JPH01157363A - 昆布エキスおよびその製造法、ならびにこのエキスを含有してなる海藻飲料 - Google Patents

昆布エキスおよびその製造法、ならびにこのエキスを含有してなる海藻飲料

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JPH01157363A
JPH01157363A JP63117908A JP11790888A JPH01157363A JP H01157363 A JPH01157363 A JP H01157363A JP 63117908 A JP63117908 A JP 63117908A JP 11790888 A JP11790888 A JP 11790888A JP H01157363 A JPH01157363 A JP H01157363A
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Eiji Kawashima
英治 川島
Shinji Murozaki
室崎 伸二
Hirohiko Watanabe
渡辺 裕彦
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Takeda Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は低ナトリウム含量の昆布エキスおよびその製造
法、ならびに該エキスを含有してなる海藻飲料に関する
。さらに詳しくは、昆布中の111i要な生理活性物質
であるラミニンおよびミネラルを損失させることなくナ
トリウムを除去し、健康食品等の素材として有用な昆布
エキスおよびこのエキスをFll用する飲料を提供する
しのである。
従来の技術 海藻は日常、食品として広く利用されており、古来、健
康保持および高血圧症や老化の予防に何効とされている
。しかしながら、日常の食生活において海藻を多量に且
つ常時食することは一般に困難であり、従ってその中の
生理学的に汀効な成分を高含量に有する形態、ずなわら
エキス状でたとえば各種食品に添加して利用するのが有
利である。
昆布については、その水抽出液が高血圧症のP防、治療
に有効であり(福島医学雑誌、↓0[2] 251頁)
、またその中の降圧成分が塩基性アミノ酸の一種である
ラミニンであることか証明されている(薬学雑誌、 8
41176頁、 1964)。また昆布の食物繊維であ
るアルギン酸は食塩の取り込みを抑えることで大腸ガン
の予防、動脈硬化の防止に効果があるとされている。さ
らに、昆布には甲状腺腫の防止にf丁効なヨウ素や、貧
血の防1ににr]′効な鉄および神経系統の正常化に役
立つマグネシウムなとのミネラル類を豊富に含何してい
る。
しかしながら昆布はナトリウム含(戸11が3〜4%と
高く、このナトリウムは−」二足r丁用成分の持つ高血
圧予防などの生理効果と逆の働きを持っている。
発明が解決しようとする課題 −J二記のように昆布中には、健康保tljのために(
1′用なミネラルやラミニンを含む一方、近年その過料
摂取を避ける傾向にあるナトリウムa量らまた高い。と
ころ′が従来の昆布エキスの製造法は、弔に昆布を水で
抽出処理するしのであって、ナトリウムはラミニン等の
有用成分とJl:に抽出された状態で存在しており、低
ナトリウム含!■¥の昆布エキスを得る目的には合わな
いものである。
課題を解決゛4°るための手段 本発明前らは実用的(T fllな方法で低ナトリウム
litの昆布エキスを得る目的で種々検討し、さらにそ
のFll用面に一]いて乙検討した結果、本発明を完成
したムのである。
ずなわら、本発明はl)ナトリウムイオンが乾物基へ「
−で0 、5 ’il’i61%以下である昆布エキス
、および2)昆布の水性抽出液を1)I−19以」二に
調整し、カリウ12型強酸性カチオン交換樹脂と接触さ
けてナトリウムを吸7]除去することを特徴とする低ナ
トリウム含Mの昆布エキスの製造法、ならびに3)本エ
キスを含何してなる海藻飲料である。
本発明において、原料としてIIIいる昆布は通常食用
に供される乙のでよく、その種類や産地などは特に限定
される乙のではなく、たとえば、がごめこんぶ、まこん
ぶ、はそめこんぶ、みつぃしこんぶ、りしりこんぶ、な
