JPH01162473A - フアクシミリ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、文書や図表などを通信回線で送るファクシ
ミリ装置、特に、シート状原稿と本等厚みのある原稿の
両方を読み取る機能を備えたファクシミリ装置に関する
ものである。

〔従来の技術〕

第６図および第７図は従来のファクシミリ装置を示す断
面図であり、第６図はシート状の原稿を送る状態を、第
７図は本等の厚みのある原稿を送る状態を示す。図にお
いて、（ｌ）はガラス板、＋２１　ｔｄ　ｍの横方向に
移動可能な蛍光灯等の照明光源、（８ａ）ないしく８ｃ
）は同じく横方向に移動可能な反射ミラー、（４）はレ
ンズ、・６）は光電変換素子である。（６）は原稿送り
ローラで、第８図のその助力伝達経路を示す斜視図に示
すように、パルスモータ（７１の回転をタイミングベル
ト（８）を経由してタイミングプーリ（９）に伝え、原
稿送りローラ（６）を原稿送り方向である矢印Ａの方向
に回転させるよう構成されている。第６図および第７図
の説明に戻って、ｔｌｏｆは図示されていない動力で回
転する原稿送りローラで、ＯＤおよび０２はそれぞれ原
稿送りローラ１６）および原稿送りローラｔｌｏｌ　ｉ
押圧する押圧ローラで、ｒ１８ａ）、（１８ｂ）は図示
されていない動力で回転する自前給紙ローラである。α
４は押圧ローラαυ、α匂および自動給紙上ローラ（１
８ａ）が付いている扉で、シート状の原稿健か詰るなど
の不具合時の手入れのために扉ｔＩ４１はその左下部を
中心にして回転して右側が少し上方に開口できる。ａ・
は外箱、１１ηは原稿台、１１８１は原稿受台である。

次に動作について説明する。第６図のようにシート状の
原稿−を読み取る場合は、原稿台０η上に置かれたシー
ト状の原稿用が自動給紙ローラ（１８ａ）、（１８ｂ）
によって−枚ずつ順に読み取シ部α（至）方向へ送られ
、原稿送りローラ（６１とは押圧ローラＱｌｌにより挟
持されて走行し、原稿送りローラ（１０）と押圧ローラ
（１２）により原稿受台（１８１に排出される。照明光
源＋２１により発せられた光は、その経路を鏝で示すよ
うに原稿０６１面を照射し反射ミラー（８ａ）ないしく
８ｃ）で反射し、レンズ（４１ヲ経て光電変換素子（５
）に入射して、原ｍａａが読み取られる。原稿０５Ｉの
読みシはパルスモータ（刀の回転と同期して行われる。

一方、本等厚みのある原稿を読み取る場合について、第
７図のファクシミリ装置の断面図で説明する。本等の原
稿１２１１は下向きに開いてガラス板＋１１上に置く。

照明光源（２）および反射ミラー（８ａ）ないしく３Ｃ
）は第６図の場合と比べて、原稿■ｌからレンズ１４１
までの光の経路舛の距離を一定に保ちながら、少し右に
移動している。第６図の場合と同様に、本等の原稿ｔ２
１１金照明した光はその経路−ヲ通って光電変換素子＋
５１に入射し、原稿（２１が読み取られる。照明光源（
２）、反射ミラー（８ａ）ないしく８Ｃ）は、原稿１２
１１からレンズ（４）までの光の経路＠の距離を一定に
保ちながら矢印Ｂの方向に移動し、その移動と同期して
順次原稿用の先端から終端までが読み取られる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

従来のファクシミリ装置は以上のように構成されている
ので、照明光源（２）や反射ミラー（３ａ）〜（ｌｃ）
’（Ｈ移動させる動力およびその伝達機構を具備する必
要があり、また上記移動のだめのスペースを必要とした
ので、装置が大きくなると同時に高価になるという問題
点があった。また、本等厚みのある原稿を読み取るため
のガラス板ｆｉ＋が必要で、このガラス板は原稿と同じ
面積全必要としたので装置が大きくなるという問題があ
った。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、シート状の原稿と本等厚みのある原稿９両方
を読み取ることができる装置であって、小形で安価な装
置を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るファクシミリ装置は、抑圧ローラを原稿
送りローラから遠ざけることができるようにし、原稿送
りローラが原稿送り方向のみに自由に回転可能となる一
方向クラッチを設けると共に、原稿送りローラの回転に
応じた出力信号金得るエンコーダとを備え、このエンコ
ーダの出力信号に同期して原稿を読み取るようにしたも
のである。

〔作用〕

この発明におけるファクシミリ装置は、本等厚みのある
原稿の場合、押圧ローラを原稿送りローラから遠ざけて
、シート状原稿の場合と同じ読み取シ部を使い、原稿を
原稿送りローラに乗せて手送りし、ｊ京稿送りローラの
回転に応じたエンコーダからの出力信号に同期して読み
取シするので、照明光源や反射ミラーを固定したままで
、かつ、ガラス板なしで原稿の読み取シができる。

