JPH0115796Y2 - - Google Patents
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- JPH0115796Y2 JPH0115796Y2 JP17332483U JP17332483U JPH0115796Y2 JP H0115796 Y2 JPH0115796 Y2 JP H0115796Y2 JP 17332483 U JP17332483 U JP 17332483U JP 17332483 U JP17332483 U JP 17332483U JP H0115796 Y2 JPH0115796 Y2 JP H0115796Y2
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- Japan
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- scaffolding
- pipe
- scaffold
- inner vertical
- walls
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Landscapes
- Clamps And Clips (AREA)
- Movable Scaffolding (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は建築現場で使用する足場板に係るも
のであり、主として中高層の建物の単管抱き足場
に使用するためのものである。
のであり、主として中高層の建物の単管抱き足場
に使用するためのものである。
従来公知の足場としては、第2図に示すような
クランプ2を用いて、パイプ1を第1図のように
組み立てた単管抱き合せ足場、或は第3図に示す
ように垂直支柱パイプに持ち送りブラケツト3を
取付け、この上に木製の足場板4を置くか、或は
第4図に示すビテイ5の上に鋼板製の広幅の足場
板6を置いて足場を形成している。
クランプ2を用いて、パイプ1を第1図のように
組み立てた単管抱き合せ足場、或は第3図に示す
ように垂直支柱パイプに持ち送りブラケツト3を
取付け、この上に木製の足場板4を置くか、或は
第4図に示すビテイ5の上に鋼板製の広幅の足場
板6を置いて足場を形成している。
ところが、第1図のものは足場たる横桟は規格
丸パイプ1だけで、安全性に欠ける。第2図に示
すものは持送りブラケツト3が支柱パイプに対
し、旗のように片持支持であるため支柱をその荷
重によつて座屈させるおそれがあり、また第4図
のものは大型となるため、相隣建物が接近してい
る市街地での使用は余りできず、市街地における
中高層の建築物の足場としては、場所をとらない
こと及び簾価であることも相まつて、第1図の型
式のものが比較的多く採用されている。
丸パイプ1だけで、安全性に欠ける。第2図に示
すものは持送りブラケツト3が支柱パイプに対
し、旗のように片持支持であるため支柱をその荷
重によつて座屈させるおそれがあり、また第4図
のものは大型となるため、相隣建物が接近してい
る市街地での使用は余りできず、市街地における
中高層の建築物の足場としては、場所をとらない
こと及び簾価であることも相まつて、第1図の型
式のものが比較的多く採用されている。
ところが前記のように第1図の型式のものは足
場となる横桟パイプは断面が円形であるため、水
平かつ平行に接近した2本のパイプに亘つて直角
に足を掛けないと、極めて不安定で、少しでも足
を乗せる位置がづれると、滑り落る危険があり、
現に足場から墜落する人身事故の60%以上がこの
種の足場によるものと云われている。
場となる横桟パイプは断面が円形であるため、水
平かつ平行に接近した2本のパイプに亘つて直角
に足を掛けないと、極めて不安定で、少しでも足
を乗せる位置がづれると、滑り落る危険があり、
現に足場から墜落する人身事故の60%以上がこの
種の足場によるものと云われている。
そこで、この考案は主として最も普及している
単管パイプ支柱抱合せ足場形式の安全性を高め、
作業性を向上させることゝ更には取付取外しの簡
便さ、取付後の堅牢及び安定がよく、保管及び運
搬にも便なる足場を得ることを目的とするもので
ある。
単管パイプ支柱抱合せ足場形式の安全性を高め、