がごんぶ、らりみこんぶ、ごへいこんぶ、おにこんぶな
どが挙げられる。
昆布の水性抽出液の;JA+製法は従来の方法に塾じて
実施できる。たとえば、素干しの昆布を適当に粉砕し、
これを約6〜12倍量の熟水にて約30分間浸漬し、こ
の操作を2〜3回繰り返せば昆布中の水可溶成分を大部
分抽出ずろことができろ。
この抽出には水辺外にも、アルコール濃度が約20%程
度までの含水アルコール等ら使用し得る。
アルコール濃度がこれ以」−になると昆布中のアルギン
酸の抽出効率が悪くなるので好ましくない。
通常は、単に水を用い適宜に加温処理4−ることによっ
てf丁効成分抽出の目的を充分達することができる。
次いで、水性抽出液のI)11を9以」二に51−1整
する。
このpH調整には、可食性アルカリ剤(例、水酸化すl
・リウノ1.水酸化カリウム)の添加、遊離型(OIr
型)の強塩基性アニオン交換樹脂による処理等の適宜の
方法で実施すればよく、特に限定されない。ここで水酸
化ナトリウムをpII調整剤として月jいても、その結
果増加するナトリウム!iは抽出液中のナトリウムMと
比べろとわずかであり、かつこのナトリウムは後述のイ
オン交換操作で取り除かれるので、本アルカリ剤の使用
ら十分可能である。1)11は9以上に、好ましくは1
0以L1さらに好ましくは10.5〜11.5にJA+
整されろ。
1)II l 0以上にコ、′I整した場合、水性抽出
液はカリウノ、型イオン交換樹脂で処理した後ら、その
処理前に比較してラミニンをほぼ100%近く回収する
ことができ、また貴重なミネラルであるマグネシウムの
回収率も極めて高くすることができるので有利である。
本発明方法において使用される強酸性カチオン交換樹脂
は、食品の加工用に適し、ナトリウムイオンを吸着し得
るものであれば、その種類は特に限定されない。たとえ
ば、酸性基としてスルホン基をaする6のが有利に使用
できる。本イオン交換樹脂としては、例えば、ダウエッ
クス50W−Xl、ダウエックス50W−X2.ダウエ
ックス50W−X4.ダウエックス50w−X8.ダウ
エックス50W−X 12(以上、ダウケミカル社製)
、ダイヤイオン5K10G、ダイヤイオン5KIIO,
ダイヤイオン5Kl12.ダイヤイオン5K116、ダ
イヤイオンS K I 1.((以上、三菱化成工業社
製)、アンバーライトIR−12013,7ンバーライ
トIn−122,アンバーライトr R−124、アン
バーライト252(以−Ll ローム・アンド・ハース
社製)などが挙げられろ。次に、カワウム型の強酸性カ
チオン交換樹脂の調整は常法によって行なうことができ
、例えば、上記のような遊離型強酸性カチオン交換樹脂
を塩化カリウムの水溶液で接触処理すればよい。カリウ
l、型イオン交換性樹脂に代えて、通常の遊離型(1−
[”)の強酸性カチオン交換樹脂で行うと、水性抽出液
中のアルギン酸が凝固し、ラミニンの損失が大きいため
に実用的に有利な脱ナトリウム法とはなり得ない。
pH#、’、]整した昆布の水性抽出液とカリウlえ型
強酸性カチオン交換樹脂の接触法はカラム法、バッチ浸
漬法などが実施し得るが、イオン交換樹脂の交換効率を
考えるとカラム法がff利である。水性抽出液の単位量
に対するカリウム型強酸性カチオン交換樹脂の使用量は
使用するイオン交換樹脂の性能等を考慮し適宜にきめら
れるか、要はイオン交換樹脂の交換容量が水性抽出液中
のカチオンMを」二回っていればよい。カラム法の場合
、カリウム型強酸性カチオン交換樹脂カラムに水性抽出
液を通液する速度はイオン交換反応が充分に行なわれる
範囲に適宜に設定される。通常は、5V=2〜10の速
度で打(すに実施できる。本処理によって水性抽出液中
のナトリウトは強酸性カチオン交換樹脂によって吸着さ
れ、ナトリウム含量の極めて低い昆布エキスを流出液と
して得ることができる。かくして得られる本エキス中の
すl・リウム含叶は乾物基部で約0.5%以下であり、
さらに必要ならば約0.3%以下に低減せしめることか
できる。
かくしてナトリウムを除去して得られる昆布エキスは、
イオン交換反応によるI)l(の変動がほとんどないた
めアルカリ性のままであり、通常は食品等の用途に使用
し易いように酸を添加してp++5〜6付近に調整する
