JPH01166422A - 避雷碍子 - Google Patents

避雷碍子

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JPH01166422A
JPH01166422A JP32509587A JP32509587A JPH01166422A JP H01166422 A JPH01166422 A JP H01166422A JP 32509587 A JP32509587 A JP 32509587A JP 32509587 A JP32509587 A JP 32509587A JP H01166422 A JPH01166422 A JP H01166422A
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JP
Japan
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insulating
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tube
pressure
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JP32509587A
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Tetsuya Nakayama
哲也 中山
Toshiyuki Takagi
俊幸 高木
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NGK Insulators Ltd
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NGK Insulators Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は送電線あるいは配電線路に雷サージ電流が流れ
た場合にそれを速やかに大地へ放電するとともに、その
後生じる商用周波の続流電流を抑制遮断することができ
る避雷碍子に関するものである。
(従来の技術及び発明が解決しようとする問題点)従来
の避雷碍子として本願出願人は第8図に示す避雷碍子を
程案した。之の避雷碍子は筒状をなす耐圧絶縁筒37の
両端開口部に対し、キャップ金具38.39を嵌装固定
し、該耐圧絶縁筒37内には限流素子32を収容して、
前記キャップ金具38.39に電気的に接続するととも
に、該耐圧!if!を縁部37には限流素子32両端部
に対応するように少なくとも一以上の放圧孔37aを透
設し、前記キャップ金具38.39にはアーク招弧部材
40を該放圧孔37a外側にそれぞれ対応するように設
け、さらに、前記耐圧絶縁筒37の外周にハコムをモー
ルドして絶縁外套体41を形成している。
ところが、この避雷碍子は耐圧絶縁筒37の外周面に絶
縁外套体41を設けるため、高温、高圧条件下でモール
ド作業を行なう必要があつた。このため、作業が煩雑で
、高エネルギーを必要とし、生産性及びコスト面で問題
であった。
又、前記モールド方法に代えて予め絶縁外套体(図示路
)を一体成形しておき、これを組み立て行程において耐
圧絶縁筒37の外周に圧入嵌合する方法もあるが、ゴム
製の絶縁外套体の肉厚は、気密性あるいは水蜜性の上か
ら通常5〜1511程度必要であり、かつ、耐候性を備
えたゴムは弾性が低いので、前述の嵌合作業が困難であ
るとともに、生産性が低下するという問題があった。
本発明の目的は、上記従来の技術に存する問題点を解消
して、絶縁外套体を容易に、かつ、低コストで迅速に製
造することができる避雷碍子を提供することにある。
発明の構成 (問題点を解決するための手段) 本発明は前記問題点を解消するため、放圧手段を有する
耐圧絶縁筒又は耐張棒等の絶縁支持枠体の両端部に接地
側及び課電側の電極金具を連結固定し、該連結支持枠体
の内側には電圧−電流特性が非直線性の限流素子を収容
し、前記電極金具と限流素子の上下両端部°を電気的に
接続し、前記絶縁支持枠体の外周には多数の絶縁ひだを
有する熱収縮チューブよりなる絶縁外套体を加熱収縮し
て嵌装固定するという手段を採っている。
(作用)・ 本発明は絶縁支持枠体の外周に絶縁ひだを有する熱収縮
チューブを嵌合して、加熱収縮することにより絶縁外套
体を形成したので、絶縁支持枠体への絶縁外套体の嵌合
