JPH01158432A - 画像形成方法 - Google Patents

画像形成方法

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JPH01158432A
JPH01158432A JP1746488A JP1746488A JPH01158432A JP H01158432 A JPH01158432 A JP H01158432A JP 1746488 A JP1746488 A JP 1746488A JP 1746488 A JP1746488 A JP 1746488A JP H01158432 A JPH01158432 A JP H01158432A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は2画像の形成に関するものであり、さらに詳し
くは、感光性層の露光部および未露光部の粘着性の差を
利用した単色または多色の重ね合わせによる画像形成方
法であり2色校正用プリプレスブルーフとして印刷物と
近位した転写物を得ることができる画像形成方法に関す
る。
(従来の技術) 従来より、印刷工業分野においては最終的に印刷された
印刷物の仕上がり1色調等を印刷する前に確認する手段
としてプリプレスプルーフを利用することが公知である
。このプリプレスプルーフには。
オーバーレイ方式とサーブリント方式とがあり、最終的
に得られる画像品質や製版および印刷工程上の利用目的
に応じて利用されている。
オーバーレイ方式は、各透明ベースフィルムに各色分解
(分色)画像に応じた感光層が設けられており、活性光
線照射、現像工程により得られたそれぞれのフィルムを
1分色の見当を目視等により重ね合わせる。この方法は
非常に簡便であるが2重ね合わせのときのフィルムから
の反射光の影響を受け、実際の印刷物の質感と大きく異
なる欠点を有する。
サーブリント方式は9例えば米国特許第3060023
号、同3060024号、同3060025号公報に開
示されているように単一の支持体に数層からなる感光性
層を重ね合わせ、各分色画像を順次形成していくもので
ある。着色としては単に転写する方法や粉体カラートナ
ーによる方法があるが、転写による方法では操作が簡便
であるという利点がある。一方、粉体カラートナーによ
る方法では粉体のため作業環境上の配慮が要求される。
プリプレスプルーフの目的は印刷物に近似した複写物が
要求されるが、転写による方法では光沢、v4点再現性
等において、印刷物に近似したものとは言い難い、また
粉体カラートナーによる方法では、印刷とは掛は離れた
作業のため、実際の印刷物に近似させることは難しい。
さらに、米国特許第3060023号公報等に開示され
ている転写による方法では、感光性層と画像受容体とを
、平面的に加圧密着して加熱し、その後剥離するという
作業が開示されているが、プリプレスプルーフで要求さ
れる安定な画像再現および迅速性に欠けるという問題が
ある。また、加圧密着後の剥離においては、剥離の速度
、方向1強さの調整が難しいという作業上の欠点がある
。つまり、感光性層と画像受容体とを平面的に加圧密着
した後に剥離する場合、厳密に作業条件を調整しないと
9紙ムケを起こし易い。また、祇ムケを起こさないよう
な条件としても、剥離の速度、方向等の作業条件が一定
とじすらいため、転写される画像の再現が不安定となり
、転写画像の反射濃度の不均一や微細な周期的紋様、さ
らには微細な方向性のある紋様を生じてしまい1色再現
等の精度を著しく減少される。
また、特公昭42−14326号公報は、支持体上に紫
外線に感光する層およびジアゾ感材が被覆されたシート
からなり、単一の支持体に圧力を利用して転写した後、
ハーフトン陰画を通じて画像露光を行い、しかる後に現
像工程を経て、これを同一の支持体上に順次繰り返し得
るものである。この方法もまた。同一の支持体上る分色
両像を順次形成していくものであるが、溶剤による現像
工程が入るため。
作業環境の問題だけでなく、得られた画像の皮膜は脆い
という欠点を有する。
また日本特開昭59−97140号公報、同61−18
8″537号公報にはオーバレイ法とサーブリント法の
両方に使用可能なプルーフィング系が示されている。こ
のプルーフィング系では。
(1)ポリエステル支持体上に剥離層9着色感光層。
保護層を順次積層してなるカラーシート、およびポリエ
ステル支持体上に受像層、保護フィルムから成る受像フ
ィルムが用意され。
(2)カラーシートの乳剤面とハーフトーン陰画を密着
させ1画像形成を行い、炭酸ソーダ、ブチルセロソルブ
、水の混合液により未露光部は溶出される。
乾燥後はオーバーレイタイプのプルーフィングとしても
有効である。
(3)サーブリント方式としてのプルーフィングは。
受像フィルムに墨、シアン、マゼンタ、イエローの順に
温度110℃、圧力2バール、速度60cm/分の条件
で目視またはパンチングによるレジストυ−ジョンを順
次行った後。
(4)被転写体であるレセプターに転写し、正像を得た
後、転写層および着色層の反射光沢を減少させるために
、マット化処理を施したフィルムを転写してプルーフィ
ングを得る。
この方法は、感光着色層と支持体との間に剥離層を設け
、この層が高温、高温下条件において、鍔環転写画質に
悪影響を及ぼさないことを特徴としており、従ってより
一層印刷物に近い質感を与えることができるが、マット
化処理を必要とし、必ずしも印刷物に極めて近似してい
