JPH01158164A - 仮目地付きタイルシート - Google Patents

仮目地付きタイルシート

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JPH01158164A
JPH01158164A JP21696387A JP21696387A JPH01158164A JP H01158164 A JPH01158164 A JP H01158164A JP 21696387 A JP21696387 A JP 21696387A JP 21696387 A JP21696387 A JP 21696387A JP H01158164 A JPH01158164 A JP H01158164A
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JP
Japan
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tiles
joints
temporary
tile
sheet
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JP21696387A
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Michichika Nakada
中田 道周
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DANTO CORP
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の目的及び産業上の利用分野) 本発明は、PC板先付は用の板目地格子付きタイルに関
するものである。
タイル張りPC板は、コンクリート打込前に予めタイル
シートを型枠に先付けしておき、PC板生産工程中にお
いてタイル施工を完成させるものである。
(従来の技術) タイル張りPC板は、とくに現場施工の困難な高層建築
において有用であり、従来の特許第895879号(特
公昭52−21521号)や特許第1391834号(
特公昭61−60221号)などのタイルシートが開発
されてきた。
(発明が解決しようとする問題点) タイルシートの板目地材としては、従来熱溶融合成樹脂
、パラフィン1.アスファルトや熱可塑性樹脂などが使
用されてきたが、板目地作成における作業性及び製造コ
ストとの点で問題があった。他方発泡ポレフィンシート
は大量に工業生産されている材料であり、発泡倍率の設
定によって適度な弾力性と強度を得ることができるので
板目地材としては最適であるが、表面濡れ張力が小さい
ため実用化に問題があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、所定゛の間隔で整列したタイル1の周囲に、
格子状に裁断した表面濡れ張力が40dyne/cm以
上の発泡ポリオレフィンシートの板目地2を充填し、重
量比でデンプン糊75〜95%、酢ビエマルジョン5〜
25%、セメント硬化遅延剤O〜5χを含む接着剤3で
クラフト紙4に一体的に張り付けたことを特徴とす−る
板目地位きタイルシートである。
ポリオレフィンシートには、ポリエチレン、ポリプロピ
レン、ポリブテンポリメチルペンテンやその他のモノマ
ーとの共重合体からなるものがあり、板目地層としては
これらを15〜30倍に発泡させたものが、弾力性や強
度の点で適している。しかし、通常の発泡ポリオレフィ
ンシートの表面濡れ張力は30〜35dyne/cmと
小さく、デンプン糊のような水性接着剤で張り付けるこ
とは困難であった。
そこで発泡ポリオレフィンシートの表面にコロナ放電処
理を施すことにより表面濡れ張力が40dyne/cm
以上に増加することに着目し、接着強さ及び再湿性に優
れた組成範囲の接着剤でタイルとともにクラフト紙に張
り付けることにより本発明は完成されたものである。
(作用) 接着剤の組成において、デンプン糊は小麦粉芋などのD
−グルコースの重合体を主成分とするデンプンを水溶液
中で加温し、半透明の溶液に糊化したものであり、乾燥
時にはある程度の接着強さが発揮できるが、再度水で濡
らすと剥れるという再湿性がある。そのためタイルシー
トが製作されてPC板の型枠に先付けし、脱型されるま
ではクラフト紙4がタイル1と板目地2に充分接着して
おり、そのあとは容易に剥れることが要求されるタイル
シートには最も適した接着剤である。しかし、初期接着
強さや乾燥接着強さが輸送中や型枠に先付けする際の取
扱いにおいて問題となるので酢ビエマルジョンを5%以
上配合する必要がある。
−また酢ビエマルジョンは再湿性がほとんどないので、
25χを超えて使用することはできない。
なお、接着強さの調整のためC,M、C,やポバールを
遠宜加えることはさしつかえない。
セメント硬化遅延剤は、タイル表面へのコンクリートは
み出しが多少あっても水で洗い流せる程度に硬化を遅ら
せることができるが、5%を超えて使用するとタイル裏
面部のコンクリートにも影響を与え、タイルの接着不良
の原因となる。
(実施例) 発泡倍率が15倍のポリエチレンシートに、周波数6に
Hz・電圧20KVでコロナ放電処理を行い、放電印加
した表面の濡れ張力が50dyn、e/cmのシートを
作成し、それをタイルの目地間隔に合わ妥た格子状に裁
断して板目地2とした。
ついで所定の間隔で整列したタイル1の周囲に前記の板
目地2を充填し、デンプン糊(固型分15χの小麦粉デ
ンプン糊)80%、酢ビエマルジョン(商品名:コニシ
株式会社製酢酸ビニルエマルジョンCH18) 18%
、砂糖2χを含む接着剤3でクラフト紙4をタイル1と
板目地2に張付け、第4図の本発明の板目地位きタイル
シートを作成した。
本発明の板目地位きタイルシートの接着効果を比較する
ため、放電印加をしていない15倍発発泡ポリエチレン
シートを用いて板目地位きタイルシートを作成した。第
1表は、クラフト紙と板目地の90度方向引張りの接着
強さであり、試料Aは本発明のコロナ放電処理した板目
地で、試料Bは無処理の板目地である。なお測定時の引
張り速度は10mm/min、試料の幅は5開である。
(発明の効果) 第1表に示す通り、本発明の板目地位きタイルシートの
板目地2とクラフト紙4の接着強さは625g/cmと
無処理のものの接着強さ45g/cmの約14倍に相当
するのもであり、充分実用に耐える強さを持ったタイル
シートであった。
以上のように本発明の板目地タイルシートは、通常の紙
張りタイルシートとほぼ同じ作業工程で製造できるPC
板先付はシートであり、価格作業性において優れたもの
である。また、品質においても従来品に劣らないもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のタイルの平面図、第2図は本発明の板
目地の斜視図、第3図は本発明の仮第1表 目地付きタイルシートの平面図、第4図は本発明の仮目
地付きタイルシートの一部側面図。 1:タイル     2:板目地

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 所定の間隔で整列したタイル1の周囲に、格子状に裁断
    した表面濡れ張力が40dyne/cm以上の発泡ポリ
    オレフィンシートの仮目地2を充填し、重量比でデンプ
    ン糊75〜95%、酢ビエマルジョン5〜25%、セメ
    ント硬化遅延剤0〜5%を含む接着剤3でクラフト紙4
    に一体的に張付けたことを特徴とする仮目地付きタイル
    シート。
JP62216963A 1987-08-31 1987-08-31 仮目地付きタイルシート Expired - Fee Related JP2568091B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03215796A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉の残留熱除去系
JPH0399136U (ja) * 1990-01-30 1991-10-16

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH03215796A (ja) * 1990-01-19 1991-09-20 Toshiba Corp 沸騰水型原子炉の残留熱除去系
JPH0399136U (ja) * 1990-01-30 1991-10-16

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