JPH01165860A - 天窓付き屋根 - Google Patents

天窓付き屋根

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JPH01165860A
JPH01165860A JP32267387A JP32267387A JPH01165860A JP H01165860 A JPH01165860 A JP H01165860A JP 32267387 A JP32267387 A JP 32267387A JP 32267387 A JP32267387 A JP 32267387A JP H01165860 A JPH01165860 A JP H01165860A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 E産業上の利用分野1 本発明は天窓を有する屋根の構造に関する。
[従来の技術J 一般に家屋や工場等の屋根部分に天窓を設けるには、屋
根面上に突出部を設け、その突出部の軒側側面あるいは
上面等にガラス窓を設けるようにしている。しかしなが
ら、このような天窓付き屋根構造にあっては、窓を設け
るための突出部が屋根の外観を損ないがちである上に、
突出部に設けられた窓ガラス面は周囲の屋根面に対して
遊離しているため、屋根面を流れ落ちる雨水による浄化
作用をJt/I持することができず、従ってガラス面に
汚れが付着する一方であって清掃の手間がかかるという
欠、αがある。
これに対して本出願人は、実開昭60−90332号に
て開示されているように、天窓のガラス面が屋根面に対
してほは面一となる天窓構造を案出した。この天窓構造
は、軒側から棟側へと、隣接する屋根材同士を互いの軒
先端部と棟側i部とが連接するように横葺きした屋根構
造に好適なもので、基本的には窓ガラスを保持した支持
枠材を屋根面を貫通して形成した開口部に嵌装した構造
を有している。
[発明が解決しようとする問題点1 しかしながら、この天窓構造では、窓ガラスの支持枠材
を゛その側方に延設した′7ランジ部にて垂木あるいは
屋根の一部を構成する内層材に直接固定するなど、支持
枠材全体の支持を周囲の屋根構造部分に大きく依存する
構造を採っているため、屋根側構造とのマツチングに柔
軟性を持たせる等の要請から形状・構造が複雑化すると
ともに、改修時など支持枠材やガラスを交換するのに手
間を要し、場合によっては周囲の屋根部分を剥がす必要
を生じるなど、作業性やメンテナンスの面でいくらか改
良の余地を残すものであった。
本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、
屋根面に対して窓ガラス面が路面−になるだけでなく、
窓ガラスの交換や改修作業を屋根構造を損なうことなく
容易に行うことができ、しかも耐候性にも優れた天窓付
き屋根を提供することを目的としている。
[問題、αを解決するための手段1 本発明による天窓付き屋根は、母屋とこれに父差する垂
木の上に、隣接する軒側と棟側同士で相互に連接する横
葺き形式の屋根材を敷設した屋根構造を基本として、前
記屋根材を貫通するように矩形の開口部を形成し、この
開口部に対応する支持枠材を屋根面よりも下方に位置す
るように母屋側に固定する一方、前記開口部を覆うガラ
ス等からなる板状部材を内方に突出したフランジ部上に
支持する窓枠材を設ける。
前記窓枠材は、その側方枠部は前記支持枠材の両側部に
て支持するとともにその軒側枠部は当該枠部よりも軒側
に位置する屋根材を棟側に[長して形成した支持面上に
位置させて全体として窓の板状部材が屋根面以下に位置
するように設ける。
さらに、前記窓枠材の棟側枠部として、板状部材の棟側
端部を保持するフランジ部とその上方に位置して棟側屋
根材の軒側端部に係合する・係合部とを一体的に形成し
たものを設ける。
[作用1 本発明による天窓付き屋根は、前述したように窓ガラス
等からなる板状部材の窓枠材を直接屋根構造に取り付け
るのではなく、その側方枠部を屋根開口部の下方に設け
た支持枠材の両側部に取り付けることにより保持する。
この窓枠材の軒側枠部は前方軒側の屋根面上に載る構造
であり、また棟側枠部は株制屋機材の軒側端部に係合す
るだけである。つまり、窓ガラスの支持主体となる窓枠
材は屋根側からは分離した構造になっており、棟側枠部
において屋根材との係合関係を有するのみである。した
がって、窓枠材の取り外しやガラスの交換にあたって屋
根側の部材を着しく損傷したり傷付けたりする必要がな
