JPH01157716A - 金型及び該金型を用いた制振鋼板の折り曲げ方法 - Google Patents

金型及び該金型を用いた制振鋼板の折り曲げ方法

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JPH01157716A
JPH01157716A JP12861788A JP12861788A JPH01157716A JP H01157716 A JPH01157716 A JP H01157716A JP 12861788 A JP12861788 A JP 12861788A JP 12861788 A JP12861788 A JP 12861788A JP H01157716 A JPH01157716 A JP H01157716A
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JP
Japan
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groove
die
mold
lower mold
lower die
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Application number
JP12861788A
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English (en)
Inventor
Shinji Matsumoto
松本 伸爾
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MATSUMOTO SHARYO BANKIN KOSAKUSHO KK
Original Assignee
MATSUMOTO SHARYO BANKIN KOSAKUSHO KK
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  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Metal Extraction Processes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、板材の折り曲げ等に使用する金型及び該金型
を用いた板材の折り曲げ方法に関するものである。
(従来の技術及びその課題) 騒音対策の1つに2枚の鋼板の間に制振性樹脂を設けた
制振鋼板の使用がある。これは制振性樹脂のせん断変形
による内部摩擦を利用し、振動を軽減させるものである
。この制振鋼板を利用して振動の少ない階段等を製作す
るには、制振鋼板を加工して直角に曲げる必要がある。
しかし、従来の折り曲げに使用する金型では折り曲げ時
に下の鋼板が上の鋼板を引っ張るためにいわゆるカモメ
形状となり直角に曲げることが困難であった。また、折
り曲げ加工に用いる下型の■溝部分の幅は強度上の要請
か4普通鋼板の場合は、加工する板厚の8倍以上が必要
である。薄板鋼板の場合は、6倍〜8倍必要である。■
溝の幅が正常でない場合は、第1図に示すように鋼板1
が■溝2の両端49口にかからず上型3の押圧力を加え
ることが出来ずそれ故折り曲げ加工が出来なくなる。従
って曲がりの寸法Aは鋼板の板厚により一定の長さ以上
の物しか得られず、それ以下の寸法を必要とする場合、
1度曲がりの寸法が一定以上の長さの物を形成しその後
前ることにより所望の寸法を得るか、あるいはV溝の幅
が小さい下型であらかじめ板材を上型の弱い押圧力で少
し曲げておき、ついで上型の押圧力に十分耐えられるV
溝の幅と板厚との関係が正常である下型で該板材の折り
曲げを完成させる方法があるが、かかる方法は生産効率
が悪い。また2工程によりV溝の幅と板厚との関係で必
要ととれる一定の長さ以下の曲がりの寸法の物を得る場
合には、製品の寸法精度の点で問題が生じる。
本発明は、かかる課題を解決することを目的とする。
(課題を解決する為の手段) 上記課題を解決するために、本発明の金型においては、
下型を上部と下部の2段とし、該上部の下型を垂直方向
に移動可能に該下部の下型に配設するとともに、該上部
の下型のV溝の幅を該下部の下型のV溝の幅より小さく
し、上型の押圧力により該上部の下型が下降し、しかる
ことにより該上部の下型のV溝と該下部の下型のV溝が
重なるようにしたものである。
また、製品に傷を付けにくくするために、前記上部及び
下部の下型のV溝に硬質クロムメツキを行い滑りをよく
するとよい。
また、制振鋼板を加工して直角に曲げた製品を得るため
には、前記下部の下型のV溝を挟んだ左右の平面にそれ
ぞれ凹設した嵌合溝にそれぞれ嵌合した2つの曲げ調整
部材を、左右平面より突出して設けることが好ましい。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基ずいて説明する。第3
図は加工前の状態を示す下型の正面図、第4図は加工中
(折り曲げ途中)の状態を示す下型の正面図、第6図は
加工前の状態の上型と下型との関係を示す側面図、第7
図は加工中、第8図は加工終了時の上型と下型との関係
を示す側面図である。5は上部下型であり6はそのV溝
である。
DはV溝6の幅である。7は下部の下型であり8は■溝
でEは幅ある。幅Eは幅りより長く、かつ板材の板厚と
の関係で正常な十分な長さをもつ。
9は下部の下型の固定台である。10は上部の下型の支
持台であり、上部の下型5の下降とともに下降する。支
持台10は移動板11に取り付けられている。被圧縮部
12はボルト13により固着されている。被圧縮部12
は好ましくはゴムにより形成される。バネでは上型16
の弱い押圧力にも耐えられないからである。下部の下型
