JPH01165750A - 高耐食性二相ステンレス鋳鋼 - Google Patents
高耐食性二相ステンレス鋳鋼Info
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- JPH01165750A JPH01165750A JP32380287A JP32380287A JPH01165750A JP H01165750 A JPH01165750 A JP H01165750A JP 32380287 A JP32380287 A JP 32380287A JP 32380287 A JP32380287 A JP 32380287A JP H01165750 A JPH01165750 A JP H01165750A
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Landscapes
- Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
この発明は、海水を取扱うポンプのインペラーのような
、塩化物を含有する環境で用いられるバルブやフィンテ
ィング類に適用する耐食性の高いニド目ステンレス鋳鋼
に関する。
、塩化物を含有する環境で用いられるバルブやフィンテ
ィング類に適用する耐食性の高いニド目ステンレス鋳鋼
に関する。
(従来の技術)
海水を取扱うポンプのインペラーやバルブなどには従来
Cr−Ni−Mo系のオーステナイト鋳鋼、すなわち5
C314や5C3I4A (以下SC3I4Aも含めて
5C314と記す)が適用されているが、MOを多く含
むことからコストの高いものとなっていた。
Cr−Ni−Mo系のオーステナイト鋳鋼、すなわち5
C314や5C3I4A (以下SC3I4Aも含めて
5C314と記す)が適用されているが、MOを多く含
むことからコストの高いものとなっていた。
一方、Moを含有しないCr−Ni系の5C313やS
[:513A (以下5C313Aも含めて5C313
と記す)はコストは低いものの海水にさらされる部品に
用いると孔食、すき間腐食あるいは応力腐食割れが懸念
されるため、充分な信頼性がなく、実用に供せられるこ
とは少ない。
[:513A (以下5C313Aも含めて5C313
と記す)はコストは低いものの海水にさらされる部品に
用いると孔食、すき間腐食あるいは応力腐食割れが懸念
されるため、充分な信頼性がなく、実用に供せられるこ
とは少ない。
そこでコスト増をまねくが、5C3I3に比し、λ1゜
を含有することがら孔食やすき間腐食に対しては浸れた
性能を示す5C3I4を適用していた。しかし5C5I
4においても応力腐食割れに対する耐性が不十分である
ところに問題が残っている。
を含有することがら孔食やすき間腐食に対しては浸れた
性能を示す5C3I4を適用していた。しかし5C5I
4においても応力腐食割れに対する耐性が不十分である
ところに問題が残っている。
このような背景から、耐応力腐食割れ性に優れたフェラ
イトを目と耐局部腐食性にすぐれたオーステナイト相が
適度に共存する二相ステンレス鋳鋼が提案されるに至り
、例えばJIS 5C5IOあるいは9.4462 (
Duplex 5tainless 5teel ’8
6. paper Nα51、ハーグ・オランダ)に開
示されている。しかし、これら二相ステンレス鋳鋼の成
分組成を表1に示すように、N1含有量が5C3I4よ
りも少ないとはいえ、コストの高いMOを2.5〜4.
0%含むため5C3I3よりもはるかにコストの高いも
のになることは避けられない。
イトを目と耐局部腐食性にすぐれたオーステナイト相が
適度に共存する二相ステンレス鋳鋼が提案されるに至り
、例えばJIS 5C5IOあるいは9.4462 (
Duplex 5tainless 5teel ’8
6. paper Nα51、ハーグ・オランダ)に開
示されている。しかし、これら二相ステンレス鋳鋼の成
分組成を表1に示すように、N1含有量が5C3I4よ
りも少ないとはいえ、コストの高いMOを2.5〜4.
0%含むため5C3I3よりもはるかにコストの高いも
のになることは避けられない。
(発明が解決しようとする問題点)
例えば海水などのCI−を含む環境に対し5C313の
代替として5C314や、さらに5C314の応力腐食
割れ抵抗性を改良した二相系のステレンス鋳鋼があるが
、これらはいずれもコストの増加がきわめて大きく、耐
食ステンレス鋳鋼の広い普及の妨げとなっている。
代替として5C314や、さらに5C314の応力腐食
割れ抵抗性を改良した二相系のステレンス鋳鋼があるが
、これらはいずれもコストの増加がきわめて大きく、耐
食ステンレス鋳鋼の広い普及の妨げとなっている。
この発明は、5C314や上記した二相ステンレス鋳鋼
程コストが高くなく、かつ5C313よりもCI−環境
での耐局部腐食性に優れた5C314程度の耐食性を有
する鋳鋼を提供することが目的である。
程コストが高くなく、かつ5C313よりもCI−環境
での耐局部腐食性に優れた5C314程度の耐食性を有
する鋳鋼を提供することが目的である。
(問題点を解決するための手段)
この発明は、
C:0.01〜0. Q5wt% (以下車に%と示す
)Si:0.20〜1.0% !、In : 1.00〜2.00%、Ni:1.O〜
5.0%、 Cu :0.2〜1.0%、 P:0.03%以下および S:0.旧%以下を含み、さらに Cr : 20〜25%およびN : 0.10〜0.