作業性を向上させることゝ更には取付取外しの簡
便さ、取付後の堅牢及び安定がよく、保管及び運
搬にも便なる足場を得ることを目的とするもので
ある。
この考案は、平面状の踏面部を有する短冊形状
の板よりなり、両側縁が全長に亘り垂直に下方に
折り曲げられている鋼板製の足場板において、 前記両側縁の折り曲げ部の高さは足場パイプの
直径寸法よりも、若干大きい寸法として両側壁部
を形成しており、この両側壁間にはこれと平行で
同一高さの内側壁間にはこれと平行で同一高さの
内側垂直壁が少なくとも2枚前記踏面部下面より
下方に突出して設けてあり、これら内側垂直壁
間、乃至内側垂直壁と側壁部間は丁度足場パイプ
直径と符合させて、両側壁部と平行なパイプ抱持
溝が二条形成してあり、この二条のパイプ抱持溝
の間隔寸法は足場の一対の横桟足場パイプ間寸法
と符合させてあり、かつ、前記パイプ抱持溝の両
側をなす内側垂直壁と側壁部の踏面部下面より下
方と足場パイプ径と符合する位置には、足場板の
横断方向に一直線に揃つた足場板外れ止ピン挿入
孔がそれぞれ穿設してあり、かつ、この挿入孔
は、足場板の全長に亘つて少なくとも2箇所に分
布して設けてあることを特徴とする足場板であ
る。
の板よりなり、両側縁が全長に亘り垂直に下方に
折り曲げられている鋼板製の足場板において、 前記両側縁の折り曲げ部の高さは足場パイプの
直径寸法よりも、若干大きい寸法として両側壁部
を形成しており、この両側壁間にはこれと平行で
同一高さの内側壁間にはこれと平行で同一高さの
内側垂直壁が少なくとも2枚前記踏面部下面より
下方に突出して設けてあり、これら内側垂直壁
間、乃至内側垂直壁と側壁部間は丁度足場パイプ
直径と符合させて、両側壁部と平行なパイプ抱持
溝が二条形成してあり、この二条のパイプ抱持溝
の間隔寸法は足場の一対の横桟足場パイプ間寸法
と符合させてあり、かつ、前記パイプ抱持溝の両
側をなす内側垂直壁と側壁部の踏面部下面より下
方と足場パイプ径と符合する位置には、足場板の
横断方向に一直線に揃つた足場板外れ止ピン挿入
孔がそれぞれ穿設してあり、かつ、この挿入孔
は、足場板の全長に亘つて少なくとも2箇所に分
布して設けてあることを特徴とする足場板であ
る。
〔実施態様 1〕
第5図及び第6図に示すものであつて、足場板
Aは全体として鋼板製よりなり、短冊形状であつ
て、第1図に示す単管パイプよりなる支柱パイプ
3間に挿入でき、かつ2本のパイプ1よりなる足
場パイプ上に載置できるに充分な幅Wを有する。
この鋼板よりなる足場板Aの踏面部10の両側縁
はこの全長に亘つて直角に折り曲げられ、側壁部
11a,11bを形成しており、その高さhは足
場に使用されるパイプ1の外径D(=50mm)より
も若干大きい寸法(75〜80mm)としてある。前述
の側壁部のうちの一方の側壁部11aは更に折り
返され、下端縁12に丸味が形成してあり、他側
の側壁部11bは若干幅内側に直角に折り曲げ
て、やはり角13に丸味が形成してある。このよ
うに足場板Aの鋼板を折り曲げプレス加工(足場
板の変形防止又足元の滑り止め)などすることに
よつて足場板Aの軽量化を計つている。
Aは全体として鋼板製よりなり、短冊形状であつ
て、第1図に示す単管パイプよりなる支柱パイプ
3間に挿入でき、かつ2本のパイプ1よりなる足
場パイプ上に載置できるに充分な幅Wを有する。
この鋼板よりなる足場板Aの踏面部10の両側縁
はこの全長に亘つて直角に折り曲げられ、側壁部
11a,11bを形成しており、その高さhは足
場に使用されるパイプ1の外径D(=50mm)より
も若干大きい寸法(75〜80mm)としてある。前述
の側壁部のうちの一方の側壁部11aは更に折り
返され、下端縁12に丸味が形成してあり、他側
の側壁部11bは若干幅内側に直角に折り曲げ
て、やはり角13に丸味が形成してある。このよ
うに足場板Aの鋼板を折り曲げプレス加工(足場
板の変形防止又足元の滑り止め)などすることに
よつて足場板Aの軽量化を計つている。
14は数枚の内側垂直壁であつて、前記側壁部
11a,11bと同じ高さと長さをもち、上縁が
踏面部10と一体化されており、通常は溶接して
ある。この実施態様においては内側垂直壁14は
3枚の内側垂直壁14a,14b,14cよりな
り、それぞれ所定の位置に両側壁部11a,11
bと平行に固着されている。