が容易になるとともに、熱収縮チューブを加熱するのみ
の熱エネルギーで済むため、使用エネルギーが低減され
る。
(実施例) 以下、本発明を具体化した一実施例を第1図〜第5図に
基づいて説明する。
耐候性に優れた例えば耐強化樹脂(例えばFRP)より
なる円筒状をなす絶縁支持枠体としての耐圧絶縁筒lの
上端外周部には接着剤2により接地側の電極金具3が嵌
合固定され、該電極金具3の外周面には図示しない鉄塔
の支持アームに取着した取付アダプタに取付けられるフ
ランジ部3aが一体に形成されている。又、前記耐圧絶
縁筒1の下端外周面には接着剤2により有底円筒状の課
電側の電極金具4が気密的に嵌合固定され、該電極金具
4の下面には図示しないが、送電線側に取着した課電側
のアークホーンと所定の気中放電間隙をもって対向るす
接地側のアークホーンを取付けるためのブラケット4a
が一体に形成されている。
前記課電側の電極金具4の内底面には嵌合筒部4bが形
成され、これには課電側の導体金具5の下端部が嵌合固
定されている。該導体金具5の上面には、電圧−電流特
性が非直線性を有する酸化亜鉛を主材とする限流素子6
が直列に積層載置され、この限流素子6の上端面には有
底円筒状をなすバネ受を兼用する接地側の導体金具7が
支持されている。
一方、前記接地側の電極金具3の内周面に形成したネジ
部3bには締付リング8が螺合され、該リング8内に嵌
合した中間導体9と前記導体金具7との間には、通電用
のシャント10を有するコイル状のバネ11が介在され
ている。このバネ11により前記限流素子6が課電側の
導体金具5と接地側の導体金具7との間に押圧固定され
る。
又、前記耐圧絶縁筒1の適当箇所には円形状又は長孔状
の放圧孔1aが第2図に示すように複数箇所に透設され
ている。この放圧孔1aには第1゜3図に示すようにゴ
ム等よりなる放圧柱12が嵌合され、接着剤2により気
密的に接着されている。
さらに、前記耐圧絶縁筒1の外周面には熱収縮チューブ
よりなる多数の絶縁ヒダ13aを有する絶縁外套体13
が加熱収縮して気密的に締付嵌合されている。この絶縁
外套体13は前記電極金具3゜4の外周面まで延在され
、電極金具3.4との気密性を向上するようになってい
る。
前記外套体13の円筒部分の肉厚は通常、5〜15龍に
設定される。又、熱収縮チューブの加熱温度は通常90
〜120℃程度に設定される。
熱収縮チューブの内面には接着剤14が塗布され、弾性
厚着力と協同して熱収縮チューブと耐圧絶縁筒の両者を
気密的に接着している。一方、前記接地側の電極金具3
の開口部には絶縁密閉体15が嵌合され、接着剤2によ
り接着されている。
前記電極金具4にはガス封入孔4Cが形成され、この封
入孔4cから前記耐圧絶縁筒1と限流素子6との間に形
成された密閉空間Rに対し、窒素ガスあるいは六フッ化
硫黄(SF6)等の絶縁性に優れたガスが封入され、封
入後は密栓16により封止される。
第1図〜第3図に示すように、耐圧絶縁筒1の内周面に
は、前記放圧孔1aを通るように、かつ耐圧絶縁筒1の
長手方向にガスの通過を促進するための溝1bが形成さ
れている。なお、このガスの封入圧力は常圧のため、絶
縁外套体12.絶縁密閉体13への影響は殆どない。
次に、前記のように構成した避雷碍子について、その作
用を説明する。
今、避雷碍子を鉄塔に装着した状態において、送電線に
雷サージ電流が流れると、その電流は送電線側のアーク
ホーン(図示路)から避雷碍子下端のアークホーン(図
示路)にフラッジオーバされ、課電側の電極金具4、導
電金具5、限流素子6、導体金具7、シャン)10、中
間導体9及び締付リング8を経て、接地側の電極金具3
に流れ、さらに、図示しない取付アダプタを介して鉄塔
へ流れ、大地に放電される。
又、その後生じる続流は前記両アークホーンと限流素子
6とにより抑制遮断される。
さて、本発明実施例では耐圧絶縁筒1の外周面及び電極
金具3,4の外周面に対し、接着剤14を介して熱収縮
チューブよりなる絶縁外套体13を加熱して収縮固定し
たので、耐圧絶縁筒lへの絶縁外套体13の嵌合を容易
に行うことができ、避雷碍子の生産性を向上することが
できる。又、消費エネルギーも熱収縮チューブを加熱す
るのみで済むため、製品のコストダウンを計ることがで
きる。
なお、本発明実施例では前記耐圧絶縁筒1と限流素子6
との密閉空間R内に絶縁性ガスを密封したが、万一、想
定を越える大規模の雷サージ電流が限流素子6に印加さ
れて、該限流素子6が導通状態となり、高温・高圧のア
ークが発生したような場合でも、そのアークは、空間R
