JPH1070970A - モズク熱水抽出物及びその用途 - Google Patents

モズク熱水抽出物及びその用途

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JPH1070970A
JPH1070970A JP9163783A JP16378397A JPH1070970A JP H1070970 A JPH1070970 A JP H1070970A JP 9163783 A JP9163783 A JP 9163783A JP 16378397 A JP16378397 A JP 16378397A JP H1070970 A JPH1070970 A JP H1070970A
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JP
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hot water
water extract
mozuku
molecular weight
extract
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JP9163783A
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Takaya Satou
貴哉 佐藤
Tsutomu Uehara
勉 上原
Ippei Yamaoka
一平 山岡
Kozo Asaki
幸造 浅木
Hideaki Kori
英明 郡
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Nisshinbo Holdings Inc
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
Original Assignee
Nisshinbo Industries Inc
Nisshin Spinning Co Ltd
Otsuka Pharmaceutical Factory Inc
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 分子量30,000以上のモズクの熱水
抽出物及びこれを含有する機能性食品及び医薬。 【効果】 このモズクの熱水抽出物は消化管中でナトリ
ウムイオンを吸着し、その排泄を促進するので、これを
含む食品及び医薬は食塩の過剰摂取に起因する疾患の予
防及び治療に有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はモズクの熱水抽出物
及びその用途に関し、更に詳しくは過剰摂取されたナト
リウムイオンを消化管内で吸着することにより、当該ナ
トリウムイオンの糞中への排泄を促進させる作用に優れ
たモズクの熱水抽出物並びにその食品及び医薬への利用
に関する。
【0002】
【従来の技術】厚生省発行の国民栄養調査成績によると
昭和50年以降毎年日本人が1日に摂取した食塩は1
1.5g以上であり、特に平成5年は12.8gであっ
た。一方、1日の食塩摂取量と高血圧症の発生率との間
には相関関係があることから、高血圧症の発生、ひいて
は脳卒中等の発生を防止すべく、厚生省では1日の食塩
摂取量を10g以下にするよう推奨している。米国にお
いても、日本同様に1日の食塩摂取量を制限しており、
米国合同委員会勧告案は、高血圧症患者の1日の食塩摂
取量を6g以下にするよう唱えている。
【0003】また、食塩摂取量と胃癌による死亡率との
間にも相関関係があるといわれており、食塩摂取量の多
い地域、例えば富山市、弘前市等では、胃癌による死亡
率が高く、反対に食塩摂取量の少ない地域、例えば別府
市、沖縄市等では、胃癌による死亡率が低いというデー
タも得られている。
【0004】この様に食塩の過剰摂取は、人体に悪影響
を及ぼすことから過剰摂取した食塩を体外へ排泄する新
しい技術の開発が待ち望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、過剰摂取した食塩を積極的かつ安全に体外へ排泄さ
せることのできる成分、並びにこれを用いた食品及び医
薬を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで本発明者は広く食
品素材中から上記作用を有する成分を見出すべく種々検
討した結果、モズクの熱水抽出物がナトリウムイオン吸
着能及び排泄促進能に優れており、食品及び医薬として