るとは言い難い。
また1例えば日本特開昭59−97140号公報におい
は、−度の転写では画像の向きが印刷物とは逆であるた
め、再度の転写工程を必要とする。−度の転写で得られ
る画像の向きについては、逆像となるため、再度の転写
を必要とするか、あるいは−度の処理で正像が得られる
が0画像の精度の低下、つまりシャープな画像が得られ
ないという欠点があった。プルーフィングシートを使用
した通常の画像形成では9例えばカバーシート(ポリエ
チレンフィルム)/感光層/支持体からなるプルーフィ
ングシートに対し9片面に原画層を形成したポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの原画層がカバーシートに接
するように積層し、露光する。露光後、カバーシートを
剥離し1画像受容体に圧着することにより画像形成がな
される。従って、感光層に形成された画像は逆像であり
、もし正像を得る場合には再度の転写工程を必要とする
。この場合、原画層と感光層との間には、カバーシート
のみが存在するため、厚さがそれ程大きくなく、露光に
よる光の拡散(画像の精度を低下させる)が比較的少な
いが、それでも一般にカバーシートであるポリエチレン
フィルムの表面形状が粗いため、必ずしも精度の高い画
像形成とは言い難いところがある。
もし、−度の処理で正像を得るには、露光に際し。
片面に原画層を形成したポリエチレンテレフタレートフ
ィルムの該フィルム面がカバーシートに接するように積
層し、露光する。この場合、カバーシートの剥離により
、正像が得られるが、原画層と感光層との間には、カバ
ーシートおよびポリエチレンテレフタレートフィルムが
存在するため、かなりの厚さとなるため、露光による光
の拡散(画像の精度を低下させる)が大きくなり1画像
の品質を低下させる。
以上のように各種プルーフィング方法が検討されている
が、転写の方法について見ると、平面転写や凸版校正印
刷機による方法が知られている。平面的に転写する方法
では前記したように1種々の欠点がある。また9校正印
刷機による転写では、ブランケット胴に露光部の画像形
成材料を固定し、ブランケット胴を転勤させて、紙定盤
上に保持した画像受容体に転写する方法である。この校
正印刷機による方法は、一般に装置が大きく1重いため
、場所とコストの点で不利なだけでなく、転写に必要な
加熱および加熱後の温度の安定が難しく、均一な画像形
成を得難<9作業準備に時間がかかることが多い。さら
に9校正印刷機による方法では、露光を別の装置で行う
ようになり、露光、転写を連続して行うことが難しい。
(発明が解決しようとする問題点) プリプレスプルーフを作成することのできる。いずれの
方法をとってみても、実質的な現像工程を含み1作成工
程が煩雑なことや実際の本機印刷□物と質感が異なるた
め、これまで主に製版−印刷間の工程確認に多く利用さ
れているが、実際の印刷物の代用品として利用されてい
ても2品質的には異なるものという認識であった。
このために形成された画像の反射濃度が一定で。
微細な画像を形成できる方法が望まれていた。
本発明の目的は2本機印刷物と同等の画質を有する画像
形成ができる画像形成方法を提供することである。つま
り、転写される画像の再現が安定しており、かつ転写画
像の反射濃度の不均一や周期的紋様。
微細な方向性のある紋様を生じることのない9色再現狐
優れた方法である。
本発明は転写のとき、祇ムケを起こさずに均一に転写で
きる方法を提供するものである。
本発明は9校正印刷機に比べ8場所とコストの点で有利
であり9作業準備に時間がかかることが少なく、均一な
画像形成が安定して行え、露光から転写までを連続的に
行うことも可能な方法を提供するものである。
また2本発明の目的はかかる従来の欠点を考慮して、そ
れを解決すべくなされたものであり、その目的とすると
ころはサーブリント法に有効に使用でき。
かつサーブリント法で得られる最終画像が印刷画像等と
同一な向きである簡便な画像形成材料を提供することが
できる方法である。
本発明は9校正印刷機による校正印刷物と同等の画像が
得られ1校正印刷機による校正を省略することもできる
方法を提供するものである。
本発明者等は検討の結果、支持体およびカバーシートに
はさまれて形成された感光性層にその内部に適当な凝集
力を有する材料およびもしくは方法を選択することによ
り、単色あるいは多色画像の作成を目的とした画像露光
において未露光部分が適当な接着力を有し、かつローラ
間のニップにおける凝集破壊により画像が得られる。こ
れが為に先行技術に比べ特別な処理をした画像受容体も
しくは中間的な画像受容体が不必要であり、かつ簡便で
あることを見いだし9本発明に到達した。
〔発明の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本発明は、支持体上に染料およびもしくは顔料ならびに
光重合性化合物を含む感光性層を形成してなる画像形成
材料を2画像露光し、感光性層における露光部および未
露光部の、転写における粘着性の差を生じせしめ9紙等
の画像受容体に画像を転写する画像形成方法において、
露光した画像形成材料の感光性層と画像受容体とを、ロ
ーラ間に導き、ローラ間のニップで転写を行い、ニップ
通過後直ちに剥離する画像形成方法である。
本発明は、サーブリント法において、実際の印刷物と同
等の質感で、簡便、迅速に、そして安定に作成のできる
カラープルーフを得ることができる方法である。勿論、
