JPH08322506A - 健康補助食品 - Google Patents
健康補助食品Info
- Publication number
- JPH08322506A JPH08322506A JP7128241A JP12824195A JPH08322506A JP H08322506 A JPH08322506 A JP H08322506A JP 7128241 A JP7128241 A JP 7128241A JP 12824195 A JP12824195 A JP 12824195A JP H08322506 A JPH08322506 A JP H08322506A
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- JP
- Japan
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- chitosan
- maitake
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- health
- vitamin
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 キトサンを主成分とするとともに活性型のビ
タミンＤ2 及びβ−グルカンなどの多糖類を豊富に含む
健康補助食品を提供する。 【構成】 キトサンとマイタケとを含有する。前記キト
サンとマイタケとの配合割合は、キトサン４０重量％〜
６０重量％と、マイタケ６０重量％〜４０重量％とを含
有する。前記マイタケは乾燥物であるのが好ましい。 【効果】 成人病、高脂血症、ダイエット、免疫機能の
向上など従来になく幅広い領域において健康に寄与する
ことの可能な健康補助食品を提供することができる。特
にこの健康補助食品は免疫機能の向上に優れた効果を発
揮する。
タミンＤ2 及びβ−グルカンなどの多糖類を豊富に含む
健康補助食品を提供する。 【構成】 キトサンとマイタケとを含有する。前記キト
サンとマイタケとの配合割合は、キトサン４０重量％〜
６０重量％と、マイタケ６０重量％〜４０重量％とを含
有する。前記マイタケは乾燥物であるのが好ましい。 【効果】 成人病、高脂血症、ダイエット、免疫機能の
向上など従来になく幅広い領域において健康に寄与する
ことの可能な健康補助食品を提供することができる。特
にこの健康補助食品は免疫機能の向上に優れた効果を発
揮する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、キトサンとマイタケと
を含有する健康補助食品に関する。
を含有する健康補助食品に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、カニやエビなどの甲殻類の表皮中
には、キチンという食物繊維の一種が含まれていること
が知られていたが、キチンはそれ自体、分子レベルで非
常に安定した構造を有し、水、油、アルコールなどにも
難溶性で利用しにくいため、カニやエビなどの殻は廃棄
されていた。しかしながら、近年このキチンを脱アセチ
ル化してキトサンとすることが見出だされ、該キトサン
は、稀酸溶液などに容易に溶解し種々の加工が適用可能
であることとともに、体内においてコレステロールと結
合してこれを体外に排出する作用を有すること、免疫力
の強化、創傷治療促進作用を有することなどが判明し、
医療、健康食品分野で大きく注目されてきている。
には、キチンという食物繊維の一種が含まれていること
が知られていたが、キチンはそれ自体、分子レベルで非
常に安定した構造を有し、水、油、アルコールなどにも
難溶性で利用しにくいため、カニやエビなどの殻は廃棄
されていた。しかしながら、近年このキチンを脱アセチ
ル化してキトサンとすることが見出だされ、該キトサン
は、稀酸溶液などに容易に溶解し種々の加工が適用可能
であることとともに、体内においてコレステロールと結
合してこれを体外に排出する作用を有すること、免疫力
の強化、創傷治療促進作用を有することなどが判明し、
医療、健康食品分野で大きく注目されてきている。
【０００３】このようなキトサンを含有する健康補助食
品として特開平６−５６６７４号公報には、キトサンを
有効成分とする食品添加物が開示されている。前記公報
中には、この食品添加物により食品中の塩素の排泄の促
進、血圧降下などの効果が得られることが記載されてい
る。
品として特開平６−５６６７４号公報には、キトサンを
有効成分とする食品添加物が開示されている。前記公報
中には、この食品添加物により食品中の塩素の排泄の促