く、容易にこれを行うことができるのである。
また、軒側枠部はその下方の屋根面上に位置するととも
に棟側枠部は上方の屋根材の軒側端部に係合しているの
で、窓枠材は屋根側との間に棟に面した隙間や嵌合部を
持たず、従って雨水等の侵入を起こさない優れた耐候性
が発揮される。
さらに、屋根開口部の下方に位置させた支持枠材に対し
て窓枠材を設けるようにしたので、窓面は屋根面に対し
て路面−とすることができ、従って良好な外観と共に雪
や雨水による窓面の浄化作用を期待することがでさる。
なお、窓枠材に支持する板状部材としては、ガラスに限
らず、合成樹脂や木材からなる半透明あるいは不透明な
面板を適用してもよい。前述の通り交換や補イ1の作業
性が良いので、こうした板状部材は建物の用途や採光の
都合に応じて容易に取り替えることができる。
[実施例1 以下、本発明の実施例につき図面を参照して説明する。
第1図A、B−第4図A、Bにおいて、(1)はC形鋼
からなる母屋であり、この母屋(1)上には硬質木毛板
などの断熱材からなる下向層材(2)が敷設され、さら
にこの下向層材(2)の上にフランジ付溝形すなわちハ
ツト形断面の金属垂木(3)が母屋(1)と直交するよ
うに載置されている。これら母屋(1)、下向層材(2
)、垂木(3)は相互を貫通するボルト(図示せず)に
より共締めされている。
(4)は垂木(3)の上に敷設された吸音材あるいは断
熱材からなる上向層材、(5)はその上に葺かれた長尺
の亜鉛メツキ鋼板からなる屋根材である。
屋根材(5)は、第3図Aに示したように、その探測(
図の右方)の一端を当初上方へ立ち上げた後軒側へと折
り返した形状の棟側端部(5a)と、前記棟側端部(5
a)の内側に嵌まり込む形状となるように軒側の一端を
下方及び探測へと折り返した軒側端部(5b)とが形成
されており、軒棟方向へと相互に隣接する屋根材(5,
5,5−)の前記棟側i部(5a)と軒側端部(5b)
とを連結する態様で横葺きされている。上向層材(4)
は、前記屋根材(5)の軒棟方向の寸法に対応した幅を
有するものが、軒側のものの株制端の上に探測のものの
軒側端が乗る態様で複数個連続的に敷設されており、こ
れにより前記横葺屋根の裏面からその形状保持及び固定
を行っている。なお、上向層材(4)と屋根材(5)は
共に垂木(3)に対して接着、ねじ止めなどの手段によ
り固定されている。
上記横葺屋根には、となり合う2本の母屋(1)で挟ま
れた領域を貫通するようにして天窓用の矩形の開口部(
6)が形成されている。この開口部(6)は、その両側
方に位置することになる屋根材(5)として比較的短い
ものを葺いて中間部分を抜いた!!!様とすることによ
り設けられている。開口部(6ンの両側に位置する上向
層材(4)及び下向層材(2)と、開口部(6)に対し
て位置的に干渉することになる垂木(3)についても同
様である。
このようにして形成された開口部(6)には、第2図A
−第4図Aにも示したように、矩形に組んだ板枠材の上
下端部をそれぞれ外側に折り曲げた形状の上フランジ部
(7a)と下フランジ部(7b)とを備えた支持枠材(
7)が嵌装されている。この支持枠材(ア)は、その内
寸が開口部(6)よりも若干小さく形成されており、前
記上フランジ部(7a)の下面から両側方及び前後へと
延設した支持腕材(8)を切接あるいはねじ止めなどの
固定手段を介して垂木(3)に固定することにより屋根
構造に一体化されている。なお、この支持枠材(7)は
屋根面より低位置となるように取り付けられるのである
が、この高さ位置は前記支持腕部材(8)の立ち上がり
部(8a)の高さによって設定されている。
前記支持枠材(7)の上面には、板状部材としての網入
りガラス(9)を保持した窓枠材(10)が支持されて
いる。この窓枠材(10)は、開口部(6)の両側に位
置する側方枠部(11)と、側方枠部(11)の軒側端
部に突き合わされる軒側枠部(12)と、同じく棟側端
部に突き合わされる棟側枠部(13)とからなる。これ
ら枠部(11)、(12)、(13)は何れもアルミ押
出し成型により作られている。
側方枠部(11)は、第2図Aまたは同図Bに示したよ
うに左右対称形状であり、中央の凸形の閉断面部(ll
a)の底辺部から両側方へと板状部材支持用の比較的幅
の広い支持7ランジ部(llb)を、また上辺から両側
方へと補助枠(14)と協働してガラス(9)を抑える
ための比較的幅の狭い補助フランジ部(Ha)を各々延
設してなる。閉断面部(lla)の内方には、ねじの挿
入孔として割り溝状のボス部(lid)が形成されてお
