JPH01155346A - プリンター - Google Patents

プリンター

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JPH01155346A
JPH01155346A JP31493787A JP31493787A JPH01155346A JP H01155346 A JPH01155346 A JP H01155346A JP 31493787 A JP31493787 A JP 31493787A JP 31493787 A JP31493787 A JP 31493787A JP H01155346 A JPH01155346 A JP H01155346A
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Akira Shirokura
明 白倉
Akio Hitachi
日達 昭夫
Shige Sato
樹 佐藤
Koji Yui
康二 油井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明プリンターを以下の項目に従って説明する。
A、産業上の利用分野 B1発明の概要 C6従来技術 a、−船釣背景 す、従来のプリンターの例[第10図、第11図] B1発明が解決しようとする問題点[第10図、第11
図コ E1問題点を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第9図] F−1,第1の実施例[第1図乃至第5図]a、ベース
部、ステージ[第1図乃至 第5図コ b、送りローラ、FOT等[第1図乃 至第4図コ C1可動フレーム、ガイド軸、従勤 ローラ[第1図乃至第5図] d、チェーン、押圧子[第1図乃至第 5図コ e、ストッパー、センサー[第2図乃 至第4図] f、移動ブロック[第1図乃至第5 図] f−1,キャリッジ f−1−a、構造 f−1−b、移動 f−2,ローラ支持アーム、加圧 ローラ等 f−3,加圧ローラのステージへの 圧接及び移動 g、感光フィルム、顕色紙等[第1 図、第3図乃至第5図] h、プリント F−2,第2の実施例[第6図コ a、被押圧片、押圧子 F−3,第3の実施例[第7図] F−4,第4の実施例[第8図] F−5,第5の実施例[第9図コ a、構造 す、動作 G4発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規なプリンターに関する。詳しくは、例えば
、インクベンによるプリントや発熱ヘッドによるプリン
トあるいは加圧ローラによる加圧プリント等所定のプリ
ント方式によるプリントを行なうプリント部を備えると
共にガイド軸等の案内部材に直線方向へ移動自在に支持
された移動体をプリント紙に対して往復移動させること
によりプリントを行なうプリンターに関するものであり
、移動体を8勅するための移動手段を工夫することによ
り1個のモータで、しかも、該モータの回転方向を切り
換えなくても移動体を往復移動させることができるよう
にし、それによって、この種のプリンターによるプリン
ト速度を可及的に高めることができると共に、電力消費
量を減少させることができ、かつ、動作の信顆性が高い
新規なプリンターを提供しようとするものである。
(B、発明の概要) 本発明プリンターは、プリントを行なうプリント部を備
えると共に案内部材に直線方向へ移動自在に支持された
移動体をプリント紙に対して往復移動させることにより
プリントを行なうプリンターであって、モータにより駆
動される無端状の走行体に押圧子を固定すると共に該押
圧子がそれが走行体の両端の折返点間の2つの走行系路
の一方に位置している間は移動体を往時移動方向へ押圧
し他方の走行系路に位置している間は移動体を復時移動
方向へ押圧するようにして、回転方向が常に一方向であ
る1個のモータにより移動体を往復移動させることがで
きるようにし、それによって、この種のプリンターによ
るプリント速度を可及的に高めることができると共に、
電力消費量を減少させることができるようにしたもので
ある。
(C,従来技術) (a、−船釣背景) 今日、プリンターには各種のものがあり、その中に、プ
リントを行なうプリント部を備えると共に案内部材に直
線方向へ移動自在に支持された移動体をプリント紙に対
して往復移動させることによりプリントを行なうように
したものがある。例えば、ペン式プリンターにおいては
、1乃至複数のインクベンを備えた移動体を所定の案内
部材にプリント用紙の送り方向と直交する直線方向へ移
動自在に支持すると共に、モータを駆動源とする移動機
構により移動体を往復移動させることによってプリント
用紙に画像等をプリントするように構成されており、ま
た、感光性の色素前駆体が無数塗布された感光フィルム
を所定の画像に応じた露光パターンにより露光した後こ
の感光フィルムと所定の現像物質を備えた顕色紙とを重
ね合わせた状態で加圧することにより顕色紙に画像を現
像する圧力式プリンターにおいては、従来、長大な2つ
の加圧ローラにより感光フィルムと顕色紙とを挟んで送
りながら圧接せしめる方法が採られているが、小型かつ
軽量化を図るために、ステージと該ステージに圧接した
状態で感光フィルム等の走行方向と交差する方向へ転勤
する小型の加圧ローラあるいはボールコンタクト等の加
圧子とにより感光フィルムと顕色紙とをライン状に圧接
せしめ、感光フィルム等を送りながら加圧ローラ等を往
復移動させることによって画像のプリントを行なうよう
にすることが考えられている。
(b、従来のプリンターの例)[第10図、第11図] 従って、この種のプリンター、即ち、上記したインクベ
ンや加圧ローラあるいはボールコンタクト等のプリント
部を備えた移動体をプリント紙に対して往復移動させる
プリンターにおいては、上記移動体を何らかの案内部材
に直線方向へ移動自在に支持すると共に移動体を往復移
動させるための移動手段を備えている。
第10図及び第11図は従来のこのようなプリンターの
各別の例a及びbを概略的に示すものであり、Cはプリ
ント紙、d、dはプリント紙Cの送り方向と略直交する
方向へ延びるように配置されたガイド軸、eは該ガイド