25%をCr (%〕+16N C%〕が24〜29
の範囲で含有し、残部Feおよび不可避的不純物からな
る高耐食性二相ステンレス鋳鋼である。
)Si:0.20〜1.0% !、In : 1.00〜2.00%、Ni:1.O〜
5.0%、 Cu :0.2〜1.0%、 P:0.03%以下および S:0.旧%以下を含み、さらに Cr : 20〜25%およびN : 0.10〜0.
25%をCr (%〕+16N C%〕が24〜29
の範囲で含有し、残部Feおよび不可避的不純物からな
る高耐食性二相ステンレス鋳鋼である。
二相ステンレス鋳鋼が応力腐食割れ抵抗性に優れる点に
着目し、基本系として二相ステンレス鋳鋼を選びそのコ
ストを下げる手段、即ち、コスト増の要因をなすMoを
添加しないこと、次いでNIOの省略、を他の廉価な元
素で代替えし、5C314とほぼ同程度の耐局部腐食性
を確保することについて検討したところ、次のことを知
見するに至った。
着目し、基本系として二相ステンレス鋳鋼を選びそのコ
ストを下げる手段、即ち、コスト増の要因をなすMoを
添加しないこと、次いでNIOの省略、を他の廉価な元
素で代替えし、5C314とほぼ同程度の耐局部腐食性
を確保することについて検討したところ、次のことを知
見するに至った。
すなわち、まず、オーステナイトとフェライトの適正な
二相組織(オーステナイト量30〜70%、残部フェラ
イト)とするには、オーステナイト生成元素C,Lln
、 Ni、 CuおよびNとフェライト生成元素Si、
CrおよびMOの適正な含有が必要で、従って従来の
二相ステンレス鋳鋼からMoを省略すると、それに見合
うだけのオーステナイト生成元素の減少が必要であり、
CI−環境中の耐局部腐食性にはあまり有効に作用しな
いNi含有量を減少させることが有利である。なおこれ
に伴いMoだけでなくNiについてもコスト低減がはか
れることになる。
二相組織(オーステナイト量30〜70%、残部フェラ
イト)とするには、オーステナイト生成元素C,Lln
、 Ni、 CuおよびNとフェライト生成元素Si、
CrおよびMOの適正な含有が必要で、従って従来の
二相ステンレス鋳鋼からMoを省略すると、それに見合
うだけのオーステナイト生成元素の減少が必要であり、
CI−環境中の耐局部腐食性にはあまり有効に作用しな
いNi含有量を減少させることが有利である。なおこれ
に伴いMoだけでなくNiについてもコスト低減がはか
れることになる。
次にMO省略に対する耐局部腐食性の確保については耐
局部腐食抵抗性を表わすパラメータCr+3!、Io
+16N (%) (NACE−CORRO3IO
N/86 paperNo、333参照)に従うことに
した。
局部腐食抵抗性を表わすパラメータCr+3!、Io
+16N (%) (NACE−CORRO3IO
N/86 paperNo、333参照)に従うことに
した。
上記パラメータCr+3λto + 15Nはフェライ
ト生成元素のCr + M oおよびオーステナイト生
成元素のNから成り、したがって同じパラメータ量であ
っても、オーステナイト量は大きく変化するわけである
。ゆえにMO−0とすると、パラメータはCr+16N
となり、パラメータをCrで確保するとフェライト量
が増加し、Nて確保するとオーステナイト量が増加する
のでCrおよびNの両方でパラメータ量を確保し二相組
織バランスを適正に保つことにした。
ト生成元素のCr + M oおよびオーステナイト生
成元素のNから成り、したがって同じパラメータ量であ
っても、オーステナイト量は大きく変化するわけである
。ゆえにMO−0とすると、パラメータはCr+16N
となり、パラメータをCrで確保するとフェライト量
が増加し、Nて確保するとオーステナイト量が増加する
のでCrおよびNの両方でパラメータ量を確保し二相組
織バランスを適正に保つことにした。
(作 用)
C:0.01〜0.05%
Cは粒界腐食性の観点からは少ない方が良いが、強力な
オーステナイト生成元素であること、過剰の低減はコス
トの増大を招くため、0.01%以上0.05%以下と
した。
オーステナイト生成元素であること、過剰の低減はコス
トの増大を招くため、0.01%以上0.05%以下と
した。
Si:0.20〜1.0%
Siは0.20%未満では渦流れが悪くなり、一方1.