オーバレイ法にも適用可能な方法である。つまり1本発
明は9本機印刷物とほぼ同等な質感を有するものが得ら
れ、さらに現像液を必要としないドライ現像法、すなわ
ち剥離による現像で品質の安定したカラープルーフを得
ることができる方法である。
本発明の画像形成方法は、転写時の過熱による画像形成
材料における泳ぎ(微細な周期的紋様や微細な方向性の
ある紋様)がなく、本機印刷のインキ受容体であるアー
ト紙等に直接転写でき、しかも本機印刷と同様な状態で
感光性層が転写していくことにより、実際の印刷物に極
めて近似した複製物を得ることができる。また、微細な
画像をも安定して転写できる方法である。
本発明に係わる画像形成材料は1通常、支持体/着色さ
れた感光性層/保護フィルムの構成であるが。
以下に説明する。
支持体としては、熱、化学薬品、光等に安定であり、し
かも活性光線を透過するような材料が好適である。例え
ばセルロースアセテート、ポリスチレン。
ポIJ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ホリ
カーボネート、ポリイミド、ポリプロピレン等のフィル
ムまたはシートである。特にポリエチレンテレフタレー
トフィルムまたはシートが透明性または熱安定性1寸法
安定性等の面から好ましい。
さらにこれらの支持体をそのまま使っても良いが。
適当な撥油性物質による離型処理をしておくこともでき
る。これらの撥油性物質としてはシリコン樹脂。
フン素樹脂のようなものが挙げられる。
保護フィルムとしてはポリエチレンフィルム、ポリエチ
レンテレフタレートフィルム、アセテートフィルムのよ
うなものが挙げられるが、これらに限定されるものでは
ない。
本発明に係わる感光性層としては。
(a)光重合性化合物および着色剤 (b)光重合性化合物、熱可塑性樹脂および着色剤等の
構成であるが、さらに通常光重合開始剤や熱重合禁止剤
が併用される。
光重合性化合物としてL↓モノマー、オリゴマーおよび
プレポリマーから選ばれる少なくとも1種を使用する。
さらに、他の添加剤を併用することもできる。
光重合性化合物としては特に制限されるものではないが
、好ましくは熱可塑性樹脂を常温で可塑化できる化合物
である。
感光性層は染料およびもしくは顔料と混合して露光によ
り硬化しうる様に光重合性化合物が使用される。
感光性層は支持体の上へ形成され、さらに保護フィルム
(カバーシート)を感光性層の上に設けられる。カバー
シートは支持体側から画像形成の為の露光をする際に露
光器等への感光性層の付着による汚れを防止するもので
あり、ポリエチレンフィルムが好ましいが、相当な性能
を有するフィルム等ならばこれに限定されない。
感光性層は光重合性の為9画像露光により硬化部分は画
像受容層への接着力を消失せしめると共に。
未露光部分の適度な内部凝集力により微細な画像再現の
作成を可能にし、かつ剥離により画像受容体上への転与
を容易とする利点を有する。ここで適度な内部凝集力を
有するということは5画像受容体へ形成された画像が少
なくとも全ての厚みで転写しないことを意味している。
すなわち2層間剥離をする。
本発明に係わる感光性層の適度の内部凝集力としては、
感光性層に用いる光重合性化合物、染料・または顔料等
、の種類およびもしくは配合割合によって。
種々選択できる。さらに画像受容層または支持体の種類
によっても変化する。
本発明が適用される印刷物の色校正作業等においては、
原版となるフィルム等からの着痩の高い画像再現が必要
とされる。また、同時に色校正作業の時間短縮も同様に
必要とされる。これらの要求を満たしてかつ安定した仕
上がりの品質を確保するためには、精度の高い画像再現
については形成される画像の膜厚の薄膜化が主な技術的
要素である。さらに。
時間短縮については形成される画像が現像作業等を必要
としないことが主な技術的要素である。これらの要求と
技術的要素を実現するには形成される画像の膜について
、適当な内部凝集力を付与せしめることにより、感光性
層内の破断剥離を生ぜしめ、現像工程を省略することが
最良、の解決方法である。
本発明に使用出来る光重合性化合物としては、エチレン
性不飽和化合物が好ましく1例えば、 (メタ)アクリ
ル酸、メチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、ジ
メチルアミノエチル(メタ)アクリレート、ベンジル(
メタ)アクリレート、カルピトール(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ
)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アク
リレート、グリシジル(メタ)アクリレート、 (メタ
)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルア
ミド、スチレン、アクリロニトリル、N−ビニルピロリ
ドン、エチレングリコールジアクリレート、ジエチレン
グリコールジアクリレート、トリエ孕レンゲリコールジ
アクリレート、ポリエチレングリコールジ(メタ)アク
リレート、ポリプロピレングリコールジ(メタ)アクリ
レート、ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、
ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1.