進、血圧降下などの効果が得られることが記載されてい
る。
【０００４】また、特開平６−１７９６１７号公報に
は、サンゴの微粉末に対して有機酸を混合して得たカル
シウムの生成物と、前記カルシウム生成物に原塩成分、
核酸成分、およびキトサンオリゴ等などの多糖類を混合
するとともに、ビタミンＤの含有量を増大させる処理を
施したシイタケ成分の粉末を混合した酸素に富む物質が
開示されている。
は、サンゴの微粉末に対して有機酸を混合して得たカル
シウムの生成物と、前記カルシウム生成物に原塩成分、
核酸成分、およびキトサンオリゴ等などの多糖類を混合
するとともに、ビタミンＤの含有量を増大させる処理を
施したシイタケ成分の粉末を混合した酸素に富む物質が
開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
６−５６６７４号公報に記載された食品添加物では、キ
トサンのみを主成分とするものであるため、食品中の塩
素の排泄の促進、血圧降下などには効果が認められるも
のの、高血圧やダイエットなどのそれ以外の効能につい
てはあまり効果が期待できないという問題点がある。
６−５６６７４号公報に記載された食品添加物では、キ
トサンのみを主成分とするものであるため、食品中の塩
素の排泄の促進、血圧降下などには効果が認められるも
のの、高血圧やダイエットなどのそれ以外の効能につい
てはあまり効果が期待できないという問題点がある。
【０００６】また、特開平６−１７９６１７号公報に記
載された酸素に富む物質は、飲料水などに添加できる旨
記載されているものの、基本的にはカルシウムの摂取を
主な目的とするものであるので、高血圧やダイエット、
さらには免疫機能の向上など現代人の多様化する健康に
対するニーズに十分に対応したものではないという問題
点がある。特に前記公報の技術においては、ビタミンＤ
の含有量を増大させる処理を施したシイタケ成分を使用
しているが、紫外線などを照射することにより確かにシ
イタケ中のビタミンＤ成分の増大を図ることができる
が、しいたけでは活性型ビタミンＤの含有率、特に活性
型のビタミンＤ2 の含有率が十分でないという問題点が
ある。さらに、シイタケには、β−グルカンなどのブド
ウ糖が連なった形状の高分子多糖類の含有率が十分でな
い。このβ−グルカンなどの多糖類は、免疫機能の向上
に寄与することが最近明らかになって、注目を集めてい
る物質であり、これを含有する健康補助食品を提供する
ことができれば、昨今の多様化する消費者のニーズに対
応することができる。
載された酸素に富む物質は、飲料水などに添加できる旨
記載されているものの、基本的にはカルシウムの摂取を
主な目的とするものであるので、高血圧やダイエット、
さらには免疫機能の向上など現代人の多様化する健康に
対するニーズに十分に対応したものではないという問題
点がある。特に前記公報の技術においては、ビタミンＤ
の含有量を増大させる処理を施したシイタケ成分を使用
しているが、紫外線などを照射することにより確かにシ
イタケ中のビタミンＤ成分の増大を図ることができる
が、しいたけでは活性型ビタミンＤの含有率、特に活性
型のビタミンＤ2 の含有率が十分でないという問題点が
ある。さらに、シイタケには、β−グルカンなどのブド
ウ糖が連なった形状の高分子多糖類の含有率が十分でな
い。このβ−グルカンなどの多糖類は、免疫機能の向上
に寄与することが最近明らかになって、注目を集めてい
る物質であり、これを含有する健康補助食品を提供する
ことができれば、昨今の多様化する消費者のニーズに対
応することができる。
【０００７】本発明は上記問題点に基いてなされたもの
であり、キトサンを主成分とするとともに活性型のビタ
ミンＤ2 及びβ−グルカンなどの多糖類を豊富に含む健
康補助食品を提供することを目的とする。
であり、キトサンを主成分とするとともに活性型のビタ
ミンＤ2 及びβ−グルカンなどの多糖類を豊富に含む健
康補助食品を提供することを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１の健康
補助食品は、キトサンとマイタケとを含有するものであ
る。
補助食品は、キトサンとマイタケとを含有するものであ
る。
【０００９】また、請求項２の健康補助食品は、前記キ
トサンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン
４０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重
量％とを含有するものである。
トサンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン
