JPH011645A - 自動車のダッシュインシュレ−タ構造 - Google Patents

自動車のダッシュインシュレ−タ構造

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Publication number
JPH011645A
JPH011645A JP62-152790A JP15279087A JPH011645A JP H011645 A JPH011645 A JP H011645A JP 15279087 A JP15279087 A JP 15279087A JP H011645 A JPH011645 A JP H011645A
Authority
JP
Japan
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insulator
trim
dash
panel
darts
Prior art date
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Pending
Application number
JP62-152790A
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JPS641645A (en
Inventor
富岡 博隆
Original Assignee
日産自動車株式会社
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Application filed by 日産自動車株式会社 filed Critical 日産自動車株式会社
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 一産業上の利用分野− 本発明は自動車の車体構造に関し、特に、部分的にモジ
ュール化された車体のダッシュインシュレータ構造に関
する。
−従来の技術− 周知のように、従来の自動車用モノコックボディのダッ
シュインシュレータ部は。
第3図及び第4図に示すような構造とされている。即ち
、第3図及び第4図の符号“A”はダツシュロアパネル
であり、インシュレータ材B及びインシュレータトリム
Cで遮音処理された同ダツシュロアパネルAの上部al
 にはカウルボックスDが溶接され、その下部a2にフ
ロントフロアパネルEの前端部eが、また、その両側部
にはフロントピラーFの基部がそれぞれ溶接接手される
−発明が解決しようとする問題点− したがって、このような構造のダッシュインシュレータ
構造では、カウルボックスDをダツシュロアパネルAに
組立てた後、同ダツシュロアパネルAをフロントフロア
パネルEに溶接し、車体サイドを構成するフロントピラ
ーF、サイドシルG、フードリッジパネルHを組立てる
ので、車体の組立工程をひとつのラインで行なう必要が
あり、弾力的に組立ラインを構成することができない、
また・この車体構造では、ダツシュロアパネルAに組合
されるカウルボックスD、フロントフロアパネルE、フ
ロントピラーF、フードリッジパネルHの寸法及び形状
が一義的に決定されてしまうので、車体外観及び構造が
変化しない量産車には適した構造であるけれども、車体
構造及び外観がかなり頻繁に変更される多品種Φ少量生
産車向けの構造には適さなI/)。
また、前述した車体構造では、−点鎖線で示すように、
フェルトhを介してフロアカーペットHをフロントフロ
アパネルE上に後から敷込むが、このフロアカーペラ)
Hの前端fihはインシュレータトリムCの下部に重合
せる必要があるから、フロントフロアパネルEの前端部
eとインシュレータトリムCの境界部に段差が生じ易い
問題もある。
本発明の目的は、以上に述べたような従来の自動車のダ
ッシュインシュレータ構造の問題に鑑み、弾力的な組立
ラインで車体を組立てることができ、車体構造及び外観
の変更に容易に応じられる複数のモジュールとして分割
されたダッシュインシュレータ構造を得るにある。
一問題点を解決するための手段− この目的を達成するため、本発明は、ダッシュインシュ
レータごとダツシュロアパネルを上下に分割し、フロア
モジュールに対してダッシュモジュールを上方より組立
ててなり、ダッシュインシュレータの下部インシュレー
タトリム上端と上部インシュレータトリム下端を傾斜し
た平行状態におき、これらの上端と下端の間に充填した
弾性シール剤で前記下部インシュレータトリムと上部イ
ンシュレータトリムを固定することを提案するものであ
る。
一実施例− 第1図及び第2図について本発明の実施例の詳細を説明
する。
第2図は本発明によるダッシュインシュレータ構造の分
解図であり、車体前部は、ダツシュロアパネルを上下に
分割することにより構成されたフロアモジュール1及び
ダッシュモジュール2からなる。即ち、ダツシュロアパ
ネル下部3を基準として予じめ組立てられるフロアモジ
ュールlは、同ダツシュロアパネル下部3の下部に前端
部を結合されるフロントフロアパネル4を有し、このフ
ロントフロアパネル4の両側部及び前記ダツシュロアパ
ネル下部3の両側部にはサイドボディを構成するサイド
シル5.ダツシュロアサイドパネル6及びフロントピラ
ー7の基部が結合される。そして、前記ダツシュロアパ
ネル下部3の上端3aには同上端3aとの間に車幅方向
に伸びる接着剤溜りを形成するダムブラケット8の下端
が溶接され、この接着剤溜りに充填される接着剤9によ
り後述するダツシュロアパネル上部10の下端10aが
ダツシュロアパネル下部3に固定される。
前記ダツシュロアパネル下部3の背面に対してはフェル
ト等のインシュレータ材11が積層されており、同イン
シュレータ材11の表面はダツシュロアパネル下部3に
固定される複数のクリップ12で取付けられた下部イン
シュレータトリム13により前面に亘って覆われる。ま
た、−点鎖線で示すようにフロントフロアパネル4の表
面に敷かれるフロアカーペット14は下部インシュレー
タトリム13の表面を覆うが、同フロアカーペット14
の前端部14aは、第1図に拡大して示すように、下部
インシュレータトリム13の上端13aよりも上方へ延
長され、その裏面に植毛ファスナ15を固定しである。
前述したフロアモジュールlに組合わされるダッシュモ
ジュール2は上部にカウルボックス16を予じめ溶接さ
れるダツシュロアパネル上部10を基準として組立てら
れるもので、同ダツシュロアパネル上部10の下端10
a形状は前記ダツシュロアパネル下部3の上端3a形状
