JPH01163545A - 空調換気装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は室外へ排出する室内の熱エネルギーを回収する
空調換気装置に関し、詳しくは室外空気２　ヘ一／ 吸込用の送風機と全熱交換素子と顕熱交換素子の配設に
関するものである。

従来の技術 近年、冷暖房を行なっている部屋を換気する手吹として
、室内の汚れた空気を室外へ排出し、室外の新鮮な空気
を取り入れ、室内の空気と室外の空気の間で熱交換を行
ない、排出する室内空気の熱エネルギーを室外空気に移
して室内へ回収する空調換気装置が使用されるようにな
ってきた。

この種の空調換気装置は冷暖房時には全熱交換気、梅雨
時期のように外気の湿度が高いときは顕熱交換気、春、
秋の中間期には普通換気といつだ使い分けをしていた。

従来の空調換気装置の構成を第６図および第７図に示す
。図において、本体１０１内には、ダクト配管用継手エ
ルボ１２３ａより、室外側吸込口１０３を通して外気を
吸い込む外気吸込用送風機１１２と、室外側吐出口１０
２を通してダクト配管用継手エルボ１２３ｂよ）室内空
気を排出する室内空気吐出用送風機１１１を設けている
。

３１＼−ノ また、外気吸込用送風機の吐出口１１４側に全熱交換素
子１０９と顕熱交換素子１１０を上下に配した部屋１１
５を設けている。この部屋１１５は全熱交換素子１０９
と顕熱交換素子１１０を仕切る仕切壁１１３により区画
され、外気吸込用送風機１１２の吐出口１１４側に設け
た第１の通風路切替用ダンパー１０７により、空気流を
上下の全熱交換素子１０９と顕熱交換素子１１０に各々
流す構成である。」二下の全熱交換素子１０９と顕熱交
換素子はさらに上下に仕切られ、全熱交換素子１０９を
通過する気流Ａは上部に流出し、顕熱交換素子１１０を
通過する気流Ｂは下部に流出し、これら流出した空気は
室内側換気通路１１６に吐出する構成としている。また
、第１の通風路切替用ダンパー１０７と対向する位置に
第２の通風路切替用ダンパー１０８を設け、第１の室内
側吸込口１０４を介して吸引した室内空気を室内空気吸
込口１１７を介して全熱交換素子１０９と顕熱交換素子
１１０を配した部屋１１５に導入する。第２の通風路切
替用ダンパー１０８は、室内空気を全熱交換素子１０９
に送り込む気流Ｃの流れと、室内空気を顕熱交換素子１
１０に送り込む気流りの流れを形成させるようにダンパ
ーを切替える。

そして各熱交換素子１０９，１１０を通過した気流Ｃ，
Ｄは室内空気吐出用送風機１１１が配された部屋１１８
に導入され、室外側吐出口１０２より吐出される。また
、室内空気通路１２２を」二記部屋１１８に連絡させ、
この部屋との開閉を第３の通風路切替用ダンパー１０６
により行う構成である。この通路１２２は第１の室内側
吸込口１０４と連絡する構成としている。なお、１１９
は室内側熱交換器で、第２の室内側吸込口１２０より吸
込んだ室内空気を通過させ、室内空調を行うとともに、
換気通路１１６から流出する換気空気とも熱交換を行う
。１２１は室内空気循環用送風機で、第２の室内側吸込
口１２０より空気を吸込み、室内側吐出口１０４よＶ熱
父換後の空気を吐出し、室内空気を循塚させる。上記構
成における動作を第８図〜第１０図により説明する。

全熱交換換気の場合、第８図に示すように、室５　ベー
／ 外空気はダクト配管用継手エルボ１２３ａを通り室外側
吸込口１０３より外気吸込用送風機１１２によって吸い
込まれ、第１の通風路切替用ダンパー１０７の上側を通
り全熱交換素子１０９を通過し、換気通路１１６に流入
し、室内側吐出口１０５より室内に給気される。また、
室内空気は第１の室内側吸込口１０４より室内空気吸込
口１１７に吸い込まれ、第２の通風路切替用ダンパー１
０８の上側を通り、全熱交換素子１０９を経て室内空気
吐出用送風機１１１により、室内側吐出口１０２を通り
ダクト配管用継手エルボ１２３ｂより排出される。この
場合、第３の通風路切替用ダンパー１０６は閉になって
いる。

顕熱交換換気の場合、第９図に示すように、室外空気は
ダクト配管用継手エルボ１２３ａを通り室外側吸込口１
０３より外気吸込用送風機１１２によって吸い込まれ、
第１の通風路切替用ダンパー１０７の下側を過少顕熱交
換素子１１０を通過し、室内側吐出口１０５により室内
に給気される。