４０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重
量％とを含有するものである。
【００１０】さらに、請求項３の健康補助食品は、前記
マイタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キト
サンの粉末と混合したものである。
マイタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キト
サンの粉末と混合したものである。
【００１１】
【作用】本発明の請求項１の構成によれば、成人病、高
脂血症、ダイエット、免疫機能の向上など従来になく幅
広い領域において健康に寄与することの可能な健康補助
食品を提供することができる。特にこの健康補助食品は
免疫機能の向上に優れた効果を発揮する。このような効
果が得られる理由については必ずしも明らかではない
が、キトサンの有する体内においてコレステロールと結
合して体外に排出する作用、免疫機能の向上、創傷治療
促進作用などの効能と、マイタケの有する活性型ビタミ
ンＤ2 、β−グルカンなどの多糖類とによる成人病、高
脂血症、ダイエット、免疫機能の向上などの効能が、両
者を配合することにより効果的に発揮され、特に免疫機
能の向上の効果がキトサンとマイタケとにより相乗的に
強化されためであると考えられる。
脂血症、ダイエット、免疫機能の向上など従来になく幅
広い領域において健康に寄与することの可能な健康補助
食品を提供することができる。特にこの健康補助食品は
免疫機能の向上に優れた効果を発揮する。このような効
果が得られる理由については必ずしも明らかではない
が、キトサンの有する体内においてコレステロールと結
合して体外に排出する作用、免疫機能の向上、創傷治療
促進作用などの効能と、マイタケの有する活性型ビタミ
ンＤ2 、β−グルカンなどの多糖類とによる成人病、高
脂血症、ダイエット、免疫機能の向上などの効能が、両
者を配合することにより効果的に発揮され、特に免疫機
能の向上の効果がキトサンとマイタケとにより相乗的に
強化されためであると考えられる。
【００１２】また、請求項２の構成によれば、前記キト
サンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン４
０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重量
％とを含有するものであるので、両者の有する前記各特
性をバランスよく発揮することができるとともに、前記
免疫機能の向上効果が顕著である。
サンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン４
０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重量
％とを含有するものであるので、両者の有する前記各特
性をバランスよく発揮することができるとともに、前記
免疫機能の向上効果が顕著である。
【００１３】さらに、請求項３の構成によれば、前記マ
イタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キトサ
ンの粉末と混合したものであるので、特にβ−グルカン
などの多糖類を含む糖質の含有率および活性型ビタミン
Ｄ2 の含有量が高く、キトサンと配合した際に前記効果
を一層効率良く発揮することができる。
イタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キトサ
ンの粉末と混合したものであるので、特にβ−グルカン
などの多糖類を含む糖質の含有率および活性型ビタミン
Ｄ2 の含有量が高く、キトサンと配合した際に前記効果
を一層効率良く発揮することができる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の健康補助食品ついて詳細に説
明する。
明する。
【００１５】本発明において用いるキトサンとは、エビ
やカニなどの甲殻類の表皮に含まれているキチンを脱ア
セチル化反応によって調整されるアミノ糖（グルコミ
ン）の巨大ポリマーであり、基本的にはセルロースの水
酸基（ＯＨ基）をアミノ基（ＮＨ2 基）に置換した構造
を有するものであり、その分子量は約１００万程度で、
アミノ基を有するためイオン交換体、広範囲の重金属吸
着剤、各種酸性物質（核酸、エンドトキシンなど）の除
去剤として、これまで主に工業用水の瀘過材等にカチオ
ン系活性汚泥凝集材として、あるいは水産加工場等の廃
液中の蛋白の回収材等として用いられているものであ