軸d、dに移動自在に支持されると共にプリント紙Cと
対向する部分に図示しない加圧ローラ等のプリント部が
設けられた移動体である。
そして、第10図において、fは2つのベルトプーリg
、g’間に架は渡された無端状の移送ベルトであり、そ
の両端の折返点間の走行系路がガイド軸d、dと平行に
延びるように配置されており、移動体eに固定された連
結部材りが移送ベルトfと連結されている。iは駆動側
のプーリgを駆動するモータであり、該モータiが回転
することによって移送ベルトfが走行されるので移動体
eが移動されることになる。従って、モータiを移動体
eがその移動範囲における両端のいずれか一方に来た都
度その回転方向を切り換えて駆動させれば、移動体eが
プリント紙Cに対して往復移動されることになる。
また、第11図において、jはガイド軸d1dと平行に
延びるように図示しない軸受部材に回転自在に支持され
たスクリュー軸であり、その外周面に軸方向へ螺旋状に
かつ両端で折り返すように無端状に延びる係合溝kが形
成されており、モータ1により回転されるようになって
いる。そして、移動体eには上記係合溝にと摺動自在に
係合した図示しない係合突子を有する被送子mが固定さ
れている。従って、スクリュー軸jが回転すると、被送
子mの係合突子がスクリュー軸jの係合溝kによって送
られ、これによって被送子mがスクリュー軸jの軸方向
へ移動され、被送子mが係合溝にの両端の折返点に来る
とその移動方向が逆転される。これにより、移動体eが
プリント紙Cに対して連続して往復移動される。
(D、発明が解決しようとする問題点)[第10図、第
11図コ ところが、第10図に示したプリンターaによると、移
動体eがその移動範囲における両端の位置に来た都度モ
ータiの回転方向を切り換える、即ち、印加する電圧の
極性を逆転させる必要があるため、逆転時の立ち上がり
に時間がかかることになる。従って、移動体eの移動速
度が上記立ち上がり時間分遅くなるためプリント速度を
高めることが困難であり、しかも、回転方向を切り換え
る際に大きな電力を消費し、また、モータの寿命が短く
なるという問題がある。
そこで、モータiとプーリgとの間に動力伝達方向を切
り換えるクラッチ手段等を介挿してモータiの回転方向
は常に一定とすることも考えられるが、該クラッチ手段
の伝達系が切り換わる際には次に働く伝達形に逆位相の
負荷、即ち、移送ベルトf、プーリg、g’及び移動体
e等のそれまでの慣性が加えられるため、この慣性によ
りモータiに大きな負荷が加えられることになり、結局
、移動体eの移動方向が切り換わる際にはモータのトル
クが低下し、かつ、大きな電力消費が生するという問題
が依然として残ると共に、駆動系が複雑になるという別
の問題が生ずることになる。
また、第11図に示したプリンターbによると、モータ
℃の回転方向は常に一方向で済むことになるが、スクリ
ュー軸jと被送子mの係合突子との間にかなり大きな摩
擦ロスが生ずるためモータにの駆動力の移動体eへの伝
達効率が悪く、かつ、耐久性に乏しく、また、被送子m
の係合突子と係合溝にとの間の噛合が何らかの原因によ
り外れる慣れがあるため信頼性に欠ける問題があり、し
かも、移動体eの移動速度を高めるためにはスクリュー
軸jの係合溝にのリードピッチを大きくすれば良いので
あるが、摩耗やモータの負荷等の関係からこのリードピ
ッチを大きくするにも一定の限界があり、従って、プリ
ント速度を高めることが困難であるという問題があり、
更には、係合溝kが交わる位置において該係合溝kに被
送子mの係合突子がぶつかって騒音が生ずることがある
という問題もある。
尚、移動体eを移動する手段としては、上記移送ベルト
fやスクリュー軸jを用いたものの他にも、リニアモー
タその他の8動手段が考えられるが、いずれも、前記し
たと同様の問題を有している。
(E、問題点を解決するための手段) そこで、本発明プリンターは、プリント部を備えた移動
体をプリント紙に対して直線方向へ往復移動させること
によりプリントを行なうプリンターにおける前記諸問題
を解決するために、移動体にその移動方向に離間した往
時被押圧部と復時被押圧部を設けると共に、モータによ
り駆動されかつ押圧子が固定された無端状の走行体をそ
の両端の折返点間の2つの走行系路が移動体の移動方向
と平行な方向に延びるように配置し、上記押圧子が走行
体の前記2つの走行系路の一方に位置にしているときは
移動体の往時被押圧部を押圧し他方の走行系路に位置し
ているときは復時被押圧部を押圧するようにしたもので
ある。
従って、本発明プリンターによれば、移動体を移動させ
るための走行体の走行方向が常に一方向であっても移動
体の移動方向は走行体の折返点と対応する位置に来たと
ころで逆転するので、回転方向が常に一定である1個の
モータにより移動体をプリント紙に対して直線方向へ往
復移動させることができる。これにより、移動体を移動
させるための駆動源であるモータを連続して回転させる
ことができるためプリント速度を可及的に高めるコトカ
できると共に消費電力を小さく抑えることができ、更に
、制御回路の構造を簡単にすることができ、しかも、移
動体の被押圧部と押圧子との間に問題となるような摩耗
が生ずることも無いので高い耐久性及び信頼性を得るこ
とができる。
(F、実施例)[第1図乃至第9図] 以下に、本発明プリンターの詳細を図示した各実施例に
従って説明する。
(F−1,第1の実施例)[第1図乃至第5図] 第1図乃至第5図は本発明プリンターを長尺な感光フィ
ルムと単票紙型の顕色紙を使用してプリントを行なう圧
力式プリンターに適用した第1の実施例1を示すもので
ある。
(a、ベース部、ステージ)[第1図乃至第5図] 2はプリンター1のベース部であり、底板3と該底板3
の左右(第3図における左方を左側とし、右方を右側と
する。また、同図における下方を前側とし、上方を後側
とする。更に、第2図における上方を上側とし下方を下
側とする。以下の説明において向きを示すときはこの方
向によるものとする。)両端部から上方へ向けて立設さ
れた側壁4.4′と該側壁4.4′の前端部の上下方向
における略中間部間を連結した軸状の桟5と側壁4.4
