JP2745321B2 - 建設機械の油圧回路 - Google Patents

建設機械の油圧回路

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JP2745321B2 JP1099778A JP9977889A JP2745321B2 JP 2745321 B2 JP2745321 B2 JP 2745321B2 JP 1099778 A JP1099778 A JP 1099778A JP 9977889 A JP9977889 A JP 9977889A JP 2745321 B2 JP2745321 B2 JP 2745321B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、主として油圧ショベルなど建設機械の油
圧回路に関する。
従来の技術 第2図は、油圧ショベルの従来技術要部回路図であ
る。図において、1L,1R,2A,2B,3,4,5,6,7は油圧ショベ
ルに装備している各種油圧アクチュエータ操作用切換
弁、そのうち1L,1Rは左右の走行弁、8L,8Rは左右の走行
モータ、9は走行弁1L,1Rを操作する走行リモコン弁、1
0,11,12,13は走行リモコン弁9内のそれぞれパイロット
弁、14,15,16はパイロット圧導出用のそれぞれシャトル
弁、17は油圧シュベル用作業アタッチメントなどに装備
された他アクチュエータ(図示なし)用リモコン弁、1
8,19,20,21は他アクチュエータ用リモコン弁17内のそれ
ぞれパイロット弁、22,23,24はパイロット圧導出用のそ
れぞれシャトル弁、25,26はそれぞれ第1,第2ポンプ、2
7,28は第1,第2ポンプ25,26のそれぞれレギュレータ、2
9はパイロットポンプ、30A,30Bはそれぞれネガコン圧設
定用低圧リリーフ弁、31A,31Bはそれぞれ絞り部、32A,3
2Bはそれぞれセンタバイパス油路、33は油タンク、34は
走行直進弁、35はパイロット選択導通弁である。なお第
2図における符号イ−イ,ロ−ロ,ハ−ハ,ニ−ニは、
それぞれパイロット油路の接続関係を示す。また、他ア
クチュエータ用リモコン弁17からのパイロット油路は、
他アクチュエータ操作用切換弁2A,2B,3,〜,7に対して連
通される代表例である。
次に、従来技術油圧回路の構成を第2図について述べ
る。油圧ショベルに装備した各種油圧アクチュエータを
2個のグループA,Bに分け、各々第1,第2ポンプ25,26で
駆動するようにしている。また左右走行弁1L,1Rをグル
ープA,Bにそれぞれ配置し、これと他のアクチュエータ
操作用切換弁をそれぞれタンデムに連結し、かつ他アク
チュエータ操作用切換弁をそれぞれ並列に連結してい
る。また第1,第2ポンプ25,26の吐出側に走行直進弁34
を設け、走行モータ8L,8Rと他アクチュエータとを同時
操作したとき上記走行直進弁34の切換作動により第1ポ
ンプ25からの圧油を左右走行モータ8L,8Rに対して並列
に供給するように構成している。
次に、従来技術油圧回路の作用機能について述べる。
まず第1の場合として、左右走行モータ8L,8Rを停止さ
せた状態で、他アクチュエータのいずれかを作動させる
場合について述べる。走行リモコン弁9を操作していな
いので、シャトル弁16からはパイロット圧が導出されな
い。それでパイロット選択導通弁35が遮断油路位置ホに
あると同時に、走行直進弁34も遮断油路位置チにある。
そこで、グループAに属する他アクチュエータは第1ポ
ンプ25から、またグループBに属する他アクチュエータ
は第2ポンプ26からそれぞれ圧油の供給を得て作動す
る。
次に第2の場合として、左右走行弁1L,1Rのみを同時
操作する場合について述べる。走行リモコン弁9を操作
するので、シャトル弁16からはパイロット圧が導出さ
れ、パイロット選択導通弁35は遮断油路位置ホより開通
油路位置へに切換わる。しかし他アクチュエータ用リモ
コン弁17は操作されていないので、シャトル弁24からは
パイッロット圧は導出されない。走行直進弁34は、遮断