〔発明の実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図および第２図は本発明の一実施例のファクシミリ装置
の断面図で、第１図はシート状の原稿を送る状態を、第
２図は本等の厚みのある原稿を送る状態を示す。図にお
いて、−はガイド板で、照明光源（２）および反射ミラ
ー（８ａ）〜（８ｃ）は所定の位置に固定され、扉Ｑ４
１は第１図の状態から抑圧ローラＵυ、（１匂および自
動給紙上ローラｒ１８ａ）を付けたまま、その左下部を
中心にして左方へ１８０°回転し、第２図の状態にでき
るようになっている。原稿台０ηは扉０４１に付いて移
動する。

その他、レンズ１４１、光電変換素子１６）などは第６
図、第７図の従来例と同様であるので説明を省略する。

第８図は原稿送りローラ（６１の動力伝達経路？示す斜
視図で、パルスモータ１７１の回転をタイミングベルト
（８］ヲ経由してタイミングプーリに伝える。タイミン
グプーリ（９）には第４図の断面図に示すような一方向
りラッチＯが内蔵されている。＠（財）に固定された内
輪−と、その外周に設けられた外輪例の間にはくさび状
の間隙（ロ）があり、そこに外径の異る複数のこる（ハ
）が嵌め込まれ、ばね（２１により、ころ押え（廟を介
してこる（ハ）を、その外径の大きいものから小さいも
のの万へ向うガロの力で押しつけている。外輪例が矢印
Ａの方向へ回転する時は、外輪辺と内輪（至）の間でこ
る（ハ）が締め付けられるので、外輪例の回転が内輪−
に伝わシ、軸（財）も矢印Ａの方向に回転する。反対に
、軸（財）が矢印Ａの方向に回転する時は、ころ（ハ）
に対して間隙−が緩むので、外輪例が固定されても軸（
２４１ハ矢印Ａの方向に自由に回転できるようになって
いる。軸（２４１は原稿送りローラ１６１に、外輪例は
タイミングブー１月９）にそれぞれ同軸に固定されてい
る。従って、原稿送りローラ（６１ハ矢印Ａの方向に自
由に回転できる。

また、第８図でタイミングプーリ（９）が設けられてい
る側とは反対側の、原稿送りローラ（６１の端部に、等
間隔の放射状スリットヲ有する円板形のロータリーエン
コーダｃ３ＴＪが原稿送りローラ（６）と同軸に固定し
て設けられ、光源（図示せず）から前記スリットを通過
してくる光を充電変換素子（図示せず）で感知すること
により、原稿送りローラ（６１の回転量が検出できるよ
うになっている。

第６図は原稿読み取りの同期をとるための電気回路のブ
ロック図である。

図は原稿がシート状か本などのように厚みのあるものか
によって切換信号金山す制瓶回路で、■はエンコーダの
スリットを通過した光が光電変換素子■により変換され
た電気信号を受けるエンコーダ入力回路、（至）は読取
開始信号を発生して、充電変換素子ｌｌ５）が原稿から
読み取った信号を読取回路（至）に画像データとして出
力させるタイミング信号発生回路、（至）はパルスモー
タ（７）に駆動電力を供給するモータドライブ回路であ
る。

次に動作について説明する。シート状の原稿を読み取る
場合は、第６図の従来例と同じで、第１図に示すように
、原稿ａＱη上に置かれたシート状の原稿輛は自動給紙
ローラ（１’８ａ）、（１８ｂ）によって−枚ずつ順に
読み取シ部（１８方向へ送られ、原稿送りローラ（６）
と押圧ローラ（１１１により挟持されて走行する。第８
図のタイミングプーリ（９）には第４図の一方向りラッ
チ薇が内蔵されているが、パルスモータ（１）からタイ
ミングベルト（８）を経てタイミングプーリ（９）に伝
えられる矢印Ａ方向への回転は、空転することなくその
ま＼原稿送りローラ１６）へ伝えられて原稿送りロー２
（６）は矢印Ａの方向に回転する。第１図の原稿Ｑ０に
読み取シ部吐を通って、原稿送りローラ（ｌＯ）と抑圧
ロー（１２）により原稿受台に排出される。

照明光＠　＋２１より発せられた光は、その経路ヲ翰で
示すように原稿α（転）面を照射し、反射ミラー（３ａ
）ないしく８ｃ）で反射し、レンズ）４１ヲ経て光電変
換素子（５）に入射して、原稿０６１が読み取られる。