に対応させである。そして、ダツシュロアパネル上部1
0の前部にはフードリッジパネル17及びフロントサイ
ドメンバ18が溶接され、前記フロアモジュールlとは
別の組立ラインで組立てられるダッシュモジュール2が
ダツシュロアパネル上部10、フードリッジパネル17
及びフロントサイドメンバ18により一体構成される。
また、前記ダツシュロアパネル上部10の背面にはフェ
ルト等のインシュレータ材19が全面に亘って積層され
、同インシュレータ材の表面は複数のクリップ20によ
りダツシュロアパネル上部10に固定される上部インシ
ュレータトリム21で覆われる。この上部インシュレー
タトリム21の表面の一部には前記植毛ファスナ15に
対応する位置に植毛ファスナ22を固定され、これらの
植毛ファスナ15.22の保合によりフロアカーペット
14の前端部14aを上部インシュレータトリム21に
簡単に固定できる。なお、第1図の符号“23”はメル
シートである。
また、第1図に拡大して示すように、前記下部インシュ
レータトリム13の上端13a及び上部インシュレータ
トリム21の下端21aは垂直面に対して傾斜した平行
状態に保ってあり、これらの上端13aと下端21aと
の間の車幅方向の隙間にウレタンシール剤等の弾性シー
ル剤24を充填することができる。
なお、図示は省略するけれども、車体の全体の組立工程
においては、前述したダツシュロアサイドパネル6の上
部とカウルボックス16の車幅方向端部がボルト等によ
り強固に固定されることになる。
図示実施例は、以上のような構造であるから、フロアモ
ジュール1及びダッシュモジュール2は全く独立した組
立ラインで組立てることができる。したがって、これら
のフロアモジュールl及びダッシュモジュール2の独立
的な組立てにより車体組立工程を弾力的に構成できるか
ら、ダツシュロア部の寸法及び形状のみを共通にした複
数種のフロアモジュールlとダッシュモジュール2を組
合わせることにより、構造及び外観の異なった多数組の
車体を得ることができるので、多品種・少量生産に適し
た車体を達成できる。
また、車体の総組立工程では、ダツシュロアパネル下部
3の接着剤溜りにダツシュロアパネル上部10の下端1
0aを挿入して固定し、下部インシュレータトリム13
の上端13aと上部インシュレータトリム21の下端2
1aとの間に弾性シール剤24を充填すれば、下部イン
シュレータトリム13と上部インシュレータトリム21
の間が固定されるばかりでなく、弾性シール剤24によ
り両インシュレータ材11.19の隙間を通って車室内
に侵入する車外騒音を完全に遮蔽できる。
さらに、この総組立工程では、両植毛ファスナ15.2
2を係合するだけで、下部インシュレータトリム13と
上部インシュレータトリム21との間の接合部を完全に
被覆できるから、内装工程が簡単になる。
一発明の効果− 以上の説明から明らかなように1本発明によれば、上下
に分割されたダツシュロアパネルにそれぞれ固定する下
部インシュレータトリムの上端と上部インシュレータト
リムの下端とを弾性シール剤により接着するので、遮音
性に優れ、構造及び外観の異なった複数種の車体を得る
ことができ、車体の組立ラインを弾力的に編成できる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は第2図のI−I線に沿う拡大断面図、第2図は
本発明によるダッシュインシュレータ構造の分解斜視図
、第3図は車室内側から見た従来の車体前部の要部斜視
図、第4図は同車体前部の断面図である。 l・・・フロアモジュール、 2・・・ダッシュモジュール、 3・・・ダツシュロアパネル下部、 10・・・ダツシュロアパネル上部、 13・・・下部インシュレータトリム。 13a・・・(下部インシュレータトリムの)上端。 21・・・上部インシュレータトリム、21a・・・(
上部インシュレータトリムの)下端。 24・・・弾性シール剤。 特許出願人  日産自動車株式会社 代理人弁理士 太  1) 晃  弘 第1図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1)ダッシュインシュレータごとダッシュロアパネルを
    上下に分割し、フロアモジュールに対してダッシュモジ
    ュールを上方より組立ててなり、ダッシュインシュレー
    タの下部インシュレータトリム上端と上部インシュレー
    タトリム下端を傾斜した平行状態におき、これらの上端
    と下端の間に充填した弾性シール剤で前記下部インシュ
    レータトリムと上部インシュレータトリムを固定したこ
    とを特徴とする自動車のダッシュインシュレータ構造。
JP15279087A 1987-06-19 1987-06-19 Dash insulator structure of car Pending JPS641645A (en)

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JPH011645A true JPH011645A (ja) 1989-01-06
JPS641645A JPS641645A (en) 1989-01-06

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ID=15548205

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JP15279087A Pending JPS641645A (en) 1987-06-19 1987-06-19 Dash insulator structure of car

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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FR2777845B1 (fr) * 1998-04-24 2000-07-13 Allibert Ind Insonorisant de tablier pour vehicule automobile
JP6598055B2 (ja) * 2015-07-30 2019-10-30 いすゞ自動車株式会社 インシュレータの取付構造
JP7413962B2 (ja) * 2020-09-23 2024-01-16 マツダ株式会社 車両のスピーカ配設構造

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