11a,11bと同じ高さと長さをもち、上縁が
踏面部10と一体化されており、通常は溶接して
ある。この実施態様においては内側垂直壁14は
3枚の内側垂直壁14a,14b,14cよりな
り、それぞれ所定の位置に両側壁部11a,11
bと平行に固着されている。
而して、内側垂直壁14aと側壁部11aとの
間及び内側垂直壁11bと11cの間の寸法は前
記足場パイプ1が丁度嵌合できる寸法b(=D+
Δd)<ここで、Δdとしては、1乃至2mmが最適
である。>として、パイプ抱持溝15a,15b
が形成してあり、この一対のパイプ抱持溝15
a,15bの芯から芯までの間隔寸法Sは、前記
第1図の形式で形成される一対の横桟パイプ1の
芯から芯の寸法と一致させてある。この実施態様
においては、一対の前記パイプ抱持溝15a,1
5bの位置は非対称に設けてあり、一方のパイプ
抱持溝15aの側壁は側壁部11aと内側垂直壁
14aとによつて成り他パイプ抱持溝15bの側
壁は内側垂直壁14bと14cによつてそれぞれ
形成されている。
間及び内側垂直壁11bと11cの間の寸法は前
記足場パイプ1が丁度嵌合できる寸法b(=D+
Δd)<ここで、Δdとしては、1乃至2mmが最適
である。>として、パイプ抱持溝15a,15b
が形成してあり、この一対のパイプ抱持溝15
a,15bの芯から芯までの間隔寸法Sは、前記
第1図の形式で形成される一対の横桟パイプ1の
芯から芯の寸法と一致させてある。この実施態様
においては、一対の前記パイプ抱持溝15a,1
5bの位置は非対称に設けてあり、一方のパイプ
抱持溝15aの側壁は側壁部11aと内側垂直壁
14aとによつて成り他パイプ抱持溝15bの側
壁は内側垂直壁14bと14cによつてそれぞれ
形成されている。
16は前記両側壁11a,11b及びパイプ抱
持溝15a,15bの両側壁つまり両側壁部11
a、及び内側垂直壁14a,14b,15bの下
部に設けたパイプ外れ止めピンBを挿入するため
の足場板外れ止めピン挿入孔であり、足場板Aの
横断方向に一直線上に位置して穿設してあり、少
なくとも、足場板Aの全長で2箇所に設けてあり
前記各挿入孔16の形状は、足場板Aの長さ方向
に長い長孔形状としてあり、その位置は足踏部1
0の下面から丁度パイプ1の直径より若干下にし
てある。
持溝15a,15bの両側壁つまり両側壁部11
a、及び内側垂直壁14a,14b,15bの下
部に設けたパイプ外れ止めピンBを挿入するため
の足場板外れ止めピン挿入孔であり、足場板Aの
横断方向に一直線上に位置して穿設してあり、少
なくとも、足場板Aの全長で2箇所に設けてあり
前記各挿入孔16の形状は、足場板Aの長さ方向
に長い長孔形状としてあり、その位置は足踏部1
0の下面から丁度パイプ1の直径より若干下にし
てある。
前記足場板外れ止めピンBは、それぞれの抱持
溝15a,15bに独立して掛合する長さのもの
でも、或は足場板Aの全幅を1本で通すことがで
きる長いものでもよく、図示の例においては、一
端を前記挿入孔16に挿入できる範囲で直角に折
り曲げた折曲げ部18が形成してある。
溝15a,15bに独立して掛合する長さのもの
でも、或は足場板Aの全幅を1本で通すことがで
きる長いものでもよく、図示の例においては、一
端を前記挿入孔16に挿入できる範囲で直角に折
り曲げた折曲げ部18が形成してある。
先ず第1図に示すようにパイプ1とクランプ2
とによつて第1図のように単管抱き足場を、下層
階より一段組み立て、而して、この考案の足場板
Aを側壁部11bが建物側に位置するようにし
て、一対の水平な横桟パイプの上に置き、而して
一対の一対のパイプ抱持溝15a,15bを単管
抱足場板Aの踏み面部11を水平として、前記一
対のパイプ1上に落し込むようにセツトする。更
に足場板外れ防止めピンBを端部の折曲げ部18
を水平方向にして、前記挿入孔16に前記それぞ
れのパイプ抱持溝15a,15bを横断するよう
に挿入し、手を離すと前記ピンBは両端の折曲げ
部18の自重によつて90゜回転し固定される。又
足場板はずれ止めピンBの自重によつて90゜回転
しない時(使用中セメント類又は吹付ガン等の付
着によつて)は強制的に90゜回転させることによ
つて鋼製の足場板を一対のパイプ1上に固定す
る。
とによつて第1図のように単管抱き足場を、下層