り、第3図Aまたは第5図のように側方枠部(11)の
軒側端部に突き合わせた軒側枠部(12)をねじ(15
)により前記ボス部(lid)に締め付けることにより
、各枠部(11)と(12)とが結合される。図示しな
いが、棟側枠部(13)についても前記と同様にして側
方枠部(11)の棟側端部にねじ止めされる。
前記支持7ランジ部(llb)の縁部には、下方から内
側へと曲折した形状の保合部(lie)が形成されてお
り、第2図Aに示したように、外側に面した支持フラン
ジ部(llb)の係合部(lie)を支持枠材(7)の
上フランジ部(7a)の縁部に嵌め込むようにして当該
支持7ランジ部(llb)を上フランジ部(7a)の上
面に座らせ、ねじ(16)で両フランジ部(llb>と
(7a)とを結合することにより、側方枠部(11)を
支持枠材(7)つまり屋根構造側に固定するようにしで
いる。窓枠材(10)は、基本的にはこの側方部材(1
1)の固定部分において全体が支持される。なお、(1
7)は側方枠部(11)の脇において屋根材(5)の側
面開放端を塞ぐように取り付けられた遮蔽板(ケラバ)
であり、支持フランジ部(llb)の上面に対し、位置
決め用のバックアツプ材(18)及びシーラン) (1
9)を介して水密的に固定されている。
一方、側方枠部(11)の内方に面した支持フランジ部
(11b)と補助枠(14)との間には、長尺のゴム材
料等からなるバックアツプ材(20)を介してガラス(
9)が挟持されている。第2図Bに示したように、補助
枠(14)はその先端部(14a)が側方枠部(11)
の閉断面g(lla)の肩部(llf)に係合するとと
もに、上面は補助フランジ部(llc)の下面に当接し
ているため、図示した水平の係合位置から時計方向には
回転することができず、このため補助枠(14)の下面
から作用するバックアツプ材(20)の弾力に対抗して
反作用力を及ぼし、ガラス(9)をしっかりと挟持した
状態に保つ。 なお、(21)は閉断面部(lla)の
側面とガラス(9)の側方端面との間に介装されたコー
ナーブロック材であり、ガラス(9)の左右方向の位置
決め及び寸法r14整のために設けられている。バック
アツプ材(20)がシールのために側方枠部(11)の
全長にわたって設けられるのに対し、前記コーナーブロ
ック材(21)は、後述する軒棟方向の位置調整用コー
ナーブロック材(22)と共に、ガラス(9)の四隅に
のみ設けられている。また、(23)はガラス(9)と
その上面のバックアツプ材(20)との間のシール性を
高めるために塗布されたシーラントである。
前記側方枠部(11)の軒側端部に結合される軒側枠部
(12)は、第3図Bに示したように、前記と同形の補
助枠(14)が係合する段付肩部(12f)を有する垂
直部(12g)と、その上下から各々内方に延びる補助
フランジ部(12c)及び支持フランジ部(12b)を
一体的に形成してなる。この軒側枠部(12)には、第
3図Aに示したように、その全幅にわたる上下バックア
ツプ材(24)とコーナーブロック材(22)とにより
ガラス(9)の軒側端部が支持される。
この軒側枠部(12)の軒側に位置する屋根材(5゛)
は、第1図Aまたは同図Bにも示したように、開口部(
6)の軒側直前に位置する屋根材(5)よりも−段軒側
寄りのものと面一となるように形成されており、その棟
an部を棟側へと延長して支持枠材(7)の上フランジ
部(7a)と支持腕部材(8)との間に係合させること
により、当該延長部分における屋根面の高さを抑えて窓
枠材(10)を低位置に据え付は得るようにしている。
これに対応して、軒側枠部(12)の底部には、前記延
長屋根材(5゛)の上面に当接する突条(12g)が形
成されるとともに、当該突状(12g>と屋根材(5゛
)とが当接し得るようにガラス(9)及び側方枠部(1
1)は支持枠材(7)の軒側開口縁部よりもさらに軒側
へと突出するように大きめに寸法が設定されている。た
だし、前述したように窓枠材(10)は側方枠部(11
)を介して側面にて支持枠材(7)に支持されているの
で、突条(12g)は屋根面上に窓枠材(10)を支持
する機能は担わず、単に当接しているだけである。
前記軒側枠材(12)と屋根材(5゛)との開にはシー
ル性を確保するためにシーラントを塗布するのが好まし
いが、この実施例ではより確実なシール性を付与すると
ともに施工時の作業性を高めるために、支持枠材(7)
の軒側に面した上フランジ部(7a)の上部に、ガラス
(9)のほぼ全幅にわたるバックアツプ材(25)を保
持し、窓枠材(10)を支持枠材(7)に取り付けた際
