JPH0115888Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0115888Y2 JPH0115888Y2 JP18193581U JP18193581U JPH0115888Y2 JP H0115888 Y2 JPH0115888 Y2 JP H0115888Y2 JP 18193581 U JP18193581 U JP 18193581U JP 18193581 U JP18193581 U JP 18193581U JP H0115888 Y2 JPH0115888 Y2 JP H0115888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- dust cup
- space
- outer space
- air cleaner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000428 dust Substances 0.000 claims description 25
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 16
- 230000003584 silencer Effects 0.000 description 3
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)
- Cyclones (AREA)
- Cooling Or The Like Of Electrical Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はエアクリーナ装置の改良に関する。
先ず、従来装置の一例を第1図〜第3図に従つ
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
図中、符号2は横置された円筒状のケーシン
グ、4は同ケーシング内に同心的に配置され同ケ
ーシング内空間を外側空間6と内側空間8とに区
画する円筒状のエアクリーナエレメント、10は
ケーシング2の一端部に取付けられ外側空間6に
連通する空気取入ノズル、12はケーシング2の
一端開口を閉塞するカバー、14は同カバーに取
付けられ内側空間8に連通する空気取出ノズルで
ある。同取出ノズル14はエレメント4の一端面
にシール部材16を介して当接するブラケツト1
8を有している。20は取出ノズル14に先端を
固着されたステー22を有する受部、24はエレ
メント4の他端面を支持するサポート、26は同
サポートを受部20に固定する蝶ねじである。2
8はエレメント4の一端部外周に支持部27を介
して設けられ取入ノズル10から入り外側空間6
内をケーシング2の軸線に沿つて流れる空気に同
軸線を中心とする旋回流を与える複数の固定羽根
である。30はケーシング2の他端開口に装着さ
れるダストカツプ、32は同ダストカツプの開口
部を閉塞してケーシング2内とダストカツプ30
内とを区画する仕切板、34はダストカツプ30
の内壁に立設されたポール、36は仕切板32を
ポール34に固定する蝶ねじである。38はダス
トカツプ30の開口部フランジ40をケーシング
2の他端開口部フランジ42に固定するクラン
プ、44はフランジ40と42との間に介装され
たシール部材、45はダストカツプ30の下部に
取付けられ同カツプ内が負圧のときに閉塞し大気
と同圧のときに開放する逆止弁である。そして、
仕切板32におけるその周縁部全周に沿つて外側
空間6とダストカツプ30内とを連通する複数の
連通孔46が形成されていた。
グ、4は同ケーシング内に同心的に配置され同ケ
ーシング内空間を外側空間6と内側空間8とに区
画する円筒状のエアクリーナエレメント、10は
ケーシング2の一端部に取付けられ外側空間6に
連通する空気取入ノズル、12はケーシング2の
一端開口を閉塞するカバー、14は同カバーに取
付けられ内側空間8に連通する空気取出ノズルで
ある。同取出ノズル14はエレメント4の一端面
にシール部材16を介して当接するブラケツト1
8を有している。20は取出ノズル14に先端を
固着されたステー22を有する受部、24はエレ
メント4の他端面を支持するサポート、26は同
サポートを受部20に固定する蝶ねじである。2
8はエレメント4の一端部外周に支持部27を介
して設けられ取入ノズル10から入り外側空間6
内をケーシング2の軸線に沿つて流れる空気に同
軸線を中心とする旋回流を与える複数の固定羽根
である。30はケーシング2の他端開口に装着さ
れるダストカツプ、32は同ダストカツプの開口
部を閉塞してケーシング2内とダストカツプ30
内とを区画する仕切板、34はダストカツプ30
の内壁に立設されたポール、36は仕切板32を
ポール34に固定する蝶ねじである。38はダス
トカツプ30の開口部フランジ40をケーシング
2の他端開口部フランジ42に固定するクラン
プ、44はフランジ40と42との間に介装され
たシール部材、45はダストカツプ30の下部に
取付けられ同カツプ内が負圧のときに閉塞し大気
と同圧のときに開放する逆止弁である。そして、
仕切板32におけるその周縁部全周に沿つて外側
空間6とダストカツプ30内とを連通する複数の
連通孔46が形成されていた。
上記構成により、取入ノズル10からケーシン