利用できることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち、本発明は分子量が30,000
以上であるモズクの熱水抽出物、これを含有する食品、
これを有効成分とするナトリウムイオン吸着剤、ナトリ
ウムイオン排泄促進剤、並びに食塩過剰摂取に起因する
疾患の予防及び治療剤を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるモズクは、海
藻の一種であり、食品として利用されている。モズクの
抽出物に関しては、血清脂質低下作用(永原学園西九州
大学、佐賀短期大学紀要 NO. 25, p171-173(1995))が
知られているが、モズクから熱水で有効成分を抽出する
こと及びそのナトリウムイオンに対する作用については
全く知られていない。
【0009】本発明に用いられるモズクとしては、例え
ばフトモズク(Tinocladia crassa)、ホソモズク(Nem
acystus decipieus)、オキナワモズク(Cladosiphon o
kamuranus)等を例示できる。これらのモズクから本発
明の抽出物を抽出するには、例えば60〜100℃、好
ましくは80〜90℃の熱水を用いて30分〜3時間、
好ましくは1時間程度抽出した後、透析により低分子量
物質を除去すればよい。得られた熱水抽出物はそのまま
使用してもよいが、必要に応じて、アルコール沈澱、イ
オン交換樹脂クロマトグラフィー、ゲル濾過クロマトグ
ラフィーなどにより、更に精製して用いてもよい。
【0010】得られた熱水抽出物の好ましい物性は、以
下の通りである。 (1)重量平均分子量 50,000〜500,000 (2)中性糖含量 50〜90% (3)イオウ含量 3〜17%
【0011】このように熱水抽出物の主成分は糖鎖であ
ることから、フコイダンが含まれているものと考えられ
る。しかし、後述の試験例の如く、本発明の熱水抽出物
のナトリウムイオン吸着能は、純度100%近くまで精
製されたフコイダンに比べて顕著に優れていることか
ら、本発明熱水抽出物中にはフコイダン以外の物質が含
まれており、この物質がナトリウムイオン吸着能に何ら
かの増強作用をしているものと考えられる。
【0012】本発明の熱水抽出物は、ナトリウムイオン
吸着能を有し、特に経口で服用した場合に消化管中でナ
トリウムイオンを吸着し、その排泄を促進する作用を有
する。従って、食塩の過剰摂取に起因する種々の疾患、
例えば高血圧症、胃癌、脳卒中の予防及び治療用の医薬
及び食品として有用である。
【0013】本発明の熱水抽出物を含有する食品及び医
薬は、上記の方法で得たモズクの熱水抽出物を通常の方
法により各種の形態に加工することで製造できる。その
形態は、例えば固体状物、液状物、乳化状物、ペースト
状物等である。
【0014】本発明の医薬としては、錠剤、散剤、顆
粒、細粒、液剤等が挙げられ、これらの製剤は、本発明
の熱水抽出物を薬学的に許容される担体とともに常法に
従って製剤化することにより製造できる。
【0015】これらの本発明の食品には、そのまま直ち
に喫食できるもの、調理等を行って喫食するもの、食品
製造用のプレミックスされた材料などのいずれもが含ま
れる。固体状のものとしては、粉末状、顆粒状、固形状
のいずれのものでもよく、例えばビスケット、クッキ
ー、ケーキ、スナック、せんべいなどの各種菓子類、パ
ン、粉末飲料(粉末コーヒー、ココアなど)が含まれ
る。また液状、乳化状、ペースト状物の例としては、ジ
ュース、炭酸飲料、乳酸菌飲料などの各種飲料が含まれ
る。これらのうち、本発明においては特に飲料が好まし
い。
【0016】本発明のモズクの熱水抽出物は、約1gで
食塩を約150mg吸着する能力を有する。よって、これ
を目安としモズクの熱水抽出物に換算し1日10〜20
g程度摂取するのがよい。
【0017】
【実施例】以下本発明を更に詳しく説明するために本発
明のモズクの熱水抽出物の抽出方法並びにそれを含有す
る医薬品及び食品の製造方法を実施例としてあげ、実施
例で得たモズクの熱水抽出物を用いた試験例をあげる
が、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0018】実施例1 原藻モズクの例として伊勢志摩産食用ホソモズクを使用
した。原藻モズクを水洗してモズク表面に付着している
不純物を除去した。その後モズクをざるを用いて水切り
し、湿潤状態のモズクを252gを採取して抽出に供し
た。この湿潤状態のモズクの水分率を赤外線加熱型水分
率計で測定したところ95.4%であった。モズク25
2gを水1200mlと共にワーニング・ブレンダーによ
