JPH01154820A - 歪取り装置 - Google Patents

歪取り装置

Info

Publication number
JPH01154820A
JPH01154820A JP31089987A JP31089987A JPH01154820A JP H01154820 A JPH01154820 A JP H01154820A JP 31089987 A JP31089987 A JP 31089987A JP 31089987 A JP31089987 A JP 31089987A JP H01154820 A JPH01154820 A JP H01154820A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
strain
rod
product
strain relief
distortion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31089987A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Ogata
尾方 良則
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP31089987A priority Critical patent/JPH01154820A/ja
Publication of JPH01154820A publication Critical patent/JPH01154820A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、アルミホイール等の丸物製品の非円形歪みを
自動的に矯正除去する歪取り装置に関するものである。
[従来の技術] アルミホイール等の鋳造品は、強度を向上させるために
鋳造後熱処理を行うことが通常に行われる。この熱処理
工程では、高温(500〜550℃)で溶体化処理後、
水または温水に浸漬して焼入するので焼入れ歪みと呼ば
れる歪みを生ずる。
この歪みは、例えば、外径400mmのホイールでは径
方向で最大1〜2Iも発生するため、機械加工前に歪み
矯正をしておく必要がある。歪み矯正方法としては、通
常下記の方法がとられている。
(1)手ハンマまたはハンドプレス(油圧)で内径部分
を叩くか、加圧して膨らませる。
(2)プレスでホイールの軸方向を加圧し、径方向の歪
みを矯正する(軸方向の歪みと径方向の歪みには相関が
あり、どちらか一方を矯正すると他方も矯正されること
が知られている)。
その他、焼入れ時の歪みを押えるために、ニーコンと呼
ばれるポリアルキレングリコールの液体を使用すること
も考えられるが、ニーコン液は非常に高価であり、付加
価値のさほど高くない製品に対してはコスト的に使用で
きない。
[解決しようとする問題点コ しかしながら、前述した手ハンマまたはハンドプレスに
よる方法は、人の勘に頼るためかなりの熟練を要する上
、非常に生産性が低い。
プレスにより軸方向を加圧する場合は、非常に大きな力
を要するため設備が大がかりになる。また、それぞれの
アイテム毎に歪み取り用の型を作る必要があり、コスト
アップとなる。
本発明は、上記の問題点を解決しようとするもので、人
手を要せず生産性が高く、かつ大がかりな設備を必要と
しない歪取り装置を得ることを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明の歪取り装置は、ロッドあるいは製品を把持する
把持機構のいずれかを前記製品円筒のほぼ中心点を中心
に所定トルクで回転可能に構成し、あわせて、前記ロッ
ドの伸長量を調整しながら前記回転可能な前記ロッドあ
るいは前記製品を把持する把持機構のいずれかが前記製
品に阻害されることなく回転可能か否かを検出すること
によって前記製品の歪みの有無を判定する歪み検出装置
が付加されたことを特徴としている。
[作用] 歪取り装置では一般に、歪み矯正機構と歪み計測機構と
は別個の装置となっている。もし、両者が一体化すれば
、歪み取り作業中の数回の矯正、計測、矯正の繰り返し
が装置の取り替えなしに行えて、作業能率の向上が期待
できる。
本発明は、上記の観点から、従来の手作業による歪み矯
正作業と矯正後の検査作業を、一つの簡単な装置で行お
うとするもので、歪み矯正作業での作動体である伸長ロ
ッドを、製品円筒内径より僅かに小さくした状態で、前
記製品円筒内に挿入し、前記製品か前記ロッドの何れか
を回転させるようにしており、同回転が摩擦なしにある
いは僅かな摩擦力のみで可能ならば、製品円筒が真円で
あり歪みがないと判断する歪み検出装置を設けて。
歪みが矯正された時点で自動的に歪取り作業が終了する
ようにしている。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を図面により詳細に説明する。
第1図は一実施例としての歪取り装置の模式的な側断面