4−ブタンジオールジアクリレート 1.6−ヘキサン
シオールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレ
ート、トリメチロールプロパントリアクリレート。
ジペンタエリスリトールへキサアクリレート、フェノキ
シエチルアクリレート、ノニルフェノキシアクリレート
、テトラヒドロフルフリルオキシアクリレート、カプロ
ラクトン変性テトラヒドロフルフリルアクリレート、エ
チレンオキサイド(EO)g性メタクリレート、フェノ
キシジエチレングリコールアクリレート、EO変性フタ
ル酸アクリレート。
フェノールのアルキレンオキサイド付加体の(メタ)ア
クリレート カプロラクトン変性ヒドロキシピバリン酸
ネオペンチルグリコールジアクリレート。
ジシクロペンタニルジアクリレート、等の低分子量の光
重合性化合物、あるいはエポキシアクリレート。
ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート。
アルキッドアクリレート、石油樹脂のアクリレート変性
体、不飽和ポリエステル等の高分子量の光重合性化合物
である。これらの1種または2種以上の混合物が使用さ
れる。
熱可塑性樹脂(有機重合体結合剤)としては、熱可塑性
で、光重合性化合物との相溶性に優れた光重合性を有し
ないポリマーが使用できる。例えば、ポリ塩化ビニル、
ポリ (メタ)アクリル酸、ポリ (メタ)アクリル酸
エステル、ポリビニルエーテル、ポリビニルアセクール
、ウレタン樹脂、エポキシ樹脂。
ポリアミド、ポリエステル、塩化ビニリデン−アクリロ
ニトリル共重合体、塩化ビニリデン−メタクリレート共
重合体、塩化ビニリデン−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、セルロース誘導体(例えばメ
チルセルロース、エチルセルロース、酢酸セルロース)
、ポリオレフィン(例えば塩素化ポリエチレン)、ブタ
ジェン−アクリロニトリル共重合体のような合成ゴム、
ジアリルフタレート樹脂(例えばジアリルイソフタレー
トポリマー、ジアリルオルソフタレートポリマー、これ
らの水添加物)等である。
これらの熱可塑性物質以外でもある重合体を添加して希
望する物性を得ることは可能である。例えば支持体に対
する接着性、転写の際の受容体への接着性、摩耗性を改
善することができる。適当な熱可塑性でない重合体状化
合物には9例えばフェノール樹脂、メラミン−ホルムア
ルデヒド樹脂、ウレタン樹脂等が含まれる。この他この
感光性層の成分とじて少量の充填剤を含んでもよく、そ
の例として、シリカ、マイカ、ベントナイト等があり、
要求される性質に応じて適当量存在してもよい。
光重合開始剤としては、可視光部における吸収の少ない
ものがより好ましいが1例えば、ベンゾフェノン、4,
4−ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メト
キシ−4−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチル
アントラキノン、フエナントラキノン、ベンゾイン、ベ
ンゾインメチルエーテル。
ベンゾインフェニルエーテル、イソブチルベンゾインエ
ーテル、イソピロピルベンゾインエーテル、ベンゾイン
エチルエーテル、2.2−ジェトキシアセトフェノン、
2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフェノン、4′−
イソプロピル−2−ヒドロキシ−2−メチルプロピオフ
ェノン、p−tertブチルトリクロロアセトフェノン
、ミヒラーズケトン、ベンジルジメチルケクール、2.
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン、ヒドロ
キシシクロへキシルフェニルケトン、ベンゾフェノン、
アゾビスイソブチルニトリル、2−クロロチオキザンゾ
ン、2−メチルチオキザンゾン、2−エチルチオキザン
ゾン。
2−イソプロビルチオキザンゾン等である。これらの付
加重合開始剤は単独或いは2種以上併用しても良いが、
2種以上併用する場合は、それぞれ光吸収により発生す
る相互のフリーラジカルに対しての影響を考慮すべきで
ある。さらに各種増感剤を添加して付加重合速度の向上
を図ってもよい。
また、熱重合禁止剤としては、p−メトキシフェノール
、ハイドロキノン、t−ブチルカテコール。
ピロガロール、ピリジン、アリールホスファイト等が使
用できる・。
感光性層の膜厚は0.5〜5μm程度あれば良く。
適正な塗布量は含有される染料およびもしくは顔料によ
って異なるが、0.5g/n(〜]Og/rrrが適当
である。本発明の塗布に際してはバーコーター等を用い
て塗布を実施したが9例えばスピンコーターやこれに類
似のコーターでもかまわないことは勿論である。
本発明に特に効果のある熱可塑性物質としては前述した
素材以外でも使用できるものはあるが好適なエチレン性
不飽和化合物との組み合わせ等を考え舎わせると、ポリ
アクリレート系高分子物質及びジアリルイソフタレート
ポリマーが適している。熱可塑性物質とエチレン性不飽
和化合物比は使用する材料によってその適性比は異なる