り粉砕した。この溶液を90℃で1時間保持し、熱水抽
出処理を行った。溶液を室温まで放冷し、遠心分離(15
000G, 10min)により水不溶分を取り除いた。上清み液
をセルロース製透析チューブに入れて、イオン交換水に
対して透析を行い、分子量10,000以下の低分子量
物質を除去した。透析後の溶液を再び遠心分離(15000
G, 10min)し、不溶部を完全に取り除いた。上清み液を
凍結乾燥することで、モズクの熱水抽出物2gを得た。
【0019】(1)分子量の測定 液体クロマトグラフポンプ・(株)東ソー製 CCC
P、ゲル濾過カラム・(株)東ソー製 TSK gel
GM−PWXL、カラムオーブン・(株)東ソー製C
O−8020、示差屈折計・(株)Waters製 R
I−410、デガッサ・(株)東ソー製 SD−802
2を使用した。測定温度40℃、移動相として0.1M
塩化ナトリウム水溶液を使用し、流量0.8ml/分で測
定を行った。保持時間を標準ブルランサンプル・(株)
昭和電工製と比較し、クロマトグラフインテグレータ・
(株)東ソー製 クロマトコーダー21を使用し重量平
均分子量を算出した。この方法で測定した上記のモズク
の熱水抽出物の重量平均分子量は50,000〜50
0,000であった。
【0020】(2)中性糖含量の測定 試薬として(a)濃硫酸(試薬特級グレード)、(b)
5%のフェノール水溶液(黄色見を呈さない、新しいも
の)を使用した。フコース(試薬グレード特級品)を正
確にそれぞれ、20μg〜600μg/mlの濃度になる
ように純水に溶かした。この範囲内から濃度の異なる溶
液を5点選んだ。各溶液0.5mlを試験管に取り、
(b)を0.5ml加え、十分に攪拌した。更に、(a)
を2.5ml加え攪拌し、室温で15分間放置した後、吸
光度分析計で480nmの吸光度を測定した。中性糖濃度
と480nm吸光度の検量線グラフを作成した。続いて、
上記のモズク抽出物を正確に、150μg秤量し、純水
10mlに溶解した。その溶液0.5mlを試験管に取り、
(b)を0.5ml加え、十分に攪拌した。更に、(a)
を2.5ml加え攪拌し、室温で15分間放置した後、吸
光度分析計で480nmの吸光度を測定した。先に作製し
た検量線から、中性糖濃度を算出した。一方、中性糖含
量の測定に用いるサンプルは赤外線水分分析計で含水率
を算出し、重量補正を行った上で中性糖含量を分析し
た。上記の方法で測定したモズクの熱水抽出物の中性糖
含量は50〜90%であった。
【0021】(3)硫黄含量の測定 モズク抽出物に含まれる硫黄分の分析はサンプルを酸素
中で燃焼酸化させ、発生する硫黄酸化物を沈澱滴定法に
より定量する方法で行った。方法はJIS K−010
3を準用した。硫黄含有量は(硫黄重量/サンプル重
量)×100で定義される。上記の方法で測定したモズ
ク熱水抽出物の硫黄含有量は3〜17%の範囲であっ
た。
【0022】実施例2 (細粒剤の製造)以下の例中、「部」とは重量部を指
す。 モズク熱水抽出物(実施例1) 70部 乳糖 20部 トウモロコシデンプン 10部 モズク熱水抽出物、乳糖及びトウモロコシデンプンの混
合物をヒドロキシプロピルメチルセルロースの5%水溶
液で流動層造粒し、細粒剤を得る。
【0023】実施例3 (ビスケットの製造)ショートニング8部と砂糖18部
を混合し、次に薄力小麦粉42部、モズク粗抽出物(実
施例1)7.5部、ベーキングパウダー0.8部、卵1
6部、ブドウ糖1部及び水25部を加えて攪拌し生地を
作る。この生地を5mm厚に圧延して1枚が16〜17g
になるよう型抜きして90度のオーブンで32〜36分
焼成する。その結果1枚約12gのビスケットを得た。
12gのビスケット中に1gのモズク抽出物を含有する
計算となる。すなわち、本ビスケット1枚を食べること
で、約60mgのナトリウムイオン(食塩で約150mg)
を吸着できる。
【0024】実施例4 (飲料の製造)グラニュウ糖12.5g、クエン酸結晶
0.2g及びモズク粗抽出物(実施例1)1gをイオン
交換水にて100mlとし、ビン詰め後、80度、10分
間殺菌することによりモズク抽出物入り飲料を得た。
【0025】試験例1 (1)調製塩溶液作成方法 小腸液のNa、K、Caイオン濃度はそれぞれNa=1
19、K=4.2、Ca=4(mEq/L)である。ま
た、日本人のそれぞれのイオン一日平均摂取量は、Na
=5072、K=2700、Ca=541(mg)であ
る。一食分の摂取量は3で除すことにより、Na=16
91、K=900、Ca=180.3(mg)となる。摂
食後の胃、十二指腸内の水分量をそれぞれ0.75L、
0.5Lとすると、それぞれの塩濃度は、Na=58.