0%を越えるとSiを多く含む析出物が生成しやすくな
りじん性が劣化する。
0%を越えるとSiを多く含む析出物が生成しやすくな
りじん性が劣化する。
Mn : 1.00〜2.00%
Mnは強度とオーステナイト相の安定化のため含有させ
、1.0%未満では脱酸効果はあっても強度元素とはな
らず、一方2.0%を越えて含有させても強度向上効果
が飽和するため、1.00〜2.00%の範囲とした。
、1.0%未満では脱酸効果はあっても強度元素とはな
らず、一方2.0%を越えて含有させても強度向上効果
が飽和するため、1.00〜2.00%の範囲とした。
Ni:1.0〜5.0%
N+はオーステナイト生成元素として中心的な役割をな
し、1.0%未満では他のオーステナイト元素(C,N
、 !JnおよびCu)を含有してもバランスの良い二
相ステンレス系となしえず、また、5.0%を越えると
、低部な鋳鋼を提供することが難しくなるので1.0〜
5.0%の範囲とした。
し、1.0%未満では他のオーステナイト元素(C,N
、 !JnおよびCu)を含有してもバランスの良い二
相ステンレス系となしえず、また、5.0%を越えると
、低部な鋳鋼を提供することが難しくなるので1.0〜
5.0%の範囲とした。
Cu :0.2〜1.0 %
Cuは基地を強化するために含有させるが、1.0%を
越える含有は析出相の生成によりじん性が劣化しやすく
、一方0.2%未満では強化効果はないため、0.2〜
1.0%とした。
越える含有は析出相の生成によりじん性が劣化しやすく
、一方0.2%未満では強化効果はないため、0.2〜
1.0%とした。
P:0.03%以下
S;0.旧%以下
P、Sについては低ければ低い程良いが、工業的レベル
でとくにコスト上昇をきたさない範囲としてそれぞれ0
.03%以下、0.01%以下とした。
でとくにコスト上昇をきたさない範囲としてそれぞれ0
.03%以下、0.01%以下とした。
Cr:20〜25%
N:0.10〜0.25%
かつ、Cr C%l]+16N〔%〕=24〜29JI
S G5121 +:よれば5C314のCrは17〜
20%、M。
S G5121 +:よれば5C314のCrは17〜
20%、M。
は2.0〜3.0%でNは規定されていないが通常0.
02〜0.03%であることを考慮すれば、耐局部腐食
性のパラメータCr+BMo +16Nは23.32〜
29.48(%)となるので、パラメータCr+16N
は24〜29とする。一方、MOを省略してCr(!
:Nで代替とするときNの含有は現在の製鋼技術で大き
なコスト増につながらない範囲に抑える必要があり、し
たがって0.25%が上限となる。とするとパラメータ
から逆算してCrの下限は20%は必要になり、一方C
rの上限が25%を越えると相バランスを確保するには
N量だけでは足りずNi量を増加しなくてはならないた
め、コストの増加の面から好ましくない。
02〜0.03%であることを考慮すれば、耐局部腐食
性のパラメータCr+BMo +16Nは23.32〜
29.48(%)となるので、パラメータCr+16N
は24〜29とする。一方、MOを省略してCr(!