図であって、1は歪み矯正をされ計測をされる円筒形製
品としての自動車用アルミホイール(以下、ワークとい
うことがある)、2はワーク1を載置し把持して自身も
回転する把持機構としての回転テーブル、3は回転テー
ブル2の回転中心にあってワーク1の位置決めを行うカ
ラー、4は回転テーブル2を回転駆動する油圧モータ、
5は内蔵する油圧シリンダによって長さが伸長収縮する
歪取りロッド、6は歪取りロッド5を上下に移動させる
歪取りロッド上下シリンダである。
第2図は同実施例の歪取り装置のブロック図であって、
7は歪取りロッド5の長さを計測し出力するリニアスケ
ール、7aはリニアスケール7のセンサ部分、8は回転
テーブル2の回転量を計測し出力するパルスジェネレー
タ、9〜11は歪み検出装置12の指令を油圧信号に変
換する第1〜第3の電磁弁、12は歪み検出装置である
第3図(a)〜(d)は歪み検出装置12の動作を示す
フローチャートである。
第3図(a)は、メインプログラムのフローチャートで
、 ステップ31では、ワーク1が回転テーブル2にセット
されてから図示しない動作開始釦が押されることによっ
て、一連の動作が開始され、歪み検出装置12は、まず
、上下シリンダ6を下降させる。
ステップ32では、図示しないリミットスイッチのオン
によって上下シリンダ6を所定位置で停止させる。
ステップ33では、歪取りロッド5を伸長する。
ステップ34では、歪取りロッド5が長さ Do−ΔD
になったかをリニアスケール7によって検出し、なった
らステップ36へ行く。ならないときは、 ステップ35で、回転テーブル2が左回転できるか調べ
て、できないときはステップ41へ行き、できるときは
、 ステップ36で、回転テーブル2を左回転させて、 ステップ37では、ワーク1に当るか否かを調べて、当
るならばステップ44へ行く。当らないならば、 ステップ38で、回転テーブル2が3600回転するま
で、ステップ36以降を繰り返す。360°回転したら
、 ステップ39で、回転テーブル2を停止させ、ステップ
40では、ブザーをONL、て終了を操作者に知らせて
、全工程を終了する。
ステップ41では、回転テーブル2を右回転させて、 ステップ42で、ワーク1に当るかを調べ、当らなけれ
ばステップ41を再度行い、当れば。
ステップ43で、左回転角βの検出を行う。A。
Bはサブプログラムの先頭、末尾を示す。
ステップ44では、右回転角αの検出を行う。
C,Dはサブプログラムの先頭、末尾を示す。
ステップ45では、歪取り矯正動作を行う。E。
Fはサブプログラムの先頭、末尾を示す。
第3図(b)は、左回転角β検出サブプログラムのフロ
ーチャートで、 ステップ46では、回転テーブル2を停止させて、 ステップ47で、回転テーブル2を左回転させる。
ステップ48では、ワーク1に当るかを調べて、当らな
ければステップ47以降を繰り返し、当れば、 ステップ49で、回転テーブル2を停止させる。
ステップ50では、停止位置の左回転角度βを記憶し、 ステップ51では、(β/2)+90’の演算を行う。
ステップ52では、歪取りロッド5を長さD工まで縮め
て、 ステップ53で、(β/2)+90@たけ右回転して、
サブプログラムを終了する。
第3図(c)は右回転角α検出サブプログラムのフロー
チャートで、 ステップ54では、回転テーブル2を停止させて、 ステップ55で、回転テーブル2を右回転させる。
ステップ56では、ワーク1に当るかを調べて、当らな
ければステップ55以降を繰り返す。当れば、 ステップ57で、回転テーブル2を停止させて、ステッ
プ58で、停止位置の右回転角度αを記憶し、 ステップ59では、(α/2)+90°の演算を行う。
ステップ60では、歪取りロッド5をD□まで縮めて、 ステップ61で、(α/2)+90°だけ左回転させて
、サブプログラムを終了する。
第3図(d)は歪取り矯正サブプログラムのフローチャ
ートで、 ステップ62で、歪取りロッド5を伸長する。
ステップ63では、ワーク1に当るか否かを調べて、当
らなければステップ62以降を繰り返す。
当れば、 ステップ64で、歪取りロッド5の伸長を停止する。
ステップ65では、停止時の歪取リロッド5の長さD2
を記憶する。
ステップ66では、D2+ (Do  D 2 )・n
、の演算を行う。
ステップ67では、歪取リロッド5を D2+(Da 
 Di)’nx まで伸ばす。
ステップ68では、t工時間の時間待ちをする。
ステップ69では、歪取りロッド5を縮めて、サブプロ
グラムを終了する。
本実施例の歪取り装置はこのように構成されており、以
下、自動車用ホイールを例にして、その動作を説明する
。なお、後述の第4〜6図はワーク1の歪みのある方向
を検知する方法を説明する模式図である。
11手動または、自動にてワーク1(自動車ホイール)
を回転テーブル2にセットする。
2、歪取りロッド5が下降し定位値で停止する。
3、回転テーブル2が360°回転し、ワーク1が歪取
りロッド5に当らないことを確認する。このときの歪取