8、K=18.5、Ca=7.2となる。これらの値に
上述の小腸液の塩濃度を加えると、最終的な小腸塩溶液
濃度は、Na=89、K=11.4、Ca=5.6mMと
なる。
【0026】(2)対照物質としてのフコイダンのCa
塩の作成 脱イオン水500mlの入った1リットル容ビーカーにフ
コイダン(シグマ社製)1.0gを入れ、攪拌子により
攪拌し、完全に溶解させる。その後、塩化カルシウム・
2水和物(片山化学社製)を10.0g投入、攪拌し、
完全に溶解させる。この状態で2時間放置することによ
りフコイダンのCa化反応は終了する。その後、この糖
溶液中の塩をセルロース透析膜(三光純薬製 径3.5
cm)を用いて除去し、凍結乾燥することによりCa化フ
コイダン1.042gを得た。
【0027】(3)Naイオン結合度の測定 上記(1)の調製塩溶液50mlに濃厚塩酸水数滴を添加
し、pHを1.2とした。この溶液に実施例1で得た本発
明のモズク熱水抽出物及び対照物質として上記フコイダ
ンのCa塩、アルギン酸のCa塩(日清紡績(株)製)
(商品名フラビカファイン)の各1gを溶解させた。攪
拌下に60分、室温で放置した。溶液に濃厚水酸化ナト
リウム水溶液数滴を添加し、pHを8.0とした。攪拌下
に60分、室温で放置した。その後、イオン交換樹脂を
カットオフ分子量5,000の限外濾過膜で濾別し、濾
液中のイオン濃度を原子吸光分析により定量した。
【0028】(4)結果 対照物質であるフコイダンのCa塩のナトリウムイオン
吸着量は16.37(mg/樹脂g)であった。又、アル
ギン酸のCa塩のナトリウムイオン吸着量は、34.5
5(mg/樹脂g)であった。本発明品のモズク熱水抽出
物のナトリウムイオン吸着量は49.87mgと対照物質
より高い吸着能を示した。
【0029】試験例2 (方法)実験動物としては5週齢のWistar系雄性
ラット(日本チャールスリバー)を使用した。市販固形
飼料(CRF1;オリエンタル酵母(株))にて5日間
予備飼育した後、代謝ゲージに移し粉末飼料CRF1に
て予備飼育を行った。その後、体重を測定し、その測定
値と予備飼育期間の摂餌量を指標にして群分け(n=
5)を行った。試験薬剤にはモズク熱水抽出物(実施例
1)を用い、表1の組成の試験薬剤含有飼料にて7日間
飼育した。陰性対照としてセルロース(オリエンタル酵
母(株)製、商品名 セルロースパウダー)、陽性対照
としてアルギン酸Ca塩(日清紡績(株)製、商品名
フラビカファイン)を実験に用いた。試験期間中は毎
日、摂餌量、摂水量を測定した。試験薬剤含有飼料摂取
開始3日目より、24時間毎に4日間糞を採取し、ナト
リウム排泄率の測定に供した。各群の測定値は分散分析
後、Tukey−Kramer法を用いて検定し、p<
0.01を有意差とした。また試験薬剤中のミネラル含
量を表2に示した。
【0030】
【表1】
【0031】
【表2】
【0032】(結果)各試験薬剤群の摂取ナトリウムに
対する糞便中ナトリウム排泄量の割合(以下、排泄率)
を求めた。その結果、ナトリウム排泄率は、セルロース
群(0.4%)とアルギン酸Ca塩群(1.4%)に比
べ、モズク熱水抽出物群(10.1%)で有意に高値で
あった。
【0033】
【発明の効果】モズクの熱水抽出物は消化管中でナトリ
ウムイオンを吸着し、その排泄を促進するので、これを
含む食品及び医薬は食塩の過剰摂取に起因する疾患の予
防及び治療に有用である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山岡 一平 徳島県鳴門市撫養町立岩字5枚144 ハイ ツフェニックスB202 (72)発明者 浅木 幸造 徳島県鳴門市撫養町木津558−8 (72)発明者 郡 英明 徳島県板野郡北島町北村字壱町四反地85− 23

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分子量が30,000以上であるモズク
    の熱水抽出物。
  2. 【請求項2】 重量平均分子量が50,000〜50
    0,000であり、中性糖含量が50〜90%である請
    求項1記載のモズクの熱水抽出物。
  3. 【請求項3】 重量平均分子量が50,000〜50
    0,000であり、中性糖含量が50〜90%であり、
    イオウ含量が3〜17%である請求項1記載のモズクの
    熱水抽出物。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3のいずれか1項記載のモズ
    クの熱水抽出物を含有することを特徴とする食品。
  5. 【請求項5】 請求項1〜3のいずれか1項記載のモズ
    クの熱水抽出物を有効成分とするナトリウムイオン吸着
    剤。
  6. 【請求項6】 請求項1〜3のいずれか1項記載のモズ
    クの熱水抽出物を有効成分とするナトリウムイオン排泄
    促進剤。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のいずれか1項記載のモズ
    クの熱水抽出物を有効成分とする食塩過剰摂取に起因す
    る疾患の予防及び治療剤。
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