のが望ましい。また本発明の昆布エキスは、保存性や使
用を簡便にする]」的で常法により濃縮、粉末化等の操
作を施してしよい。
上述のような本発明の方法は、脱ナトリウム操作が簡便
であり設備費やランニングコストら僅かであるから、比
較的低廉な価格でナトリウム比率の低い昆布エキスを容
易に提供することができる。
本昆布エキスは低ナトリウム化を目的とする各種健康食
品(例、清涼飲料)の素材として幅広く使用でき、また
呈味性良好なyy、+法科としてら有用である。
次に、上記のようにして得られる昆布エキスは、以下の
ような方法によって飲料として[り用することかできる
さて一般に、dυ藻中のヒ素含a量は20〜70ppm
とかなり高く、このヒ素を含む海藻抽出物を食品として
利用することは望ましくない。特に清涼飲料水に配合す
る場合、食品衛生法上、使用量が大+ IJに制限され
る。そこで、本発明に使用されろ昆布エキスの場合らヒ
素を除去しておくのが好ましく、この目的のために活性
炭による吸着除去が有fl+に適用できろ。このヒ素除
去は、萌述の昆布の水性抽出液またはカリウム型強酸カ
チオン交換樹脂による脱ナトリウム後の昆布エキスに対
して実施きれる。活性炭としては、液■1吸着分離用の
もの、たとえば粒状白鷺K Lあるいは粒状白鷺L H
(いずれら武11薬品丁二業製)などを便++1でき、
吸着方法としては5V=2〜IOによるカラム法が効率
的である。このときの活性炭の使用量は、その吸着能に
よってら若干穴なるが、原昆布換算量に対して約5〜3
0重量%、好ましくは約10〜20玉M%とするのがよ
い。この使用q1が多すぎるとラミニン等のfJ゛用物
質の損失がふえ、少なずぎるとヒ素化合物の除去が充分
でなくなる。−」−記処理によりエキス中のヒ素含量を
乾物基準で5ppm以下にすることができる。
かくして得られる昆布エキスが、本発明の海藻飲料の製
造に用いられろが、該昆布エキスは、保存性や使用を簡
便にずろIEI的で常法により濃j]11、粉末化等の
操作を施してしよい。
次に、本発明の飲料においては」二足のような11L布
エキスを用いろことが特徴であるが、さらに昆布以外の
海藻エキスを併用してもよい。このilv i染として
は、緑ハ類(例、あおさ、あおのり)、高論類(例、わ
かめ、ひじき、しずく)あるいは紅藻力rl(例、代位
のり、てんぐさ、おごのり)等が挙げられろ。昆布以外
の海藻エキスは、常法により製造したらのを用いられる
。たとえば、海藻の粉砕物を6〜12倍量の熱水または
含水アルコール(アルコール10〜20%)に約30分
間浸漬し、エキスを採取する操作を2〜3回操り返す。
この海藻エキスから重連の昆布エキスの場合に孕じてヒ
素が除去される。また、ナトリウムの除去は通常の[1
1”]型強酸性カチオン交換樹脂と接触処理することに
よって行なった後、[01−ド]型強塩基性アニオン交
換樹脂を用いてpHll整(pt15〜G)される。こ
のときのカチオン交換樹脂自体は重連の昆布エキスの製
造の場合と同様のものを、また強塩基性アニオ′ン交換
樹脂としては、デュオライトA−101,A−147,
A−161(以上、住友化学工業社製)、アンバーライ
トIRA−400゜IRA−410,IRA−430(
以上、ローム・アンド・ハース社製)、ダウエックス1
−XI、1−X2,1−X3(以上、ダウケミカル社製
)、ダイヤイオン(三菱化成工業社製)などを用いるこ
とができる。
かくして得られる昆布エキスと、必要に応じて昆布以外
の海藻エキスとを用いて飲料を製造ずろ。
飲料の種類は、これらのエキスを成分として用いるほか
は従来の飲料形態を採用でき、その製造法も従来法に準
じて行なうことができる。たとえば、飲料の種類として
は、清涼飲料、健康酢飲料(例、昆布酢)、アルコール
飲料、粉末飲料、乳飲ネー1などが挙げられ、なかでも
清涼飲料タイプの乙のへの利用が嗜好的に最ら適してい
る。昆布エキスの使用量は飲みやすさ等を考慮して任意
にきめればよいが、一般に全海藻エキスとしてその原藻
乾物換算で20%程度まで使用することがてき、風味的
には3〜10%程度が最し好ましい。昆布以外の海藻エ
キスを使用する場合は、通常、昆布エキス量に対して等
量までの範囲で任、ひに用いればよい。
trr涼飲料として製造する場合、海藻エキスをけ味料
