JPH07124649A - ホイールリムの歪み取り装置 - Google Patents

ホイールリムの歪み取り装置

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JPH07124649A
JPH07124649A JP30353893A JP30353893A JPH07124649A JP H07124649 A JPH07124649 A JP H07124649A JP 30353893 A JP30353893 A JP 30353893A JP 30353893 A JP30353893 A JP 30353893A JP H07124649 A JPH07124649 A JP H07124649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distance sensor
press
wheel rim
wheel
rim
Prior art date
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Pending
Application number
JP30353893A
Other languages
English (en)
Inventor
Hachiro Ogawa
八郎 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Tec Corp
Original Assignee
Asahi Tec Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Tec Corp filed Critical Asahi Tec Corp
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Publication of JPH07124649A publication Critical patent/JPH07124649A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホイールリムの歪みを自動的にかつ正確に矯
正することのできる歪み取り装置の提供を目的とする。 【構成】 ホイール載置台13の上方にプレス27及び
距離センサ17を配置する。プレス27及び距離センサ
17を上下動用シリンダによりホイールAのリム上端側
内部に下降させる。モータにより距離センサ17を回転
させてホイールAの内半径を測定する。測定結果に基い
て検出した短径部分を測定結果に基いて算出したつぶれ
度に応じてプレス27により押圧して拡径する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車に用いられるホイ
ールのリムに生じる歪みを矯正する歪み取り装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車用ホイールとしては鋳造ホイール
や鍜造ホイールが用いられているが、このようなホイー
ルでは鋳造時の型歪み及び熱歪みや熱処理時の熱歪みに
よって製造段階でリムが非円形に歪むことが多い。リム
に歪みが生じ、旋削後にも真円形にならない場合にはタ
イヤを安定した状態で支持することができないので、ホ
イール製造時にリムの歪み量の測定作業及び測定結果に
基いた歪みの矯正作業が必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この歪み量の測定作業
及び歪みの矯正作業はゲージと矯正具とを用いて人手に
より行われているので、正確な測定及び矯正が困難であ
り、しかも作業能率が良くない。
【0004】そこで、本発明はホイールリムの歪みを自
動的にかつ正確に矯正することのできる歪み取り装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明のホイールリムの歪み取り装置は、ホイール
リムの内径を測定するための距離センサと、この距離セ
ンサの測定結果に基いてホイールリムの内面を押圧する
ためのプレスと、距離センサ及びプレスをホイールリム
の一端側内部に下降させる下降手段と、下降した距離セ
ンサ及びプレスを回転させる回転手段とを備えていて、
距離センサは回転しながらホイールリムの一端側内径を
測定し、プレスは距離センサの測定結果に基いて検出さ
れた短径部分をつぶれ度に応じて押圧して拡径させるも
のである。距離センサとプレスの下降は別々の手段を用
いて行ってもよく、また距離センサとプレスの回転も別
々の手段を用いて行うことができる。矯正対象となるホ
イールリムには、ディスクが一体的に形成されているも
のだけでなく、例えば、ディスクが未だ溶接又はボルト
止めされていないものも含まれる。
【0006】プレスを、ホイールリムの短径部分を押圧
するための先端部と、短径部分の反対側部に押し付けら
れる後端部とから構成し、この後端部を短径部分の反対
側部と周方向に離れた複数箇所で接触させることは効果
的である。
【0007】
【作用】距離センサによる測定結果から径の短い部分、
すなわちつぶれた部分及びつぶれ度が検出され、プレス
はこのつぶれた部分を押圧できる位置に回転し、つぶれ
度に応じてつぶれた部分を外側に変形させる。
【0008】プレスは先端部がホイールリムの短径部分
に、後端部が短径部分の反対側部に接触した状態で伸長
する。後端部は短径部分の反対側部と周方向に離れた複
数箇所で接触しているので、後端部の押圧力は分散す
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0010】図1は本発明に係るホイールリムの歪み取
り装置の平面図である。
【0011】ガイド1にはチャック3が左右方向にスラ
イドできるように取り付けられていて、このチャック3
は開閉用シリンダ5の作動によりセンタ部材7を中心に
開閉する。センタ部材7にはスライド用シリンダ9のロ
ッド11先端が取り付けられていて、チャック3はこの
スライド用シリンダ9の作動によるセンタ部材7のガイ
ド1に沿うスライドにともなってホイール載置台13の
上方まで移動する。ガイド1は両端位置に配置された持
上げ用シリンダ15,15の作動により上下方向に移動
する。
【0012】チャック3が開状態にあるときに矢印X方
向からディスク側を下にしてホイールA(図2参照)が
運ばれると、開閉用シリンダ5が作動してチャック3は
ホイールAのリムを挟み付ける。この状態で持上げ用シ
リンダ15,15が作動し、ついでスライド用シリンダ
