JPH01157151A - ディジタル復調方式 - Google Patents
ディジタル復調方式Info
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- JPH01157151A JPH01157151A JP62314103A JP31410387A JPH01157151A JP H01157151 A JPH01157151 A JP H01157151A JP 62314103 A JP62314103 A JP 62314103A JP 31410387 A JP31410387 A JP 31410387A JP H01157151 A JPH01157151 A JP H01157151A
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Links
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Landscapes
- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔概 要〕
ハニカム形信号点配置を持つ多値変調波信号のディジタ
ル復調方式に関し、 直交形のトランスバーサル等化器あるいは交差偏波干渉
補償器のための正しい制御信号を得ることを目的とし、 受信した多値変調波信号を互いに120°の角度をなす
三軸座標(x 、 u 、 v)上での位置信号に変換
する座標変換手段と、 三軸座標上での信号に基づいて、受信した多値変調波信
号に対応する出力データと出力データの誤差信号とを直
交座標上で得る信号判定手段と、・三軸座標上での位置
信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にあるか否
かを判別する領域判別手段と、 座標変換手段による座標変換前の信号に含まれる誤差信
号を抽出する誤差信号抽出手段と、三軸座標上での位置
信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にあると領
域判別手段が判別したときは、信号判別手段から出力さ
れる誤差信号の一方に代えて、誤差信号抽出手段が抽出
した誤差信号を出力する誤差信号選択手段とを具備する
ように構成する。
ル復調方式に関し、 直交形のトランスバーサル等化器あるいは交差偏波干渉
補償器のための正しい制御信号を得ることを目的とし、 受信した多値変調波信号を互いに120°の角度をなす
三軸座標(x 、 u 、 v)上での位置信号に変換
する座標変換手段と、 三軸座標上での信号に基づいて、受信した多値変調波信
号に対応する出力データと出力データの誤差信号とを直
交座標上で得る信号判定手段と、・三軸座標上での位置
信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にあるか否
かを判別する領域判別手段と、 座標変換手段による座標変換前の信号に含まれる誤差信
号を抽出する誤差信号抽出手段と、三軸座標上での位置
信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にあると領
域判別手段が判別したときは、信号判別手段から出力さ
れる誤差信号の一方に代えて、誤差信号抽出手段が抽出
した誤差信号を出力する誤差信号選択手段とを具備する
ように構成する。
本発明は、へ二カム形信号点配置を持つ多値変調波信号
のディジタル復調方式に関する。
のディジタル復調方式に関する。
搬送波帯ディジタル伝送方式において、電力効率の改善
のために信号点配置をハニカム状とする技術が採用され
つつある。
のために信号点配置をハニカム状とする技術が採用され
つつある。
しかし、ハニカム状信号点配置としたときの変調波信号
の復調及び等化・識別を可能とする復調器ならびにトラ
ンスバーサル等化器の制御は未だ実現されていない。
の復調及び等化・識別を可能とする復調器ならびにトラ
ンスバーサル等化器の制御は未だ実現されていない。
ハニカム形式を説明する前に、直交形式の多値QA?を
方式とその問題点を第4図から第6図によって説明する
。
方式とその問題点を第4図から第6図によって説明する
。
高い周波数効率を実現する手法として、16値。
64値、256値といった、振幅と位相を共に情報にの
せる直交多値QAM方式が知られている。直交多値QA
M方式における信号点配置は、たとえば第6図に示すよ
うな直角格子形である。このような直角格子形のn(!
!QAMでは、第4図に示すように、多値数nの増大に
よる、同−誤り率を得るためのS/Nの増大の程度は、
n相PSHに比べて小さい。
せる直交多値QAM方式が知られている。直交多値QA
M方式における信号点配置は、たとえば第6図に示すよ
うな直角格子形である。このような直角格子形のn(!
!QAMでは、第4図に示すように、多値数nの増大に
よる、同−誤り率を得るためのS/Nの増大の程度は、
n相PSHに比べて小さい。
したがって、多値数nが大きくなると、多値QAM方式
は多値PSK方式より有利となる。
は多値PSK方式より有利となる。
第5図は同一フィルタ構成をもつ4PSにと16QAM
方式についてC/N劣化量と出力バックオフの関係を示
すグラフである。同図かられかるように、C/N劣化量
としてたとえば0.5 d B以下を満足させるために
は、4 PSK又は4 QAMでは増幅器の飽和出力よ
りも下げた動作点すなわち出力バックオフを4dBi!