′の後端部間を連結した背面板6(第4図にのみ示しで
ある。)とから成る。
7はステージであり、後述する加圧ローラとの間で感光
フィルム及び顕色紙を挟んでこれら感光フィルム及び顕
色紙を互いに圧接させるためのものである。
そして、ステージ7は比較的高い硬度を有する金属によ
り形成され、左右方向に細長く、かつ、長手方向と直交
する断面形状がその上面8が上方に正対した略矩形を為
すと共に、その両端部が前記側壁4.4′の上端部の前
後方向における略中間の部分に固定されている。
(b、送りローラ、FOT等)[第1図乃至第4図コ 9は後述する感光フィルム及び顕色紙を走行させるため
の送りローラであり、前記ステージ7の後方に相離れた
位置でかつステージ7の上面8より稍下方の位置に配置
され、また、10はステージ7の前方に相離れた位置で
かつステージ7の上面8より稍下方の位置に配置された
テンションローラであり、これらローラ9.10はその
両端部が側壁4.4′に回転自在に支持されており、ま
た、ベース部2の底板3上に支持されたステップモータ
等から成る紙送りモータ11と減速機構1°2.13に
よって所定のタイミングで第4図における時計回り方向
へ回転されるようになっている。そして、送りローラ9
の方がテンションローラ10より僅かに遅く回転し、こ
れによって、後述する感光フィルムと顕色紙がこれらロ
ーラ9.10の間で稍緊張するようになっている。
14はベース部2に回動自在に支持された後述する可動
フレームをベース部2に対してロックするためのロック
子であり、その左右両端部が前記桟5に回動自在に支持
され、かつ、左右両端部の上端部にロック爪14a、1
4aが形成されている。
15は後述する感光フィルムを画像信号に応じたパター
ンで露光するための多数のオプチカルファイバーを束ね
て成る光源(以下、 rFOTJと言う。尚、こ(7)FOT15は第4図に
のみ示しである。)であり、その発光面15aが略後方
を向いた状態でベース部2に固定されている。
(C,可動フレーム、ガイド軸、従動ローラ)[第1図
乃至第5図] 16は可動フレームであり、ベース部2の側壁4.4′
と略同じ大きさを有しかつ左右方向に離間して平行に対
向した2枚の側板17、−17’とこれら側板17.1
7′の上端部間を連結した連結板18.19(第3図に
おいては後側の連結板19を省略しである。)等から成
り、側板17.17′の後端の下端部が支持軸20.2
0によりベース部2の側壁4.4′の後端の上端部に回
動自在に支持されると共に、側板17.17′の前端縁
と下端縁とが交わる隅角部から内側へ向けて突設された
被ロックビン21.21に前記ロック子14のロック爪
14a、14aが上方から係合されることによってベー
ス部2に対してロックされる。
22.22は左右方向に細長い円柱状をしたガイド軸で
あり、前記ステージ7の上方で互いに前後方向へ所定の
距11!tllt間した状態で配置され、その両端部が
可動フレーム16の側板17.17′に固定されている
23及び24は前記した送りローラ9及びテンションロ
ーラ10と各別に対を為す従動ローラであり、その両端
部が可動フレーム16の側板17.17′に回動自在に
支持された支持アーム25.25、・・・の回動端部に
回転自在に支持されると共に、上記各ローラ9.10に
路上方から対応した位置に配置されており、可動フレー
ム16がベース部2に対してロックされると、支持アー
ム25.25.  ・・・に設けられたトーションバネ
26.26、・・・の弾発力によって各ローラ9.10
に弾接されるようになっている。
(d、チェーン、押圧子)[第1図乃至第5図] 27はモータである。該モータ27は後述する8動ブロ
ックを前記ガイド軸22.22に沿って往復移動させる
ための駆動源であり、可動フレーム16の後側の連結板
19の右端部上面に軸方向が上下方向に沿う向きで固定
されており、その回転軸27aのうち連結板19に形成
された図示しない孔を通して下方へ突出した部分に駆動
側のスプロケットホイール28が固定されている。
また、29は従動側のスプロケットホイールであり、前
記連結板19の左端部から下方へ向けて突設された支持
軸30に回転自在に支持されている。
尚、これら2つのスプロケットホイール28.29は前
記ガイド軸22.22より高い位置で同じ高さに配置さ
れている。
31は上記2つのスプロケットホイール28と29との
間に架は渡された無端状のチェーンであり、互いに平行
な1対の内プレート32.32、・・・と外プレート3
3.33、・・・とが交互に配列され、かつ、スプロケ
ットホイール28.29と噛み合うローラ34.34、
・・・が外嵌された連結軸35.35、・・・により回
動自在に連結されて成り、上記連結軸35.35、・・
・の軸方向が上下方向に沿う状態とされている。
従って、チェーン31はその両端の折返点、即ち、スプ
ロケットホイール28.29と噛合した位置の間の2つ
の走行系路がガイド軸22.22と平行な方向に延びる
ように配置されている。
36は略円柱状をした押圧子であり、その上端面から軸
方向に沿って突出した軸37が一体に形成されており、
該軸37の上端部がチェーン31の連結軸35.35、
・・・の1つを成している。
しかして、モータ27が回転すると、駆動側のスプロケ
ットホイール28が回転するので、該スプロケットホイ
ール28と噛合しているチェーン31が走行されること
になり、また、これと一体的に押圧子36が移動され、
該押圧子36はチェーン31の前記2つの走行系路上に
位置している間は左右方向、即ち、ガイド軸22.22
と平行な方向へ穆勤し、そして、チェーン31の両端の
折返点においてその移動方向が反転されることになる。
尚、モータ27は、通常のプリント動作が行なわれると
きは、常時、第3図における反時計回り方向へ回転する
ようになっており、従って、押圧子36は、チェーン3
1の2つの走行系路のうち前側の系格(以下、「往時走
行系路」と言う。)上に位置している間は右側へ向けて
移動され、後側の走行系路(以下、「復時走行系路」と
言う。)上に位置している間は左側へ向けて移動される
ことになる。
(e、ストッパー、センサー)[第2図乃至第4図] 38.38及び38′、38′は前記ガイド軸22.2
