JPH0314502Y2 - - Google Patents

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JPH0314502Y2
JPH0314502Y2 JP1983175255U JP17525583U JPH0314502Y2 JP H0314502 Y2 JPH0314502 Y2 JP H0314502Y2 JP 1983175255 U JP1983175255 U JP 1983175255U JP 17525583 U JP17525583 U JP 17525583U JP H0314502 Y2 JPH0314502 Y2 JP H0314502Y2
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JP
Japan
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tile
sided adhesive
plastic
tile unit
unit
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JP1983175255U
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JPS6082039U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は型枠先付工法用タイルユニツトに関す
るものである。
従来、小口平(108×60mm)以下の寸法の小型
陶磁器質タイル(以下タイルという)を型枠先付
工法で施工する場合は、タイルユニツトの製作手
間を考慮して、タイル表面にクラフト紙またはプ
ラスチツクフイルム等を台紙として糊付けし、ベ
ースとして日本農林規格の2.7〜4.0mmの耐水合板
を裏打ちするタイルユニツトが用いられている
が、タイルシートによるタイルユニツトは裏打材
が合板であるため、たとえ耐水合板でも水に濡れ
ると合板が膨潤し、タイルとの間に膨張差が生じ
タイルが剥離したり、あるいは、取り扱いを誤つ
てタイルユニツトを不用意に折りまげるとタイル
の剥離を起すという欠点があり、また、タイル施
工時、コンクリートの養生後の型枠脱型の際、台
紙とタイル表面の接着力が台紙と合板との接着力
より大きいため、台紙がタイル面に付いたままで
合板だけ壁面よりはずれる場合が多く、脱型後さ
らに台紙を取り除かなければならず、大変不便で
あつた。
本考案は、従来のタイルユニツトのこのような
欠点に鑑み考案されたもので目地間隔を設けて配
列したタイルシートを両面粘着テープでプラスチ
ツク段ボールに接着したものであり、台紙と裏打
ち材との馴染みをよくし、取扱いやすくするとと
もに、両養生を簡略になし得るようにしたもので
ある。尚、本考案でプラスチツク段ボールとは、
ポリプロピレンあるいはポリエチレンなどのプラ
スチツクで両面(上、下面それぞれの厚さが0.1
〜0.4mm)と中芯とを一体に成形した厚み3〜5
mmのプラスチツク中空積層板である。
以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳述す
る。
1はタイルで、このタイル1間には目地成形用
でセメントペーストの回り込みを防ぐための発砲
ポリエチレン仮目地材2が充填されている。これ
らのタイル1表面及び仮目地材2は片面粘着フイ
ルム3で接着されタイルシート4が形成される。
このタイルシート4は両面粘着テープ5で主にタ
イル目地部背面をプラスチツク段ボール6の裏打
ち材に接着されている。本考案のタイルユニツト
7はこのように成形されている。
以下、本考案はタイルユニツト7の施工工程を
フローシートに従つて順を追つて説明する。
先ず、工場内で、タイル1の形状、寸法及び目
地の仕様に合わせてタイルユニツト7を製造し、
このユニツトを梱包し施工現場へ輸送する。この
時、本考案タイルユニツト7のタイル1はプラス
チツク段ボール6に接着しているため、プラスチ
ツク段ボール6の緩衝作用により破損することな
く輸送される。現場では、外型枠の組立及びタイ
ル割り付け、墨出しが行われ、この墨出しに従つ
て、目地の通り、目地間隔の調整をなし、ステー
プルで外型枠にタイルユニツト7を取り付ける。
この時、本考案タイルユニツト7裏打ち材が上下
両面が極めて薄いシート状に形成されたプラスチ
ツクより出来た中空積層板であるため、タイルユ
ニツト7は極めて精度よく、しかも簡単にカツタ
ーナイフで任意の形状に切断でき、目地間隔の調
整が極めて容易に行える。このようにして外型枠
を形成した後、配筋し、内型枠を組み立てて、締
付け、コンクリートを打設する。この間従来のタ
イルユニツトであれば、雨養生をしなければタイ
ルの剥落などのトラブルが生じていたが、本考案
のタイルユニツト7はこの雨養生を簡略になしう
るものである。この後、コンクリートの水和養生
を行い養生後、型枠を脱型し、プラスチツク段ボ
ール6及び片面粘着フイルム3を同時に剥ぎ取
る、この時本考案のタイルユニツト7は裏打ち材
のプラスチツク段ボール6と両面粘着テープ3及
び両面粘着テープ5と片面粘着フイルム3との馴
染みがよいため、裏打ゆ材を剥ぎ取るとき両面粘
着テープ5及び片面粘着フイルム3も同時に剥ぎ
取れ、脱型作業が容易となる。
叙上の如く、本考案タイルユニツトは裏打ち材
にプラスチツク段ボールを用いているため。
両面粘着テープとの接着力が従来の合板との接
着力の2倍程度(ピーリングテストで1.7Kg/4.5
cm巾)であり、取りあつかい中の剥離がない。し
かもタイルと片面粘着フイルムとの接着力(1.0
Kg/4.5cm巾)よりも大きいため、脱型時の片面
粘着フイルムの転着がまつたくない。
また、プラスチツク段ボールは合板の10倍もた
わみやすいため、接着力が大きくても、剥離は引
きはがしの巾にかかる剥離強度を要するにすぎ
ず、従来の合板の場合のように引きはがしの際い
の接着面にかかる剥離強度を要せず、極めて小さ
い力で脱型できる。
このように、本考案のタイルユニツトは、強力
にタイルを保持し、しかも極めて簡単に脱型でき
るタイルユニツトの理想ともいうべきタイルユニ
ツトといえるものである。また、本考案のタイル
ユニツトは上記の如く、たわみやすいため、曲面
を有する壁面への施工には、実に有用なものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のタイルユニツトの断面図、第
2図はタイルユニツトを用いて施工する際のフロ
ーシートである。 1……タイル、4……タイルシート、6……プ
ラスチツク段ボール、7……タイルユニツト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 目地間隔を設けて配列したタイルシートを0.1
    〜0.4mmのプラスチツクで両面と中芯とを一体成
    型した厚み3〜5mmの中空積層板のプラスチツク
    段ボールに両面粘着テープで接着したことを特徴
    とする型枠先付工法用タイルユニツト。
JP17525583U 1983-11-11 1983-11-11 型枠先付工法用タイルユニツト Granted JPS6082039U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17525583U JPS6082039U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 型枠先付工法用タイルユニツト

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17525583U JPS6082039U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 型枠先付工法用タイルユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6082039U JPS6082039U (ja) 1985-06-06
JPH0314502Y2 true JPH0314502Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30381329

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17525583U Granted JPS6082039U (ja) 1983-11-11 1983-11-11 型枠先付工法用タイルユニツト

Country Status (1)

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JP (1) JPS6082039U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5176923U (ja) * 1974-12-14 1976-06-17

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6082039U (ja) 1985-06-06

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