が、−船釣には熱可塑性物質とエチレン性不飽和化合物
との比が40=60ないし90:10との間にあれば、
室温で感光性層表面が微粘着或いは接着性を有さない状
態が達成でき、この時、もし、感光性層に粘着性が残存
していればレジストレーションが困難となり、しかも環
境中の塵埃等を感光性層表面に付着し、カラープルーフ
としての画像品質を著しく低下せしめる。さらに経時に
伴う暗反応を防止するために少量の熱重合禁止剤を添加
してもよい。
感光性層へ含有される染料およびもしくは顔料としては
従来から知られているものが使用できる。−般にイエロ
ー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色の色相を一致し
た染料、顔料が必要となり、この他金属粉、白色顔料、
螢光顔料等も使われる。カラープルーフ用としては、黄
、紅、藍、墨があり、これ等の色相に合致する顔料また
は染料を選択すればよい。
次に公知の染料、顔料を示すが、多くの中の若干例であ
る。アゾ系、フタロシアニン系、キナクリドン系、アン
トラキノン系、インジゴ系、メチン系等の有機顔料また
は染料、あるいは無@顔料等である。
例えば、リオノールイエローGRO(C,121090
、東洋インキ製造■製))、!1kL120]リオノー
ルイエロー(〃)、N11206リオノールイエロー(
〃)、リオノールイエロ−1208(〃)。
N+11305リオノールイエロ−(C,I21100
)、磁1306リオノールイエロー(〃) 、 1lh
1307リオノールイエロー(〃)、リオノールイエロ
ーFG1310(〃)、  リオノールイエローFGN
−T (C,I21105)、 阻7100リオノール
イエロー(C,121096)、  リオノールイエロ
ーNBR(C,12110B)、ブリリアントカーミン
6BA (C1115850: 1)、リオノールレッ
ド6B4201  (〃)、  リオノールレフド7B
4401  (〃)、ブリリアントカーミン8BA (
〃) 、  リオノールブルーFG7330 (C,1
74160)、  リオノールプルーFG735]  
(〃)、リオノールプルーGX−1(〃)、三菱カーボ
ンブラックMA−7.三菱カーボンブランクMA−10
0等が好適である。着色物質としては、これらの物質を
単独或いは二種以上混合して用いても良い。
これらの染料や顔料は適当な手段をへて、容易に感光性
層中へ混入、含有させることが出来る。
感光性層中に添加される顔料もしくは染料の量は全固形
分中の5〜50 (重量)%が適当であり。
5%以下になると、必要濃度を得るためには塗膜量が多
くなりすぎて、転写画像が悪くなる傾向にあり。
逆に50%より多くなると、活性光線が充分に透過せず
、地汚れの原因となる。また、感光性層の塗布量は、 
0.5 glrd 〜10 glrd、好ましくは1g
/d〜5 glrdである。画像露光は、感光性層とマ
スクを直接密着させ、露光する場合と支持体側から露光
する場合の二種類が考えられるが、感光性層とマスクを
直接密着させ画像露光する場合は、感光性層の塗布量は
10g/rrr以上でも良いが、得られる層の向きが反
対になり2文字等を含む画像に於いては著しく、観察し
にくい。
この他、感光性層へ適度なマット処理を設けておくのも
必要に応じて良好な質感を得るのに有効である。
一方2画像露光を支持体側から実施する場合には。
得られる画像は正像であるが感光性層の塗布量は。
10g/rd以上では、転写画像が汚れてしまう傾向に
ある。
更に、感光性層上に、保護フィルム(カバーシート)が
重ねられるが、保護フィルムとして好適な材料としては
、特開昭48−31323号公報に記載されているよう
にポリエチレンフィルムが感光性層に対する接着性がポ
リエチレンテレフタレートフィルム等のベース支持体よ
り弱いので適当なカバーシートとして役立つ。また、光
重合系に於いては。
空気中の酸素により重合速度が変化することは公知であ
り、これを防ぐには1着色感光性層上にポリビニルアル
コールのような被覆膜を作成するが、もしくはカバーシ
ートを被覆するか、そのどちらの方法も有効ではあるが
、被覆膜作成する場合は、その膜厚が5μ以上と厚(な
ると転写画像品質に悪影響を及ぼすので9本発明に於い
ては、保護フィルムを積層してなる方法がより好ましい
本発明においては、支持体(透明であるものがほとんど
である)側から画像露光する画像形成方法が好ましい。
この方法により1画像の向き等の位置関係が著しく改善
され1画像の向きを補正する目的の特別な中間的画像受
容体が不要である方法を提供できる。
なお1本発明において、カバーシートを有する画像形成
材料の場合、透明支持体とは2画像受容層に圧着後、剥
離されるものを指し1画像露光はこの透明支持体側から
露光される。
必要に応じて設けられるカバーシートは支持体側から画
像形成の為の露光をする際に露光器等への感光性層の付
着による汚れを防止し、感光性層の酸素による影響を少
なくするものである。
本発明が適用される印刷物の色校正作業等においては、
原版となるフィルム等からの精度の高い画像再現が必要
とされる。また、同時に色校正作業の時間短縮も同様に
必要とされる。これらの要求を満たしてかつ安定した仕