丑だ、案内空気は室内側吸込口１０４より吸い込６　へ
−７ まれ第２の通風路切替用ダンパー１０８の下側を通り顕
熱交換素子１１０を経て室内空気吐出用送風機１１１に
より室外側吐出口１０２を通りダクト配管用継手エルボ
１２３ｂより排出される。この場合第３の通風路切替用
ダンパー１０６は閉になっている。

普通換気の場合、第１０図に示すように室外空気はダク
ト配管用継手エルボ１２３ａを通り室外側吸込口１０３
より外気吸込用送風機１１２によって吸い込まれ、第１
の通風路切替用ダンパー１０７の下側を通り顕熱交換素
子１１０を通過し、室内側吐出口１０５より室内に給気
される。また、室内空気は室内側吸込口１０４より吸い
込まれ、室内空気通路１２２、第３の通風路切替用ダン
パー１０６を経て室内空気吐出用送風機１１１によシ室
外側吐出口１０２を通りダクト配管用継手１２３ｂより
排出される。この場合第３の通風路切替用ダンパー１０
６は開になっている。

発明が解決しようとする問題点 しかし従来の空調換気装置の構成では、本体７　ヘ−７ １０１の両側面に室外側吐出口１０２および室外側吸込
口１０３が各々設けられているため、この吐出口１０２
および吸込口１０３の開口方向を同一として配管を行い
やずくするダクト配管用継手エルボ１２３ａ　、１２３
ｂが必ず必要となり、また、このエルボ１２３ａ、１２
３ｂの曲がりによる圧力損失も発生し、換気風量の低下
を招いていた。

本発明はこのような問題点を解決するもので、ダクト配
管用継手エルボを不要とすることを目的とする。

問題点を解決するだめの手段 この問題点を解決するために本発明は、室外空気を室内
熱交換器に導入する室外空気通風路と、この室外空気通
風路内に直列に配した全熱交換素子および顕熱交換素子
と、前記室内熱交換器および前記顕熱交換素子間の前記
室外空気通風路内に配した遠心型の室外空気吸込用送風
機と、室内空気を前記各熱交換素子を通過させ、室外空
気と室内空気間で熱交換を行わせるかあるいは室内空気
を前記各熱交換素子を介さずに室外に吹き出す遠心型の
室内空気吸込用送風機とを備え、前記室外空気通路の室
外空気吸込口と室内空気吸込用送風機の吹出口を本体の
同一面に設けたものである。

作　　用 この構成により、本体の同一面に室外側の吐出口および
吸込口が設けられているため、配管のために開口方向を
同一とするエルボが不要となる。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第５図により説明す
る。

本実施例における空調換気装置の構成を第１図および第
２図に示す。図において、室外側吸込口５から室外空気
を導入し、室内側吐出口８の近傍に配設された熱交換器
１３に導出する室外空気通風路１２を本体１１内に設け
ている。この室外空気通風路１２内には、直列に全熱交
換素子３および顕熱交換素子４を設けている。これら熱
交換素子３，４は、室外空気を横方向に、室内空気を縦
、助、向に流して熱交換を行わす構成としている。ま−
弁、 ９　へ−７ だ、前記熱交換素子３，４の風下側に位置する室外空気
通風路１２の途中に、遠心型の室外空気吸込用の送風機
１Ｑを配し、室外空気を熱交換器１３に当てるようにし
ている。また、熱交換素子３゜４が位置する室外空気通
風路１２により本体１１内を２室に区画している。すな
わち、−側面を第１の室内側吸込口８に連絡させ、他側
面を遠心型の室内空気吐出用の送風機９を配した室内空
気吐出通風路１４に連絡させた室内空気通風路１５を上
方に形成し、下方に熱交換素子３，４を通過した空気が
流れ込む熱交換空気通風路１６を形成し、この通風路１
６も室内空気吐出通風路１４に連絡されている。前記室
内空気通風路１５内には、流れ込む室内空気を各熱交換
素子３，４の縦方向に通過させるだめの第１および第２
の通風路切替用ダンパー１，２を設けている。また、室
内空気吐出通風路１４からの空気を室外に導出する室外
側吐出口６と前記室外側吸込口５は、本体１１の同一側
面に設けている。

なお、１７は第２の室内側吸込口で、との吸込１０、、
　＞ 口１７より室内空気を室内空気循環用送風機１８が吸込
み、室内熱交換器１３を通過させた後、再ｄ室内に室内
側吐出口８より吐出する。

