換弁40が励磁した状態では、上記パ
イロツト室39aを前記パイロツト用ポンプ16
に連通させるので、パイロツト切換弁39を、図
面左側位置に切換える。
そして、このパイロツト切換弁39には、ステ
アリングシリンダ41に連通するアクチエータ流
路42,43を接続するとともに、一対のエキス
テンシヨンシリンダ44,45を制御する切換弁
46の供給流路47及び戻り流路48も接続して
いる。
このようにしたパイロツト切換弁39を、図示
の右側位置に保持すると、前記通路37,38と
アクチエータ流路42,43とが連通するが、通
路37,38と、上記供給流路47及び戻り通路
48との連通が遮断される。反対に、パイロツト
切換弁39を図面左側位置に切換えると、通路3
7,38と上記供給通路47及び戻り通路48と
が連通するが、通路37,38とアクチエータ流
路42,43との連通が遮断される。
そして、上記切換弁46に対しては、その下流
側に切換弁49,50をタンデムに接続している
が、これら切換弁49,50は、ジヤツキシリン
ダ51,52を制御するためのものである。
また、前記エキステンシヨンシリンダ44,4
5は、当該作業位置において、車両を安定させる
ために、そのトレツドを大きくするのに用いる。
そして、ジヤツキシリンダ51,52は、上記の
ようにトレツドを大きくするとき、一時的に車体
を持上げるときに使用する。したがつて、当該車
両の走行中には、これらエキスパンシヨンシリン
ダ及びジヤツキシリンダはいずれも使用しないア
クチエータである。
そこで、当該車両の走行中に、増速用ソレノイ
ド弁35を切換位置に操作するとともに、パイロ
ツト切換弁39を図示の右側位置にセツトしてお
けば、切換弁34を切換えてステアリング操作を
したとしても、サブポンプsPの余剰流量を、一
方の回路系統の増速用として使用できる。
つまり、分流弁33は、あらかじめ設定した制
御流量を、制御ポート33aから流出させるとと
もに、この設定流量を超えた分の余剰流量を、余
剰流ポート33b側に流出させる。したがつて、
上記走行中に、方向制御弁34を左右いずれかに
切換えて、ステアリングシリンダ41を動作させ
る場合、このステアリングシリンダ41には、必
ず所定の制御流量が供給される。
そして、上記余剰流量は、増速用ソレノイド弁
35を介して、メインポンプmPの吐出側に合流
するので、一方の回路系統に対する供給流量が増
加し、それだけ速度が速くなる。
したがつて、この実施例では、当該車両の増速
用として、特別なポンプを備える必要がなくな
り、それだけポンプ数を少なくできる。
上記のように増速用ソレノイド弁35は、当該
車両の走行中に励磁させると、スピード・アツプ
がはかれるだけでなく、この実施例では、リフト
シリンダ5とテレスコープシリンダ7とを同時に
動作させるときにも、この増速用ソレノイド弁3
5を切換えるようにしている。
第2図は、増速用ソレノイド弁35のスイツチ
回路で、この回路には、走行増速スイツチ53を
設けるとともに、この走行増速スイツチ53に対
して並列にした制御スイツチ54,55及び自動
合流有無スイツチ56を直列に接続している。
このように接続した走行増速スイツチ53は、
手動操作によつて開閉するが、制御スイツチ5
4,55は、リフトシリンダ5あるいはテレスコ
ープシリンダ7を動作させるための操作レバー5
7,58を切換えることによつて、開閉するよう
にしている。
したがつて、当該車両の走行速度を上げるとき
は、走行増速スイツチ53のみを手動で閉じる。
走行増速スイツチ53が閉じれば、増速用ソレノ
イド弁35が、図示の状態から、前記切換位置に
操作されるので、他方の回路系統の余剰流量が、
一方の回路系統に合流し、ドライブモータ8,9
に対する供給流量を増加させる。
また、当該車両を停止して作業をするときは、
上記走行増速スイツチ53を開いておくととも
に、必要に応じて自動合流有無スイツチ56を開
閉する。つまり、自動合流を必要とするときは当
該スイツチ56を閉じ、必要としないときはスイ
ツチ56を開いておく。
しかして、上記自動合流有無スイツチ56を閉
じた状態で、上記操作レバー57,58を切換え
て、リフトシリンダ5とテレスコープシリンダ7
とを同時に操作させれば、その操作にともなつて
制御スイツチ54,55が閉じる。このように両
制御スイツチ54,55が閉じれば、増速用ソレ
ノイド弁35の制御回路が閉成されるので、この
ソレノイド弁35が上記のように切換わる。
したがつて、リフトシリンダ5とテレスコープ
シリンダ7とを、同時に動作させる場合には、常
に増速用ソレノイド弁35が切換わり、他方の回
路系統の余剰流量が、一方の回路系統に合流する
ことになる。このように上記両アクチエータに対
する供給流量を増加するので、それらを同時に動
作させても、単独動作時と、その操作感が異なる
こともなくなる。
また、上記自動合流有無スイツチ56を開いた