内の絶縁性ガスを押し退けて放圧孔1aへと速やかに伝
播され、この結果、高圧のアークが迅速に放圧孔1a内
の放圧柱12及び絶縁外套体13の一部を溶融して外部
へ放出されるので、避電碍子の全体が破壊することはな
い。
又、前記実施例では耐圧絶縁筒1の内周面に溝1bを設
けたが、この場合には発弧点から圧力が溝1bを通って
放圧孔1aへ一層迅速に移動されるため、放圧特性がさ
らに向上するものとなる。
又、本発明は次のようにして具体化することも可能であ
る。
(1)第6図に示すように複数(例えば3〜5本)の絶
縁支持枠体としての耐張絶縁ロッド17の両端部に電極
金具3.4を連結固定し、前記ロッド17及び電極金具
3,4の外周面に対し熱収縮チューブを嵌合して加熱収
縮することにより、絶縁外套体13を形成すること。
(2)第7図(a)に示すように、電極金具3゜4の外
周面に突条部3・c、4dを形成すること。
この場合には絶縁外套体13と電極金具3.4との気密
性がさらに向上する。
(3)第7図(b)に示すように、絶縁外套体13を複
数に分割して直列に接合する際、接合部を互いに重ね合
わせること。
(4)前記実施例では密閉空間に絶縁性あスを封入した
が、これに代えて例えばシリコーンゴム等の絶縁材を充
填すること。
(5)前記耐圧絶縁筒1に対し放圧用のスリットを長手
方向に、かつ半径方向に貫通しないで、又は貫通して形
成すること。
発明の効果 以上詳述したように、この発明は絶縁外套体の形成を簡
単、かつ迅速に行うこたとができるとともに、消費エネ
ルギーを減少して製品のコストダランを計ることができ
る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の避雷碍子の一実施例を示す単線断面図
、第2図は耐圧絶縁筒の部分斜視図、第3図は第1図の
A−A線断面図、第4図は第1図のB−Bl断面図、第
5図は第1図のc−ci断面図、第6図は本発明の別例
を示す縦断面図、第7図(a)、  (b)はそれぞれ
本発明の別例を示す部分断面図、第8図は従来例を示す
縦断面図である。 1・・・絶縁支持枠体としての耐圧絶縁筒、1a・・・
放圧孔、1b・・・溝、3・・・接地側の電極金具、3
c。 4d・・・突条部、4・・・課電側の電極金具、5・・
・導電金具、6・・・限流素子、7・・・導体金具、8
・・・締付リング、9・・・中間導体、10・・・シャ
ント、11・・・バネ、12・・・放圧栓、13・・・
絶縁外套体、13a・・・絶縁ひだ、14・・・接着剤
、15・・・絶縁密閉体、17・・・絶縁支持枠体とし
ての耐張絶縁ロンド。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、放圧手段を有する耐圧絶縁筒又は耐張棒等の絶縁支
    持枠体の両端部に接地側及び課電側の電極金具を連結固
    定し、該連結支持枠体の内側には電圧−電流特性が非直
    線性の限流素子を収容し、前記電極金具と限流素子の上
    下両端部を電気的に接続し、前記絶縁支持枠体の外周に
    は多数の絶縁ひだを有する熱収縮チューブよりなる絶縁
    外套体を加熱収縮して嵌装固定したことを特徴とする避
    雷碍子。 2、前記絶縁外套体の両端部は前記電極金具の外周面に
    加熱収縮して圧接されている特許請求の範囲第1項に記
    載の避雷碍子。 3、前記電極金具の外周面は突条部を有する特許請求の
    範囲該2項に記載の避雷碍子。
JP62325095A 1987-12-21 1987-12-21 避雷碍子 Expired - Lifetime JPH0828144B2 (ja)

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Cited By (3)

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JPH051118U (ja) * 1991-06-21 1993-01-08 日東電工株式会社 避雷碍子用套管
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CN103489546A (zh) * 2013-09-23 2014-01-01 许继集团有限公司 光纤绝缘子用绝缘管及其制造方法和光纤绝缘子

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