保すればよいのに対し、16QAMでは8dB以上とる
必要がある。このため、多値数nの増大に伴なって飽和
出力の大きい増幅器を用いる必要がありそれにより消費
電力が増大する。
方式についてC/N劣化量と出力バックオフの関係を示
すグラフである。同図かられかるように、C/N劣化量
としてたとえば0.5 d B以下を満足させるために
は、4 PSK又は4 QAMでは増幅器の飽和出力よ
りも下げた動作点すなわち出力バックオフを4dBi!
保すればよいのに対し、16QAMでは8dB以上とる
必要がある。このため、多値数nの増大に伴なって飽和
出力の大きい増幅器を用いる必要がありそれにより消費
電力が増大する。
したがって、多値(JAM方式は周波数利用効率はよい
が平均電力が大であるという問題が、特に多値数の増大
に伴なって生じて来た。
が平均電力が大であるという問題が、特に多値数の増大
に伴なって生じて来た。
多値QAM方式における平均電力の増大という問題を解
決するために、第7図に示す如きハニカム形式の信号点
配置が提案されている。
決するために、第7図に示す如きハニカム形式の信号点
配置が提案されている。
直角格子形では第6図に示すように、隣接信号点間の振
幅は最小でA1であるが対角線方向ではA2=jTAl
である。これに対し、ハニカム形式では、隣接信号点間
の振幅はすべてA、てあり、A、 =、6.、とすれば
、ハニカム形式の方が平均電力が少なくて済む。
幅は最小でA1であるが対角線方向ではA2=jTAl
である。これに対し、ハニカム形式では、隣接信号点間
の振幅はすべてA、てあり、A、 =、6.、とすれば
、ハニカム形式の方が平均電力が少なくて済む。
しかしながら、ハニカム形式の信号点を直交座標上で識
別しようとすると、X軸成分の識別レベルが直交格子形
の場合より小さ(なるので識別が困難になる。即ち、第
6図及び第7図において、AI=A3とすると、直交格
子形ではX軸成分の最小識別レベルがA1であるのに対
し、ハニカムハニカム形式における最小識別レベルを直
交格子形と同一にすると、平均電力は増大するのでハニ
カム形式にする意味が失なわれる。
別しようとすると、X軸成分の識別レベルが直交格子形
の場合より小さ(なるので識別が困難になる。即ち、第
6図及び第7図において、AI=A3とすると、直交格
子形ではX軸成分の最小識別レベルがA1であるのに対
し、ハニカムハニカム形式における最小識別レベルを直
交格子形と同一にすると、平均電力は増大するのでハニ
カム形式にする意味が失なわれる。
第8図は従来の多値OAM信号の復調器の一例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
同図において、入力信号は、直交検波器81において、
受信信号から再生された90°位相の異なる基準搬送波
で同期検波されて■とQの両チャネルの信号に復調され
、波形整形フィルタ82により高調波成分や雑音が除去
され、A/Dコンバータからなる識別回路83によりも
とのディジタルデータにされる。
受信信号から再生された90°位相の異なる基準搬送波
で同期検波されて■とQの両チャネルの信号に復調され
、波形整形フィルタ82により高調波成分や雑音が除去
され、A/Dコンバータからなる識別回路83によりも
とのディジタルデータにされる。
直交格子形の信号点配置を持つ多値QAMは、第4図〜
第6図について前述したように、伝送平均電力が大きい
という問題がある。この問題を第9図によって更に考察
する。
第6図について前述したように、伝送平均電力が大きい
という問題がある。この問題を第9図によって更に考察
する。
第9図は直交格子形とハニカム形での送信機の出力段増
幅器のバックオフ量対C/N劣化の関係を示すグラフで
ある。
幅器のバックオフ量対C/N劣化の関係を示すグラフで
ある。
同図かられかるように、同じ値のC/N劣化量に対して
は、ハニカム形式の方が直交格子形よりバックオフ量を
小さ(できる。バックオフ量とは飽和出力から動作点ま
でのレベル差を意味するので、バックオフ量の小さいハ
ニカム形式の方が送信出力増幅器を小電力で構成できる
ことがわかる。
は、ハニカム形式の方が直交格子形よりバックオフ量を
小さ(できる。バックオフ量とは飽和出力から動作点ま
でのレベル差を意味するので、バックオフ量の小さいハ
ニカム形式の方が送信出力増幅器を小電力で構成できる
ことがわかる。
換言すれば、同゛−のバックオフ量に対してはハニカム
形式の方がC/ N劣化量が小さいので、雑音余裕度が
大きいということになる。