りロッド5の長さは後記D工になるよう調整しておく。
Dl:最大予想歪時の短径寸法より小さい値4、歪取リ
ロッド5がワーク1の内面に接触するまで伸びる(第4
図、α。はワーク内面長径と歪取りロッド5のなす角度
)。
5、回転テーブル2およびワーク1が、ロッドに接触す
るまで左回転する(第5図)。その回転角度をβとする
もし、左回転できないときは右回転させるが、動作は左
回転と同様なので説明を省略する。
6、歪取りロッド5がD工まで縮む。
7、回転テーブル2が(β/2+90’ )右回転する
(第6図)。
8、歪取りロッド5がワーク1の内面に接触するまで伸
びる。そのときの歪取りロッドの長さをD2 とする。
D2:歪んだワークの短径 9、歪取りロッド5が(D2+(Do−D2)Xnt)
まで伸びる。
Do:図面内寸法(真円の内径) n1ニスプリングバツク量を加味して、矯正するための
荷重係数 ただし、Do、nlとも事前にインプットしておく。
10、定時間保持後、歪取りロッド5がり。−ΔDまで
縮む。定時間保持するのはワークに塑性歪みを与えるた
めである。
ΔD=歪み許容公差 11、回転テーブル2が360°回転する。
12、歪取りロッド5がワーク1に当らなければ歪取り
完了。当る場合は、当った位置で停止し、5項以降の動
作を繰り返す。
このようにして、本実施例の歪取り装置により、回転テ
ーブルにワークを載置したあとは、歪みの有無の測定と
歪み矯正作業とを自動的に行って、精度良く、かつ、短
時間で自動車アルミホイール焼入品の歪み矯正を行うこ
とができる。
[発明の効果] 本発明の歪取り装置は、ロッドあるいは製品を把持する
把持機構のいずれかを前記製品円筒のほぼ中心点を中心
に所定トルクで回転可能に構成し。
あわせて、前記ロッドの伸長量を調整しながら前記回転
可能な前記ロッドあるいは前記製品を把持する把持機構
のいずれかが前記製品に阻害されることなく回転可能か
否かを検出することによって前記製品の歪みの有無を判
定する歪み検出装置が付加されており、自動的に歪みの
有無の検知とその矯正を行うので、 (1)手作業による歪取りに比し生産性が高い。
(2)作業者の熟練度を必要としない。
(3)大型のプレスを必要とせず、設備コストが安い。
(4)矯正の再現性がよく、製品品質が安定する。
等製造コスト、製品品質上価れた効果があり、大きな経
済的利益を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例としての歪取り装置の模式的な側断面
図、第2図は同実施例の歪取り装置のブロック図、第3
図(a)〜(d)は歪み検出装置の動作を示すフローチ
ャート、第4〜6図は歪み方向を検知する方法を説明す
る模式図である。 1は円筒形製品としての自動車用アルミホイール、2は
把持機構としての回転テーブル、3はカラー、4は油圧
モータ、5は歪取りロッド、6は歪取りロッド上下シリ
ンダ、7はリニアスケール、7aはリニアスケールのセ
ンサ部分、8はパルスジェネレータ、9〜11は第1〜
第3の電磁弁、12は歪み検出装置。 特許出顕六 株式会社 神戸製鋼所 代理人  弁理士  小 林  傅 第1図 第2図 第3図 (b) 第3図 (C) 第3図 (d) 第4図        第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒形製品の円筒内部に挿入された後に伸長して
    前記円筒製品の非円形歪みを矯正する棒状のロッドを有
    する歪取り装置において、前記ロッドあるいは前記製品
    を把持する把持機構のいずれかを前記製品円筒のほぼ中
    心点を中心に所定トルクで回転可能に構成し、あわせて
    、前記ロッドの伸長量を調整しながら前記回転可能な前
    記ロッドあるいは前記製品を把持する把持機構のいずれ
    かが前記製品に阻害されることなく回転可能か否かを検
    出することによって前記製品の歪みの有無を判定する歪
    み検出装置が付加されたことを特徴とする歪取り装置。
JP31089987A 1987-12-10 1987-12-10 歪取り装置 Pending JPH01154820A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31089987A JPH01154820A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 歪取り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31089987A JPH01154820A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 歪取り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01154820A true JPH01154820A (ja) 1989-06-16

