JPH01156253A

JPH01156253A - 紙幣処理装置

Info

Publication number: JPH01156253A
Application number: JP62311341A
Authority: JP
Inventors: Kazuhiko Nishimura; 一彦西村
Original assignee: Omron Tateisi Electronics Co
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 1987-12-09
Filing date: 1987-12-09
Publication date: 1989-06-19

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（ａｌ産業上の利用分野この発明は、現金自動預金支払機などの取引処理装置に
おいて紙幣の入出金処理を行う紙幣処理装置に関する。

（ｂ）発明の概要この発明に係る紙幣処理装置は要約すれば、紙幣入出金
部から一方的に紙幣が導かれる紙幣回収部と、入金され
た紙幣の損傷程度を検出する損傷程度検出手段と、を備
え、入金された紙幣のうち損傷程度の激しい紙幣は表裏
面の整合を考慮することなく紙幣回収部に導くようにし
、損傷程度の激しい紙幣は表裏面を反転しないようにし
てジャムの発生を防止するとともに、紙幣搬送時間を短
縮できるようにしたものである。

ｔｃ）従来の技術紙幣が入出金される取引処理装置では、入金された紙幣
の金種を判別し、この金種毎に設けられたカートリッジ
内に収納することにより入金された紙幣を出金できるよ
うにし、出金できる紙幣の枚数を増加している。これに
よって紙幣切れによる出金取引の早期停止を防ぎ、取引
処理装置の無人運用に対応できるようにしている。とこ
ろが、入金される紙幣は表裏が常に整合されているとは
限らず、入金された状態のままカートリッジ内に収納し
、この状態のまま紙幣を出金した場合には表裏面が整合
されていない紙幣が顧客に対して放出さてしまう。また
、金融機関における紙幣管理都合上も紙幣の表裏面が整
合している必要があるそこで本出願人は特開昭５９−２
１４９９４号において開示したように紙幣搬送路中に紙
幣の表裏面を反転する表裏反転部を設け、鑑別部におけ
る紙幣の表裏面の判定結果に基づいて正規の方向とは逆
方間にして入金された紙幣の表裏面を反転するようにし
た紙幣処理装置を提案した。これによって入金時におけ
る紙幣の表裏状態に係わらす常に正規の状態で紙幣を収
納することができ、出金時に紙幣を表裏面が整合した状
態で顧客に放出することができ、また紙幣管理上好都合
である。

（ｄ＋発明が解決しようとする問題点しかしながら、表裏反転部では搬送途中の紙幣をフラッ
パなとに当接させて表裏反転部内に導き、この表裏反転
部内において紙幣をスイッチハックさせる。このため損
傷程度の激しい紙幣は表裏反転部においてジャムを生じ
易く、装置の停止原因となる問題かあった。また損傷程
度の激しい紙幣は出金する紙幣としては不適当であり、
回収専用のカートリッジに収納されるが、このように顧
客に放出されることのない紙幣についてまで表裏を反転
させることば搬送距離を不必要に長くし、処理時間が時
間が長時間化する問題がある。

この発明の目的は、入金された紙幣のうち汚れや折れが
激しく、また一部か欠損しているような出金紙幣として
適当でない損傷程度の激しい紙幣については表裏面の反
転を行うことなく回収部に導くことにより、表裏反転部
におけるジャムの発生を防止して装置の稼働効率を向上
するとともに、紙幣の搬送距離を短くして処理時間を短
縮できる紙幣処理装置を提供することにある。

＋ｅ１問題点を解決するだめの手段この発明の紙幣処理装置は、紙幣入出金部と紙幣収納部
との間に紙幣を可逆的に搬送する紙幣搬送路と、紙幣搬
送路中で入金された紙幣の表裏を判別する紙幣鑑別手段
と、紙幣鑑別手段の表裏の判別結果に基づいて紙幣収納
部におりる収納方向が一定になるように紙幣搬送路中で
入金された紙幣を選択的に反転する紙幣反転手段と、を
備えてなる紙幣処理装置において、紙幣入出金部から紙幣搬送路を経由して紙幣か一方的に
専かれる紙幣回収部と、紙幣搬送路中で入金された紙幣
の損傷程度を検出する損傷程度検出手段と、損傷程度検
出手段が紙幣の損傷が大きいと判断した際に紙幣反転手
段を無効にするとともにその紙幣を紙幣回収部に辱く紙
幣回収手段と、を設けたことを特徴とする。