上がりの品質を確保するために。
再現画像位置の正確さや1表裏の対応について、簡便な
作業工程により、すなわち露光を透明支持体側から行う
ことが好ましい。
以下1本発明を1例えばカラープルーフィング用画像形
成材料として使用する工程を順を追って説明する。
(1)色分解画像マスクと画像形成材料にレジスターピ
ン用の穴を設ける。さらに画像受容体が紙等の場合にあ
ってはこれら画像受容体へもレジスターピン用の穴を設
ける。
(2)画像露光、つまり紫外線等の活性線を用いて感光
性層へ色分解マスク画像を通して画像形成材料の硬化に
充分な露光を行う。
(3)次いで1画像形成材料の保護フィルムを剥離し。
画像受容体と剥離した着色感光性層面とを対面するよう
に配置し、実質的に未接触状態で、ローラ間に導く。ロ
ーラ間のニップにおいて、接触および転写を行い、ニッ
プ通過後直ちに剥離する。
通常は、必要に応じた加熱下で転写を行う。
支持体の一端をもち、剥離することにより画像受容体へ
感光性層に形成された画像が、あらかじめ設定され内部
疑集力によって、膜厚み方向で1/2ないしは適当量が
画像受容体上へ残され、転写画像が形成される。
(4)転写された画像全面へ固着を伸開にし、転写画像
面の粘性を消失させる目的の後露光を行う。
以上(1)〜(4)を2例えばカラープルーフィングで
は4回(イエロー、マゼンタ、シアン、ブラック)くり
返し4色の再現画像を得る。
尚、上記に於ける受容体は、−船釣に校正印刷に用いら
れる材料としてアニド、コート紙等があるが。
これらの例は本発明を制限するものではない。
本発明は上記(3)の工程に主として特徴を有するもの
であり、平面的に加圧密着させる場合と異なり、接触、
転写および剥離が迅速、かつ安定して作業することがで
き、さらには加熱する場合の温度ムラも平面の場合に比
べ少ない。
本発明のローラ間における接触、転写および剥離を説明
するための概略断面図を第1図に示す。
1はプラテンローラ(ゴムローラ)、2は加熱ローラ(
金ローラ)、3は支持体、4は感光性層。
5は画像受容体、をそれぞれ表す。
ローラ間における感光性層と画像受容体との接触。
転写は通常、加圧、加熱して行うが、加圧のみでもよい
。なお、加熱する場合、使用される画像受容体が大きく
伸縮しない程度の加熱が好ましい。例えばローラの表面
温度50〜150℃、好ましくは70〜110℃程度の
加熱は転写速度の向上、細かい画像の再現精度向上によ
り好ましい結果を与える。つまり、泳ぎ、祇ムケ等の問
題を起こすことなく、良好な転写ができる。
また、ローラ間において、ローラの表面温度差を設ける
こともできる。例えば一方のローラを加熱し。
もう一方のローラを冷却することもできる。
それぞれのローラの直径は30〜500mmが好ましく
、2本のローラの直径を同じにすることは勿論、変える
こともできる。直径を変える場合2画像受容体側のロー
ラを通常大きくする。
なお、ローラの直径が小さいほど、転写後の剥離が早く
起こり、設定した温度に近い状態で剥離でき。
良好な画像かえられるため好ましい。
第1図では、感光性層と画像受容体とを、実質的に未接
触状態で、ローラ間に導き、ローラ間のニップで接触お
よび転写を行い、ニップ通過後直ちに剥離している。こ
の方法により、過度の加熱や温度低下による泳ぎ、祇ム
ケ等の問題を生ずることなく。
良好な転写が効率よくできる。つまり、ローラ間で処理
することにより、早い速度による処理が可能となる。
ローラ間における転写を行うための装置としては。
従来からあるラミネーター等を利用し2本発明における
転写、剥離が行えるようにすればよい。
本発明における。ローラ間の転写では、最も簡単  。
には2本のローラだけの構成でもよく、これがために9
例えば加熱操作が容易となり、装置としてスペースが小
さくて済み、かつ作業の準備も簡単である。さらに、2
本のローラの他に、露光装置を組み込むこともできる。
従って1画像形成の、露光から転写までの操作が連続的
処理することも可能となる。
また、ローラ間の圧力の調整も2本ローラのために容易
であり、必要な任意の圧力に設定することが簡単にでき
る。しかも、いつも均一な転写圧で作業がし易く、得ら
れた画像が、熟練者によらなくても均一にできるという
利点がある。このことは、同じ原稿から複数枚の画像形
成をして9校正印刷する場合に、より実際の要求に合致
しており、有力となる。
本発明では、従来技術のような転写前の加熱処理や剥離
による現像の煩雑な作業がなくなり、簡便な作業で印刷
物に極めて近位した質感の画像が紙等の画像受容体に再
現される。
以下、実施例により本発明を説明する。例中2部とは重
量部を9%とは重量%をそれぞれ表す。
実施例1 下記の組成から成る感光性層液を調整した。
ジアリルイソフタレートプレポリマー  21.23部
(大阪曹達■ダイソーイソダップM n 45000)
ジペンタエリスリトールへキサアクリレートDPHA(
日本化薬■製)            7.08部付
加重合開始剤  ベンゾフェノン   0.5  部4
.4ビス−ジエチルアミノベンゾフェノン(EAB 保
土谷化学側製)0.17部 ハイドロキノン             0.001
部カーボンブラックMA−7(三菱化成工業側型)5.