2の左端寄りの位置と右端寄りの位置に設けられたスト
ッパーであり、これらストッパー38.38及び38′
、38′はガイド軸22.22に沿って往復移動される
後述する移動ブロックの移動を一定の範囲内に規制する
ためのものであり、細部の図示を省略しであるが、移動
ブロックが当接する際に′a撃を吸収あるいは緩和する
ダンパー機構等を備えている。
39及び40は後述する移動ブロックがその移動範囲に
おける端に来たことを検出して移動ブロックの移動と感
光フィルム及び顕色紙の送りとの間のタイミングを制御
するための信号を得るためのセンサーであり、所定の間
隔を置いて対向した1対の発光素子41.41と受光素
子42.42を有しており、これら発光素子41.41
と受光素子42.42は前後方向に離れた状態で対向し
た向きで、連結板18の左右両端部に固定された支持片
43.43に支持されている。
(f、移動ブロック)[第1図乃至第5図]44は移動
ブロックであり、前記ガイド軸22.22に左右方向へ
B動自在に支持されたキャリッジと該キャリッジに回動
自在に支持された2つのローラ支持アームと該ローラ支
持アームに回転自在に支持された2つの加圧ローラとロ
ーラ支持アームを常時下方へ向けて弾発付勢するための
圧縮スプリング等から成る。
(f−1,キャリッジ) 45はキャリッジである。
(f−1−a、構造) 46はキャリッジ45の主部であり、該主部46は上方
から見て略正方形状を為し、かつ、可動フレーム16の
高さの半分足らずの厚さを有するブロック状を為すと共
に、前後方向における中央部に高さ方向に貫通した2つ
のスプリング配置孔47.47が左右方向に間隔を置い
て形成されている。
48.48は主部46の下面のうち上記スプリング配置
孔47.47を前後両側より挟む位置から下方へ向けて
突出したアーム支持片であり、該アーム支持片48.4
8の左右方向における略中間の部分にこれらアーム支持
片48.48をその厚み方向へ、即ち、前後方向へ貫通
した支持孔48a、48a (第4図参照)が形成され
ている。
49.49.49は主部46の高さ方向における略中間
の部分を左右方向へ貫通した挿通孔であり、この挿通孔
49.49.49はスプリング配置孔47.47を横切
るように延びている。
50は左右方向から見て略クランク状に屈曲された遮光
板であり、その水平な中間部から下方の部分が主部46
の前面に固定され、中間部から上方の部分50aが遮光
部になっている。
51.51は主部46の前後両端部を左右方向へ貫通し
た軸受取付孔であり、該取付孔51.51に円筒状をし
たスライド軸受52.52が圧入状に固定されている。
そして、キャリッジ45は上記軸受52.52に前記ガ
イド軸22.22が摺動自在に挿通されることによりこ
れらガイド軸22.22に左右方向へ移動自在に支持さ
れている。
また、53及び54は主部46と一体に形成された被抑
圧部であり、これら被押圧部53及び54は矩形の板状
をしており、主部46の上面の右側のt4縁部の前端寄
りの位置と左側の#6縁縁の後端寄りの位置から左右方
向を向く向きで上方へ向けて突設されている。
尚、キャリッジ45がガイド軸22.22に支持された
状態において、上記被押圧部53及び54は、前記チェ
ーン31に支持された押圧子36と略同じ高さに位置す
ると共に、右側の被押圧部53(以下、「往時被押圧部
」と言う。)はチェーン31のうち前記往時走行系路の
略真下に位置されており、左側の被押圧部54(以下、
「復時被押圧部」と言う。)はチェーン31の復時走行
系路の略真下に位置されている。即ち、往時被押圧部5
3は、押圧子36がチェーン31の往時走行系路上に位
置しているときの移動軌跡上に位置しており、復時被押
圧部54は押圧子36がチェーン31の復時走行系路上
に位置しているときの移動軌跡上に位置している。
(f−1−b、移動) そこで、モータ27が回転すると、チェーン31が走行
されるので、押圧子36がチェーン310両端の折返点
、即ち、駆動側のスプロケットホイール28と噛合した
略半円状に延びる糸路と従動側のスプロケットホイール
29と噛合した略半円状に延びる糸路において移動方向
を反転して往時走行系路を右方へ向けて、そして、復時
走行系路を左方へ向けて移動されることになり、従って
、押圧子36が往時走行系路上を移動している間はキャ
リッジ45の往時被押圧部53に左側から当接してそれ
を右方へ押圧するのでキャリッジ45がガイド軸22.
22に沿って右方へ移動され、また、押圧子36が復時
走行系路上を移動している間は復時被押圧部54に右側
から当接してそれを左方へ押圧するのでキャリッジ45
が左方へ穆勤されることになる。そして、押圧子36は
チェーン31の右側の折返点に来ると往時被押圧部53
に対して後方へも移動して行き該往時被押圧部53から
後方へ外れる位置(第2図乃至第4図は押圧子36がこ
の位置に来た状態で示しである。)に来たところで往時
被押圧部53に対する右方への押圧が解除され、この直
後にキャリッジ45が右側のストッパー38′、38′
に当接してその移動が停止される。即ち、この状態にお
いてキャリッジ45がその移動範囲における右端の位置
に来たことになる。次いで、押圧子36は上記折返点の
中間の位置を境として左方への移動成分を増しながら復
時走行系路に入り、この直後に上記右端の位置に来てい
るキャリッジ45の復時被押圧部54に右側から当接し
てキャリッジ45を左方へ押圧して行くことになり、更
に、押圧子36がチェーン31の左側の折返点に来ると
復時被押圧部54に対して前方へも移動して行き該復時
被押圧部54から前方へ外れる位置に来たところで復時
被押圧部54に対する左方への押圧が解除され、この直
後にキャリッジ45が左側のストッパー38.38に当
接してその移動が停止される。即ち、この状態において
キャリッジ45がその移動範囲における左端の位置に来
たことになる。そして、押圧子36は上記折返点の中間
の位置を境として右方への移動成分を増しながら往時走
行系路に入り、この直後に上記左端の位置に来ているキ
ャリッジ45の往時被押圧部53に左側から当接してキ
ャリッジ45を右方へ押圧して行くことになる。