形式の方がC/ N劣化量が小さいので、雑音余裕度が
大きいということになる。
以上の観点から、ハニカム形式が採用されつつある。
上述の如く、直交格子形の信号点配置による多値QAM
方式では、伝送平均電力が大きいという問題点があり、
これを解決するためにハニカム形式が提案されている。
方式では、伝送平均電力が大きいという問題点があり、
これを解決するためにハニカム形式が提案されている。
そして、その復調器として、同出願人による特願昭62
−39284号「多値直交振幅変復調方式による復調装
置」が提案されたが、この復調装置において、どのよう
にして誤差信号を得るかについては未解決であった。
−39284号「多値直交振幅変復調方式による復調装
置」が提案されたが、この復調装置において、どのよう
にして誤差信号を得るかについては未解決であった。
本発明の目的は、搬送波再生、直交形トランスバーサル
等化器あるいは偏波干渉補償器などの制御信号に用いら
れる正しい誤差信号が得られるようなハニカム形式にお
ける復調器を提供することにある。
等化器あるいは偏波干渉補償器などの制御信号に用いら
れる正しい誤差信号が得られるようなハニカム形式にお
ける復調器を提供することにある。
第1図は本発明の原理ブロック図である。
同図において、本発明によるハニカム形信号点配置を持
つ多値変調波信号の復調装置は、受信した多値変調波信
号を互いに120’の角度をなす三軸座標(x 、 u
、 v)上での位置信号に変換する座標変換手段(1
)と、 該三軸座標上での信号に基づいて、受信した多値変調波
信号に対応する出力データ(I,Q)と該出力データの
誤差信号(εi、ε9.)とを直交座標上で得る信号判
定手段(2)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあるか否かを判別する領域判別手段(3
)と、 該座標変換手段(1)による座標変換前の信号に含まれ
る誤差信号(εq2)を抽出する誤差信号抽出手段(4
)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあると該領域判別手段(3)が判別した
ときは、該信号判別手段(2)から出力される誤差信号
の一方(ε9.)に代えて、該誤差信号抽出手段(4)
が抽出した誤差信号(εJ)を出力する誤差信号選択手
段(5)とを具備する。
つ多値変調波信号の復調装置は、受信した多値変調波信
号を互いに120’の角度をなす三軸座標(x 、 u
、 v)上での位置信号に変換する座標変換手段(1
)と、 該三軸座標上での信号に基づいて、受信した多値変調波
信号に対応する出力データ(I,Q)と該出力データの
誤差信号(εi、ε9.)とを直交座標上で得る信号判
定手段(2)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあるか否かを判別する領域判別手段(3
)と、 該座標変換手段(1)による座標変換前の信号に含まれ
る誤差信号(εq2)を抽出する誤差信号抽出手段(4
)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあると該領域判別手段(3)が判別した
ときは、該信号判別手段(2)から出力される誤差信号
の一方(ε9.)に代えて、該誤差信号抽出手段(4)
が抽出した誤差信号(εJ)を出力する誤差信号選択手
段(5)とを具備する。
三軸座標上での位置信号が直交座標上での誤差信号の不
確定領域にあるときは、信号判別手段から出力される誤
差信号εQ1は不正値なので、座標変換前の信号から誤
差信号を抽出して出力する。
確定領域にあるときは、信号判別手段から出力される誤
差信号εQ1は不正値なので、座標変換前の信号から誤
差信号を抽出して出力する。
これにより、正確な誤差信号が得られるので搬送波の再
生が正確に行なわれる。また、直交形のトランスバーサ
ル等化器あるいは交差偏波干渉補償器のための正しい制
御信号を得ることができ、波形等化の効果を向上するこ
とができる。
生が正確に行なわれる。また、直交形のトランスバーサ
ル等化器あるいは交差偏波干渉補償器のための正しい制
御信号を得ることができ、波形等化の効果を向上するこ
とができる。
第10図は本発明の実施例に適用されるハニカム信号点
配置の復調器の構成の一例を示すブロック図である。
配置の復調器の構成の一例を示すブロック図である。
同図において、直交検波器81、波形整形フィルタ82
及び識別器83は第8図に示したそれらと同一である。