油路位置チの状態である。そこで、第1,第2ポンプ25,2
6からの圧油は、それぞれ左右走行モータ8L,8Rに供給さ
れる。
次に第3の場合として、左右走行弁1L,1Rを同時操作
し、かつ他アクチュエータのいずれかを作動させる場合
について述べる。走行リモコン弁9と他アクチュエータ
用リモコン弁17をともに操作しているので、パイロット
選択導通弁35が開通油路位置へに切換わるとともに、シ
ャトル弁24から導出されるパイロット圧が走行直進弁34
に作用する。走行直進弁34は、遮断油路位置チより開通
油路位置トに切換作動する。そこで第1ポンプ25からの
圧油は、油路36、37、チェック弁38、チェック弁38の出
口より分岐して、一方は油路39、左走行弁1Lを経て、左
走行モータ8Lに供給される。また同時に他方は、油路4
0、走行直進弁34の開通油路位置ト、油路41、42、右走
行弁1Rを経て、右走行モータ8Rに供給される。それによ
り、油圧ショベルは蛇行することなく、直進走行を行う
ことができる。しかし上記第3の場合における油圧ショ
ベルの車速は、第1の場合に比べると半減する。
なお第2図における油圧回路はネガコン(ネガチブコ
ントロール)方式であるので、グループA,B内センタバ
イパス油路32A,32Bの最下流側ネガコン圧を、それぞれ
第1,第2ポンプ25,26のレギュレータ27,28に作用させる
ようにしている。それで、油圧ショベルが作業を行って
いるとき第1,第2ポンプ25,26のそれぞれ吐出圧力が上
昇、すなわち上記ネガコン圧が低下すると、ポンプ傾転
角は自動的に調整され、ポンプ吐出流量が減少するとと
もに、その吸収馬力は制限される。
この発明の解決すべき課題 従来技術油圧回路をそなえた油圧ショベルでは、走行
中に他アクチュエータ(たとえば作業アタッチメントな
ど)を操作すると、走行直進弁の切換作動により走行速
度が減速する。そして上記他アクチュエータの操作を中
止すると、再び走行速度が急に速くなる。そのために、
吊荷走行時に荷が振子状態にゆれたり、生コン搬送移動
中にバケットからこぼれ落ちることがあった。また、走
行用操作レバーを調整操作して微速走行を行っていると
きに作業アタッチメントなどを操作すると、上記同様の
理由によりポンプ吐出流量が増加して急に速くなったり
する。ところが、上記作業アタッチメントの操作を止め
ると、走行速度が急に遅くなってしまう。また、作業ア
タッチメントの微調整操作をしているときに走行を行う
と、作業アタッチメントの作動速度が速くなり、さら
に、上記走行を停止すると作業アタッチメントの作動速
度は遅くなってしまう。
上記のように走行と他アクチュエータの、同時あるい
は単独操作を繰返して行うときには、走行速度,他アク
チュエータ作動速度がその都度変わるので、運転操作上
危険であるし、また作業の施工時にトラブルを発生させ
ていた。
この発明は上記の課題を解決し、走行と他アクチュエ
ータとを同時あるいは単独操作したとき、走行速度,他
アクチュエータ作動速度がその都度変動しないように改
善した建設機械の油圧回路を提供することを目的とす
る。
課題を解決するための手段 イ.左走行弁をグループAの最前列に、また右走行弁を
グループBを最後列に設け、 ロ.上記左走行弁のセンタバイパス出口とグループAの
センタバイパス最下流側出口とを連通する他アクチュエ
ータ用バイパス油路と、右走行弁のセンタバイパス入口
と出口とを連通する右走行弁用バイパス油路に、それぞ
れバイパス弁を設け、 ハ.また、各切換弁の切換操作時に圧油を導入する各グ
ループの圧油導入油路をパラレル連通弁を介して連通す
るようにし、常時は上記パラレル連通弁を遮断油路位置
に設定し、 ニ.さらに、スイッチ操作により切換作動する走行独立
指令弁を設け、その走行独立指令弁の切換作動により走
行リモコン弁、他アクチュエータ用リモコン弁からのパ
イロット圧を上記バイパス弁およびパラレル連通弁に作
用せしめる如くし、 ホ.上記スイッチの操作時に走行リモコン弁,他アクチ
ュエータ用リモコン弁をそれぞれ単独操作または上記両
者を同時操作したとき、第1ポンプからの圧油を左右走