状態では、操作レバー57,58を操作しても増
速用ソレノイド弁35の制御回路が開いたままな
ので、この増速用ソレノイド弁35が図示のノー
マル位置を保持し、リフトシリンダ5とテレスコ
ープシリンダ7とは増速されない。
上記のように自動合流有無スイツチ56を設け
たのは、オレペレータの習熟度に応じて、操作フ
イーリングを選択できるようにするためである。
つまり、習熟したオペレータのなかには、従来か
ら慣れている操作フイーリングを好む場合もある
ので、このような場合に対応できるように、上記
自動合流有無スイツチ56を設けている。
(本考案の構成) この考案の構成は、ドライブモータとその他の
複数のアクチエータを1つのメインポンプで動作
させるとともに、上記メインポンプとは別に、増
速用ポンプを備え、この増速用ポンプに接続した
増速用ソレノイド弁の切換位置に応じて、増速用
ポンプの吐出油を上記メインポンプに合流させる
自走式車両の油圧回路において、上記増速用ソレ
ノイド弁の電気的な制御回路を開閉する自動合流
有無スイツチを設け、この自動合流有無スイツチ
を閉じた状態で、上記複数のアクチエータのう
ち、少なくとも2つ以上の所定のアクチエータを
同時に操作させたとき、その操作信号に基づいて
上記増速用ソレノイド弁を切換えて、この増速用
ポンプの吐出油をメインポンプに合流させるため
の制御機構を設けた点に特徴を有する。
なお、上記増速用ポンプとは、前記実施例にお
けるサブポンプに相当するが、この考案では、増
速用ポンプを単独に設け、それを増速用ソレノイ
ド弁で制御する場合も含む。また、上記制御機構
は、前記実施例におけるスイツチ回路に相当する
が、この考案においては、例えば、マイクロコン
ピユータで、制御する制御機構も含む。
(本考案の効果) この考案の油圧回路によれば、自動合流有無ス
イツチを閉じた状態で、2つ以上のアクチユエー
タを同時に動作させると、増速用ソレノイド弁が
切り換わり、増速用ポンプの吐出油がメインポン
プの吐出油と合流することになる。したがつて、
同時操作時に供給流量が減少して、その操作感が
相違するようなことがなくなる。
また、上記合流有無スイツチの開閉で、増速制
御をするかどうか選択できるので、オペレータの
習熟度などに応じて、操作フイーリングを選択で
きる。つまり、習熟したオレペータのなかには、
従来から慣れている操作フイーリングを好む場合
もあるが、このような場合にも対応できる。
さらに、オペレータの習熟度に関係なく、その
好みに応じた操作フイーリングを選択することも
できること当然である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、高所作業用車両の回路図、第2図
は、増速用ソレノイド弁のスイツチの回路図であ
る。 mP…メインポンプ、5及び7…この考案のア
クチエータであるリフトシリンダ及びテレスコー
プシリンダ、8,9…ドライブモータ、sP…増
速用ポンプであるサブポンプ、35…増速用ソレ
ノイド弁、56…自動合流有無スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ドライブモータとその他の複数のアクチエータ
    を1つのメインポンプで動作させるとともに、上
    記メインポンプとは別に、増速用ポンプを備え、
    この増速用ポンプに接続した増速用ソレノイド弁
    の切換位置に応じて、増速用ポンプの吐出油を上
    記メインポンプに合流させる自走式車両の油圧回
    路において、上記増速用ソレノイド弁の電気的な
    制御回路を開閉する自動合流有無スイツチを設
    け、この自動合流有無スイツチを閉じた状態で、
    上記複数のアクチエータのうち、少なくとも2つ
    以上の所定のアクチエータを同時に操作させたと
    き、その操作信号に基づいて上記増速用ソレノイ
    ド弁を切換えて、この増速用ポンプの吐出油をメ
    インポンプに合流させるための制御機構を設けて
    なる自走式車両の油圧回路。
JP4088584U 1984-03-22 1984-03-22 自走式車両の油圧回路 Granted JPS60152537U (ja)

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JPS60152537U JPS60152537U (ja) 1985-10-11
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751133U (ja) * 1980-09-08 1982-03-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5751133U (ja) * 1980-09-08 1982-03-24

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