グ2内に入つた空気は外側空間6内を同ケーシン
グの軸線に沿つて流れるが、その際固定羽根28
によつて同軸線を中心とする旋回流を与えられ
る。そのため、空気に混じつている雨水あるいは
比較的大きな塵埃等がその遠心力によつてケーシ
ング2の内周壁に付着しながらダストカツプ30
方向へ移動し、連通孔46からダストカツプ30
内へ入ることとなり、エアクリーナエレメント4
への負担が軽減されてその寿命が延長されるもの
である。また、ダストカツプ30内の空間は脈動
による吸気騒音を低減する所謂共鳴型サイレンサ
の作用を有している。
グ2内に入つた空気は外側空間6内を同ケーシン
グの軸線に沿つて流れるが、その際固定羽根28
によつて同軸線を中心とする旋回流を与えられ
る。そのため、空気に混じつている雨水あるいは
比較的大きな塵埃等がその遠心力によつてケーシ
ング2の内周壁に付着しながらダストカツプ30
方向へ移動し、連通孔46からダストカツプ30
内へ入ることとなり、エアクリーナエレメント4
への負担が軽減されてその寿命が延長されるもの
である。また、ダストカツプ30内の空間は脈動
による吸気騒音を低減する所謂共鳴型サイレンサ
の作用を有している。
ところが、連通孔46が仕切板32の周縁部全
周に沿つて形成されているために、ダストカツプ
30内の下部に溜まつた雨水もしくは塵埃等が仕
切板32の下部の連通孔46から再びケーシング
2の外側空間6内へ戻つてしまう場合があり、そ
の場合にはエアクリーナエレメント4への負担が
増大してその寿命が短縮されてしまう不具合があ
つた。そこで、上記不具合を解消するために、第
4図に示すように、仕切板32の上部にのみ外側
空間6とダストカツプ30内とを連通する1つの
連通孔48が形成されたものが知られているが、
この構造ではダストカツプ30内の空間を次に述
べる理由によつて共鳴型サイレンサとして用いる
ことが因難となる場合があつた。すなわち、一般
に共鳴室の固有振動数は次式によつて求められ
る。
周に沿つて形成されているために、ダストカツプ
30内の下部に溜まつた雨水もしくは塵埃等が仕
切板32の下部の連通孔46から再びケーシング
2の外側空間6内へ戻つてしまう場合があり、そ
の場合にはエアクリーナエレメント4への負担が
増大してその寿命が短縮されてしまう不具合があ
つた。そこで、上記不具合を解消するために、第
4図に示すように、仕切板32の上部にのみ外側
空間6とダストカツプ30内とを連通する1つの
連通孔48が形成されたものが知られているが、
この構造ではダストカツプ30内の空間を次に述
べる理由によつて共鳴型サイレンサとして用いる
ことが因難となる場合があつた。すなわち、一般
に共鳴室の固有振動数は次式によつて求められ
る。
ここで、Vは共鳴室の容積、nは連通孔の個
数、Seは連通孔1つの面積、tは仕切板の板厚
である。上式で明らかなよううに、連通孔の総面
積が同じならば、連通孔の個数が少ない方がfの
値が小さくなつてしまう傾向があるので、連通孔
が1個のときはfの値を大きくしようとしても限
度があり、場合によつては所望の値を得ることが
できないのである。
数、Seは連通孔1つの面積、tは仕切板の板厚
である。上式で明らかなよううに、連通孔の総面
積が同じならば、連通孔の個数が少ない方がfの
値が小さくなつてしまう傾向があるので、連通孔
が1個のときはfの値を大きくしようとしても限
度があり、場合によつては所望の値を得ることが
できないのである。
本考案は上記に鑑み創案されたものであつて、
横置された円筒状のケーシングと、同ケーシング
内に同心的に配置され同ケーシング内空間を外側
空間と内側空間とに区画する円筒状のエアクリー
ナエレメントと、上記ケーシングの一端部で上記
外側空間内に連通する空気取入口と、上記ケーシ
ングの一端部で上記内側空間内に連通する空気取
出口と、上記外側空間内に配置され同外側空間内
を上記ケーシングの軸線に沿つて流れる空気に同
軸線を中心とする旋回流を与える複数の固定羽根
と、上記ケーシングの他端部に取付けられたダス
トカツプと、同ダストカツプ内と上記ケーシング
内とを区画する仕切壁とを具備し、上記仕切壁に
おける上部にのみ上記外側空間内と上記ダストカ
ツプ内とを連通する複数の連通孔が形成されたこ
とを特徴とするエアクリーナ装置を要旨とする。
横置された円筒状のケーシングと、同ケーシング
内に同心的に配置され同ケーシング内空間を外側
空間と内側空間とに区画する円筒状のエアクリー
ナエレメントと、上記ケーシングの一端部で上記
外側空間内に連通する空気取入口と、上記ケーシ
ングの一端部で上記内側空間内に連通する空気取
出口と、上記外側空間内に配置され同外側空間内
を上記ケーシングの軸線に沿つて流れる空気に同
軸線を中心とする旋回流を与える複数の固定羽根
と、上記ケーシングの他端部に取付けられたダス
トカツプと、同ダストカツプ内と上記ケーシング
内とを区画する仕切壁とを具備し、上記仕切壁に
おける上部にのみ上記外側空間内と上記ダストカ
ツプ内とを連通する複数の連通孔が形成されたこ
とを特徴とするエアクリーナ装置を要旨とする。
以下、本考案の一実施例を第5図に従つて詳細
に説明する。
に説明する。
本実施例において、全体構造は基本的に第1図
に示される従来装置と同じであるが、ケーシング
2内とダストカツプ30内とを区画する仕切板3
2が次のように構成されている。すなわち、仕切