行モータに、第2ポンプからの圧油を他アクチュエータ
に供給するように構成した。
作用 イ.スイッチをオフ状態にしているときには、走行独立
指令弁はタンク連通油路位置にある。そのために、パイ
ロット圧はバイパス弁(およびパラレル連通弁)に対し
て作用しない。したがってこの場合の作用機能は、従来
技術油圧回路の場合と同様である。
ロ.スイッチをオン操作しているとき、走行リモコン
弁、他アクチュエータ用リモコン弁のいずれか一方また
は同時操作を行うと、バイパス弁パラレル連通弁,走行
直進弁はすべて遮断油路位置より開通油路位置に切換わ
る。したがってこの状態において走行リモコン弁,他ア
クチュエータ用リモコン弁を単独操作または同時操作す
ると、第1ポンプからの圧油は左右走行モータに、第2
ポンプからの圧油は他アクチュエータに供給される。
ハ.上記のようにして第1,第2ポンプからの圧油がそれ
ぞれ供給されるので、走行中に作業アタッチメントを操
作しているとき走行を停止させたり、作業アタッチメン
トの作動を停止あるいは再作動させても、走行速度,他
アクチュエータ作動速度がその都度変動することはな
い。
実施例 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。第1図は、この発明にかかる油圧回路を示す回路
図である。図において、従来技術と同一構成要素を使用
するものに対しては同符号を付す。43−44はグループA
に配設した他アクチュエータ用バイパス油路、45−46は
グループBに配設した右走行弁用バイパス油路、47A47B
はそれぞれバイパス弁、48はパラレル連通弁、49は走行
独立指令弁、50は走行独立指令弁49のソレノイド、51は
電気回路、52はスイッチ、53は電源、35′はパイロット
選択導通弁、54はシャトル弁である。なお、他アクチュ
エータ操作用切換弁としては、2AがブームI弁、2Bがブ
ームII弁(ブームI弁2AとブームII弁2Bは合流用同時切
換作動を行う)、7はアームI弁、3はアームII弁(ア
ームII弁3とアームI弁7は合流用同時切換作動を行
う)、4はバケットI弁、5はバケットII弁(バケット
II弁5とバケットI弁4は合流用同時切換作動を行
う)、6は旋回弁である。
次に、この発明にかかる油圧回路の構成を第1図につ
いて述べる。左走行弁1LをグループAの最前列に、また
右走行弁1RをグループBの最後列に設け、上記左走行弁
1Lのセンタバイパス出口リとグループAのセンタバイパ
ス(32A)最下流側出口ヌとを連通する他アクチュエー
タ用バイパス油路43−44と、右走行弁1Rのセンタバイパ
ス入口ルと出口オとを連通する右走行弁用バイパス油路
45−46に、それぞれバイパス弁47A,47Bを設けた。ま
た、各切換弁(2A,〜,7)の切換操作時に圧油を導入す
るグループA,Bのそれぞれ圧油導入油路ワ,カをパラレ
ル連通弁48を介して連通するようにし、常時は上記パラ
レル連通弁48を遮断油路位置ヨに設定した。さらに、ス
イッチ(52)操作により切換作動する走行独立指令弁49
を設け、その走行独立指令弁49の切換作動により走行リ
モコン弁9,他アクチュエータ用リモコン弁17からのパイ
ロット圧を上記バイパス弁47A,47Bおよびパラレル連通
弁48,52の操作時に走行リモコン弁9,他アクチュエータ
用リモコン弁17をそれぞれ単独操作または上記両者9,17
を同時操作したとき、第1ポンプ25からの圧油を左右走
行モータ8L,8Rに、第2ポンプ26からの圧油を他アクチ
ュエータに供給するように構成した。なお上記油圧回路
におけるグループA,B内左右走行弁1L,1Rの左右関係は、
説明の明確を期するために設定した。また、バイパス弁
47A,47Bは走行独立指令弁49を介して導出されるパイロ
ット圧により切換作動されるようにしているが、走行独
立指令弁49の代わりに、スイッチ操作により同時に切換
作動する電磁式バイパス弁に置き替えてもよい。
次に、この発明にかかる油圧回路の作用機能について
述べる。スイッチ52をオフ状態にしているときには、走