しかして、このような動きが繰り返し為されてキャリッ
ジ45がガイド軸22.22に案内されて往復移動され
ることになる。
(f−2,ローラ支持アーム、加圧ローラ等)55及び
56はローラ支持アームである。
該ローラ支持アーム55及び56はその大部分が下方を
向いて開口した略コ字形を為すと共に該コ字形を為す部
分の下端寄りの位置に支持軸57.57が架設されてお
り、該支持軸57.57に略円板状を為す加圧ローラ5
8.58′が回転自在に支持されている。
そして、ローラ支持アーム55及び56は、左右方向か
ら見て口形を為す向きで、キャリッジ45に設けられて
いるアーム支持片48と48との間に左右方向に並んだ
状態で配置されると共に、この状態で互いに対向した面
の一側部から突設された支持片59.59が前後方向に
重ね合わされ、かつ、これら支持片59.59がアーム
支持片48と48との間に架設された支持軸60に回動
自在に支持されることにより1キヤリツジ45に支持さ
れている。
尚、加圧ローラ58.58′の一部はローラ支持アーム
55.56の下端から突出し、また、ローラ支持アーム
55.56の一部はキャリッジ45のアーム支持片48
.48の下端から突出している。
61.61は略円柱状をしたバネ受軸であり、その上端
寄りの位置にフランジ61a、61aが形成され、また
、該フランジ61a、61aから稍下方へ寄った位置に
軸方向と直交する方向に貫通した挿通孔61b、61b
が形成されている。
そして、上記バネ受軸61.61はキャリッジ45の主
部46に形成されたスプリング配置孔47.47内にそ
の周囲に稍余裕を有した状態で挿通されると共に、その
挿通孔Blb、61bに主部46に形成された挿通孔4
9.49.49に圧入された支持ビン62が挿通される
ことによってキャリッジ45に支持されており、また、
このバネ受軸61.61のフランジ61a、61aとロ
ーラ支持アーム55.56の上端面との間で圧縮スプリ
ング63.63が縮設されている。
従って、この圧縮スプリング63.63の弾発力により
、左側のローラ支持アーム55には第5図における反時
計回り方向への回動力が付勢され、右側のローラ支持ア
ーム56には時計回り方向への回動力が付勢されること
になる。
尚、ローラ支持アーム55,56の互いに対向する対向
面には図示しないストッパ一部が突設されており、加圧
ローラ58.58′が上方へ向けて押圧されていない状
態においてはこのストッパ一部を介して当接することに
よってローラ支持アーム55.56の上記付勢力による
回動が一定のところで停止されるようになっている。
(f−3,加圧ローラのステージへの圧接及び移動) 可動フレーム16のベース部2に対するロックは、加圧
ローラ58.58′がステージ7の上面8に当接した状
態から可動フレーム16を稍下方へ押し下げたところで
為される。
従って、加圧ローラ58.58′は圧縮スプリング63
.63の弾発力によってステージ7に圧接せしめられる
ことになる。
゛ そして、前記したように、チェーン31が走行する
とキャリッジ45が左右方向へ移動されるので、加圧ロ
ーラ58.58′がステージ7の上面8に圧接した状態
で転勤しステージ7に沿って移動されることになる。
また、キャリッジ45が前記移動範囲における右端の位
置に来ると、遮光板50の遮光部50aが右側のセンサ
ー40の発光素子41と受光素子42との間に人って該
発光素子41から受光素子42に向けて照射された光を
遮断し、キャリッジ45が前記移動範囲における左端の
位置に来ると、上記遮光部50aが左側のセンサー39
の発光素子41と受光素子42との間に入って該発光素
子41から受光素子42に向けて照射された光を遮断す
ることになり、それによって、8勤ブロック44が移動
範囲における一端の位置又は他端の位置に来たことが検
出されることになる。
(g、感光フィルム、顕色紙等)[第1図、第3図乃至
第5図コ ロ4は長尺な感光フィルム65がロール状に巻回された
状態で収納されたフィルムカセット(第4図にのみ示し
である。)であり、その軸方向が左右方向に沿って延び
、かつ、フィルム出口64aが上方を向く向きでベース
部2の下端部後端に装着されている。
そして、感光フィルム65はフィルムカセット64から
引き出された後フィルムガイド66(第4図にのみ示し
である。)に巻き付けられると共にここから前方へ向け
て延び・前記送り0−ラ9と従動ローラ23との間及び
テンションローラ10と従動ローラ24との間を通され
て図示しない巻取スプールに巻き取られるようにされて
おり、フィルムカセット64とフィルムガイド66との
間の位置において前記FOT15の発光面15aと接触
し、また、送りローラ9と従動ローラ23とにより挟ま
れた部分とテンションローラ10と従動ローラ24とに
より挟まれた部分との間の部分がステージ7の上面8に
接触される。
尚、感光フィルム65は適宜なフィルム基材の一方の面
65a(以下、露光面」と言う。)に感光性の色素前駆
体を無数に塗布して成り、また、該色素前駆体は露光硬
化型の、即ち、所定の波長の紫外光を照射されることに
よって抗圧的な非破壊性を生ずる掻く微小なカプセル内
に所定の現像物質と化合して所定の発色を為す色素前駆
物質が封入されて成るものである。
67.67、・・・は画像がプリントされる顕色紙であ
り、前記感光フィルム65の幅より稍大きい幅を有する
略長方形の単票状に形成されると共に、その一方の面6
7a(以下、「現像面」と言う。)に前記色素前駆体の
色素前駆物質と化合して所定の発色を為す現像物質が塗
布されている。
68は上記顕色紙67.67、・・・が多数収納された
給紙トレイ、69は給紙ローラ(これらは第4図にのみ
示しである。)であり、プリント動作が開始すると、顕
色紙67.67、・・・が、1枚づつ、所定のタイミン
グで送りローラ9と従動ローラ23との間へ供給されて
行くようになっている。
70は排紙案内板である。
尚、移動ブロック44がその移動範囲における両端の位
置に来ると、加圧ローラ58.58′が感光フィルム6
5及び顕色紙67の幅方向における側縁から外れてステ
ージ7の上面8の端部上に位置する。