階より一段組み立て、而して、この考案の足場板
Aを側壁部11bが建物側に位置するようにし
て、一対の水平な横桟パイプの上に置き、而して
一対の一対のパイプ抱持溝15a,15bを単管
抱足場板Aの踏み面部11を水平として、前記一
対のパイプ1上に落し込むようにセツトする。更
に足場板外れ防止めピンBを端部の折曲げ部18
を水平方向にして、前記挿入孔16に前記それぞ
れのパイプ抱持溝15a,15bを横断するよう
に挿入し、手を離すと前記ピンBは両端の折曲げ
部18の自重によつて90゜回転し固定される。又
足場板はずれ止めピンBの自重によつて90゜回転
しない時(使用中セメント類又は吹付ガン等の付
着によつて)は強制的に90゜回転させることによ
つて鋼製の足場板を一対のパイプ1上に固定す
る。
このように一対のパイプ1上に固定した足場板
Aの上に作業者は立つて、これよりも上層の足場
を組み立て足場板の取付を順次行う事によつて建
築物の建設、外壁施工、補修作業などを行い、使
用後は組立は組立とは逆の手順で上層部より順次
解体する。
Aの上に作業者は立つて、これよりも上層の足場
を組み立て足場板の取付を順次行う事によつて建
築物の建設、外壁施工、補修作業などを行い、使
用後は組立は組立とは逆の手順で上層部より順次
解体する。
〔実施態様 2〕
第7図に示すものであつて、内側垂直壁14
a,14b,14c及び14dの下端は隣りの内
側垂直壁又は側壁部11a又11bと連なつてい
る。
a,14b,14c及び14dの下端は隣りの内
側垂直壁又は側壁部11a又11bと連なつてい
る。
その他実施態様1と等しい符号は同一の構成部
分を示し、同一の作用及び効果を奏する。
分を示し、同一の作用及び効果を奏する。
〔実施態様 3〕
第8図に示すものであつて、パイプ抱持溝15
a,15bは左右対称的に設けられている。その
他は他の実施態様1と何ら変るところはない。
a,15bは左右対称的に設けられている。その
他は他の実施態様1と何ら変るところはない。
上述のように構成しているから、この考案の足
場板Aは、保管、運搬時は突起物又欧形(垂直な
両側壁部及び内側垂直壁の高さがすべて同じとの
意。)でないため、そのまゝ積み重ねても安定し
ており、荷崩れが起り難く取付け時においては、
単に一対の平行かつ水平な横桟パイプ1に、パイ
プ抱持溝15a,15bを落し込むだけで安定し
ており、更に足場板外れ止めピンB又は市販の長
いボールトを挿入することによつて、横桟パイプ
1と足場板Aとの組立てを確実にする。
場板Aは、保管、運搬時は突起物又欧形(垂直な
両側壁部及び内側垂直壁の高さがすべて同じとの
意。)でないため、そのまゝ積み重ねても安定し
ており、荷崩れが起り難く取付け時においては、
単に一対の平行かつ水平な横桟パイプ1に、パイ
プ抱持溝15a,15bを落し込むだけで安定し
ており、更に足場板外れ止めピンB又は市販の長
いボールトを挿入することによつて、横桟パイプ
1と足場板Aとの組立てを確実にする。
またこの考案の足場板においては、両側壁部1
1a,11bと内側垂直壁14は踏面部10に対
して直角をなしリブの役目を為すから丈夫で撓ま
ず、足場パイプ1が前後左右に撓むのを阻止し、
これらパイプを補強し、かつ、足場パイプ1から
紊りに外れず、その上面の踏面部10は平面状態
となるから安定し、足場板A上を長手方向に歩く
ことも容易となり、作業性が著しく向上すると共
に安全性に富み、労働災害を少なくすることに寄
与する。
1a,11bと内側垂直壁14は踏面部10に対
して直角をなしリブの役目を為すから丈夫で撓ま
ず、足場パイプ1が前後左右に撓むのを阻止し、
これらパイプを補強し、かつ、足場パイプ1から
紊りに外れず、その上面の踏面部10は平面状態
となるから安定し、足場板A上を長手方向に歩く
ことも容易となり、作業性が著しく向上すると共
に安全性に富み、労働災害を少なくすることに寄
与する。
また取付、取外しも容易である。
実施態様1、実施態様2のようにパイプ抱持溝
15a,15bが足場板Aの幅方向左右に非対称
に設けてあるものにおいては、足場板Aを、横桟
パイプよりも内側に張り出して取付けることがで
き、また足場板Aの幅Bを広くすることが可能で
ある。
15a,15bが足場板Aの幅方向左右に非対称
に設けてあるものにおいては、足場板Aを、横桟
パイプよりも内側に張り出して取付けることがで