、酸味料1着香料および着色料などとノ(に水に溶解し
、必要に応じてろ過を行ない、加熱殺菌することによっ
て製品が得られる。この場合、さらに各種の栄養素を添
加することによって健康飲料として価値を高めることが
できる。栄養素としてはビタミン類(例、ビタミンB1
.ビタミンBt、ニコヂン酸アミド、ビタミンC,ビタ
ミンA、ビタミンI)等)、アミノ酸(例、グルタミン
酸ナトリウム。
アスパラギン酸ナトリウム、イソロイシン等)あるいは
ミネラル類(例、カルシウム、鉄、ヨウ素等)などが挙
げられる。これら栄養素の添加iは1日当りの栄養所要
量を考慮して適宜に選択される。
本発明で使用する甘味料、酸味料の形態は特に限定され
ないが、甘味料としては、砂糖、異性化液糖、蜂蜜、水
あめ、ぶどう糖等の糖類並びにアスパラテーム等の人工
甘味料及びステビア等で、これらの1つまたは幾つかを
組み合わせて用い、使用量は5〜50%程度でよい。酸
味料としては、クエン酸、リンゴ酸、酢酸等の有機酸が
用いられ、0.1〜2%程度でよい。さらにこの飲料に
常法により炭酸ガスを圧入することにより、清涼感のあ
る炭酸飲料を製造することができろ。また所望により果
汁例えばオレンジ、りんご、レモン等を加えれば風味の
多様化をはかることができる。
上記において、海藻エキス入り飲料の説明は、直接飲用
するらのを基塗に行なってきたが、飲用の都度、水また
は温湯等で希釈ケるタイプのムのら当然可能であり、そ
の場合は標準希釈倍数だけ飲用時の濃度より濃い原液を
製造すればよい。
失徽外 実施例■ 風乾した北海道産昆布(りしり昆布)300gを、常法
により粉砕し水3.6gを加えて30分間加熱抽出した
。ろ過により固液を分離し、残渣に−〕いてはさらに水
1.8Qを加え、同様の抽出操作を行ない、抽出液合計
3.6eを得た。この抽出液([1116,0)を40
0dずつ分取し、それぞれ水酸化ナトリウムを加え、p
H8,0,pi−19,0,plIl O。
0、pH11,0に調整した後、カリウム型強酸性カチ
オン交換樹脂アンバーライトI ft −12Or3カ
ラム(65+n1)に200rnfl/ II(S V
−4)の速度で通液した。得られた各流出液に塩酸を加
えl) H6,0に調整し、次いで濃縮・乾燥を行ない
昆布エキス粉末を得た。一方、抽出液400 rrJを
そのまま濃縮・乾燥して粉末化した試料(無処理品)、
および抽出液400 rJをI)II凋整せずに同様の
イオン交換操作を行ない流出液を濃縮・乾燥して粉末化
した1拭tトを対照として調製した。
11、iられた粉末の分析結果を第1表に、また収率を
後述の式により求めた結果を第2表にそれぞれ示す。こ
の結果、処理液のpIIが9以」二ではラミニンの損失
を少なくすることができ、とりわけpHI O以上での
損失はほとんど認められない。
またpo l 1ではマグネシウムの損失を極めて少な
く一4゛ろことかできより好ましい処理条件となる。
以上の結果から明らかなように、本発明によるとナトリ
ウム含量が低減され、かつラミニンをはじめとずろ有効
成分の損失の少ない昆布エキスを得ることができる。
第1表 (以 1z  余 白) 第2表 ″(収率) 実施例2 風乾した北海道産昆布(りしり昆布)lokgを、常法
により粉砕し、水120&を加えて30分間加熱抽出し
た。固液をろ、ωにより分離し、残渣に水GOQを加え
、同様の抽出操作を行なった。得られた抽出液合計+3
012を活性炭(粒状白鷺L tl )1 、5 kg
のカラムに通したのち、その溶出液を水酸化ナトリウム
でI)illl、0に」1g整したのしカリウム型陽イ
オン交換樹脂(アンバーライト[R−12013)のカ
ラムに通液してナトリウムを吸i′?除去した。この処
理液を塩酸に、J−〇pH(i、0に、:1.’、1整
し、濃縮、乾燥し、粉末33kgを得た。」−記処理に
おける各a周成分及びヒ素、ナトリウムの分析値並びに
収率は第3表の通りであった。昆イ11のa周成分の損
失が少なく、ヒ素及びナトリウムの95%以」二か除去
されたことかわかる。
得られた昆布抽出粉末2g(原藻乾物換算6g)を温水
で溶解し、これに異性化液糖(固形分75%)20g、
クエン酸0.4gを加え混合ケる。次いて、ビタミンB