及び識別器83は第8図に示したそれらと同一である。
ハニカム信号点の復調のために、受信信号を三軸座標(
x 、 u 、 v)上でのデータに変換する座標変換
回路101と、三軸座標上のデータから出力データを得
る信号判定回路102とが設けられている。三輪にデー
タ変換を行なう理由は、識別スレショールドがノイズに
対して最大となるようにするためである。
x 、 u 、 v)上でのデータに変換する座標変換
回路101と、三軸座標上のデータから出力データを得
る信号判定回路102とが設けられている。三輪にデー
タ変換を行なう理由は、識別スレショールドがノイズに
対して最大となるようにするためである。
第11図は第10図の具体例を示す回路図である。
同図において、座標変換回路101は、識別器83の出
力のIチャネルをそのままX成分とし、成分とすること
により、互いに120°の角度をなすx、u、vの三軸
の位置信号を得る。信号判定回路102はROMで構成
され、入力x、u、v成分に対応したデータを出力する
。
力のIチャネルをそのままX成分とし、成分とすること
により、互いに120°の角度をなすx、u、vの三軸
の位置信号を得る。信号判定回路102はROMで構成
され、入力x、u、v成分に対応したデータを出力する
。
第10図及び゛第11図の例では、座標変換をA/D変
換器によるデータ識別後のデータに対して施したが、ベ
ースバンド信号を座標変換し、その後にデータ識別をす
ることも当然可能である。
換器によるデータ識別後のデータに対して施したが、ベ
ースバンド信号を座標変換し、その後にデータ識別をす
ることも当然可能である。
第12図は本発明の実施例に適用されるディジタル形ト
ランスバーサル等化器を用いた復調器の一例を示すブロ
ック図である。
ランスバーサル等化器を用いた復調器の一例を示すブロ
ック図である。
同図において81.82.83,101 .102は第
11図のそれらと同様であり、説明を省略する。
11図のそれらと同様であり、説明を省略する。
トランスバーサル等化器(EQL) 121は、識別器
83の出力に含まれる波形歪を等化する。この等化のた
めに、信号判定回路102から出力される誤差信号εi
及びε9がトランスバーサル等化器121に入力される
。トランスバーサル等化器121の出力は座標変換回路
101によってx、u、v成分に変換され、このX、U
、V成分はそれぞれROM 122,123,124に
よって対応する三輪座標値に変換され、この三輪座標値
から信号判定回路102によって出力データI、Q及び
誤差信号ε直、ε9を得る。
83の出力に含まれる波形歪を等化する。この等化のた
めに、信号判定回路102から出力される誤差信号εi
及びε9がトランスバーサル等化器121に入力される
。トランスバーサル等化器121の出力は座標変換回路
101によってx、u、v成分に変換され、このX、U
、V成分はそれぞれROM 122,123,124に
よって対応する三輪座標値に変換され、この三輪座標値
から信号判定回路102によって出力データI、Q及び
誤差信号ε直、ε9を得る。
第13図はハニカム形信号点配置の多値変調波信号を三
軸座標上で判定する方法を示す図である。
軸座標上で判定する方法を示す図である。
同図において、X軸、U軸、及びv軸は互いに120°
の角度をなしている。この三軸座標上で、ハニカム形状
の信号点の隣接点のスレショールドはそれぞれ、X 1
. u In V lであり、ノイズに対して最大とな
っている。したがって、この三輪で囲まれる六角形(た
とえば図の傾斜部A)の中で信号点が受信されると、そ
の信号点はその六角形の中心点の信号であると判別され
る。
の角度をなしている。この三軸座標上で、ハニカム形状
の信号点の隣接点のスレショールドはそれぞれ、X 1
. u In V lであり、ノイズに対して最大とな
っている。したがって、この三輪で囲まれる六角形(た
とえば図の傾斜部A)の中で信号点が受信されると、そ
の信号点はその六角形の中心点の信号であると判別され
る。
第14図は第13図の更に詳細な説明図である。
同図によって、信号判定のための具体的な方法を64値
の場合について説°明する。たとえば斜線部Bの六角形
を構成する6個の三角形のいずれかの領域に信号点が受
信されると、その信号点の出力データは六角形の中心0
01110と判定される。信号判定回路102のROM
は、この点001110に対応した直交座標上の信号点
を予め格納しており、その直交座標上の信号点を出力デ
ータI、Qとして出力する。一方、誤差信号ε1.ε9