き、また足場板Aの幅Bを広くすることが可能で
ある。
また作業現場によつて、足場板Aを横桟パイプ
より外側に張り出させたいときは、左右逆に嵌合
させて使用できる。
より外側に張り出させたいときは、左右逆に嵌合
させて使用できる。
また足場板外れ防止ピンBを、図示のように両
端が折れ曲つたものを用いたときは、挿入孔16
に挿入すれば後は自重によつてこの折曲げ部18
が下方に向き、挿入孔16の内縁に掛合し、紊り
に外れず、かつ外すときは折曲げ部18を挿入孔
16の長手方向に向かせて引き抜くだけの簡単な
操作でできる。
端が折れ曲つたものを用いたときは、挿入孔16
に挿入すれば後は自重によつてこの折曲げ部18
が下方に向き、挿入孔16の内縁に掛合し、紊り
に外れず、かつ外すときは折曲げ部18を挿入孔
16の長手方向に向かせて引き抜くだけの簡単な
操作でできる。
実施態様2のものにおいては内側垂直壁14は
隣りの内側垂直壁14又は側壁部11a又は11
bと下端で結合されているから、これらが側方に
倒れることがない。
隣りの内側垂直壁14又は側壁部11a又は11
bと下端で結合されているから、これらが側方に
倒れることがない。
実施態様3のものにおいては、何れの方向に嵌
合しても左右が対称であるから、何ら差異はなく
組立の作業性がよい。
合しても左右が対称であるから、何ら差異はなく
組立の作業性がよい。
その他この考案において、内側垂直壁14は、
第9図に示すように、足場板Aの長さ方向に数個
に分割された短かいものでもよく、幅方向のリブ
板19で補強しておけばよい。この態様は鋼板資
材が少なく軽量になり、取扱い易い。
第9図に示すように、足場板Aの長さ方向に数個
に分割された短かいものでもよく、幅方向のリブ
板19で補強しておけばよい。この態様は鋼板資
材が少なく軽量になり、取扱い易い。
その他各実施態様において踏面部10には滑り
止め用のプレス加工によるビート20を設けてお
くとよい。
止め用のプレス加工によるビート20を設けてお
くとよい。
〔実施例 1〕
A:足場板 断面形状第6図図示のもの
長さl=1700mm(標準)
幅w=180〜400mmまで10cm間隔で
数種
高さh=75mm
抱持溝の芯芯寸法S≒128mm
抱持溝の幅=50mm
鋼板の厚さt=1〜2mm
ピン挿入孔の形状 長円孔
短径=14mm、長径=30mm
踏面部に滑り止めビート付
B:足場板外れ止めピン 4本
直径9〜13mm、長さ110mm
一端の折曲げ長さ30mm
他端の折曲げ長さ15mm
〔実施例 2〕
A:足場板の形状、寸法 実施例1と同じ
異なるところ各ピン挿入孔は直径14mmの丸
孔より、幅9mm、長さ10mmの角溝が半径方向
に穿設され、鍵孔形状としてある(第10図
参照)。
孔より、幅9mm、長さ10mmの角溝が半径方向
に穿設され、鍵孔形状としてある(第10図
参照)。
B:足場板外れ止めピン 4本
直径9〜13mm、長さ110mm
一端の折曲げ長さ30mm
他端には長さ20mm、幅7mm、厚さ5mm
の角板半径方向に溶接(第11図参照)。
図面はこの考案に係るものを示すものであつ
て、第1図は従来公知の単管抱き足場の斜視図、
第2図はクランプの一部破断平面図、第3図は持
ち送り型足場の側面図、第4図はビテイ型足場の
側面図、第5図以後はこの考案に係る代表的な実
施態様を示すものであり、第1図は実施態様1の
上面斜視図、第6図は使用状態を示す横断正面
図、第7図は実施態様2の横断正面図、第8図は
実施態様2の横断正面図、第9図は更に他の実施
態様の下面斜視図、第10図は挿入孔の形状の他
の態様を示す説明図、第11図は足場板外れ止め
ピンの他の態様を示す斜視図である。 図中符号、1……足場パイプ、2……クラン
プ、A……足場板、B……足場板外れ止めピン、
10……踏面部、11a,11b……側壁部、1
2……下端縁、13……角、14……内側垂直
壁、15a,15b……パイプ抱持溝、16……
下縁折曲げ部、17……挿入孔。
て、第1図は従来公知の単管抱き足場の斜視図、
第2図はクランプの一部破断平面図、第3図は持
ち送り型足場の側面図、第4図はビテイ型足場の
側面図、第5図以後はこの考案に係る代表的な実
施態様を示すものであり、第1図は実施態様1の
上面斜視図、第6図は使用状態を示す横断正面