+(0,4mg)、ビタミンI32(0、55mg)。
ニコチン酸アミド(6,5mg)を加え、最後に香ネ[
を加えて加水し全体をI OOrrd)、とじた。この
液をろ過したのち、加熱殺菌し)[J(詰めした。こう
して得られた昆布のa周成分を含む健康飲11は、海ん
臭気の不快感はなく、口当り良好で、のどごしの味覚に
ついてら良好なしのである。
実施例3 実施例2で得た昆布抽出粉末2g(原藻乾物換算Gg)
を温水で溶解し、これに異性化液糖(固形分75%月0
0g1クエン酸2gを加え混合する。
次いでビタミン[+1 、(0、4mg)、[32(0
、55mg)、ニコチン酸アミド(6、5mg)]、ア
ミノ酸(L−グルタミン酸ナトリウムl0mg、L−ア
スパラギン酸ナトリ「シムlomg、L−イソロイシン
lomg)、若色料、香料及び保存料を加えて加水し全
体を180旋とし、海藻エキス入り濃縮飲料とした。こ
うして得られた濃縮飲料を1回当り30〃Jを水で15
01通に希釈して飲用すると、定期的に昆布エキスに含
まれろぞf用成分を摂取セることかできろ。
実施例4 風乾した浅享海苔300gを適当に粉砕し、水3.6Q
を加えて30分間加熱抽出した。ろ過により固液を分離
し、残渣についてはさらに水1.Hを加え、同様の抽出
操作を行ない、抽出液合計3.6Qを得た。この抽出液
を活性炭粒状白テタ1、!■カラム(55tnll>に
260yJ!/II(SV−=4)ノ速度で通液した。
得られた流出液を通常の遊離型[11”]の強酸性カチ
オン交換樹脂アンバーライトIfl−120[3カラム
(65Ml)にS V = lIの速度で通液した。次
いで[O11−]型型温塩基性ニオン交換樹脂アンバー
ライトERA−410カラムに117!述の速度で通液
し、ptts〜6とした。こうして得られた流出液を濃
縮・乾燥して浅メ1°L海苔エキス粉末100gを得た
次に、実施例2で得られた昆布エキス粉末3゜3g(原
藻乾物換算]Og)及び浅証゛3海苔エキス粉末3.3
g(同10g)を温水で溶解し、これに異性化液糖(固
形分75%)20g、クエン酸0.40gを加え混合す
る。次いでビタミンB +(0、8mg)、ビタミン[
3z(1,t mg)、ニコチン酸アミド(1,3mg
)等のビタミン及びアミノ酸類(L−グルタミン酸ナト
リウム10mg、L−アスパラギン酸ナトリウム10m
g、L−イソロイシンlOmg)を加え、最後に香料を
加えて加水し全体を100滅とした。こうして得られた
飲料は混在及び浅乍海苔(乾物でそれぞれ10%)の有
用成分を含み、口当り良好で、のどごしの味覚について
も良好なものである。
発明の効果 本発明によると昆布中の有用成分の損失量が少なく、か
つ低ナトリウム含量の昆布エキスを実用的有利な方法で
提供できる。
また、本発明の海藻飲料は、ナトリウムがほとんど除去
され、かつラミニンなどの4f用成分の多い昆布エキス
を含有するしのであって健康飲料として極めて好ましい
飲料である。また、ヒ素の除去を合せて実施した昆布エ
キスは、清涼飲料水にも好ましく利用てきる。すなわち
、食品衛生法」二の清涼飲料水中のヒ素量の規定から、
従来法による海藻抽出成分は飲料製品当りせいぜい原藻
換nで1%程度までしか加えることができなかったのに
対し、本発明では大量の使用が可能であり、従ってラミ
ニン、タウリンなどの有用成分を豊富に含有u−シめる
ことができる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)ナトリウム含量が乾物基準で0.5重量%以下であ
    る昆布エキス。 2)昆布の水性抽出液をpH9以上に調整し、カリウム
    型強酸性カチオン交換樹脂と接触させてナトリウムを吸
    着除去することを特徴とする低ナトリウム含量の昆布エ
    キスの製造法。 3)ナトリウム含量が乾物基準で0.5重量%以下であ
    る昆布エキスを含有せしめてなる海藻飲料
JP63117908A 1987-05-15 1988-05-13 昆布エキスおよびその製造法、ならびにこのエキスを含有してなる海藻飲料 Pending JPH01157363A (ja)

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