上記構成における動作を第３図〜第５図により説明する
。

第３図に示すように、全熱交換換気時には、本体１１に
設けられた室外側吸込口５より室外空気を室外空気通風
路１２内に吸い込み、全熱交換素子３、顕熱交換素子４
を通過させた後、室外空気吸入用送風機１０、室内熱交
換器１３を介して室内側吐出ロアより給気する。一方、
室内空気は第１の室内側吸込口８より室内空気通風路１
５に吸い込まれ、第２の通風路切替用ダンノ々−２（閉
状態）の上側を通り、第１の通風路切替用ダン・り−１
（開状態）により、全熱交換素子３を縦方向に通り、横
方向を流れる室外空気と全熱交換する。

この熱交換後、室内空気は、熱交換空気通風路１６に入
り、そして室内空気吐出用送風機９により、室外側吐出
口６より排気される。

顕熱交換換気時には、第４図に示すように本体１１　Ａ
−ン １１に設けられた室外側吸込口５より室外空気を室外空
気通風路１２内に吸い込み、全熱交換素子３、顕熱交換
素子３．四角柱の顕熱交換素子４を通過させた後室外空
気吸入用送風機１０により室内側吐出ロアを介して室内
に給気される。

一方、室内空気は室内側吸込口８よシ吸い込まれ、第２
の通風路切替用ダンパー２（開状態）により、顕熱交換
素子を縦方向に通り、この通過時に横方向を流れる室外
空気と顕熱交換を行う。熱交換後、室内空気は熱交換空
気通風路１６、室内空気通風路１４を介して室外側吐出
口６よシ排気される。なお、第１の通風路切替用ダンパ
ー１は開あるいは閉の状態のどちらでも良い。すなわち
、第２の通風路切替用ダンパー２が室内空気通風路１６
に流れ込む室内空気を全て顕熱交換素子４に流し、風下
側に室内空気は流れない。

普通換気時には、第５図に示すように、第１および第２
の通風路切替用ダンパー１，２を開状態とし、室内空気
を室内側吸込口８よシ室内空気通ヌ路１５に吸い込む。

この吸い込まれた室内空気ζくｈ は第２の通風路切替用ダンパー２の上側、第１の通風路
切替用ダンパー１の上側を通り、室内空気吐出通風路１
４に流れ出し、そして室内空気吐出用送風機９により室
外側吐出口６より排気される。

また、室外側吸込口６および吐出口６の配管は、本体１
１の同一側面で行えばよく、特に、ダクト配管用継手エ
ルボを用いて各吸込口および吐出口の方向を同一にする
ことはない。まだ、エルボの折曲部による圧力損失もな
くなる。

発明の効果 以上の実施例の説明より明らかなように本発明によれば
、ダクト配管用継手エルボを用いることなく、全熱交換
換気、顕熱交換換気、普通換気ができる空調換気装置を
設置できるため、圧力損失を低下させるとともに配管部
品の削減を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による空調換気装置す をポ牟断面図、第２図は同側断面図、第３図は同全熱交
換換気の運転時の風の流れを示す説明図、１３Ａ−＞ 第４図は同顕熱交換換気の運転時の風の流れを示す説明
図、第５図は同普通換気の運転時の風の流れを示す説明
図、第６図は従来の空調換気装置の平断面図、第７図は
同側断面図、第８図は同全熱交換換気運転時の風の流れ
を示す説明図、第９図は同顕熱交換換気運転時の風の流
れを示す説明図、第１０図は同普通換気運転時の風の流
れを示す説明図である。 １・・・・・・第１の通風路切替用ダンパー、２・・・
・・・第２の通風路切替用ダンパー、３・・・・・・全
熱交換素子、４・・・・・・顕熱交換素子、５・・・・
・・室外側吸込口、６・・・・・・室外側吐出口、１１
・・・・・・本体、１２・・・・・・室外空気通風路、
１５・・・・・・室内空気通風路、１６・・・・・・熱
交換空気通風路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名σつ Ｃ０

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 室外空気を室内熱交換器に導入する室外空気通風路と、
   この室外空気通風路内に直列に配した全熱交換素子およ
   び顕熱交換素子と、前記室内熱交換器および前記顕熱交
   換素子間の前記室外空気通風路内に配した遠心型の室外
   空気吸込用送風機と、室内空気を前記各熱交換素子を通
   過させ、室外空気と室内空気間で熱交換を行わせるかあ
   るいは室内空気を前記各熱交換素子を介さずに室外に吹
   き出す遠心型の室内空気吸込用送風機とを備え、前記室
   外空気通路の室外空気吸込口と室内空気吸込用送風機の
   吹出口を本体の同一面に設けた空調換気装置。