(b、  プリント) そこで、このように構成されたプリンター1によるプリ
ント動作は、例えば、次のように行なわれる。
プリント動作開始指令が為されると、移動ブロック44
がその移動範囲における一端又は他端へと移動されてそ
の位置において待機せしめられる。この制御は、センサ
ー39又は40から出力があったところでモータ27の
駆動を停止することにより為される。従って、この状態
において押圧子36はチェーン31の左右いずれかの折
返点上において待機されることになる。そして、感光フ
ィルム65が送りローラ9、従動ローラ23及びテンシ
ョンローラ10、従動ローラ24により一定のピッチづ
つ走行され、かつ、その露光面65aがFOT15によ
り一定のライン毎に露光されて1つの画像の印画フィル
ムが形成される。
また、この印画フィルムの形成が完了した後あるいは完
了する前に所定のタイミングで、顕色紙67が1枚、そ
の先端が印画フィルムの先端より稍先の位置に来る状態
で送り出されると共に感光フィルム65と重ね合わせら
れてステージ7上に供給される。
そして、感光フィルム65のうち印画フィルムとなった
部分の先端がステージ7の上面8の幅方向における略中
央部上に来たとき、それが図示しないセンサーによって
検知されてスタート信号が出力されると共にモータ27
が回転して移動ブロック44を移動せしめる。従って、
加圧ローラ58.58′が顕色紙67及び感光フィルム
65を挟んでステージ7の上面8に圧接された状態で左
右方向へ転勤され、即ち、゛顕色紙67及び感光フィル
ム65を幅方向へ走査することになり、これによって、
顕色紙67と感光フィルム65の幅方向に帯状に延びる
所定の領域(以下、「圧接領域」と言う。)が加圧ロー
ラ58.58′とステージ7の上面8とにより互いに圧
接されることになる。
尚、移動ブロック44が移動範囲における一端又は他端
の位置に来ると、センサー40又は39から出力があり
、前記紙送りモータ11が駆動して一定の時間、(押圧
子36がチェーン31の折返点を移動する時間より短い
時間)顕色紙67及び感光フィルム65が送られ、これ
によって顕色紙67及び感光フィルム65は所定のピッ
チ、即ち、前記圧接領域の幅より稍狭いピッチ走行され
る。そして、移動ブロック44が移動範囲の他端又は一
端まで行くと、センサー39又は40から出力があり、
押圧子36がチェーン31の折返点を移動する間に顕色
紙等67.65が所定ピッチ送行される。
即ち、モータ27は常に反時計回り方向へ回転し続け、
それにより、チェーン31が間断なく走行されて押圧子
36が休み無く一方向へ移動されるが、押圧子36がチ
ェーン31の折返点上を移動している間は移動ブロック
44がその移動範囲における一端又は他端の位置におい
て一時動きが停止することになるので、この移動ブロッ
ク44の動きが停止している間に感光フィルム65及び
顕色紙67の送りが行なわれることになる。
しかして、加圧ローラ58.58′が感光フィルム65
及び顕色紙67を幅方向へ1回走査する度に、感光フィ
ルム65の印画フィルムとされた部分の前記圧接領域に
おけるFOT15により露光されていない色素前駆体の
カプセルが破壊されてその色素前駆物質が顕色紙67の
現像面87aに転写されて発色し、それによって、画像
の一部が顕色紙67にプリントされることになり、この
ようなプリントがくり返し為されることによって1つの
画像が顕色紙67に現出することになる。
(F−2,第2の実施例)[第6図] 第6図は本発明プリンターの第2の実施例71を示すも
のである。
この第2の実施例に示すプリンター71が前記プリンタ
ー1と相違するところはキャリッジに設けられた被押圧
部の構造のみである。従って、図面には要部のみを示し
てあり、また、説明は上記相違点についてのみ行ない、
相違しない点についてはその各部に第1の実施例におい
て使用した符号と同じ符号を付することにより省略する
。尚、このような符号の使い方は後述する第3乃至第5
の実施例においても同様とする。
(a、被押圧片、押圧子) 72及び73は被押圧片であり、前方から見て、右側の
往時被押圧片72は略り字形を為し、左側の復時被押圧
片73は略鏡文字状のL字形を為すと共に、チェーン3
1の幅、即ち、往時走行系路と復時走行系路との間の間
隔より稍長い前後方向の長さを有し、その左右方向を向
いた部分72a、73a(以下、「被押圧部」と言う。
)がチェーン31に支持された円筒状の押圧子74を左
右両側から挟んで対向した状態で、その水平な部分72
b、73bがキャリッジ45の主部46の上端にねじ7
5.75、・・・により固定されている。
尚、押圧子74は上端部がチェーン31の連結軸35.
35、・・・の1つを成す軸76の下部に回転自在に支
持されており、また、被押圧片72.73の被押圧部7
2aと73aは押圧子74と僅かな間隙、即ち、押圧子
74が被押圧部72a、73a間を前後方向へ移動する
ために最小限必要な間隙を有するように位置されている
しかして、チェーン31が走行すると、押圧子74が移
動されると共に、該押圧子74がチェーン31の往時走
行系路上に位置している間は往時被押圧部72aを右方
へ向けて押圧して移動ブロック44を右方へ移動せしめ
、押圧子74がチェーン31の復時走行系路上に位置し
ている間は復時被押圧部73aを左方へ向けて押圧して
移動ブロック44を左方へ移動せしめることになる。
そして、押圧子74がチェーン31の往時走行系路の右
端又は復時走行系路の左端まで来ると、押圧子74が右
方への移動成分を漸減しかつ後方への移動成分を漸増し
又は左方への移動成分を漸減しかつ前方への移動成分を
漸増して行くので、移動ブロック44の移動速度が低下
すると共に押圧子74が折返点の中間の位置に来たとこ
ろで移動ブロック44の移動が止まり、次いで、押圧子
74が上記中間の位置を過ぎたところから移動ブロック
44がそれまでと逆の方向へ移動されて行くことになる
即ち、この実施例によれば、被押圧部72a173aは
左右方向に対しては押圧子74と常に一体的に移動する
ので、移動ブロック44の移動範囲における右端又左端
の位置は押圧子74により規定されることになり、従つ
て、前記第1の実施例に示したストッパー38.38.