に、ガラス(9)の下面にバックアツプ材(25)が弾
接してシール機能を発揮するようにしている。
前記軒側枠部(12)と相対して棟側に位置する棟側枠
部(13)は、第4図Aまたは同図Bに示したように構
成されている。この棟側枠部(13)は、ガラス(9)
の棟側端面と対向する垂直部(13a)から内方に向か
って支持フランジg(tab)とその上方の上フランジ
部(13c)とを備えて略コの字形をしており、前記各
フランジ部(13b)と(13c)の間に、ガラス(9
)の全幅にわたる上下のバックアツプ材(26)と軒棟
方向についての位置調整用コーナーブロツり材(22)
とを介してガラス(9)を保持するようになっている。
前記垂直部(13a)は、窓枠材(10)を支持枠材(
7)に取り付けたときに垂木(3)の上面に当接するよ
うに、支持7ランジ部(13b)よりも下方に延設され
ている。また、この垂直部(13a)の背面には、背後
の上白層材(4)の軒側端部を支持するだめのステ一部
(13h)が形成されるとともに、上7ランジ部(13
c)の上面には、その棟側に位置する屋根材(5)の軒
側端部(5b)と係合する係合部(13i)が形成され
ている。なお、このように棟側枠部(13)の位置を屋
根材(5)の軒側位置に合わせるために、ガラス(9)
及び側方枠部(11)は支持枠材(7)の棟側開口縁部
よりも棟側へと若干延長されている。
以上のように構成された本発明による天窓付き屋根では
、ガラス(9)または窓枠材(10)が破損したときの
補修や取り外しを容易に行うことができる。詳細には、
ガラス(9)のみを取り外す場合には、まずその周囲に
塗布されたシーラン) (23)を剥がしたのち補助枠
(14)及びガラス(9)上のバックアツプ材(20)
等を取り去る。これにより、ガラス(9)は窓枠材(1
0)を構成する各枠部の支持フランジ部(11b〜13
b)上に載っただけの状態となるので、軒側部分を持ち
上げつつ棟側枠部(13)によって保持された株制部分
を軒側へと引き抜くようにすれば窓枠材(10)から容
易に外れる。従って、この場合周囲の屋根構造には全く
手を入れる必要がない。
一方、ガラス(9)の破損状態によっては、窓枠材(1
0)ごと屋根から外したうえで交換したほうが作業しや
すい場合もある。このようなときも、窓枠材(10)の
取り外しは容易である。即ち、この場合はまず側方枠部
(11)の脇に施されたシーラント(19)を剥がして
、屋根材(5)の側面開放端に嵌装されている遮蔽部材
(17)を取り外す。次に、側方枠部(11)の外側の
支持7ランジ部(llb)を固定しているねじ(16)
を緩めて外すと、側方枠部(11)は−その係合部(l
ie)でのみ支持枠部(7)に係合した状態になる。係
合部(lie)は内側に若干の余裕を有して支持枠7ラ
ンジn(7a)に係合するように設定されているので、
窓枠材(10)全体を左右にずらしつつ持ち上げれば前
記係合を解くことができる。
このとき、軒側枠部(12)は屋根材(5゛)の上に載
っているだけであり、また棟側枠部(13)も棟側屋根
材(5)の軒側端部(5b)に係合しているだけである
従って、当該軒側端部(5b)を若干軒側上方へと変形
させれば前記係合を解いて、窓枠材(10)全体を屋根
側から外すことができる。屋根材(5)は薄(1鋼板か
らなっているため前記係合解除操作は弾性限度内の変形
で充分に可能である。従って、この場合も解体など屋根
構造への大幅な処置は不要であるとともに屋根材(5)
等を破損させるおそれが無い。
次に、上記天窓付き屋根はその構造1優れた耐候性を発
揮する。即ち、記述したようにガラス(9)を保持する
窓枠材(10)の棟側枠部(13)はその上方に位置す
る屋根材(5)の軒側端ff1S(5b)に係合してお
り、かつ軒側枠部(11)は下方の屋根材(5゛)の上
面に載っている。つまり、窓枠材(10)は屋根構造と
の関係で棟側に面した隙間を持たず、しかも全体として
屋根面と略同−面をなして軒側へと傾斜している。この
ため雨水等が侵入する余地が無く、優れた耐候性が得ら
れるのである。ちなみに、上記実施例では第2図Aまた
は同図Bに示したように側方枠部(11)の支持7ラン
ジ部(llb)の上面端部側の位置に2個の突条(ll
j)を形成し、該2個の突条(11j、11j)の間に
水滴を案内するチャンネル部(llk)を形成している
。このため、ガラス(9)の内面縁部に結露した場合で
も、その水滴は前記チャンネル部(llk)に滴下して
外部、つまり屋根材(5゛)の上面へと排出される。従