る。また、前記キトサンは生理学的には、体内でリゾチ
ーム等の酵素によって分解、吸収されることが確認され
ており、生体における過剰反応等が皆無であることか
ら、医療分野においては生体適合材料として手術用縫合
糸、創傷被覆剤や人工皮膚等として実用化されつつあ
る。また、体内に分解、吸収されたキトサンは、アミノ
基を有するため血管内壁のコレステロールやその他の不
純物と結合して対外に排出されることによりコレステロ
ール除去作用を有し、健康分野においてもこれを含有す
る食品が着目されている。上述したようなキトサンとし
ては、キチンの脱アセチル化の度合いが高いものを高純
度キトサンと称しており、これを用いるのが好ましい
が、キチンの脱アセチル化を完全に行って純度１００％
のキトサンとするのは困難であるため、脱アセチル化さ
れなかったキチンを微量含有していてもよい。
やカニなどの甲殻類の表皮に含まれているキチンを脱ア
セチル化反応によって調整されるアミノ糖（グルコミ
ン）の巨大ポリマーであり、基本的にはセルロースの水
酸基（ＯＨ基）をアミノ基（ＮＨ2 基）に置換した構造
を有するものであり、その分子量は約１００万程度で、
アミノ基を有するためイオン交換体、広範囲の重金属吸
着剤、各種酸性物質（核酸、エンドトキシンなど）の除
去剤として、これまで主に工業用水の瀘過材等にカチオ
ン系活性汚泥凝集材として、あるいは水産加工場等の廃
液中の蛋白の回収材等として用いられているものであ
る。また、前記キトサンは生理学的には、体内でリゾチ
ーム等の酵素によって分解、吸収されることが確認され
ており、生体における過剰反応等が皆無であることか
ら、医療分野においては生体適合材料として手術用縫合
糸、創傷被覆剤や人工皮膚等として実用化されつつあ
る。また、体内に分解、吸収されたキトサンは、アミノ
基を有するため血管内壁のコレステロールやその他の不
純物と結合して対外に排出されることによりコレステロ
ール除去作用を有し、健康分野においてもこれを含有す
る食品が着目されている。上述したようなキトサンとし
ては、キチンの脱アセチル化の度合いが高いものを高純
度キトサンと称しており、これを用いるのが好ましい
が、キチンの脱アセチル化を完全に行って純度１００％
のキトサンとするのは困難であるため、脱アセチル化さ
れなかったキチンを微量含有していてもよい。
【００１６】また、本発明においてマイタケとは、サル
ノコシカケ目、サルノコシカケ科の食用キノコであり、
水分、蛋白質、脂肪、糖質、繊維、灰分、総合アミノ
酸、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、ナトリウ
ム、カリウム、ビタミンＡ、ビタミンＢ1 、ビタミンＢ
2 、ビタミンＣ，ナイアシン、ビタミンＤ2 など各種の
栄養素を含み、特に前記糖質中にはβ−グルカンなどの
多糖類が多く含まていることが確認されている。このマ
イタケとしては、生のものも乾燥させたものも使用可能
であるが、本発明においては粉末状にして用いることか
ら、乾燥させたものを使用する。また、マイタケは乾燥
させることにより上記各種栄養素のうち蛋白質、糖質、
繊維、ビタミンＤ2 などの含有率が飛躍的に高まるた
め、この点においても乾燥させたものを用いるのが好ま
しい。
ノコシカケ目、サルノコシカケ科の食用キノコであり、
水分、蛋白質、脂肪、糖質、繊維、灰分、総合アミノ
酸、カルシウム、リン、鉄、マグネシウム、ナトリウ
ム、カリウム、ビタミンＡ、ビタミンＢ1 、ビタミンＢ
2 、ビタミンＣ，ナイアシン、ビタミンＤ2 など各種の
栄養素を含み、特に前記糖質中にはβ−グルカンなどの
多糖類が多く含まていることが確認されている。このマ
イタケとしては、生のものも乾燥させたものも使用可能
であるが、本発明においては粉末状にして用いることか
ら、乾燥させたものを使用する。また、マイタケは乾燥
させることにより上記各種栄養素のうち蛋白質、糖質、
繊維、ビタミンＤ2 などの含有率が飛躍的に高まるた
め、この点においても乾燥させたものを用いるのが好ま
しい。
【００１７】本発明においては、上述したようなキトサ
ンとマイタケとをそれぞれ粉末状にしたものを所定の割
合、好ましくはキトサンとマイタケとの合計１００重量
％に対してキトサン４０〜６０重量％とマイタケ６０〜
４０重量％の範囲で混合する。上記範囲内でキトサンと
マイタケとを混合することにより、それぞれの有する特
性を損なうことなく発揮することができるとともに、キ
トサンによる免疫機能の向上効果と、マイタケの有する
β−グルカンなどの多糖類及びビタミンＤ2 による免疫
機能の向上効果とが相乗的に作用する。特に好ましい配