0部トルエン               38.0
部メチルエチルケトン          40.0部
この感光性層液を2軸延伸ポリエチレンテレフタレート
フイルム(膜厚12μm)に乾燥塗膜が2゜4μmにな
るように塗工し1次いで塗工した面にポリエチレンフィ
ルムを貼付し5画像形成材料を作製した。
この画像形成材料をポリエチレンテレフタレートフィル
ム(支持体)側から画像露光し、保護フィルムであるポ
リエチレンフィルムを剥離し2画像受容層であるアート
紙と感光性層とが、ローラ間のニップで接触するように
第1図に示す方法で接触、転写し、さらに剥離し、後露
光したところ、運営の印刷物(本機印刷物)と全く同等
な仕上がりであった。
なお、送り速度50cm/分、ローラ間のニップ圧は4
 Kg/cm!、 ローラの温度は十のローラが50℃
下が100℃であった。
また、ローラの直径は上下共150mmであり。
上のローラのショアー硬度Aは70である。被転写物の
幅は260mm、接触距離、接触している間隔は10m
m、である。
また、同じ原稿を用い、4回画像形成をしたところ、こ
れらの画像を比較したところ、いずれも均一であり1区
別がつかなかった。
比較例1 実施例1に於いて、同じ画像形成材料を画像露光し、保
護フィルムを剥離し1画像受容体であるアート紙とを重
ね合わせた後、平面転写機(ナオプリンターミニ、直本
工業側製)を利用し、温度100℃。
圧力I Kg/cta”、転写時間1分の条件で平面状
に転写した。室温で剥離したところ、未露光部が紙ムラ
を起こした剥離となり、一定の画像を得ることは不可能
であった。
比較例2 比較例1の条件を、温度100℃、圧力4 Kg/cm
”。
転写時間1分と変更し、実験を行ったところ、やはり紙
ムラを起こす結果であった。
比較例3 実施例1において、同じ画像形成材料を画像露光し、保
護フィルムを剥離し、ブランケット胴に固定し、ブラン
ケット胴を転勤させて1画像受容体であるアート紙とを
重ね合わせ、転写と同時に剥離するようにし1紙定盤に
加熱装置を設けた平台校正機を利用し、温度100℃、
圧力4 Kg/cab”、転写時間1分の条件で転写し
た。
しかし、得られた画像には、ベタの部分のムラや網点内
の泳ぎが見られ、必ずしも満足できる画像とは言い難い
。本機印刷物の画像とは差が見られた。
また、3回画像形成をしたところ、これらの画像を比較
したところ、いずれも均一とは言い難かった。
さらに、実施例1における作業スペースに比べ。
この比較例3における作業スペースは約3倍以上を必要
とした。
比較例4 実施例1において、同じ画像形成材料を画像露光し、保
護フィルムを剥離し9画像受容体であるアート紙とを重
ね合わせた後、ローラ間に導き、ニップ通過後、直ちに
は剥離せず、5分後に剥離したところ1紙ムラを起こし
た。
実施例2 実施例1において、ローラ間の転写および剥離の条件の
みを変えた。
送り速度40cm/分、ローラ間のニップ圧は2Kg/
cm”、 ローラの温度は上のローラが50℃、下が9
0℃にしたところ、はぼ実施例1と同様な結果が得られ
た。
実施例3 実施例1において、ローラ間の転写および剥離の条件の
みを変えた。
送り速度40c+s/分、ローラ間のニップ圧は4Kg
/cm2.ローラの温度は上のローラが50℃、下が1
20℃にしたところ、はぼ実施例1と同様な結果が得ら
れた。
本発明のようにローラ間による転写・剥離が、良好な転
写を行うのに、効率よく行える。
実施例4 実施例1のカーボンブラックの代わりに、リオノールイ
エローFG1310.カーミン7BFG4412、リオ
ノールブルーFG7330で、それぞれ感光性層液を作
製し、実施例1と同様に画像形成材料を得た。
実施例1の画像受容体に重ねて転写したところ。
カラーの画像形成が出来た。
つまり、残りの3色の材料についても同様の操作を繰り
返して、ブラック、シアン、マゼンタ、イエローの順に
網点画像が形成したカラープルーフを得た。
さらに、同じ原稿を用い、4回画像形成をしたところ、
これらの画像を比較したところ、いずれも均一であり1
区別がつかなかった。
実施例5 下記の組成からなる感光性層溶液を調製した。
ポリマーとしてポリエステル(バイロン300東洋紡製
)、モノマーとしてテトラエチレングリコールジアクリ
レー) (A−4EC新中村化学製)、モノマーとして
トリメチロールプロパントリアクリレート(ATMPT
新中村化学製)、開始剤として2−ヒドロキシ−2−メ
チル−プロピオフェノン(プロキュア11フ3メルク社
製)、を使用した。
また、顔料としてイエロー用すオノールイエローFG1
310(東洋インキ製造■製)、マゼンタ用すオノール
レッド78FG4412 (東洋インキ製造■製)、シ
アン用すオノールブルーFG7330(東洋インキ製造
■製)またはブラック用三菱カーボンMA?、を使用し
た。
ポリマーをMEK (メチルエチルケトン)へ溶解させ