は、受信信号点が信号点001110のまわりの6個の
三角形Δ、〜Δ6のいずれに属するかを判定することに
よりなされる。この場合、信号点001110のまわり
の6個の三角形Δ、〜Δ6をx、u、vで表わすと、次
のようになる。
の場合について説°明する。たとえば斜線部Bの六角形
を構成する6個の三角形のいずれかの領域に信号点が受
信されると、その信号点の出力データは六角形の中心0
01110と判定される。信号判定回路102のROM
は、この点001110に対応した直交座標上の信号点
を予め格納しており、その直交座標上の信号点を出力デ
ータI、Qとして出力する。一方、誤差信号ε1.ε9
は、受信信号点が信号点001110のまわりの6個の
三角形Δ、〜Δ6のいずれに属するかを判定することに
よりなされる。この場合、信号点001110のまわり
の6個の三角形Δ、〜Δ6をx、u、vで表わすと、次
のようになる。
以下余白
X、U、Vの各軸に対して、0,150部分の外側は、
識別器83内のA/D変換器の出力データがそれぞれO
及び15にホールドされている。このため、各軸の最外
部における信号点は4つの三角形あるいはひし形のいず
れに属するかを判定することにより判別される。たとえ
ば斜線部Cにおいて受信された信号点は000001と
判定される。この場合、000001のまわりの4つの
三角形又はひし形Δ1〜Δ4をX、U、Vで表わすと、
次のようになる。
識別器83内のA/D変換器の出力データがそれぞれO
及び15にホールドされている。このため、各軸の最外
部における信号点は4つの三角形あるいはひし形のいず
れに属するかを判定することにより判別される。たとえ
ば斜線部Cにおいて受信された信号点は000001と
判定される。この場合、000001のまわりの4つの
三角形又はひし形Δ1〜Δ4をX、U、Vで表わすと、
次のようになる。
以上の信号判定法により誤差信号を得ようとするのであ
るが、従来の直交形のトランスバーサル等化器あるいは
交差偏波干渉補償器の制御信号となる誤差信号を得るこ
とは、従来はできなかった。
るが、従来の直交形のトランスバーサル等化器あるいは
交差偏波干渉補償器の制御信号となる誤差信号を得るこ
とは、従来はできなかった。
これを第2図によって説明する。
第2図は第14図の一部を拡大した図である。
同図において、信号点Pのまわりの6個の三角形のいず
れかに受信信号点がある場合、その属する三角形によっ
て誤差信号を得ようとすると、X。
れかに受信信号点がある場合、その属する三角形によっ
て誤差信号を得ようとすると、X。
u、v軸のうちX軸方向については、信号判定回路10
2により信号点Pからの誤差をたとえば信号点Pの右側
を+、左側を−と表わすことができる。
2により信号点Pからの誤差をたとえば信号点Pの右側
を+、左側を−と表わすことができる。
しかし、y軸方向については、信号判定回路102のみ
では誤差を正しく表わすことができない。たとえば点P
の右側の三角形のに受信信号点がある場合、この受信信
号点が点Pから見てy軸方向の+側0にあるのか一側■
にあるのかの判別は、従来はできなかった。このため、
トランスバーサル等化器121を正しく制御できず、し
たがって搬送波の再生や正常な等化動作を期待できなか
った。
では誤差を正しく表わすことができない。たとえば点P
の右側の三角形のに受信信号点がある場合、この受信信
号点が点Pから見てy軸方向の+側0にあるのか一側■
にあるのかの判別は、従来はできなかった。このため、
トランスバーサル等化器121を正しく制御できず、し
たがって搬送波の再生や正常な等化動作を期待できなか
った。
本発明は、上記の点に鑑み、座標変換前のy軸データ及
び信号判定回路出力を用いてトランスバーサル等化器の
正しい制御信号を得る手段を提供する。
び信号判定回路出力を用いてトランスバーサル等化器の
正しい制御信号を得る手段を提供する。
第3図は本発明の一実施例によるディジタル復調装置の
ブロック図である。
ブロック図である。
同図において、20はベースバンド帯二次元直交トラン
スバーサル等化器、21は座標変換回路、22は信号判
定回路であり、これらは第12図について説明したもの
と実質的に同じである。本発明の実施例により、信号判
定回路22は領域判定部23を有している。更に、本実
施例により、誤差信号抽出回路24及びセレクタ25が
設けられている。以下、第2図の装置の動作を説明する
。
スバーサル等化器、21は座標変換回路、22は信号判
定回路であり、これらは第12図について説明したもの