合比率は、キトサン５０〜５５重量％と、マイタケ４５
〜５０重量％であり、例えばキトサン約５２重量％と、
マイタケ約４８重量％とを配合すればよい。
ンとマイタケとをそれぞれ粉末状にしたものを所定の割
合、好ましくはキトサンとマイタケとの合計１００重量
％に対してキトサン４０〜６０重量％とマイタケ６０〜
４０重量％の範囲で混合する。上記範囲内でキトサンと
マイタケとを混合することにより、それぞれの有する特
性を損なうことなく発揮することができるとともに、キ
トサンによる免疫機能の向上効果と、マイタケの有する
β−グルカンなどの多糖類及びビタミンＤ2 による免疫
機能の向上効果とが相乗的に作用する。特に好ましい配
合比率は、キトサン５０〜５５重量％と、マイタケ４５
〜５０重量％であり、例えばキトサン約５２重量％と、
マイタケ約４８重量％とを配合すればよい。
【００１８】さらに、本発明においては、上述したよう
な必須成分の他にビタミンＣを前記キトサン及びマイタ
ケの特性を損なわない範囲で、例えば総量で１０重量％
以下程度添加することができる。
な必須成分の他にビタミンＣを前記キトサン及びマイタ
ケの特性を損なわない範囲で、例えば総量で１０重量％
以下程度添加することができる。
【００１９】上述したようなキトサン、マイタケ及び必
要に応じて添加されるビタミンＣとを含有する本発明の
健康補助食品は、所定量ずつそれぞれ粉末状のものを配
合し、そのまま服用に供することすることができる。ま
た、この混合粉末を所定の重量づつ、例えば200 mgずつ
固めるなどして錠剤、タブレットなどの形態とすること
もできる。上述したような本発明の健康補助食品は、日
常の食生活において不足しがちな栄養素の補給源とし
て、あるいは健康維持のための基礎として、１日２〜３
ｇ程度、食前、食後、食間などの服用期間にとらわれる
ことなく服用することができる。特に、前述したように
錠剤、タブレットのような形態としておくことにより、
例えば200 mgの錠剤の場合、１回４錠で朝、昼、夜の１
日３回服用することにより、約2.4 ｇの健康補助食品を
無理なく摂取することができる。また、錠剤、タブレッ
トの場合には大人、子供などの年齢の相違や、健康状態
に応じて、錠剤の服用する数を調節することにより１日
当たりの服用量を容易に調整することができる。
要に応じて添加されるビタミンＣとを含有する本発明の
健康補助食品は、所定量ずつそれぞれ粉末状のものを配
合し、そのまま服用に供することすることができる。ま
た、この混合粉末を所定の重量づつ、例えば200 mgずつ
固めるなどして錠剤、タブレットなどの形態とすること
もできる。上述したような本発明の健康補助食品は、日
常の食生活において不足しがちな栄養素の補給源とし
て、あるいは健康維持のための基礎として、１日２〜３
ｇ程度、食前、食後、食間などの服用期間にとらわれる
ことなく服用することができる。特に、前述したように
錠剤、タブレットのような形態としておくことにより、
例えば200 mgの錠剤の場合、１回４錠で朝、昼、夜の１
日３回服用することにより、約2.4 ｇの健康補助食品を
無理なく摂取することができる。また、錠剤、タブレッ
トの場合には大人、子供などの年齢の相違や、健康状態
に応じて、錠剤の服用する数を調節することにより１日
当たりの服用量を容易に調整することができる。
【００２０】以上本発明の健康補助食品について詳述し
てきたが、本発明の健康補助食品には、上述したキトサ
ン、マイタケ、ビタミンＣの他、本発明の健康補助食品
の効果を損なわない範囲で、カルシウムなどの無機栄養
素や有機酸などの有機栄養素を微量含有してもよい。
てきたが、本発明の健康補助食品には、上述したキトサ
ン、マイタケ、ビタミンＣの他、本発明の健康補助食品
の効果を損なわない範囲で、カルシウムなどの無機栄養
素や有機酸などの有機栄養素を微量含有してもよい。
【００２１】以下の具体的実施例に基づき本発明をより
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【００２２】製造例１ 生のマイタケを乾燥し、このマイタケを粉砕して粉末状
にした。
にした。
【００２３】この乾燥マイタケの成分分析結果を表１に
示す。また比較のために生マイタケの成分分析結果を表
１に合わせて示す。
示す。また比較のために生マイタケの成分分析結果を表
１に合わせて示す。
【００２４】
【表１】
【００２５】表１から明らかなとおり、乾燥マイタケに
おいては、蛋白質、糖質、繊維、ビタミンＤ2 などの成
分の含有率が飛躍的に増加しているのがわかる。また、
このマイタケ中の糖質をさらに分析したところβ−グル
カンの存在が確認された。