原稿Ｑ６）の読み取シはパルスモータの回転と同期して
行われる。

一方、本等厚みのある原稿を読み取る場合について、第
２図のファクシミリ装置の断面図で説明する。扉Ｑ４１
は押圧ローラＱυ、０２）および自動給紙上ローラ（１
８ａ）を付けたま＼、その左下部を中心に左方へ１８０
０回転して開く。本等の原稿ｅｌｌは下向きに開いてガ
イド板（２ｚの上に置き、原稿送りローラ（６）に手で
押し当てながら矢印Ｃ方向へゆっくりと動かす。この時
、第８図のタイミングブー１月９１に内蔵された第４図
の一方向りラッチβにより、原稿送りローラ（６）は原
稿送り方向Ａの方向に倍旧しているパルスモータ（７）
に拘束されることなく自由に回転できる。また、原稿送
りローラ１６）と同軸で直結しているロータリーエンコ
ーダ６υも回転し、原稿送りローラ（６１の回転に同期
した信号が得られ原稿送りローラ（６）の回転量、即ち
、原稿ＣＩの移動量を検出できるので、原稿ｔ２１１の
移動量に同期させて、第１図のシート状の原稿の場合と
同様に、充電変換素子（６）で原稿（２１１ヲ読み取る
ことができる。原稿（２υの読み取シの済んだ部分は開
いた状態の扉ａ４で支えられる。

原稿の読み取シの同期について第６図のブロック図で説
明する。原稿がシート状か本等厚みのあるものかにより
、押しボタン（図示せず）？選択操作して制御回路ｃ＠
全動作させ、切換信号をタイミング信号発生回路（７）
に送る。

先ず、原稿がシート状の場合は、タイミング信号発生回
路−が所定のタイミングの読取開始信号とモータ駆動信
号を発生し、読取開始信号は読取回路（ト）へ送られ、
これにより充電変換素子（５１から入力される信号を画
像データとして出力させるとともに、モータ駆動信号は
モータドライブ回路＠に送られ、これによりステップモ
ータ（７）に′東方を供給して駆動させる。次に、原稿
が本のように厚みのある場合は、原稿の移動量に対応し
た信号としてエンコーダの充電変換素子図からエンコー
ダ入力回路（至）を経て送られてくるエンコーダ出力信
号をタイミング信号発生回路（至）で読取開始信号に変
換して読取回路（７）へ送シ、これにより充電変換素子
；５）から入力される信号を画像データとして出力させ
る。

なお、上記実施例ではファクシミリ装置に自動給紙ロー
ラ（１８ａ３．（１８ｂ）や原稿送りローラ［０１とそ
の抑圧ローラｔ＋２１が設けられているので、本等厚み
のある原稿を読み取るときに自動給紙上ローラｒ１８ａ
）および押圧ローラＵ２１にそれぞれ自動給紙下ローラ
（１８ｂ）および原稿送りローラ（ｌＯ）から遠ざけた
が、このようなローラが設けられていないファクシミリ
装置の場合はその必要はなく、押圧ローラσＩｎ原稿送
りローラ（Ｉｌｌから遠ざけるだけでよい。

また、上記実施例では一方向クラッチとしてころ入りの
ものを示したが、爪車でも同様の動車があ、る。

更に、上記実施例では原稿の種類ＶＣより押しボタンで
選択操作して制御回路を動作させているが扉に連動する
スイッチ？設けて扉の開閉により制御回路？動作させて
もよい。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば本等厚みのある原稿を
読みとる場合に、原稿を原稿送りローラに押し当てて移
動づせ、エンコーダにより原稿移動蝋會検出してこれど
同期して原稿を読み取るようにしたので、照明光源や反
射ミラーを移動させる動力およびその伝達機構を具備す
る必要がなく、上記移動のためのスペースも不要で、ま
た、ガラス板も不要なので、シート状の原稿と本等厚み
のある原稿の両方を読み取ることができる装置であって
、小形で安価な装置を得られる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例によるファクシミリ装置の
シート状の原稿を読み取る場合を示す断面図、第２図は
第１図のファクシミリ装置で本等の原稿を読み取る場合
を示す断面図、第８図は第１図、第２図のファクシミリ
装置に用いられる原稿送りローラの動力伝達経路を示す
斜視図、第４図は第８図のタイミングブーりに内蔵され
ている一方向クラッチの断面図、第５図は第１図、第２
図のファクシミリ装置のＪ京稿読み取シの同期をとるた
めの電気回路のブロック図、第６図は従来のファクシミ
リ装置のシート状の原稿を読み取る場合を示す断面図、
第７図は第６図のファクシミリ装置で本等の原稿を読み
取る場合を示す断面図、第８図は第６図。 第７図のファクシミリ装置に用いられる原稿送りローラ
の助力伝達経路を示す斜視図である。 図において、１Ｂ＋１ｄ原稿送りローラ、αυは押圧ロ
ーラ、薇は一方向クラッチ、６つはロータリエンコーダ
である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 駆動源からの動力により回転駆動される原稿送りローラ
   と、この原稿送りローラと共に原稿を挟持して原稿を送
   る押圧ローラと、前記原稿送りローラの上に原稿を置け
   る状態に前記原稿送りローラから前記押圧ローラを遠ざ
   ける移動手段と前記原稿送りローラへの前記動力の伝達
   経路中に設けられ、原稿の送り方向にのみ前記原稿送り
   ローラを自由に回転可能とする一方向クラッチと、前記
   原稿送りローラの回転に応じた出力信号を得るエンコー
   ダとを備え、このエンコーダの出力信号に同期して原稿
   を読み取るようにしたことを特徴とするファクシミリ装
   置。