ｉｆ）作用この発明においては、入金された紙幣は損傷程度検出手
段によりｅｆｔ　（ｉ程度のチエツクがなされ、損傷程
度検出手段か紙幣の損傷状態が激しいと判断した紙幣に
ついては紙幣反転手段が無効にされ、かつその紙幣は紙
幣回収部に導かれる。したがりて、入金された紙幣のう
ち損傷程度が激しく出金紙幣として不適当であるものは
、表裏面の状態に係わらず紙幣反転手段に導かれること
なく回収され、顧客に対して放出されることがない。

（ｇ）実施例第１図は、この発明の実施例である紙幣処理装置の側面
断面図の略図である。

紙幣処理装置１は紙幣入出金部２とカー）　ＩＪソジ７
〜９の間に図外のローラによって紙幣搬送路１３を設け
て構成されている。カートリッジ７〜９のそれぞれには
１万円、５千円、千円の各金種の紙幣が収納されている
。カートリッジ７〜９の上部には一時スドア部６が設け
られ、カートリッジ９の下方には紙幣回収箱１０が設け
られている。紙幣搬送路１３は紙幣入出金部２と一時ス
ドア部６およびカートリッジ７〜９との間に紙幣を可逆
的に搬送する。また、紙幣搬送路１３は紙幣入出金部２
から紙幣を一方的に紙幣回収箱１０に導く。この紙幣搬
送路１３内には紙幣鑑別部３、表裏反転部４および贋紙
幣ストア部５が設けられている。紙幣鑑別部３は、入金
された紙幣の真贋、表裏面の状態および損傷程度を検出
する。表裏反転部４はヘルド１１．ベルト１２を備え、
紙幣搬送路１３中の紙幣を選択的にスイッチバンクさせ
、その表裏面を反転する。贋紙幣ストア部５は紙幣鑑別
部３が挿入された紙幣を贋紙幣であると判断した際にこ
の紙幣を一時貯留する。

第２図は、上記紙幣処理装置の制御部のブロック図であ
る。

ＣＰＵ２１にはＩ１０インタフェース２４を介して紙幣
鑑別部３、表裏判別部４およびソレノイドドライバ２５
が接続されている。ソレノイドドライバ２５には一時ス
ドア部６およびカートリッジ７〜９に設けられたソレノ
イドＳＱＬ　１〜５ＯＬ４が接続されている。紙幣鑑別
部３が検出した紙幣の真贋データ、表裏面データおよび
損傷レヘルデータはＣＰＵ２１に入力される。ＣＰｔＪ
２１はこれらデータに応じて表裏反転部４およびソレノ
イドドライバ２５に制御データを出力する。ソレノイド
ドライバ２５に接続されたソレノイド５ＱＬＩ〜ＳＱＬ
　４のアクチュエータは図示しないフラッパに係合して
おり、駆動したソレノイドのアクチュエータに係合する
フラッパが紙幣搬送路１３中に露出して搬送路中の紙幣
を一時スドア部６またはカートリッジ７〜９のいずれか
の内部に導く。

第３図（Ａ）〜（Ｃ）は、上記紙幣処理装置の制御部の
処理手順を示すフローチャートである。

また、第４図（Ａ）〜（Ｃ）は、上記紙幣処理装置にお
ける各処理時の紙幣の搬送経路を示す模式顧客により入
金処理が選択されると、紙幣入出金口２において紙幣の
入金を受は付け（ｎｌ）、入金された紙幣を紙幣入出金
口２から紙幣搬送路１３に繰り出す（ｎ２）。紙幣入出
金口２から繰り出された紙幣は紙幣鑑別部３に導かれ、
先ず真贋チエツクを受ける（ｎ３）。ここで贋紙幣と判
断された場合には贋紙幣ストア部５に一時貯留する（ｎ
４）。紙幣が真札である場合には紙幣の損傷レベルを判
別しくｎ５）、損傷程度が再度出金可能な程度であれば
表裏面の状態をチエツクする（ｎ６）。ここでカートリ
ッジ７〜９に正規の表裏面の状態に貯留されない向きで
あればその紙幣を表裏反転部４に導＜（ｎ７）。損傷レ
ベルが激しい場合および表裏面を反転する必要がない場
合にはそのまま一時スドア部６に貯留する（ｎ５−ｎ８
．ｎ６→ｎ８）。以上のｎ２〜ｎ８の処理が紙幣入出金
口２内に紙幣がなくなるまで行われる（ｎ９→ｎ２）。

以上の処理によって紙幣入金時には、第４図（Ａ）に示
すように、紙幣入出金口２に入金された紙幣の全ては紙
幣鑑別部３を通過し、贋紙幣は贋紙幣ストア部５に、表
裏面の状態が正常な紙幣および損傷状態の激しい紙幣は
紙幣鑑別部３から直接−時スドア部６へ導かれ、損傷状
態が激しくなく、かつ表裏面の状態が反対の紙幣は表裏
反転部４を経由して一時スドア部６に導かれる。