行独立指令弁49は非通電となっているので、タンク連通
油路位置レにある。そのために、パイロット圧はバイパ
ス弁47A,47Bに対して作用しない。バイパス弁47A,47B
ともに遮断油路位置にあるので、この場合の作用機能
は、従来技術油圧回路の場合と同様である。次に、スイ
ッチ52をオン操作する。ソレノイド50は通電するので、
走行独立指令弁49はタンク連通油路位置レより開通油路
位置ソに切換わる。この状態のときにまず第1の場合と
して、左右走行モータ8L,8Rを停止させた状態で、他ア
クチュエータのいずれかを作動させる場合について述べ
る。パイロットポンプ29から吐出されるパイロット圧
は、油路55、57、58、走行独立指令弁49の開通油路位置
ソ、油路59、そこで分岐して一方は、油路60、61、また
油路62を経て、バイパス弁47A,47Bに作用する。バイパ
ス弁47A,47Bは、ともに遮断油路位置より開通油置位置
に切換わる。また上記油路59で分岐した他方のパイロッ
ト圧は、油路63、シャトル弁54、油路64、そこで分岐し
て一方は、油路65を経て、走行直進弁34に作用する。ま
た他方は、油路66を経て、パラレル連通弁48に作用す
る。走行直進弁34,パラレル連通弁48は、同時にそれぞ
れ開通油路位置ト,タに切換わる。そこで第1ポンプ25
からの圧油は、油路36、37、67、左走行弁1Lの中立位
置、油路68、バイパス油路43、バイパス弁47Aの開通油
路位置、バイパス油路44、油路69、低圧リリーフ弁30A
および絞り部31Aを経て、油タンク33に戻される。とこ
ろが第2ポンプ26からの圧油は、油路70、71、そこで分
岐して一方は、油路72、チェック弁73、油路74、75、パ
ラレル連通弁の開通油路位置タ、油路76を経て、グルー
プAの他アクチュエータ操作用切換弁に、また、油路71
で分岐して他方は、油路77を経て、グループBの他アク
チュエータ操作用切換弁に供給される。
次に第2の場合として、スイッチ52をオン操作して、
左右走行弁1L,1Rだけを操作する場合について述べる。
この場合も上記第1の場合と同様に、パイロットポンプ
29からのパイロット圧が、走行独立指令弁49の開通油路
位置ソを通じてバイパス弁47A,47B走行直進弁54,パラレ
ル連通弁48に作用し、上記バイパス弁47A,47B,走行直進
弁54,パラレル連通弁48を同時に開通油路位置に切換え
る。そこで、第1ポンプ25からの圧油は油路36、37、チ
ェック弁38、チェック弁38の出口より分岐して、一方は
油路39、左走行弁1Lを経て、左走行モータ8Lに供給され
る。また同時に他方は、油路40、走行直進弁34の開通油
路位置ト、油路41、42、右走行弁1Rを経て、右走行モー
タ8Rに供給される。
次に第3の場合として、スイッチ52をオン操作して、
走行用リモコン弁9と他アクチュエータ用リモコン弁17
を同時操作した場合について述べる。この場合も上記第
1,第2の場合と同様にパイロット圧が作用して、バイパ
ス弁47A,47B,走行直進弁54,パラレル連通弁48は同時に
開通油路位置に切換わる。(この場合にパイロット選択
導通弁35′も切換作動を行うが、このパイロット選択導
通弁35′はスイッチ52をオフ状態としてショベルが作業
を行うとき作用機能を発揮するものである。)それで、
第1ポンプ25からの圧油は左右走行モータ8L,8Rに第2
ポンプ26からの圧油は他アクチュエータに供給される。
上記のようにスイッチ52をオン操作したときには、い
ずれの場合でも第1,第2ポンプ25,26からの圧油は、そ
れぞれ独立的に左右走行モータ8L,8Rと、他アクチュエ
ータに供給される。それにより油圧ショベルが走行中に
作業アタッチメントを操作しているとき、走行を停止さ
せたり、作業アタッチメントの作動を停止あるいは再作
動させても、走行速度、他アクチュエータ作動速度がそ
の都度変動することはない。
なお、この発明の実施例ではネガコン方式の油圧回路
(第1図)により説明したが、ポジコン方式(ポジチブ
コントロール方式)の油圧回路においても同様の適用が
できる。