る(ポリマー3部、溶媒7部)。これを72時間常温に
放置するか、48時間の振盪にて溶解したポリマー溶液
を作成した。
次いでモノマーをポリマーが溶解した溶液へ混合させる
。A−4EG1部、ATMPT3部、ポリマー20部(
但し、溶媒を含まない)、さらに開始剤を溶質の3%加
えて感光液とした。
作成した感光性要用液へ顔料を混入するには。
レッドデビルで振盪を5回くり返す。この間に適度な流
動性を保つ為に溶媒等を添加することも好ましい。
顔料の感光性層への混入程度は印刷用カラープルーフィ
ング材料となす場合は、イエロー用18%。
マゼンタ用18%、シアン用18%、ブラック用9%で
ある。レッドデビルによる練肉終了後、バーコーターで
2軸延伸のポリエチレンテレフタレートフィルム(25
μ厚み)に各々の感光性層を塗布し赤゛外線ランプ(3
kw)下の30秒照射にて乾燥してポジ型の着色感光性
層を作成した。この時の塗布量は5μ(乾燥膜厚)であ
った。
乾燥した感光性層にポリエチレンフィルムをラミネート
してカバーシートとし2画像形成材料とした。
4色それぞれの画像形成材料とこれらに相応する色分解
ポジフィルムをレジスターピンで正確な位賓併せをおこ
ない、1.5kw超高圧水根灯(カモ電研製)で30秒
(100mJlcIa相当)の画像露光を行い、ポリエ
チレンフィルムを剥離し、白紙へ感光性層を密着させる
ように、実施例1と同様にローラ間で転写し、さらに剥
離し、後露光して画像形成をおこなった。
色分解ポジティブフィルムトの画像に相応する20本/
mmの忠実な再現画像が得られた。なお、実施例5の画
像形成材料は、約3/4の感光性層が転写していた。
以下、他の3色の着色感光性層についても同様な工程を
施し順次にY−M−C−K (イエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラック)と画像形成をおこない。
常用の印刷物を極めて近似な質感をもつ画像を作成した
実施例6 下記の組成からなる感光性層温液を調製した。
ポリマーとしてジアリルフタレート(DAPL大阪酸大
阪酸素上ノマーとしてオリゴエステルアクリレート(M
−7100東亜合成製)、開始剤としてベンゾフェノン
/エチルケトン〔ベンゾフェノン(第一化成/EAB 
(保土谷化学)〕、を使用した。
顔料としてイエロmmすオノールイエローFGI310
(東洋インキ製造製)、マゼンタ用カーミン713FG
4412 (東洋インキ製造製)、シアン用すオノール
ブルーFC7330(東洋インキ製造製)またはブラッ
ク用三菱カーボンMA−7,を使用した。
ポリマー12部をMEK70部に溶解し、ポリマー12
部に対し、モノマー12部を混合した。開始剤は上記溶
液の溶質に対し2.5〜4%加えられ。
更に顔料を溶液の溶質骨9〜18%加えて感光液とした
この感光液を実施例5と同様の方法にて塗工し。
画像形成材料を作成し9画像露光し、白紙上に転写した
ところ、印刷物に極めて近似な質感をもつ画像が得られ
た。なお、実施例2の画像形成材料の感光性層は約1/
2転写しており、50本/mtaの忠実な再現画像が得
られた。
〔発明の効果〕
本発明により次のような効果が確認された。
表中、Aは良好、Bはやや劣る。Cは劣る。を示す。な
お1画線品質は、17.5倍の拡大鏡で観察した。網点
形状、抜けの有無、濃度の均一性、泳ぎの有無、にて評
価した。
さらに紙等の画像受容体へ再現された画像の膜厚は表の
ようなイ直でありカラープルーフィング材料等として使
用した場合、印刷物に極めて近い質感が提供され、従来
技術にみられた質感差によるトラブルを生じない。なお
2表面形状は9倍率195倍の顕微鏡写真にて判定した
比較例3では、膜厚が均一でなく、不安定であることを
示している。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明に係わる接触、転写および剥離を説明す
るための概略断面図である。 1はプラテンローラ、2は加熱ローラ、3は支持体、4
は感光性層、5は画像受容体、をそれぞれ表す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、支持体上に染料およびもしくは顔料ならびに光重合
    性化合物を含む感光性層を形成してなる画像形成材料を
    、画像露光し、感光性層における露光部および未露光部
    の、転写における粘着性の差を生じせしめ、紙等の画像
    受容体に画像を転写する画像形成方法において、露光し
    た画像形成材料の感光性層と画像受容体とを、ローラ間
    に導き、ローラ間のニップで転写を行い、ニップ通過後
    直ちに剥離することを特徴とする画像形成方法。 2、一方のローラの表面温度を50〜150℃としてな
    る第1項記載の画像形成方法。
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