:Nで代替とするときNの含有は現在の製鋼技術で大き
なコスト増につながらない範囲に抑える必要があり、し
たがって0.25%が上限となる。とするとパラメータ
から逆算してCrの下限は20%は必要になり、一方C
rの上限が25%を越えると相バランスを確保するには
N量だけでは足りずNi量を増加しなくてはならないた
め、コストの増加の面から好ましくない。
N量の下限については、溶接熱影響部のように1300
℃以上の高温に急熱急冷された際の相バランスを確保す
るため、0.10%は必要である。
℃以上の高温に急熱急冷された際の相バランスを確保す
るため、0.10%は必要である。
(実施例)
表2にNo、 1〜13として示す成分組成およびオー
ステナイト量の供試材を無機自硬性鋳型で製造し、それ
ぞれ耐食性試験を実施した。鋼N011〜6は発明鋼、
No、 7〜13は比較鋼で、なおNo、14は市販の
5C314Aである。
ステナイト量の供試材を無機自硬性鋳型で製造し、それ
ぞれ耐食性試験を実施した。鋼N011〜6は発明鋼、
No、 7〜13は比較鋼で、なおNo、14は市販の
5C314Aである。
耐食性試験は、
■100℃、40%塩化カルシウム溶液(Ca[:12
>中での応力腐食割れ試験、すなわち供試材を長さ75
mm、幅15祁、厚さ2[11111の試験片に加工し
、第1図に示すように曲率半径R= 8 mmでU字形
に曲げてから試験液に500時間浸漬して割れの有無を
調べた。
>中での応力腐食割れ試験、すなわち供試材を長さ75
mm、幅15祁、厚さ2[11111の試験片に加工し
、第1図に示すように曲率半径R= 8 mmでU字形
に曲げてから試験液に500時間浸漬して割れの有無を
調べた。
■30℃、2%塩化第2鉄溶液(FeCl2)中での孔
食試験、すなわち供試材を長さ40mm、幅30mm、
厚さ3mmの試験片とし、この試験片を#320のエメ
リー紙で研磨してから試験液に24時間浸漬し、その後
の腐食減量にて評価した。
食試験、すなわち供試材を長さ40mm、幅30mm、
厚さ3mmの試験片とし、この試験片を#320のエメ
リー紙で研磨してから試験液に24時間浸漬し、その後
の腐食減量にて評価した。
表3に各試験の結果を示すように、比較鋼のN。
7〜12は試験■の応力腐食割れ試験において割れは発
生しなかったものの、孔食が発生し、試験■の孔食試験
においては深い孔食が発生した。
生しなかったものの、孔食が発生し、試験■の孔食試験
においては深い孔食が発生した。
また、比較nNo、13は試験の、■のいずれにおいて
も発明鋼N011〜6と同様の良好な性能を示したが、
NiおよびCrの増量が多くコスト高となる不利がある
。
も発明鋼N011〜6と同様の良好な性能を示したが、
NiおよびCrの増量が多くコスト高となる不利がある
。
さらにNα14は市販の5C314Aであるが、Moを
多く含むため耐孔食性は優れるものの、オーステナイト
系であるため応力腐食割れが発生した。
多く含むため耐孔食性は優れるものの、オーステナイト
系であるため応力腐食割れが発生した。
表3
(発明の効果)
この発明によれば、とくに海水などの腐食環境で使用す
る部品に適したステンレス鋳鋼を低コストで提供するこ
とができる。
る部品に適したステンレス鋳鋼を低コストで提供するこ
とができる。
第1図は応力腐食割れ試験の試験片を示す説明図である
。
。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、C:0.01〜0.05wt%、 Si:0.20〜1.0wt%、 Mn:1.00〜2.00wt%、 Ni:1.0〜5.0wt%、 Cu:0.2〜1.0wt%、 P:0.03wt%以下および S:0.01wt%以下を含み、さらに Cr:20〜25wt%およびN:0.10〜0.25
wt%をCr〔wt%〕+16N〔wt%〕が24〜2
9の範囲で含有し、残部Feおよび不可避的不純物から
なる高耐食性二相ステンレス鋳鋼。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32380287A JPH01165750A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 高耐食性二相ステンレス鋳鋼 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32380287A JPH01165750A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 高耐食性二相ステンレス鋳鋼 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01165750A true JPH01165750A (ja) | 1989-06-29 |
Family
ID=18158773
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32380287A Pending JPH01165750A (ja) | 1987-12-23 | 1987-12-23 | 高耐食性二相ステンレス鋳鋼 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01165750A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1867748A1 (fr) * | 2006-06-16 | 2007-12-19 | Industeel Creusot | Acier inoxydable duplex |
EP2025770A1 (en) * | 2007-08-09 | 2009-02-18 | Nisshin Steel Co., Ltd. | Ni-reduced austenite stainless steel |
WO2009093652A1 (ja) * | 2008-01-22 | 2009-07-30 | Nippon Steel & Sumikin Stainless Steel Corporation | 加工性と衝撃吸収特性に優れた構造部材用フェライト・オーステナイト系ステンレス鋼板およびその製造方法 |
JP2011236491A (ja) * | 2010-05-13 | 2011-11-24 | Mitsubishi Heavy Ind Ltd | 回転機械部品用素材の製造方法及び回転機械部品の製造方法、回転機械部品用素材、回転機械部品並びに遠心圧縮機 |
-
1987
- 1987-12-23 JP JP32380287A patent/JPH01165750A/ja active Pending
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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