発明の効果 従来技術油圧回路をそなえた油圧ショベルでは、走行
中に他アクチュエータ(たとえば作業アタッチメントな
ど)を操作すると、走行直進弁の切換作動により走行速
度が減速する。そして上記他アクチュエータの操作を中
止すると、再び走行速度が急に速くなる。そのために、
吊荷走行時に荷が振子状態にゆれたり、生コン搬送移動
中にバケットからこぼれ落ちることがあった。つまり、
走行と他アクチュエ〜タの、同時あるいは単独操作を繰
返して行うときには、走行速度、他アクチュエータ作動
速度がその都度変わるので、運転操作上危険であるし、
また作業の施工時にトラブルを発生させていた。
しかしこの発明にかかる油圧回路では、スイッチ操作
により切換作動する走行独立指令弁を設け、その走行独
立指令弁の切換作動により走行リモコン弁,他アクチュ
エータ用リモコン弁からのパイロット圧をバイパス弁お
よびパラレル連通弁に作用させるようにした。それによ
り、上記スイッチの操作時に走行リモコン弁,他アクチ
ュエータ用リモコン弁をそれぞれ単独操作または上記両
者を同時操作したとき、第1ポンプからの圧油は左右走
行モータに、第2ポンプからの圧油は他アクチュエータ
に供給される。
したがって、この発明にかかる油圧回路をそなえた建
設機械では、走行中に作業アタッチメントを操作してい
るとき、走行を停止させたり、作業アタッチメントの作
動を停止あるいは再作動させても、走行速度、他アクチ
ュエータ作動速度がその都度変動することがないので、
安全性と作業確実性を向上させる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にかかる油圧回路図、第2図は従来技
術の油圧回路図である。 1L,1R……左,右走行弁 8L,8R……左,右走行モータ 9……走行用リモコン弁 17……他アクチュエータ用リモコンベン 25……第1ポンプ 26……第2ポンプ 29……パイロットポンプ 34……走行直進弁 35,35′……パイロット選択導通弁 47A,47B……バイパス弁 48……パラレル連通弁 49……走行独立指令弁 52……スイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建設機械に装備した各種油圧アクチュエー
    タを2個のグループA,Bに分け、各々第1,第2ポンプで
    駆動する如くし、左右走行弁を上記各グループにそれぞ
    れ配置し、これと他のアクチュエータ操作用切換弁をタ
    ンデムに連結し、かつ他のアクチュエータ操作用切換弁
    をそれぞれ並列に連結し、また左右走行弁の油圧供給源
    を連通する走行直進弁を設け、上記走行モータと他アク
    チュエータとを同時操作したとき上記走行直進弁の切換
    作動により第1ポンプからの圧油を左右走行モータに対
    して並列に供給するようにした油圧回路において、一方
    の走行弁をグループAの最前列に、また他方走行弁をグ
    ループBの最後列に設け、上記一方の走行弁のセンタバ
    イパス出口とグループAのセンタバイパス最下流側出口
    とを連通する他アクチュエータ用バイパス油路と、他方
    走行弁のセンタバイパス入口と出口とを連通する他方走
    行弁用バイパス油路に、それぞれバイパス弁を設け、さ
    らにスイッチ操作により切換作動する走行独立指令弁を
    設け、その走行独立指令弁の切換作動により走行リモコ
    ン弁,他アクチュエータ用リモコン弁からのパイロット
    圧を上記バイパス弁およびパラレル連通弁に作用せしめ
    る如くし、上記スイッチの操作時に走行リモコン弁、他
    アクチュエータ用リモコン弁をそれぞれ単独操作または
    上記両者を同時操作したとき、第1ポンプからの圧油を
    左右走行モーターに、第2ポンプからの圧油を他アクチ
    ュエータに供給するように構成したことを特徴とする建
    設機械の油圧回路。
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