板32にはその上部の周縁部に沿つてのみ複数の
連通孔50が形成されている。
に示される従来装置と同じであるが、ケーシング
2内とダストカツプ30内とを区画する仕切板3
2が次のように構成されている。すなわち、仕切
板32にはその上部の周縁部に沿つてのみ複数の
連通孔50が形成されている。
上記構成によれば、連通孔50が仕切板32の
上部にのみ設けられたことによつて、ダストカツ
プ30内の雨水もしくは塵埃等がケーシング2内
へ戻ることを防止でき、また連通孔50が複数個
設けられているので、第4図に示される1個の連
通孔48のみを有する従来装置と比べて共鳴室と
してのダストカツプ30内の容積の固有振動数の
値を容易に大きく設定でき、共鳴型サイレンサと
しての設計の自由度が大巾に増大するという効果
を得ることができる。
上部にのみ設けられたことによつて、ダストカツ
プ30内の雨水もしくは塵埃等がケーシング2内
へ戻ることを防止でき、また連通孔50が複数個
設けられているので、第4図に示される1個の連
通孔48のみを有する従来装置と比べて共鳴室と
してのダストカツプ30内の容積の固有振動数の
値を容易に大きく設定でき、共鳴型サイレンサと
しての設計の自由度が大巾に増大するという効果
を得ることができる。
なお、上記実施例において連通孔50は円形で
あるが、適宜必要に応じて任意の他の形状とする
ことができる。
あるが、適宜必要に応じて任意の他の形状とする
ことができる。
第1図は装置全体を示す断面図、第2図は第1
図の固定羽根28をケーシング2の半径方向外方
から見た展開図、第3図は従来装置の一例を示す
要部正面図、第4図は従来装置の他の例を示す要
部正面図、第5図は本考案の一実施例を示す要部
正面図である。 2……ケーシング、4……エアクリーナエレメ
ント、6……外側空間、8……内側空間、10…
…空気取入ノズル、14……空気取出ノズル、3
0……ダストカツプ、32……仕切板、46,4
8,50……連通孔。
図の固定羽根28をケーシング2の半径方向外方
から見た展開図、第3図は従来装置の一例を示す
要部正面図、第4図は従来装置の他の例を示す要
部正面図、第5図は本考案の一実施例を示す要部
正面図である。 2……ケーシング、4……エアクリーナエレメ
ント、6……外側空間、8……内側空間、10…
…空気取入ノズル、14……空気取出ノズル、3
0……ダストカツプ、32……仕切板、46,4
8,50……連通孔。
Claims (1)
- 横置された円筒状のケーシングと、同ケーシン
グ内に同心的に配置され同ケーシング内空間を外
側空間と内側空間とに区画する円筒状のエアクリ
ーナエレメントと、上記ケーシングの一端部で上
記外側空間内に連通する空気取入口と、上記外側
空間内に配置され同外側空間内を上記ケーシング
の軸線に沿つて流れる空気に同軸線を中心とする
旋回流を与える複数の固定羽根と、上記ケーシン
グの他端部に取付けられたダストカツプと、同ダ
ストカツプ内と上記ケーシング内とを区画する仕
切壁とを具備し、上記仕切壁における上部にのみ
上記外側空間内と上記ダストカツプ内とを連通す
る複数の連通孔が形成されたことを特徴とするエ
アクリーナ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18193581U JPS5886467U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | エアクリ−ナ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18193581U JPS5886467U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | エアクリ−ナ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5886467U JPS5886467U (ja) | 1983-06-11 |
JPH0115888Y2 true JPH0115888Y2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=29979856
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18193581U Granted JPS5886467U (ja) | 1981-12-07 | 1981-12-07 | エアクリ−ナ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5886467U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006241996A (ja) * | 2005-02-28 | 2006-09-14 | Toyota Boshoku Corp | エアクリーナ |
-
1981
- 1981-12-07 JP JP18193581U patent/JPS5886467U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5886467U (ja) | 1983-06-11 |
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