9が作動すると、チャック3はホイールAをホイール載
置台13の上方に搬送する。ホイールAがホイール載置
台13の上方に移動して停止すると、持上げ用シリンダ
15,15が再び作動してホイールAがホイール載置台
13上に載るまでガイド1を下降させる。
【0013】なお、歪みを取りやすくするためにホイー
ルAは溶体化処理後、時効処理前の変形しやすい状態の
時にチャック3内に運ばれる。
【0014】ホイール載置台13の上方には距離センサ
17(図2参照)が配置されていて、この距離センサ1
7は上下動用シリンダ19(下降手段)の作動により支
柱21に沿って上下動し、モータ23(回転手段)の作
動により回転する。
【0015】ホイールAがホイール載置台13上にディ
スクの中心を距離センサ17の回転中心に一致させた状
態で載せられると、上下動用シリンダ19の作動により
距離センサ17がホイールAのリム上端より多少下側ま
で下降する。この状態でモータ23が作動して距離セン
サ17が回転しながらホイールAのリム上端側内半径
(ここでは距離センサ17と内面との距離)を全周にわ
たって測定する。距離センサ17の回転角度はロータリ
ーエンコーダ25によって検出される。距離センサ17
によりホイールAのリム上端側内半径が測定されると、
内半径の平均値が算出され、この平均値よりも所定値以
上短い内半径の部分が短径部分として認識される。
【0016】ホイール載置台13の上方にはまた、短径
部分を押圧するためのプレス27(図3参照)が配置さ
れていて、このプレス27は上下動用シリンダ19の作
動により距離センサ17とともに支柱21に沿って上下
動し、モータ23の作動により距離センサ17とともに
回転する。
【0017】なお、図中29は回転用駆動ベルトであ
る。
【0018】図2はホイールリムの歪み取り装置の正面
図である。
【0019】センタ部材7には揺動アーム31が取り付
けられ、この揺動アーム31の一端とチャック3の一方
とは連結アーム33によって接続され、他端とチャック
3の他方とは連結アーム35によって接続されている。
揺動アーム31の一端にはまた、開閉用シリンダ5のロ
ッド37先端が接続されていて、ロッド37の収縮によ
り揺動アーム31が揺動してチャック3が閉状態となる
(仮想線参照)。
【0020】なお、図中39は距離センサ17及びプレ
ス27の下降位置を特定するための高さセンサである。
【0021】図3はホイールリムの歪み取り装置の側面
図である。
【0022】距離センサ17及びプレス27は上下方向
の中心がホイールAの上端から10mm乃至20mm下
側に位置するように下降する(仮想線参照)。ホイール
Aの下側はディスクにより規制されて歪みが少なく、距
離センサ17及びプレス27をリム上端から20mmを
越えて下降させても正確に歪みを測定し矯正することが
できない。そして、プレス27は油圧ライン41からの
油圧により伸長する。
【0023】図4はプレス27の伸長状態を示す図であ
る。
【0024】モータ23により短径部分Bを拡径できる
位置に回転したプレス27の先端部43は短径部分Bを
押圧し、後端部45は短径部分Bの反対側部Cに押し付
けられるが、後端部45は反対側部Cと周方向に離れた
2点D,Eで接触している。プレス27は距離センサ1
7の測定結果に基いて算出された内半径平均値まで短径
部分Bを拡径できるように伸長するが、プレス作業が終
了した後にもう一度距離センサ17を回転させて内半径
の測定を行い、短径部分Bがスプリングバックによって
十分に拡径されていない場合にはプレス27によって再
度拡径する。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のホイール
リムの歪み取り装置を用いれば、ホイールリムの短径部
分をつぶれ度に応じて自動的に拡径できるので、歪みを
正確にかつ効率よく矯正することができる。
【0026】プレスをホイールリムの短径部分を押圧す
るための先端部と、短径部分の反対側部に押し付けられ
る後端部とから構成すれば、プレス時にホイールリムを
強固に固定する特別の固定手段を設ける必要がなく、設
備の簡素化を図ることができる。そして、プレスの後端
部を短径部分の反対側部と周方向に離れた複数箇所で接
触させれば、後端部の押圧力を分散させて反対側部が変
形しないように短径部分のみを拡径することができるの
で、ホイールリムの歪みを正確に矯正することが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るホイールリムの歪み取り装置の平
面図である。
【図2】ホイールリムの歪み取り装置の正面図である。
【図3】ホイールリムの歪み取り装置の側面図である。
【図4】プレスの伸長状態を示す図である。
【符号の説明】
17 距離センサ 19 上下動用シリンダ(下降手段) 23 モータ(回転手段) 27 プレス 43 先端部 45 後端部 A ホイール B 短径部分 C 反対側部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホイールリムの内径を測定するための距
    離センサと、この距離センサの測定結果に基いてホイー
    ルリムの内面を押圧するためのプレスと、前記距離セン
    サ及びこのプレスをホイールリムの一端側内部に下降さ
    せる下降手段と、下降した前記距離センサ及び前記プレ
    スを回転させる回転手段と、を備えていて、 前記距離センサは回転しながらホイールリムの一端側内
    径を測定し、前記プレスは前記距離センサの測定結果に
    基いて検出された短径部分をつぶれ度に応じて押圧して
    拡径させる、 ことを特徴とするホイールリムの歪み取り装置。
  2. 【請求項2】 前記プレスは、ホイールリムの短径部分
    を押圧するための先端部と、短径部分の反対側部に押し
    付けられる後端部と、から構成され、この後端部は短径
    部分の反対側部と周方向に離れた複数箇所で接触するこ
    とを特徴とする請求項1記載のホイールリムの歪み取り
    装置。
JP30353893A 1993-11-08 1993-11-08 ホイールリムの歪み取り装置 Pending JPH07124649A (ja)

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Cited By (5)

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