と実質的に同じである。本発明の実施例により、信号判
定回路22は領域判定部23を有している。更に、本実
施例により、誤差信号抽出回路24及びセレクタ25が
設けられている。以下、第2図の装置の動作を説明する
。
ROMを用いた信号判定回路22において、領域判定部
23は、受信信号点が第15図の■又は■′の三角形に
あると判定すると、セレクト信号をセレクタ25に与え
る。セレクタ25は、セレクト信号を受けると、信号判
定回路22から出力されている誤差信号εq+に代えて
、誤差信号抽出回路24からの誤差信号εqtを選択し
て誤差信号ε4として出力する。誤差信号抽出回路24
は、座標変換前のデータのy座標Qに対応する誤差信号
ε9□を得るもので、デイレイ回路241とROM 2
42からなっている。デイレイ回路241は座標変換部
21と信号判定部(ROM) 22のデイレイを合わせ
るためのものである。 ROM 242は入力データQ
に対応する誤差信号εQ!を予め格納している。領域判
定部23が、受信信号点を第15図の■、■′以外の領
域o、o、o、oにあると判定したときは、正しい制御
信号が信号判定部22から出力されているので、セレク
タ25を制御して信号判定部22からの誤差信号ε。を
ε9として出力させる。
23は、受信信号点が第15図の■又は■′の三角形に
あると判定すると、セレクト信号をセレクタ25に与え
る。セレクタ25は、セレクト信号を受けると、信号判
定回路22から出力されている誤差信号εq+に代えて
、誤差信号抽出回路24からの誤差信号εqtを選択し
て誤差信号ε4として出力する。誤差信号抽出回路24
は、座標変換前のデータのy座標Qに対応する誤差信号
ε9□を得るもので、デイレイ回路241とROM 2
42からなっている。デイレイ回路241は座標変換部
21と信号判定部(ROM) 22のデイレイを合わせ
るためのものである。 ROM 242は入力データQ
に対応する誤差信号εQ!を予め格納している。領域判
定部23が、受信信号点を第15図の■、■′以外の領
域o、o、o、oにあると判定したときは、正しい制御
信号が信号判定部22から出力されているので、セレク
タ25を制御して信号判定部22からの誤差信号ε。を
ε9として出力させる。
信号判定回路22は、出力データ1.Q及び誤差信号ε
i、ε9.のほかに、極性信号S!、Sqも出力してい
る。この極性信号のうち、y軸側の極性信号SQについ
ては、スレショールド付近について、上記述べた方法を
適用することができる。すなわち、極性信号判定のスレ
ショールドでの■。
i、ε9.のほかに、極性信号S!、Sqも出力してい
る。この極性信号のうち、y軸側の極性信号SQについ
ては、スレショールド付近について、上記述べた方法を
適用することができる。すなわち、極性信号判定のスレ
ショールドでの■。
■′に相当する領域では、極性信号と誤差信号は同じと
なるため、この領域に入ったことを示す信号を用いて、
正しい極性信号を得る方法である。
なるため、この領域に入ったことを示す信号を用いて、
正しい極性信号を得る方法である。
あるいは、極性信号のスレショールドで@、■′のよう
に極性信号が不確定となる領域に信号点がきた場合、そ
のときは制御を前の状態にホールドする等の方法が考え
られる。
に極性信号が不確定となる領域に信号点がきた場合、そ
のときは制御を前の状態にホールドする等の方法が考え
られる。
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、受信
位置信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にある
ときでも正しい制御信号が得られるので、ハニカム形信
号点配置の多値変調波信号のディジタル復調装置におけ
るデータの識別及び搬送波の再生が可能となるという効
果を奏する。
位置信号が直交座標上での誤差信号の不確定領域にある
ときでも正しい制御信号が得られるので、ハニカム形信
号点配置の多値変調波信号のディジタル復調装置におけ
るデータの識別及び搬送波の再生が可能となるという効
果を奏する。
第1図は本発明の原理ブロック図、
第2図は第14図の一部拡大図、
第3図は本発明の一実施例のブロック図、第4図は同−
誤り率を得るための多値数の増加に伴うS/Nの増加の
程度を示す図、 第5図は多値QAM方式におけるC/N劣化量と出力バ
ックオフの関係を示すグラフ、 第6図は直交格子形の信号点配置を示す図、第7図はハ
ニカム形式の信号点配置を示す図、第8図は従来の多値