おいては、蛋白質、糖質、繊維、ビタミンＤ2 などの成
分の含有率が飛躍的に増加しているのがわかる。また、
このマイタケ中の糖質をさらに分析したところβ−グル
カンの存在が確認された。
【００２６】上述のようにして得られたマイタケ粉末４
４重量部と、高純度キトサン粉末４８重量部と、ビタミ
ンＣ粉末８重量部とを配合し、均一に混合した。この混
合粉末を200 mgづつ打錠して錠剤とし、本発明の健康補
助食品を製造した。
４重量部と、高純度キトサン粉末４８重量部と、ビタミ
ンＣ粉末８重量部とを配合し、均一に混合した。この混
合粉末を200 mgづつ打錠して錠剤とし、本発明の健康補
助食品を製造した。
【００２７】この200 mgの錠剤を１回４錠づつ朝、昼、
夜の１日３回の服用を複数人により継続したところ、日
常生活においてダイエット、血圧降下などを自覚する者
や、風邪などを引きにくくなったなど体調の好転を自覚
する者が確認された。これは、キトサンの有するコレス
テロールの体外への排出効果と、マイタケ中に豊富に含
まれるβ−グルカン及びビタミンＤ2 などによる相乗効
果によるものであると推測される。
夜の１日３回の服用を複数人により継続したところ、日
常生活においてダイエット、血圧降下などを自覚する者
や、風邪などを引きにくくなったなど体調の好転を自覚
する者が確認された。これは、キトサンの有するコレス
テロールの体外への排出効果と、マイタケ中に豊富に含
まれるβ−グルカン及びビタミンＤ2 などによる相乗効
果によるものであると推測される。
【００２８】
【発明の効果】本発明の請求項１の健康補助食品は、キ
トサンとマイタケとを含有するものであるので、成人
病、高脂血症、ダイエット、免疫機能の向上など従来に
なく幅広い領域において健康に寄与することの可能な健
康補助食品を提供することができる。
トサンとマイタケとを含有するものであるので、成人
病、高脂血症、ダイエット、免疫機能の向上など従来に
なく幅広い領域において健康に寄与することの可能な健
康補助食品を提供することができる。
【００２９】また、請求項２の健康補助食品は、前記キ
トサンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン
４０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重
量％とを含有するものであるので、両者の有する前記各
特性をバランスよく発揮することができるとともに、前
記免疫機能の向上効果が顕著である。
トサンとマイタケとの合計１００％に対して、キトサン
４０重量％〜６０重量％とマイタケ６０重量％〜４０重
量％とを含有するものであるので、両者の有する前記各
特性をバランスよく発揮することができるとともに、前
記免疫機能の向上効果が顕著である。
【００３０】さらに、請求項３の健康補助食品は、前記
マイタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キト
サンの粉末と混合したものであるので、特にβ−グルカ
ンなどの多糖類を含む糖質の含有率および活性型ビタミ
ンＤ2 の含有量が高く、キトサンと配合した際に前記効
果を一層効率良く発揮することができる。
マイタケが乾燥物であり、これを粉末状として前記キト
サンの粉末と混合したものであるので、特にβ−グルカ
ンなどの多糖類を含む糖質の含有率および活性型ビタミ
ンＤ2 の含有量が高く、キトサンと配合した際に前記効
果を一層効率良く発揮することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ａ６１Ｋ 31/73 ＡＤＤ Ａ６１Ｋ 31/73 ＡＤＤ 35/84 35/84 Ａ
Claims (3)
- 【請求項１】 キトサンとマイタケとを含有することを
特徴とする健康補助食品。 - 【請求項２】 前記キトサンとマイタケとの合計を１０
０重量％として、キトサン４０重量％〜６０重量％とマ
イタケ６０重量％〜４０重量％とを含有することを特徴
とする請求項１記載の健康補助食品。 - 【請求項３】 前記マイタケが乾燥物であり、これを粉
末状として前記キトサンの粉末と混合したことを特徴と