38′、38′のような位置規定手段を設けなくても済
むと共に、キャリッジ45がこれらストッパー38.3
8.38′、38′に当接する際の衝撃音の発生が無く
、また、移動ブロック44の移動方向の反転を滑らかに
行なうことができる。
(F−3,第3の実施例)[第7図] 第7図は本発明プリンターの第3の実施例77を示すも
のであり、この第3の実施例に示すプリンター77が第
1の実施例に示したプリンター1と相違するところは押
圧子を支持した走行体の形態のみである。
78及び79はその外周面に噛合歯が形成された歯付プ
ーリであり、その一方78はモータ27の回転軸27a
に固定され、他方79は連結板19に支持された支持軸
30に回転自在に支持されており、これら歯付プーリ7
8と79との間に無端状のタイミングベルト80が架は
渡されている。
81はタイミングベルト80の外側面から突設された連
結部であり、この連結部81に押圧子36の軸37の上
端部が挿入固定されている。
しかして、モータ27が回転すると、該モータ27の回
転軸27aに固定された歯付プーリ78が回転するので
、タイミングベルト80が走行されると共にそれと一体
的に押圧子36が移動され、それにより、押圧子36が
タイミングベルト80の両端の折返点間の2つの走行系
路のうち前側の往時走行系路上に位置している間はキャ
リッジ45の往時被押圧部53を押圧して移動ブロック
44を右方へ移動せしめ、押圧子36がタイミングベル
ト80の後側の復時走行系路上に位置している間はキャ
リッジ45の復時被押圧部54を押圧して移動ブロック
44を左方へ移動せしめることになる。
(F−4,第4の実施例)[第8図] 第8図は本発明プリンターの第4の実施例82を示すも
のであり、このプリンター82が前記第1の実施例に示
したプリンター1及び第2の実施例に示したプリンター
71と相違する点は押圧子の軸の一端寄りの部分を2本
のチェーンに支持した点のみである。
83.83′はモータ27の回転軸27aに固定された
駆動側のスプロケットホイールであり、上記回転軸27
aの軸方向に互いに相離間して配置されている。
また、84.84’は連結板19に支持された支持軸3
0に互いにその軸方向へ相離間して回転自在に支持され
た従動側のスプロケットホイールであり、これら従動側
のスプロケットホイール84.84′と上記駆動側のス
プロケットホイール83.83′との間に2本の無端状
のチェーン31.31’が架は渡されている。従って、
モータ27が回転すると2木のチェーン31.31′は
互いに同期して走行することになる。
そして、押圧子74を支持した軸76の上端部と中間部
が2本のチェーン31.31′に各別に連結されている
しかして、押圧子74がキャリッジ45の被押圧片72
.73を押圧するとその押圧の反力が押圧子74を支持
している軸76及び該軸76を支持しているチェーン3
1.31′に加えられることになるが、この実施例にお
いては軸76の上端部と中間部を2本のチェーン31.
31′により支持しているため、上記した反力を2本の
チェーン31.31′に分散させることができると共に
軸76が被押圧片72.73から逃げるように傾くのを
防止することができるので、押圧子74の移動力のキャ
リッジ45への伝達効率を高めることができると共にチ
ェーン31.31′の走行や穆勤ブロック44の移動等
をスムーズに行なわせることができる。
(F−5,第5の実施例)[第9図] 第9図は本発明プリンターの第5の実施例85を示すも
のであり、このプリンター85が前記第1の実施例に示
したプリンター1と相違する点は2木のチェーンを移動
ブロックの中央部を挟んで前後から平行に対向した状態
で配置すると共に押圧子の軸の両端部を上記2本のチェ
ーンに各別に支持させた点のみである。
(a、構造) 86.86′は回転軸であり、これら回転軸86.86
′は前後方向に延びる向きで、かつ、前後に離間した状
態で、可動フレーム16の左側の側板17から突設され
た図示しない支持板に回転自在に支持されており、互い
の近い方の端部にスプロケットホイール87.87′が
移動ブロック44の前後方向における長さより稍短い距
m離間して各別に固定され、互いの遠い方の端部にギヤ
88.88′が固定されている。
89は上記回転軸86.86′と平行に延びる状態で図
示しない軸受部材に回転自在に支持された駆動軸であり
、モータ27の回転軸と連結されると共に前記ギヤ88
.88′と各別に噛合したギヤ90.90′が固定され
ている。
91.91′は支持軸であり、これら支持軸91.91
′も前後方向に延びる向きで前後に離間した状態で可動
フレーム16の右側の側板17′から突設された図示し
ない支持板に固定されており、前記スプロケットホイー
ル87.87′と各別に対応した位置にスプロケットホ
イール92.92′が回転自在に支持されている。
そして、上記スプロケットホイール87.87′と92
,92’との間に無端状のチェーン31.31′が架は
渡されている。
従って、モータ27が回転すると、スプロケットホイー
ル87.87′は同期して回転されるので、2つのチェ
ーン31,31’が同期して走行されることになる。
尚、モータ27は、通常のプリント動作が行なわれると
きは前方から見て反時計回り方向へ連続して回転するよ
うになっており、従って、モータ27が回転すると、2
つのチェーン31.31′はこれらの両端の折返点間の
2つの走行系路のうち下側の往時走行系路上においては
右方へ向けて走行し、上側の復時走行系路上においては
左方へ向けて走行することになる。
尚、往時走行系路はキャリッジ45の上面より稍高いと
ころに位置している。
93は略円筒状を為す押圧子94が回転自在に支持され
た軸であり、前後方向に延びる向きで、その両端部が2
つのチェーン31.31′に各別に連結されている。
また、95及び96はキャリッジ45の主部46の上面
に固定された被押圧片であり、その左右から互いに平行
に対向した被押圧部95a、96aはチェーン31.3
1′の上下2つの走行系路間の間隔より超大ぎい高さを
有し、これら被押圧部95aと96aとの間に前記押圧
子94がこれら被押圧部95a、96aとの間に僅かな
間隙を有した状態で位置している。
(b、動作) そこで、チェーン31.31′が走行すると、押圧子9
4はチェーン31.31′の両端の折返点でその移動方
向を反転しながら左右方向へ8勤するので、この押圧子
94がチェーン31.31′の往時走行系路に沿って移
動する間はキャリッジ45に設けられた往時被押圧部9
5aを押圧して移動ブロック44を右方へ移動せしめ、
押圧子94がチェーン31.31′の復時走行系路に沿
って移動する間は復時被押圧部96aを押圧して移動ブ
ロック44を左方へ移動せしめることになり、これによ
り、移動ブロック44がガイド軸22.22に沿フて左
右方向へ往復移動されることになる。
尚、押圧子94はチェーン31.31′の往時走行系路
に沿って移動するときは実線で示すように被押圧部95
a、96aの下端部間に位置し、復時走行系路に沿って
移動するときは2点鎖線で示すように被押圧部95a、