QAM信号の復調器の一例を示すブロック図、 第9図は直交格子形とハニカム形での送信機の出力段の
バックオフ量対C/N劣化の関係を示すグラフ、 第10図は本発明の実施例に適用されるハニカム信号点
配置の復調器の構成を示すブロック図、第11図は第1
O図の具体例を示すブロック図、第12図は本・発明の
実施例に適用される復調器例を示すブロック図、 第13図はハニカム信号点配置信号の識別法の説明図、 第14図は第13図の更に詳細な説明図である。 第3図において、20はベースバンド帯二次元直交トラ
ンスバーサル等化器、21は座標変換向路、22は信号
判別回路、23は領域判別部、24は誤差信号抽出部、
25はセレクタである。
誤り率を得るための多値数の増加に伴うS/Nの増加の
程度を示す図、 第5図は多値QAM方式におけるC/N劣化量と出力バ
ックオフの関係を示すグラフ、 第6図は直交格子形の信号点配置を示す図、第7図はハ
ニカム形式の信号点配置を示す図、第8図は従来の多値
QAM信号の復調器の一例を示すブロック図、 第9図は直交格子形とハニカム形での送信機の出力段の
バックオフ量対C/N劣化の関係を示すグラフ、 第10図は本発明の実施例に適用されるハニカム信号点
配置の復調器の構成を示すブロック図、第11図は第1
O図の具体例を示すブロック図、第12図は本・発明の
実施例に適用される復調器例を示すブロック図、 第13図はハニカム信号点配置信号の識別法の説明図、 第14図は第13図の更に詳細な説明図である。 第3図において、20はベースバンド帯二次元直交トラ
ンスバーサル等化器、21は座標変換向路、22は信号
判別回路、23は領域判別部、24は誤差信号抽出部、
25はセレクタである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、ハニカム形信号点配置を持つ多値変調波信号の復調
方式において、 受信した多値変調波信号を互いに120°の角度をなす
三軸座標(x,u,v)上での位置信号に変換する座標
変換手段(1)と、 該三軸座標上での信号に基づいて、受信した多値変調波
信号に対応する出力データ(I,Q)と該出力データの
誤差信号(ε_i,ε_q_1)とを直交座標上で得る
信号判定手段(2)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあるか否かを判別する領域判別手段(3
)と、 該座標変換手段(1)による座標変換前の信号に含まれ
る誤差信号(ε_q_2)を抽出する誤差信号抽出手段
(4)と、 該三軸座標上での位置信号が該直交座標上での誤差信号
の不確定領域にあると該領域判別手段(3)が判別した
ときは、該信号判別手段(2)から出力される誤差信号
の一方(ε_q_1)に代えて、該誤差信号抽出手段(
4)が抽出した誤差信号(ε_q_2)を出力する誤差
信号選択手段(5)とを具備することを特徴とするディ
ジタル復調方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314103A JPH01157151A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | ディジタル復調方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62314103A JPH01157151A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | ディジタル復調方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01157151A true JPH01157151A (ja) | 1989-06-20 |
Family
ID=18049276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62314103A Pending JPH01157151A (ja) | 1987-12-14 | 1987-12-14 | ディジタル復調方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01157151A (ja) |
-
1987
- 1987-12-14 JP JP62314103A patent/JPH01157151A/ja active Pending
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