図、第7図は実施態様2の横断正面図、第8図は
実施態様2の横断正面図、第9図は更に他の実施
態様の下面斜視図、第10図は挿入孔の形状の他
の態様を示す説明図、第11図は足場板外れ止め
ピンの他の態様を示す斜視図である。 図中符号、1……足場パイプ、2……クラン
プ、A……足場板、B……足場板外れ止めピン、
10……踏面部、11a,11b……側壁部、1
2……下端縁、13……角、14……内側垂直
壁、15a,15b……パイプ抱持溝、16……
下縁折曲げ部、17……挿入孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 1 平面状の踏面部を有する短冊形状の板よりな
り、両側縁が全長に亘り垂直に下方に折り曲げ
られている鋼板製の足場板において、 前記両側縁の折り曲げ部の高さは足場パイプ
の直径寸法よりも、若干大きい寸法として両側
壁部を形成しており、この両側壁間にはこれと
平行で同一高さの内側垂直壁が少なくとも2
枚、前記踏面部下面より下方に突出して設けて
あり、これら内側垂直壁間、乃至内側垂直壁と
側壁部間は丁度足場パイプ直径と符合させて、
両側壁部と平行なパイプ抱持溝が二条形成して
あり、この二条のパイプ抱持溝が間隔寸法は足
場の一対の横桟足場パイプ間寸法と符合させて
あり、かつ、前記パイプ抱持溝の両側をなす内
側垂直壁と側壁部の踏面部下面より下方と足場
パイプ径と符合する位置には、足場板の横断方
向に一直線に揃つた足場板外れ止ピン挿入孔が
それぞれ穿設してあり、かつ、この挿入孔は、
足場板の全長に亘つて少なくとも2箇所に分布
して設けてあることを特徴とする足場板。 2 上記一対のパイプ抱持溝の位置は対称位置に
設けてあることを特徴とする実用新案登録請求
の範囲第1項記載の足場板。 3 前記一対のパイプ抱持溝は非対称位置に設け
てあることを特徴とする実用新案登録請求の範
囲第1項記載の足場板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17332483U JPS6080243U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 足場板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17332483U JPS6080243U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 足場板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6080243U JPS6080243U (ja) | 1985-06-04 |
JPH0115796Y2 true JPH0115796Y2 (ja) | 1989-05-11 |
Family
ID=30377605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17332483U Granted JPS6080243U (ja) | 1983-11-09 | 1983-11-09 | 足場板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6080243U (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2511897Y2 (ja) * | 1991-11-21 | 1996-09-25 | 株式会社大和工業所 | 建設工事用足場 |
JP5940905B2 (ja) * | 2012-05-31 | 2016-06-29 | 光洋機械産業株式会社 | 仮設足場板及びその製造方法 |
JP5959085B1 (ja) * | 2016-01-25 | 2016-08-02 | 良之 清水 | 単管足場用作業台 |
-
1983
- 1983-11-09 JP JP17332483U patent/JPS6080243U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6080243U (ja) | 1985-06-04 |
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