96aの上端部間に位置し、チェーン31.31′の折
返点を移動する間に上記実線で示す高さから2点鎖線で
示す高さへ又はこれと反対に変位することになる。
しかして、この第5の実施例によれば、押圧子94を支
持している軸93はその両端部が同期して走行する2つ
のチェーン31と31′に支持されているため、移動ブ
ロック44を押圧することの反力による回転モーメント
が生ずることが無いので、その移動力の移動ブロック4
4の伝達効率が良く、また、チェーン31.31′等に
ねじれ方向の負荷が加えられることが無く、スムーズな
動作が行なわれる。
尚、上記した作用効果は、チェーン31.31′の代わ
りに前記第3の実施例に示したタイミングベルト80を
2つ使用することによっても得ることができる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明プリ
ンターは、プリントを行なうプリント部を備えると共に
案内部材に直線方向へ移動自在に支持された移動体をプ
リント紙に対して往復移動させることによりプリントを
行なうプリンターであフて、移動体にその移動方向に離
間した往時被押圧部と復時被押圧部を設けると共に、両
端の折返点間の2つの走行系路が移動体の移動方向と平
行な方向に延びるように配置された無端状の走行体と、
該走行体に固定され上記2つの走行系路の一方に位置に
し°ているときは移動体の往時被押圧部を押圧し他方の
走行系路に位置しているときは復時被押圧部を押圧する
押圧子を設けたことを特徴とする。
従って、本発明によれば、移動体を移動させるための走
行体の走行方向が常に一方向であっても移動体の移動方
向は走行体の折返点と対応する位置に来たところで逆転
するので、回転方向が常に一定である1個のモータによ
り移動体をプリント紙に対して直線方向へ往復移動させ
ることができる。
これにより、移動体を移動させるための駆動源であるモ
ータを連続して回転させることができるためプリント速
度を可及的に高めることができると共に消費電力を小さ
く抑えることができる。
しかも、移動体の被押圧部と押圧子との間に問題となる
ような摩耗が生ずることも無いので高い耐久性あるいは
信頼性を得ることができる。
尚、前記第2、第4及び第5の各実施例においては、押
圧子が移動体の2つの被押圧部の間に常にこれら被押圧
部と略接触した状態で位置するようにしたが、このよう
にすれば、移動体の位置は常に押圧子により保持される
ので、移動体の移動範囲における両端の位置を規定する
ためのストッパー等を設は無いで済むと共に移動体が上
記ストッパー等に衝突する際あるいは押圧子が被押圧部
に衝突する際の衝撃音の発生を防止することができ、か
つ、上記衝突によって移動体に衝撃が加えられるのを防
止することができる。
もっとも、第1及び第3の実施例に示したように、押圧
子が走行体の折返点を移動する間は移動体の被押圧部と
離れるようにすれば、押圧子が移動方向を変換する際の
移動体から受ける負荷を小さくすることができるのでモ
ータの負荷を小さく抑えることができる利点がある。
また、前記第5の実施例においては2つの走行体を平行
に配置してこれら2つの走行体に押圧子の両端部を支持
するようにしたが、このようにすることにより、押圧子
の移動力を移動体に対して少ないロスで充分に伝達する
ことができる。
そして、前記各実施例においては、本発明を加圧ローラ
を備えた移動体を感光フィルム及び顕色紙に対して往復
移動させることにより上記顕色紙に画像を現像する圧力
式プリンターに適用したものを示したが、本発明プリン
ターはこのような適用例に限らず、プリントを行なうプ
リント部を備えると共に案内部材に直線方向へ移動自在
に支持された移動体をプリント紙に対して往復移動させ
ることによりプリントを行なう各種のプリンターに適用
することができ、また、走行体の種類も前記したチェー
ンやベルトに限らず、ワイヤーロープその他のものであ
っても良く、更に、移動体の被押圧部は少なくとも該移
動体の移動方向に離間していて押圧子が走行体の折返点
間の2つの走行系路の一方に位置しているときと他方に
位置しているときとで押圧される方向が反対になる構造
を有していれば、長孔その他どのような形態であっても
良い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は本発明プリンターを圧力式プリンタ
ーに適用した第1の実施例を示すものであり、第1図は
一部を切断して示す要部の拡大斜視図、第2図は正面図
、第3図は平面図、第4図は第2図のIV−IV線に沿
う拡大断面図、第5図は第4図のV−V線に沿う拡大断
面図、第6図は本発明プリンターを圧力式プリンターに
適用した第2の実施例を一部を切り欠いて示す要部の斜
視図、第7図は本発明プリンターを圧力式プリンターに
通用した第3の実施例を一部を切断して示す要部の斜視
図、第8図は本発明プリンターを圧力式プリンターに適
用した第4の実施例を一部を切断して示す要部の斜視図
、第9図は本発明プリンターを圧力式プリンターに適用
した第5の実施例を一部を切断して示す要部の斜視図、
第10図及び第11図は従来のプリンターの各別の例を
示す概略斜視図である。 符号の説明 1・・・プリンター、  22・・・案゛内部材、31
・・・走行体、 36・・・押圧子、44・・・移動体
、 53・・・往時被押圧部、 54・・・復時被押圧部、 58.58′・・・プリント部、 67・・・プリント紙、 71・・・プリンター、 72a・・・往時被押圧部、 73a・・・復時被押圧部、 74・・・・押圧子、 77・・・プリンター、 80・・・走行体、82・・
・プリンター、 31.31′・・・走行体、 85・・・プリンター、 31.31′・・・走行体、 94・・・押圧子、 95a・・・往時被押圧部、 96a・・・復時被押圧部 出 願 人 ソニー株式会社 44  移動体 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 プリントを行なうプリント部を備えると共に案内部材に
    直線方向へ移動自在に支持された移動体をプリント紙に
    対して往復移動させることによりプリントを行なうプリ
    ンターであって、 移動体にその移動方向に離間した往時被押圧部と復時被
    押圧部を設けると共に、 両端の折返点間の2つの走行系路が移動体の移動方向と
    平行な方向に延びるように配置された無端状の走行体と
    、 該走行体に固定され上記2つの走行系路の一方に位置に
    しているときは移動体の往時被押圧部を押圧し他方の走
    行系路に位置しているときは復時被押圧部を押圧する押
    圧子を設けたことを特徴とするプリンター
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JP2020075456A (ja) * 2018-11-09 2020-05-21 沖電気工業株式会社 キャリッジユニット、印字装置及び自動取引装置

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