7に設置される被圧縮部12の個数を増加させることに
より下型5,6に作用する上型16の押圧力を高くする
ことができる。また同様にゴムの種類を変化させること
により又は、ナツト17の締め付けを締めたり、緩めた
りすることによりゴムからなる被圧縮部12の受ける力
を強くしたり、弱くしたりすることが可能となる。上部
及び下部5,7の下型は鋼により形成され、そのV溝6
.8の部分は、滑りをよくし製品に傷を付けにくくする
ため硬質クロムメツキされる。。
未発明の金型は上述の様に構成されているので制振鋼板
15を折り曲げるには、鋼板15を上部の下型5のV溝
6の上に乗せる。上型16の押圧力を徐々に増し鋼板1
5を、折り曲げて行く。このときの状態を第4図、第7
図に示す。加工中の制振鋼板15の形状は、カモメの形
状となる。上型16の押圧力を徐々に増し上部下型5を
垂直に下降させる。下型5の垂直下降とともに移動板1
1が垂直下降し、上部の下型5のV溝6と下部の  ′
下型7のV溝8とが重なるまでゴム部分12が圧縮され
る。■溝6とV溝8とが重なった後上型16は、上昇に
転じる。一方上部の下型6は、上型16からの押圧力が
なくなるのでゴム12の弾性力により上昇し第3図、第
6図に示す折り曲げ加工前の状態となり、上型16を上
にあげて、製品を取り出す。第5図、第8図に示すよう
に上型16と下型5,7が重なるとき即ちV溝6とV溝
8とが重なるとき、制振鋼板15のカモメ状態は解消さ
れ直角状態となる。制振鋼板の代わりにアルミニュウム
、ステンレス等の板材を用いた場合でも、同様に折り曲
げ加工が出来る。
第9図〜第11図に示す実施例では、下部の下型7のV
溝8を挟む左右の平面18にそれぞれ嵌合溝19が■溝
8と平行に凹設され、曲げ調整部材20が嵌合溝19に
嵌合されている。曲げ調整部材20の材質は、制振鋼板
15が薄板の場合は、ウレタン樹脂を用い、厚板の場合
は、強度をもたせるためハガネを用いる。曲げ調整部材
20は、嵌合溝19に載置されているだけなので、ウレ
タン樹脂とハガネとの取り替えは直ちに出来る。曲げ調
整部材20の材質がハガネの場合は、第11図に示すご
とく少し角に面22を取り、この面を取った部分22に
硬質クロムメツキを施し滑りを良くする。曲げ調整部材
20は、制振鋼板15の押圧時に制振鋼板15に当接し
、制振鋼板15がカモメ形状になるのを矯正するのに役
立つ。曲げ調整部材20の下部の下型の上面からの高さ
Hは、制振鋼板15の板厚と同程度か多少多い目に出る
ように調整される。従って高さHは、制振鋼板15の板
厚に応じて変化させる必要があるため、嵌合溝19の底
面に薄い鉄板21よりなるライナーをひき、ライナー2
1の厚さを変えることにより高さHを変化させている。
第10図に示したように折り曲げ加工終了時には、制振
鋼板15は直角に曲げられている。
本考案に用いる制振鋼板15の折り曲げ用の金型は、上
下金型(5,6,16)共に従来の88度の代わりに9
0度の金型を最初から作り、材料の持つスプリング、バ
ックを考えずに作業を行う。
(効果) 本発明は、下型を上部と下部の2段とし該上部の下型を
垂直方向に移動可能に該下部の下型に配設しているので
、制振鋼板を直角に曲げることが可能となる。また、曲
がりの寸法は、従来の下型で1工程で製造するには、板
厚におうじて一定の長さが必要とされるが、本発明によ
れば、それ以下の長さの物を製造する場合でも2工程で
なく1工程で製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の下型を用いた場合の上型と下型との関係
を示す正面図、第2図は折り曲げ加工後の製品の正面図
、第3図〜第5図は本発明の下型の正面図、第6図〜第
8図は本発明の上型と下型との関係を示す側面図、第9
図〜第10図は別異の本発明の上型と下型との関係を示
す側面図、第11図は面取りをした曲げ調整部材の側面
説明図である。 図中1は鋼板、5は上部の下型、6はそのV溝、7は下
部の下型、8はそのV溝、9は固定台、10は支持台、
12は被圧縮部、15は制振鋼板、16は上型、20は
曲げ調整部材を示す。 出願人 株式会社松本車輌鈑金工作所 代理人 弁理士 吉 川  俊 雄 −只り 第1図 第2図 第9図 1F10図 j111図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下型を上部と下部の2段とし、該上部の下型を垂直
    方向に移動可能に該下部の下型に配設するとともに、該
    上部の下型のV溝の幅を該下部の下型のV溝の幅より小
    さくし、上型の押圧力により該上部の下型が下降し、し
    かることにより該上部の下型のV溝と該下部の下型のV
    溝が重なることを特徴とする金型。 2、請求項1記載の金型を用いて制振鋼板を折り曲げる
    ことを特徴とする制振鋼板の折り曲げ方法。 3、下部の下型のV溝を挟んだ左右の平面部分にそれぞ
    れ嵌合溝を凹設し、該凹設された嵌合溝に嵌合し且前記
    左右の平面部分より突出させた曲げ調整部材を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載の金型。
JP12861788A 1987-09-17 1988-05-26 金型及び該金型を用いた制振鋼板の折り曲げ方法 Pending JPH01157716A (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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JPWO2021187499A1 (ja) * 2020-03-16 2021-09-23

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