Family

ID=18010723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31089987A Pending JPH01154820A (ja) 1987-12-10 1987-12-10 歪取り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01154820A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018022A2 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Pogliani & Rivolta S.P.A. Apparatus and method for restoring the centering of tire rims

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008018022A2 (en) * 2006-08-09 2008-02-14 Pogliani & Rivolta S.P.A. Apparatus and method for restoring the centering of tire rims
WO2008018022A3 (en) * 2006-08-09 2008-06-19 Luca Barisonzo Apparatus and method for restoring the centering of tire rims

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2947362B2 (ja) チューブの曲げ装置
EP3650135B1 (en) Wheel end surface detection and correction device
US4144730A (en) Production workpiece straightening system
JP3382048B2 (ja) パイプの真円度矯正用クランプ装置
JPH01154820A (ja) 歪取り装置
JPS61108425A (ja) リング体の形状修正装置
US7162903B2 (en) Shaft truing system
JP4506766B2 (ja) Uベンド管のマーキング方法およびオンライン精整処理設備
JP4170529B2 (ja) 軸受部材の芯合せ機構および嵌装装置
US3823588A (en) Method and system for straightening large diameter shafts by selective cold rolling
US3992914A (en) Rolling operations
JPH03155414A (ja) 管体形状矯正装置
CN110989484B (zh) 一种稳定杆自动定位控制系统
JP4337301B2 (ja) 車輪支持用ハブユニットの製造方法
KR200185484Y1 (ko) 코일 내경 불량부 자동 교정 장치
US3699792A (en) Process and apparatus for correcting irregularities in the circularity of rings
JP2618127B2 (ja) 管の楕円矯正方法
JPH07124649A (ja) ホイールリムの歪み取り装置
JPH0924422A (ja) 曲げ加工された形材の曲げ形状矯正方法
JPS61255720A (ja) 自動振れ修正装置
JP2608656B2 (ja) 鋼管矢板の管端部真円矯正装置
US3474650A (en) Straightening machine
KR19990019660U (ko) 열처리 공작물의 변형량 교정장치
CN215883063U (zh) 一种二维码自动刻印和检测设备
CN105258631A (zh) 具有自动标记功能和电控定位功能的齿圈圆度检测机