する請求項１又は２記載の健康補助食品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7128241A JPH08322506A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 健康補助食品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7128241A JPH08322506A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 健康補助食品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08322506A true JPH08322506A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=14979994
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7128241A Pending JPH08322506A (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 健康補助食品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08322506A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11302183A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Fancl Corp | キトサン組成物およびその製造方法 |
| JP2001097881A (ja) * | 1999-09-28 | 2001-04-10 | Yukiguni Maitake Co Ltd | マイタケ由来の発がん防止剤及び発がん防止用食品又は飼料 |
| FR2805465A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-08-31 | Medecine Information Formation | Nouvelles compositions pharmaceutique ou dietetiques a base de champignons |
| JP2002539144A (ja) * | 1999-03-12 | 2002-11-19 | バイオテク エイエスエイ | 化粧品調合物 |
| KR20030056753A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 렉스진바이오텍 | 표고버섯 균사체, 아가리쿠스 균사체, 수용산키토산을함유하는 비만조절용 건강식품조성물 |
| KR100461960B1 (ko) * | 2002-10-10 | 2004-12-16 | 한불화장품주식회사 | 신규한 담자균류 그리폴라 프론도사 ｈｂ0071 ｋｃｔｃ10337ｂｐ와 이 균주로부터 생산된 다량의 다당류의 제조방법과 이의 용도 |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP7128241A patent/JPH08322506A/ja active Pending
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|---|---|---|---|---|
| JPH11302183A (ja) * | 1998-04-17 | 1999-11-02 | Fancl Corp | キトサン組成物およびその製造方法 |
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| FR2805465A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-08-31 | Medecine Information Formation | Nouvelles compositions pharmaceutique ou dietetiques a base de champignons |
| WO2001064057A1 (fr) * | 2000-02-28 | 2001-09-07 | Medecine Information Formation S.A. | Nouvelles compositions pharmaceutiques ou dietetiques a base de champignons |
| KR20030056753A (ko) * | 2001-12-28 | 2003-07-04 | 주식회사 렉스진바이오텍 | 표고버섯 균사체, 아가리쿠스 균사체, 수용산키토산을함유하는 비만조절용 건강식품조성물 |
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