−時スドア部６に入金された紙幣は第３図（Ｂ）に示す
処理により収納される。すなわち、−時スドア部６から
紙幣鑑別部３に１枚づつ紙幣を繰り出す（ｎｌｌ）。こ
のとき、紙幣の損傷レベルをチエツクしくｎ１２）、損
傷程度が激しい場合には紙幣回収箱１０に紙幣を導＜（
ｎ１３）。紙幣の損傷程度が出金可能な状態であればそ
の金種を判別し１万円、５千円および千円の順に上段カ
ートリッジ７、中断カートリッジ８および下段カートリ
ッジ９にそれぞれ収納する（ｎ１４〜ｎ１８）。以上の
処理により収納処理時には第４図（Ｂ）に示すように一
時スドア部６から紙幣鑑別部３を経てカートリッジ７〜
９および紙幣回収箱１０に紙幣が導かれる。

顧客により紙幣の出金処理が選択された場合には第３図
（Ｃ）に示すように、必要な金種のカートリッジから紙
幣が繰り出される（ｎ２１）。この紙幣は紙幣鑑別部３
に導かれ、損傷状態のチエツクを受ける（ｎ２２）。カ
ートリッジから繰り出された紙幣の損傷レベルが出金可
能な状態であれば紙幣入出金口２に搬送しくｎ２３）、
損傷状熊が激しい場合には紙幣回収箱】Ｏに導＜（ｎ２
４）。このｎ２１〜ｎ２４の処理が必要枚数分連続的ム
こ行われる（ｎ　２５−ｎ　２１）。以上の処理により
出金時には第４図は（Ｃ）に示すようにカートリッジ７
〜９から紙幣鑑別３に紙幣が搬送され、損傷状態が激し
いものは紙幣回収箱１０．ｉｆｆ傷状態が小さいものは
紙幣入出金口２にそれぞれ１般送される。

以上の処理においてｎ　５−ｎ　８．　　ｎ　１１−＝
ｎ　１２−＝ｎ　１３がこの発明の紙幣回収手段に相当
する。以上のようにしてこの実施例によれば、入金され
た紙幣の損傷状態を表裏面の状態とともに判別し、損傷
程度の激しい紙幣は表裏面の反転を行うことなく回収す
る。このため、搬送経路が短縮できるとともに汚れや折
れのある紙幣や一部欠損した紙幣が紙幣反転部に導かれ
ることを防止し、ジャムの発生を未然に防ぐことかでき
る。また、カー　１−リッジからの出金時においても損
傷程度をチエツクし、損傷程度の激しい紙幣は顧客に放
出されないため、ザービスの向」二を図ることができる
（ｈ）発明の効果この発明によれば、入金された紙幣の損傷状態を損傷程
度検出手段により検出することができ、この損傷程度検
出手段か損傷程度が大きいと判断した際には紙幣反転手
段を無効にすることができる。したかって、紙幣反転手
段においてジャムを発生し易い損傷程度の激しい紙幣を
紙幣反転手段に窩くことを防止してジャムの発生を未然
に防くことができる。また、損傷程度の激しい紙幣は顧
客に出金することかないから、このような紙幣に対して
表裏面の判定処理を行わないことは搬送経路の短縮につ
ながり、処理時間を短時間化できる利点がある。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の実施例である紙幣処理装置の側面断
面の略図、第２図は同紙幣処理装置の制御部のブロック
図、第３図（Ａ）〜（Ｃ）は同紙幣処理装置の制御部の
処理手順を示すフローチャ一部、第４図（Ａ）〜（Ｃ）
は同紙幣処理装置における紙幣の搬送経路を示す図であ
る。１−紙幣処理装置、２−紙幣入出金口、３−紙幣鑑別部、４−表裏反転部、７〜９−カートリッジ、１０−紙幣回収箱。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）紙幣入出金部と紙幣収納部との間に紙幣を可逆的
に搬送する紙幣搬送路と、紙幣搬送路中で入金された紙
幣の表裏を判別する紙幣鑑別手段と、紙幣鑑別手段の表
裏の判別結果に基づいて紙幣収納部における収納方向が
一定になるように紙幣搬送路中で入金された紙幣を選択
的に反転する紙幣反転手段と、を備えてなる紙幣処理装
置において、紙幣入出金部から紙幣搬送路を経由して紙幣が一方的に
導かれる紙幣回収部と、紙幣搬送路中で入金された紙幣
の損傷程度を検出する損傷程度検出手段と、損傷程度検
出手段が紙幣の損傷が大きいと判断した際に紙幣反転手
段を無効にするとともにその紙幣を紙幣回収部に導く紙
幣回収手段と、を設けてなる紙幣処理装置。