って、結露による障害も回避することができる。
また、この天窓付き屋根では、窓枠材(10)及びガラ
ス(9)を屋根面に対して路面−としたので、屋根が軒
側へと低く傾斜していることと相まって、外観がm潔で
見映えが良いことに加えて、ガラス(9)の面上に雪や
塵埃などが引っ掛かって溜まるおそれがな(、むしろ屋
根面上の円滑な雨水の流れを侃すので窓面の浄化作用を
期待することができる。
[発明の効果J 以上説明したように本発明は、屋根材を貫通する開口部
に対応する支持枠材を屋根面よりも下方に位置するよう
に母屋側に固定する一方、前記開口部を覆うガラス等か
らなる板状部材を内方に突出したフランジ部上に支持す
る窓枠材を設け、その側方枠部は前記支持枠材の両側部
にて支持するとともにその軒側枠部は当該枠部よりも軒
側に位置する屋根材の面上に位置させ、さらに棟側枠部
を株制屋機材の軒側端部に係合させて、窓枠材を屋根側
から分離した構造を付与したので、窓枠材の取り外しや
ガラスの交換にあたって屋根側の部材を着しく損傷した
り傷付けたりする必要がなく、容易にこれを行うことが
できる。
また、窓枠付上方に位置する棟側枠部を屋根材の軒側端
部に係合させるとともに同じく下方に位置する軒側枠部
を前方の屋根面上に位置させて、窓枠材と屋根構造との
間に探測に面した隙間や嵌合部を持たない構造としたの
で雨水等の侵入を阻止して優れた耐候性を発揮するとい
う効果も得られる。加えて、本発明では屋根開口部の下
方に位置させた支持枠材に対して窓枠材を設けるように
したので、窓面は屋根面に対して路面−とすることがで
き、従って良好な外観と共に雪や雨水による窓面の浄化
作用をも期待することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図Aは本発明の一実施例の側面断面図、同図Bはそ
の屋根面に垂直な方向から見た平面図である。第2図A
は第1図Bの■−■断面図、第3図Aは同じ< m−n
r断面図、第4図Aは同じく■−■断面図である。第2
図B、第3図B、t54図Bはそれぞれ側方枠部1軒側
枠部9棟側枠部の横断面図である。第5図は窓枠材の取
り付は状態を軒側部分について示した断面斜視図である
。 (1)・・・母屋、     (2)・・・下内層材、
(3)・・・垂木、     (4)・・・上白層材、
(5)・・・屋根材、    (6)・・・開口部、(
7)・・・支持枠材、   (8)・・・支持腕材、(
9)・・・ガラス、    (10)・・・窓枠材、(
11)・・・側方枠部、   (llk)・・・チャン
ネル部、(llb)、(12b)、(13b)・・・支
持7ランジ部、(12)・・・軒側枠部、   (13
)・・・棟側枠部、(14)・・・補助枠、 (20)、(24)、(25)?(26)・・・バック
アツプ材、(21)、(22)・・・コーナーブロック
材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)母屋とこれに交差する垂木の上に、隣接する軒側
    と棟側同士で相互に連接する横葺き形式の屋根材を敷設
    した屋根構造において、前記屋根材を貫通するように矩
    形の開口部を形成し、この開口部に対応する支持枠材を
    屋根面よりも下方に位置するように母屋側に固定する一
    方、前記開口部を覆うガラス等からなる板状部材を内方
    に突出したフランジ部上に支持する窓枠材を、該枠材の
    側方枠部は前記支持枠材の両側部にて支持するとともに
    同じく軒側枠部は当該枠部よりも軒側に位置する屋根材
    を棟側に延長して形成した支持面上に位置させて全体と
    して板状部材が屋根面以下に位置するように設け、かつ
    前記窓枠材の棟側枠部は板状部材の棟側端部を保持する
    フランジ部とその上方に位置して棟側屋根材の軒側端部
    に係合する係合部とを一体的に形成してなることを特徴
    とする天窓付き屋根。
  2. (2)側方枠部のフランジ部は、板状部材の下方に所定
    の間隔を空けて位置するチャンネル部を有することを特
    徴とする特許請求の範囲第1項記載の天窓付き屋根。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002250366A (ja) * 2001-02-23 2002-09-06 Aisin Seiki Co Ltd 車両用マスタシリンダ

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